JP2005102660A - 三重の複合材料層を具える生食品成型設備 - Google Patents
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Abstract
【課題】三重の複合材料層を具える生食品成型装置を提供する。
【解決手段】
左右対称に架設した2個のホッパ10により下へ向けて生地を移送し、左右対称に架設した一対のシンク22、通路23から構成される食材移送装置により生地の連続して複合器へ送り込み、その複合器はメインシリンダ52、、中間シリンダ60、内シリンダ65を同心状に重ねて構成され、左右からの生地はこれらの中間に形成された縦方向通路56、652を通り、また、複合器上方のホッパー69から送り込まれた餡材は、内シリンダ内を圧送されて押し出され、外ノズルの間から連続して円柱体生食品を排出されてその生食品は餡材からなる内層、生地からなる中層、外層素材の三重の素材で構成される。
【選択図】 図7
【解決手段】
左右対称に架設した2個のホッパ10により下へ向けて生地を移送し、左右対称に架設した一対のシンク22、通路23から構成される食材移送装置により生地の連続して複合器へ送り込み、その複合器はメインシリンダ52、、中間シリンダ60、内シリンダ65を同心状に重ねて構成され、左右からの生地はこれらの中間に形成された縦方向通路56、652を通り、また、複合器上方のホッパー69から送り込まれた餡材は、内シリンダ内を圧送されて押し出され、外ノズルの間から連続して円柱体生食品を排出されてその生食品は餡材からなる内層、生地からなる中層、外層素材の三重の素材で構成される。
【選択図】 図7
Description
本発明は三重の複合材料層を具える生食品成型装置に関し、特に内層、中層、外層の異なる素材から成る円柱形生地及び球形生食品を製造できる三重の複合材料層を具える生食品成型装置に関する。
公知の二層の素材の製造及び食材移送技術は、早期には特許文献1(例えば、特開平6−217675「成形食品製造方法とそのための装置」、特開平5−317021号公報「縦縞押出機」など)以下のように、製造される円柱体生食品は内層を餡材、外層を練皮とし、練皮の表面に直線状の装飾紋を施してあり、その円柱状食品を「切断及び成型装置」によって切断成型して大小異なる2つの球形を組み合わせた食品としていたが、成型後の食品は、内外二層の素材から成り、第三層の素材で包まれてはいない。
また、特許文献2〜6記載のように(1998年レオン自動機株式会社申請の特許「包被切断し且つ球形製品に成形できる設備」、1999年レオン自動機株式会社申請の特許「二層食品送り方法と装置」、同じく、レオン自動機株式会社申請の特許「包餡機」及び「二層の食品製品製造設備」など)、皮と内層餡材を有する球形食品(パン、肉まんなど)を製造し、水平に架設した二本のスクリューを利用して生地(或いは餡材)を水平式に駆動してベーンポンプに移送してベーンポンプの回転によって生地(或いは餡材)の進行方向を変えるもの、同様に水平に架設した二本のスクリューによってシンク内の生地を一方向に前進させ、ベーンポンプの中継で素材を移送して生地の進行方向を変えることができ、生地を所定方向に沿って成形装置内に送り込み、内層に餡材、外層を外皮という二層の素材から成る円柱形生地を成形排出するものなどがある。
また、特許文献2〜6記載のように(1998年レオン自動機株式会社申請の特許「包被切断し且つ球形製品に成形できる設備」、1999年レオン自動機株式会社申請の特許「二層食品送り方法と装置」、同じく、レオン自動機株式会社申請の特許「包餡機」及び「二層の食品製品製造設備」など)、皮と内層餡材を有する球形食品(パン、肉まんなど)を製造し、水平に架設した二本のスクリューを利用して生地(或いは餡材)を水平式に駆動してベーンポンプに移送してベーンポンプの回転によって生地(或いは餡材)の進行方向を変えるもの、同様に水平に架設した二本のスクリューによってシンク内の生地を一方向に前進させ、ベーンポンプの中継で素材を移送して生地の進行方向を変えることができ、生地を所定方向に沿って成形装置内に送り込み、内層に餡材、外層を外皮という二層の素材から成る円柱形生地を成形排出するものなどがある。
