JP2005188257A - 遊技機用電動式解錠ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 キーを統一するために施錠機構を交換する際、同時に電動化も実現させる。
【解決手段】 解錠ユニットAは、既存の手動式解錠ユニットと同じ形態のケース8に内蔵されたモータ9により、解錠信号が入力されると、爪付きカム11を解錠角度位置まで回動させてその解錠角度位置で所定時間停止し、所定時間経過後に爪付きカム11を中立角度位置まで戻して待機する一連の解錠動作が実行される。前記解錠角度位置の停止は、モータ9に供給される電流又は電圧が一定値をオーバーするタイミングに合わせて制御される。
【選択図】図3
Description
本発明は、爪付きカムを中立位置から右又は左方向に所定角度回転させ、その爪付きカムの爪に引っ掛けてスライドプレートを移動させることによりガラス窓或いは枠体のロックを解除する遊技機用電動式解錠ユニットに関する。
遊技機、例えばパチンコ機は、プレー中に遊技球が釘の間を通過できずに挟まったり、供給路で詰まりを起こすなどのトラブルに対処したり、定期的なメンテナンスで調整をするために、ガラス窓や枠体を開いて遊技面や裏側を操作できるようになっている。
そしてそれらのガラス窓や枠体には施錠機構が設けられていて、特許文献1に記載のように、鍵穴にキーを差し込んで爪付きカムを回動させ、その爪付きカムの爪に引っ掛けてスライドプレートを移動させることにより施錠機構のロックを解除する手動式の解錠ユニットが装備されている。
この解錠ユニットは、各社いずれも基本構造は共通しているものの、詳細な部分については微妙に異なっていて、特にキーの形態は千差万別で異なる機種の間では互換性が全くない。
よって、複数種の遊技機を備えたホールの係員は、機種の違いに相当する数のキーを携帯しなくてはならないことになるので、そのようなホールとしては、設置する際、すべての台の解錠ユニットを統一し、単一のキーで解錠操作を可能としているのが実情である。
又、手動式の解錠ユニットは、プレーしている人と人の間から背面より手を伸ばしてキーを差し込み、前屈みの姿勢で回動させなくてはならないので作業しづらい。
そのため、特許文献2、或いは特許文献3に記載のように、電動式の解錠機構も提案されている。
そしてそれらのガラス窓や枠体には施錠機構が設けられていて、特許文献1に記載のように、鍵穴にキーを差し込んで爪付きカムを回動させ、その爪付きカムの爪に引っ掛けてスライドプレートを移動させることにより施錠機構のロックを解除する手動式の解錠ユニットが装備されている。
この解錠ユニットは、各社いずれも基本構造は共通しているものの、詳細な部分については微妙に異なっていて、特にキーの形態は千差万別で異なる機種の間では互換性が全くない。
よって、複数種の遊技機を備えたホールの係員は、機種の違いに相当する数のキーを携帯しなくてはならないことになるので、そのようなホールとしては、設置する際、すべての台の解錠ユニットを統一し、単一のキーで解錠操作を可能としているのが実情である。
又、手動式の解錠ユニットは、プレーしている人と人の間から背面より手を伸ばしてキーを差し込み、前屈みの姿勢で回動させなくてはならないので作業しづらい。
そのため、特許文献2、或いは特許文献3に記載のように、電動式の解錠機構も提案されている。
特許文献2に記載の技術は、電動機(モータ)を下端に配置し、スライドプレートを押し上げる特殊な構造であって、既存の解錠機構に対しては互換性がなく、あくまで新規に組み込むことを前提としている。
よって、予め特許文献1に記載の施錠、解錠機構が装備されている機器を電動化しようとする場合は、既に組み付けられている機構一切を取り外し、新たに組み付けることになってしまう
又、各ホールでは、前記したようにすべての台に対して解錠ユニットの交換が実施されているので、引用文献2に記載の機構が最初から組み付けられている機種は、手動式に変更する場合、施錠機構までもが交換の対象になってしまう。
