JP2005091328A - 色管理システム及びその色管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 拠点毎に設置された複数の画像出力装置の色管理を行うべく、前記拠点毎に配置され前記画像出力装置から出力された出力物の測定を行う複数の測色計の測定値に基づき導出した補正式により、各拠点に配置された測色計の測定値の差を補正した上で前記各拠点での出力物の測定値をその経時的な変化を示す情報として提供する。
【解決手段】 情報生成部1dは、補正式導出部1fにより導出された(例えば、測定器S1による測定値を基準となる測定器S2による測定値に近似させる)補正式によって補正した測定器S1による出力装置C1の出力物の測定値と、その測定日時とに基づいて、測定器S1による出力装置C1の出力物の測定値の経時的な変化を示すWebページを作成する。一方、端末装置2aにおいては、ユーザが操作手段により所定の操作を行うことで、取得部2acがWebブラウザにより当該Webページを取得して、表示部2adがこれを表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、拠点毎に設置された複数の画像出力装置の色管理を行うべく、前記拠点毎に配置され前記画像出力装置から出力された出力物の測定を行う複数の測色計の測定値に基づいて導出した補正式により、各拠点に配置された測色計の測定値の差を補正した上で、前記各拠点での出力物の測定値に関する情報を提供する色管理システム及びその色管理方法に関するものである。
例えば、印刷物の仕上がりを事前に確認するためにカラープルーフを出力するカラープルーフ作成装置等の出力装置においては、出力されるカラープルーフの色校正を行う目的で、遠隔地にある複数の拠点に設置された出力装置において同一の出力物を出力することが要求されることがある。
このような場合には、各拠点において出力装置から出力される出力物の色彩や濃度を一致させるべく、これら出力装置の色管理、具体的にはキャリブレーションを行う必要が生じる。
この際、各拠点においては、出力装置から出力される出力物の色彩や濃度(例えば、CIE L*a*b*表色系におけるL*値、a*値、b*値や、XYZ表色系におけるX、Y、Zの三刺激値)を測色計(例えば、色差計)により測定して、その測定値の基準値との差に基づいて、出力物の色彩や濃度を基準値に近似させるように出力装置の出力色彩値や出力濃度値を調整する作業が行われる。
因みに、このように基準となる印刷物の色彩や濃度と各出力物の色彩や濃度の差を評価するための装置としては、例えば特開平10−315436号公報に記載される印刷物品質管理装置等を挙げることができる(例えば、特許文献1参照)。当該印刷物品質管理装置においては、まず原稿台に基準印刷物を置き、各測定点における色を測色計で測定した後、被検査印刷物を原稿台に置き、基準印刷物の測定点に相当する位置の色を測色計で測定することで、両者の色の差をコンピュータで演算して、CIE L*a*b*表色系におけるL*値、a*値、b*値等で表し、予め設定されている合否判定の基準値に照らし合わせて自動的にその判別を行う構成となっている。従って、当該印刷物品質管理装置によれば、誰でも熟練を要せず容易に印刷物の品質を管理することができる。
特開平10−315436号公報(段落〔0011〕‐〔0039〕、第1図乃至第5図)
ところで、各拠点においては、通常、別個の測色計が使用されるために、例えば、それらの測色計を上述した印刷物品質管理装置に機種統一した場合であっても、個々の装置の個体差によって、各拠点の装置による測定値が必ずしも一致しないという問題が生じていた。
従って、このような状況の下、各拠点において、出力装置から出力される出力物の色彩や濃度を測色計により測定して、その測定値を基に出力装置の出力色彩値や出力濃度値の調整を行っても、拠点間における測定値の差が補正されていないために、各拠点に配置された出力装置のキャリブレーションを適正に行うことは困難であった。