これらの装置で成形する円柱形の生地は内部の餡材と外皮の二層のみであって、水平に架設した二本のスクリューと生地の前進方向を変えるベーンポンプを利用し、ノズルとの組み合わせで二層の分布をもつ円柱形生地或いは球形食品(パン、中華まんなど)を製造できる。
しかしこれらの公知技術によって製造する「円柱形生地」或いは「球形食品」は全て二層の素材から構成されるのみで、三層以上の素材層の円柱形生地及び球形食品の生産は難しく、消費者の多様な食品ニーズに応えられない。
また、上記特許の食材移送構造は、生地の進行及び方向変換のルートが長く、高グルテン生地の前進移動に際して誘導される軌道方向が無く、摩擦力が増大して流動性が悪く、下流の食品成形の品質信頼性に大きく影響する。
また、上記特許の食材移送構造は、生地の進行及び方向変換のルートが長く、高グルテン生地の前進移動に際して誘導される軌道方向が無く、摩擦力が増大して流動性が悪く、下流の食品成形の品質信頼性に大きく影響する。
上記の問題点に鑑み、生地(或いは餡材)がスムーズに成形設備へ移送され、行程を効果的に短縮し、且つ三重の素材層を複合した生円柱体食品及び球形品を成形することを課題とする。
三重の素材層を複合する生食品成形設備を提供する。
左右対称に架設した2個のホッパにより下へ向けて生地を移送し、左右対称に架設した2個の食材移送装置によりホッパから導入した生地を収容し、生地の方向を変換して連続して複合器へ送り込み、その複合器はメインシリンダ、中間シリンダ、内シリンダを重ねて構成し、その下端にそれぞれ内、外ノズルを接続し、複合器が生地を受け入れて内、外ノズルの間から連続して円柱体生食品を産出するようにし、その生食品は内層、中層、外層素材の三重の素材で覆い包まれる。
左右対称に架設した2個のホッパにより下へ向けて生地を移送し、左右対称に架設した2個の食材移送装置によりホッパから導入した生地を収容し、生地の方向を変換して連続して複合器へ送り込み、その複合器はメインシリンダ、中間シリンダ、内シリンダを重ねて構成し、その下端にそれぞれ内、外ノズルを接続し、複合器が生地を受け入れて内、外ノズルの間から連続して円柱体生食品を産出するようにし、その生食品は内層、中層、外層素材の三重の素材で覆い包まれる。
本発明により、三重の素材層で包み込んで複合する生円柱体食品及び球形食品を製造成形できる。また、固形餡材或いは粉状餡材を移送して円柱体生食品の内層材料を形成する。更に、生地(或いは餡材)が送り込まれる三重素材の成形設備の行程が短縮され且つ移動がスムーズにになり、高グルテン生地或いは流動性が悪い餡材を移送できる。
図1、2、6、7に示すように、本発明の設備は以下を含む。
少なくとも2個の且つ縦方向に配置したホッパ10一組を具え、ホッパは錘形筒状を呈し、内部に羽根111を有する移送スクリュー11を設置することができ、生地Aをホッパ10内で上から下に向かって投入移送できる。
少なくとも2個の且つ水平方向に連結した食材移送装置20一組を、それぞれホッパ10の下方に連通して設け、図2、3、5に示すように各食材移送装置20は、以下を含む。
縦方向のAシンク22を具え、シンク壁面に通路23を設け、Aシンク22側辺に隣接して縦方向のBシンク25を設け、そのシンク壁面に縦方向のリブ山251と谷252を設け、また食材導入口26によってAシンク22と通じ、Bシンク25の上シンク口とホッパ10とを連通させ、生地Aは縦軸廻りに回転する移送スクリュー11によって上から下向きにBシンク25内に導入され、水平方向に向きを変えて食材導入口26からAシンク22内に移送される(図9に示す)。
