JP2000086407A - 生理活性物質含有ゲル組成物の製造方法 - Google Patents
生理活性物質含有ゲル組成物の製造方法Info
- Publication number
- JP2000086407A JP2000086407A JP25822798A JP25822798A JP2000086407A JP 2000086407 A JP2000086407 A JP 2000086407A JP 25822798 A JP25822798 A JP 25822798A JP 25822798 A JP25822798 A JP 25822798A JP 2000086407 A JP2000086407 A JP 2000086407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- physiologically active
- active substance
- water
- gel
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
- Colloid Chemistry (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
カプセル化されたゲル組成物を提供する。 【解決手段】 水ゲル形成能力保持物質含有水溶液に生
理活性物質を添加して該生理活性物質の乳化液あるいは
分散液を形成させ、該乳化液あるいは該分散液をゲル化
させて水ゲルを形成させ、次いで得られる水ゲルを機械
的破砕力により粉砕することを特徴とする生理活性物質
含有ゲル組成物の製造方法。
Description
した新規なゲル組成物の製造方法に関する。
生理活性物質をマイクロカプセル化した製剤が、活性成
分の安定化、効力の持続化、毒性の軽減等の観点から注
目されている。かかるマイクロカプセルの製造方法とし
ては、界面重合法、In−situ法、相分離法、液中
乾燥法、スプレードライング法、融解分散冷却法、パン
コーティング法、液中硬化皮膜法等が提案されており、
その製法および特徴は例えば近藤保編集の[マイクロカ
プセル その機能と応用] 日本規格協会出版 (1991
年3月20日)に紹介されている。しかし、界面重合
法、In−situ法においては、用いるモノマーの取
扱いに注意が必要であること、相分離法、液中乾燥法、
融解分散冷却法においては、これらの方法が物理化学的
な変化を利用しているために、制御が困難であること、
スプレードライング法においては、製造装置が高価であ
り、その導入には巨額の費用が必要であること、液中硬
化皮膜法においては、比較的小さな粒子を製造すること
が困難であること、パンコーティング法では製造時に粉
立ちが著しいこと等の問題を有しており、より簡便でか
つ効率的なマイクロカプセル化方法の開発が望まれてい
た。
質のマイクロカプセル化について検討した結果、水ゲル
により生理活性物質を覆い、かつこれを粉砕することに
より極めて簡便にかつ効率的に生理活性物質がマイクロ
カプセル化されたゲル組成物が得られることを見出し本
発明に至った。即ち本発明は、水ゲル形成能力保持物質
含有水溶液に生理活性物質を添加して該生理活性物質の
乳化液あるいは分散液を形成させ、該乳化液あるいは該
分散液をゲル化させて水ゲルを形成させ、次いで得られ
る水ゲルを機械的破砕力により粉砕することを特徴とす
る生理活性物質含有ゲル組成物(以下、本組成物と記
す。)の製造方法に関するものである。
は生体に対して何らかの作用を示す物質であり、例えば
医薬、防疫薬、農薬等が挙げられる。防疫薬あるいは農
薬としては殺虫剤、忌避剤、殺菌剤、除草剤、昆虫成長
制御剤、植物成長制御剤、誘引剤等を挙げることがで
き、以下の具体例を挙げることができる。
(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホスホロチオエー
ト]、フェンチオン[O,O−ジメチルO−(3−メチ
ル−4−(メチルチオ)フェニル)ホスホロチオエー
ト]、ダイアジノン[O,O−ジエチル−O−2−イソ
プロピル−6−メチルピリミジン−4−イルホスホロチ
オエート]、クロルピリホス[O,O−ジエチル−O−
3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエ
ート]、アセフェート[O,S−ジメチルアセチルホス
ホラミドチオエート]、メチダチオン[S−2,3−ジ
ヒドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4−チア
ジアゾール−3−イルメチルO,O−ジメチルホスホロ
ジチオエート]、ジスルホトン[O,O−ジエチルS−
2−エチルチオエチルホスホロジチオエート]、DDV
P[2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェート]、
スルプロホス[O−エチルO−4−(メチルチオ)フェ
ニルS−プロピルホスホロジチオエート]、シアノホス
[O−4−シアノフェニルO,O−ジメチルホスホロチ
オエート]、ジオキサベンゾホス[2−メトキシ−4H
−1,3,2−ベンゾジオキサホスホリン−2−スルフ
ィド]、ジメトエート[O,O−ジメチル−S−(N−
メチルカルバモイルメチル)ジチオホスフェート]、フ
ェントエート[エチル2−ジメトキシホスフィノチオイ
ルチオ(フェニル)アセテート]、マラチオン[ジエチ
ル(ジメトキシホスフィノチオイルチオ)サクシネー
ト]、トリクロルホン[ジメチル2,2,2−トリクロ
ロ−1−ヒドロキシエチルホスホネート]、アジンホス
メチル[S−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,
3−ベンゾトリアジン−3−イルメチルO,O−ジメチ
ルホスホロジチオエート]、モノクロトホス[ジメチル
−{(E)−1−メチル−2−(メチルカルバモイル)
ビニル)ホスフェート]、エチオン[O,O,O′,
O′−テトラエチル−S,S′−メチレンビス(ホスホ
ロジチオエート)]等の有機リン系化合物、
チルカーバメート]、ベンフラカルブ[エチル N−
{2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−
7−イルオキシカルボニル(メチル)アミノチオ}−N
−イソプロピル−β−アラニネート]、プロポキスル
