JP2005094139A - 電話装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 子機から親機への外線通話の転送操作を簡略化した操作性のよい電話装置を提供する。
【解決手段】 ユーザが子機20を用いて外線通話を行っているときに、充電器接続部28と子機接続部31とが接続するように、子機20を子機充電器30に載置すると、子機20の制御回路21が、充電器接続部28と子機接続部31との接続を検出する。制御回路21は、充電器接続部28と子機接続部31との接続を検出すると、充電器接続信号を親機10に対して送信して、親機10の呼出しを行う。親機10では、充電器接続信号を受信すると、制御回路11が内線着信を行い、子機20が行っている外線通話を親機10で行うように切り換える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置と外線通話を行う親機と、親機を介して外線通話を行う子機と、子機に内蔵された蓄電池を充電する子機充電器とを有する電話装置に関する。
公衆電話回線網に接続する親機と、その親機と無線接続する1または複数のコードレス子機とからなる電話装置においては、外線通話中にその通話を親機から子機、または子機から親機へ転送することができる。しかし、転送を行うための操作手順は煩雑なものとなっている。たとえば、親機から子機へ転送する場合、親機側で外線通話を保留して転送先の子機を呼出し、子機側で応答すると、内線通話状態となる。その後、親機で転送操作を行うことで転送が完了する。
このような操作を簡略化するために、特許文献1記載の親機から子機への自動外線通話転送方法では、外線通話を保留後、転送先の子機を呼出し中に、親機のスピーカーホンキーを押下することによって擬似待機状態をつくり、呼出し先の子機が応答することによって、内線通話を必要とせずに自動通話転送を行っている。
また、通話転送に関する技術ではないが、操作の簡略化を目的とした従来技術として特許文献2記載のコードレス電話機の自動交信待機装置がある。このコードレス電話機の自動交信待機装置は、親機のクレイドル上に子機を載置すると子機内の充電池が充電可能となるコードレス電話機に備えられ、子機内の充電池から発信回路への電源ライン中に、充電電流を検出してラインを開放するスイッチング素子を介挿している。これによって、子機をクレイドルに載置しただけで送信回路を休止することができる。
また、着脱する表示部が子機として機能する電話装置では、離脱した子機を親機に装着した時点で電話回線を閉じてしまい通話を終了する構成となっている。
特開2002−77376号公報 特開昭58−177038号公報
特許文献1記載の自動外線通話転送方法は、親機のスピーカーホンキーを押下するなど親機から子機への転送方法であって、子機から親機への転送については簡略化されていない。
本発明の目的は、子機から親機への外線通話の転送操作を簡略化した操作性のよい電話装置を提供することである。
本発明は、公衆電話回線網に接続され、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置と外線通話を行う親機と、
親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行う子機と、
子機と電気的に接続可能に構成され、子機と接続したときに子機に内蔵された蓄電池を充電する子機充電器とを有する電話装置において、
外線通話を行っている子機と子機充電器とを電気的に接続したときに、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする電話装置である。
また本発明は、子機は、表示部を有し、親機と着脱可能に構成され、親機に装着した状態では親機から入力される画像データを表示部に表示し、親機から離脱した状態では親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行う表示部着脱式子機であり、
親機から離脱した状態で外線通話を行っている表示部着脱式子機と親機とを接続したときに、表示部着脱式子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする。
また本発明は、公衆電話回線網に接続され、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置と外線通話を行う親機と、
親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行う子機と、
子機と電気的に接続可能に構成され、子機と接続したときに子機に内蔵された蓄電池を充電する子機充電器とを有する電話装置において、
親機は、
子機との無線通信を行う親機側無線通信手段と、
子機との無線通信および相手側電話装置との外線通話の制御を行う親機側制御手段と、
子機と子機充電器とが電気的に接続したことを検出する親機側接続検出手段とを備え、
子機は、
親機との無線通信を行う子機側無線通信手段と、
親機との無線通信および親機を介した外線通話の制御を行う子機側制御手段とを備え、
親機側制御手段は、子機が外線通話を行っているときに、親機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする電話装置である。
また本発明は、親機は、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを示す転送設定情報を記憶する親機側転送設定記憶手段をさらに備え、
親機側制御手段は、親機側接続検出手段が子機と子機充電器との接続を検出すると、親機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照し、子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする。
また本発明は、公衆電話回線網に接続され、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置と外線通話を行う親機と、
親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行う子機と、
子機と電気的に接続可能に構成され、子機と接続したときに子機に内蔵された蓄電池を充電する子機充電器とを有する電話装置において、
親機は、
子機との無線通信を行う親機側無線通信手段と、
子機との無線通信および相手側電話装置との外線通話の制御を行う親機側制御手段とを備え、
子機は、
親機との無線通信を行う子機側無線通信手段と、
親機との無線通信および親機を介した外線通話の制御を行う子機側制御手段と、
子機と子機充電器とが電気的に接続したことを検出する子機側接続検出手段とを備え、
子機側制御手段は、親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機側無線通信手段を介して検出結果を親機に送信し、
親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする電話装置である。
また本発明は、親機は、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを示す転送設定情報を記憶する親機側転送設定記憶手段をさらに備え、
親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して接続検出手段の検出結果を受信すると、親機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照し、子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする。
また本発明は、子機は、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを示す転送設定情報を記憶する子機側転送設定記憶手段をさらに備え、
子機側制御手段は、親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照し、子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、子機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を親機に送信し、