よって、予め特許文献1に記載の施錠、解錠機構が装備されている機器を電動化しようとする場合は、既に組み付けられている機構一切を取り外し、新たに組み付けることになってしまう
又、各ホールでは、前記したようにすべての台に対して解錠ユニットの交換が実施されているので、引用文献2に記載の機構が最初から組み付けられている機種は、手動式に変更する場合、施錠機構までもが交換の対象になってしまう。
引用文献3に記載の技術は電動化の要求に応じて開発された装置であるが、ワイヤーを引っ張ることで複数台を一度に解錠させる機構であって、個々の台に対しては従来通りの手動式キーを利用し、一斉、或いは順次解錠させることを目的としている。
従って個々の台に対しては電動で解錠させることができず、あくまでメンテナンス専用の追加機構にすぎないのであって、解錠ユニットを交換する作業や個々の解錠機構を電動化することに関しては何のメリットもない。
従って個々の台に対しては電動で解錠させることができず、あくまでメンテナンス専用の追加機構にすぎないのであって、解錠ユニットを交換する作業や個々の解錠機構を電動化することに関しては何のメリットもない。
本発明は、既存の解錠ユニットと交換することを前提とした遊技機にあって、その交換作業の効果的な利用によって、手際よく解錠機構を電動化することを目的とする。
本発明の解錠ユニットは、解錠信号の入力によりモータ駆動で爪付きカムを解錠角度位置まで回動させてその解錠角度位置で所定時間停止し、所定時間経過後に爪付きカムを中立角度位置まで戻して待機する一連の解錠動作を、中立角度位置の停止は、モータの軸に取り付けた位置決めカムによってON/OFF操作されるスイッチの動作タイミングに、又、解錠角度位置の停止は、モータに供給される電流又は電圧が所定値をオーバーするタイミングに合わせて制御する遊技機用電動式解錠ユニットにある。
そして前記モータに供給される電流又は電圧が所定値をオーバーするタイミングは、電流又は電圧が急激に増加し出した場合のみが採用される。
又、モータを、既存の遊技機に組み付けられている標準の解錠ユニットのハウジングと外形が同一に形成されたハウジング内に組み付け、そのハウジングには、遊技機に組み付けた状態で露出する部位には、解錠動作表示ランプや無線信号受信部を取り付けることができる。
更に、モータに供給される電流又は電圧を検出する回路は、ハウジング内に組み込むことが望ましい。
そして前記モータに供給される電流又は電圧が所定値をオーバーするタイミングは、電流又は電圧が急激に増加し出した場合のみが採用される。
又、モータを、既存の遊技機に組み付けられている標準の解錠ユニットのハウジングと外形が同一に形成されたハウジング内に組み付け、そのハウジングには、遊技機に組み付けた状態で露出する部位には、解錠動作表示ランプや無線信号受信部を取り付けることができる。
更に、モータに供給される電流又は電圧を検出する回路は、ハウジング内に組み込むことが望ましい。
請求項1の発明によれば、解錠角度位置の停止を、モータに供給される電流又は電圧が所定値をオーバーするタイミングに合わせて制御するので、キーの回動角度が異なる機種相互間でも互換性があり、機械式のようにカムを交換するなどの微調整は必要ない。
請求項2の発明によれば、モータ起動時に発生する瞬間的な高電流/電圧を無視し、誤作動が防止できる。
請求項2の発明によれば、モータ起動時に発生する瞬間的な高電流/電圧を無視し、誤作動が防止できる。
請求項3の発明によれば、既存の解錠ユニットと互換性を持たせたので、爪付きカムを付け換えることによって、異なる機種にも簡単に対応可能で、而も、解錠操作を目視にて確認することができるし、請求項4の発明によれば、受信部との一体化によって、解錠ユニットの位置を把握しつつ手動感覚にて操作できる。
請求項5の発明によれば、回路をユニット内に組み込んでしまうことによって、電気的な知識のない作業員でも交換容易である。
請求項5の発明によれば、回路をユニット内に組み込んでしまうことによって、電気的な知識のない作業員でも交換容易である。