[2−イソプロポキシフェニル−N−メチルカーバメー
ト]、カルボスルファン[2,3−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−7−ベンゾ[b]フラニル N−ジブチルア
ミノチオ−N−メチルカーバメート]、カルバリル[1
−ナフチル−N−メチルカーバメート]、メソミル[S
−メチル−N−(メチルカルバモイルオキシ)チオアセ
トイミデート]、エチオフェンカルブ[2−(エチルチ
オメチル)フェニルメチルカーバメート]、アルジカル
ブ[2−メチル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデ
ヒド O−メチルカルバモイルオキシム]、オキサミル
[N,N−ジメチル−2−メチルカルバモイルオキシイ
ミノ−2−(メチルチオ)アセトアミド]、フェノチオ
カルブ[S−4−フェノキシブチル−N,N−ジメチル
チオカーバメート]等のカーバメート系化合物、
シフェニル)−2−メチル−1−(3−フェノキシベン
ジル)オキシプロパン]、フェンバレレート[(RS)
−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (RS)−2
−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート]、
エスフェンバレレート[(S)−α−シアノ−3−フェ
ノキシベンジル (S)−2−(4−クロロフェニル)
−3−メチルブチレート]、フェンプロパトリン[(R
S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,2,
3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレー
ト]、シペルメトリン[(RS)−α−シアノ−3−フ
ェノキシベンジル (1RS)−シス,トランス−3−
(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレート]、ペルメトリン[3−フェ
ノキシベンジル (1RS)−シス,トランス−3−
(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレート]、シハロトリン[(RS)
−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1RS,3
Z)−シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフル
オロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボキシレート]、デルタメトリン[(S)−
α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)−シス
−3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボキシレート]、シクロプロトリン
[(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(RS)−2,2−ジクロロ−1−(4−エトキシフェ
ニル)シクロプロパンカルボキシレート]、フルバリネ
ート[α−シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2
−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−
D−バリネート]、ビフェンスリン[2−メチル−3−
フェニルベンジル (1RS,3Z)−シス−3−(2
−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレー
ト]、ハルフェンプロックス[2−(4−ブロモジフル
オロメトキシフェニル)−2−メチル−1−(3−フェ
ノキシベンジル)メチルプロパン]、トラロメトリン
[(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1
R)−シス−3−(1,2,2,2−テトラブロモエチ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレー
ト]、シラフルオフェン[(4−エトキシフェニル)−
{3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プロ
ピル}ジメチルシラン]、d−フェノトリン[3−フェ
ノキシベンジル (1R)−シス,トランス−2,2−
ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロ
プロパンカルボキシレート]、シフェノトリン[(R
S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)
−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチ
ル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレー
ト]、d−レスメトリン[5−ベンジル−3−フリルメ
チル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−
3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカ
ルボキシレート]、アクリナスリン[(S)−α−シア
ノ−3−フェノキシベンジル (1R,3Z)−シス−
(2,2−ジメチル−3−{3−オキソ−3−(1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロピルオキシ)
プロペニル}シクロプロパンカルボキシレート]、シフ
ルトリン[(RS)−α−シアノ−4−フルオロ−3−
フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)
−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレー
ト]、テフルトリン[2,3,5,6−テトラフルオロ
−4−メチルベンジル (1RS,3Z)−シス−3−
(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペ
ニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ
ート]、トランスフルスリン[2,3,5,6−テトラ
フルオロベンジル (1R)−トランス−3−(2,2
−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボキシレート]、テトラメトリン[3,4,5,6
−テトラヒドロフタルイミドメチル (1RS)−シ
ス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−
1−プロぺニル)シクロプロパンカルボキシレート]、
アレトリン[(RS)−2−メチル−4−オキソ−3−
(2−プロペニル)−2−シクロペンテン−1−イル
(1RS)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−
(2−メチル−1−プロぺニル)シクロプロパンカルボ
キシレート]、プラレトリン[(S)−2−メチル−4
−オキソ−3−(2−プロピニル)−2−シクロペンテ
ン−1−イル (1R)−シス,トランス−2,2−ジ
メチル−3−(2−メチル−1−プロぺニル)シクロプ
ロパンカルボキシレート]、エンペントリン[(RS)
−1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル(1R)
−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メチ
ル−1−プロぺニル)シクロプロパンカルボキシレー
ト]、イミプロスリン[2,5−ジオキソ−3−(2−
プロピニル)イミダゾリジン−1−イルメチル (1
R)−シス,トランス−2,2−ジメチル−3−(2−
メチル−1−プロぺニル)シクロプロパンカルボキシレ
ート]、d−フラメトリン[5−(2−プロピニル)フ
ルフリル (1R)−シス,トランス−2,2−ジメチ
ル−3−(2−メチル−1−プロぺニル)シクロプロパ
ンカルボキシレート]、5−(2−プロピニル)フルフ
リル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカ
ルボキシレート等のピレスロイド系化合物、
ミノ−3−イソプロピル−5−フェニル−1,3,5−
チアジアジン−4−オン]等のチアジアジン誘導体、ニ
トロイミダゾリジン誘導体、カルタップ[S,S′−
(2−ジメチルアミノトリメチレン)ビス(チオカーバ
メート)]、チオシクラム[N,N−ジメチル−1,
2,3−トリチアン−5−イルアミン]、ベンスルタッ
プ[S,S′−2−ジメチルアミノトリメチレンジ(ベ
ンゼンチオスルフォネート)]等のネライストキシン誘
導体、N−シアノ−N′−メチル−N′−(6−クロロ
−3−ピリジルメチル)アセトアミジン等のN−シアノ
アミジン誘導体、エンドスルファン[6,7,8,9,
10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,9,9
a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3−ベン
ゾジオキサチエピンオキサイド]、γ−BHC[1,
2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサン]、
ジコホル[1,1−ビス(4−クロロフェニル)−2,
2,2−トリクロロエタノ−ル]等の塩素化炭化水素化
合物、クロルフルアズロン[1−{3,5−ジクロロ−
4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−
2−イルオキシ)フェニル}−3−(2,6−ジフルオ
ロベンゾイル)ウレア]、テフルベンズロン[1−
(3,5−ジクロロ−2,4−ジフルオロフェニル)−
3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア]、フル
フェノクスロン[1−{4−(2−クロロ−4−トリフ
ルオロメチルフェノキシ)−2−フルオロフェニル}−
3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア]等のベ
ンゾイルフェニルウレア系化合物、アミトラズ[N,
N′−{(メチルイミノ)ジメチリジン}−ジ−2,4
−キシリジン]、クロルジメホルム[N′−(4−クロ
ロ−2−メチルフェニル)−N,N−ジメチルメチニミ
ダミド]等のホルムアミジン誘導体、ジアフェンチウロ
ン[N−(2,6−ジイソプロピル−4−フェノキシフ
ェニル)−N′−t−ブチルカルボジイミド]等のチオ
尿素誘導体、N−フェニルピラゾール系化合物、
(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサジアゾ
ール−2−(3H)−オン]、ブロモプロピレート[イ
ソプロピル4,4′−ジブロモベンジレート]、テトラ
ジホン[4−クロロフェニル 2,4,5−トリクロロ
フェニルスルホン]、キノメチオネート[S,S−6−
メチルキノキサリン−2,3−ジイルジチオカルボネー
ト]、プロパルギット[2−(4−tert−ブチルフ
ェノキシ)シクロヘキシルプロピ−2−イルスルファイ
ト]、フェンブタティンオキシド[ビス{トリス(2−
メチル−2−フェニルプロピル)ティン}オキシド]、
ヘキシチアゾクス[(4RS,5RS)−5−(4−ク
ロロフェニル)−N−クロロヘキシル−4−メチル−2
−オキソ−1,3−チアゾリジン−3−カルボキサミ
ド]、クロフェンテジン[3,6−ビス(2−クロロフ
ェニル)−1,2,4,5−テトラジン]、ピリダベン
[2−tert−ブチル−5−(4−tert−ブチル
ベンジルチオ)−4−クロロピリダジン−3(2H)−
オン]、フェンピロキシメート[tert−ブチル
(E)−4−[(1,3−ジメチル−5−フェノキシピ
ラゾール−4−イル)メチレンアミノオキシメチル]ベ
ンゾエート]、デブフェンピラド[N−4−tert−
ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エチル−1−メチ
ル−5−ピラゾールカルボキサミド]、ポリナクチンコ
ンプレックス[テトラナクチン、ジナクチン、トリナク
チン]、ピリミジフェン[5−クロロ−N−[2−{4
−(2−エトキシエチル)−2,3−ジメチルフェノキ