親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする。
また本発明は、子機は、ユーザが操作することで子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを選択する選択手段をさらに備え、
子機側制御手段は、親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、選択手段を動作させ、選択手段が子機から親機へ外線通話を転送することを選択すると、子機側無線通信手段を介して検出結果を親機に送信し、
親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする。
また本発明は、子機は、ユーザが操作することによって、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを選択する選択手段をさらに備え、
子機側制御手段は、親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照し、
子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、選択手段を動作させ、
選択手段が子機から親機へ外線通話を転送することを選択すると、子機側無線通信手段を介して検出結果を親機に送信し、
親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする。
また本発明は、親機側制御手段は、子機が行っている外線通話を親機に転送する際に、内線着信を行うとともに外線通話を保留し、所定の操作が行われると外線通話を行うことを特徴とする。
また本発明は、親機は、子機が行っている外線通話を親機に転送する際に行う内線着信の継続時間を記憶する内線着信時間記憶手段をさらに備え、
親機側制御手段は、子機が行っている外線通話を親機に転送する際に、内線着信を、内線着信時間記憶手段に記憶されている継続時間行うことを特徴とする。
また本発明は、子機は、複数あり、
親機側制御手段は、子機が行っている外線通話を、少なくとも親機または他の子機に転送することを特徴とする。
また本発明は、親機は、子機が行っている外線通話の転送先を示す外線転送先情報を記憶する外線転送先記憶手段をさらに備え、
親機側制御手段は、外線転送先記憶手段に記憶されている外線転送先情報に基づいて、子機が行っている外線通話を転送することを特徴とする。
本発明によれば、電話装置は親機、子機および子機充電器を有し、親機は、公衆電話回線網に接続され、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置と外線通話を行い、子機は、親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行い、子機充電器は、子機と電気的に接続可能に構成され、子機と接続したときに子機に内蔵された蓄電池を充電する。
子機が親機を介して外線通話を行っている状態で、子機と子機充電器とが電気的に接続すると、子機が行っている外線通話が親機に転送される。
このように、ユーザは、子機と子機充電器とを電気的に接続させる操作、たとえば子機を子機充電器に載置するだけで、外線通話を子機から親機に転送することができるので、転送操作を簡略化し、操作性を向上させることができる。
また本発明によれば、子機は、表示部を有しており、親機と着脱可能に構成された、いわゆる表示部着脱式子機である。この表示部着脱式子機が親機に装着された状態では、親機から入力される画像データが表示部に表示され、親機から離脱した状態では、親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行う。
表示部着脱式子機が、親機から離脱した状態で外線通話を行っているときに、親機と接続させると、表示部着脱式子機が行っている外線通話が親機に転送される。
このように、子機が表示部着脱式の子機であった場合、ユーザは、表示部着脱式子機と親機とを接続させるだけで、外線通話を表示部着脱式子機から親機に転送することができるので、転送操作を簡略化し、操作性を向上させることができる。
また本発明によれば、電話装置は親機、子機および子機充電器を有し、親機は、公衆電話回線網に接続され、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置と外線通話を行い、子機は、親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行い、子機充電器は、子機と電気的に接続可能に構成され、子機と接続したときに子機に内蔵された蓄電池を充電する。
詳細には、親機は、子機との無線通信を行う親機側無線通信手段と、子機との無線通信および相手側電話装置との外線通話の制御を行う親機側制御手段と、子機と子機充電器とが電気的に接続したことを検出する親機側接続検出手段とを備え、子機は、親機との無線通信を行う子機側無線通信手段と、親機との無線通信および親機を介した外線通話の制御を行う子機側制御手段とを備える。
子機が外線通話を行っているときに、親機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、親機側制御手段は、子機が行っている外線通話を親機に転送する。
このように、ユーザは、子機と子機充電器とを電気的に接続させる操作、たとえば子機を子機充電器に載置するだけで、外線通話を子機から親機に転送することができるので、転送操作を簡略化し、操作性を向上させることができる。
また本発明によれば、親機は、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを示す転送設定情報を記憶する親機側転送設定記憶手段をさらに備えている。
親機側接続検出手段が子機と子機充電器との接続を検出すると、親機側制御手段は、まず、親機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照する。ここで、転送設定情報において、子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、子機が行っている外線通話を親機に転送する。
これにより、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを予め設定することができるので、利便性が向上する。
また本発明によれば、電話装置は親機、子機および子機充電器を有し、親機は、公衆電話回線網に接続され、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置と外線通話を行い、子機は、親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行い、子機充電器は、子機と電気的に接続可能に構成され、子機と接続したときに子機に内蔵された蓄電池を充電する。
詳細には、親機は、子機との無線通信を行う親機側無線通信手段と、子機との無線通信および相手側電話装置との外線通話の制御を行う親機側制御手段とを備え、子機は、親機との無線通信を行う子機側無線通信手段と、親機との無線通信および親機を介した外線通話の制御を行う子機側制御手段と、子機と子機充電器とが電気的に接続したことを検出する子機側接続検出手段とを備えている。
子機が親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機側制御手段は、子機側無線通信手段を介して検出結果を親機に送信する。
親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送する。
このように、ユーザは、子機と子機充電器とを電気的に接続させる操作だけで、外線通話を子機から親機に転送することができるので、転送操作を簡略化し、操作性を向上させることができる。
