JP2005101549A - 高温対流加熱を利用する半導体基板表面の準備工程 - Google Patents

高温対流加熱を利用する半導体基板表面の準備工程 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体ウェハの計測の前に、半導体ウェハの局所的な未処理雰囲気に由来するウェハ表面の汚染物質を除去する装置及び方法の提供。
【解決手段】半導体ウェハ6をロボットアームアセンブリ4によって脱着ステーション10に移動し、先ず前記半導体ウェハを対流加熱して前記半導体ウエハ6から汚染物質を除去し、引き続き前記脱着ステーション10において前記半導体ウェハ6を計測に適した温度に冷却し、前記半導体ウエハ6を前記ロボットアームアセンブリ4によって計測器12に移送し、前記計測器12で前記半導体ウェハを測定し、その特性を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体ウエハ処理に関し、より詳細には半導体ウエハ表面からの1もしくは1より多くの汚染物質の脱着に関する。
半導体基板、特にシリコンウエハは表面汚染層を形成する可能性がある。この表面汚染は、ウエハの処理および監視に悪影響を及ぼすので好ましくない。かかる汚染は局所的な未処理雰囲気に由来し、こうした雰囲気は典型的には多くの気体および気体状蒸気の混合物である。これらの気体および蒸気はウエハ表面に凝縮して、流動体のまたは半流動体の膜を形成すると考えられている。この汚染層を構成する成分は精確には不明であるが、水が主成分であると考えられる。他の汚染物質はその大部分が種々の炭化水素分子で構成され、これらを集合的に有機物と称する。
汚染層を除去する一手法はウエハの加熱である。これまで、ウエハの加熱は輻射または伝導により行われてきた。この輻射加熱の手法の1つは、ウエハを加熱要素の下に置くこと、そして主として輻射によりウエハの上側を加熱することを含む。実際の輻射加熱では、熱源を所望表面温度より著しく高い温度に保持する必要がある。この熱は、周りの領域に好ましからざる温度上昇をもたらすことがあり、これにより追加の温度管理手法が必要になる。
輻射加熱要素はウエハ上面の直上にあるので、この要素は高温下であっても密閉されなければならず汚染があってはならない。要素の密閉は輻射効率を低減させることがあり、なお一層の高温熱源を必要とする。非汚染要件を満たす材料は、また、高価であり、製作が困難である。直線状加熱要素の配列は要素間に冷域を生成することがあり、その結果、ウエハ表面が不均一加熱となる。
伝導加熱の一手法は、ホットプレートなどの加熱された表面上へウエハを載置することを含む。次に、ウエハは、その上側が所望温度に達するまで、裏側から主として伝導により加熱される。加熱板の使用に伴う1つの問題は、ウエハをその裏面で搬送するロボットアームの使用に起因する。ウエハをホットプレートの加熱面上へ下ろして置くということは、ロボットアームの撤去が必要になるということである。そうするために、通常は、機械的なウエハ下降機構、またはホットプレート面の逃げポケットが必要になる。ウエハ下降機構は装置の複雑さを高め、他方、逃げポケットは不均一なウエハ加熱をもたらす。伝導加熱に伴う別の問題は、ホットプレート自体がウエハ裏面を汚染する可能性があることである。
従って、後に続く半導体ウエハ試験のために、半導体ウエハ上の汚染物質の脱着を促進するべく、半導体ウエハの温度を充分に高めることを可能にしつつ、上記および他の問題を回避する装置および方法を提供することが望ましい。
本発明は、計測器による測定のために、半導体ウエハの表面から1もしくは1より多くの汚染物質を脱着する方法である。この方法は、ウエハを加熱板との離間した平行関係に位置決めするステップ、および加熱板で加熱された気体による対流でウエハを所定時間加熱してウエハ表面から汚染物質を除去するステップを含む。次に、ウエハは、加熱板との離間した平行関係から離脱され、気体を吹き付けられることによって冷却される。ウエハの少なくとも1つの特性が、ウエハ加熱の完了後の所定時間に計測器で測定される。
上記方法は複数のウエハに対して繰返すことができる。各ウエハは、一対の離間した平行な加熱板間に、離間した平行関係で位置決め可能である。