シ}エチル]−6−エチルピリミジン−4−アミン]、
ミルベメクチン、アバメクチン、イバーメクチン、アザ
ジラクチン[AZAD]、5−メチル[1,2,4]ト
リアゾロ[3,4−b]ベンゾチアゾール、メチル 1
−(ブチルカルバモイル)ベンズイミダゾール−2−カ
ーバメート、6−(3,5−ジクロロ−4−メチルフェ
ニル)−3(2H)−ピリダジノン、1−(4−クロロ
フェノキシ)−3,3−ジメチル−1−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)ブタノン、(E)−
4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)−N−〔1−
(イミダゾール−1−イル)−2−プロポキシエチリデ
ン〕アニリン、1−〔N−プロピル−N−〔2−(2,
4,6−トリクロロフェノキシ)エチル〕カルバモイ
ル〕イミダゾール、(E)−1−(4−クロロフェニ
ル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オール、
1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタ
ン−3−オール、(E)−1−(2,4−ジクロロフェ
ニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オー
ル、1−(2,4−ジクロロフェニル)−4,4−ジメ
チル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)ペンタン−3−オール、4−〔3−(4−tert−ブ
チルフェニル)−2−メチルプロピル〕−2,6−ジメ
チルモルホリン、2−(2,4−ジクロロフェニル)−
1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ヘ
キサン−2−オール、O,O−ジエチル O−2−キノ
キサリニルホスホロチオエート、O−(6−エトキシ−
2−エチル−4−ピリミジニル)O,O−ジメチル ホ
スホロチオエート、2−ジエチルアミノ−5,6−ジメ
チルピリミジン−4−イル ジメチルカーバメート、4
−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチル
−5−ピラゾリル p−トルエンスルホナート、4−ア
ミノ−6−(1,1−ジメチルエチル)−3−メチルチ
オ−1,2,4−トリアジン−5(4H)−オン、2−
クロロ−N−〔(4−メトキシ−6−メチル−1,3,
5−トリアジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼ
ンスルホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−
〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノ
カルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−メトキシカ
ルボニル−N−〔(4,6−ジメチルピリミジン−2−
イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2
−メトキシカルボニル−N−〔(4−メトキシ−6−メ
チル−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノカル
ボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−エトキシカルボ
ニル−N−〔(4−クロロ−6−メトキシピリミジン−
2−イル)アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミ
ド、2−(2−クロロエトキシ)−N−〔(4−メトキ
シ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)
アミノカルボニル〕ベンゼンスルホンアミド、2−メト
キシカルボニル−N−〔(4,6−ジメトキシピリミジ
ン−2−イル)アミノカルボニル〕フェニルメタンスル
ホンアミド、2−メトキシカルボニル−N−〔(4−メ
トキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イ
ル)アミノカルボニル〕チオフェン−3−スルホンアミ
ド、4−エトキシカルボニル−N−〔(4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−1−
メチルピラゾール−5−スルホンアミド、2−〔4,5
−ジヒドロ−4−メチル−4−(1−メチルエチル)−
5−オキソ−1H−イミダゾール−2−イル〕−3−キ
ノリンカルボン酸、2−〔4,5−ジヒドロ−4−メチ
ル−4−(1−メチルエチル)−5−オキソ−1H−イ
ミダゾール−2−イル〕−5−エチル−3−ピリジンカ
ルボン酸、メチル 6−(4−イソプロピル−4−メチ
ル−5−オキソイミダゾリン−2−イル)−m−トルエ
ート、メチル 2−(4−イソプロピル−4−メチル−
5−オキソイミダゾリン−2−イル)−p−トルエー
ト、2−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ
イミダゾリン−2−イル)ニコチン酸、N−(4−クロ
ロフェニル)メチル−N−シクロペンチル−N’−フェ
ニルウレア、(RS)−2−シアノ−N−[(R)−1
(2,4−ジクロロフェニル)エチル]−3,3−ジメ
チルブチルアミド、N−(1,3−ジヒドロ−1,1,
3−トリメチルイソベンゾフラン−4−イル)−5−ク
ロロ−1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボキシア
ミド、N−[2,6−ジブロモ−4−(トリフルオロメ
トキシ)フェニル]−2−メチル−4−(トリフルオロ
メチル)−5−チアゾ−ルカルボキシアミド、2,2−
ジクロロ−N−[1−(4−クロロフェニル)エチル]
−3−メチルシクロプロパンカルボキシアミド、メチル
(E)−2−2−6−(2−シアノフェノキシ)ピリミ
ジン−4−イルオキシ−フェニル−3−メトキシアクリ
レイト、5−メチル−1,2,4−トリアゾロ[3,4
−b]ベンゾチアゾール、3−アリルオキシ−1,2−
ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド、ジイソプ
ロピル=1,3−ジチオラン−2−イリデン−マロネー
ト、O,O−ジプロピル−O−4−メチルチオプェニル
ホスフェート等。3,4−カランジオール(1182
9)、N,N−ジエチル−m−トルアミド(ディー
ト)、1−メチルプロピル 2−(2−ヒドロキシエチ
ル)−1−ピペリジンカルボキシラート、p−メンタン
−3,8−ジオール、ヒソップ油、ラベンダーオイル、
リモネン等の忌避剤。乳酸、乳酸メチル等
る生理活性物質の種類、用途等により異なるが、通常は
0.1〜50重量%程度である。
(以下、水ゲル形成物質と記す。)とは、水に溶解後、
ゲル化処理を行うことにより、水ゲルを生成する能力を
有する物質のことを指す。また、水ゲルとは、分散媒で
ある水を含んだ状態で流動性のないかたまりとなった状
態、いわゆるゼリーを言う。
ラチン、膠、コラーゲン、カゼイン、卵白等のポリペプ
チド、寒天、カラギーナン、アルギン酸ソーダ、ローカ
ストビーンガム、グァーガム、ぺクチン、硫酸セルロー
ス、コンニャク等の多糖類を挙げることができる。
溶液と記す。)は、水に水ゲル形成物質を溶解すること
により調製され、必要により更に界面活性剤等を添加す
ることもできる。該水溶液中の水ゲル形成物質の含有量
は、通常は0.1〜20重量%である。添加し得る界面
活性剤としては、例えばノニオン系界面活性剤、アニオ
ン系界面活性剤、水溶性高分子等を挙げることができ、
界面活性剤を添加する場合、その該水溶液中の含有量
は、通常0.1〜10重量%である。
理活性物質の乳化液あるいは分散液(以下、乳化・分散
液と記す。)を形成させる方法としては、生理活性物質
が液体の場合には、例えば該水溶液に生理活性物質を添
加後、ホモジナイザー等の高速攪拌が可能な乳化機で乳
化する方法を挙げることができる。また、生理活性物質
が固体の場合には、例えばエアーミル、ピンミル等を用
いて事前に乾式粉砕した生理活性物質を、攪拌下ゲル水
溶液中に分散するか、あるいはビーズミル等の湿式粉砕
機を用いてゲル水溶液中で湿式粉砕して分散する方法を
挙げることができる。なお、必要に応じて、生理活性物
質を有機溶媒に溶解あるいは分散し、得られる有機溶媒
液をゲル水溶液に添加することにより、対応する乳化液
またはサスポエマルジョンとすることもでき、この形態
も本発明における乳化・分散液である。
より、通常は液全体がゲル化し、該ゲル中に生理活性物
質が分散された水ゲルが形成される。また、生理活性物
質を有機溶媒に溶解あるいは分散して得られる有機溶媒
液をゲル水溶液に添加することにより得られる乳化液ま
たはサスポエマルジョンを本発明における乳化・分散液
として用いた場合には生理活性物質の有機溶媒液が分散
された水ゲルが生成する。以下、生理活性物質または生
理活性物質の有機溶媒液が分散された水ゲルを、以下、
分散水ゲルと記す。
えば以下の方法を挙げることができる。ゼラチン、膠、
コラーゲン等のポリペプチドを用いる場合には、乳化・
分散液を、例えば0〜30℃程度に冷却する方法を挙げ
ることができる。その後、ホルマリンやグルタルアルデ
ヒド等のアルデヒド類を処理することにより、水ゲルの
逆反応を抑え、水に対して不可逆的に不溶化することも
可能である。水ゲル形成物質としてカゼインを用いる場
合には、乳化・分散液を酸性化にするか、または乳化・
分散液にカラギーナンを添加する方法を挙げることがで
きる。
例えば0〜30℃程度に冷却する方法を挙げることがで
きる。カラギーナンを用いる場合には、乳化・分散液に
カリウム等の金属イオンを添加する方法を挙げることが
できる。水ゲル形成物質としてカラギーナンとポリペプ
チドとを併用することにより、ポリペプチドのゲル化能
力を高めることも可能である。
にカルシウムイオンを添加する方法を挙げることができ
る。中でもLow Methoxyぺクチンはカルシウ
ムとの反応性に富むので、Low Methoxyペク
チンを用いた場合には、カゼイン水溶液を添加すると、
カゼイン中のカルシウムイオンによって速やかにゲル化
し、速やかなゲル化が必要な場合には有利である。アル
ギン酸ソーダを用いる場合には、乳化・分散液にカルシ
ウム、マグネシウム等の金属塩を添加する方法を挙げる
ことができる。ローカストビーンガム、グァーガム等を
用いる場合には、乳化・分散液に硼砂を添加する方法を
挙げることができる。
乳化・分散液にカリウム塩を添加する方法を挙げること
ができ、コンニャクを用いる場合には、乳化・分散液を
加熱後、カルシウム塩を添加する方法を挙げることがで
きる。
ることにより本組成物が得られる。分散水ゲルの機械的
破砕力による粉砕方法としては、例えばTKオートホモ
ミクサー、ホモジナイザー等の高速攪拌機を用いて粉砕
する方法を挙げることができる。その際、必要に応じて
ホモジナイザー等での粉砕を容易にするために、分散水
ゲルを適当な大きさまで予備的に粉砕あるいはカットし
ておいても良い。また、分散水ゲルをそのまま粉砕処理
に付すこともできるが、通常は、分散水ゲル及び溶媒が
共存する状態で粉砕処理に付される。溶媒としては、例
えば水や、生理活性物質の溶解度が低くかつ生理活性物
質の水ゲルが実質的に不溶な有機溶媒を挙げることがで
き、かかる有機溶媒は、使用する生理活性物質、水ゲル
形成物質等の種類によって適宜選択すればよく、例えば
キシレン、アルキルベンゼン、ジメチルナフタレン、フ
ェニルキシリルエタン等の芳香族炭化水素系溶媒、ジア
ルキルアジペート等のエステル系溶媒、トリデカン、テ
トラデカン、ペンタデカン、ヘキサデカン、ヘプタデカ
ン、オクタデカン等の脂肪族炭化水素等を挙げることが
できる。
物質の有機溶媒液の核がゲルで覆われた微粒子の集合体
あるいは該微粒子の溶媒分散液であり、該微粒子の中位
径が1mm以下であると生理活性を発現すべき対象への
処理が容易になり好ましく、5〜100mmの中位径が
より好ましい。
じて界面活性剤を添加することができ、該界面活性剤は
本組成物の製造における粉砕助剤として作用する場合が
ある。用い得る界面活性剤としては、ノニオン系界面活
性剤、アニオン系界面活性剤、水溶性高分子等を挙げる
ことができる。また、必要に応じて本組成物中にはさら
に、増粘剤、防腐剤、比重調節剤、染料や顔料等の色
素、凍結防止剤等が含有されていてもよい。
ルボシキメチルセルロース、ラムザンガム、ウェランガ
ム等の多糖類、ポリビニルアルコール等の水溶性高分