縦軸廻りに回転するベーンポンプ28をAシンク22内に設置して推進器を形成し、これによりAシンク22内の生地Aの方向を変えて食材導入口26の生地Aを連続して通路23内に送り込む。
少なくとも2個の且つ縦方向に配置したホッパ10一組を具え、ホッパは錘形筒状を呈し、内部に羽根111を有する移送スクリュー11を設置することができ、生地Aをホッパ10内で上から下に向かって投入移送できる。
少なくとも2個の且つ水平方向に連結した食材移送装置20一組を、それぞれホッパ10の下方に連通して設け、図2、3、5に示すように各食材移送装置20は、以下を含む。
縦方向のAシンク22を具え、シンク壁面に通路23を設け、Aシンク22側辺に隣接して縦方向のBシンク25を設け、そのシンク壁面に縦方向のリブ山251と谷252を設け、また食材導入口26によってAシンク22と通じ、Bシンク25の上シンク口とホッパ10とを連通させ、生地Aは縦軸廻りに回転する移送スクリュー11によって上から下向きにBシンク25内に導入され、水平方向に向きを変えて食材導入口26からAシンク22内に移送される(図9に示す)。
縦軸廻りに回転するベーンポンプ28をAシンク22内に設置して推進器を形成し、これによりAシンク22内の生地Aの方向を変えて食材導入口26の生地Aを連続して通路23内に送り込む。
三重の食材の円柱体90生食品を産出する複合器50一組を設け、図3、4に示すように複合器50は以下を含む。
左、右入口52、54と縦方向通路56を具えるメインシリンダ51を設け、
縦方向通路62と横方向入口63を具える中間シリンダ60を設け、中間シリンダ60をメインシリンダ50の縦方向通路56内に挿入して設置し、
縦方向通路651を具える内シリンダ65を中間シリンダ60の縦方向通路62内に挿入設置し、内シリンダ65と中間シリンダ60の間に内環状通路652を形成し、筒状のホッパ69をこれらの上部に設けて内シリンダ65の上端口部に接続し、内シリンダ65の内壁にリブ山653と谷654を設け、
縦方向の内導入口661を具える内ノズル66を中間シリンダ60の下出口端に固定接続し、
内導入口681を具える外ノズル68をメインシリンダ51の縦方向通路56の下出口端に固定接続し、内ノズル66と外ノズル68の壁面間に外環状通路682を形成する。
羽根72を有する移送スクリュー70をホッパ69内及び内シリンダ65の縦方向通路651内に着脱可能に接続し、餡材Bをホッパ69から投入し、移送スクリュー70は餡材Bを上から下へ導入し、内シリンダ65の出口端から搬出して円柱体90の内層材91を形成する(図8に示す)。
生地Aは左右対称の二つの通路23を通ってメインシリンダ51の左、右入口52、54へ送り込まれ、メイン生地Aは水平方向に中間シリンダ60の外壁に当たって方向を変えられ、縦方向にメインシリンダ51の縦方向通路56内を下向きに移動し、外環状通路682を通って搬出され、円柱体90生食品の外層材92を形成する。
サブ生地Aは水平方向に中間シリンダ60の横向き入口63を通過して内シリンダ65の外壁に当たって内環状通路652を下向きに移動して搬出され、円柱体90生食品の中層材93を形成することにより、円柱体90が三重の材料の複合を有して連続して搬出される。
左、右入口52、54と縦方向通路56を具えるメインシリンダ51を設け、
縦方向通路62と横方向入口63を具える中間シリンダ60を設け、中間シリンダ60をメインシリンダ50の縦方向通路56内に挿入して設置し、
縦方向通路651を具える内シリンダ65を中間シリンダ60の縦方向通路62内に挿入設置し、内シリンダ65と中間シリンダ60の間に内環状通路652を形成し、筒状のホッパ69をこれらの上部に設けて内シリンダ65の上端口部に接続し、内シリンダ65の内壁にリブ山653と谷654を設け、
縦方向の内導入口661を具える内ノズル66を中間シリンダ60の下出口端に固定接続し、