本発明は、計測器による測定のために、半導体ウエハを準備する方法でもある。この方法は、ウエハを平面加熱要素との離間した平行関係に位置決めするステップと、加熱要素で加熱された気体による対流でウエハを所定時間加熱してウエハ表面から汚染物質を除去するステップとを含む。次に、ウエハは、前記加熱要素との離間した平行関係から離脱させられ、気体の流れが前記ウエハの表面の上を所定冷却時間にわたって通過させられ、それにより前記ウエハを冷却する。次に、ウエハは、計測器に対して有効な関係に位置決めされ、ウエハの少なくとも1つの特性が計測器で測定される。
最後に、本発明は半導体ウエハを処理する方法である。この方法は、加熱された気体を利用して半導体ウエハの少なくとも一部を対流加熱し、それにより少なくとも1の汚染物質がそこから脱着されるステップを含む。加熱された気体がないときに、冷却気体の流れが半導体ウエハの一部の上を通過するようにさせられて半導体ウエハの一部を冷却する。次に、計測器が半導体ウエハの一部を測定するようにさせられて、その少なくとも1つの特性を判定する。
添付した図面を参照して本発明を説明するが、類似する符号は類似の構成要素に対応する。
図1を参照すると、半導体ウエハの1もしくは1より多くの面から1もしくは1より多くの汚染物質を脱着する装置2は、半導体ウエハ6を投入/取出ステーション8から脱着ステーション10へ移動するロボットアームアセンブリ4を含む。半導体ウエハ6が半導体ウエハ6の対流加熱に応じて脱着ステーション10により脱着されて、半導体ウエハ6が更なる試験のために適切な温度へ冷却されると、ロボットアームアセンブリ4は、計測器12による試験のために半導体ウエハ6を計測器12へ移送する。典型的な計測器12は、半導体ウエハ6の表面に接触して適切な電気刺激を与えるプローブチップを含んでもよい。しかし、このことは本発明を限定するものと解釈してはならない。
適切な電気刺激の例には、静電容量−電圧(CV)、電流−電圧(IV)、コンダクタンス−電圧(GV)、または静電容量−時間(Ct)の、各種の電気刺激がある。計測器12は、電気刺激に対する半導体ウエハ6の応答を測定し、この応答から、電気刺激を与えられた部位における半導体ウエハ6の少なくとも1つの特性を判定する。計測器12に関する詳細は、説明を簡単にするために、ここで説明しない。しかし、当業者には分かるように、半導体ウエハ6の性質を判定するのに好適ないずれの計測器12も利用できる。
図2を参照するとともに、引続き図1を参照すると、投入/取出ステーション8は、1枚以上の半導体ウエハ6を支えるように構成されたキャリア16を支持するベース14を含む。ベース14はコントローラ20に制御されて、図1に矢印18で示すようにキャリア16を上方向にまたは下方向に移動するよう構成できる。
ロボットアームアセンブリ4は、複数のアーム26a〜26cに結合されたベース24を含む。ベース24は、図1に矢印28で示すようにアーム26a〜26cを上方向にまたは下方向に移動するよう構成できる。アーム26aの一端はベース24へ回転可能に結合される一方、アーム26aの他端はアーム26bの一端へ回転可能に結合される。アーム26bの他端はアーム26cの一端へ回転可能に結合される。望ましくは、アーム26cは櫂形状であり、その遠端に隣接し、そこに配設された1つ以上の真空孔30を有する。真空孔30は真空源(不図示)へ接続され、真空源はコントローラ20に制御されて真空孔30へ真空を伝えることができる。図示するように、半導体ウエハ6をアーム26cの遠端に配置して、真空孔30へ供給した真空手段によりアーム26cの遠端上に保持できる。
脱着ステーション10は、直径が望ましくは半導体ウエハ6の直径以上である円形加熱板34を含む。加熱板34の好ましい構造の1つは、円形セラミック基板上に形成された1個以上の厚膜抵抗器を含む。この種の円形加熱板は、Watlow Electric Manufacturing Company, #6 Industrial Loop Road, P.O. Box 975, Hannibal, Missouri, 63401, USA から入手できる。しかし、この特定形態の加熱板が本発明を限定するものと解釈してはならない。