また本発明によれば、親機は、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを示す転送設定情報を記憶する親機側転送設定記憶手段をさらに備えている。
親機側無線通信手段を介して接続検出手段の検出結果を受信すると、親機側制御手段は、まず親機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照する。ここで、転送設定情報において、子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、子機が行っている外線通話を親機に転送する。
これにより、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを予め設定することができるので、利便性が向上する。
また本発明によれば、子機は、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを示す転送設定情報を記憶する子機側転送設定記憶手段をさらに備えている。
親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機側制御手段は、まず子機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照する。ここで、転送設定情報において、子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、子機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を親機に送信する。
親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送する。
これにより、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを予め設定することができるので、利便性が向上する。
また本発明によれば、子機は、ユーザが操作することで子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを選択する選択手段をさらに備えている。
親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機側制御手段は、選択手段を動作させる。選択手段が子機から親機へ外線通話を転送することを選択すると、子機側制御手段は、子機側無線通信手段を介して検出結果を親機に送信する。
親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送する。
これにより、ユーザは、子機と子機充電器との接続が検出されたとき、すなわち、子機を子機充電器に載置したときに外線通話の転送を行うかどうかを選択することができるので、利便性が向上する。
また本発明によれば、子機は、ユーザが操作することによって、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを選択する選択手段をさらに備えている。
親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機側制御手段は、まず子機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照する。
転送設定情報において、子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合、子機側制御手段は、選択手段を動作させる。
選択手段が子機から親機へ外線通話を転送することを選択すると、子機側制御手段は、子機側無線通信手段を介して検出結果を親機に送信する。
親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送する。
これにより、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを、予め設定することができ、子機と子機充電器との接続が検出されたときにも転送を行うかどうかを選択することができるので、さらに利便性が向上する。
また本発明によれば、親機側制御手段は、子機が行っている外線通話を親機に転送する際に、内線着信を行うとともに外線通話を保留し、所定の操作が行われると外線通話を行う。
また本発明によれば、親機は、子機が行っている外線通話を親機に転送する際に行う内線着信の継続時間を記憶する内線着信時間記憶手段をさらに備えている。
親機側制御手段は、子機が行っている外線通話を親機に転送する際に、内線着信を、内線着信時間記憶手段に記憶されている継続時間行う。
これにより、転送先の親機を操作するユーザがいないような場合であっても、親機における内線着信を所定の時間で終了させることができる。なお、内線着信を継続時間行った後は、たとえば外線通話を行っていた電話回線を切断したり、転送しようとしていた子機で再度外線通話を行うこともできる。
また本発明によれば、子機は、複数あり、親機側制御手段は、子機が行っている外線通話を、少なくとも親機または他の子機に転送する。
これにより、親機だけでなく他の子機にも外線通話を転送することができるので、利便性が向上する。
また本発明によれば、親機は、子機が行っている外線通話の転送先を示す外線転送先情報を記憶する外線転送先記憶手段をさらに備えている。
親機側制御手段は、外線転送先記憶手段に記憶されている外線転送先情報に基づいて、子機が行っている外線通話を転送する。
これにより、外線通話の転送先を予め設定することができるので、利便性が向上する。
図1は、本発明の第1の実施形態である電話装置1の構成を示す図である。
電話装置1は、親機10、子機20および子機充電器30を有する。親機10は、公衆電話回線網に接続され、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置などと外線通話を行う。外線通話を行うためには、相手側の電話装置との通話回線を確立する必要がある。たとえば、電話装置1が発信側である場合について、回線確立の過程を説明すると、まず、ユーザによって親機10が備えるハンドセットが持ち上げられ、オフフックされると、電話装置1と交換機との間で回路が形成され、この回路を交換機から供給された直流電流が流れる。交換機は回路を流れる直流電流を検出し、電話装置1がオフフックされたことを認識する。ユーザによって親機10のダイヤルキーなどが操作されて相手側電話装置の電話番号が入力されると、電話装置1は交換機に対してダイヤル信号を送出する。交換機は、受信したダイヤル信号に基づいて相手側電話装置の位置を探索する。
電話装置1と相手側電話装置とが同じ交換機に収容されている場合は、交換機は相手側電話装置に呼出信号を送出し、電話装置1に呼出音(リングバックトーン)を送出する。相手側電話装置が、他の交換機に収容されている場合、電話装置1を収容している交換機は、相手側電話装置を収容している交換機との回線を確保し、相手側電話機を収容している交換機が、相手側電話装置に対して呼出信号を送出する。
相手側電話装置において相手側のユーザがハンドセットを持ち上げ、オフフックされると、交換機は応答信号を検出し、相手側電話装置との回線を確保することで、電話装置1と相手側電話装置との通信回線が確立する。
通信回線が確立している間は、電話装置1および相手側電話装置が、ともに音声信号の送受信を行うことで外線通話が可能となる。
電話装置1および相手側電話装置がオンフックされると、回路が開いて直流電流が流れなくなるため、交換機がこれを検出することで、通話回線が切断される。
このように、電話装置1は、自らが収容されている交換機とのやり取りを通じて相手側電話装置との外線通話を行う。
子機20は、いわゆるコードレス子機であり、親機10と無線通信を行い、親機10を介して外線通話を行う。また、子機20は、内蔵した蓄電池からの電源供給によって動作するため、子機充電器30と電気的に接続することで蓄電池の充電を行う。子機充電器30は、子機20を載置しやすいように子機20の形状に沿った形状をしており、子機20と接触する部分に蓄電池充電用の充電器側接触端子が設けられている。子機20には、子機充電器30載置時にこの充電器側接触端子に対向して接触する子機側接触端子が設けられている。