内導入口681を具える外ノズル68をメインシリンダ51の縦方向通路56の下出口端に固定接続し、内ノズル66と外ノズル68の壁面間に外環状通路682を形成する。
羽根72を有する移送スクリュー70をホッパ69内及び内シリンダ65の縦方向通路651内に着脱可能に接続し、餡材Bをホッパ69から投入し、移送スクリュー70は餡材Bを上から下へ導入し、内シリンダ65の出口端から搬出して円柱体90の内層材91を形成する(図8に示す)。
生地Aは左右対称の二つの通路23を通ってメインシリンダ51の左、右入口52、54へ送り込まれ、メイン生地Aは水平方向に中間シリンダ60の外壁に当たって方向を変えられ、縦方向にメインシリンダ51の縦方向通路56内を下向きに移動し、外環状通路682を通って搬出され、円柱体90生食品の外層材92を形成する。
サブ生地Aは水平方向に中間シリンダ60の横向き入口63を通過して内シリンダ65の外壁に当たって内環状通路652を下向きに移動して搬出され、円柱体90生食品の中層材93を形成することにより、円柱体90が三重の材料の複合を有して連続して搬出される。
図12、13に示すように、内シリンダ65の内壁面は複数のリブ山653と谷654を形成し、中央に回転軸751を着脱可能に設けるプレートベース75を内シリンダ65上に架設し、プレートベース75上にガイド孔752を設けて内シリンダ65の縦方向通路651と通じさせ、複数個の食材投入口761を開口する回転プレート76を回転軸751上に穿接固定し、回転プレート76を回転して食材投入口761の一つづつをプレートベース75のガイド孔752に対応連通させることができる。
エアシリンダー77を食材投入口761の上方に架設し、そのピストン771は食材投入口761及びガイド孔752から縦方向通路651内に進入し、一定間隔を上下動する。
エアシリンダー77を食材投入口761の上方に架設し、そのピストン771は食材投入口761及びガイド孔752から縦方向通路651内に進入し、一定間隔を上下動する。
複合器50下方に切断装置80を架設し(図10,11)、円柱体90生食品が連続して切断装置80の中央穿孔82内に入り、切断装置80内の複数のシャッタ84がスライドし、中央穿孔82が閉じて円柱体90生食品を切断し、擬似球形生食品95に成型し、球形生食品95はコンベア98上に落下して搬送され、その球形生食品95は内、中、外層材91、93、92の分布した構造を具える。
二つのホッパ10の内壁面にそれぞれ複数の線形谷14を形成し、生地Aの二つのホッパ10内における上から下向きの流動を助け、生地Aの流動を増進し、進行方向のガイドとなる。
Bシンク25とAシンク22のシンク底面は高低落差Lを形成して、Bシンク25内の生地Aが迅速にAシンク22内に導入されるようにする。
餡材Bは乾燥粉状の餡材或いは固形餡材B1とすることができる。
図9に示すように、通路23の中心を延伸する仮想線SとBシンク25の中心を延伸する仮想線S1の内角θは95°〜130°の間である。
Bシンク25とAシンク22のシンク底面は高低落差Lを形成して、Bシンク25内の生地Aが迅速にAシンク22内に導入されるようにする。
餡材Bは乾燥粉状の餡材或いは固形餡材B1とすることができる。
図9に示すように、通路23の中心を延伸する仮想線SとBシンク25の中心を延伸する仮想線S1の内角θは95°〜130°の間である。
図1、3に示すように、グルテンを有し軟性且つ流動可能な生地Aを二つのホッパ10内に投入し、軟性餡材Bをホッパ69内に投入し、移送スクリュー11、70がそれぞれ縦軸廻りに回転して、生地Aをホッパ10内から下へ移送し、生地AをBシンク25内に送り込む(図9に示す)。谷14、252及びリブ山251の構造が生地Aの進行方向のガイドとなって、ホッパ10からBシンク25への流動がスムーズになり、生地Aがホッパ10内とBシンク25内で行ったり来たりする状況が最小限に減少される。