加熱板34は適切な隔離体36により脱着ステーション10のベースから離すのが好ましい。加えて、隔離体38が加熱板34の上面に配置されて、半導体ウエハ6からの1もしくは1より多くの汚染物質の脱着中に半導体ウエハ6を加熱板34に対して離間した平行関係に維持する。隔離体36および38は、好ましくは高温ガラス雲母セラミックで形成される。しかし、このことが本発明を限定するものと解釈してはならない。というのは、隔離体36および38を形成するために好適ないかなる高温用非汚染材料の使用が想定されているからである。
アーム26cの遠端はその上の半導体ウエハ6を位置決めでき、その後真空孔30への真空の供給源を止めることができるように、各隔離体38の高さが選定される。すると、アーム26cの遠端を、半導体ウエハ6の裏面に接触する位置から、半導体ウエハ6と円形加熱板34との間の位置へ移動できる。一旦この位置にくると、アーム26cの遠端は、半導体ウエハ6と円形加熱板34との間の空間から退去させることができ、それにより、加熱板34により加熱された気体の対流での半導体ウエハ6の加熱を容易にする。
加熱板34の温度が制御できるように、コントローラ20での制御の下で加熱板34へ電流を供給することができる。適切な温度検知手段(不図示)を加熱板34またはそれに隣接して配置するとともに、コントローラ20へ接続することにより、コントローラ20が加熱板34の温度を検出および制御できるようにする。更にまたは代替として、脱着ステーション10は、隔離体38の上方に配設された、図1に想像線で示す円形加熱板40を含むことができる。加熱板40の温度を制御するために、コントローラ20での制御の下で電流が加熱板40へ供給される。加熱板34および40を設けるときに、加熱板間の間隔は、半導体ウエハ6とアーム26cの遠端とがその間に収容されるに足る間隔であることか好ましい。
半導体ウエハ6から1もしくは1より多くの汚染物質を脱着するのに充分な所定時間にわたり半導体ウエハ6を対流加熱した後、アーム26cの遠端を、コントローラ20の制御の下で加熱板34と半導体ウエハ6との間の空間内へ再導入できる。しかる後、ロボットアームアセンブリ4を制御してアーム26を上昇させ、半導体ウエハ6の裏面と接触させることができる。そこで、半導体ウエハ6をアーム26cの遠端へ固定するために、真空孔30へ真空が作用する。次に、ロボットアームアセンブリ4を制御して半導体ウエハ6を隔離体38から持上げ、そして半導体ウエハ6を脱着ステーション10から退去させることができる。
図3を参照するとともに、引続き図1および2を参照すると、ロボットアームアセンブリ4は次に、気体42、好ましくは液体窒素の流れを通って半導体ウエハ6を移動させるように制御されるが、気体42の流れは適切な気体源46から前記気体を受入れるマニホルド44によって分配される。
図示の実施の形態において、マニホルド44は脱着ステーション10の底側へ結合される。しかし、このことが本発明を限定するものと解釈してはならない。というのは、マニホルド44は、ロボットアームアセンブリ4がアクセスできる好都合な任意位置へ配置できるからである。
ロボットアームアセンブリ4により、半導体ウエハ6が気体42の流れを通って移動する速度は、計測器12による試験のために半導体ウエハ6が充分に冷却されるように選定される。このために、ロボットアームアセンブリ4は必要に応じて、半導体ウエハ6を気体42の流れの中を複数回にわたって移動させることができる。所望すれば、コントローラ20の制御の下で気体42の流れをオン/オフするオン/オフ気体制御弁(不図示)をマニホルド44へ流体的に接続できる。
半導体ウエハ6が充分に冷却されると直ちに、ロボットアームアセンブリ4は制御されて、試験のために半導体ウエハ6を計測器12へ送る。半導体ウエハ6が計測器12による試験を受ける適正位置に来ると直ちに、コントローラ20は、半導体ウエハ6の試験が開始可能である旨、計測器12へ信号を送る。
脱着ステーション10による半導体ウエハ6の対流加熱が完了してから所定時間に、計測器12が半導体ウエハ6の試験を開始するのが望ましい。脱着ステーション10で処理された各半導体ウエハ6の対流加熱の終了と計測器12での前記半導体ウエハ6の試験の開始との間の時間を管理することにより、脱着後の大気への曝露に起因する2枚以上のウエハ間の、試験結果におけるバラツキは回避される。