子、ベントナイト、モンモリロナイト、アルミニウムマ
グネシウムシリケート、アルミナゾル、合成含水珪酸等
の無機質微粉末等を挙げることができる。比重調節剤と
しては無機塩、尿素や単糖類、2糖類、3糖類等の少糖
類等を挙げることができる。凍結防止剤としてはエチレ
ングリコール、プロピレングリコール等のグリコール
類、グリセリン等を挙げることができる。
ン、膠、コラーゲン等を用いた場合には、分散水ゲルの
粉砕前、あるいは粉砕後にホルマリンあるいはグルタル
アルデヒド等を用いて分散水ゲルあるいは本組成物の溶
媒に対する不溶化処理をすることもできる。
より粉砕することにより得られる本組成物に、必要に応
じて分散剤、合成含水珪酸、カオリナイトクレー、炭酸
カルシウム等の無機質微粉末等の増量剤等を加えた後、
噴霧乾燥等の方法で乾燥することにより、粉末状の本組
成物とすることも可能である。分散水ゲルの粉砕におけ
る溶媒が有機溶媒である場合、必要に応じて界面活性剤
を添加することができ、該界面活性剤は本組成物の製造
における粉砕助剤として作用する場合がある。用い得る
界面活性剤としては、ノニオン系界面活性剤、有機ベン
トナイト等を挙げることができる。また、本組成物は必
要に応じて更に、例えば増粘剤、防腐剤、比重調節剤、
染料や顔料等の色素等を含有することができる。生理活
性物質が水に溶けやすい場合には、分散水ゲルの粉砕
は、有機溶媒を用いることが好ましい場合がある。
砕処理後、溶媒に分散させることにより、生理活性物質
含有ゲルの分散液とすることもでき、この分散液も本組
成物の一形態である。溶媒としては、例えば水や、キシ
レン、アルキルベンゼン、ジメチルナフタレン、フェニ
ルキシリルエタン等の芳香族炭化水素系溶媒、ジアルキ
ルアジペート等のエステル系溶媒、トリデカン、テトラ
デカン、ペンタデカン、、ヘキサデカン、ヘプタデカ
ン、オクタデカン等の脂肪族炭化水素等の有機溶媒を挙
げることができる。
活性物質の安定化、効力の増強、効力の持続化、毒性お
よび魚毒の軽減、臭気のマスキング等において優れた効
果を発揮する。生理活性物質として殺虫剤、殺線虫剤、
殺白蟻剤、殺菌剤、除草剤、昆虫成長制御剤、植物成長
制御剤、誘引剤等の農薬あるいは防疫薬を用いる場合に
は、通常、本組成物をそのまま、あるいは必要により
水、またはキシレン、アルキルベンゼン、ジメチルナフ
タレン、フェニルキシリルエタン等の芳香族炭化水素系
溶媒、ジアルキルアジペート等のエステル系溶媒、トリ
デカン、テトラデカン、ペンタデカン、、ヘキサデカ
ン、ヘプタデカン、オクタデカン等の脂肪族炭化水素等
の有機溶媒等で希釈後、対象物に施用できる。また、生
理活性物質として殺虫剤、殺線虫剤、殺白蟻剤、昆虫成
長制御剤を用いる場合には、本組成物は毒餌成分として
施用され得る。
剤を用いる場合には、本組成物はそのまま、あるいは必
要により水や、キシレン、アルキルベンゼン、ジメチル
ナフタレン、フェニルキシリルエタン等の芳香族炭化水
素系溶媒、ジアルキルアジペート等のエステル系溶媒、
トリデカン、テトラデカン、ペンタデカン、、ヘキサデ
カン、ヘプタデカン、オクタデカン等の脂肪族炭化水素
等の有機溶媒等で希釈後、例えば人体、衣服、動物、網
戸等の家屋備品、テント等の、蝿や蚊の集まる箇所に施
用される。
が、本発明は以下の例に限定されるものではない。 実施例1 寒天1.5重量部及びソルポール3005X(東邦化学
株式会社製界面活性剤)2重量部を40重量部の水中に
添加し、約80℃に加熱することにより溶解した。そこ
に90℃に加温したフェンバレレート10重量部を加
え、TKオートホモミクサー(特殊機化株式会社製ホモ
ジナイザー)を用いて攪拌し、フェンバレレートを含む
エマルジョンを調製した。ついで、エマルジョンの入っ
た容器を氷水中で冷却し、フェンバレレートを含む水ゲ
ルを得た。得られた水ゲルを10cm 3程度の塊に切り
分け、3重量部のソルポール3005Xと水43.5重
量部からなる水溶液中に添加後、TKオートホモミクサ
ーを用いて粉砕し、水ゲル粒子の中位径が20から50
mm程度である本組成物1を得た。
40重量部の水中に添加し、約90℃に加熱することに
より溶解した。そこに80℃に加温したフェンバレレー
ト10重量部を加え、TKオートホモミクサー(特殊機
化株式会社製ホモジナイザー)を用いて攪拌し、フェン
バレレートを含むエマルジョンを調製した。ついで、エ
マルジョンの入った容器を氷水中で冷却し、フェンバレ
レートを含む水ゲルを得た。得られた水ゲルを10cm
3程度の塊に切り分け、2.5重量部のソルポール30
05Xと水44重量部からなる水溶液中に添加後、TK
オートホモミクサーを用いて粉砕し、水ゲル粒子の中位
径が20から50mm程度である本組成物2を得た。
部を40重量部の水に添加し、約80℃に加熱すること
により溶解した。そこに80℃に加温したフェンバレレ
ート20重量部を加え、TKオートホモミクサー(特殊
機化株式会社製ホモジナイザー)を用いて攪拌し、フェ
ンバレレートを含むエマルジョンを調製した。ついで、
エマルジョンの入った容器を氷水中で冷却し、フェンバ
レレートを含む水ゲルを得た。得られた水ゲルを10c
m3程度の塊に切り分け、2.5重量部のポリビニルピ
ロリドンと水32重量部からなる水溶液中に添加後、T
Kオートホモミクサーを用いて粉砕し、水ゲル粒子の中
位径が20から50mm程度である本組成物3を得た。
均分子量20000)0.5重量部を40重量部の水に
添加し、約80℃に加熱することにより溶解した。そこ
に約80℃に加温したフェンバレレート20重量部を加
え、TKオートホモミクサー(特殊機化株式会社製ホモ
ジナイザー)を用いて攪拌し、フェンバレレートを含む
エマルジョンを調製した。ついで、エマルジョンの入っ
た容器を氷水中で冷却し、フェンバレレートを含む水ゲ
ルを得た。得られた水ゲルを10cm3程度の塊に切り
分け、2.5重量部のポリエチレングリコール(平均分
子量20000)と水35.5重量部からなる水溶液中
に添加し、TKオートホモミクサーを用いて粉砕し、水
ゲル粒子の中位径が20から50μm程度の本組成物4
を得た。
均分子量20000)0.5重量部を40重量部の水に
添加し、約80℃に加熱することにより溶解した。そこ
に約80℃に加温したフェンバレレート20重量部を加
え、TKオートホモミクサー(特殊機化株式会社製ホモ
ジナイザー)を用いて攪拌し、フェンバレレートを含む
エマルジョンを調製した。ついで、エマルジョンの入っ
た容器を氷水中で冷却し、フェンバレレートを含む水ゲ
ルを得た。得られた水ゲルを10cm3程度の塊に切り
分け、2.5重量部のポリエチレングリコール(平均分
子量20000)と水35.5重量部からなる水溶液中
に添加し、TKオートホモミクサーを用いて粉砕し、水
ゲル粒子の中位径が20から50μm程度の本組成物5
を得た。
レングリコール(平均分子量20000)1.5重量部
を40重量部の水に添加し、約90℃に加熱することに
より溶解した。そこに約80℃に加温下フェンバレレー
ト10重量部を加え、TKオートホモミクサー(特殊機
化株式会社製ホモジナイザー)を用いて攪拌し、フェン
バレレートを含むエマルジョンを調製した。ついで、エ
マルジョンの入った容器を氷水中で冷却し、フェンバレ
レートを含む水ゲルを得た。得られた水ゲルを10cm
3程度の塊に切り分け、2.5重量部のポリエチレング
リコール(平均分子量20000)と45.1重量部の
水からなる水溶液中に添加し、TKオートホモミクサー
を用いて粉砕し、水ゲル粒子の中位径が20から50μ
m程度の本組成物6を得た。
レート10重量部及びフェニルキシリルエタン10重量
部を用いる以外は実施例4と同様の実験を行えば、本組
成物7を得る。
る以外は実施例4と同様の実験を行えば、本組成物8を
得る。
例4と同様の実験を行えば、本組成物−9を得る。
外は実施例4と同様の実験を行えば、本組成物10を得
る。
ミドン微粉末を得る。ゼラチン1.5重量部及びポリエ
チレングリコール(平均分子量20000)0.5重量
部を40重量部の水に添加し、80℃に加熱することに
より溶解する。そこにプロシミドン微粉末5重量部を加
え、TKオートホモミクサー(特殊機化株式会社製ホモ
ジナイザー)を用いて攪拌し、プロシミドンを含む分散
液を調製する。ついで、分散液の入った容器を氷水中で
冷却し、プロシミドンを含む水ゲルを得る。得られた水
ゲルを10cm3程度の塊に切り分け、2.5重量部の
ポリエチレングリコール(平均分子量20000)と5
0.5重量部の水からなる水溶液中に添加し、TKオー
トホモミクサーを用いて粉砕し、水ゲル粒子の中位径が
20から50μm程度の本組成物11を得る。
0重量部及びキシレン10重量部を混合してフェンバレ
レート10重量%を含む比較組成物1を得た。
として3.8ppm及び15ppm濃度の希釈液を調製し、該希釈
液にインゲン葉を約5秒間浸漬した。1昼夜風乾後、ハ
スモンヨトウ(3〜4令虫)を強制接触させ、24時間
経過後の死虫率を求めた。尚、生理活性物質無処理条件
における死虫率は0%であった。
イクロカプセル化されたゲル組成物が簡便にかつ効率的
に得られ、また、かかる方法により得られうるゲル組成
物は生理活性物質の安定化、効力の増強、効力の持続
化、毒性の低減、臭気のマスキング等において優れた性
能を発揮する。
Claims (8)
- 【請求項1】水ゲル形成能力保持物質含有水溶液に生理
活性物質を添加して該生理活性物質の乳化液あるいは分
散液を形成させ、該乳化液あるいは該分散液をゲル化さ
せて水ゲルを形成させ、次いで得られる水ゲルを機械的
破砕力により粉砕することを特徴とする生理活性物質含
有ゲル組成物の製造方法。 - 【請求項2】水ゲルの機械的破砕力による粉砕が溶媒共
存下に行われ、得られる生理活性物質含有ゲル組成物
が、生理活性物質含有ゲルの分散液である請求項2に記
載の方法。 - 【請求項3】水ゲルの機械的破砕力による粉砕における
溶媒が水である請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】水ゲルの機械的粉砕力による粉砕後、さら
に溶媒に分散する請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】水ゲル形成能力保持物質が、多糖類または
ポリペプチドである請求項1〜4のいずれかに記載の方
法。 - 【請求項6】生理活性物質が、医薬、防疫薬または農薬
である請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】生理活性物質が、防疫薬または農薬である
請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】防疫薬あるいは農薬が、殺虫剤、忌避剤、
殺菌剤、除草剤、昆虫成長制御剤、植物成長制御剤また
は誘因剤である請求項7に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25822798A JP4332910B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 生理活性物質含有ゲル組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25822798A JP4332910B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 生理活性物質含有ゲル組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000086407A true JP2000086407A (ja) | 2000-03-28 |
JP4332910B2 JP4332910B2 (ja) | 2009-09-16 |
Family
ID=17317292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25822798A Expired - Fee Related JP4332910B2 (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 生理活性物質含有ゲル組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4332910B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005097272A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-04-14 | Earth Chem Corp Ltd | ゲル状防虫剤 |
