JP2005095588A - 使い捨て着用物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用中に前後胴周り域の連結が外れてしまうことがない使い捨て着用物品を提供する。
【解決手段】使い捨て着用物品1Aは、前後胴周り域4,6とそれら胴周り域4,6の間に位置する股下域5とを有し、後胴周り域6の両側部10の内面に縦方向へ延びる係合部材11が取り付けられている。物品1Aでは、係合部材11が後胴周り域6の側部10に固着された固定部18と固定部18から後胴周り域6の横方向中央へ向かって延びる第1自由部19とを有し、メカニカルファスナのうちのフック20が第1自由部19の内面に形成され、係合部材11を介して後胴周り域6の両側部10を前胴周り域4の内外面に係脱可能に止着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排泄物を吸収、保持する使い捨て着用物品に関する。
前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを有し、前後胴周り域の両側部に縦方向へ延びる両面粘着テープが取り付けられ、前後胴周り域の側部が合掌状に重なり合った状態で、側部どうしがそれら粘着テープを介して連結された使い捨ておむつがある(特許文献1参照)。この物品には、胴周り開口と一対の脚周り開口とが形成されている。保護者や介護者は、着用者の両脚を胴周り開口から脚周り開口へ通し、物品を着用者の胴部に引き上げ、物品を着用者に装着する。
また、前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを有し、前後胴周り域の両側部に縦方向へ延びる係合部材が取り付けられ、それら係合部材を介して前後胴周り域の両側部を連結する使い捨て着用物品がある(特許文献2参照)。係合部材の一方は、メカニカルファスナのうちのフックであり、前胴周り域の両側部の外面に取り付けられている。係合部材の他方は、メカニカルファスナのうちのループであり、前胴周り域の両側部の内面に取り付けられている。保護者や介護者が特許文献2に開示の物品を着用者に装着する手順は、以下のとおりである。保護者や介護者は、前胴周り域の側部外面に後胴周り域の側部内面を重ね合わせ、フックとループとを係合させて前後胴周り域の側部どうしを連結する。前後胴周り域が連結された物品には、胴周り開口と一対の脚周り開口とが形成される。保護者や介護者は、前後胴周り域を連結した後、着用者の両脚を胴周り開口から脚周り開口へ通し、物品を着用者の胴部に引き上げる。
特開平4−89050号公報 実開平6−55623号公報
特許文献1に開示の物品は、両面粘着テープを介して前後胴周り域を連結した装着状態において、着用者の胴部によって前後胴周り域の両側部が胴周り方向へ引っ張られると、それら粘着テープを互いに離間させる剥離力が前後胴周り域の両側部に作用する。この物品では、粘着テープどうしの接着力が弱いと、物品の着用中に、前後胴周り域の側部に作用する剥離力によって粘着テープどうしが容易に剥離し、前後胴周り域の連結が不用意に外れてしまう場合がある。
特許文献2に開示の物品は、それら係合部材を介して前後胴周り域を連結した装着状態において、着用者の胴部によって前後胴周り域の両側部が胴周り方向へ引っ張られると、フックとループとが強く絡み合い、物品の使用後にフックとループとの係合を解除しようとしても、フックとループとの係合力が強く、それらの係合を容易に解除することができない場合がある。
本発明の目的は、着用中に前後胴周り域の連結が外れてしまうことがなく、使用後に前後胴周り域の側部の連結を容易に外すことができる使い捨て着用物品を提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを有し、前記前後胴周り域のいずれか一方の両側部の内面に縦方向へ延びる係合部材が取り付けられ、前記係合部材を介して前記両側部をそれら域の内外面に係脱可能に止着する使い捨て着用物品である。
前記前提における本発明の特徴は、前記係合部材が、前記胴周り域の側部に固着された固定部と、前記固定部から前記胴周り域の横方向中央へ向かって延びる第1自由部とを有し、メカニカルファスナのうちのフックと粘着剤を塗布した粘着域とのいずれか一方が、前記第1自由部の内面に形成されていることにある。
本発明の実施態様の一例としては、前記フックと前記粘着域とのいずれか一方が、前記固定部の内面に形成されている。
本発明の実施態様の他の一例としては、前記係合部材が、前記固定部を挟んで前記第1自由部の反対側に該固定部から前記胴周り域の横方向外方へ向かって延びる第2自由部を有し、前記フックと前記粘着域とのいずれか一方が、前記第2自由部の内面に形成されている。
本発明の実施態様の他の一例としては、前記係合部材の縦方向の長さ寸法が、前記胴周り域の側部のそれとほぼ同一である。
本発明の実施態様の他の一例としては、前記前後胴周り域の両側部が、縦方向と横方向とのうちの少なくとも横方向へ伸縮可能である。
本発明にかかる使い捨て着用物品によれば、係合部材の自由部を胴周り域の内面に係合させた装着状態において、前後胴周り域の側部にそれらを互いに引き離す力が働いたとしても、その力が胴周り域の側部と係合部材とに剪断力として作用するので、係合部材の自由部が胴周り域の内面から剥がれ難く、物品の着用中に前後胴周り域の連結が不用意に外れてしまうことがない。この着用物品は、着用者の胴部の締め付け具合を代えることができるので、着用者の胴周り寸法の如何に拘わらず、着用者の胴部を十分に締め付けることができ、着用中における物品のずれ下がりを防ぐことができる。この着用物品は、係合部材によって物品の畳まれた状態が維持されるので、物品を畳んだ状態のまま廃棄することができる。
係合部材の固定部の内面にフックと粘着域とのいずれか一方が形成された着用物品では、係合部材の固定部および自由部を胴周り域の内面に係合させた装着状態と係合部材の固定部および自由部を胴周り域の外面に係合させた装着状態との両者において、前後胴周り域の側部にそれらを互いに引き離す力が働いたとしても、その力が胴周り域の側部と係合部材とに剪断力として作用するので、係合部材の固定部および自由部が胴周り域の内外面から剥がれ難く、物品の着用中に前後胴周り域の連結が不用意に外れてしまうことがない。
係合部材が固定部および第1自由部のみならず第2自由部を有し、第2自由部の内面にフックと粘着域とのいずれか一方が形成された着用物品では、第2自由部が胴周り域の内外面に係合するので、胴周り域と係合部材との係合を一層強固にすることができる。この物品は、係合部材の第2自由部がフックまたは粘着域を介して胴周り域の側部外面に係合するので、固定部に剥離力が作用しようとしても、剥離力が第2自由部によって抑制され、固定部に剥離力が作用し難い。
係合部材の縦方向長さ寸法が胴周り域の側部のそれとほぼ同一である着用物品では、係合部材を胴周り域に係合させたときに、一方の胴周り域の側部の縦方向長さ寸法のほぼ全体を他方の胴周り域に係合させることができ、前後胴周り域を確実に連結させることができる。
添付の図面を参照し、本発明に係る使い捨て着用物品の詳細を説明すると、以下のとおりである。
図1,2は、一例として示す着用物品1Aの部分破断斜視図と、図1のII−II線端面図とであり、図3,4は、図1のIII−III線矢視断面図と、図1のIV−IV線矢視断面図とである。図1では、横方向を矢印K、縦方向を矢印Lで示し、厚み方向を矢印Mで示す。なお、アウターシート2や係合部材11、表裏面シート21,22の内面とは、着用者の肌に対向する面をいい、それらの外面とは、着用者の肌に非対向の面をいう。
物品1Aは、その外観形状を形作る不透液性アウターシート2と、アウターシート2の内面に取り付けられた積層パネル3とから構成されている。物品1Aは、縦方向に前胴周り域4および後胴周り域6と、それら胴周り域4,6の間に位置する股下域5とを有し、前後胴周り域4,6を横方向へ延びる両端部7と、前後胴周り域4,6間を縦方向へ延びる両側部8,9,10とを有する。前後胴周り域4,6の両側部8,10は、縦方向の長さ寸法がほぼ同一である。後胴周り域6の両側部10には、係合部材11が取り付けられている。
アウターシート2は、前後胴周り域4,6と股下域5とを画成するとともに、両端部7と両側部8,9,10とを画成する。アウターシート2は、互いに重なり合う2枚の非伸縮性かつ疎水性繊維不織布12,13を接合した複合不織布から形成されている。不織布12,13は、それらの対向面が接着剤(図示せず)を介して断続的に接合されている。アウターシート2は、股下域5に延びる両側縁が物品1Aの横方向内方へ向かって弧を画き、その平面形状が実質的に砂時計型を呈する。アウターシート2には、複数条の第1および第2胴周り用弾性部材14,15と複数条の脚周り用弾性部材16とが収縮可能に取り付けられている。アウターシート2には、それら弾性部材14,15,16の収縮によって多数のギャザーが形成されている。
第1胴周り用弾性部材14は、両端部7に位置して横方向へ延びている。第1胴周り用弾性部材11は、糸状を呈し、その複数条が縦方向へほぼ一定間隔で並んでいる。第2胴周り用弾性部材15は、第1胴周り用弾性部材14と脚周り用弾性部材16との間に位置して前後胴周り域4,6を横方向へ延びている。第2胴周り用弾性部材15は、糸状を呈し、その複数条が縦方向へほぼ一定間隔で並んでいる。脚周り用弾性部材16は、糸状を呈し、両側部8,9,10に位置して股下域5から前後胴周り域4,6に向かって縦方向へ延びている。それら弾性部材14,15,16は、アウターシート2を形成する不織布12,13の間に介在し、それら不織布12,13の対向面に断続的に固着されている。不織布12,13とそれら弾性部材14,15,16との固着時では、弾性部材14,15,16を所定の倍率に伸長させた状態にある。前後胴周り域4,6の両側部8,10は、第1および第2胴周り用弾性部材14,15によって横方向へ伸縮可能である。
係合部材11は、後胴周り域6の両側部10の内面に位置して縦方向へ延びている。係合部材11は、縦長矩形を呈し、縦方向の長さ寸法S2が側部10の縦方向の長さ寸法S1とほぼ同一である(図4参照)。係合部材11は、側部10の側縁17およびその近傍に固着されて縦方向へ延びる固定部18と、固定部18と並行して固定部18から後胴周り域6の横方向中央へ向かって延びる自由部19とを有する。
固定部18は、その外面がアウターシート2(不織布12)の内面に固着されている。固定部18は、上方部分18aが第1胴周り用弾性部材14の横方向両端部14aに重なり、中央部分18bが第2胴周り用弾性部材15の横方向両端部15aに重なるとともに、下方部分18cが脚周り用弾性部材16の縦方向端部16aに重なっている(図4参照)。自由部19は、アウターシート2に固着されていない。自由部19の内面全体には、メカニカルファスナのうちの多数のフック20が形成されている。フック20は、自由部19の内面から物品1Aの厚み方向へ延びている。なお、自由部19の内面全体には、フック20ではなく、粘着剤を塗布した粘着域が形成されていてもよい。
係合部材11では、固定部18の横方向の長さ寸法S4が係合部材11の横方向の長さ寸法S3のほぼ半分であり、自由部19の横方向の長さ寸法S5が係合部材11の横方向の長さ寸法S3のほぼ半分である(図2参照)。係合部材11では、固定部18の外側縁18dが着用者の肌に接することによる不快な刺激を防ぐため、外側縁18dが側部10の側縁17の内側に位置している。
パネル3は、肌当接側に位置する透液性表面シート21と、肌非当接側に位置する不透液性裏面シート22と、表裏面シート21,22の間に介在する吸液性コア23とから形成されている。パネル3は、物品1Aの着用中に排泄された排泄物を吸収、保持する。パネル3は、その平面形状が略矩形を呈し、前後胴周り域4,6間に延びている。パネル3は、前後胴周り域4,6を横方向へ延びる両端部24と、前後胴周り域4,6間を縦方向へ延びる両側部25とを有する。パネル3では、それを形成する裏面シート22の外面がアウターシート2(不織布12)の内面に断続的または連続的に固着されている。パネル3の両側部25には、前後胴周り域4,6間を縦方向へ延びる一対の液抵抗性防漏シート26が取り付けられている。
表面シート21は、親水性繊維不織布27から形成され、裏面シート22は、疎水性繊維不織布28から形成されている。コア23は、表裏面シート21,22のうちの少なくとも一方に固着されている。コア23は、粒子状や繊維状の高吸収性ポリマーとフラッフパルプとの混合物、または、粒子状や繊維状の高吸収性ポリマーとフラッフパルプと熱可塑性合成樹脂繊維との混合物であり、所定の厚みに圧縮されている。コア23は、その型崩れやポリマーの脱落を防止するため、全体がティッシュペーパーや親水性繊維不織布等の透液性シートに包被されていることが好ましい。ポリマーには、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系を使用することができる。
両端部24は、コア23の端縁23aから縦方向外方へ延びる表裏面シート21,22の端部21a,22aから形成されている。両端部24では、表裏面シート21,22の端部21a,22aが互いに重なり合った状態で、それらシート21,22の内外面が固着されている。両側部25は、コア23の側縁23bから横方向外方へ延びる表裏面シート21,22の側部21b,22bから形成されている。両側部25では、表裏面シート21,22の側部21b,22bが互いに重なり合った状態で、それらシート21,22の内外面が固着されている。
防漏シート26は、疎水性繊維不織布29から形成されている。防漏シート26は、パネル3の両側部25と並行して縦方向へ延びる固定側部26aと、固定側部26aと並行して縦方向へ延びる可動部26bと、可動部26bの縦方向両側に位置する固定両端部26cとを有する。固定側部26aは、アウターシート2と裏面シート22との間に介在し、アウターシート2(不織布12)の内面と裏面シート22の外面とに固着されている。可動部26bの上方には、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材30が収縮可能に取り付けられている。弾性部材30は、糸状を呈し、可動部26bの一部に覆われた状態で、可動部26bに固着されている。固定両端部26cは、パネル3の両端部25に位置し、物品1Aの横方向内方へ倒伏した状態で表面シート21の外面に固着されている。防漏シート26では、物品1Aがパネル3を内側にして縦方向へ湾曲すると、弾性部材30が収縮して可動部26bが表面シート21の上方へ起立し、可動部26bが排泄物に対する障壁を形成する。
図5,6は、着用状態の一例を示す図1の物品1Aの斜視図と、図5のVI−VI線端面図とであり、図7,8は、着用状態の他の一例を示す図1の物品1Aの斜視図と、図7のVIII−VIII線端面図とである。図5,7では、胴周り方向を矢印Nで示す。
保護者や介護者が着用者に物品1Aを装着する第1の手順は、以下のとおりである。保護者や介護者は、後胴周り域6の側部10内面を前胴周り域4の側部8内面に重ね合わせ、係合部材11を前胴周り域4の側部8内面に押し付ける。係合部材11を側部8の内面に押し付けると、フック20がアウターシート2を形成する不織布12の繊維に引っ掛かり、係合部材11の自由部19が前胴周り域4の側部8内面に係合し、前後胴周り域4,6の側部8,10どうしを連結することができる(図5参照)。前後胴周り域4,6が連結された物品1Aには、胴周り開口31と一対の脚周り開口32とが形成される。保護者や介護者は、前後胴周り域4,6を連結した後、着用者の両脚を胴周り開口31から脚周り開口32へ通し、物品1Aを着用者の胴部に引き上げる。
物品1Aは、図6に示すように、それを装着した着用者の胴部によって前後胴周り域4,6の側部8,10が矢印N1で示す胴周り方向へ引っ張られ、前後胴周り域4,6の側部8,10にそれらを互いに引き離す力が働いたとしても、その力が前胴周り域4の側部8と係合部材11とに剥離力として作用することはなく、矢印N2で示すように剪断力として作用するので、フック20がアウターシート2の内面から外れ難い。ゆえに、物品1Aは、その着用中に前後胴周り域4,6の連結が不用意に外れてしまうことがない。
保護者や介護者が着用者に物品1Aを装着する第2の手順は、以下のとおりである。保護者や介護者は、図5に示すように、第1の手順で物品1Aを着用者に装着した後、前後胴周り域4,6による着用者の胴部の締め付けが不十分である場合、前胴周り域4の側部8と係合部材11との係合を解除し、前後胴周り域4,6の連結を外す。次に、後胴周り域6の側部10内面を前胴周り域4の側部8の所要部位外面に重ね合わせ、係合部材11を前胴周り域4の外面に押し付ける。係合部材11を前胴周り域4の外面に押し付けると、フック20がアウターシート2を形成する不織布13の繊維に引っ掛かり、係合部材11の自由部19が前胴周り域4の外面に係合し、前胴周り域4の側部8の所要部位と後胴周り域6の側部10とを連結することができる(図7参照)。保護者や介護者は、係合部材11を介して後胴周り域6の側部10を前胴周り域4の側部8の所要部位に連結することができるので、着用者の胴周り寸法に合わせて物品1Aの胴周り方向の寸法を調節することができる。
物品1Aは、図5の装着状態から前胴周り域4の側部8と係合部材11との係合を解除し、係合部材11を前胴周り域4の側部8の所要部位外面に再び係合させることで、前後胴周り域4,6による着用者の胴部の締め付け具合を代えることができる。物品1Aは、着用者の胴周り寸法の如何に拘わらず、着用者の胴部を十分に締め付けることができ、着用中における物品1Aのずれ下がりを防ぐことができる。
物品1Aは、係合部材11の固定部18の上方部分18aと中央部分18bとが第1および第2胴周り用弾性部材14,15の横方向両端部14a,15a上に位置し、固定部18の下方部分18cが脚周り用弾性部材16の縦方向端部16a上に位置しているので、係合部材11を前胴周り域4の側部8の所要部位外面に係合させたときに、係合部材11に連動して弾性部材14,15が横方向へ引っ張られて伸長するとともに、弾性部材16が縦方向へ引っ張られて伸長し、それら弾性部材14,15,16の収縮力を十分に利用して着用者の胴部と脚部とを締め付けることができる。物品1Aは、それら弾性部材14,15,16の収縮力を利用して前後胴周り域4,6を着用者の肌に密着させることができる。
物品1Aは、係合部材11の縦方向の長さ寸法S2が後胴周り域6の側部10の縦方向の長さ寸法S1とほぼ同一であるので、係合部材11を前胴周り域4の側部8内面や前胴周り域4の側部8の所要部位外面に係合させたときに、側部10の縦方向の長さ寸法S1のほぼ全体を前胴周り域4に係合させることができる。物品1Aは、後胴周り域6の側部10の一部分が前胴周り域4に連結された場合と比較し、前後胴周り域4,6を確実に連結させることができる。
図9は、廃棄するために畳まれた物品1Aの斜視図である。使用後の物品1Aを廃棄する一例は、以下のとおりである。保護者や介護者は、係合部材11と前胴周り域4との係合を解除し、着用者から物品1Aを脱がせた後、物品1Aの股下域5を前胴周り域4の外面に向かって折り曲げ、後胴周り域6の両側部10を股下域5の横方向中央へ向かって引っ張り、後胴周り域6の両側部10を股下域5の所要部位外面に押し付ける。側部10を股下域5に押し付けると、フック20がアウターシート2を形成する不織布13の繊維に引っ掛かり、係合部材11の自由部19が股下域5の外面に係合する。物品1Aは、係合部材11によって物品1Aの畳まれた状態が維持されるので、物品1Aを畳んだ状態のまま廃棄することができる。物品1Aは、係合部材11によって胴周り開口31と脚周り開口32との閉じた状態が維持されるので、排泄物が胴周り開口31や脚周り開口32から物品1Aの外側に漏出したり、排泄物の臭気が胴周り開口31や脚周り開口32から物品1Aの外側に漏れることはない。
図10,11は、他の一例として示す着用物品1Bの部分破断斜視図と、図10のXI−XI線端面図とであり、図12,13は、図10のXII−XII線矢視断面図と、図10のXIII−XIII線矢視断面図とである。図10では、横方向を矢印K、縦方向を矢印Lで示し、厚み方向を矢印Mで示す。
物品1Bは、不透液性アウターシート2と、アウターシート2の内面に取り付けられた積層パネル3とから構成されている。物品1Bは、縦方向に前後胴周り域4,6と、それら胴周り域4,6の間に位置する股下域5とを備え、横方向へ延びる両端部7と、縦方向へ延びる両側部8,9,10とを有する。両側部8,10は、縦方向の長さ寸法がほぼ同一である。後胴周り域6の両側部10には、係合部材11が取り付けられている。
アウターシート2は、前後胴周り域4,6と股下域5とを画成するとともに、両端部7と両側部8,9,10とを画成する。アウターシート2は、互いに重なり合う2枚の伸縮性かつ疎水性繊維不織布33,34を接合した伸縮性複合不織布から形成されている。不織布33,34は、それらの対向面が接着剤(図示せず)を介して断続的に接合されている。アウターシート2は、股下域5に延びる両側縁が物品1Bの横方向内方へ向かって弧を画き、その平面形状が実質的に砂時計型を呈する。アウターシート2には、胴周り用弾性部材35と複数条の脚周り用弾性部材16とが収縮可能に取り付けられている。
胴周り用弾性部材35は、帯状を呈し、両端部7に位置して横方向へ延びている。脚周り用弾性部材16は、糸状を呈し、両側部8,9,10に位置して縦方向へ延びている。それら弾性部材16,35は、アウターシート2を形成する不織布33,34の間に介在し、それら不織布33,34の対向面に断続的に固着されている。不織布33,34とそれら弾性部材16,35との固着時では、弾性部材16,35を所定の倍率に伸長させた状態にある。前後胴周り域4,6の両側部8,10は、アウターシート2の伸縮性によって縦方向と横方向とのうちの少なくとも横方向へ伸縮可能である。
係合部材11は、後胴周り域6の両側部10の内面に位置して縦方向へ延びている。係合部材11は、縦長矩形を呈し、縦方向の長さ寸法S2が側部10の縦方向の長さ寸法S1とほぼ同一である(図13参照)。係合部材11は、側部10の側縁17およびその近傍に固着されて縦方向へ延びる固定部18と、固定部18と並行して固定部18から後胴周り域6の横方向中央へ向かって延びる自由部19とを有する。
固定部18は、その外面がアウターシート2(不織布33)の内面に固着されている。自由部19は、アウターシート2に固着されておらず、シート2から遊離している。固定部18の内面全体と自由部19の内面全体とには、メカニカルファスナのうちの多数のフック20が形成されている。フック20は、それら部18,19の内面から物品1Bの厚み方向へ延びている。なお、固定部18の内面全体と自由部19の内面全体とには、フック20ではなく、粘着剤を塗布した粘着域が形成されていてもよい。
係合部材11では、固定部18の横方向の長さ寸法S4が係合部材の横方向の長さ寸法S3のほぼ半分であり、自由部19の横方向の長さ寸法S5が係合部材の横方向の長さ寸法S3のほぼ半分である(図11参照)。固定部18の外側縁18dが側部10の側縁17の内側に位置している。
パネル3は、透液性表面シート21および不透液性裏面シート22と、表裏面シート21,22の間に介在してそれらシート21,22に接合された吸液性コア23とから形成されている。パネル3は、排泄物を吸収、保持する。パネル3は、その平面形状が略矩形を呈し、前後胴周り域4,6間に延びている。パネル3は、横方向へ延びる両端部24と、縦方向へ延びる両側部25とを有する。パネル3では、裏面シート22の外面がアウターシート2(不織布33)の内面に断続的または連続的に固着されている。パネル3の両側部25には、縦方向へ延びる一対の液抵抗性防漏シート26が取り付けられている。表裏面シート21,22は、図1のそれらと同一の親水性繊維不織布27および疎水性繊維不織布28から形成されている。コア23は、図1のそれと同一である。
両端部24は、コア23の端縁23aから縦方向外方へ延びる表裏面シート21,22の端部21a,22aから形成されている。両端部24では、表裏面シート21,22の端部21a,22aが互いに重なり合った状態で固着されている。両側部25は、コア23の側縁23bから横方向外方へ延びる表裏面シート21,22の側部21b,22bから形成されている。両側部25では、表裏面シート21,22の側部21b,22bが互いに重なり合った状態で固着されている。
防漏シート26は、図1のそれと同一の疎水性繊維不織布29から形成されている。防漏シート26は、縦方向へ延びる固定側部26aと、縦方向へ延びる可動部26bと、可動部26bの縦方向両側に位置する固定両端部26cとを有する。固定側部26aは、アウターシート2と裏面シート22との間に介在し、アウターシート2(不織布33)の内面と裏面シート22の外面とに固着されている。可動部26bの上方には、縦方向へ延びる伸縮性弾性部材30が収縮可能に取り付けられている。可動部26bは、弾性部材30の収縮によって表面シート21の上方へ起立し、排泄物に対する障壁を形成する。固定両端部26cは、パネル3の両端部24に位置し、物品1Bの横方向内方へ倒伏した状態で表面シート21の外面に固着されている。
図14,15は、着用状態の一例を示す図10の物品1Bの斜視図と、図14のXV−XV線端面図とであり、図16,17は、着用状態の他の一例を示す図10の物品1Bの斜視図と、図16のXVII−XVII線端面図とである。図14,16では、胴周り方向を矢印Nで示す。なお、この物品1Bの廃棄手順は、図1のそれと同一であり、その説明は省略する。
保護者や介護者が着用者に物品1Bを装着する第1の手順は、以下のとおりである。保護者や介護者は、後胴周り域6の側部10内面を前胴周り域4の側部8内面に重ね合わせ、係合部材11を前胴周り域4の側部8内面に押し付ける。係合部材11を側部8の内面に押し付けると、フック20がアウターシート2を形成する不織布33の繊維に引っ掛かり、係合部材11の固定部18と自由部19とが前胴周り域4の側部8内面に係合し、前後胴周り域4,6の側部8,10どうしを連結することができる(図14参照)。前後胴周り域4,6が連結された物品1Bには、胴周り開口31と一対の脚周り開口32とが形成される。保護者や介護者は、前後胴周り域4,6を連結した後、着用者の両脚を胴周り開口31から脚周り開口32へ通し、物品1Bを着用者の胴部に引き上げる。
物品1Bは、図15に示すように、それを装着した着用者の胴部によって前後胴周り域4,6の側部8,10が矢印N1で示す胴周り方向へ引っ張られ、前後胴周り域4,6の側部8,10にそれらを互いに引き離す力が働いたとしても、その力が矢印N2で示すように前胴周り域4の側部8と係合部材11とに剪断力として作用するので、フック20がアウターシート2(不織布33)の内面から外れ難く、図14に示す物品1Bの着用中に前後胴周り域4,6の連結が不用意に外れてしまうことがない。
