JP2005095419A - 遊技機用電動式解錠ユニット - Google Patents

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秀夫 大脇
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Abstract


【課題】 キーを統一するために施錠機構を交換する際、同時に電動化も実現させる。
【解決手段】 解錠ユニットAは、既存の手動式解錠ユニットと同じ形態のケース8内に、モータ9とスイッチとを内蔵し、モータ9の軸にタイミングカム10と爪付きカム11とを取り付ける。タイミングカム10には、2つの山と3つの谷を有したカム面が形成されており、先端をそのカム面に接触させたU字状のバネ材13で内蔵されているスイッチを動作する。前記モータ9は、解錠信号の入力によって爪付きカム11を解錠位置まで移動させてその解錠位置で所定時間停止し、所定時間経過後に爪付きカム1を中立角度まで戻して待機する一連の解錠動作は、前記スイッチのON/OFF操作に基づいて制御され、施錠ユニットBは爪付きカム11で動作される既存の機構がそのまま利用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、爪付きカムを中立位置から右又は左方向に所定角度回転させ、その爪付きカムの爪に引っ掛けてスライドプレートを移動させることによりガラス窓或いは枠体のロックを解除する遊技機用電動式解錠ユニットに関する。
遊技機、例えばパチンコ機は、プレー中に遊技球が釘の間を通過できずに挟まったり、供給路で詰まりを起こすなどのトラブルに対処したり、定期的なメンテナンスで調整をするために、ガラス窓や枠体を開いて遊技面や裏側を操作できるようになっている。
そしてそれらのガラス窓や枠体には施錠機構が設けられていて、特許文献1に記載のように、鍵穴にキーを差し込んで爪付きカムを回動させ、その爪付きカムの爪に引っ掛けてスライドプレートを移動させることにより施錠機構のロックを解除する手動式の解錠ユニットが装備されている。
この解錠ユニットは、各社いずれも基本構造は共通しているものの、詳細な部分については微妙に異なっていて、特にキーの形態は千差万別で異なる機種の間では互換性が全くない。
よって、複数種の遊技機を備えたホールの係員は、機種の違いに相当する数のキーを携帯しなくてはならないことになるので、そのようなホールとしては、設置する際、すべての台の解錠ユニットを統一し、単一のキーで解錠操作を可能としているのが実情である。
又、手動式の解錠ユニットは、プレーしている人と人の間から背面より手を伸ばしてキーを差し込み、前屈みの姿勢で回動させなくてはならないので作業しづらい。
そのため、特許文献2、或いは特許文献3に記載のように、電動式の解錠機構も提案されている。
特開2002−301251号公報 特開昭5−293236号公報 実開平8−336号公報
特許文献2に記載の技術は、電動機(モータ)を下端に配置し、スライドプレートを押し上げる特殊な構造であって、既存の解錠機構に対しては互換性がなく、あくまで新規に組み込むことを前提としている。
よって、予め特許文献1に記載の施錠、解錠機構が装備されている機器を電動化しようとする場合は、既に組み付けられている機構一切を取り外し、新たに組み付けることになってしまう
又、各ホールでは、前記したようにすべての台に対して解錠ユニットの交換が実施されているので、引用文献2に記載の機構が最初から組み付けられてる機種は、手動式に変更する場合、施錠機構までもが交換の対象になってしまう。
引用文献3に記載の技術は電動化の要求に応じて開発された装置であるが、ワイヤーを引っ張ることで複数台を一度に解錠させる機構であって、個々の台に対しては従来通りの手動式キーを利用し、一斉、或いは順次解錠させることを目的としている。
従って個々の台に対しては電動で解錠させることができず、あくまでメンテナンス専用の追加機構にすぎないのであって、解錠ユニットを交換する作業や個々の解錠機構を電動化することに関しては何のメリットもない。
本発明は、既存の解錠ユニットと交換することを前提とした遊技機にあって、その交換作業の効果的な利用によって、手際よく解錠機構を電動化することを目的とする。
本発明の解錠ユニットは、解錠信号の入力によりモータ駆動で爪付きカムを解錠位置まで移動させてその解錠位置で所定時間停止し、所定時間経過後に爪付きカムを中立角度まで戻して待機する一連の解錠動作を、モータの軸に取り付けたタイミングカムで作動されるスイッチの切り換え信号に基づいて制御することを構成要件とする。
前記モータは、既存の遊技機に組み付けられている標準の解錠ユニットのハウジングと外形が同一に形成されたハウジング内に組み付け、爪付きカムをモータの軸に直結したり、ハウジングには、遊技機に組み付けた状態で露出する部位に、解錠動作表示ランプを取り付けたり、ハウジングには、遊技機に組み付けた状態で露出する部位に、無線信号受信部が取り付けたりできる。
そしてタイミングカムは、ハウジング内に隠れるようにし、唯一ハウジング外に突出したモータの軸先端に爪付きカムを着脱可能に取り付けたり、切り換えスイッチと制御回路とはハウジング内に組み込むことが望ましい。
請求項1の発明によれば、爪付きカムの回転角度とタイミングカムの回転角度とが完全に一致しているので、爪付きカムの停止タイミングには狂いが生ずることはなく、動作ミスは起こらない。
請求項2の発明によれば、キーを統一させるこれまでの作業を利用すれば、一度の手間で電動化まで図ることができる。
請求項3の発明によれば、解錠動作を目視にて確認することができ、請求項4の発明によれば、受信部との一体化により、解錠ユニットの位置を把握しつつ手動感覚にて操作できる。
請求項4の発明によれば、既存の解錠ユニットと互換性を持たせたので、爪付きカムを付け換えることによって、異なる機種にも簡単に対応することができる。
請求項5の発明によれば、すべてをユニット内に組み込むことによって、電気的な知識のない作業員でも交換容易となる。
本発明に係る遊技機用電動式解錠ユニットを、パチンコ機に実施した一例につき図面に基づいて説明する。
図1は、解錠ユニットAを施錠機構Bと分離して示したもので、1は、枠体(図示せず)の裏面側縁部に密着配置される固定プレート1aと、その固定プレート1aの長手方向に沿って直角に突出した張り出しプレート1bとにより形成された断面L字状の縦長いフレームであり、このフレーム1は、固定プレート1aには解錠ユニットAを取り付けるための取り付け穴2が打ち抜き形成され、張り出しプレート1bには施錠機構Bが組み付けられている。
施錠機構Bは、長手方向へ摺動自在な二枚のスライドプレート3,4と、一方のスライドプレート3の端部に連結された枠体用係止爪5、及び他方のスライドプレート4に突設されたガラス窓用係止爪6とを備え、前記一方のスライドプレート3と他方のスライドプレート4とは、コイルスプリングによって相互に引っ張られていて、各スライドプレート3、4をコイルスプリング7のバネ力に抗してスライドさせると、枠体用係止爪5、或いはガラス窓用係止爪6が解錠方向へ移動(回動)するようになっている。
解錠ユニットAは、図2に示すように円筒状ケースの両脇に翼部を有した既存の手動式解錠ユニットと同じ形態のケース8内に、モータ9とスイッチ12とが内蔵されており、モータ9の軸にはタイミングカム10と爪付きカム11とが取り付けられる。
タイミングカム10には、2つの山と3谷からなるカム面が形成されており、先端をそのカム面に接触させたU字状のバネ材13で前記スイッチ12がON/OFF操作されるようになっている。
又、爪付きカム11の爪は、モータが左右に回転動作されることにより、スライドプレート3に形成された係止部14、スライドプレート4に形成された係止爪15を引っ掛け、各スライドプレート3,4をコイルスプリング7のバネ力に抗してスライドさせるようになっている。
解錠ユニットAを取り付け穴2に嵌め込んで組み付けた状態(図3)では、前記タイミングカム10は、爪付きカム11がいずれの係止部14,15にも係止されていない中立位置にあるとき、バネ材13の先端が2つの山の間に形成された谷部に位置するようにセッティングされていて、スイッチ12はON状態にある
そして解錠信号受信部及び制御部は、呼び出しランプに内蔵されており、解錠信号は、キーに見立てた送信機或いは制御室から送出される。
次に解錠動作の制御について図4に基づいて説明すると、呼び出しランプに向けて解錠信号が発せられると、制御部はS1にて受信したことを確認し、その解錠信号がガラス窓用か枠体用かを判断する。
実施例では、S2にてガラス窓用か否かを判断し、ガラス窓用であれば、S3でモータを右方向に回転駆動させ、そうでない場合はS4で左回転させている
モータが回転されることによりスライドプレートが移動し、ガラス窓或いは枠体のロックが解除され、バネ材の先端は、モータが回転すると同時にカム面の山にさしかかってスイッチがOFF状態となり、山越えの谷部に到達した時点(ロックの解除と同時)でONになる。
スイッチがONになるとS5でそれを察知し、S6でモータは停止され、ロックが解除されてガラス窓や枠体を開くことができる。
モータが停止してから一定時間、例えば5秒経過後、S7でタイマーが作動し、S8でモータが逆転され、バネ材の先端が山と山との間にあたる谷部に到達すると、スイッチがONになる。
この状態をS9で確認し、S10でモータは停止する。
以上一連の動作で爪付きカムは中立位置に戻り、一旦開けられたガラス窓や枠体が閉められればバネ力で自動的にロックされる。
実施例では解錠信号の受信部を呼び出しランプに設けているが、解錠ユニットに内蔵させることができ、解錠ユニットには、図5に示すように、解錠動作確認用のランプ16を組み込み、ロックが解除中、即ち、タイマーが作動している間だけ点灯させることもできる。
又、タイミングカム10は、図6に示すように、解錠ユニットのケース8内に組み込むことも可能であり、そのようにすることで、既存の解錠ユニットと交換する作業が容易となる。
更に、爪付きカム11は、各種の施錠機構に対応できるよう交換可能とすることが望ましく、複数の爪付きカムを取り付けたり、別の爪が新たに付加された爪付きカムと交換することによって、補助ロック機構を同時に作動させるようにもできる。
補助ロック機構に、例えば強固なかんぬき式を採用すれば、枠の隙間から薄板などを差し込んで係止爪が操作されたり、バールなどで強引に施錠機構が破壊されても、ガラス窓や枠体は補助ロック機構で守られるので、セキュリティ対策を強化するには好適である。
尚、スイッチの動作は、爪付きカムの各位置に対し、ON作動とOFF作動との信号を逆に設定したり、解錠機構のケースは、円筒状を断面八角形の筒状に変更し、角張った形状を採用することもできる。
尚、実施例ではパチンコ機について説明したが、本発明の解錠ユニットは、パチスロ機、スロットマシン等といった他の遊技機や両替機、玉貸し機などにも転用可能である。
解錠ユニットを施錠機構から分離して示した説明図である。 解錠ユニットの構造を示した説明図である。 解錠ユニットと施錠ユニットとを組み合わせた説明図である。 解錠動作のフローチャート図である。 解錠ユニットの変更例を示した説明図である。 解錠ユニットの別の変更例を示した説明図である
符号の説明
A・・解錠ユニット、B・・施錠機構、1・・フレーム、1a・・固定プレート、1b・・張り出しプレート、2・・取り付け穴、3、4・・スライドプレート、5・・枠体用係止爪、6・・ガラス窓用係止爪、7・・コイルスプリング、8・・ケース、9・・モータ、10・・タイミングカム、11・・爪付きカム、12・スイッチ、13・・バネ材、14、15・・係止部、16・・ランプ。

Claims (6)

  1. モータ駆動によって、爪付きカムを中立位置から右又は左方向に所定角度回転させ、その爪付きカムの爪に引っ掛けてスライドプレートを移動させることによりガラス窓或いは枠体のロックを解除する遊技機用電動式解錠ユニットにあって、解錠信号の入力によって爪付きカムを解錠位置まで移動させてその解錠位置で所定時間停止し、所定時間経過後に爪付きカムを中立角度まで戻して待機する一連の解錠動作を、モータの軸に取り付けたタイミングカムで作動されるスイッチの切り換え信号に基づいて制御することを特徴とした遊技機用電動式解錠ユニット。
  2. モータが、既存の遊技機に組み付けられている標準の解錠ユニットのハウジングと外形が同一に形成されたハウジング内に組み付けられ、爪付きカムがモータの軸に直結されている請求項1に記載した遊技機用電動式解錠ユニット。
  3. ハウジングには、遊技機に組み付けた状態で露出する部位に、解錠動作表示ランプが取り付けられている請求項2に記載の遊技機用電動式解錠ユニット。
  4. ハウジングには、遊技機に組み付けた状態で露出する部位に、無線信号受信部が取り付けられている請求項1又は2に記載の遊技機用電動式解錠ユニット。
  5. タイミングカムは、ハウジング内に隠れ、唯一ハウジング外に突出したモータの軸先端に爪付きカムが着脱可能に取り付けられている請求項2〜4のいずれかに記載の遊技機用電動式解錠ユニット。
  6. 切り換えスイッチと制御回路とをハウジング内に組み込んだ請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機用電動式解錠ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006116019A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Maruka:Kk 遊技機用電動式解錠装置
JP2008148947A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Samii Kk 遊技機

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