図2、3に示すように、2個のベーンポンプ28は複数の板状羽根281を回転できる軸カバー282の挿入溝283上に移動可能に挿入接続し、軸カバー282は偏心軸廻りに回転する羽根281のAシンク22内における偏心回転軸として、Bシンク25内で移動中の生地Aの進行方向を変え、連続して一定方向に送り込み、通路23を通過してそれぞれメインシリンダ51の左、右入口52、54から侵入させる。
図5に示すように、A、Bシンク22、25のシンク底表面には高度差Lがあり、Bシンク25内の生地Aを経路に従ってAシンク22の方向へ流動させる。図8に示すように、右入口54からメインシリンダ51に進入した生地Aは、中間シリンダ60の外壁面にぶつかると縦方向通路56に沿って外環状通路682へと下向きに流動し、メインシリンダ51下出口端から搬出されて、円柱体90の外層材92を形成する。左入口52から進入した生地Aの一部は縦方向通路56及び外環状通路682を進行中に右入口54から進入した生地Aと混ざり一体化する。また、別の一部の生地Aは横方向入口63から進入し、内環状通路652に沿って下へ流動し、メインシリンダ51の下出口端から搬出されて円柱体90の中間材料93を形成する。
図5に示すように、A、Bシンク22、25のシンク底表面には高度差Lがあり、Bシンク25内の生地Aを経路に従ってAシンク22の方向へ流動させる。図8に示すように、右入口54からメインシリンダ51に進入した生地Aは、中間シリンダ60の外壁面にぶつかると縦方向通路56に沿って外環状通路682へと下向きに流動し、メインシリンダ51下出口端から搬出されて、円柱体90の外層材92を形成する。左入口52から進入した生地Aの一部は縦方向通路56及び外環状通路682を進行中に右入口54から進入した生地Aと混ざり一体化する。また、別の一部の生地Aは横方向入口63から進入し、内環状通路652に沿って下へ流動し、メインシリンダ51の下出口端から搬出されて円柱体90の中間材料93を形成する。
餡材Bを別のホッパ69内に投入し、移送スクリュー70の回転により餡材Bを下へ移送して、餡材Bが縦方向通路651内を下へ流動するようにする。リブ山653と谷654の構造は、餡材Bが縦方向通路651内を流動時に、軌道に沿った流動とし、餡材Bを縦方向通路651内で上から下へ向かってスムーズにい流動させる。
餡材Bは内シリンダ65下端から搬出後、円柱体90内の内層材91を形成する。以上により、内、中、外層材91、93、92が層状に複合された円柱体90が連続して産出される。
餡材Bは内シリンダ65下端から搬出後、円柱体90内の内層材91を形成する。以上により、内、中、外層材91、93、92が層状に複合された円柱体90が連続して産出される。
図8、9に示すように、餡材Bは軟性(水分を含んだ)餡材に限られない。乾燥粉状の餡材Bも効果的に搬出され、乾燥餡材B(ピーナツ粉など)はホッパ69内で移送スクリュー70により推進され、乾燥粉状餡材Bを上から下へ移送し、加えて線状リブ山653及び谷654の構造によって、乾燥粉状餡材Bが縦方向通路651を下へ移送される際に方向のガイドとなり、乾燥粉状餡材Bの搬出の安定性を増進する。最後に乾燥粉状餡材Bを円柱体90の内層材91に形成することができる。
図12に本発明の別の実施例、固形餡材の充填を示す。この場合移送スクリュー70やホッパ69は取り外してよい。縦軸廻りに回転する回転軸751が円形回転プレート76を駆動し、固定されたプレートベース75上で回転運動して、一定角度回転する。この時複数の食材投入口761内にそれぞれ固形餡材B1を投入し、食材投入口761がガイド孔752に対応すると、回転軸751及び円形回転プレート76は暫時回転を停止する。