WO2006038631A1 (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-13 | Nippon Soda Co., Ltd. | 雨による農薬の流亡を防止した農業用組成物 |
JP2007291020A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 木材害虫用毒餌剤及び木材害虫用食餌 |
JP2013517314A (ja) * | 2010-01-22 | 2013-05-16 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ゲルのスポット状施用を含む節足動物の防除方法 |
WO2016194817A1 (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-08 | 花王株式会社 | ハイドロゲル粒子の製造方法 |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP25822798A patent/JP4332910B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005097272A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-04-14 | Earth Chem Corp Ltd | ゲル状防虫剤 |
JP4634759B2 (ja) * | 2003-08-22 | 2011-02-16 | アース製薬株式会社 | ゲル状防虫剤 |
WO2006038631A1 (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-13 | Nippon Soda Co., Ltd. | 雨による農薬の流亡を防止した農業用組成物 |
JP2007291020A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 木材害虫用毒餌剤及び木材害虫用食餌 |
JP2013517314A (ja) * | 2010-01-22 | 2013-05-16 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ゲルのスポット状施用を含む節足動物の防除方法 |
WO2016194817A1 (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-08 | 花王株式会社 | ハイドロゲル粒子の製造方法 |
US10299995B2 (en) | 2015-05-29 | 2019-05-28 | Kao Corporation | Method for producing hydrogel particles |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4332910B2 (ja) | 2009-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3861500B2 (ja) | 生分解性ポリエステルからなる自己水分散性粒子の製法 | |
CN102112219A (zh) | 包含有效成分和金属氧化物壳的微胶囊,其制备方法及其用途 | |
JP6497817B2 (ja) | 水分散性粒状組成物 | |
JP2000086407A (ja) | 生理活性物質含有ゲル組成物の製造方法 | |
US6426082B1 (en) | Aqueous suspension formulation of encapsulated pesticide | |
JP3613420B2 (ja) | 有害生物防除マイクロカプセル組成物 | |
JP3808637B2 (ja) | 農薬粒剤 | |
US20060062819A1 (en) | Enveloped pesticidal formulations | |
JP4649721B2 (ja) | 顆粒状水和剤組成物 | |
JP2969916B2 (ja) | 改良された有害生物防除剤 | |
JPH0853306A (ja) | マイクロカプセル化された農薬組成物 | |
JP4277358B2 (ja) | 農薬の防腐性水性カプセルサスペンジョン製剤 | |
JP4617630B2 (ja) | 農薬顆粒状水和剤 | |
JP4599788B2 (ja) | 農薬顆粒状水和剤の製法 | |
JP3567544B2 (ja) | 農薬組成物およびその製造方法 | |
JP4556271B2 (ja) | 粒状農薬組成物 | |
JP4595277B2 (ja) | 農薬粒状水和剤の製造方法 | |
JP4617631B2 (ja) | 農薬顆粒状水和剤の製造方法 | |
JP4284757B2 (ja) | 農薬包装製剤 | |
JP2003286109A (ja) | 農薬粒剤 | |
JP4352479B2 (ja) | 粒状農薬組成物 | |
JP4599789B2 (ja) | 農薬粒状水和剤の製法 | |
JPH02275803A (ja) | 改良された有害生物防除製剤 | |
JP4670123B2 (ja) | 農薬粒剤 | |
JP4576855B2 (ja) | 粒状農薬の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050808 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Effective date: 20080125 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Effective date: 20080220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20090410 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090421 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090602 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20090615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |