JP2005097272A - ゲル状防虫剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】水の含有量が多くても、また過酷条件下に置かれても、離水がほとんどなく、また容器に収納して用いた場合に横隙(ゲル痩せ)が発生しないゲル状防虫剤を提供すること。
【解決手段】凝固点温度が37℃以上である寒天を含有するゲル化剤を配合したことを特徴とするゲル状防虫剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、ゲル状防虫剤に関し、詳しくは離水抑制効果に優れ、また容器に収納して用いた場合に横隙(ゲル痩せ)が発生しないゲル状防虫剤に関する。
従来から、消臭剤、芳香剤、防虫剤などの製剤の一つとしてゲル状製剤が知られている。これらは所期の有効成分を含有させたゲル状製剤を適当な容器に収納して、有効成分を徐々に揮散させて用いるものである。
ところが従来の製剤においては、経時的に離水が起こり製剤の安定性に悪影響を与えるものであった。このような問題を解決するための手段として、離水防止剤としてデンプンを配合したゲル型消臭剤が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−245984号公報(第1−4頁)
特許文献1に記載されたものは、50〜70重量%の水を含む場合には離水防止効果があることが示されているが、さらに多くの水を含む場合については具体的に示されてはおらず、同様の離水防止効果が得られるかは明らかでない。また室温と比べて、高温や温度変化が大きい過酷条件下では離水が起こりやすいが、この点については検討されてはいない。
消臭剤、芳香剤などの商品が、流通、保管時に過酷条件下に置かれることはたびたび見られることであり、その時に離水が生じては商品価値を失い経済的に損失を受けることになる。
そこで本発明は、水の含有量が多くても、また過酷条件下に置かれても、離水がほとんどなく、また容器に収納して用いた場合に横隙(ゲル痩せ)が発生しないゲル状防虫剤を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、ゲル状防虫剤に凝固点温度が37℃以上である寒天を含有するゲル化剤を配合させることが有効であることを見出し本発明に至った。すなわち本発明は、以下の構成により達成されるものである。
(1)凝固点温度が37℃以上である寒天を含有するゲル化剤を配合したことを特徴とするゲル状防虫剤。
(2)ゲル化剤が、凝固点温度が37℃以上である寒天、カラギーナン及びローカストビーンガムの混合物、又はさらにジェランガムを含んだ前記混合物のいずれかからなることを特徴とする(1)記載のゲル状防虫剤。
(3)ゲル化剤の配合量が0.5〜3重量%であることを特徴とする(1)又は(2)記載のゲル状防虫剤。
(4)有効成分が常温揮散性の防虫精油類であることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかの1つに記載のゲル状防虫剤。
(5)有効成分がα−ピネン、スペアミントオイル、ユーカリオイル、キュベバオイル、ハッカオイル、レモングラスオイル、ローズマリーオイル及びラベンダーオイルからなる群から選ばれた1種又は2種以上であることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかの1つに記載のゲル状防虫剤。
本発明によって、水の含有量が多くても、また過酷条件下に置かれても、離水がほとんどない、具体的には製剤全量に対して離水量が1%以下となるようなゲル状防虫剤を提供することができる。またこのゲル状防虫剤は、容器に収納して用いた場合に横隙(ゲル痩せ)が発生することがないので、見た目にもよいものとすることができる。
本発明に用いるゲル化剤は、凝固点温度が37℃以上、好ましくは37〜41℃である寒天(以下、本発明の寒天とも言う)を含有するものである。そして、ジェランガム、カラギーナン、ローカストビーンガム、グアーガム、アラビアガム、ゼラチン、ペクチン、デンプン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸などの1種又は2種以上との混合物からなる。さらに乳酸塩(ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩)を添加することで、凝固助剤として作用してゲルの保形性などをより向上させることもできる。
ゲル化剤としては、本発明の寒天、カラギーナン及びローカストビーンガムの混合物からなるものが好ましく、さらに乳酸カルシウムを添加したものがより好ましい。