図13に示すように、エアシリンダー77が作動し、ピストン771が上定点から下定点へ移動し、固形餡材B1(調理済み卵黄や果実粒など)を縦方向通路651の末端まで押し入れて餡材を出し、固形餡材B1を円柱体90生食品の内層材91’に形成する(図14に示す)。ピストン771が上定点に戻ると、回転プレート76は再び一定距離回転し、ピストン771を再度下定点へと運動させて、再度餡材を装填する。この時線状谷654の構造は、ピストン771が上下動する際に、内シリンダ65内の空気が谷654に沿って排出されるようにして、ピストン771の進行を助けるものである。このようにして、円柱体90生食品の内層材91’を不連続に分布させることができ、円柱体90生食品は下流の切断装置80による切断及び圧迫成型作業を経て、内部に固形状の内層材91’を包む餅類食品90’(図15に示す)或いはその他の様態の食品を製造できる。
図10に示すように、切断装置80を複合器50の真下に架設し、複合器50から連続して排出される円柱体90は切断装置80の中央穿孔82内を通過し、図11に示すように、切断装置80の複数のシャッタ84が中央穿孔82を封鎖し、円柱体90を切断して球形生食品95に成型する。球形生食品95はコンベア98に落下して搬送される。球形生食品95の断面は三重の材料分布を形成する。
10、69 ホッパ
11、70 移送スクリュー
111、72、281 羽根
20 食材移送装置
22 Aシンク
23 通路
25 Bシンク
26 食材導入口
28 ベーンポンプ
251 リブ山
252、14 谷
282 軸カバー
283 装着溝
50 複合器
51 メインシリンダ
52 左入口
54 右入口
56、62、651 縦方向通路
60 中間シリンダ
63 横方向入口
65 内シリンダ
66 内ノズル
68 外ノズル
652 環状通路
653 リブ山
654 谷
661、681 内導入口
682 外環状通路
75 プレートベース
76 回転プレート
77 エアシリンダー
751 回転軸
752 ガイド孔
761 食材投入口
771 ピストン
80 切断装置
82 中央穿孔
84 シャッタ
90 円柱体
90’ 餅類食品
91、91’ 内層材
92 外層材
93 中層材
95 球形生食品
98 コンベア
A 生地
B 餡材
B1 固形餡材
L 高度差
S、S1 仮想線
θ 内角
11、70 移送スクリュー
111、72、281 羽根
20 食材移送装置
22 Aシンク
23 通路
25 Bシンク
26 食材導入口
28 ベーンポンプ
251 リブ山
252、14 谷
282 軸カバー
283 装着溝
50 複合器
51 メインシリンダ
52 左入口
54 右入口
56、62、651 縦方向通路
60 中間シリンダ
63 横方向入口
65 内シリンダ
66 内ノズル
68 外ノズル
652 環状通路
653 リブ山
654 谷
661、681 内導入口
682 外環状通路
75 プレートベース
76 回転プレート
77 エアシリンダー
751 回転軸
752 ガイド孔
761 食材投入口
771 ピストン
80 切断装置
82 中央穿孔
84 シャッタ
90 円柱体
90’ 餅類食品
91、91’ 内層材
92 外層材
93 中層材
95 球形生食品
98 コンベア
A 生地
B 餡材
B1 固形餡材
L 高度差
S、S1 仮想線
θ 内角
Claims (7)
- 少なくとも2個一組の且つ縦方向に配置したホッパを具え、ホッパは錘形筒状を呈し、内部に羽根を有する移送スクリューを設置し、生地をホッパ内で上から下に向かって投入移送するようにし、
少なくとも2個一組の且つ水平方向に連結した食材移送装置を、それぞれホッパの下方に連通して設け、
各食材移送装置は、縦方向のAシンクを具え、シンク壁面に通路を設け、Aシンク側辺に隣接して縦方向のBシンクを設け、そのシンク壁面に縦方向のリブ山と谷を設け、また食材導入口によってAシンクと通じ、Bシンクの上シンク口とホッパとを連通させ、生地Aは縦軸廻りに回転する移送スクリューによって上から下向きにBシンク内に導入され、水平方向に向きを変えて食材導入口からAシンク内に移送され、
