JP2020070136A - 製品ストック装置 - Google Patents

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正雄 河合
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正雄 河合
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Yoshiyuki Tokuyama
善之 徳山
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Abstract

【課題】 寸法の異なるパレットを用いる場合でも製品をストックすることができる製品ストック装置を提供する。【解決手段】 空パレット9を搬送する搬入機構13は、幅方向に間隔をあけて配置された一対のコンベアベルト機構34.36を備えた搬入コンベア17によって構成され、一対のコンベアベルト機構は幅方向の間隔の寸法が変更可能である。よって本発明に係る製品ストック装置1は、寸法の異なるパレットを用いる場合でも、製品をストックするために使用することが可能である。したがって従来のように、寸法の異なるパレット毎に製品ストック装置を準備しておく必要がなくなる。【選択図】図2

Description

本発明は、製造装置に隣接して配置されて、製造装置から製品取出機により取り出された1以上の製品をパレット内に収納して一時的にストックする製品ストック装置に関するものである。
特開2017−71468号公報(特許文献1)には、複数の空パレットが積層されてなる空パレット積層群を搬入位置から前記空パレットに製品を収納する待機位置に搬送し、待機位置にある空パレット積層群から一つの空パレットを待機位置に隣接する収納位置まで搬送する搬入機構と、収納位置にある空パレットに製品取出機により取り出された1以上の製品が収納されてなる収納済みパレットが、複数積層されてなる収納パレット積層群を収納位置の下方にある搬出搬送開始位置まで搬送するリフト機構と、搬出搬送開始位置から搬出位置まで収納パレット積層群を搬出する搬出機構を主フレーム内に備えてなる主ストックユニットを備えた、従来の製品ストック装置の一例が開示されている。
特開2017−71468号公報
特許文献1に記載の製品ストック装置では、特定寸法のパレットを使用する場合の専用品として製造されている。そのため従来は、寸法の異なるパレット毎に製品ストック装置を用意する必要があった。
本発明の目的は、寸法の異なるパレットを用いる場合でも製品をストックすることができる製品ストック装置を提供することにある。
本発明は、製造装置に隣接して配置されて、製造装置から製品取出機により取り出された1以上の製品をパレット内に収納して一時的にストックするための製品ストック装置を改良の対象とする。本発明の製品ストック装置は、搬入機構と、リフト機構と、搬出機構とを主フレーム内に備えた主ストックユニットを備えている。搬入機構は、複数の空パレットが積層されてなる空パレット積層群を搬入位置から空パレットに製品を収納する待機位置に搬送し、待機位置にある空パレット積層群から一つの空パレットを待機位置に隣接する収納位置まで搬送する。リフト機構は、収納位置にある空パレットに成形品取出機により取り出された1以上の製品が収納されてなる収納済みパレットが、複数積層されてなる収納パレット積層群を収納位置の下方にある搬出搬送開始位置まで搬送する。そして搬出機構は、搬出搬送開始位置から搬出位置まで収納パレット積層群を搬出する。
本発明においては、特に、搬入機構を幅方向に間隔をあけて配置された一対のコンベアベルト機構を備えた搬入コンベアによって構成する。また搬出機構を幅方向に間隔をあけて配置された一対のコンベアベルト機構を備えた搬出コンベアによって構成する。そして搬入コンベア及び搬出コンベアは、それぞれ一対のコンベアベルト機構の幅方向の間隔の寸法が変更可能に構成されている。本発明によれば、幅寸法の異なるパレットをストックする場合には、搬入コンベア及び搬出コンベアのそれぞれの一対のコンベアベルト機構の幅方向の間隔の寸法を、ストックの対象とするパレットの幅寸法に合わせて変更調整すれば、幅寸法の異なるパレットでもストックすることができる。したがって従来のように、寸法の異なるパレット毎に製品ストック装置を準備しておく必要がなくなる。
対のコンベアベルト機構の、一方が幅方向に移動可能であっても、一対のコンベアベルト機構の、両方が幅方向に移動可能であってもよい。
主フレームは、幅方向に位置する一対の側方フレームと、両端が一対の側方フレームに連結構造を介してそれぞれ連結される複数本の連結フレームによって構成されているのが好ましい。このような構造を採用すると、主フレームの幅寸法が異なっても、一対の側方フレームは同じ構造のものを共用できるので、製造コストを下げることができる。なお(請求項5)一対の側方フレームは、それぞれ一体型であるのが好ましい。
主フレームを構成する複数本の連結フレームには、搬送機構を支持するために一対の側方フレームの上方領域において一対の側方フレームを連結する複数本の支持用連結フレームと、搬出機構を支持するために一対の側方フレームの上方領域よりも下にある下方領域において一対の側方フレームを連結する複数本の支持用連結フレームが含まれているのが好ましい。このような構造を採用すると、支持用連結フレームの長さを変えることにより、簡単に主フレームの幅寸法を変更することができる。
一対のコンベアベルト機構の位置調整の機構は任意である。例えば、一対のコンベアベルト機構を、複数本の支持用連結フレームに沿って幅方向にスライド可能に支持するスライド機構と複数本の支持用連結フレームに対して一対のコンベアベルト機構を固定する固定手段とにより位置決めする位置決め構造を複数本の支持用連結フレームに対して設ければよい。スライド機構に沿ってコンベアベルト機構を移動させることにより、一対のコンベアベルト機構の幅方向寸法を調整した後に、固定手段によりコンベアベルト機構を固定するだけで、一対のコンベアベルト機構間の幅方向寸法を、簡単にパレットの幅方向寸法に合わせることができる。
待機位置において空パレット積層群から一つの空パレットを収納位置に搬送する際に、1つの空パレットを搬送可能にするために待機位置において残りの空パレット積層群をリフトアップするリフトアップ機構の残りの空パレット積層群の最下部の空パレットと係合する係合構造は、搬入機構の一対のコンベアベルト機構の幅方向の間隔の寸法変更に対応して、残りの空パレット積層群をリフトアップできるように構造変更可能に構成されている。その結果、幅方向の寸法が異なるパレットにリフトアップ機構も簡単に調整できる。
なお係合構造が最下部の空パレットと係合する複数の爪部を有しており、複数の爪部が交換可能であれば、幅方向の寸法が異なるパレットにリフトアップ機構も爪の交換作業により簡単に調整できる。
係合構造が最下部の空パレットと係合する複数の爪部を有しており、係合構造は、複数の爪部の長さをそれぞれ変更可能に構成されていてもよい。例えば、爪部をスライド可能に支持することにより長さ変更が可能になる。
係合構造は、複数の爪部の位置を空パレットの搬送方向に変更可能に構成されていてもよい。このようするとパレットの重心の相違に応じて適切な位置で爪により空パレット積層群をリフトアップできる。
また搬入機構に対して直列に配置されて延長搬入位置から搬入位置に空パレット群を供給する延長搬入機構と、搬出機構に対して直列に配置されて搬出位置から延長搬出位置まで収納パレット積層群を搬出する延長搬出機構を構成する搬入搬出兼用機構を延長フレーム内に備えてなる延長ストックユニットをさらに備えていてもよい。この場合、延長ストックユニットは、延長搬出位置と延長搬入位置との間で上下して搬入搬出兼用機構を延長搬出位置と延長搬入位置との間で上昇または下降させるリフト機構をさらに備えている。そして搬入搬出兼用機構は、幅方向に間隔をあけて配置された一対のコンベアベルト機構を備えた搬入搬出兼用コンベアによって構成されている。搬入搬出兼用コンベアは、一対のコンベアベルト機構の幅方向の間隔の寸法が変更可能に構成されている。したがって延長ストックユニットを用いても、パレットの種類の変更に対応することができる。
なお搬入搬出兼用機構の一対のコンベアベルト機構の、一方が幅方向に移動可能であり、一対のコンベアベルト機構の、両方が幅方向に移動可能であってもよい。
本発明の一つの実施の形態の製品ストック装置の全体構成を示す斜視図である。 外装を除いた図1の実施の形態を示す斜視図である。 外装を除いた図1の実施の形態を示す正面図である。 外装を除いた図1の実施の形態を示す右側面図である。 外装を除いた図1の実施の形態を示す平面図である。 図1の実施の形態における搬入コンベア部分のみを示す拡大斜視図である。 図6のコンベア部分の平面図である。 図6のコンベア部分の底面図である。 図1の実施の形態におけるリフトアップ機構に含まれる交換可能な爪部の2つの例(A)及び(B)を示す平面図である。 リフトアップ機構に含まれる係合構造の他の例を説明するために用いる図である。 (A)及び(B)は、取り付け姿勢を変えることにより、異なる長さの爪部を実現することができる係合構造の他の例を示すための図である。
以下図面を参照して、本発明の製品ストック装置の一つの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、一つの実施の形態の製品ストック装置1の全体構成を示す斜視図である。図2乃至図5はそれぞれ図1の実施の形態において外装を除いた状態を示す斜視図、正面図、右側面図及び平面図である。なお図2には、実際の動作時におけるパレットの積載状態を示しているが、他の図においては、パレットの流れを示す目的のために適宜の場所に一枚のパレットを図示してある。
本実施の形態の製品ストック装置1は、図示しない樹脂成形機(製造装置)に隣接して配置されて、樹脂成形機から成形品取出機(図示していない)により取り出された1以上の成形品(製品)を収納位置P3にある空パレット9内に収納して一時的にストックする目的で使用される。本実施の形態の製品ストック装置1は、基本構成として、主ストックユニット3と、延長ストックユニット5とを備えている。
図2及び図3に示すように、主ストックユニット3は、主フレーム4内に、搬入機構13と、リフト機構21と、搬出機構23とを備えている。
搬入機構13は、複数のプラスティック製の空パレット9が積層されてなる空パレット積層群11を搬入位置P1から空パレット9に製品を収納する直前における待機位置P2に搬送し、待機位置P2にある空パレット積層群11から一つの空パレット9を待機位置P2に隣接する収納位置P3まで搬送する。
なお空パレット積層群11は、各図では延長ストックユニット5の上に示す8枚の空パレッ9によって構成されているが、搬入位置P1から待機位置P2に移動するときの空パレット積層群11は、異なる枚数の空パレットが積層されて構成されていてもよい。
リフト機構21は、収納位置P3にある空パレット9に製品取出機により取り出された1以上の製品が収納されてなる収納済みパレットが、複数積層されてなる収納パレット積層群11´を収納位置P3の下方にある搬出搬送開始位置P4まで搬送する。
搬出機構23は、搬出搬送開始位置P4から搬出位置P5まで収納パレット積層群11´を搬出する。搬出機構23は、幅方向に間隔をあけて配置された一対のコンベアベルト機構を備えた搬出コンベアによって構成されている。
待機位置P2にある空パレット積層群11から空パレット9を一枚ずつ収納位置P3に移送するためのリフトアップ機構29は、待機位置P2において空パレット積層群11から一つの空パレット9を収納位置P3に搬送する際に、1つの空パレット9を搬送可能にするために待機位置P2において残りの空パレット積層群11をリフトアップする。リフトアップ機構29は、残りの空パレット積層群11の最下部の空パレット9と係合する係合構造として、空パレット9の移送方向の両側から他方に向かって突出する2本一組の一対の爪部31,31を有している。なお図1及び図2においては、爪部31,31の存在を見せるために、手前側の一対の爪部31,31を最上方位置に上げている。奥側の一対の爪部31,31は、適正位置にある。すなわち実際にリフトアップするために、空パレット積層群11の最下部の1つの空パレット9の上にある残りの空パレット積層群11の最下部の空パレット9のフランジ部の下に挿入配置されている。そのため図1及び図2においては、奥側の一対の爪部31,31は見えない。
手前側及び奥側の一組の一対の爪部31,31は、相互に同期して接近離反することにより、残りの空パレット積層群11の最下部の空パレット9のフランジ部の一部と係合及び離脱が可能であり、また同期して上昇・下降可能である。よって一組の一対の爪部31,31は空パレット積層群11の最下部から2番目の空パレット9のフランジ部と係合して、最下部の空パレット9を残して空パレット積層群11をリフトアップする。この状態で、後述する搬入機構13を作動させて最下部の空パレット9のみを移送し、最下部の空パレット9が移動したら、組の一対の爪部31,31は加工して残りの空パレット積層群11を元の待機位置P2上に戻す。最下部の空パレット9は、後述する一対のコンベアベルト機構34,36によって残りの空パレット積層群11よりも収納位置P3側に搬送された後、図2及び図5に示す搬送スライダ14によって収納位置P3へと搬送される。搬送スライダ14は、搬送方向のスライド動作を際に、空パレット9の底部と係合してからパレット9を収納位置P3に搬送する。その後、搬送スライダ14は、空パレット9との係合を解除して元の位置に戻る。以後、空パレット積層群11に含まれるすべての空パレット9が収納位置P3に搬送されるまで、この動作が繰り返される。
図5乃至図7に示すように、本実施の形態においては、搬入機構13を幅方向に間隔をあけて配置された一対のコンベアベルト機構34,36を備えた搬入コンベア17によって構成する。また搬出機構23を幅方向に間隔をあけて配置された一対のコンベアベルト機構を備えた搬出コンベアによって構成する。搬入機構13と搬出機構23は、基本構成が同じであるため、ここでは搬入機構13を代表例として詳しく説明することにより、搬出機構23の説明は省略する。特に、本実施比では、搬入コンベア17及び搬出コンベアは、それぞれ一対のコンベアベルト機構34,36の幅方向の間隔の寸法が変更可能に構成されていることを特徴とする。この特徴により、幅方向寸法の異なるパレットに対応することができる。
図2及び図5に示すように、本実施の形態においては、主フレーム4は、幅方向に位置する一対の側方フレーム67,67と、両端が一対の側方フレーム67,67に連結構造を介してそれぞれ連結される複数本の連結フレーム69,71によって構成されている。このような構造を採用すると、主フレーム4の幅寸法が異なっても、連結フレームの長さを変えることにより、一対の側方フレーム67,67は同じ構造のものを共用できるので、製造コストを下げることができる。なお本実施の形態において、一対の側方フレーム67,67は、それぞれ溶接により一体型に形成されている。
本実施の形態において、主フレーム4を構成する複数本の連結フレーム69には、搬送機構13を支持するために一対の側方フレーム67,67の上方領域において一対の側方フレーム67,67を連結する複数本の支持用連結フレーム69´の他にも、図2に表されているように、搬出機構23を支持するために一対の側方フレーム67,67の上方領域よりも下にある下方領域において一対の側方フレーム67,67を連結する複数本の支持用連結フレーム71´が含まれている。このような構造を採用すると、連結フレーム69、69´及び71,71´の長さを変えることにより、簡単に主フレーム4の幅寸法を変更することができる。
一対のコンベアベルト機構34,36の位置調整の機構は任意であるが、本実施の形態においては、一対のコンベアベルト機構34,36を、複数本の支持用連結フレーム69´,71´に沿って幅方向にスライド可能に支持するスライド機構と複数本の支持用連結フレーム69´,71´に対して一対のコンベアベルト機構を固定する固定手段とにより位置決めする位置決め構造を複数本の支持用連結フレーム69,71に対して設けている。スライド機構に沿ってコンベアベルト機構を移動させることにより、一対のコンベアベルト機構の幅方向寸法を調整した後に、固定手段によりコンベアベルト機構を固定するだけで、一対のコンベアベルト機構間の幅方向寸法を、簡単にパレットの幅方向寸法に合わせることができる。
図6乃至図8に示すように、本実施の形態の搬入機構13は、電動モータからなる搬入駆動源15と、搬入駆動源15によって駆動される一対のコンベアベルト機構34,36を備えた搬入コンベア17とを備えている。搬入コンベア17は、幅方向に間隔を開けて配置され、対のコンベアベルト機構34,36の一対のコンベアベルト35,37が平行に並んだ構造を有している。一対のコンベアベルト35,37は上流の搬入位置P1側に位置する一対の駆動プーリ39,41と、下流の収納位置P3側に位置する一対の従動プーリ43,45との間にそれぞれ架け渡されており、搬入駆動源15により駆動される駆動軸47を介して一対の駆動プーリ39,41を回動させることによって、一対のコンベアベルト35,37を走行させることができる。
一対のコンベアベルト35,37、一対の駆動プーリ39,41及び一対の従動プーリ43,45等からなる一対のコンベアベルト機構34,36の幅方向の間隔の寸法は変更可能である。すなわち、駆動プーリ39及び従動プーリ43は第1コンベアフレーム49に回動可能に取り付けられて一方のコンベアベルト機構34を構成し、駆動プーリ41及び従動プーリ45は第2コンベアフレーム51に回動可能に取り付けられて他方のコンベアベルト機構36を構成している。第1コンベアフレーム49及び第2コンベアフレーム51は、それぞれスライド型固定具53,55とスライド型固定具57,59に固定されている。第1コンベアフレーム49及び第2コンベアフレーム51の下方には、両端が一対の側方フレーム67,67に連結構造を介してそれぞれ連結される支持用連結フレーム69´を構成する一対のガイドレール61,63が搬送方向に間隔を開けて搬入コンベア17の両端近くに配置されている。スライド型固定具53及び57はガイドレール61に、スライド型固定具55及び59はガイドレール63に、それぞれスライド可能に取り付けられている。
各スライド型固定具53乃至59には、一対のコンベアベルト機構34,36の固定手段として固定ネジ65がそれぞれ設けられている。各ガイド53〜59と各ガイドレール61,63とからなるスライド機構に沿ってコンベアベルト機構を移動させることにより、一対のコンベアベルト機構の幅方向寸法を調整した後、各固定ネジ65を各ガイドレール61,63に事前に設けた複数の調整用ネジ孔に螺合させることにより、ガイドレール61、73に対してコンベアベルト機構を固定することができる。各固定ネジ65を各ガイドレール61,63のネジ孔から外せば、コンベアベルト機構をスライド可能な状態にすることができる。また駆動軸47はボールスプラインであり、駆動プーリ39,41は駆動軸47の軸線に沿ってスライド可能に構成されている。なお本実施の形態では、搬入駆動源15は、ガイドレール61に固定されている。
よって、第1コンベアフレーム49及び第2コンベアフレーム51は、幅方向の相互の間隔の寸法が変更可能であり、従って一対のコンベアベルト機構の間隔の寸法をパレットの幅寸法に合わせて調節可能である。
搬出機構23も、搬入機構13と同じ構成であり、一対のコンベアベルト機構の幅方向の間隔の寸法が変更可能な搬出コンベアを含む。
なお本実施の形態では第1コンベアフレーム49及び第2コンベアフレーム51の両方が幅方向に移動可能であるが、他の実施の形態では一方のみが幅方向に移動可能であってもよい。
本実施の形態における延長ストックユニット5は、主ストックユニット3の搬入機構13に対して直列に配置されて延長搬入位置P6から搬入位置P1に空パレット積層群を供給する延長搬入機構と、搬出機構23に対して直列に配置されて搬出位置P5から延長搬出位置P7まで収納パレット積層群を搬出する延長搬出機構との両方を構成する搬入搬出兼用機構81を備えている。搬入搬出兼用機構81は、延長ストックユニット5にさらに備えられたリフト機構83により、延長搬出位置P7と延長搬入位置P6との間で上昇または下降する。
搬入搬出兼用機構81は搬入機構13と同様の構成を有しており、すなわち幅方向に間隔をあけて配置された一対のコンベアベルト機構を備えた搬入搬出兼用コンベア85によって構成され、搬入搬出兼用コンベア85は、一対のコンベアベルト機構の幅方向の間隔の寸法が変更可能に構成されている。したがって延長ストックユニット5を用いても、パレットの種類の変更に対応することができる。
なお搬入搬出兼用機構81の一対のコンベアベルト機構は、搬入機構13と同様、両方が幅方向に移動可能であるが、他の実施の形態においては一方のみが幅方向に移動可能である。
図9(A)及び(B)はそれぞれ、本実施の形態におけるリフトアップ機構29の2本一組の爪部31,31と、幅方向の寸法がより小さいパレットに対応する2本一組の交換爪部73,73とを示す。図9より明らかなように、交換爪部73,73は爪部31,31よりも長く延びている。従ってパレットの幅寸法に応じて交換をすれば、幅方向の寸法がより小さいパレットを係合することが可能である。本実施の形態においては、搬入機構13の一対のコンベアベルト機構の幅方向の間隔の寸法変更に対応して、残りの空パレット積層群11をリフトアップできるように変更可能である。その結果、幅方向の寸法が異なるパレットにリフトアップ機構29も簡単に調整できる。
図10は、係合構造の他の例を示している。この係合構造では、最下部の空パレットと係合する2つの爪部75,75の長さ及び位置をそれぞれ変更可能にする。そこで、2つの爪部75,75には爪部の長手方向に延びる細長い溝75Aを形成し、爪部を固定する被固定部76には、溝75Aと直交する方向に延びる溝76Aを形成する。そして爪部75,75の被固定部76への固定は、溝75Aと溝76Aとを貫通するボルト77にナットを螺合させることにより行う。この係合構造では、溝75Aと溝76Aの位置関係を調整することにより、2つの爪部75,75の有効寸法及び位置を調整することができる。特に、この係合構造によれば、複数の爪部の位置を空パレットの搬送方向に変更可能に構成されているので、パレットの重心の相違に応じて適切な位置で爪部により空パレット積層群をリフトアップできる。
図11(A)及び(B)は、他の係合構造の例を説明するための図である。
この構造では、爪部78,78としてL字型の爪部を用いている。L字型の爪部の両腕部78A及び78Cにはそれぞれ溝78B及び78Dが形成されている。そして被固定部80に立設したボルト81に溝78Bまたは78Dに篏合し、このボルトにナットを締め付けることにより爪部78A及び78Cを被固定部80に固定する。図11(A)は、長い腕部78Aを係合用の爪部とて使用する場合を示しており、図1(B)は短い腕部78Cを爪部として使用する場合である。この係合構造を用いると、爪部の取付姿勢を変えることにより、爪部の長さと位置を変更することができる。
以上のように本実施の形態に係る製品ストック装置によると、空パレット9又は収納パレットを搬送する搬入機構13及び搬出機構23は、幅方向に間隔を開けて配置された一対のコンベアベルト機構を備えた搬入コンベア17及び搬出コンベアによって構成され、一対のコンベアベルト機構は幅方向の間隔の寸法が変更可能であるため、寸法の異なるパレットを用いる場合でも、製品をストックするために使用することが可能である。
本発明の製品ストック装置によれば、寸法の異なるパレットを用いる場合でも製品をストックすることができる。したがって従来のように、寸法の異なるパレット毎に製品ストック装置を準備しておく必要がなくなる。
1 製品ストック装置
3 主ストックユニット
4 主フレーム
5 延長ストックユニット
9 空パレット
11 空パレット積層群
11´ 収納パレット積層群
13 搬入機構
15 搬入駆動源
17 搬入コンベア
21 リフト機構
23 搬出機構
29 リフトアップ機構
31 爪部
34,36 コンベアベルト機構
35,37 コンベアベルト
39,41 駆動プーリ
43,45 従動プーリ
49 第1コンベアフレーム
51 第2コンベアフレーム
53,55、57,59 スライド型固定具
61,63 ガイドレール
65 固定ネジ
67 側方フレーム
69,71 連結フレーム
69´,71´ 支持用連結フレーム
73 交換爪部
75,78 爪部
81 搬入搬出兼用機構
83 リフト機構
85 搬入搬出兼用コンベア
P1 搬入位置
P2 待機位置
P3 収納位置
P4 搬出搬送開始位置
P5 搬出位置
P6 延長搬入位置
P7 延長搬出位置

Claims (14)

  1. 製造装置に隣接して配置されて、前記製造装置から製品取出機により取り出された1以上の製品をパレット内に収納して一時的にストックするために、
    複数の空パレットが積層されてなる空パレット積層群を搬入位置から前記空パレットに製品を収納する待機位置に搬送し、前記待機位置にある前記空パレット積層群から一つの前記空パレットを前記待機位置に隣接する収納位置まで搬送する搬入機構と、
    前記収納位置にある前記空パレットに前記製品取出機により取り出された前記1以上の製品が収納されてなる収納済みパレットが、複数積層されてなる収納パレット積層群を前記収納位置の下方にある搬出搬送開始位置まで搬送するリフト機構と、
    前記搬出搬送開始位置から搬出位置まで前記収納パレット積層群を搬出する搬出機構を主フレーム内に備えてなる主ストックユニットを備えた製品ストック装置であって、
    前記搬入機構は幅方向に間隔をあけて配置された一対のコンベアベルト機構を備えた搬入コンベアによって構成され、
    前記搬入コンベア及び前記搬出コンベアは、それぞれ前記一対のコンベアベルト機構の前記幅方向の間隔の寸法が変更可能に構成されていることを特徴とする製品ストック装置。
  2. 前記一対のコンベアベルト機構の、一方が前記幅方向に移動可能である請求項1に記載の製品ストック装置。
  3. 前記一対のコンベアベルト機構の、両方が前記幅方向に移動可能である請求項1に記載の製品ストック装置。
  4. 前記主フレームは、前記幅方向に位置する一対の側方フレームと、両端が前記一対の側方フレームに連結構造を介してそれぞれ連結される複数本の連結フレームによって構成されている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の製品ストック装置。
  5. 前記一対の側方フレームは、それぞれ一体型である請求項4に記載の製品ストック装置。
  6. 前記複数本の連結フレームには、
    前記搬送機構を支持するために前記一対の側方フレームの上方領域において前記一対の 側方フレームを連結する複数本の支持用連結フレームと、
    前記搬出機構を支持するために前記一対の側方フレームの前記上方領域よりも下にある下方領域において前記一対の側方フレームを連結する複数本の支持用連結フレームが含まれている請求項4または5に記載の製品ストック装置。
  7. 前記一対のコンベアベルト機構を、前記複数本の支持用連結フレームに沿って前記幅方向にスライド可能に支持するスライド機構と、前記複数本の支持用連結フレームに対して前記一対のコンベアベルト機構を固定する固定手段とにより、位置決めする位置決め構造が、前記複数本の支持用連結フレームに対して設けられている請求項6に記載の製品ストック装置。
  8. 前記待機位置において前記空パレット積層群から一つの前記空パレットを前記収納位置に搬送する際に、前記1つの空パレットを搬送可能にするために前記待機位置において残りの前記空パレット積層群をリフトアップするリフトアップ機構の前記残りの空パレット積層群の最下部の空パレットと係合する係合構造が、前記搬入機構の前記一対のコンベアベルト機構の前記幅方向の間隔の寸法変更に対応して、前記残りの空パレット積層群をリフトアップできるように構造変更可能に構成されている請求項1に記載の製品ストック装置。
  9. 前記係合構造が前記最下部の空パレットと係合する複数の爪部を有しており、
    前記複数の爪部が交換可能である請求項8に記載の製品ストック装置。
  10. 前記係合構造が前記最下部の空パレットと係合する複数の爪部を有しており、
    前記係合構造は、前記複数の爪部の長さをそれぞれ変更可能に構成されている請求項8に記載の製品ストック装置。
  11. 前記係合構造は、前記複数の爪部の位置を前記空パレットの搬送方向に変更可能に構成されている請求項10に記載の製品ストック装置。
  12. 前記搬入機構に対して直列に配置されて延長搬入位置から前記搬入位置に前記空パレット群を供給する延長搬入機構と、前記搬出機構に対して直列に配置されて前記搬出位置から延長搬出位置まで前記収納パレット積層群を搬出する延長搬出機構を構成する搬入搬出兼用機構を延長フレーム内に備えてなる延長ストックユニットをさらに備え、
    前記延長ストックユニットは、前記延長搬出位置と前記延長搬入位置との間で上下して前記搬入搬出兼用機構を前記延長搬出位置と前記延長搬入位置との間で上昇または下降させるリフト機構をさらに備えおり、
    前記搬入搬出兼用機構は、前記幅方向に間隔をあけて配置された一対のコンベアベルト機構を備えた搬入搬出兼用コンベアによって構成され、
    前記搬入搬出兼用コンベアは、前記一対のコンベアベルト機構の前記幅方向の間隔の寸法が変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の製品ストック装置。
  13. 前記一対のコンベアベルト機構の、一方が前記幅方向に移動可能である請求項12に記載の製品ストック装置。
  14. 前記一対のコンベアベルト機構の、両方が前記幅方向に移動可能である請求項12に記載の製品ストック装置。
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