また、出力装置から出力される出力物の色彩や濃度は、そのときの環境温度や環境湿度等によって少なからず変化が生じ、その経時的な変化を管理することは、当該測定値に基づいて行われる画像出力装置の出力色彩値や出力濃度値の調整を適正に行う上で非常に重要であるが、各拠点においてこれを実施するためには、各拠点において定期的に出力物の色彩や濃度の測定を行い、その都度、当該測定値と基準値との差を記録して、それらの管理を行う必要があり、大変な手間がかかることになった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、拠点毎に設置された複数の画像出力装置の色管理を行うべく、前記拠点毎に配置され前記画像出力装置から出力された出力物の測定を行う複数の測色計の測定値に基づいて導出した補正式により、各拠点に配置された測色計の測定値の差を補正した上で、前記各拠点での出力物の測定値をその経時的な変化を示す情報として提供する色管理システム及びその色管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、拠点毎に設置された複数の画像出力装置の色管理を行うべく、前記拠点毎に配置され前記画像出力装置から出力される出力物の測定を行う複数の測色計の測定値の基準値との差に基づいて補正した前記出力物の測定値に関する情報を提供する色管理システムであって、前記拠点毎に配置され、前記測色計により測定された色見本の測定値と、それ以降に測定された前記出力物の測定値及びその測定日を送信する測定値送信手段を有する複数の端末装置と、前記複数の端末装置とネットワークを介して接続され、前記測定値送信手段から送信された色見本の測定値と前記出力物の測定値及びその測定日を受信する測定値受信手段と、前記受信された色見本の測定値と前記出力物の測定値及びその測定日を格納する測定値格納手段と、前記格納された出力物の測定値の内、比較対象となる複数の端末装置の測定値送信手段から送信された色見本の測定値に基づいて、前記比較対象となる複数の端末装置の測定値送信手段から送信された同一又は最近の測定日に測定された出力物の測定値を、前記基準値となるそれらの何れかの測定値に近似させる補正を行う補正式を導出する補正式導出手段と、前記同一又は最近の測定日に測定された複数の出力物の測定値を前記導出された補正式によって補正した出力物の測定値と当該補正した出力物の測定値の測定日とに基づいて、前記補正した出力物の測定値の経時的変化を示す情報を前記端末装置から閲覧可能に生成する情報生成手段と、を有する管理サーバーと、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するために、請求項9記載の発明は、拠点毎に設置された複数の画像出力装置の色管理を行うべく、前記拠点毎に配置され前記画像出力装置から出力される出力物の測定を行う複数の測色計の測定値の基準値との差に基づいて補正した前記出力物の測定値に関する情報を提供する色管理方法であって、前記拠点毎に配置された複数の端末装置において、前記測色計により測定された色見本の測定値と、それ以降に測定された前記出力物の測定値及びその測定日を送信する測定値送信ステップと、前記複数の端末装置とネットワークを介して接続された管理サーバーにおいて、前記測定値送信ステップにおいて送信された色見本の測定値と前記出力物の測定値及びその測定日を受信する測定値受信ステップと、前記受信された色見本の測定値と前記出力物の測定値及びその測定日を格納する測定値格納ステップと、前記格納された出力物の測定値の内、比較対象となる複数の端末装置から送信された色見本の測定値に基づいて、前記比較対象となる複数の端末装置から送信された同一又は最近の測定日に測定された出力物の測定値を、前記基準値となるそれらの何れかの測定値に近似させる補正を行う補正式を導出する補正式導出ステップと、前記同一又は最近の測定日に測定された複数の出力物の測定値を前記導出された補正式によって補正した出力物の測定値と当該補正した出力物の測定値の測定日とに基づいて、前記補正した出力物の測定値の経時的変化を示す情報を前記端末装置から閲覧可能に生成する情報生成ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る色管理システム及びその色管理方法によれば、各拠点に配置された測色計の測定値に基づいて導出された補正式により、各拠点に配置された測色計の測定値の差が補正された上で、各拠点での出力物の測定値の経時的な変化が閲覧可能に表示されるので、ユーザは、各自、これを閲覧することで、自身の拠点に設置された画像出力装置の出力色彩値や出力濃度の経時的な管理を効率良く行うことができる。さらに、その表示内容に従って自身の拠点に設置された画像出力装置の出力色彩値や出力濃度値の調整を行うことで、その色管理を適正に行うことができる。
また、本発明に係る色管理システム及びその色管理方法によれば、ユーザは、自身の拠点に設置された画像出力装置の出力色彩値や出力濃度の経時的な変化を、同じく自身の拠点に配置された端末装置から閲覧することができるので、ユーザは、管理サーバーの設置場所に赴くことなく、その内容を確認することができる。従って、自身の拠点に設置された画像出力装置の出力色彩値や出力濃度の経時的な管理を効率良く行うことができる。
また、本発明に係る色管理システム及びその色管理方法によれば、ユーザは、自身の拠点に設置された画像出力装置を含む、その色管理を行う必要がある画像出力装置の組み合わせに応じて、それらの画像出力装置が設置された拠点の組合せを指定することができ、それらの拠点と自身の拠点とでの色見本の測定値に基づいて導出された補正式により、各拠点に配置された測色計の測定値の差が補正された上で、自身の拠点での出力物の測定値の経時的な変化が閲覧可能に表示されるので、ユーザは、その表示内容に従って自身の拠点に設置された画像出力装置の出力色彩値や出力濃度値の調整を行うことで、各拠点に設置された所望の画像出力装置間において、その色管理を効率良く行うことができる。
以下、本発明に係る色管理システム及びその色管理方法の好適な一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
[色管理システムの構成]
まず、本実施形態における色管理システムの構成について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(システムの概略構成)
図1に、当該色管理システムのシステム構成を示す。図1に示すように、当該色管理システムは、遠隔地にある複数の拠点毎に設置された出力装置C1〜C3から出力される出力物の色彩や濃度をそれぞれ測定する測色計S1〜S3の測定値の差を算出すると共に、それらの測定値に基づいて各拠点での測色計S1〜S3による出力装置C1〜C3から出力された出力物の測定値を基準となる何れかの測定値に近似させる補正を行う補正式を導出して、その補正式によって補正した各拠点での測色計S1〜S3による出力装置C1〜C3から出力された出力物の測定値の経時的な変化をWebページにて表示する管理サーバー1と、測色計S1〜S3のそれぞれに対応して配置され、測色計S1〜S3の測定値を管理サーバー1に送信すると共に、上述したWebページを閲覧するための複数の端末装置2a〜2cと、を含み構成される。
尚、端末装置2a〜2cは、測色計S1〜S3の個数に応じて任意の個数が配置されて良い。また、出力装置C1〜C3や測色計S1〜S3は、互いに異なる製品や機種であっても良い。また、出力装置C1〜C3は、カラープルーフ作成装置の他にも、プリンタ、複写機等の色彩や濃度の調整が可能な出力装置であって、特に、その出力物の色彩や濃度に経時的な変化を生じるものであれば良い。
(管理サーバーの詳細構成)
ここで、管理サーバー1の詳細構成について説明する。管理サーバー1は、所謂、コンピュータ端末であって、モニタ等の表示手段と、キーボードやマウス等の入力手段と、サーバーを含む装置本体と、を備えている。さらに、この装置本体は、端末装置2a〜2cから送信された測色計S1〜S3による測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値と、同じく、端末装置2a〜2cから送信された測色計S1〜S3による出力装置C1〜C3から出力された出力物の色彩や濃度に関する測定値及びその測定日時を受信する受信部1aと、この受信部1aによって受信された測色計S1〜S3による測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値と出力装置C1〜C3から出力された出力物の色彩や濃度に関する測定値及びその測定日時を格納する格納部1bと、この格納部1bに格納された測色計S1〜S3による測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値の内、比較対象となる複数の端末装置(2a〜2cの何れか2つ又は3つ)の測定値送信手段から送信された測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値間の差、言い換えれば、比較対象となる複数の拠点に配置された複数の測色計(S1〜S3の何れか2つ又は3つ)により測定された測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値間の差を算出する算出部1cと、上述した比較対象となる複数の端末装置(2a〜2cの何れか2つ又は3つ)の測定値送信手段から送信された測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値、言い換えれば、比較対象となる複数の拠点に配置された複数の測色計(S1〜S3の何れか2つ又は3つ)により測定された測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値に基づいて、比較対象となる複数の拠点に配置された複数の測色計(S1〜S3の何れか2つ又は3つ)により測定された測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値を、それらの内、基準となる拠点における測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値に近似させる補正を行う補正式を導出する補正式導出部1fと、比較対象となる複数の拠点に配置された複数の測色計(S1〜S3の何れか2つ又は3つ)により同一の日に測定された複数の出力物の色彩や濃度に関する測定値をこの導出された補正式によって補正した出力物の色彩や濃度に関する測定値と当該補正した出力物の色彩や濃度に関する測定値の測定日とに基づいて、当該補正した出力物の色彩や濃度に関する測定値の経時的変化を示す情報として、Webページである後述する評価レポート画面30A、30Bを作成する情報生成部1dと、例えば、後述する端末装置2aの取得部2acが、このWebページである評価レポート画面30A、30Bを取得するべく、Webブラウザにより当該管理サーバー1にアクセスした場合に、その端末装置2aのユーザに関するデータベース認証を行う登録部1eと、を含み構成されている。
尚、受信部1aは、本発明の「測定値受信手段」に対応するものであって、ネットワークI/Fにより構成される。また、格納部1bは、本発明の「測定値格納手段」に対応するものであって、CPU等の演算手段とメモリ等の記憶手段により構成され、CPU等の演算手段がメモリ等の記憶手段に格納された所定の演算プログラムを実行することで、後述する補正処理を行う。また、算出部1cは、CPU等の演算手段とメモリ等の記憶手段により構成され、CPU等の演算手段がメモリ等の記憶手段に格納された所定の演算プログラムを実行することで、後述する算出処理を行う。また、補正式導出部1fは、本発明の「補正式導出手段」に対応するものであって、CPU等の演算手段とメモリ等の記憶手段により構成され、CPU等の演算手段がメモリ等の記憶手段に格納された所定の演算プログラムを実行することで、後述する補正式導出処理を行う。また、情報生成部1dは、本発明の「情報生成手段」に対応するものであって、CPU等の演算手段とメモリ等の記憶手段により構成され、CPU等の演算手段がメモリ等の記憶手段に格納された所定の演算プログラムを実行することで、後述する情報生成処理を行う。また、登録部1eは、CPU等の演算手段とメモリ等の記憶手段により構成され、CPU等の演算手段がメモリ等の記憶手段に格納された所定の演算プログラムを実行することで、後述するユーザの認証処理を行う。
(測色計補正用カラーチャートの構成)
ここで、上述した測色計補正用カラーチャートPの構成について説明する。測色計補正用カラーチャートPは、本発明の「色見本」に対応するものであって、具体的には、図2に示すように、例えばC100%、M100%、Y100%、K100%、CMY100%、MY100%等の各色が横一列に配置され、それらの各々が測定点を構成する(因みに、図においては17の測定点を構成する)ものである。即ち、測色計S1〜S3においては、これらの測定点を同様の測定順にて(例えば、図に示す矢印方向に沿って)測定することになる。
尚、測色計補正用カラーチャートPは、経時的な色変動の少ない熱溶融型のハイエンドDDCP(Direct Digital Color Proofの略で、デジタルデータを高精度のプリンタに直接出力するシステム)により作成されることが好ましい。
(端末装置の詳細構成)
ここで、端末装置2a〜2cの詳細構成について説明する。但し、当該端末装置2a〜2cは、何れも同様の構成となっているため、以下においては、端末装置2aを例に採り説明を行う。
端末装置2aは、所謂、コンピュータ端末であって、キーボードやマウス等の入力手段と、コンピュータを含む装置本体と、を備えている。さらに、測色計S1による測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値や、それ以降において測定された測色計S1による出力装置C1から出力された出力物の色彩や濃度に関する測定値を入力するためのインターフェースである入力部2aaと、この入力部2aaを介して入力された測色計S1の測定値を、ネットワークNを介して管理サーバー1へ送信する送信部2abと、管理サーバー1の情報生成部1dによりWebページとして作成された、後述する評価レポート画面30A、30BをWebブラウザにより取得する取得部2acと、この取得部2acにより受信された評価レポート画面30A、30Bを表示する表示部2adと、を含み構成されている。
尚、入力部2aaは、通信I/Fにより構成される。また、送信部2abは、本発明の「測定値送信手段」に対応するものであって、ネットワークI/Fにより構成される。また、取得部2acは、本発明の「取得手段」に対応するものであって、CPU等の演算手段とメモリ等の記憶手段により構成され、上述のように、WebブラウザによりWebページとして作成された評価レポート画面30A、30Bを取得する。また、表示部2adは、本発明の「表示手段」に対応するものであって、モニタ等の表示手段により構成される。
[色管理方法]
ここで、当該色管理システムにおいて行われる色管理方法について、図4及び図5に示すフローチャートの流れに沿って説明する。尚、以下においては、測色計S1と測色計S2との間に生じる測定値の差を補正して(但し、基準は測色計S2の測定値とする)、出力装置C1から出力された出力物の色彩や濃度に関する測定値の経時的な変化を示す情報をWebページとして作成する場合を例に挙げて説明を行うが、これら測色計S1〜S3の組合せは、キャリブレーションを行う必要がある出力装置C1〜C3の組合せに応じて決定されれば良い。例えばキャリブレーションを行う必要がある出力装置がC2とC3である場合(但し、基準は出力装置C3とする)には、測色計S2と測色計S3との間に生じる測定値の差を補正して(但し、測色計S3の測定値を基準として、測色計S2の測定値を当該測色計S3の測定値に近似させる補正を行う)、出力装置C2から出力された出力物の色彩や濃度に関する測定値の経時的な変化を示す情報をWebページとして作成する。又、例えばキャリブレーションを行う必要がある出力装置がC1、C2、C3である場合(但し、基準は出力装置C2、C3の2つとする)には、測色計S1と測色計S2、S3との間に生じる測定値の差を補正して(但し、測色計S2、S3の測定値を基準として、測色計S1の測定値を当該測色計S2、S3の双方の測定値に近似させる補正を行う)、出力装置C2、C3から出力された出力物の色彩や濃度に関する測定値の経時的な変化を示す情報をWebページとして作成する。
説明に戻って、当該色管理システムを利用するユーザは、まず端末装置2aにおいて、測色計S1による測定値を登録するための作業を行う。具体的には、ユーザは、端末装置2aから管理サーバー1にアクセスすることで、例えばWebページに表示される入力画面にて、所定の事項、具体的には、測色計S1の測定対象物となる測色計補正用カラーチャートPの郵送先に関する情報(送り先であるユーザの住所、氏名、電話番号等)等を入力する。
一方、管理者は、管理サーバー1において、上述したWebページである入力画面を参照することで、それらの所定の事項を確認して、指定された郵送先に測色計補正用カラーチャートPを郵送する作業を行う。
ユーザは、次に、測色計補正用カラーチャートPが郵送されると、端末装置2aの入力部2aaに測色計S1を通信ケーブル等の通信手段により接続した上で、端末装置2aから管理サーバー1にアクセスして、Webページに表示されるツール画面にて、測定ツールをダウンロードする作業を行う。尚、この測定ツールとは、測色計補正用カラーチャートPの測定点や測定順に関する情報やその測定値の送信先等が規定された情報を含むものであって、当該測定ツールは、端末装置2aを介して測色計S1にダウンロードされて、測色計S1においては、所定の測定点を所定の測定順にて測定する。尚、この測定ツールは、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されて、端末装置2aを介して測色計S1にダウンロードされることにしても良い。
〔測定値送信ステップ〕
図4(A)に示すように、このようにして、ユーザが測色計S1により測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度を測定すると(S01)、測色計S1の測定値は、入力部2aaを介して端末装置2aに送信される(S02)。この際、測色計補正用カラーチャートPの各測定点の測定値は、端末装置2a〜2cの表示手段に表示される測定画面、具体的には、図3に示すような測色計補正用カラーチャート測定画面10Aの測定値表示欄10Aaにおいて、例えばCIE L*a*b*表色系におけるL*値、a*値、b*値にて表示される。
ユーザは、次に、この測色計補正用カラーチャート測定画面10Aにおいて、入力手段の操作により送信ボタンを選択することで、それらの情報を端末装置2aの送信部2abより管理サーバー1へ送信する(S03)。
〔測定値受信ステップ〕
図4(B)に示すように、一方、管理サーバー1においては、受信部1aが、端末装置2aの送信部2abから送信された測色計S1による測色計補正用カラーチャートPの測定値を受信して、格納部1bのユーザ測定器測定データtableに格納する(S04)。さらに、格納部1bは、ユーザ測定器情報tableに、測色計S1と測色計S2〜S3の製品差や機種差による測定値の差を補正する補正情報を格納しており、ユーザ測定器測定データtableに格納された測色計S1による測色計補正用カラーチャートPの測定値を、このユーザ測定器情報tableに格納された補正情報によって補正することで(S05)、これを測色計S2〜S3との製品差や機種差による測定値の差が補正されたユーザ測定器補正後測定データとして格納する(S06)。
〔測定値送信ステップ〕
以上に説明したのと同様に、他のユーザ達もそれぞれ測色計S2、S3により測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度を測定して、その測定値を端末装置2b、2cの送信部より管理サーバー1へ送信する。
〔測定値受信ステップ〕
一方、管理サーバー1においては、受信部1aが、端末装置2b、2cの送信部から送信された測色計S2、S3による測色計補正用カラーチャートPの測定値を受信して、それぞれ格納部1bのユーザ測定器測定データtableに格納する。
〔測定値送信ステップ〕
これ以降、ユーザは、定期的に上述した出力装置C1から出力された出力物の測色計S1による測定を行うこととなる。上述したように、ユーザが測色計S1により出力装置C1から出力された出力物の色彩や濃度を測定すると、測色計S1の測定値は、入力部2aaを介して端末装置2aに送信されて、出力物の各測定点の測定値は、端末装置2a〜2cの表示手段に表示される測定画面、具体的には、図3に示すような測色計補正用カラーチャート測定画面10Aの測定値表示欄10Aaにおいて、例えばCIE L*a*b*表色系におけるL*値、a*値、b*値にて表示される。
ユーザは、ここで、この測色計補正用カラーチャート測定画面10Aのコメント欄10Abにおいて、例えば、“2003、05、16”等、それらの測定値を測定した日時を入力手段の操作により入力して、入力手段の操作により送信ボタンを選択することで、それらの情報を、その都度、端末装置2aの送信部2abより管理サーバー1へ送信する。
〔測定値受信ステップ〕
一方、管理サーバー1においては、受信部1aが、端末装置2aの送信部2abから送信された測色計S1による出力装置C1から出力された出力物の測定値を受信して、その都度、格納部1bのユーザ測定器測定データtableに格納する。
図5に示すように、このようにして、ユーザが、定期的に上述した出力装置C1から出力された出力物の測色計S1による測定を行い、その測定値及び測定日時を管理サーバー1へ送信した上で、さらに、評価レポート画面30A、30Bを閲覧するべく、端末装置2aの入力手段の操作を行うと、取得部2acが管理サーバー1にWebブラウザによりアクセスして、端末装置2aの表示部2adには、Webページであるログイン画面が表示される。さらに、ユーザがこのログイン画面において、端末装置2aの入力手段によりログイン操作を行うと、管理サーバー1の登録部1eにおいては、当該管理サーバー1にアクセスした端末装置2aのユーザに関するデータベース認証を行う(S07)。即ち、登録部1eにおいては、端末装置2a〜2cを使用するユーザに関する識別情報がユーザ情報tableとして格納されており、当該ユーザ情報tableを参照することで(S08)、ユーザ認証を行う(S09)。ここで、ユーザが認証された場合には(S09、OK)、登録部1eは、セッション情報tableに格納された設定情報を参照して(S10)、当該設定情報に従って、認証されたユーザ、即ち、端末装置2aの取得部2acに対してセッションを開始する(S11)。
〔比較対象指定ステップ〕
ここで、ユーザが端末装置2aの表示部2adに表示されるWebページである比較対象指定画面において、自身の拠点に配置された測色計S1と他の拠点に配置された測色計S2の測定値の差を確認するために、入力手段の操作により、例えば測色計S1の比較対象として測色計S2を指定する項目を選択すると、管理サーバー1の算出部1cは、格納部1bに格納されたユーザ測定器補正後測定データを参照することで(S12)、それら測色計S1と測色計S2による測色計補正用カラーチャートPの測定値の差、具体的には、それらの濃度差であるΔD値、それらのCIE L*a*b*表色系におけるL*値、a*値、b*値の差であるΔL*値、Δa*値、Δb*値、さらには、それらの色差であるΔE={(ΔL*)+(Δa*)+(Δb*)}1/2値を各測定点毎に算出して、さらに、全ての測定点を対象として、その平均ΔE値を算出し、それらの最大ΔE値を抽出する(S13)。尚、入力手段は、本発明の「比較対象指定手段」に対応する。