縦軸廻りに回転するベーンポンプをAシンク内に設置して推進器を形成し、これによりAシンク内の生地の方向を変えて食材導入口の生地を連続して通路内に送り込むようにして成り
三重の食材の円柱体生食品を排出する複合器一組を設け、複合器は、
左、右入口と縦方向通路を具えるメインシリンダを設け、
縦方向通路と横方向入口を具える中間シリンダを設け、中間シリンダをメインシリンダの縦方向通路内に挿入して設置し、
縦方向通路を具える内シリンダを中間シリンダの縦方向通路内に挿入設置し、内シリンダと中間シリンダの間に内環状通路を形成し、筒状のホッパを設けて内シリンダの上端口部に連接し、内シリンダの内壁にリブ山と谷を設け、
縦方向の内導入口を具える内ノズルを設けて中間シリンダの下出口端に接続固定し、
内導入口を具える外ノズルを設けて、メインシリンダの縦方向通路の下出口端に接続固定し、内ノズルと外ノズルの壁面間に外環状通路を形成し、
羽根を有する移送スクリューをホッパ内及び内シリンダの縦方向通路内に着脱可能に接続し、餡材をホッパから投入して、移送スクリューが餡材を上から下へ導入し、内シリンダの出口端から搬出して円柱体の内層材を形成するようにし、
生地は左右対称の二つの通路を通ってメインシリンダの左、右入口へ送り込まれ、メイン生地は水平方向に中間シリンダの外壁に当たって方向を変えられ、縦方向にメインシリンダの縦方向通路内を下向きに移動し、外環状通路を通って搬出されて円柱体生食品の外層材を形成し、
サブ生地は水平方向に中間シリンダの横向き入口を通過して内シリンダの外壁に当たって内環状通路を下向きに移動して搬出され、円柱体生食品の中層材を形成することにより、
三重の材料の複合層からなる円柱体として連続して排出されるようにして成ることを特徴とする三重の複合材料層を具える生食品成型設備。 - 内シリンダの内壁面は複数のリブ山と谷を形成し、
中央に回転軸を着脱可能に設けるプレートベースを内シリンダ上に架設し、プレートベース上にガイド孔を設けて内シリンダの縦方向通路と通じさせ、
複数個の食材投入口を開口した回転プレートを回転軸上に固定し、回転プレートが回転して食材投入口の一つづつをプレートベースのガイド孔に対応連通させることができ、
エアシリンダーを食材投入口の上方に架設し、そのピストンが食材投入口及びガイド孔から縦方向通路内に進入し、一定間隔で上下動するようにして成ることを特徴とする請求項1記載の三重の複合材料層を具える生食品成型装置。 - 複合器下方に切断装置を架設し、円柱体生食品が連続して切断装置の中央穿孔内に入り、切断装置内の複数のシャッタがスライドして中央穿孔が閉じて円柱体生食品を切断し、擬似球形生食品に成型し、球形生食品はコンベア上に落下して搬送され、その球形生食品は内、中、外層材の分布構造を具えることを特徴とする請求項1記載の三重の複合材料層を具える生食品成型装置。
- 二つのホッパの内壁面にそれぞれ複数の線形谷を形成し、生地の二ホッパ内における上から下向きの流動を促進するようにして成ることを特徴とする請求項1記載の三重の複合材料層を具える生食品成型装置。
- BシンクとAシンクのシンク底面は高低落差を形成して、Bシンク内の生地が迅速にAシンク内に導入されるようにして成ることを特徴とする請求項1記載の三重の複合材料層を具える生食品成型装置。
- 餡材は乾燥粉状の餡材或いは固形餡材とすることができることを特徴とする請求項1記載の三重の複合材料層を具える生食品成型装置。
- 通路の中心を延伸する仮想線とBシンクの中心を延伸する仮想線の内角θは95°〜130°の間であるようにして成ることを特徴とする請求項1記載の三重の複合材料層を具える生食品成型装置。
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