JP2005091414A - 帯電ローラ、帯電ローラの製造方法、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

帯電ローラ、帯電ローラの製造方法、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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康之 山下
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【課題】 保護層形成用塗工液を用いて形成する帯電ローラの保護層を、表面粗さを小さくするとともに均一な膜厚に形成することである。
【解決手段】 半導電性弾性層12の表面に形成された保護層13を具備する帯電ローラ2において、保護層13への外部物質の付着を防止する機能を発現する微粒子を含有した保護層形成用塗工液を塗工することにより保護層13が形成され、微粒子の体積平均粒径は保護層13の表面粗さが1μm以下となるように微細化されている。このため、帯電ローラ2の表面が平滑になり、保護層13の膜厚を均一に形成することが可能となる。したがって、保護層13を備えた帯電ローラ2を回転させて行う像担持体1の帯電時には、帯電ローラ2と像担持体1との間の距離が略一定に維持され、像担持体1に帯電ムラが発生せず、像担持体1の帯電ムラが原因となる地汚れや画像ムラが防止される。
【選択図】 図1


Description

本発明は、帯電ローラ、帯電ローラの製造方法、プロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
帯電ローラを用いた従来例の画像形成装置について図4を参照して説明する。装置本体(図示せず)内に感光体101が配置され、この感光体101の周囲に、帯電ローラ102、画像露光部103、現像器104、転写ローラ105、クリーニング装置106等が配置されている。この画像形成装置では、感光体101の表面が帯電ローラ102により一様に帯電され、一様に帯電された感光体101の表面が画像露光部103から出射されるレーザー光などにより露光され、静電潜像が形成される。その静電潜像に対して現像器104からトナーが供給されることによりトナー像が形成され、トナー像が転写ローラ105の作用で記録紙107に転写される。トナー像が転写された記録紙107は、定着装置(図示せず)で定着処理された後、排紙部(図示せず)に排紙される。トナー像の転写が行われた感光体101の表面には転写されずに残留した残留トナーが存在し、この残留トナーがクリーニング装置106によりクリーニングされる。クリーニング装置106は、クリーニングブラシ108やクリーニングブレード109を備えており、さらに、クリーニングブラシ108を用いて感光体101表面に塗布される潤滑剤110が設けられている。
これらの画像形成装置では、感光体101の表面に付着したトナー、潤滑剤などが帯電ローラ102に転移し、帯電ローラ102の表面が汚れる場合がある。帯電ローラ102の表面が汚れると、帯電ローラ102の帯電能力が低下し、画像形成装置が異常画像を出力する原因となることがある。
そこで、帯電ローラ102の汚れを抑制するために、帯電ローラ102を感光体101に対して非接触で帯電する方式を採用するとともに、帯電ローラ102の表面にフッ素樹脂の保護層を形成した発明が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。これらの保護層は、例えば、フッ素原子含有樹脂微粒子を分散させた保護層形成用塗工液を塗工することにより形成されている。
特開2000−181190公報 特開2001−5256公報
しかし、上述した特許文献においては、保護層形成用塗工液に含まれるフッ素原子含有樹脂微粒子の体積平均粒径についての言及がなされておらず、単に保護層形成用塗工液にフッ素原子含有樹脂微粒子を含ませただけでは、フッ素原子含有微粒子の体積平均粒径は20μm以上の大きさに凝集され、分散性が低く沈殿しやすい。