従来の電話装置では、子機20を子機充電器30に載置して電気的に接続すると、子機20は、子機側接触端子電圧の変化、または蓄電池に流れ込む電流の変化などを検知することにより、外線通話または内線通話を終了する。これに対して本発明では、予め設定しておくことで外線通話中に子機20を子機充電器30に接続すると、親機10に外線通話の転送を行う。
1台の親機10と無線接続する子機20の数は1台とは限らず、複数台であってもよい。本実施形態では図1に示すように、1台の親機10に対して3台の子機20a,20b,20cが無線接続しており、各子機は、それぞれ子機充電器30a,30b,30cに接続することで内蔵蓄電池の充電が可能となっている。
図2は、本発明の第2の実施形態である電話装置2の構成を示す図である。
電話装置2は、親機40、表示部着脱式子機(以下では「表示部子機」と略称する。)50および子機充電器60を有する。表示部子機50は、親機40と着脱可能に構成され、親機40と接続しているときは、主に親機40の表示部として機能し、親機40から離脱しているときは、コードレス子機として機能する。子機充電器60は、表示部子機50の親機40と接続する接続端子と接続可能に構成され、表示部子機50の内蔵蓄電池の充電を行う。
図3は、電話装置1の電気的構成を示すブロック図である。図3(a)は、親機10の構成を示すブロック図であり、図3(b)は、子機20の構成を示すブロック図であり、図3(c)は、子機充電器30の構成を示すブロック図である。なお、子機20a,20b,20cおよび子機充電器30a,30b,30cはそれぞれ、同じ電気的構成である。
親機10は、制御回路11、無線回路12、表示部13、マイク14、スピーカ15、アンテナ16および入力部17を備える。子機20は、制御回路21、無線回路22、表示部23、マイク24、スピーカ25、アンテナ26、入力部27および充電器接続部28を備える。子機充電器30は、子機接続部31および電源制御回路32を備える。
親機10の制御回路11は、演算処理を行うCPU(中央演算処理装置)と記憶部を有し、記憶部に記憶している制御プログラムに基づき、親機10全体の制御を行う親機側制御手段である。記憶部には、制御プログラム以外に、子機との無線通信を制御するための無線通信プログラム、アプリケーションプログラムなどの各種プログラム、電話番号とその使用者とを関連付けた電話帳データなどの各種データおよび後述する転送設定情報など各種設定情報が記憶される。また、制御回路11は、公衆電話回線との接続インターフェースとして機能し、所定のプロトコルに則って外線通話における音声信号の送受信などを行う。無線回路12は、子機20と無線通信するためにアンテナ16を介した音声信号の送受信、送受信する音声信号の変復調などを行う親機側無線通信手段である。表示部13は、液晶表示装置などで実現され、親機10および子機20の動作状態、操作メニュー、エラーメッセージなどユーザに対して各種情報を表示して報知する。マイク14は、ユーザの音声を取り込み、音声信号として制御回路11に出力する。スピーカ15は、制御回路11から入力された音声信号を音声として外部に出力する。なお、マイク14とスピーカ14は、ハンドセットを構成する。入力部17は、電話番号を入力するためのダイヤルキー、内線通話の発信、受信を行うための内線キーおよび各種機能を使用するためのファンクションキーなど複数のキーで構成される。
子機20の制御回路21は、演算処理を行うCPUと記憶部を有し、記憶部に記憶している制御プログラムに基づき、子機20全体の制御を行う子機側制御手段である。記憶部には、制御プログラム以外に、子機との無線通信を制御するための無線通信プログラム、アプリケーションプログラムなどの各種プログラム、電話番号とその使用者とを関連付けた電話帳データなどの各種データおよび転送設定情報など各種設定情報が記憶される。無線回路22は、親機10と無線通信するためにアンテナ26を介した音声信号の送受信、送受信する音声信号の変復調などを行う子機側無線通信手段である。表示部23は、液晶表示装置などで実現され、子機20の動作状態、操作メニュー、エラーメッセージなどユーザに対して各種情報を報知する。マイク24は、ユーザの音声を取り込み、音声信号として制御回路21に出力する。スピーカは、制御回路21から入力された音声信号を音声として外部に出力する。入力部27は、電話番号を入力するためのダイヤルキー、内線通話の発信、受信を行うための内線キーおよび各種機能を使用するためのファンクションキーなど複数のキーで構成される。充電器接続部28は、前述の子機側接触端子を有し、子機充電器30に子機20が載置されたときに充電器30と電気的に接続することで内蔵蓄電池が充電される。
子機充電器30の子機接続部31は、子機20の充電器接続部28の子機側接触端子と接続する充電器側接触端子を有する。電源制御回路32は、商用交流電源を充電に使用するために、トランスおよび整流器などで最適な電圧値、電流値に調整する。
親機10および子機20は、少なくとも、外線通話および内線通話を行う通話モードおよび記憶部に記憶している各種設定情報などを変更する設定モードの2つの動作モードを有し、ユーザの操作によっていずれのモードで動作するかを切り換えることができる。
ユーザは、親機10の入力部17を操作して電話番号を入力し、相手側電話装置と外線通話を行うことができ、子機20の入力部27を操作して電話番号を入力し、親機10を介して外線通話を行うこともできる。また、親機10と子機20との間で内線通話を行うこともでき、たとえば子機20aと子機20bとの間で子機間通話を行うことも可能である。
ユーザが子機20を用いて外線通話を行っているときに、充電器接続部28と子機接続部31とが接続するように、子機20を子機充電器30に載置すると、子機20の制御回路21が、充電器接続部28と子機接続部31との接続を検出する。この検出は、たとえば、充電器接続部28内の所定の部位、たとえば接触端子における電圧値または電流値の変化によって検出することができる。子機側接続検出手段である制御回路21は、充電器接続部28と子機接続部31との接続を検出すると、検出結果である充電器接続信号を親機10に対して送信して、親機10の呼出しを行う。親機10では、充電器接続信号を受信すると、制御回路11が内線着信を行い、子機20が行っている外線通話を親機10で行うように切り換える。具体的には、子機20との音声信号の無線通信を終了し、マイク14からの音声信号の入力およびスピーカ15への音声信号の出力を可能な状態とする。
内線着信時にユーザが親機10に対して所定の操作を行うと、親機10を用いて外線通話を開始することができる。所定の操作としては、入力部17の内線キーなど予め定めたキーを押す、ハンドセットを持ち上げてオフフックにするなどの操作がある。
このように、外線通話中に子機20を子機充電器30に載置して電気的に接続するという極めて簡単な操作で、子機20で行っていた外線通話を親機10に転送することができる。
子機20を子機充電器30に接続したときに、外線通話の転送を行うか、従来通り回線切断を行うかは、ユーザが予め設定することができる。具体的には、親機側転送設定記憶手段である親機10の記憶部に、外線通話の転送を行うか、回線切断を行うかを示す転送設定情報を記憶しておく第1の構成と、子機側転送設定記憶手段である子機20の記憶部に転送設定情報を記憶しておくとともに、子機20が子機充電器30と接続したときに、子機20から親機10に対して充電器接続信号か、または回線切断指示信号のいずれかを送信する第2の構成とがある。
第1の構成の場合、親機10が子機20から充電器接続信号を受信したときに、制御回路11が、転送設定情報を参照し、記憶されている転送設定情報に基づいて、外線通話の転送か、または回線の切断を行う。
第2の構成の場合、子機20が子機充電器30と接続したときに、制御回路21は、転送設定情報を参照し、外線通話の転送が設定されていれば、充電器接続信号を親機10に送信し、回線の切断が設定されていれば、回線切断指示信号を親機10に送信する。充電器接続信号を受信した親機10は、充電器接続信号を受信すると、内線着信を行い、子機20が行っている外線通話を親機10で行うように切り換える。回線切断指示信号を受信した親機10は、外線通話が通信されている回線の切断を行う。
転送設定情報の内容は、親機10または子機20を設定モードで動作し、ユーザが入力部17または入力部27を操作することで変更可能である。
以上のように、子機20から親機10への外線通話の転送を行うかどうかを予め設定することができるので、利便性が向上する。
また、第2の構成の場合、予め外線通話を親機10に転送することが設定された状態で、子機20が子機充電器30に接続されたときに、外線通話を実際に転送するかどうかをユーザが選択することができる。具体的には、充電器接続部28と子機接続部31との接続が検出されると、制御回路21は、転送設定情報を参照する。転送設定情報に外線通話の転送が設定されていた場合、表示部23に外線通話を転送するかどうかの確認メッセージを表示させて待機する。外線通話を転送する場合の入力部27に対する操作と、外線通話を転送しない場合の入力部27に対する操作とを予め設定しておき、ユーザが行った操作に応じて、子機20の制御回路21は、充電器接続信号または回線切断指示信号を親機10に送信する。
なお、転送設定情報が記憶されていなくても外線通話を実際に転送するかどうかをユーザが選択することができる。具体的には、充電器接続部28と子機接続部31との接続が検出されると、制御回路21は、表示部23に外線通話を転送するかどうかの確認メッセージを表示させて待機する。外線通話を転送する場合の入力部27に対する操作と、外線通話を転送しない場合の入力部27に対する操作とを予め設定しておき、ユーザが行った操作に応じて、子機20の制御回路21は、充電器接続信号または回線切断指示信号を親機10に送信する。
このように、子機20を子機充電器30に載置したときに外線通話の転送を行うかどうかを選択することができるので、利便性が向上する。
ここで、選択手段は制御回路21および入力部27で構成される。
上記では、子機20の制御回路21が子機20と子機充電器30との接続を検出する構成について説明したが、親機10の制御回路11が子機20と子機充電器30との接続を検出する構成(第3の構成)であってもよい。子機20から親機10に対して、所定の時間間隔で子機20の状態を示す子機状態信号が送信され、親機側接続検出手段である親機10の制御回路11は、受信した子機状態信号によって子機の状態を監視し、子機20と子機充電器30との接続による状態の変化を検出する。第3の構成は、子機20と子機充電器30との接続検出以外の構成については、第1の構成と同様であり、子機20の状態変化により子機20と子機充電器30との接続を検出した親機10の制御回路11は、転送設定情報を参照し、記憶されている転送設定情報に基づいて、外線通話の転送か、または回線の切断を行う。
図4は、電話装置2の電気的構成を示すブロック図である。図4(a)は、親機40の構成を示すブロック図であり、図4(b)は、表示部子機50の構成を示すブロック図であり、図4(c)は、子機充電器60の構成を示すブロック図である。
親機40は、制御回路41、無線回路42、子機接続部43、マイク44、スピーカ45、アンテナ46および入力部47を備える。表示部子機50は、制御回路51、無線回路52、表示部53、マイク54、スピーカ55、アンテナ56、入力部57および親機接続部58を備える。子機充電器60は、子機接続部61および電源制御回路62を備える。
親機40の制御回路41は、演算処理を行うCPUと記憶部を有し、記憶部に記憶している制御プログラムに基づき、親機40全体の制御を行う親機側制御手段である。記憶部には、制御プログラム以外に、子機との無線通信を制御するための無線通信プログラム、アプリケーションプログラムなどの各種プログラム、電話番号とその使用者とを関連付けた電話帳データなどの各種データおよび後述する転送設定情報など各種設定情報が記憶される。また、制御回路41は、公衆電話回線網との接続インターフェースとして機能し、所定のプロトコルに則って外線通話における音声信号の送受信などを行う。無線回路42は、表示部子機50と無線通信するためにアンテナ46を介した音声信号の送受信、送受信する音声信号の変復調などを行う親機側無線通信手段である。子機接続部43は、表示部子機50の親機接続部58と接続し、表示部53に表示させる画像データおよび表示部子機50内蔵蓄電池の充電電流などを、接続した表示部子機50に出力する。マイク44は、ユーザの音声を取り込み、音声信号として制御回路41に出力する。スピーカ45は、制御回路41から入力された音声信号を音声として外部に出力する。なお、マイク44とスピーカ44は、ハンドセットを構成する。入力部47は、電話番号を入力するためのダイヤルキー、内線通話の発信、受信を行うための内線キーおよび各種機能を使用するためのファンクションキーなど複数のキーで構成される。
表示部子機50の制御回路51は、演算処理を行うCPUと記憶部を有し、記憶部に記憶している制御プログラムに基づき、表示部子機50全体の制御を行う子機側制御手段である。記憶部には、制御プログラム以外に、子機との無線通信を制御するための無線通信プログラム、アプリケーションプログラムなどの各種プログラム、電話番号とその使用者とを関連付けた電話帳データなどの各種データおよび転送設定情報など各種設定情報が記憶される。無線回路52は、親機40と無線通信するためにアンテナ56を介した音声信号の送受信、送受信する音声信号の変復調などを行う子機側無線通信手段である。表示部53は、液晶表示装置などで実現され、親機接続部58と親機40の子機接続部43とが接続しているときは、親機40から入力される画像データを表示することで、親機40の動作状態、操作メニュー、エラーメッセージなどユーザに対して各種情報を報知し、親機40から離脱しているときは、表示部子機50の各種情報をユーザに対して報知する。マイク54は、ユーザの音声を取り込み、音声信号として制御回路51に出力する。スピーカ55は、制御回路51から入力された音声信号を音声として外部に出力する。入力部57は、電話番号を入力するためのダイヤルキー、内線通話の発信、受信を行うための内線キーおよび各種機能を使用するためのファンクションキーなど複数のキーで構成される。これらのキーは、表示部53の表面上に重ね合わせたタッチパネルで実現してもよい。親機接続部58は、親機40の子機接続部43と機械的かつ電気的に接続し、表示部53に表示させる画像データ、表示部子機50内蔵蓄電池の充電電流などが入力される。また、親機接続部58は、前述の子機側接触端子を有し、子機充電器60に表示部子機50が載置されたときに子機充電器60の子機接続部61と接続することで子機内蔵蓄電池が充電される。
子機充電器60の子機接続部61は、表示部子機50の充電器接続部58の子機側接触端子と接続する充電器側接触端子を有する。電源制御回路62は、商用交流電源を充電に使用するために、トランスおよび整流器などで最適な電圧値、電流値に調整する。
親機40および表示部子機50は、少なくとも、外線通話および内線通話を行う通話モードおよび記憶部に記憶している各種設定情報などを変更する設定モードの2つの動作モードを有し、ユーザの操作によっていずれのモードで動作するかを切り換えることができる。
ユーザは、親機40の入力部47を操作して電話番号を入力し、相手側の電話装置と外線通話を行うことができ、表示部子機50の入力部57を操作して電話番号を入力し、親機40を介して外線通話を行うこともできる。また、親機40と表示部子機50との間で内線通話を行うこともできる。
ユーザが表示部子機50を用いて外線通話を行っているときに、親機接続部58と子機接続部61とが電気的に接続するように、表示部子機50を子機充電器60に載置すると、子機側接続検出手段である表示部子機50の制御回路51が、親機接続部58と子機接続部61との接続を検出する。この検出は、第1の実施形態と同じく、親機接続部58内の所定の部位、たとえば接触端子における電流または電圧変化によって検出することができる。制御回路51は、親機接続部58と子機接続部61との接続を検出すると、検出結果である充電器接続信号を親機40に対して送信して、親機40の呼び出しを行う。親機40では、充電器接続信号を受信すると、制御回路41が内線着信を行い、表示部子機50が行っている外線通話を親機40で行うように切り換える。具体的には、表示部子機50との音声信号の無線通信を終了し、マイク44からの音声信号の入力およびスピーカ45への音声信号の出力を可能な状態とする。
ここでユーザが親機40に対して所定の操作を行うと、親機40を用いて外線通話を開始することができる。所定の操作としては、入力部47の内線キーなど予め定めたキーを押す、ハンドセットを持ち上げてオフフックにするなどの操作がある。
このように、第1の実施形態と同じく、外線通話中に表示部子機50を子機充電器60に接続するという極めて簡単な操作で、表示部子機50で行っていた外線通話を親機40に転送することができる。
また、第2の実施形態において、ユーザが表示部子機50を用いて外線通話を行っているときに、親機接続部58と子機接続部43とが接続するように、表示部子機50を親機0に接続した場合について説明する。
親機接続部58と子機接続部43とが接続すると、親機側接続検出手段である親機40の制御回路41が、この接続を検出する。具体的には、制御回路41が、子機接続部43の状態、たとえば所定の接続端子における電流値または電圧値などを監視し、子機接続部43に状態変化が生じたことを検出する。制御回路41が、親機接続部58と子機接続部43との接続を検出すると、内線着信を行い、表示部子機50が行っている外線通話を親機40で行うように切り換える。具体的には、表示部子機50との音声信号の無線通信を終了し、マイク44からの音声信号の入力およびスピーカ45への音声信号の出力を可能な状態とする。
図5は、電話装置1の外線通話転送処理を示すシーケンス図である。図5(a)は、第1の実施形態である電話装置1のシーケンス図であり、図5(b)は、第2の実施形態である電話装置2のシーケンス図である。
電話装置1において、ステップT1では、子機20によって外線通話が行われており、ステップT2で、子機20が子機充電器30に接続される。この接続によって、子機20は、ステップT3で親機10に充電器接続信号を送信する。
ステップT4では、親機10が、子機20から充電器接続信号を受信し、ステップT5で内線着信を行う。ステップT6では、ユーザによって親機10に通話を開始する所定の操作が行われると、ステップT7で親機10によって外線通話が行われる。ステップT8でユーザによって親機10に通話を終了するための操作が行われると、ステップT8で外線通話が行われている回線を切断する。
電話装置2において、ステップT0で親機40は、子機接続部43の状態変化を監視することで、表示部子機50の接続状態を監視している。
ステップT11では、表示部子機50によって外線通話が行われており、ステップT12で、表示部子機50が親機40に接続される。この接続は、表示部子機50の状態監視により検出される。
ステップT13では、親機10が、内線着信を行う。ステップT14では、ユーザによって親機40に通話を開始する所定の操作が行われると、ステップT15で親機40によって外線通話が行われる。ステップT16でユーザによって親機40に通話を終了するための操作が行われると、ステップT17で外線通話が行われている回線を切断する。
なお、電話装置2において、表示部子機50を用いて外線通話中に表示部子機50を子機充電器60に接続する場合のシーケンスは、図5(a)に示すシーケンス図の説明で子機20を表示部子機50に、子機充電器30を子機充電器60に置き換えたものと同じである。
図6は、第1の構成の電話装置1による外線通話転送処理を示すフローチャートである。
ステップS1で、親機10の制御回路11は、ユーザによって設定される転送設定情報を、制御回路11の記憶部に記憶する。ステップS2で、子機20に対してダイヤルキーによる電話番号の入力など外線通話を開始するための操作が行われると、ステップS3で、子機20の制御回路21は、親機10を介して外線通話を行う。
ステップS4では、子機20が外線通話を行っているときに、充電器接続部28と子機接続部31とが接続するように、子機20を子機充電器30に載置して接続すると、子機20の制御回路21はこの接続を検出し、親機10に対して充電器接続信号を発信する。ステップS5では、親機10は、子機20から充電器接続信号を受信し、制御回路11が記憶部の転送設定情報を参照することで、子機20から親機10に外線通話を転送するかどうかを判断する。子機20から親機10に外線通話を転送するように設定されている場合は、ステップS7に進み、転送しないように設定されている場合は、ステップS6に進む。
ステップS6では、親機10の制御回路11は、外線通話が行われている回線を切断する。ステップS7では、親機10の制御回路11は内線着信を行うとともに、外線通話を保留する。ステップS8では、ユーザによって、親機10のハンドセットが持ち上げられてオフフックされるなど、外線通話を再開するための操作が行われると、親機10の制御回路11は、保留を解除して外線通話を再開する。ステップS9で、ユーザによってハンドセットが所定の位置に戻されてオンフックされるなど、外線通話を終了するための操作が行われると、ステップS10で親機10の制御回路11は、外線通話が行われている回線を切断する。
図7は、第2の構成の電話装置1による外線通話転送処理を示すフローチャートである。
ステップS11で、子機20の制御回路21は、ユーザによって設定される転送設定情報を制御回路21の記憶部に記憶する。ステップS12で、子機20に対してダイヤルキーによる電話番号の入力など外線通話を開始するための操作が行われると、ステップS13で、子機20の制御回路21は、親機10を介して外線通話を行う。
ステップS14では、子機20が外線通話を行っているときに、充電器接続部28と子機接続部31とが接続するように、子機20を子機充電器30に載置して接続すると、子機20の制御回路21はこの接続を検出する。ステップS15では、子機20の制御回路21は、記憶部の転送設定情報を参照することで、子機20から親機10に外線通話を転送するように設定されているかどうかを判断する。子機20から親機10に外線通話を転送するように設定されている場合は、ステップS17に進み、転送しないように設定されている場合は、ステップS16に進む。
ステップS16では、子機20が親機10に回線切断指示信号を送信し、回線切断指示信号を受信した親機10の制御回路11は、外線通話が行われている回線を切断する。ステップS17では、子機20の制御回路21は、表示部23に外線通話を転送するかどうかの確認メッセージを表示し、ユーザの操作に基づいて外線通話を転送するかどうかを判断する。外線通話を転送する場合は、ステップS18に進み、外線通話を転送しない場合は、ステップS16に進む。
ステップS18では、親機10の制御回路11は内線着信を行うとともに、外線通話を保留する。ステップS19では、ユーザによって、親機10のハンドセットが持ち上げられてオフフックされるなど、外線通話を再開するための操作が行われると、親機10の制御回路11は、保留を解除して外線通話を再開する。ステップS20で、ユーザによってハンドセットが所定の位置に戻されてオンフックされるなど、外線通話を終了するための操作が行われると、ステップS21で親機10の制御回路11は、外線通話が行われている回線を切断する。
電話装置1,2では、外線通話を転送するときに、親機10が行う内線着信の継続時間を設定することができる。具体的には、内線着信時間記憶手段である親機10の記憶部に内線着信時間設定情報として所定の時間を記憶し、内線着信を開始してから記憶されている時間が経過した時点で、回線の切断または子機による外線通話の復帰などの処理を行う。
図8は、内線着信の継続時間を設定した電話機1による外線通話転送処理を示すフローチャートである。
ステップS31で、親機10の制御回路11は、ユーザによって設定される転送設定情報および内線着信時間設定情報を制御回路11の記憶部に記憶する。ステップS32で、子機20に対してダイヤルキーによる電話番号の入力など外線通話を開始するための操作が行われると、ステップS33で、子機20の制御回路21は、親機10を介して外線通話を行う。
ステップS34では、子機20が外線通話を行っているときに、充電器接続部28と子機接続部31とが接続するように、子機20を子機充電器30に載置して接続すると、子機20の制御回路21はこの接続を検出する。ステップS35では、子機20の制御回路21は、記憶部の転送設定情報を参照することで、子機20から親機10に外線通話を転送するように設定されているかどうかを判断する。子機20から親機10に外線通話を転送するように設定されている場合は、ステップS37に進み、転送しないように設定されている場合は、ステップS36に進む。
ステップS36では、子機20が親機10に回線切断指示信号を送信し、回線切断指示信号を受信した親機10の制御回路11は、外線通話が行われている回線を切断する。ステップS37では、子機20の制御回路21は、表示部23に外線通話を転送するかどうかの確認メッセージを表示し、ユーザの操作に基づいて外線通話を転送するかどうかを判断する。外線通話を転送する場合は、ステップS38に進み、外線通話を転送しない場合は、ステップS36に進む。
ステップS38では、親機10は内線着信を行うとともに、外線通話を保留し、制御回路11のタイマーをスタートする。ステップS39では、親機10の制御回路11は、ユーザによって、親機10のハンドセットが持ち上げられてオフフックされるなど、外線通話を開始するための操作が行われたかどうかを判断する。外線通話を開始するための操作が行われていればステップS41に進み、操作が行われていなければステップS40に進む。ステップS40では、制御回路11は、タイマーが示す時間、すなわち、内線着信が開始されてから現在までの経過時間と、記憶部に記憶されている内線着信時間設定情報とを比較し、内線着信が開始してから所定の時間が経過したかどうかを判断する。所定時間が経過していればステップS36に進み、所定時間経過が経過していなければステップS39に戻る。
ステップS41では、親機10の制御回路11は、保留を解除して外線通話を再開する。ステップS42で、ユーザによってハンドセットが所定の位置に戻されてオンフックされるなど、外線通話を終了するための操作が行われると、ステップS43で親機10の制御回路11は、外線通話が行われている回線を切断する。
なお、ステップS40で、所定時間が経過していればステップS36に進んで回線の切断を行う処理となっているが、これに限らず転送しようとした子機20が外線通話を再開するようにしてもよい。
また、図8のフローチャートでは、第2の構成の電話装置1が行う外線通話転送処理を示したが、ステップS31、ステップS38〜ステップS40の処理を行うことで、第1の構成の電話装置1および第2の実施形態である電話装置2であっても、内線着信の継続時間を設定することが可能である。内線着信時間設定情報は、親機10を設定モードで動作させ、ユーザが入力部17を操作することによって変更することができる。変更は、たとえばユーザが、秒単位で任意に時間を入力してもよいし、複数の候補の中から選択してもよい。さらに、継続時間を設定するのではなく、内線着信時の呼び出しベルの鳴動回数を設定するようにしてもよい。
以上のように、継続時間を設定しておくことにより、転送先の親機を操作するユーザがいないような場合であっても、親機における内線着信を所定の時間で終了させることができる。
電話装置1の場合、子機20aが行う外線通話の転送先としては、親機10のみならず、他の子機20b,20cであってもよい。具体的には、第1の構成の電話装置1において、外線転送先記憶手段である親機10の記憶部に、外線転送先情報として子機20が子機充電器30と接続したときの転送先を記憶しておく。たとえば、子機20aからの転送先は親機10および子機20b、子機20bからの転送先は親機10、子機20aおよび子機20c、子機20cからの転送先は子機20aおよび子機20bなど、子機ごとに転送先を記憶しておく。親機10は、子機20から送信された充電器接続信号を受信すると、外線転送先情報を参照し、外線転送先情報に設定されている転送先の内線着信を行う。
図9は、外線転送先を設定した電話装置1による外線通話転送処理を示すフローチャートである。
ステップS51で、親機10の制御回路11は、ユーザによって設定される転送設定情報を制御回路11の記憶部に記憶する。ステップS52で、制御回路11は、ユーザによって設定される外線転送先情報を制御回路11の記憶部に記憶する。
ここでは、子機20aが外線通話を行い、外線転送先情報として親機10および子機20bを転送先に設定した場合を考える。
ステップS53では、子機20aに対してダイヤルキーによる電話番号の入力など外線通話を開始するための操作が行われると、ステップS54で、子機20aの制御回路21は、親機10を介して外線通話を行う。
ステップS55では、子機20aが外線通話を行っているときに、充電器接続部28と子機接続部31とが接続するように、子機20aを子機充電器30aに載置して接続すると、子機20aの制御回路21はこの接続を検出し、親機10に対して充電器接続信号を発信する。ステップS56では、親機10の制御回路11は、子機20aから充電器接続信号を受信し、記憶部の転送設定情報を参照することで、子機20aから外線通話を転送するように設定されているかどうかを判断する。子機20aから外線通話を転送するように設定されている場合は、ステップS58に進み、転送しないように設定されている場合は、ステップS57に進む。
ステップS57では、親機10の制御回路11は、外線通話が行われている回線を切断する。ステップS58では、親機10の制御回路21は、外線転送先情報を参照し、転送先の着信なり分けを行うとともに、外線通話を保留する。
ステップS59では、外線転送先情報に設定されている親機10および子機20bが内線着信を行う。ステップS60では、ユーザによって、転送先として設定された親機10または子機20bのいずれかに対して、たとえば親機10であれば、ハンドセットが持ち上げられてオフフックされるなど、外線通話を開始するための操作が行われると、親機10の制御回路11は、保留を解除して外線通話を再開する。このとき、子機20bに対しては外線通話を開始する操作が行われないので、子機20bの制御回路21は内線着信を終了する。ステップS61で、ユーザによってハンドセットが所定の位置に戻されてオンフックされるなど、外線通話を終了するための操作が行われると、ステップS62で親機10の制御回路11は、外線通話が行われている回線を切断する。
以上のように、親機だけでなく他の子機にも外線通話を転送することができるので、利便性が向上する。
本発明の実施形態としては、電話装置1と電話装置2とを複合させた電話装置、すなわち1または複数の子機と表示部子機とのいずれも備えた電話装置であってもよい。
なお、電話装置1,2において、外線通話を保留している間は、相手側の電話装置に対して、転送を行っていることを示す音声メッセージを送信したり、保留音を送信してもよい。
本発明の第1の実施形態である電話装置1の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態である電話装置2の構成を示す図である。 電話装置1の電気的構成を示すブロック図である。 電話装置2の電気的構成を示すブロック図である。 電話装置1の外線通話転送処理を示すシーケンス図である。 第1の構成の電話装置1による外線通話転送処理を示すフローチャートである。 第2の構成の電話装置1による外線通話転送処理を示すフローチャートである。 内線着信の継続時間を設定した電話機1による外線通話転送処理を示すフローチャートである。 外線転送先を設定した電話装置1による外線通話転送処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2 電話装置
10,40 親機
11,21,41,51 制御回路
12,22,42,52 無線回路
13,23,53 表示部
14,24,44,54 マイク
15,25,45,55 スピーカ
16,26,46,56 アンテナ
17,27,47,57 入力部
20 子機
28 充電器接続部
30,60 子機充電器
31,61 子機接続部
32,62 電源制御回路
43 子機接続部
50 表示部子機
58 親機接続部

Claims (13)

  1. 公衆電話回線網に接続され、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置と外線通話を行う親機と、
    親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行う子機と、
    子機と電気的に接続可能に構成され、子機と接続したときに子機に内蔵された蓄電池を充電する子機充電器とを有する電話装置において、
    外線通話を行っている子機と子機充電器とを電気的に接続したときに、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする電話装置。
  2. 子機は、表示部を有し、親機と着脱可能に構成され、親機に装着した状態では親機から入力される画像データを表示部に表示し、親機から離脱した状態では親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行う表示部着脱式子機であり、
    親機から離脱した状態で外線通話を行っている表示部着脱式子機と親機とを接続したときに、表示部着脱式子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 公衆電話回線網に接続され、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置と外線通話を行う親機と、
    親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行う子機と、
    子機と電気的に接続可能に構成され、子機と接続したときに子機に内蔵された蓄電池を充電する子機充電器とを有する電話装置において、
    親機は、
    子機との無線通信を行う親機側無線通信手段と、
    子機との無線通信および相手側電話装置との外線通話の制御を行う親機側制御手段と、
    子機と子機充電器とが電気的に接続したことを検出する親機側接続検出手段とを備え、
    子機は、
    親機との無線通信を行う子機側無線通信手段と、
    親機との無線通信および親機を介した外線通話の制御を行う子機側制御手段とを備え、
    親機側制御手段は、子機が外線通話を行っているときに、親機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする電話装置。
  4. 親機は、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを示す転送設定情報を記憶する親機側転送設定記憶手段をさらに備え、
    親機側制御手段は、親機側接続検出手段が子機と子機充電器との接続を検出すると、親機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照し、子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする請求項3記載の電話装置。
  5. 公衆電話回線網に接続され、公衆電話回線網を介して相手側の電話装置と外線通話を行う親機と、
    親機と無線通信を行い、親機を介して外線通話を行う子機と、
    子機と電気的に接続可能に構成され、子機と接続したときに子機に内蔵された蓄電池を充電する子機充電器とを有する電話装置において、
    親機は、
    子機との無線通信を行う親機側無線通信手段と、
    子機との無線通信および相手側電話装置との外線通話の制御を行う親機側制御手段とを備え、
    子機は、
    親機との無線通信を行う子機側無線通信手段と、
    親機との無線通信および親機を介した外線通話の制御を行う子機側制御手段と、
    子機と子機充電器とが電気的に接続したことを検出する子機側接続検出手段とを備え、
    子機側制御手段は、親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機側無線通信手段を介して検出結果を親機に送信し、
    親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする電話装置。
  6. 親機は、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを示す転送設定情報を記憶する親機側転送設定記憶手段をさらに備え、
    親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して接続検出手段の検出結果を受信すると、親機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照し、子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする請求項5記載の電話装置。
  7. 子機は、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを示す転送設定情報を記憶する子機側転送設定記憶手段をさらに備え、
    子機側制御手段は、親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照し、子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、子機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を親機に送信し、
    親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする請求項5記載の電話装置。
  8. 子機は、ユーザが操作することで子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを選択する選択手段をさらに備え、
    子機側制御手段は、親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、選択手段を動作させ、選択手段が子機から親機へ外線通話を転送することを選択すると、子機側無線通信手段を介して検出結果を親機に送信し、
    親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする請求項5記載の電話装置。
  9. 子機は、ユーザが操作することによって、子機から親機への外線通話の転送を行うかどうかを選択する選択手段をさらに備え、
    子機側制御手段は、親機を介して外線通話を行っているときに、子機側接続検出手段が、子機と子機充電器との接続を検出すると、子機側転送設定記憶手段に記憶されている転送設定情報を参照し、
    子機から親機への外線通話の転送を行うように設定されている場合は、選択手段を動作させ、
    選択手段が子機から親機へ外線通話を転送することを選択すると、子機側無線通信手段を介して検出結果を親機に送信し、
    親機側制御手段は、親機側無線通信手段を介して子機側接続検出手段の検出結果を受信すると、子機が行っている外線通話を親機に転送することを特徴とする請求項7記載の電話装置。
  10. 親機側制御手段は、子機が行っている外線通話を親機に転送する際に、内線着信を行うとともに外線通話を保留し、所定の操作が行われると外線通話を行うことを特徴とする請求項3〜9のいずれか1つに記載の電話装置。
  11. 親機は、子機が行っている外線通話を親機に転送する際に行う内線着信の継続時間を記憶する内線着信時間記憶手段をさらに備え、
    親機側制御手段は、子機が行っている外線通話を親機に転送する際に、内線着信を、内線着信時間記憶手段に記憶されている継続時間行うことを特徴とする請求項10記載の電話装置。
  12. 子機は、複数あり、
    親機側制御手段は、子機が行っている外線通話を、少なくとも親機または他の子機に転送することを特徴とする請求項3〜11のいずれか1つに記載の電話装置。
  13. 親機は、子機が行っている外線通話の転送先を示す外線転送先情報を記憶する外線転送先記憶手段をさらに備え、
    親機側制御手段は、外線転送先記憶手段に記憶されている外線転送先情報に基づいて、子機が行っている外線通話を転送することを特徴とする請求項12記載の電話装置。
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