半導体ウエハ6の試験が終了すると直ちに、計測器12がコントローラ20へ信号を送る。計測器12からのこの信号の受信に応答して、コントローラ20はロボットアームアセンブリ4を制御して、半導体ウエハ6を計測器12から離脱させ、最初に半導体ウエハ6を持ってきたキャリア16の同じ場所に半導体ウエハを戻す。しかる後、キャリア16に支持された後続の半導体ウエハ6を、脱着ステーション10、気体42の流れ、および試験用計測器12へ送り、その後、先に説明した方法でキャリア16の同じ位置へ戻すように、ベース14およびロボットアームアセンブリ4の垂直方向位置が制御される。好ましくは、キャリア16にある各半導体ウエハ6を処理する方法は、キャリア16にある半導体ウエハ6の全てが先に説明した方法で処理されるまで継続する。
特に図2を参照すると、通常の大気、すなわち空気を、脱着ステーション10にある半導体ウエハ6の対流加熱に利用できる。しかし、所望すれば、半導体ウエハ6を、脱着ステーション10での半導体ウエハ6の脱着中に液体窒素(?)などの所望の気体雰囲気へ曝露することができる。このために、脱着ステーション10は、脱着ステーション10に収容された半導体ウエハ6へ、前記気体の適切な供給源、例えば気体源46から適切な気体を配送するマニホルド48を含んでもよい。
先に説明した実施の形態において、加熱板34および/または加熱板40は、半導体ウエハ6の直径以上の直径を有するものとして説明された。しかし、所望すれば、加熱板34および/または加熱板40の直径は、半導体ウエハ6の直径未満であってもよく、それにより半導体ウエハ6の一部だけが、係る小さい直径の加熱板により加熱された気体で対流加熱される。
図4を参照すると、更にまたは代替として、脱着ステーション10は、気体52の流れを気体源、例えば気体源46から半導体ウエハ6の少なくとも一部分54へ向ける管50を含んでもよい。管50は、管50を加熱する、つまりそこを通って流れる気体を加熱する、適切な電源へ接続された加熱要素56を含む。このように加熱された気体52の流れは、半導体ウエハ6の一部54を対流によって加熱することができる。加熱された気体52の温度は、半導体ウエハ6の一部54から少なくとも1の汚染物質を脱着するのに充分なように、管50および加熱要素56は協働するように構成されるのが好ましい。
半導体ウエハ6の一部54が脱着されると直ちに、半導体ウエハ6は、少なくともその一部54を冷却するために、冷却気体の流れに曝露されてもよい。冷却気体のこの流れは、先に説明した方法でマニホルド44を経由して半導体ウエハ6へ供給される。代替として、冷却気体の流れは、加熱要素56をその電源から遮断することによって管50を経由して供給されてもよく、もはや加熱要素56で加熱されてはいない気体52の流れは半導体ウエハ6の一部54の冷却に利用できる。
半導体ウエハ6の一部54が充分に冷却されると、半導体ウエハ6は、少なくともその一部54を試験するために計測器12へ送られる。しかる後、半導体ウエハ6は計測器12から離脱され、キャリア16へ戻される。
以上のように、半導体ウエハ6の表面の1以上の汚染物質は、効果的で予測可能な方法で脱着でき、それにより計測器12による半導体ウエハ6の信頼性のある試験を行うことができる。対流によって半導体ウエハ6を加熱することができることは、半導体ウエハ6の伝導加熱中に加熱要素と半導体ウエハ6との間の接触に起因する半導体ウエハ6の汚染の可能性を回避し、そして半導体ウエハ6の輻射加熱用の密閉された輻射加熱要素の必要性を回避する。最後に、その上に加熱気体を吹き付けることによって半導体ウエハ6の一部を対流加熱することができることは、前記一部の脱着を可能にする一方、半導体ウエハ6の残部を脱着温度へ加熱する必要性を回避する。しかる後、半導体ウエハ6の脱着された一部は、半導体ウエハ6の残部からは独立して試験できる。対流によって半導体ウエハの一部または複数箇所を選択的に加熱することができることは、半導体ウエハ製品の計測器での試験に、従来の計測器を利用できるようにすることを構想させる。
本発明は、好ましい実施の形態を参照して説明された。先の詳細な説明を読んで理解すると、自明な改変および代替が思い浮ぶであろう。本発明が、付属の特許請求の範囲またはその均等物の範囲内に該当する限りにおいて、そのような全ての改変および代替を包含すると解釈されることを意図するものである。
図1は、1枚以上の半導体ウエハを脱着および試験する装置の側面図である。 図2は、図1に示す装置の平面図である。 図3は、図1の装置であって、ロボットアームアセンブリが、冷却気体の流れを通って脱着処理された半導体ウエハを移動する位置にある。 図4は、図1および3の脱着ステーションを示す部分図であり、更にあるいは代替として、半導体ウエハの少なくとも一部へ加熱された気体を送る、加熱された管を含む。
符号の説明
2 装置
4 ロボットアームアセンブリ
6 半導体ウエハ
8 投入/取出ステーション
10 脱着ステーション
12 計測器
14 ベース
16 キャリア
18、28 矢印
20 コントローラ
24 ベース
26a、26b、26c アーム
28 矢印
30 真空孔
34、40 円形加熱板
36、38 隔離体
42 気体
44、48 マニホルド
46 気体源
50 管
52 気体
54 半導体ウエハの一部
56 加熱要素

Claims (11)

  1. 計測器による測定のために、半導体ウエハの表面から1以上の汚染物質を脱着する方法であって;
    (a)ウエハを加熱板との離間した平行関係に位置決めするステップと;
    (b)前記加熱板で加熱された気体による対流で前記ウエハを所定時間加熱して前記ウエハ表面から汚染物質を除去するステップと;
    (c)前記ウエハを前記加熱板との離間した平行関係から離脱させるステップと;
    (d)前記ウエハに気体を吹き付けることによって前記ウエハを冷却するステップと;
    (e)前記ウエハの少なくとも1つの特性を、ステップ(b)の完了後所定時間で計測器により測定するステップとを含む方法。
  2. ステップ(a)乃至(e)が複数のウエハに対して繰返される;
    請求項1の方法。
  3. ステップ(a)は、一対の離間した平行な加熱板間に、離間した平行関係で前記ウエハを位置決めするステップを含む;
    請求項1の方法。
  4. 計測器による測定のために、半導体ウエハを準備する方法であって;
    (a)ウエハを加熱要素との離間した平行関係に位置決めするステップと;
    (b)前記加熱要素で加熱された気体による対流で前記ウエハを所定加熱時間の間加熱して前記ウエハ表面から汚染物質を除去するステップと;
    (c)前記ウエハを前記加熱要素との離間した平行関係から離脱させるステップと;
    (d)動いている気体の流れを所定冷却時間の間前記ウエハの表面を通過させ、それにより前記ウエハを冷却するステップと;
    (e)前記ウエハを前記計測器に対して有効な関係に位置決めするステップと;
    (f)前記ウエハの少なくとも1つの特性を前記計測器で測定するステップとを含む方法。
  5. ステップ(a)は、一対の離間した加熱要素間に、前記ウエハを離間した平行関係に位置決めするステップを含む;
    請求項4の方法。
  6. ステップ(a)乃至(f)が複数のウエハに対して繰返される;
    請求項4の方法。
  7. ステップ(d)の完了とステップ(f)の開始との間の時間が各ウエハに対して同じである;
    請求項6の方法。
  8. ステップ(b)の完了とステップ(d)の開始との間の時間が各ウエハに対して同じである;
    請求項6の方法。
  9. 半導体ウエハを処理する方法であって;
    (a)加熱された気体を利用して半導体ウエハの少なくとも一部を対流加熱し、それにより少なくとも1の汚染物質が前記半導体ウエハの少なくとも一部から脱着されるステップと;
    (b)前記加熱された気体がない状態で、冷却気体の流れを前記半導体ウエハの前記一部の上を通過させて、前記半導体ウエハの前記一部を冷却するステップと;
    (c)計測器が前記半導体ウエハの前記一部を測定するようにさせ、前記半導体ウエハの前記一部の少なくとも1つの特性を判定するステップとを含む方法。
  10. ステップ(a)乃至(c)が複数のウエハに対して繰返される;
    請求項9の方法。
  11. ステップ(a)の完了とステップ(c)の開始との間の時間が各ウエハに対して同じである;
    請求項10の方法。
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