このような保護層形成用塗工液を塗工して保護層を形成すると、その保護層の表面粗さが大きくなる。保護層の表面粗さが大きいと、帯電ローラの回転に伴い帯電ローラと感光体との間の距離が変化し、感光体に対する帯電ムラが生じ、帯電ムラが原因となる地汚れや画像ムラが生じる。
また、このような保護層形成用塗工液を塗工して保護層を形成すると、体積平均粒径の大きなフッ素含有微粒子が含まれているためにその保護層を好適な膜厚(例えば、0.1〜5μm)に均一化することが困難である。保護層の膜厚がバラツキを生じると、帯電時に帯電ムラが生じ、帯電ムラが原因となる地汚れや画像ムラが生じる。なお、保護層の膜厚が5μm以上になると、帯電電位の低下による地汚れも生じやすくなる。さらに、保護層形成用塗工液をスプレー方式で塗工する場合には、フッ素原子含有樹脂微粒子が大きいと、塗工装置のノズルが目詰まりしやすくなり、均一な膜厚の保護層を形成することがより一層困難になる。
本発明の目的は、保護層形成用塗工液を用いて形成する帯電ローラの保護層を、表面粗さを小さくするとともに均一な膜厚に形成することである。
請求項1記載の発明の帯電ローラは、導電性支持体と、前記導電性支持体上にロール状に形成された半導電性弾性層と、前記半導電性弾性層の表面に形成された保護層と、を具備し、前記保護層は、前記保護層への外部物質の付着を防止する機能を発現する微粒子を含有した保護層形成用塗工液を塗工することにより形成され、前記微粒子の体積平均粒径は前記保護層の表面粗さが1μm以下となるように微細化されている。
したがって、保護層への外部物質の付着を防止する機能を発現する微粒子を含有した保護層形成用塗工液を塗工することにより形成された保護層の表面粗さが1μm以下と小さくなり、帯電ローラの表面が平滑になる。さらに、微粒子が微細化されていることにより、保護層の膜厚を均一に形成することが可能となる。このため、この保護層を備えた帯電ローラを回転させて行う像担持体の帯電時には、帯電ローラと像担持体との間の距離が略一定に維持され、像担持体に帯電ムラが発生せず、像担持体の帯電ムラが原因となる地汚れや画像ムラが防止される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の帯電ローラにおいて、前記保護層の膜厚が0.1〜5μmである。
したがって、保護層の膜厚を0.1μm以上とすることにより保護層としての耐久性を確保することができ、保護層の膜厚を5μm以下とすることにより像担持体の帯電電位の低下及び帯電電位の低下による地汚れが防止される。
なお、保護層の膜厚のより好適な範囲としては、0.5〜3μmである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明の帯電ローラにおいて、前記微粒子は、フッ素原子含有樹脂微粒子である。
したがって、フッ素原子含有樹脂微粒子は外部物質の付着を防止する機能が高いので、像担持体表面に付着したトナーなどの物質が帯電ローラに転移することが抑制され、帯電ローラが汚れることが原因となる帯電能力の低下が防止される。
請求項4記載の発明の帯電ローラの製造方法は、保護層形成用塗工液に含まれていてこの保護層形成用塗工液を塗工することにより形成される保護層への外部物質の付着を防止する機能を発現する微粒子を体積平均粒径が5μm以下となるように分散させる分散工程と、前記分散工程を経た前記保護層形成用塗工液に超音波を照射して前記微粒子の体積平均粒径を2μm以下に微細化させる超音波照射工程と、前記超音波照射工程を経た前記保護層形成用塗工液を導電性支持体上にロール状に形成された半導電性弾性層の表面に塗工して保護層を形成する工程と、を具備する。
したがって、微粒子を含有する保護層形成用塗工液に対し、分散工程、超音波工程を施すことにより、微粒子は体積平均粒径が2μm以下となるように分散され、この保護層形成用塗工液を塗工して形成される保護層の表面粗さが1μm以下となるように、及び、保護層の膜厚を5μm以下に均一に形成することが可能となる。このようにして形成された保護層を備えた帯電ローラを回転させて行う像担持体の帯電時には、帯電ローラと像担持体との間の距離が略一定に維持され、像担持体に帯電ムラが発生せず、像担持体の帯電ムラが原因となる地汚れや画像ムラが防止され、さらに、像担持体の帯電電位の低下及び帯電電位の低下による地汚れが防止される。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の帯電ローラの製造方法において、前記微粒子は、フッ素原子含有樹脂微粒子である。
したがって、フッ素原子含有樹脂微粒子は外部物質の付着を防止する機能が高いので、像担持体表面に付着したトナーなどの物質が帯電ローラに転移することが抑制され、帯電ローラが汚れることが原因となる帯電能力の低下が防止される。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載の発明の帯電ローラの製造方法において、前記分散工程は、前記保護層形成用塗工液に分散メディアを含有させて行うようにした。
したがって、微粒子が分散メディアにより押しつぶされ、分散が促進される。
請求項7記載の発明は、請求項4ないし6のいずれか一記載の帯電ローラの製造方法において、前記分散工程は、前記保護層形成用塗工液を収容した容器に対し、毎分100〜2000回の振動を加えている。
したがって、凝集している微粒子の分散が促進される。
請求項8記載の発明は、請求項4ないし7のいずれか一記載の発明の帯電ローラの製造方法において、前記超音波照射工程で照射する超音波の周波数が10〜100kHzである。
超音波の周波数が10kHzより低い場合は、キャビテーション強度が弱くなって微細化する能力が低下し、超音波照射の効果が十分に得られないことがある。一方、超音波の周波数が100kHzより高い場合は、凝集作用が強く発現してくるため微細化する効果が十分に得られないことがある。
したがって、照射する超音波の周波数を10〜100kHzとすることにより、微粒子を効果的に微細化することができる。なお、照射する周波数のより好適な範囲は、15〜60kHzである。
請求項9記載の発明のプロセスカートリッジは、電子写真方式によりトナー像が形成される像担持体と、前記像担持体を回転可能に保持するカートリッジケースと、前記カートリッジケース内に保持され、前記像担持体に対向配置されてトナー像を形成するトナーを前記像担持体に供給する現像器と、前記カートリッジケース内に保持され、請求項1ないし3のいずれか一記載の帯電ローラと、を具備する。
したがって、このプロセスカートリッジによれば、請求項1ないし3のいずれか一記載の発明と同じ作用を奏する。
請求項10記載の発明の画像形成装置は、電子写真方式によりトナー像が形成される像担持体と、前記像担持体に対向拘置された請求項1ないし4のいずれか一記載の帯電ローラと、を具備する。
したがって、この画像形成装置によれば、請求項1ないし3のいずれか一記載の発明と同じ作用を奏する。
請求項1記載の発明によれば、帯電ローラを回転させて行う像担持体の帯電時には帯電ローラと像担持体との間の距離を略一定に維持して像担持体に帯電ムラが発生することを防止でき、像担持体の帯電ムラが原因となる地汚れや画像ムラの発生を防止できる。
請求項2記載の発明によれば、保護層としての耐久性を確保することができ、さらに、像担持体の帯電電位の低下及びその帯電電位の低下による地汚れを防止できる。
請求項3記載の発明によれば、帯電ローラの汚れを防止することができ、帯電ローラの汚れが原因となる帯電能力の低下を防止できる。
請求項4記載の発明によれば、帯電ローラを回転させて行う像担持体の帯電時には帯電ローラと像担持体との間の距離を略一定に維持して像担持体に帯電ムラが発生することを防止でき、像担持体の帯電ムラが原因となる地汚れや画像ムラの発生を防止できる。
請求項5記載の発明によれば、帯電ローラの汚れを防止することができ、帯電ローラの汚れが原因となる帯電能力の低下を防止できる。
請求項6記載の発明によれば、分散工程での微粒子の分散を促進することができる。
請求項7記載の発明によれば、分散工程での微粒子の分散を促進することができる。
請求項8記載の発明によれば、超音波照射工程での被粒子の微細化を実現することができる。
請求項9記載の発明のプロセスカートリッジによれば、請求項1ないし3のいずれか一記載の発明と同じ効果を奏することができる。
請求項10記載の発明の画像形成装置によれば、請求項1ないし3のいずれか一記載の発明と同じ効果を奏することができる。
本発明の第1の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は画像形成装置の全体構成を示す概略図、図2は帯電ローラを示す縦断正面図である。
画像形成装置の全体構成は図4に示した画像形成装置と同じであり、装置本体(図示せず)内に像担持体であるドラム状の感光体1が配置され、この感光体1の周囲に、帯電ローラ2、画像露光部3、現像器4、転写ローラ5、クリーニング装置6等が配置されている。この画像形成装置では、感光体1の表面が帯電ローラ2により一様に帯電され、一様に帯電された感光体1の表面が画像露光部3から出射されるレーザー光などにより露光され、静電潜像が形成される。その静電潜像に対して現像器4からトナーが供給されることによりトナー像が形成され、トナー像が転写ローラ5の作用で記録紙7に転写される。トナー像が転写された記録紙7は、定着装置(図示せず)で定着処理された後、排紙部(図示せず)に排紙される。トナー像の転写が行われた感光体1の表面には転写されずに残留した残留トナーが存在し、この残留トナーがクリーニング装置6によりクリーニングされる。クリーニング装置6は、クリーニングブラシ8やクリーニングブレード9を備えており、さらに、クリーニングブラシ8を用いて感光体1表面に塗布される潤滑剤10が設けられている。
このような構成の下、本実施の形態の特徴的部分について以下に説明する。帯電ローラ2は、導電性支持体11上に半導電性弾性層12をロール状に形成した(被覆した)構造となっている。半導電性層12はイオン導電材料(イオン導電剤)を分散した熱可塑性エラストマーで形成されている。
熱可塑性エストマーへのイオン導電剤の分散は二軸混練機、ニーダー等の手段を用いることにより容易に行うことができる。また、導電性支持体11を熱可塑性エラストマー組成物で被覆する場合には、押出成形機や射出成形機等の手段を用いることで、ゴム組成物に必要な加硫行程を経ることなく、半導電性弾性層12の肉厚・形状を任意のものに仕上げることができる。
イオン導電剤としては、過酸化リチウム等のアルカリ金属過酸化物、過塩素酸リチウム等の過塩素酸塩、テトラブチルアンモニウム塩等の4級アンモニウム塩、リン酸エステル塩等があげられる。イオン導電剤の配合量については、半導電性弾性層12の抵抗値を所定の範囲(10〜10Ωcm程度)に調整する必要があることから、100重量部の基材(熱可塑性エストマー)に対してイオン導電剤を1〜10重量部の範囲で配合するのが好ましい。
イオン導電剤は、熱可塑性エラストマー中の不対電子を有する原子と一種の配位結合をするため、熱可塑性エラストマー中に分子レベルで均一に分散される。従って、カーボンブラック等の導電性顔料を分散した熱可塑性エラストマーにより形成された半導電性弾性層を有する導電材料に見られるような分散不良に伴う抵抗値のバラツキが生ぜず、部分的帯電不良等による画像欠陥が発生することがない。
半導電性弾性層12を形成するための熱可塑性エラストマーは、帯電ローラ2に求められる柔軟性を有していればよく、熱可塑性エラストマーの種類等はとくに限定されるものではないが、好ましくは、構成成分としてポリエーテル連鎖、あるいはポリエステル連鎖が含まれている熱可塑性エラストマーのほうが、イオンの移動が容易になるので、半導電性弾性層12の抵抗値のバラツキが小さくなり、安定した導電性を示す帯電ローラ2が得られる。
半導電性弾性層12の表面には保護層13が形成されている。保護層13は、保護層形成用塗工液を作製し、この保護層形成用塗工液を半導電性弾性層12の表面に塗工することにより形成されている。さらに、この保護層13には、保護層13への外部物質の付着を防止する機能を発現する微粒子、例えば、撥水性樹脂微粒子であるフッ素原子含有樹脂微粒子が含有されている。保護層13がフッ素原子含有樹脂微粒子を含有することにより、感光体1の表面に付着しているトナーや潤滑剤等が帯電ローラ2に転移することが防止され、帯電ローラ2にトナーや潤滑剤が付着して帯電ローラ2が汚れるということが防止される。
保護層にはイオン導電剤を添加しても良い。イオン導電剤としては過酸化リチウム等のアルカリ金属過酸化物、過塩素酸リチウム等の過塩素酸塩、テトラブチルアンモニウム塩等の4級アンモニウム塩、リン酸エステル塩等があげられる。
保護層13の膜厚は0.1〜5μmの範囲が適当であるが、やや厚く保護層を形成させた帯電ローラ2では帯電電位が低下することによる地汚れが生じるなどの画像欠陥を有するため、0.5〜3μmの範囲がより好ましい。
保護層13の体積抵抗は、大きすぎると感光体1の帯電電位低下を引き起こし地汚れの原因となるので、10〜1011Ωcmであることが好ましい。
保護層13の表面の摩擦係数は、フッ素原子含有樹脂粒子を適度に含有させることによりその特性を発揮させるために0.01〜0.4であることが好ましい。
保護層13の表面粗さは、大きすぎると帯電ローラ2上において帯電ローラ2と感光体1間の距離に差が生じ画像ムラの原因となるので、1μm以下であることが好ましい。保護層13の表面粗さを1μm以下とするためには、保護層13を形成する保護層形成用塗工液に含有されるフッ素原子含有樹脂微粒子を微細化することにより実現されている。
保護層13の表面粗さが1μm以下と小さくなることにより、帯電ローラ2の表面が平滑になる。さらに、フッ素原子含有樹脂微粒子が微細化されていることにより、保護層13の膜厚を均一に形成することが可能となる。このため、この保護層13を備えた帯電ローラ2を回転させて行う感光体1の帯電時には、帯電ローラ2と感光体1との間の距離が略一定に維持され、感光体1に帯電ムラが発生せず、感光体1の帯電ムラが原因となる地汚れや画像ムラが防止される。
保護層13を形成するための保護層形成用塗工液の作製は、保護層形成用塗工液に含まれているフッ素原子含有樹脂微粒子を体積平均粒径が5μm以下となるように分散させる分散工程と、この分散工程を経た保護層形成用塗工液に超音波を照射してフッ素原子含有樹脂微粒子の体積平均粒径を2μm以下に微細化させる超音波照射工程とを経て行われる。
分散工程においては、フッ素原子含有樹脂微粒子に分散メディアを含有させて行うことが好適である。分散メディアの材質としては、分散メディアの摩耗により不純物が保護層形成用塗工液に混じることがあるので、磨耗が生じにくいジルコニアボールを用いることが好ましい。分散メディアの径はφ0.3〜φ5mmであることが好ましい。φ0.3mm未満の分散メディアを用いると、分散後にその分散メディアを分離する際の手間がかかるようになる。φ5mmを越える分散メディアを用いると、分散力が低下し、微細な分散が行われないことがある。分散メディアを該塗工液に含有させ高速振動させる際に、加えられる振動数が毎分100〜2000回が好適である。保護層形成用塗工液と分散メディアとを入れた容器に対してA:縦方向への振動、B:横方向への振動、C:縦方向、横方向の組み合わさった振動、D:円を描くような振動のうち、A〜Dのいずれかひとつの振動を与えることにより行われることが好ましい。このような振動を与えることにより、本発明の効果はより顕著となり、より分散性が良好である保護層形成用塗工液を提供可能となる。
超音波照射工程においては、分散工程を経た保護層形成用塗工液に照射される超音波の周波数は、フッ素原子含有樹脂微粒子をさらに分散させて微細化するためには10〜100kHzであることが好ましい。10kHzより低い場合は、キャビテーション強度が弱くなり分散能力が低下し超音波の効果が十分に得られないことがある。一方、100kHzより高い場合は、凝集作用が強く発現してくるため分散効果が十分に得られないことがある。さらに好ましい周波数範囲は、15〜60kHzであり、この範囲では超音波による分散効果が発現し、かつ凝集作用は強く発現しない。また、超音波照射時間としては、1分以上、60分以下であることが好ましい。1分以下である場合は、本発明の効果が見られず、60分以上では保護層形成用塗工液が含有するバインダー樹脂の分子量が低下するなどの悪影響が生じることがある。
以上のようにして作製した保護層形成用塗工液の塗工は、浸漬塗工、スプレー塗工、ブレード塗工、ナイフ塗工等の常法の塗工方法を用いて行うことができる。特に、量産性、塗膜品質などの面から浸漬塗工、スプレー塗工が有利である。スプレー塗工する際には、一度に多量の塗工液を吹き付けると半導電性弾性層12の表面に保護層形成用塗工液が滞留して乾燥時に膜厚のムラとなるので、注意が必要である。
なお、本実施の形態では、像担持体としてドラム状の感光体1を用いた場合を例に挙げて説明したが、像担持体としてシート状、エンドレスベルト状の感光体を用いることができる。
本発明の第2の実施の形態を図3に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する。本実施の形態は、上述した実施の形態で説明した帯電ローラ2をプロセスカートリッジ21の構成部品としたものである。プロセスカートリッジ21は、カートリッジケース22、カートリッジケース22内に収納保持された感光体1、カートリッジケース22内に収納保持されて感光体1の周囲に配置された帯電ローラ2、現像器4、クリーニング装置6等により構成されている。
このプロセスカートリッジ21は、画像形成装置内に着脱自在に取付けられている。
このような構成において、このプロセスカートリッジ21を備えた画像形成装置における画像形成動作は第1の実施の形態の画像形成装置の画像形成動作と同じであり、感光体1の表面が帯電ローラ2により一様に帯電され、一様に帯電された感光体1の表面に画像露光部から出射されたレーザー光などが照射されることにより静電潜像が形成され、この静電潜像にトナーが供給されることによりトナー像が形成される。
本実施の形態でも、帯電ローラ2の表面が平滑になり、保護層13の膜厚を均一に形成することが可能となる。このため、この保護層13を備えた帯電ローラを回転させて行う感光体1の帯電時には、帯電ローラ2と感光体1との間の距離が略一定に維持され、感光体1に帯電ムラが発生せず、感光体1の帯電ムラが原因となる地汚れや画像ムラが防止される。
以下に、本発明の実施例について説明する。
<実施例1>
ステンレススチール製の芯軸(φ6mm導電性支持体11)を半導電性弾性層12で被覆し、半導電性弾性層12の表面に保護層13を形成した。
半導電性弾性層12の材料として、ポリエステル成分を含む熱可塑性エラストマー(エラステージES5000A、東ソー社製)100重量部に、過塩素酸リチウム0.5重量部を配合した組成物を用い、この材料を押出成形機により成形して芯軸を被覆し、半導電性弾性層12をφ14mmとした。このときの半導電性弾性層12の表面硬度はJIS-Aで50°、抵抗値は4×108Ωcmであった。
<保護層形成用塗工液、保護層13の作製方法>
テトラヒドロフランが70重量部、シクロヘキサノンが20重量部の溶媒に対して、パーフルオロアルコキシ樹脂微粒子(PFA微粒子)を20重量部、30wt%フッ素ブロック共重合体(モディパーF210:日本油脂製)(溶媒:メチルエチルケトン、キシレン)を6重量部加えた混合物を作製し、この混合物に対して、φ1mmのジルコニアボールを用いて分散メディアとして含有させ、上記の混合物と分散メディアとを入れた容器に対して毎分1000回の振動を加える。振動は縦方向に120分間加えた。この分散液(保護層形成用塗工液)に含まれる微粒子の体積平均粒径を遠心式粒度分布測定装置(堀場製作所製、超遠心式自動粒度分布測定装置CAPA-700)により測定すると3.15μmであった。
上記の分散液を20重量部取り出し、これにテトラヒドロフランを25重量部、シクロヘキサノンを40重量部を溶媒とした濃度2.0wt%のビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂溶液を120重量部加え希釈分散液とした。希釈分散液に対して周波数28kHz、500Wで超音波を10分間、超音波洗浄用装置において照射し、実施例1の保護層形成塗工液とした。実施例1の保護層形成用塗工液を1週間静置保存した後に、保護層形成用塗工液に含まれる微粒子の体積平均粒径を測定したところ、0.26であった。実施例1の保護層形成塗工液を電荷輸送層上にスプレー塗工法によって塗工し、その後150℃30分間乾燥し、膜厚1μmの保護層13を形成し、実施例1用の帯電ローラを作製した。
<実施例2>
