JP2005096954A - 反転重ね装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】反転段積み装置1は、物品を順次搬送する供給コンベア5と積層状態で物品を排出する排出コンベア6との間に反転重ね機構4を設けている。反転重ね機構4は物品を順次受け取る複数のポケットPが前ブレード7と後ブレード8を有しており、各ブレード7,8はそれぞれ無端状の第一チェーンと第二チェーンに所定間隔で連結し、各ポケットを所定間隔で配列して循環させる。各チェーンを巻回するスプロケットと駆動用のモータは一対の昇降フレームに取付け、昇降フレームは昇降可能にする。排出コンベア6側の複数のポケットPに対向して排出プッシャを設けて複数の物品を同時に押し出し可能にする。供給コンベア5から各ポケットに物品を収容して循環して物品を反転させ、排出プッシャで複数の物品を段積み状態で押し出す。
【選択図】 図3
Description
また、包装後の複数の物品を段積みして集積した状態で箱内に収容したり、まとめて包装したりすること等も包装または梱包工程として一般に行われている。
このような作業を自動的に行う集積装置として、例えば特許文献1、2、3に記載されたものがある。特許文献1に記載された集積装置は、集積コンベアと供給コンベアからなり、集積状態に応じて供給コンベアの高さを変えることで、物品の供給を停止することなく高速集積処理を行っている。また、特許文献2記載の集積装置は、複数の円板の外周部にそれぞれ2群のバケットを独立に形成して作動し、片方のバケット群に物品を供給する際に、他方のバケット群では物品を一括して排出して集積させるようにしている。特許文献3では、無端ベルト上の受け入れ位置で所定間隔で載置された複数の物品を搬送して排出位置で幅寄せして排出するようにしている。
また、特許文献2では、同群のバケット同士の間隔が代えられないので、物品の厚みまたは高さ寸法の変更には対応できなかった。しかも物品の段積み数を変更する場合には、同群のバケットに物品を収容しない空きバケットを形成する必要があり、供給側に物品が連続して供給されてくる場合には対応できないという不具合があった。更に、特許文献3では単に複数の物品を水平面上で幅寄せするにすぎず、物品の段積みや反転はできなかった。
本発明は、このような実情に鑑みて、連続して供給される物品について反転と集積等の重ねを行えるようにした反転重ね装置を提供することを目的とする。
各ポケットをポケット反転手段で順次搬送して循環させることで物品をポケットごと反転させることになり、一方で物品を収容した排出側のポケットは、往復動部材を供給手段と排出手段に対して相対移動させることで排出手段に対して循環する排出側のポケットの干渉を防ぐと共に排出プッシャによって複数の物品を同時に排出して重ねて排出手段に排出できる。しかも供給手段から順次供給される物品はポケット反転手段の循環によって物品排出後の空のポケットに収容される。この作業を繰り返して、連続して供給される物品をポケットに収容して順次反転すると共に複数の物品を重ねた状態で排出できる。
なお、反転重ね装置は、垂直方向や水平面内に設けたポケット反転手段を採用して物品を反転して積層することや反転後に互いに当接するよう重ねて配列すること等の物品重ねができる。
ポケット反転手段の循環によって各ポケットが周回動しても、往復動部材の移動によって供給手段と排出手段に対向する各ポケットの位置を調整することで、物品を連続して供給し且つ重ね状態で排出できる。また供給手段からの物品供給に欠品があっても排出側で部ピンを重ねて排出でき、或いは排出手段側が停止していても供給手段から供給される物品を順次ポケット内に受け取ることができ、ポケット反転手段や往復動部材の一時停止や緊急停止を必要とすることなく継続して駆動でき、バッファ機能を有している。
また、ポケットは物品を挟む前プレートと後プレートを配設してなり、ポケット反転手段は、前プレートを所定間隔で固定していてスプロケットに巻回された無端状の第一チェーンと、後プレートを所定間隔で固定していてスプロケットに巻回された無端状の第二チェーンと、第一及び第二チェーンを駆動させる駆動手段と、前プレートと後プレートを同期してまたは個別に周回動させる制御手段とを備えていてもよい。
前ブレードと後ブレードを同期して移動させることで物品を循環して搬送でき、個別に移動させることで物品を収容するポケットの間隙を調整できる。
また、ポケットは、収容する物品の高さや厚みに応じて前プレートと後プレートの間隔を調整可能としてもよい。反転及び重ねる物品を高さや厚みの相違するものに変更する場合でも前プレートと後プレートの間隔を変更することで容易に調整できる。
また、排出プッシャは、排出側に位置する複数のポケットに重なるように移動可能であり、排出時の物品の重ね数を設定するようにしてもよい。物品の積層数等の重ね数を変更する場合には、排出プッシャをポケットの配列方向に移動することで容易に調整できる。
また、排出手段は、排出プッシャで排出された複数の物品を互いに寄せるように誘導して重ねて配列するようにしてもよく、水平面上に物品を重ねることができる。
図1乃至図4は反転段積み装置1(反転重ね装置)を示すものである。図1において基台2上に一対の縦フレーム3、3が起立して配設され、これら縦フレーム3、3間には反転重ね機構4が上下動可能に配設されている。反転重ね機構4の両側には、物品Sを所定間隔で連続して供給する供給コンベア5と複数の物品Sを反転した後に段積み状態で排出する排出コンベア6とが静止状態で設けられている(図2、図3参照)。そして反転重ね機構4では、供給コンベア5で供給された物品Sを前ブレード7と後ブレード8とで挟持して間欠的に循環搬送させ、反転した後に積層状態で排出コンベア6に排出するようにしている。
反転重ね機構4において、縦フレーム3、3の内側には一対の昇降フレーム10a,10b(往復動部材)が互いに連結されて上下動可能に配設されており、両昇降フレーム10a,10b間には無端状の第一チェーン11と第二チェーン12とが長円リング状を形成して上下方向に配設されている。第一チェーン11は上下に配設された二つのスプロケット13a、13bに巻回されて周回可能とされ、第一チェーン11とスプロケット13a、13bは回転ガイド板を挟んでそれぞれ2組並列に連結されている。第一チェーン11には所定間隔で前ブレード7が連結されている。第二チェーン12も第一チェーンと同一構成で上下のスプロケット14a、14bに巻回され、回転ガイド板を挟んで2組並列に連結されている。
また、第一及び第二チェーン11、12の上部スプロケット13a、14aにはそれぞれ前ブレード用モータM1と後ブレード用モータM2が連結され、各モータM1,M2は昇降プレート10a、10bに減速機構が固定されると共に他端側は貫通孔を通して縦フレーム3,3の外側に突出している。
各ポケットP、第一及び第二チェーン11、12はポケット反転手段Dを構成し、図3で第一及び第二チェーン11、12を時計回りに間欠的に周回動することで各ポケットPを同一方向(R方向)に間欠的に循環回転させることになる。
なお、昇降フレーム10a、10bにはLMガイド24が固定され、昇降フレーム10a、10bはLMガイド24が縦フレーム3、3に固定されたスライダ23に沿って上下方向に摺動可能とされている。
また、他方の縦フレーム3の外側には、縦フレーム3の突起3aと昇降フレーム10bの突起10cとを引張り状態で連結する弾性部材としてコイルスプリング20が連結されている。昇降フレーム10a、10bで保持された反転重ね機構4を1つの昇降フレーム用モータM3で引張り上げたり、第三チェーン18だけで支持するのは負荷が大きすぎるため、他方の昇降フレーム10bに下端を係止したコイルスプリング20を介して縦フレーム3で荷重を支えることで、昇降時におけるモータM3にかかる荷重を軽減するようにしている。
次に図4に示す反転重ね機構4において、供給コンベア5の延長面上における前ブレード7及び後ブレード8の循環搬送路内を横切って到達感知センサ21が配設されている。到達感知センサ21は発光器と受光器がそれぞれ昇降フレーム10a,10bに対向して取付けられている。これによって、ポケットPで物品Sを受容したか欠品であるかを確認できる。また、排出コンベア6側には前ブレード7及び後ブレード8の両外側に一対の棒状のプッシャ22a、22aからなる排出プッシャ22が配設されている。このプッシャ22a、22aは、第一及び第二チェーン11,12の外側に位置してポケットP内の物品Sを押し出すもので、昇降プレート10a、10bに沿って上下方向に延びていて下端は、昇降プレート10a、10bの昇降位置にかかわらず、少なくとも排出コンベア6よりも下方に延びている。なお、排出プッシャ22は縦フレーム3、3に支持されている。
シリンダ28、28は縦フレーム3,3に固定され、そのシリンダ軸28a,28aはホルダを介してプッシャ22a、22aを支持するスライドガイド25、25にそれぞれ連結されている。シリンダ28,28の作動によってプッシャ22a,22aを水平方向に押し出して適宜数の物品Sを各ポケットPから排出して排出コンベア6上に押し出すことができる。
図5は反転重ね機構4の制御部30を示すものであり、CPUを備えた制御手段31は前ブレード用モータM1、後ブレード用モータM2、昇降フレーム用モータM3、排出プッシャ用シリンダ28、排出プッシャ用モータM4、M4にそれぞれ電気的に接続されている。また、物品Sの排出時の段積み数や前ブレード7及び後ブレード8の間隔等を設定入力する操作パネル32、供給コンベア5から物品Sが対向するポケットP内に収容されたことを検知する到達検出センサ21も制御手段31に電気的に接続されており、物品Sの段積み数やポケットPの間隔等は制御手段31からメモリ33に記憶されることになる。
図6は排出コンベア6に4個の物品を段積みする場合の反転段積み工程を示すものである。先ず操作パネル32で物品の段積み数を例えば4段に設定すると、制御手段31では排出プッシャ用モータM4を駆動し、ピニオン27を通してラック26及びプッシャ22a、22aを上下動して、プッシャ22a,22aを排出コンベア6から上方に位置するポケットP4個分に重なる位置になるよう調整する。すると、反転段積み装置1の反転重ね機構4は図6(a)に示す状態になる。
供給コンベア5と排出コンベア6は、昇降フレーム10a、10bの上下動による反転重ね機構4の任意の停止位置でポケットPに対して物品Sを受け渡し及び排出できる適宜の高さ位置に設定され、その位置を昇降フレーム10a,10bの基準高さ(図6(a)参照)とする。また、第一及び第二チェーン11、12で循環回動するポケットPに関連して、物品Sを挟持した状態で周回方向に隣接する2つの前ブレード7,7または後ブレード8,8の間隔を1ピッチ(pt)と定義する。
図6(a)に示すように供給コンベア5上のポケットPから排出コンベア6上のポケットPまで周回方向に配列された各ポケットP内に物品S1〜S11が収容された状態を初期状態とする。
供給コンベア5に対向する位置に新たな物品S11を収容すべき空のポケットPが位置しており、排出コンベア6上に物品S1を収容したポケットPが位置している。この状態から、各ポケットPの前ブレード7を後ブレード8との間隔を広げるR方向にXピッチ(XはポケットPの間隔を広げる任意の割合)周回させると共に昇降フレーム10a、10bをX/2ピッチ上昇させ、更に各ポケットPを反時計回りのL方向にX/2ピッチ周回させる。これによって図7(a)に示すように、物品S11を収容すべきポケットPが供給コンベア5に対向する位置に、物品S1を収容したポケットPが排出コンベア6上の位置に維持して各ポケットPはXだけ拡幅状態になる。この状態で物品S11をポケットPに供給する。
そして、前ブレード7をL方向にXピッチ後退させて各ポケットPの幅を元に戻すと共に、昇降フレーム10a,10bをX/2ピッチ下降させ、各ポケットPをR方向にX/2ピッチ周回させる。これによって図7(b)に示すように各物品Sが各ポケットPで前ブレード7と後ブレード8によって挟持された図6(a)の初期状態になる。
このような作業を、ポケット反転手段DがR方向に間欠的に周回しながら供給コンベア5から物品SをポケットP内に押し込むたびに行うが、以下の説明では省略する。
物品S1〜S4の押し出し作業と同時に、供給コンベア5上に上昇した空のポケットPに供給コンベア5から供給される新たな物品S12が図示しない押し込みプッシャで押し込まれる。ポケットPへの物品S12の収容は到達感知センサ21で感知される。
そして、図6(c)で示す次の段階で、昇降フレーム10a,10bを0.5ピッチ上昇させると共に各ポケットPを0.5ピッチR方向に周回させる。これによって、供給コンベア5側ではポケットPが1ピッチ上昇して新たな物品S13の受け入れが可能になり、排出コンベア6側では排出コンベア6上の物品S1を収容したポケットPから物品S4までの4個のポケットPは同一位置に留まる。そして、この位置で排出プッシャ22がシリンダ28によって物品S1〜S4を各ポケットPから排出し終わり、段積み積層状態で排出コンベア6上に載せる。供給コンベア5上に上昇した空のポケットPに供給コンベア5から新たな物品S13が押し込まれる。
更に図6(e)に示すように、昇降フレーム10a、10bを0.5ピッチ降下させると共に各ポケットPをR方向に1.5ピッチ周回させる。すると、供給コンベア5側では各ポケットPが1ピッチ分上昇して新たな空のポケットPに供給コンベア5から新たな物品S15が押し込まれる。これと同時に排出コンベア6側ではポケットPが更に2ピッチ降下して、物品S5を収容したポケットPが排出コンベア6上に到達する。
このようにして5工程を経て図6(a)に示す初期状態に戻り、繰り返して物品Sが供給されつつ反転されて4段積み状態で順次排出される。
図6(d)の段階で供給される物品S14が欠品であった場合、到達感知センサー21で検知され、物品S1〜S4を排出した後で、昇降フレーム10a、10bを1ピッチ降下させると共にポケット反転手段Dの各ポケットPをR方向に1ピッチ分周回させる。これによって、供給コンベア5側では物品S14が入るべきポケットPはその位置に静止され、排出コンベア6側では2ピッチだけポケットPが降下する。そして、次に供給コンベア5から供給される物品S14がまた欠品であった場合には、上述の作動が繰り返される。
次に供給コンベア5から物品S14が供給される場合には、図6(e)に示す工程と同様に処理される。
そのため、供給コンベア5から所定間隔で供給される物品Sに欠品があった場合でも、到達感知センサー21で検知して制御手段31で作動調整することで、ポケット反転手段Dの各ポケットP内に欠品が生じないように制御することができ、排出タイミングを変えずに確実に所定数の物品Sを段積みして排出できる。
また、排出コンベア6側で作動が停止した場合、図6(b)、(c)に示す段階では、停止信号を制御手段31で受けて排出プッシャ22を停止させ、昇降フレーム10a、10bを0.5ピッチ上昇させると共にポケット反転手段Dを0.5ピッチ分R方向に周回させればよい。これによって新たな物品SをポケットPで収容すると共に排出側のポケットPは静止状態に保持できる。
このように供給コンベア5側で欠品があった場合や、排出コンベア6側で作動停止等があった場合でも、ポケット反転手段Dの駆動を停止することなく正常に作動させることができる。そのため、反転重ね機構4はバッファ機能を有している。
そして、図8(a)に示す初期状態から、図8(b)に示すように昇降フレーム10a、10bを0.5ピッチ上昇させると共にポケット反転手段Dの各ポケットPを0.5ピッチ分だけR方向に周回させる。これによって排出コンベア6上の物品S1入りのポケットPは移動せず、供給コンベア5側では上昇する新たな空のポケットPに新たな物品S14が押し込まれる。これと同時に排出プッシャ22を作動させて物品S1〜S5を排出コンベア6に向かって押し出す。
次に図8(c)に示すように昇降フレーム10a、10bを0.5ピッチ上昇させ、各ポケットPを0,5ピッチR方向に周回させる。そして、排出コンベア6側では排出プッシャ22で物品S1〜S5が積層状態で排出コンベア6上に押し出され、供給コンベア5側では新たな物品S15が空のポケットPに押し込まれる。
次に図8(d)では、物品S1〜S5が排出されたことで、昇降フレーム10a、10bが1ピッチ降下し、各ポケットPが2ピッチ分R方向に周回する。これによって、排出コンベア6側ではポケットPは3ピッチ降下し、供給コンベア5側では物品S16が1ピッチ分上昇する空のポケットPに押し込まれる。
更に図8(e)では、排出コンベア6側ではポケットPは1ピッチ降下し、昇降フレーム10a、10bは静止状態に維持されるため、各ポケットPはR方向に1ピッチ周回して新たな物品S16を空のポケットPに押し込む。
そして図8(f)でも、排出コンベア6側ではポケットPは1ピッチ降下し、昇降フレーム10a、10bは静止状態に維持されるため、各ポケットPはR方向に1ピッチ周回して新たな物品S16を空のポケットPに押し込む。また、排出コンベア6上に物品S6を収容したポケットPが降下して位置する。このようにして6工程を経て初期位置に戻り、繰り返して5段積みの物品Sが排出される。
図9(a)において、物品Sの高さ(厚み)がHであったものをh(<H)に変更する場合(H<hでもよい)、第一チェーン11をL方向に作動して各前ブレード7を(H−h)だけ周回させてポケットPの間隔をせばめると共に昇降フレーム10a,10bを(H−h)/2下降する。更に第一及び第二チェーン11、12をR方向に作動して各ポケットPを(H−h)/2周回させる。これによって、供給コンベア5及び排出コンベア6に対する各ポケットPの位置をずらしたり衝突させることなく各ポケットPの間隙をHからhに調整できる。
図10に示す反転段積み装置40において、供給コンベア5と反転重ね機構4は上述した実施の形態によるものと同一構成であり、反転重ね機構4のポケット反転手段Dは各ポケットPを水平面に沿って搬送可能なように水平面上に配設されている。供給コンベア5もこのようなポケットPに物品Sを供給できるように配設されている。そして、物品Sの排出側では、排出プッシャ22によって一体に排出すべき複数の物品S及びポケットPを挟んで排出プッシャ22と対向する位置に排出コンベア41が配設されている。
この排出コンベア41は一対のガイド板42、42と底面43を備えており、両ガイド板42、42は幅寄せ部42a、42aと平行搬送部42b、42bとを有している。幅寄せ部42a、42aは、ポケットP側で集合すべき数の物品S(図では4個)を収容した複数のポケットPに対応する広い幅を有し、ポケットPから離れるに従って漸次幅が狭くなるように傾斜して形成されている。平行搬送部42b、42bは各物品Sを密着した状態で配列して排出することになる。
排出コンベア41は一方または両方のガイド板42aをその間隔を広くしたり狭くする方向に移動することで、物品Sの集積数の変更に対応させることができる。
また、供給コンベア5から排出コンベア41に至るまで、第一及び第二チェーン11、12に固定された各ポケットPの外周を囲うようにガイド部材45が設けられている。これによって各ポケットPの旋回時に物品Sが遠心力で飛び出すことを防止できる。
4 反転重ね機構
5 供給コンベア
6 排出コンベア
7 前ブレード(ポケット反転手段)
8 後ブレード(ポケット反転手段)
10a,10b 昇降プレート(往復動部材)
11 第一チェーン(ポケット反転手段)
12 第二チェーン(ポケット反転手段)
21 到達感知センサー
22 排出プッシャ
22a プッシャ
31 制御手段
D ポケット反転手段
P ポケット(ポケット反転手段)
S 物品
M1,M2,M3,M4 モータ
Claims (7)
- 物品を順次搬送する供給手段と、該供給手段から物品を順次受け取る複数のポケットと、該複数のポケットを保持して循環させることで該ポケット内の物品を反転させるポケット反転手段と、該ポケット反転手段の反転した複数のポケットから複数の物品を排出する排出プッシャと、該排出プッシャで排出された複数の物品を重ねて受け取る排出手段と、前記ポケット反転手段を往復動させる往復動部材とを備えたことを特徴とする反転重ね装置。
- 前記ポケット反転手段によるポケットの循環距離と前記往復動部材の移動距離とを制御する制御手段を更に備えていて、前記ポケットの循環距離と前記往復動部材の移動距離を制御することで、供給手段で連続して搬送される物品をポケット内に受け取ることと排出プッシャで複数の物品を重ねて排出することの一方または両方を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の反転重ね装置。
- 前記ポケットは物品を挟む前プレートと後プレートを配設してなり、前記ポケット反転手段は、前プレートを所定間隔で固定していてスプロケットに巻回された無端状の第一チェーンと、前記後プレートを所定間隔で固定していてスプロケットに巻回された無端状の第二チェーンと、前記第一及び第二チェーンを駆動させる駆動手段と、前記前プレートと後プレートを同期してまたは個別に周回動させる前記制御手段とを備えてなる請求項2に記載の反転重ね装置。
- 前記ポケットで物品を受け取る際に、前記前プレートと後プレートの間隔を拡大した状態で物品を受け取り、受け取り後に前記前プレートと後プレートの間隔を狭めるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の反転重ね装置。
- 前記ポケットは、収容する物品の厚みに応じて前記前プレートと後プレートの間隔を調整可能とした請求項3または4に記載の反転重ね装置。
- 前記排出プッシャは、排出側に位置する適宜の複数の前記ポケットに重なるように移動可能であり、排出時の物品の重ね数を設定するようにした請求項1乃至5のいずれかに記載の反転重ね装置。
- 前記排出手段は、排出プッシャで排出された複数の物品を互いに寄せるように誘導して重ねて配列するようにした請求項1乃至6のいずれかに記載の反転重ね装置。
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Legal Events
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Effective date: 20080826 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20081022 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090203 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |