JP2005096006A - 対話式加工プログラム作成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転切削工具を用いて適正な円弧切削加工を実行可能な加工プログラムを自動作成することができる対話式加工プログラム作成装置を提供する。
【解決手段】ねじ切り工具を用いて行うヘリカルねじ切り加工については、まず、オペレータによって入力された最適切削速度及び工具データベースから抽出された工具径に基づいて、ねじ切り工具Tの最適回転数を算出した後、この最適回転数、ねじ切り工具Tのチップ数及びチップの送り量に基づいて、切削送り速度Fを算出する。そして、この切削送り速度Fでねじ切り工具Tの刃先がヘリカル移動するように、ワークWの被削面の円弧中心Owとねじ切り工具Tの中心Otとの間の距離LとワークWの被削面の円弧半径Rとから、切削送り速度Fをねじ切り工具Tの中心の切削送り速度F’に補正するような加工プログラムを自動作成するようになっている。
【選択図】 図4

Description

この発明は、NC工作機械の加工プログラムを自動作成する対話式加工プログラム作成装置に関する。
近年、NC工作機械には、ワークを加工するための加工プログラムを自動的に作成する加工プログラム作成装置が搭載されたものがあり、代表的な加工プログラム作成装置としては、例えば、NC装置の表示画面に順次表示される質問や入力要求に答える形でデータを入力していけば、加工プログラムが自動的に作成される対話式加工プログラム作成装置が広く知られている。
例えば、ワークの外周面に外径ねじを形成する場合は、所定の回転数で自転しているねじ切り工具を、その軸方向に移動させながら、ワークの周方向に公転させることによって、ワークの外周面にねじ山を形成するヘリカルねじ切り加工を行うことになるが、こういったヘリカルねじ切り加工の加工プログラムを対話式加工プログラム作成装置によって自動作成すると、ワークの材質や被削性に応じて決定された最適切削速度Vに基づいてねじ切り工具の最適回転数Nを算出すると共に、この最適回転数N、ねじ切り工具に設けられているチップの数Z及びチップの送り量fに基づいて切削送り速度Fを算出し、この切削送り速度Fでねじ切り工具をヘリカル移動させるような加工プログラムが作成されることになる。
特開平5−146944号公報 特開平7−68448号公報
しかしながら、このようにして算出されるねじ切り工具の切削送り速度Fは、厳密には、工具刃先の送り速度であり、ヘリカルねじ切り加工のように、ねじ切り工具が円運動を行う場合は、ねじ切り工具における工具中心の送り速度と工具刃先の送り速度とが異なることになる。
従って、こういった対話式加工プログラム作成装置によって自動作成されたヘリカルねじ切り加工の加工プログラムに従ってワークのねじ切り加工を行うと、ねじ切り工具の工具中心を切削送り速度Fでヘリカル移動させることになるので、工具刃先の送り速度が算出された適正な切削送り速度Fからずれてしまい、ワークのねじ切り加工を適正に行うことができないといった問題がある。
そこで、この発明の課題は、回転切削工具を用いて適正な円弧切削加工を実行可能な加工プログラムを自動作成することができる対話式加工プログラム作成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、NC工作機械の加工プログラムを自動作成する対話式加工プログラム作成装置であって、回転切削工具を用いて行う円弧切削加工については、ワークに応じて決定された最適切削速度に基づいて算出される前記回転切削工具の切削送り速度で前記回転切削工具の刃先が移動するように、前記回転切削工具の切削送り速度を補正するような加工プログラムを自動作成するようになっていることを特徴とする対話式加工プログラム作成装置を提供するものである。
具体的には、請求項2にかかる発明の対話式加工プログラム作成装置のように、ワークに応じて決定された最適切削速度に基づいて算出される前記回転切削工具の切削送り速度を、前記ワークの被削面の円弧半径Rに対する、前記ワークの被削面の円弧中心と前記回転切削工具の中心との間の距離Lの比率L/Rで増減させるようにすればよい。
以上のように、請求項1にかかる発明の対話式加工プログラム作成装置では、回転切削工具を用いて行う円弧切削加工についての加工プログラムを自動作成する際は、ワークに応じて決定された最適切削速度に基づいて算出される回転切削工具の切削送り速度で回転切削工具の刃先が移動するように、回転切削工具の切削送り速度を補正するようになっているので、従来の加工プログラム作成装置によって作成された円弧切削加工用の加工プログラムのように、工具刃先の送り速度が適正な切削送り速度からずれてしまうことがなく、ワークの円弧切削加工を適正に行うことができる。
特に、請求項2にかかる発明の対話式加工プログラム作成装置のように、最適切削速度に基づいて算出される回転切削工具の切削送り速度を、ワークの被削面の円弧半径Rに対する、ワークの被削面の円弧中心と回転切削工具の中心との間の距離Lの比率L/Rで増減させるようにしておくと、回転切削工具の切削送り速度を簡単に補正することができる。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、NC工作機械に搭載される対話式加工プログラム作成装置1の機能ブロック図である。この対話式加工プログラム作成装置1は、同図に示すように、ワークの形状、ヘリカルねじ切り加工やポケット加工といった加工種別、ワークに形成するねじの外径または内径、ワークの材質や被削性に応じて決定された最適切削速度といった加工条件等の種々の情報を入力するためのキーボード等からなる入力部11と、ワークの形状データ、加工条件及び選定工具情報、工具データベース等が記憶されるRAM等からなる記憶部12と、データ入力画面等の対話式画面が表示されるCRTからなる表示部13と、入力された加工種別やワークの形状等に応じて使用工具を選定する工具選定部14と、入力された種々のデータに基づいて、入力されていないその他の加工条件を自動決定する加工条件決定部15と、ツールパスを作成し、加工プログラムに変換するプログラム作成部16と、入力部11、記憶部12、表示部13、工具選定部14、加工条件決定部15及びプログラム作成部16を統括的に制御する制御部17とを備えており、工具選定部14、加工条件決定部15、プログラム作成部16及び制御部17は、CPUによって構成されている。なお、プログラム作成部16によって作成された加工プログラムは、インターフェース18を介して、NC装置2に送信され、NC装置2の記憶部に記憶されることになる。
以上のように構成された対話式加工プログラム作成装置1によって、ワークに外径ねじや内径ねじを形成するヘリカルねじ切り加工を行うための加工プログラムを作成する場合について、図2に示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
図2に示すように、まず、オペレータがワークの形状、加工種別(この場合、ヘリカルねじ切り加工)及び加工条件の一部(この場合、ワークに形成するねじの外径または内径、ワークの材質や被削性に応じて決定された最適切削速度等)を入力すると(ステップS1)、入力されたワークの形状データ、加工条件等が記憶部12のワーキングエリアに記憶される。ここで、工具選定部14が加工種別やワークの形状データに基づいて、使用工具(この場合、例えば、タップタイプのねじ切り工具)を選定し(ステップS2)、この選定された使用工具の工具情報(例えば、工具径、チップ数等)が記憶部12に記憶されている工具データベースから抽出され、記憶部12のワーキングエリアに記憶される。続いて、入力された加工条件や抽出された工具情報から、入力されていないその他の加工条件が決定され(ステップS3)、決定された加工条件が記憶部12のワーキングエリアに記憶される。
ステップS3において決定される「その他の加工条件」としては、例えば、選択された使用工具(ねじ切り工具)における工具中心の切削送り速度があり、具体的には、以下のようにして、決定される。
まず、オペレータによって入力された最適切削速度V及び工具データベースから抽出された工具径Dtに基づいて、数1に示す演算式に従って、ねじ切り工具の最適回転数Nを算出した後、この最適回転数N、ねじ切り工具に設けられているチップの数Z及びチップの送り量fに基づいて、数2に示す演算式に従って、切削送り速度Fを算出する。
Figure 2005096006
Figure 2005096006
この切削送り速度Fは、ねじ切り工具の刃先の最適送り速度であるので、この切削送り速度Fでねじ切り工具の刃先がヘリカル移動するように、切削送り速度Fを以下のようにして補正する。まず、図3に示すように、ワークWの被削面の円弧中心Owとねじ切り工具Tの中心Otとの間の距離Lを算出する。同図(a)に示すように、ワークに外径ねじを形成するヘリカルねじ切り加工の場合は、L=(Dwo+Dt)/2となり、同図(b)に示すように、環状のワークに内径ねじを形成するヘリカルねじ切り加工の場合は、L=(Dwi−Dt)/2となる。なお、ここで、Dwoはワークの外径を示しており、Dwiはワークの内径を示している。
このようにして、ワークWの被削面の円弧中心Owとねじ切り工具Tの中心Otとの間の距離Lが算出されると、この距離LとワークWの被削面の円弧半径Rとから、数3に示す補正式を用いて、図4(a)、(b)に示すように、切削送り速度Fを、ねじ切り工具Tの刃先を切削送り速度Fでヘリカル移動させるためのねじ切り工具Tの中心における切削送り速度F’に補正する。なお、図4(a)、(b)では、切削送り速度Fを実線の矢印で、補正後の切削送り速度F’を点線の矢印でそれぞれ示している。
Figure 2005096006
このようにして、ねじ切り工具Tの中心における切削送り速度F’が決定されると、図2に示すように、プログラム作成部16がツールパスを作成し(ステップS4)、これを、加工プログラムに変換することになる(ステップS5)。
以上のように、この対話式加工プログラム作成装置1では、ねじ切り工具を用いて行うヘリカルねじ切り加工についての加工プログラムを自動作成する際は、ワークに応じて決定された最適切削速度Vに基づいて算出される切削送り速度Fを、その切削送り速度Fでねじ切り工具Tの刃先がヘリカル移動するように、ねじ切り工具Tの中心における切削送り速度F’に補正するようになっているので、従来の加工プログラム作成装置によって作成されたヘリカルねじ切り加工用の加工プログラムのように、ねじ切り工具の刃先の送り速度が適正な切削送り速度からずれてしまうことがなく、ワークのヘリカルねじ切り加工を適正に行うことができる。
なお、上述した実施形態では、ワークWの被削面の円弧中心Owとねじ切り工具Tの中心Otとの間の距離LとワークWの被削面の円弧半径Rとから、数3に示す補正式を用いて、切削送り速度Fを補正するようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、外径ねじ加工の場合は、工具径Dtとワーク外径Dwoとから、数4に示す補正式を用いて、また、内径ねじ加工の場合は、工具径Dtとワーク内径Dwiとから、数5に示す補正式を用いて、算出された切削送り速度Fをそれぞれ補正するようにしてもよい。ただし、両者は基本的に同様の補正方法を採用していることはいうまでもない。
Figure 2005096006
Figure 2005096006
また、上述した実施形態では、ヘリカルねじ切り加工用の加工プログラムを自動作成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明の対話式加工プログラム作成装置は、例えば、エンドミル等の回転切削工具を用いて行うポケット加工用の加工プログラムを作成する場合において、エンドミル等の回転切削工具がポケットの円弧面を切削する際の切削送り速度を決定する場合のように、回転工具を円弧移動させることによって加工する全ての場合に有用であることはいうまでもない。
この発明にかかる対話式加工プログラム作成装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。 同上の対話式加工プログラム作成装置によって、ワークにヘリカルねじ切り加工を行うための加工プログラムを作成する場合に実行される一連の処理を示すフローチャートである。 (a)、(b)は同上の対話式加工プログラム作成装置において、実行される切削送り速度の補正処理を説明するための説明図である。 (a)、(b)は同上の対話式加工プログラム作成装置において、実行される切削送り速度の補正処理を説明するための説明図である。
符号の説明
1 対話式加工プログラム作成装置
2 NC装置
11 入力部
12 記憶部
13 表示部
14 工具選定部
15 加工条件決定部
16 プログラム作成部
17 制御部
18 インターフェース
T ねじ切り工具
W ワーク

Claims (2)

  1. NC工作機械の加工プログラムを自動作成する対話式加工プログラム作成装置であって、
    回転切削工具を用いて行う円弧切削加工については、
    ワークに応じて決定された最適切削速度に基づいて算出される前記回転切削工具の切削送り速度で前記回転切削工具の刃先が移動するように、前記回転切削工具の切削送り速度を補正するような加工プログラムを自動作成するようになっていることを特徴とする対話式加工プログラム作成装置。
  2. ワークに応じて決定された最適切削速度に基づいて算出される前記回転切削工具の切削送り速度を、前記ワークの被削面の円弧半径Rに対する、前記ワークの被削面の円弧中心と前記回転切削工具の中心との間の距離Lの比率L/Rで増減させるようになっている請求項1に記載の対話式加工プログラム作成装置。
JP2003330989A 2003-09-24 2003-09-24 対話式加工プログラム作成装置 Pending JP2005096006A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014226761A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 兼房株式会社 加工機および該制御方法

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