実施例2では、作製した帯電ローラの保護層13の膜厚を0.5μmとした点が実施例1と異なり、その他の点は実施例1と同じである。
<実施例3>
実施例3では、作製した帯電ローラの保護層13の膜厚を3μmとした点が実施例1と異なり、その他の点は実施例1と同じである。
<実施例4>
実施例4では、作製した帯電ローラの保護層13の膜厚を3μmとした点が実施例1と異なり、その他の点は実施例1と同じである。
<実施例5>
実施例5では、分散工程で保護層形成用塗工液に加える振動を、実施例1での毎分1000回に代えて、毎分100回とした点が第1の実施例と異なり、他の点は第1の実施例と同じである。分散工程後に分散液に含まれる微粒子の体積平均粒径を測定すると3.89μmであった。その後、実施例1と同様に超音波を照射し、1週間静置保存した後に保護層形成用塗工液に含まれる微粒子の体積平均粒径を測定したところ、1.64であった。
<実施例6>
実施例6では、分散工程で保護層形成用塗工液に加える振動を、実施例1での毎分1000回に代えて、毎分2500回とした点が第1の実施例と異なり、他の点は第1の実施例と同じである。分散工程後に分散液に含まれる微粒子の体積平均粒径を測定すると4.22μmであった。その後、実施例1と同様に超音波を照射し、1週間静置保存した後に保護層形成用塗工液に含まれる微粒子の体積平均粒径を測定したところ、1.68であった。
<実施例7>
実施例7では、実施例1と同様の分散液に対して、照射を行った超音波条件を実施例1での周波数28kHz、500Wに代えて、周波数10kHz、500Wとした点が異なり、他の点は第1の実施例と同じである。超音波を照射し、1週間静置保存した後に保護層形成用塗工液に含まれる微粒子の体積平均粒径を測定したところ、1.06であった。
<実施例8>
実施例8では、実施例1と同様の分散液に対して、照射を行った超音波条件を実施例1での周波数28kHz、500Wに代えて、周波数100kHz、500Wとした点が異なり、他の点は第1の実施例と同じである。超音波を照射し、1週間静置保存した後に保護層形成用塗工液に含まれる微粒子の体積平均粒径を測定したところ、1.43であった。
<比較例1>
上述した実施例1〜8と比較するために作製した比較例について説明する。比較例1では、実施例1における保護層13を形成しなかったものである。
<比較例2>
比較例2では、実施例1で作製した分散液に超音波を照射しなかった点が実施例1と異なる。
<比較例3>
比較例3では、分散メディアによる分散を行わなかった点が実施例1と異なり、他の点は実施例1と同じである。超音波を照射する前に保護層形成用塗工液に含まれる微粒子の体積平均粒径を測定したところ22.36μmであった。
<比較例4>
φ1mmのジルコニアボールを用いて毎分1000回の振動を120分加えて分散工程を行ったことに代え、φ10mmのジルコニアボールを用いて毎分100回の振動を1分間加える分散工程を行った点が実施例1と異なり、他の点は実施例1と同じである。分散工程後に分散液中に含まれる微粒子の体積平均粒径を測定すると16.72μmであった。その後、実施例1と同様に超音波を照射し、1週間静置保存した後に保護層形成用塗工液に含まれる微粒子の体積平均粒径を測定したところ、6.21であった。
上述した実施例1〜8と比較例1〜4とにおける、保護層形成用塗工液に含有される微粒子の体積平均粒径、帯電ローラ表面の摩擦係数、帯電ローラの表面粗さについて測定した。さらに、実施例1〜8と比較例1〜4とで作製した帯電ローラを、感光体表面へ潤滑剤塗布機能を取り付けたリコー製Ipsio Color 8100改造機に搭載し、連続してトータル1万枚の印刷を行い、1万枚出力後の帯電ローラ表面の汚れの有無、初期画像及び1万枚印刷後の画像について評価を行った。印刷は600dpi相当の書き込みによってA4サイズ、画像面積率5%となるテスト画像を出力した。その測定結果及び評価結果を表1に示す。
Figure 2005091414
この表1に示す結果から、保護層形成用塗工液を作製する工程において、分散工程で微粒子の体積平均粒径を5μm以下に分散させ、ついで、超音波照射して微粒子の体積平均粒径を2μm以下とすることにより、その保護層形成用塗工液を塗工して形成される保護層13は、表面粗さが1μm以下であって平滑に形成されることが判明した。これにより、初期画像、1万枚印刷後の画像において、地汚れや画像ムラが生じなかった。
これに対し、超音波照射により微細化させる処理を行わないと(比較例2)、帯電ローラの表面粗さを十分に低下させることができず、1万枚出力後には地汚れ、画像ムラが発生する。
また、超音波照射に先立って分散工程の処理を行わないと、超音波照射を行っても微粒子の体積平均粒径を十分に小さくすることができず(比較例3)、帯電ローラの表面粗さが粗くなるため、1万枚出力後には地汚れ、画像ムラが発生する。
また、分散工程において、使用する分散メディアの良否によっては分散工程後の微粒子の体積平均粒径を十分に小さくすることができず(比較例4)、帯電ローラの表面粗さが粗くなるため、1万枚出力後には地汚れ、画像ムラが発生する。
本発明の第1の実施の形態の画像形成装置の概略を示す正面図である。 帯電ローラを示す縦断正面図である。 本発明の第2の実施の形態のプロセスカートリッジの概略を示す正面図である。 従来例の画像形成装置の概略を示す正面図である。
符号の説明
1 像担持体
2 帯電ローラ
4 現像器
11 導電性支持体
12 半導電性弾性体
13 保護層
22 カートリッジケース






Claims (10)

  1. 導電性支持体と、
    前記導電性支持体上にロール状に形成された半導電性弾性層と、
    前記半導電性弾性層の表面に形成された保護層と、を具備し、
    前記保護層は、前記保護層への外部物質の付着を防止する機能を発現する微粒子を含有した保護層形成用塗工液を塗工することにより形成され、前記微粒子の体積平均粒径は前記保護層の表面粗さが1μm以下となるように微細化されている帯電ローラ。
  2. 前記保護層の膜厚が0.1〜5μmである請求項1記載の帯電ローラ。
  3. 前記微粒子は、フッ素原子含有樹脂微粒子である請求項1又は2記載の帯電ローラ。
  4. 保護層形成用塗工液に含まれていてこの保護層形成用塗工液を塗工することにより形成される保護層への外部物質の付着を防止する機能を発現する微粒子を体積平均粒径が5μm以下となるように分散させる分散工程と、
    前記分散工程を経た前記保護層形成用塗工液に超音波を照射して前記微粒子の体積平均粒径を2μm以下に微細化させる超音波照射工程と、
    前記超音波照射工程を経た前記保護層形成用塗工液を導電性支持体上にロール状に形成された半導電性弾性層の表面に塗工して保護層を形成する工程と、
    を具備する帯電ローラの製造方法。
  5. 前記微粒子は、フッ素原子含有樹脂微粒子である請求項4記載の帯電ローラの製造方法。
  6. 前記分散工程は、前記保護層形成用塗工液に分散メディアを含有させて行うようにした請求項4又は5記載の帯電ローラの製造方法。
  7. 前記分散工程は、前記保護層形成用塗工液を収容した容器に対し、毎分100〜2000回の振動を加えている請求項4ないし6のいずれか一記載の帯電ローラの製造方法。
  8. 前記超音波照射工程で照射する超音波の周波数が10〜100kHzである請求項4ないし7のいずれか一記載の帯電ローラの製造方法。
  9. 電子写真方式によりトナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体を回転可能に保持するカートリッジケースと、
    前記カートリッジケース内に保持され、前記像担持体に対向配置されてトナー像を形成するトナーを前記像担持体に供給する現像器と、
    前記カートリッジケース内に保持され、請求項1ないし3のいずれか一記載の帯電ローラと、
    を具備するプロセスカートリッジ。
  10. 電子写真方式によりトナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に対向拘置された請求項1ないし3のいずれか一記載の帯電ローラと、
    を具備する画像形成装置。


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