また、前記混合物にジェランガムを含んだ混合物とすることで、離水、横隙をより有効に防止することができるのでさらに好ましい。
本発明のゲル状防虫剤においては、ゲル化剤は全量に対して0.5〜3重量%、好ましくは1〜2.5重量%となるように配合すればよい。
また本発明の寒天は、ゲル化剤全量に対して5〜95重量%、好ましくは10〜50重量%となるように含有するのがよい。
ここで本発明の寒天の凝固点温度について説明すると、凝固点温度とは、1%濃度の寒天溶解液を室温に放置し、ゾルが凝固した時の温度を意味し、具体的には以下の測定法により求められるものである。
融点で調整した1%濃度の寒天溶液を試験管(直径20mm、高さ150mm)に約12ml分注する。そして温度計付きゴム栓で蓋をして、温度計の末端(液溜り)がゾルに浸るように調整して、室温に静置する。その後、試験管を傾けてもゾルが流動しなくなる温度を読み取り凝固点とする。
このような寒天としては、例えば、オゴノリを原料としたチリ産の寒天(台糖社製)などを用いることができる。前記の寒天には、ゲル強度の異なるものがあるが、ゲル状防虫剤の強度を所期のものとするために2種以上を併用してもよい。
さらに乳酸塩をゲル化剤に添加する場合には、ゲル化剤の全量に対して5〜40重量%、好ましくは10〜30重量%となるように添加するのがよい。なお乳酸塩はゲル化剤とは別にゲル状防虫剤に添加して用いることもできる。
ゲル化剤にさらにジェランガムを含む場合には、ゲル化剤全体に対して20〜90重量%、好ましくは25〜60重量%となるように配合すればよい。またジェランガムの影響によりゲル化剤全体の水に対する分散性が悪くなることがあるので、分散剤としてプロピレングリコールを併用することがよい。
本発明のゲル状防虫剤は、例えば、ゲル化剤を溶解した溶液に、防虫精油を界面活性剤などに乳化させた溶液を加えて混合、攪拌し、冷却、固化させることで製造できる。なお上記の方法は一つの例示であって、本発明のゲル状防虫剤が得られる限り、その製造方法は上記のものに限定されるものではない。
本発明の有効成分としては、常温揮散性(約10〜40℃条件下で自然に揮散すること)の防虫精油類を用いるのが好ましく、例えば、ローズオイル、ジャスミンオイル、パーチュリーオイル、カーネーションオイル、ミントオイル、オレンジオイル、ベルガモットオイル、ベチュバオイル、スペアミントオイル、ユーカリオイル、キュベバオイル、ハッカオイル、レモングラスオイル、ローズマリーオイル、ラベンダーオイル、レモンオイル、セダーオイル、パインオイル、ティートリーオイル、カッシャオイル、イランイランオイル、ゼラニウムオイル、シトロネラーオイル、ういきょう油、松葉油、テレピン油、アニス油、橙皮油、丁子油、白檀油、樟脳油、ひのき油、カラムス油、ヘノポジ油、オコチア油、スパイク油、カヤプテ油、シダーウッド油などの1種又は2種以上が挙げられる。
またこれらの精油類に含まれる、メントール、フィトンチッド、リモネン、ピネン、アネトール、カルボン、シネオール、ターピネオール、オイゲノール、ヒノキチオール、リナロール、サフロール、セドレン、アザロンなどの1種又は2種以上を用いてもよく、また上記の精油類と併用してもよい。
これらの中でもα−ピネン、スペアミントオイル、ユーカリオイル、キュベバオイル、ハッカオイル、レモングラスオイル、シダーウッド油、パインオイル、ローズマリーオイル及びラベンダーオイルは、衣類害虫成虫に対する追い出し効果、侵入阻害効果、産卵阻害効果などを有することから、1種又は2種以上を用いることが好ましい。
さらに上記の精油類などに替えてエムペンスリン、トランスフルトリン、メトフルトリン、パラジクロロベンゼン、2,6,6−トリメチル−2,3−エポキシビシクロ[3,1,1]ヘプタン、ε−カプロラクタム、イミダゾール、バニリン、イタコン酸、アンゲリカラクトン、1,7,7−トリメチルトリシクロ[2,2,1,0]ヘプタン、6,6−ジメチル−2−メチルビシクロ[3,11]ヘプタン、デヒドロ作酸、マンデル酸、2−エチリデン−5(または6)ホルミル−ビシクロ[2,2,1]ヘプタンなどの殺虫剤;ディート、炭素数10〜11,沸点が200〜230℃の範囲である脂肪酸鎖状エステル、カンファー、ナフタリン、シクロヘキサン、オキシム、フルオレイン、アセトナフテンなどの忌避剤;プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、炭素数7〜13の分岐鎖飽和炭化水素、リモネン、ピネン、アネトール、レモンオイル、ベルガモットオイル、ういきょう油、松葉油、ハッカオイル、テレピン油、アニス油、セダーウッドオイル、ラベンダーオイル、ユーカリオイル、ティーツリーオイル、レモングラスオイル、スペアミントオイル、ゼラニウムオイル、ローズマリーオイル、ヒバ油などの殺卵剤などの1種又は2種以上を用いてもよい。