本発明に係る遊技機用電動式解錠ユニットを、パチンコ機に実施した一例につき図面に基づいて説明する。
図1は、解錠ユニットAを施錠機構Bと分離して示したもので、1は、枠体(図示せず)の裏面側縁部に密着配置される固定プレート1aと、その固定プレート1aの長手方向に沿って直角に突出した張り出しプレート1bとにより形成された断面L字状の縦長いフレームであり、このフレーム1は、固定プレート1aに解錠ユニットAを取り付けるための取り付け穴2が打ち抜き形成され、張り出しプレート1bには施錠機構Bが組み付けられている。
図1は、解錠ユニットAを施錠機構Bと分離して示したもので、1は、枠体(図示せず)の裏面側縁部に密着配置される固定プレート1aと、その固定プレート1aの長手方向に沿って直角に突出した張り出しプレート1bとにより形成された断面L字状の縦長いフレームであり、このフレーム1は、固定プレート1aに解錠ユニットAを取り付けるための取り付け穴2が打ち抜き形成され、張り出しプレート1bには施錠機構Bが組み付けられている。
施錠機構Bは、長手方向へ摺動自在な二枚のスライドプレート3,4と、一方のスライドプレート3の端部に連結された枠体用係止爪5、及び他方のスライドプレート4に突設されたガラス窓用係止爪6とを備え、前記一方のスライドプレート3と他方のスライドプレート4とは、コイルスプリングによって相互に引っ張られていて、各スライドプレート3、4をコイルスプリング7のバネ力に抗してスライドさせると、枠体用係止爪5、或いはガラス窓用係止爪6が解錠方向へ移動(回動)するようになっている。
解錠ユニットAは、図2に示すように八角形筒状ケースの両脇に翼部を有した既存の手動式解錠ユニットと同一外形のケース8内に、モータ9とスイッチ12とが内蔵されており、モータ9の軸には位置決めカム10と爪付きカム11とが取り付けられている。
位置決めカム10には、一つの谷部を有したカム面が形成されており、先端をそのカム面に接触させたU字状のバネ材13で前記スイッチ12がON/OFF操作されるようになっている。
又、爪付きカム11の爪は、モータが左右に回転動作されることにより、スライドプレート3に形成された係止部14、或いはスライドプレート4に形成された係止爪15を引っ掛け、各スライドプレート3,4をコイルスプリング7のバネ力に抗してスライドさせるようになっている。
位置決めカム10には、一つの谷部を有したカム面が形成されており、先端をそのカム面に接触させたU字状のバネ材13で前記スイッチ12がON/OFF操作されるようになっている。
又、爪付きカム11の爪は、モータが左右に回転動作されることにより、スライドプレート3に形成された係止部14、或いはスライドプレート4に形成された係止爪15を引っ掛け、各スライドプレート3,4をコイルスプリング7のバネ力に抗してスライドさせるようになっている。
解錠ユニットAを取り付け穴2に嵌め込んで組み付けた状態(図3)では、前記位置決めカム10は、爪付きカム11がいずれの係止部14,15にも係止されていない中立角度位置にあるとき、バネ材13の先端が位置決めカム10の谷部に位置するように位置決めされていて、スイッチ12はOFF状態にある
解錠信号受信部及び制御部は、図示しない呼び出しランプに内蔵されており、解錠信号は、キーに見立てた送信機或いは制御室から送出される。
解錠信号受信部及び制御部は、図示しない呼び出しランプに内蔵されており、解錠信号は、キーに見立てた送信機或いは制御室から送出される。
モータ9に電源を供給する回路には、図4に示すような電流検出回路16が接続されており、この電流検出回路16の出力電流から、モータ9に加わる負荷の有無を検出することができる。
この電流検出回路16の出力電圧は、出力電流に比例して変動するタイプであるので、電圧値を検出することによっても同様の結果が得られる。
モータに供給される電流(電圧)は、図5に示すように、モータ起動時T1に一旦ピーク値を示すが、起動直後は平常値まで下がり、負荷が加わらなければ平常値のまま推移する。
しかし負荷が加わると、電流(電圧)値は急激に増加する特性を示すので、この特性を利用することにより解錠角度位置まで回動したタイミングが特定できる。
タイミングは、電流が所定値をオーバーした時に検出されるが、スタート時にも所定値をオーバーするので、電流値が下がる場合はキャンセルし、電流値が急激に上昇した時T2,T3のみを有効とする。
前記電流検出回路には出力端子間にコンデンサ17が介在されているので、モータ起動時に検出される電流(電圧)はそのコンデンサ17の充電に費やされ、遅延機能が働いてT1のタイミングは検知されず、結果的には左終点T2と右終点T3のタイミングのみが検知される。
ただし、連続した解錠操作によりコンデンサの放電が不十分であったり、コンデンサが劣化した場合を考慮して、実施例では300ms経過後の電流値を対象としている。
尚、このグラフは、回動角度位置が左右アンバランスな装置に取り付けた実測データであって、機種毎に回動角度が異なるためタイミングにもズレがある。
このことからも、機械的な制御手段では、機種毎に部材を交換しなければならないなど極めて調整が難しいことが理解できよう。
この電流検出回路16の出力電圧は、出力電流に比例して変動するタイプであるので、電圧値を検出することによっても同様の結果が得られる。
モータに供給される電流(電圧)は、図5に示すように、モータ起動時T1に一旦ピーク値を示すが、起動直後は平常値まで下がり、負荷が加わらなければ平常値のまま推移する。
しかし負荷が加わると、電流(電圧)値は急激に増加する特性を示すので、この特性を利用することにより解錠角度位置まで回動したタイミングが特定できる。
タイミングは、電流が所定値をオーバーした時に検出されるが、スタート時にも所定値をオーバーするので、電流値が下がる場合はキャンセルし、電流値が急激に上昇した時T2,T3のみを有効とする。
前記電流検出回路には出力端子間にコンデンサ17が介在されているので、モータ起動時に検出される電流(電圧)はそのコンデンサ17の充電に費やされ、遅延機能が働いてT1のタイミングは検知されず、結果的には左終点T2と右終点T3のタイミングのみが検知される。
ただし、連続した解錠操作によりコンデンサの放電が不十分であったり、コンデンサが劣化した場合を考慮して、実施例では300ms経過後の電流値を対象としている。
尚、このグラフは、回動角度位置が左右アンバランスな装置に取り付けた実測データであって、機種毎に回動角度が異なるためタイミングにもズレがある。
このことからも、機械的な制御手段では、機種毎に部材を交換しなければならないなど極めて調整が難しいことが理解できよう。
次に解錠動作の制御について図6に基づいて説明すると、呼び出しランプに向けて解錠信号が発せられると、制御部はS1にて受信したことを確認し、その解錠信号がガラス窓用か枠体用かを判断する。
実施例では、S2にてガラス窓用か否かを判断し、ガラス窓用であれば、S3でモータを右方向に回転駆動させ、そうでない場合はS4で左回転させている
モータが回転されることによりスライドプレートが移動し、ガラス窓或いは枠体のロックが解除され、バネ材の先端は、モータが回転すると同時に位置決めカムのカム面谷部から抜け出してスイッチがON状態となる。
実施例では、S2にてガラス窓用か否かを判断し、ガラス窓用であれば、S3でモータを右方向に回転駆動させ、そうでない場合はS4で左回転させている
モータが回転されることによりスライドプレートが移動し、ガラス窓或いは枠体のロックが解除され、バネ材の先端は、モータが回転すると同時に位置決めカムのカム面谷部から抜け出してスイッチがON状態となる。
解錠角度位置まで回動されると、爪付きカムはそれ以上回動させることができなくなるが、更に回動しようとして無理をするので、モータに負荷が加わる。
そのため電流値が急激に上昇し、S5にて電流が所定値をオーバーしたことを確認すると、S6でモータは停止され、ロックが解除されてガラス窓や枠体を開くことができる。
モータが停止してから一定時間、例えば5秒経過後、S7でタイマーが作動し、S8でモータが逆転され、バネ材の先端が位置決めカムのカム面谷部に滑り込むと、スイッチがOFFになる。
この状態をS9で確認し、S10でモータは停止する。
以上一連の動作で爪付きカムは中立位置に戻るが、前記ロックが解除された5秒間にガラス窓や枠体を開くことができ、一旦開けられたガラス窓や枠体が閉められればバネ力で自動的にロックされる。
そのため電流値が急激に上昇し、S5にて電流が所定値をオーバーしたことを確認すると、S6でモータは停止され、ロックが解除されてガラス窓や枠体を開くことができる。
モータが停止してから一定時間、例えば5秒経過後、S7でタイマーが作動し、S8でモータが逆転され、バネ材の先端が位置決めカムのカム面谷部に滑り込むと、スイッチがOFFになる。
この状態をS9で確認し、S10でモータは停止する。
以上一連の動作で爪付きカムは中立位置に戻るが、前記ロックが解除された5秒間にガラス窓や枠体を開くことができ、一旦開けられたガラス窓や枠体が閉められればバネ力で自動的にロックされる。
実施例では解錠信号の受信部を呼び出しランプに設けているが、解錠ユニットに内蔵させることができ、解錠ユニットには、解錠動作確認用のランプを組み込み、ロックが解除中、即ち、タイマーが作動している間だけ点灯させることもできる。
又、モータに供給される電流又は電圧を検出する回路としての電流検出回路を解錠ユニットのケース内に組み込むことも可能であり、そのようにすることで、既存の解錠ユニットと交換する作業が容易となる。
モータに加わる負荷を電流の変動から読み取り、電流が所定値をオーバーしたタイミングでモータを停止させる構造を採用したので、回動角度の異なる施錠機構相互間での互換性が保証されるばかりでなく、動作不良が発生した場合は、自動的にモータが停止するので、モータの焼き付きを防止するセーフティ機能としての効果も期待できる。
モータに加わる負荷を電流の変動から読み取り、電流が所定値をオーバーしたタイミングでモータを停止させる構造を採用したので、回動角度の異なる施錠機構相互間での互換性が保証されるばかりでなく、動作不良が発生した場合は、自動的にモータが停止するので、モータの焼き付きを防止するセーフティ機能としての効果も期待できる。
爪付きカム11は、各種の施錠機構に対応できるよう交換可能とすることが望ましく、複数の爪付きカムを取り付けたり、別の爪が新たに付加された爪付きカムと交換することによって、同時に補助ロック機構を作動させるようにもできる。
補助ロック機構に、例えば強固なかんぬき式を採用すれば、枠の隙間から薄板などを差し込んで係止爪が操作されたり、バールなどで強引に施錠機構が破壊されても、ガラス窓や枠体は補助ロック機構で守られるので、セキュリティ対策を強化するには好適である。
尚、スイッチの動作は、爪付きカムの各位置に対し、ON作動とOFF作動との信号を逆に設定したり、解錠機構のケースは、八角形状を円筒状に変更したりできる。
又、前記実施例ではモータに供給される電流又は電圧が所定値をオーバーするタイミングを、トランスにてアイソレーションした電流検出回路16で検知しているが、図7に示すように、無極性電解コンデンサでアイソレーションした電流検出回路16’或いはその他の回路を利用して検出することもできる。
更に、電流値が下がる場合はキャンセルし、電流値が急激に上昇した時みを検知対象とする方法として、例えば100ms間隔で前後の電流値を比較して、増減状態を判別する手段を採用することもできる。
補助ロック機構に、例えば強固なかんぬき式を採用すれば、枠の隙間から薄板などを差し込んで係止爪が操作されたり、バールなどで強引に施錠機構が破壊されても、ガラス窓や枠体は補助ロック機構で守られるので、セキュリティ対策を強化するには好適である。
尚、スイッチの動作は、爪付きカムの各位置に対し、ON作動とOFF作動との信号を逆に設定したり、解錠機構のケースは、八角形状を円筒状に変更したりできる。
又、前記実施例ではモータに供給される電流又は電圧が所定値をオーバーするタイミングを、トランスにてアイソレーションした電流検出回路16で検知しているが、図7に示すように、無極性電解コンデンサでアイソレーションした電流検出回路16’或いはその他の回路を利用して検出することもできる。
更に、電流値が下がる場合はキャンセルし、電流値が急激に上昇した時みを検知対象とする方法として、例えば100ms間隔で前後の電流値を比較して、増減状態を判別する手段を採用することもできる。
尚、実施例ではパチンコ機について説明したが、本発明の解錠ユニットは、パチスロ機、スロットマシン等といった他の遊技機や両替機、玉貸し機などにも転用可能である。
A・・解錠ユニット、B・・施錠機構、1・・フレーム、1a・・固定プレート、1b・・張り出しプレート、2・・取り付け穴、3、4・・スライドプレート、5・・枠体用係止爪、6・・ガラス窓用係止爪、7・・コイルスプリング、8・・ケース、9・・モータ、10・・カム、11・・爪付きカム、12・スイッチ、13・・バネ材、14、15・・係止部、16、16’・・電流検出回路、17・・ランプ、T1・・モータ起動時、T2・・左終点(電流値が急激に上昇した時)、T3・・右終点(電流値が急激に上昇した時)。
Claims (5)
- 解錠信号の入力によりモータ駆動で爪付きカムを解錠角度位置まで回動させてその解錠角度位置で所定時間停止し、所定時間経過後に爪付きカムを中立角度位置まで戻して待機する一連の解錠動作を、中立角度位置の停止は、モータの軸に取り付けた位置決めカムによってON/OFF操作されるスイッチの動作タイミングに、又、解錠角度位置の停止は、モータに供給される電流又は電圧が一定値をオーバーするタイミングに合わせて制御する遊技機用電動式解錠ユニット。
- モータに供給される電流又は電圧が一定値をオーバーするタイミングは、電流又は電圧が急激に増加し出した場合のみを採用する請求項1に記載の遊技機用電動式解錠ユニット。
- モータを、既存の遊技機に組み付けられている標準の解錠ユニットのハウジングと外形が同一に形成されたハウジング内に組み付け、そのハウジングには、遊技機に組み付けた状態で露出する部位に、解錠動作表示ランプを取り付けた請求項1に記載の遊技機用電動式解錠ユニット。
- モータを、既存の遊技機に組み付けられている標準の解錠ユニットのハウジングと外形が同一に形成されたハウジング内に組み付け、そのハウジングには、遊技機に組み付けた状態で露出する部位に、無線信号受信部を取り付けた請求項1に記載の遊技機用電動式解錠ユニット。
- モータに供給される電流又は電圧を検出する回路をハウジング内に組み込んだ請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機用電動式解錠ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003434438A JP2005188257A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 遊技機用電動式解錠ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003434438A JP2005188257A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 遊技機用電動式解錠ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=34791510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003434438A Pending JP2005188257A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 遊技機用電動式解錠ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 2003-12-26 JP JP2003434438A patent/JP2005188257A/ja active Pending
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