物品1Bは、図15の着用状態において前後胴周り域4,6の側部8,10が矢印N1で示す胴周り方向へ引っ張られたときに、剪断力が主として係合部材11の自由部19に強く作用し、自由部19に形成されたフック20が不織布33の繊維と強く絡み合う。しかし、固定部18には、剪断力が自由部19ほど強く作用しないので、固定部18に形成されたフック20と不織布33の繊維との絡み合いが自由部19のフック20と不織布33の繊維とのそれよりも弱く、係合部材11の固定部18と前胴周り域4の側部8との係合を容易に解除することができ、前後胴周り域4,6の側部8,10どうしの連結を容易に外すことができる。
保護者や介護者が着用者に物品1Bを装着する第2の手順は、以下のとおりである。保護者や介護者は、図14に示すように、第1の手順で物品1Bを着用者に装着した後、前後胴周り域4,6による着用者の胴部の締め付けが不十分である場合、前胴周り域4の側部8と係合部材11との係合を解除し、前後胴周り域4,6の連結を外す。次に、後胴周り域6の側部10内面を前胴周り域4の側部8の所要部位外面に重ね合わせ、係合部材11を前胴周り域4の外面に押し付ける。係合部材11を前胴周り域4の外面に押し付けると、フック20がアウターシート2を形成する不織布34の繊維に引っ掛かり、係合部材11の固定部18と自由部19とが前胴周り域4の外面に係合し、前胴周り域4の側部8の所要部位と後胴周り域6の側部10とを連結することができる(図16参照)。保護者や介護者は、係合部材11を介して後胴周り域6の側部10を前胴周り域4の側部8の所要部位に連結させることができるので、着用者の胴周り寸法に合わせて物品1Bの胴周り方向の寸法を調節することができる。
物品1Bは、図14の装着状態から前胴周り域4の側部8と係合部材11との係合を解除し、係合部材11を前胴周り域4の側部8の所要部位外面に再び係合させることで、前後胴周り域4,6による着用者の胴部の締め付け具合を代えることができる。物品1Bは、着用者の胴周り寸法の如何に拘わらず、着用者の胴部を十分に締め付けることができ、着用中における物品1Bのずれ下がりを防ぐことができる。
物品1Bは、図17に示すように、それを装着した着用者の胴部によって前後胴周り域4,6の側部8,10が矢印N1で示す胴周り方向へ引っ張られ、前後胴周り域4,6の側部8,10にそれらを互いに引き離す力が働いたとしても、係合部材11の固定部18がフック20を介して側部8に係合しているので、その力が前胴周り域4の側部8と固定部18とに剥離力として作用することはなく、矢印N2で示すように前胴周り域4の側部8と固定部18とに剪断力として作用し、フック20がアウターシート2の外面から外れ難い。物品1Bは、図14の着用状態のみならず、図16の着用状態であっても、物品1Bの着用中に前後胴周り域4,6の連結が不用意に外れてしまうことがない。
物品1Bは、係合部材11の縦方向の長さ寸法S2が後胴周り域6の側部10の縦方向の長さ寸法S1とほぼ同一であるので、係合部材11を前胴周り域4に係合させたときに、側部10の縦方向の長さ寸法S1のほぼ全体を前胴周り域4に係合させることができ、前後胴周り域4,6を確実に連結させることができる。物品1Bは、その廃棄時に股下域5を前胴周り域4の外面に向かって折り曲げ、係合部材11の固定部18と自由部19とを股下域の外面に係合させることで、図1の物品1Aと同様に畳むことができる。物品1Bは、係合部材11によってその畳まれた状態が維持されるので、物品1Bを畳んだ状態のまま廃棄することができる。
図18,19は、他の一例として示す物品1Cの部分破断斜視図と、図18のXIX−XIX線端面図とである。図18では、横方向を矢印K、縦方向を矢印Lで示し、厚み方向を矢印Mで示す。この物品1Cは、係合部材11の構成が図10のそれと異なるだけで、その他の構成は図10の物品1Bと同一であり、図10の物品1Bと同一の符号を使用することで係合部材11以外の構成の説明は省略する。
係合部材11は、後胴周り域6の両側部10の内面に位置して縦方向へ延びている。係合部材11は、縦長矩形を呈し、縦方向の長さ寸法が側部10の縦方向の長さ寸法とほぼ同一である。係合部材11は、側部10の側縁17の内側に固着されて縦方向へ延びる固定部18と、固定部18と並行して固定部18から後胴周り域6の横方向中央に向かって延びる第1自由部19と、固定部18と並行して固定部18から後胴周り域6の横方向外方へ向かって延びる第2自由部36とを有する。
固定部18は、その外面がアウターシート2(不織布33)の内面に固着されている。第1および第2自由部19,36は、アウターシート2に固着されていない。第2自由部36は、固定部18を挟んで第1自由部19の反対側に位置し、側部10の側縁17から横方向外方へわずかに延出している。固定部18の内面全体と第1および第2自由部19,36の内面全体とには、メカニカルファスナのうちの多数のフック20が形成されている。フック20は、それら部18,19,36の内面から物品1Cの厚み方向へ延びている。なお、固定部18の内面全体と第1および第2自由部19,36の内面全体とには、フック20ではなく、粘着剤を塗布した粘着域が形成されていてもよい。係合部材11では、固定部18の横方向の長さ寸法S4が係合部材11の横方向の長さ寸法S3のほぼ3分の1であり、それら自由部19,36の横方向の長さ寸法S5,S6が係合部材11の横方向の長さ寸法S3のほぼ3分の1である。
図20,21は、着用状態の一例を示す図18の物品1Cの斜視図と、図20のXXI−XXI線端面図とであり、図22,23は、着用状態の他の一例を示す図18の物品1Cの斜視図と、図16のXXIII−XXIII線端面図とである。図20,22では、胴周り方向を矢印L1で示す。なお、この物品1Cの装着手順と廃棄手順とは、図1,10のそれらと同一であり、それらの説明は省略する。
物品1Cでは、係合部材11の固定部18と第1および第2自由部19,36とが前胴周り域4の側部8内面に係合し、前後胴周り域4,6の側部8,10どうしが連結される(図20参照)。物品1Cは、図21に示すように、それを装着した着用者の胴部によって前後胴周り域4,6の側部8,10が矢印N1で示す胴周り方向へ引っ張られ、前後胴周り域4,6の側部8,10にそれらを互いに引き離す力が働いたとしても、その力が矢印N2で示すように前胴周り域4の側部8と係合部材11とに剪断力として作用するので、フック20がアウターシート2の内面から外れ難く、図20に示す物品1Cの着用中に前後胴周り域4,6の連結が不用意に外れてしまうことがない。
物品1Cでは、係合部材11の固定部18と第1および第2自由部19,36とが前胴周り域4,6の側部8外面に係合し、前胴周り域4の側部8の所要部位外面と後胴周り域6の側部10とが連結される(図22参照)。物品1Cは、図23に示すように、それを装着した着用者の胴部によって前後胴周り域4,6の側部8,10が矢印N1で示す胴周り方向へ引っ張られ、前後胴周り域4,6の側部8,10にそれらを互いに引き離す力が働いたとしても、係合部材11の固定部18と第2自由部36とがフック20を介して側部8外面に係合しているので、その力がそれら部18,36と前胴周り域4の側部8とに剥離力として作用することはなく、矢印N2で示すように前胴周り域4の側部8とそれら部18,36とに剪断力として作用し、フック10がアウターシート2の外面から外れ難く、図22に示す物品1Cの着用中に前後胴周り域4,6の連結が不用意に外れてしまうことがない。また、物品1Cは、係合部材11の第2自由部36がフック20を介して側部8外面に係合しているので、固定部18に剥離力が作用しようとしても、剥離力が第2自由部36によって抑制され、固定部18に剥離力が作用し難い。
物品1Cは、係合部材11の第1および第2自由部19,36がフック20を介して側部8外面に係合しているので、前胴周り域4と係合部材11との係合を一層強固にすることができ、たとえ固定部18に剥離力が作用したとしても、それら自由部19,36において係合部材11の側部8に対する係合状態を維持することができる。
物品1Cは、係合部材11を前胴周り域4の側部8の所要部位外面に再び係合させることで、物品1Cによる着用者の胴部の締め付け具合を代えることができる。物品1Cは、係合部材11を前胴周り域4に係合させたときに、両側部10の縦方向の長さ寸法のほぼ全体を前胴周り域4に係合させることができ、前後胴周り域4,6を確実に連結させることができる。
物品1Cは、その廃棄時に股下域5を前胴周り域4の外面に向かって折り曲げ、係合部材11の固定部18と第1および第2自由部19,36とを股下域の外面に係合させることで、図1の物品1Aと同様に畳むことができる。物品1Cは、係合部材11によってその畳まれた状態が維持されるので、物品1Cを畳んだ状態のまま廃棄することができる。
表面シート21には、親水性繊維不織布の他に、多数の開孔を有する疎水性繊維不織布を使用することができる。裏面シート22には、通気不透液性プラスチックフィルムを使用することもできる。アウターシート2や裏面シート22、防漏シート26には、高い耐水性を有するメルトブローン法による繊維不織布の少なくとも片面に、高い強度と良好な柔軟性とを有するスパンボンド法による繊維不織布をラミネートした複合不織布(SM不織布、SMS不織布)を使用することもできる。
繊維不織布には、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、スパンポンド、ケミカルボンドの各製法により製造された不織布を使用することができる。親水性繊維不織布は、親水化処理が施された合成繊維、半合成繊維、再生繊維のうちのいずれか、または、それら繊維を混合した複合繊維から作ることができる。疎水性繊維不織布は、合成繊維から作ることができる。疎水性繊維不織布には、撥水処理が施された半合成繊維や再生繊維が含まれていてもよい。合成繊維には、特に限定はないが、ポリエステル系、ポリアクリロニトリル系、ポリ塩化ビニル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリスチレン系を使用することができる。合成繊維には、芯鞘型複合繊維、並列型複合繊維、異型中空繊維、微多孔繊維、接合型複合繊維を使用することもできる。
図10,18のアウターシート2を形成する伸縮性繊維不織布33,34には、メルトブローンやスパンボンドの各製法により製造されたものを使用することができる。伸縮性繊維不織布33,34の構成繊維には、熱可塑性エラストマー樹脂を溶融、紡糸した伸縮性繊維を使用することができる。アウターシート2には、熱可塑性エラストマー樹脂繊維からなる伸縮性かつ疎水性繊維不織布の少なくとも片面に、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステルのいずれかの熱可塑性合成樹脂を溶融、紡糸した捲縮繊維からなる疎水性繊維不織布を重ね合わせた複合不織布を使用することもできる。
シート2,21,22,26どうしの固着やシート21,22に対するコア23の接合、シート26に対する弾性部材30の固着には、接着剤を使用することができる。接着剤は、アウターシート2や表裏面シート21,22、防漏シート26にスパイラル状や波状、ジグザグ状、ドット状、縞状のうちのいずれかの態様で塗布されていることが好ましい。接着剤をそれらの態様でアウターシート2や表裏面シート21,22、防漏シート26に塗布すると、それらシート2,21,22,26どうしが断続的に固着され、コア23がシート21,22に断続的に固着されるとともに、弾性部材30がシート26に断続的に固着される。アウターシート2と係合部材11の固定部18との固着には、接着剤、または、ソニックシールやヒートシールの熱による融着手段を利用することができる。接着剤には、ホットメルト型接着剤やアクリル系接着剤、ゴム系接着剤のいずれかを使用することができる。
アウターシート2と係合部材11とを接着剤によって固着する場合、アウターシート2を形成する不織布12,13,33,34は、それに含まれる仕上げ用油剤の溶剤抽出法(JIS L 1015 7.22)に準じて測定した含有率が不織布を構成する繊維重量当たり0.04wt以下であることが好ましい。仕上げ用油剤の含有率が繊維重量当たり0.04wtを超過すると、時間の経過とともに仕上げ用油剤が接着剤の接着力を次第に低下させ、アウターシート2に対する固定部18の接着強度が低下して固定部18がアウターシート2から剥離してしまう場合がある。仕上げ用油剤の含有率が繊維重量当たり0.04wt以下であると、接着剤の接着力の低下を防ぐことができ、物品1A,1B,1Cを長期間放置したとしても、アウターシート2に対する係合部材11の固定部18の接着強度の低下を防ぐことができる。仕上げ用油剤には、アニオン系や非イオン系、カチオン系、両性系のいずれかの界面活性剤、または、それら界面活性剤を混合したものが使用される。アニオン系や非イオン系の界面活性剤では、それらを繊維に付着し易くするため、それら界面活性剤に油脂ろう、脂肪酸、高級アルコール、鉱物油、硬化油のいずれかを混合する場合がある。
それら図示の物品1A,1B,1Cでは、係合部材11が後胴周り域6の両側部10の内面に取り付けられているが、係合部材11が前胴周り域4の両側部8の内面に取り付けられていてもよい。
一例として示す使い捨て着用物品の部分破断斜視図。 図1のII−II線端面図。 図1のIII−III線矢視断面図。 図1のIV−IV線矢視断面図。 着用状態の一例を示す図1の物品の斜視図。 図5のVI−VI線端面図。 着用状態の他の一例を示す図1の物品の斜視図。 VIII−VIII線端面図。 廃棄するために畳まれた物品の斜視図。 他の一例として示す着用物品の部分破断斜視図。 図10のXI−XI線端面図。 図10のXII−XII線矢視断面図。 図10のXIII−XIII線矢視断面図。 着用状態の一例を示す図10の物品の斜視図。 図14のXV−XV線端面図。 着用状態の他の一例を示す図10の物品の斜視図。 図16のXVII−XVII線端面図。 他の一例として示す物品の部分破断斜視図。 図10のXI−XI線端面図。 着用状態の一例を示す図18の物品の斜視図。 図20のXXI−XXI線端面図。 着用状態の他の一例を示す図18の物品の斜視図。 図22のXXIII−XXIII線端面図。
符号の説明
1A 使い捨て着用物品
1B 使い捨て着用物品
1C 使い捨て着用物品
2 不透液性アウターシート
3 積層パネル
4 前胴周り域
5 股下域
6 後胴周り域
7 両端部
8 両側部
9 両側部
10 両側部
11 係合部材
12 繊維不織布
13 繊維不織布
14 第1胴周り用弾性部材
15 第2胴周り用弾性部材
16 脚周り用弾性部材
18 固定部
19 第1自由部
20 フック
21 透液性表面シート
22 不透液性裏面シート
23 吸液性コア
26 液抵抗性防漏シート
36 第2自由部
S1 長さ寸法
S2 長さ寸法

Claims (5)

  1. 前胴周り域および後胴周り域と、それら胴周り域の間に位置する股下域とを有し、前記前後胴周り域のいずれか一方の両側部の内面に縦方向へ延びる係合部材が取り付けられ、前記係合部材を介して前記両側部をそれら域の内外面に係脱可能に止着する使い捨て着用物品において、
    前記係合部材が、前記胴周り域の側部に固着された固定部と、前記固定部から前記胴周り域の横方向中央へ向かって延びる第1自由部とを有し、メカニカルファスナのうちのフックと粘着剤を塗布した粘着域とのいずれか一方が、前記第1自由部の内面に形成されていることを特徴とする前記着用物品。
  2. 前記フックと前記粘着域とのいずれか一方が、前記固定部の内面に形成されている請求項1記載の着用物品。
  3. 前記係合部材が、前記固定部を挟んで前記第1自由部の反対側に該固定部から前記胴周り域の横方向外方へ向かって延びる第2自由部を有し、前記フックと前記粘着域とのいずれか一方が、前記第2自由部の内面に形成されている請求項1または請求項2記載の着用物品。
  4. 前記係合部材の縦方向の長さ寸法が、前記胴周り域の側部のそれとほぼ同一である請求項1ないし請求項3いずれかに記載の着用物品。
  5. 前記前後胴周り域の両側部が、縦方向と横方向とのうちの少なくとも横方向へ伸縮可能である請求項1ないし請求項4いずれかに記載の着用物品。
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