上記の有効成分は、ゲル状防虫剤の全量に対して0.5〜40重量%、好ましくは1〜30重量%となるように配合すればよい。
これらの有効成分を乳化、分散、溶解させるために、エタノール、プロピルアルコールなどの低級アルコール;グリセリン、ジエチレングリコール、ブチレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール、キシリトールなどの多価アルコール;ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルなどの界面活性剤などの1種又は2種以上を用いることができる。
上記のアルコール、界面活性剤は本発明のゲル状防虫剤の全量に対して0.5〜5重量%、好ましくは1〜5重量%となるように配合すればよい。
またゲル状とするために必要な水としては、例えば、精製水、イオン水、アルカリイオン水などを用いることができる。
本発明のゲル状防虫剤には、上記の他にも必要に応じて、IBTA、IBTEなどの共力剤;BHT、BHAなどの安定化剤;グリセリンなどの保湿剤;サリチル酸、パラオキシ安息香酸エステル、ビオサイド800S(タイショウテクノス社製)などの防腐剤;青色1号、緑色3号、黄色203号などの色素;バニリン、フェニルエチルアルコール、ピペロナールなどの香料などを配合することもできる。
本発明のゲル状防虫剤は、通常は、開口部やガス透過性膜などの揮散手段を有する包装材や容器に収納されて用いられる。
包装材や容器の材質としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ガラスなどを用いることができる。
本発明のゲル状防虫剤は、イガ、コイガ、カツオブシムシなどの衣類害虫の幼虫、成虫の被害から衣類などを保護することができる。
以下に実施例によって本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
試験例
表1に記載したゲル状防虫剤を製造し、ポリエチレンテレフタレート製の容器に300mlを収納してアルミシールで蓋をした。そして試験条件下に置き、離水量(ml)と横隙(ゲル痩せ)の有無を確認した。なお、離水量は10分間容器を傾斜させて離水を集め、その総量を測定した。
ゲル化剤としては、実施例1〜2では、凝固点温度が37〜41℃である寒天(台糖社製、チリ産)20%を含み、その他にカラギーナン50%及びローカストビーンガム10%からなる混合物に乳酸カルシウム20%を添加したものを用いた。また比較例では、実施例1〜2の寒天に替えて凝固点温度が34〜35℃の寒天を用いた。試験は3回行い、その結果を表2に記載した。

Figure 2005097272
試験結果は表2に示したとおり、実施例1〜2は、離水はほとんどみられず離水抑制効果に優れたものであった。さらに容器内壁とゲル状防虫剤とに隙間の発生はなく横隙(ゲル痩せ)の発生はみられなかった。一方、比較例1〜2は、経時的に離水量が増え、試験検体の一部又は全てで横隙の発生がみられた。
Figure 2005097272
実施例3
ゲル状防虫剤のゲル化剤として、凝固点温度が37〜41℃である寒天(台糖社製、チリ産)14%を含み、その他にカラギーナン、ローカストビーンガム、ジェランガムを各々7〜35%添加したものに、乳酸カルシウム19%添加した以外は、実施例1と同様に試験を行った。その結果、離水、横隙をさらに抑制することがわかった。
具体的には、25℃条件、40℃条件、5℃⇔40℃サイクル条件のいずれにおいても3週間後の離水量(ml)は、0であり、横隙(ゲル痩せ)も全く見られなかった。
製剤例
以下に本発明のゲル状防虫剤の製剤例を示すが、発明の実施に障害がない限りこれらに限定されるものではない。
製剤例1
(成分) (重量%)
α−ピネン 5.00
スペアミントオイル 0.50
ユーカリオイル 0.01
キュベバオイル 0.01
ハッカオイル 0.20
レモングラスオイル 0.01
ローズマリーオイル 0.01
ラベンダーオイル 0.01
ゲル化剤* 1.60
濃グリセリン 0.20
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 1.00
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 0.50
BHT 0.10
エタノール 0.10
防腐剤 0.10
色素 微量
精製水 残
合計 100.00
*ゲル化剤は、凝固点温度が37℃以上である寒天(20%)、カラギーナン及びローカストビーンガムからなる混合物に乳酸カルシウムを添加したもの。
製剤例2
(成分) (重量%)
レモングラス 10.00
ゲル化剤* 1.40
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル 2.00
BHT 0.10
防腐剤 0.10
精製水 残
合計 100.00
*ゲル化剤は、製剤例1と同じもの。
製剤例3
(成分) (重量%)
ターピネオール 10.00
ゲル化剤* 1.40
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル 2.00
BHT 0.10
防腐剤 0.10
精製水 残
合計 100.00
*ゲル化剤は、製剤例1と同じもの。
製剤例4
(成分) (重量%)
α−ピネン 5.00
ティートリーオイル 0.05
シダーウッド油 0.20
ラベンダーオイル 0.10
ローズマリーオイル 0.20
レモングラスオイル 0.10
ユーカリオイル 0.20
ハッカオイル 0.10
ゲル化剤* 1.40
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル 2.00
BHT 0.10
防腐剤 0.10
精製水 残
合計 100.00
*ゲル化剤は、製剤例1と同じもの。
製剤例5
(成分) (重量%)
α−ピネン 10.00
スペアミントオイル 0.15
ユーカリオイル 0.10
キュベバオイル 0.10
ハッカオイル 0.20
レモングラスオイル 0.01
ローズマリーオイル 0.01
ラベンダーオイル 0.01
ゲル化剤* 1.60
濃グリセリン 0.20
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 1.00
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 0.50
BHT 0.10
エタノール 0.10
防腐剤 0.10
精製水 残
合計 100.00
*ゲル化剤は、製剤例1と同じもの。
製剤例6
(成分) (重量%)
α−ピネン 5.00
シダーウッド油 0.50
パインオイル 0.50
ターピネオール 2.50
スターアニス油 0.10
ローズマリーオイル 0.10
ハッカオイル 0.20
ユーカリオイル 0.10
ゲル化剤* 1.40
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル 2.00
BHT 0.10
防腐剤 0.10
精製水 残
合計 100.00
*ゲル化剤は、製剤例1と同じもの。
製剤例7
(成分) (重量%)
α−ピネン 5.00
スペアミントオイル 0.50
ユーカリオイル 0.01
キュベバオイル 0.01
ハッカオイル 0.20
レモングラスオイル 0.01
ローズマリーオイル 0.01
ラベンダーオイル 0.01
ゲル化剤* 1.10
プロピレングリコール 1.20
濃グリセリン 0.20
ポリオキシエチレンアルキルエーテル 1.00
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 0.50
BHT 0.10
エタノール 0.10
防腐剤 0.10
精製水 残
合計 100.00
*ゲル化剤は、凝固点温度が37℃以上である寒天(17%)、カラギーナン、ローカストビーンガム及びジェランガムからなる混合物とし、乳酸カルシウムを添加したもの。

Claims (5)

  1. 凝固点温度が37℃以上である寒天を含有するゲル化剤を配合したことを特徴とするゲル状防虫剤。
  2. ゲル化剤が、凝固点温度が37℃以上である寒天、カラギーナン及びローカストビーンガムの混合物、又はさらにジェランガムを含んだ前記混合物のいずれかからなることを特徴とする請求項1記載のゲル状防虫剤。
  3. ゲル化剤の配合量が0.5〜3重量%であることを特徴とする請求項1又は2記載のゲル状防虫剤。
  4. 有効成分が常温揮散性の防虫精油類であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のゲル状防虫剤。
  5. 有効成分がα−ピネン、スペアミントオイル、ユーカリオイル、キュベバオイル、ハッカオイル、レモングラスオイル、ローズマリーオイル及びラベンダーオイルからなる群から選ばれた1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のゲル状防虫剤。

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