〔補正式導出ステップ〕
一方、補正式導出部1fは、格納部1bに格納されたユーザ測定器補正後測定データを参照することで、測色計S1と測色計S2による測色計補正用カラーチャートPの測定値に基づいて、補正後の測色計S1による測色計補正用カラーチャートPの測定値を補正後の測色計S2による測色計補正用カラーチャートPの測定値に近似させる補正を行う補正式を導出する。尚、補正式導出部1fは、この際、例えばCIE(Commission Internationale de l‘Eclairage:国際照明委員会) L*a*b*表色系にて表現された測定値をXYZ(三刺激値)表色系にて表現される測定値へ変換した上で、上述した複数の補正式を導出するものとする。これは、XYZ(三刺激値)表色系においては、測定値を常に正の値で表現することができ、測定値の補正を行うことが容易になるからである。但し、測色計S1〜S3の構成によっては、測定値がXYZ(三刺激値)表色系にて算出されることがあり、このような場合には、上述した変換を行う必要はなくなる。
(変換手法の詳細)
ここで、上述したCIE(Commission Internationale de l‘Eclairage:国際照明委員会) L*a*b*表色系からXYZ(三刺激値)表色系へ測定値を変換する手法の詳細について、具体的に説明する。
L*a*b*表色系からXYZ(三刺激値)表色系への変換式
例えば、D50光源(印刷業界の標準色温度(5000K))とした場合、(L、a、b)と(X、Y、Z)との間には、
y=(L+16.0)/116.0
x=a/500.0+y
z=y−b/200.0
という関係式が成り立つ。
ここで、xs0、ys0、zs0>0.008856となる場合には、
xs0=x
ys0=y
zs0=zとし、
また、xs0、ys0、zs0≦0.008856となる場合には、
xs0=〔x−(16.0/116.0)〕/7.787
ys0={y−(16.0/116.0)}/7.787
zs0=〔z−(16.0/116.0)〕/7.787
として、
X=xs0×0.98072
Y=ys0×1.00000
Z=zs0×1.18225
に代入すると、X、Y、Zの各要素が適正にL、a、bの値にて表現される。
(演算手法の具体例)
次に、上述した補正式導出部1fにより用いられる演算手法の具体例について説明する。
補正式導出部1fは、例えば、本出願人が先に出願した特願2003−154927号(段落〔0039〕〜〔0060〕、第4図乃至第6図)に記載する演算方法や、特開平11−132849号公報(段落〔0015〕‐〔0050〕、第1図乃至第5図)に開示される演算手法を含む、以下に記載する演算手法の何れかにより補正式を導出する。
例)回帰分析にて、2次関数の係数(α、β、γ)を求める手法
まず、X、Y、Zの要素毎に測色計S2による測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値と測色計S1による測色計補正用カラーチャートPの色彩や濃度に関する測定値との誤差を求め、測色計S1による測定値を横軸、測色計S2による測定値との誤差を縦軸として、各測定点毎にプロットしてグラフを作成し、各要素毎の測定値誤差の近似曲線を算出する。この近似曲線は、測色計S1による測定値をXu、Yu、Zu、測色計S2による測定値をXs、Ys、Zs、測色計S2による測定値との誤差をDx(Xu)、Dy(Xu)、Dz(Zu)とすると、以下のように表すことができる。
その1:近似曲線が原点を通るとしたもの
Dx(Xu)=Xs−Xu=α(Xu+β)
Dy(Yu)=Ys−Yu=α(Xu+β)
Dz(Zu)=Zs−Zu=α(Xu+β)
ここで、α、βは、同一のサンプル測定における係数である。
その2:近似直線が必ずしも原点を通らないとしたもの
Dx(Xu)=Xs−Xu=αXu+βXu+γ
Dy(Yu)=Ys−Yu=αYu+βYu+γ
Dz(Zu)=Zs−Zu=αZu+βZu+γ
ここで、α、β、γは、同一のサンプル測定における係数である。
上記何れかの近似曲線について、X、Y、Zの各要素毎に最小二乗法でα、β、γの値を求め、Xu=、Yu=、Zu=に続く、Xs、Ys、Zsの関数となる補正式を導出する。
〔情報生成ステップ〕
これを受けて、情報生成部1dは、補正式導出部1fにより導出された補正式を用いて、格納部1bのユーザ測定器測定データtableに格納された測色計S1による出力装置C1から出力された出力物の測定値を補正して、その補正された測色計S1による出力装置C1から出力された出力物の測定値と、当該補正された出力物の測定値を測定した測定日時とに基づいて、当該補正された出力物の測定値の経時的な変化を、Webページである、例えば図6に示すような診断画面20Aにおいて表示した情報を生成する(S14)。但し、図6に示す診断画面20Aにおいては、特定の測定日に関する情報のみを表示する構成となっており、情報生成部1dは、この他にも、各測定日毎にこのような情報を生成する。尚、この診断画面20Aを生成する手法として、情報生成部1dは、当該診断画面20Aのテンプレートの各表示欄に対して、例えば、比較対象となる測定器S2による出力装置C2から出力された出力物の測定値(但し、補正後のもの)と、測定器S1による出力装置C1から出力された出力物の測定値(但し、補正後のもの)及びその測定日時の情報等を入力する。ここで、各表示欄においては、当該表示欄において表示される値を算出するための演算プログラム、当該表示欄において表示される判定結果を導出するための判定プログラム、当該表示欄において表示される値を抽出するための抽出プログラム等が対応付けられており、情報生成部1d(算出部1cであっても良い)は、例えば上述した比較対象となる測定器S2による出力装置C2から出力された出力物の測定値(但し、補正後の測定値)と測定器S1による出力装置C1から出力された出力物の測定値(但し、補正後の測定値)との差を表示する表示欄に関しては、上述した表示欄において、それらの測定値が入力されたことを受けて、当該表示欄に対応付けられた演算プログラムによりそれらの差を算出して、これを表示する。因みに、図6に示す診断画面20Aにおいては、比較対象欄20Aoにおいて“A社 印刷工場”と測色計S2が配置された拠点名を入力し、測定日欄20Aaにおいて“2003、05、16”と測定日時を入力し、比較測定値欄20Abにおいて、比較対象となる測定器S2による出力装置C2から出力された出力物の当該測定日“2003、05、16”における測定値を、各測定点毎に入力し、測定値欄20Acにおいて、測定器S1による出力装置C1から出力された出力物の当該測定日“2003、05、16”における測定値を、各測定点毎に入力し、色差欄20Adにおいて、それらの色差であるΔE値を、各測定点毎に算出して表示している。さらに、平均ΔE欄20Aeにおいて、各測定点におけるΔE値の平均値を算出して表示し、最大ΔE欄20Afにおいて、各測定点におけるΔE値の最大値を抽出して表示している。因みに、情報生成部1dは、後述する評価レポート画面(測定結果一覧表示形態)30Aや、評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bを作成する際にも、このような情報生成方法により当該情報を生成する。
〔取得ステップ、表示ステップ〕
一方、端末装置2aにおいては、取得部2acがWebブラウザにより当該診断画面20Aを取得して、表示部2adがこれを表示する。
〔情報生成ステップ〕
さらに、ユーザが、端末装置2aの入力手段の操作により、当該診断画面20Aの評価レポート項目20Aiを選択すると、情報生成部1dは、上述したように、補正式導出部1fにより導出された補正式を用いて、これまでに格納部1aのユーザ測定器測定データtableに格納された全ての測色計S1による出力装置C1から出力された出力物の測定値を補正して、それらの補正された測色計S1による出力装置C1から出力された出力物の測定値と、当該補正された出力物の測定値を測定した測定日時とに基づいて、補正された測色計S1による出力装置C1から出力された出力物の測定値の経時的な変化をWebページである、例えば図7(A)に示すような評価レポート画面(測定結果一覧表示形態)30Aや、図7(B)に示すような評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bにおいて一覧表示、又は、グラフ表示した情報を生成する(S14)。
〔取得ステップ、表示ステップ〕
一方、端末装置2aにおいては、取得部2acがWebブラウザにより当該評価レポート画面(測定結果一覧表示形態)30Aや、当該評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bを取得して、表示部2adがこれを表示する。
因みに、図7(A)に示す評価レポート画面(測定結果一覧表示形態)30Aにおいては、比較対象欄30Aoにおいて、比較対象となる測色計S2が配置された拠点名である“A社 印刷工場”が表示され、測定日欄30Aaにおいて、これまでの測定日である“2003、04、10”、“2003、05、15”が表示され、時刻欄30Abにおいて、各々の測定時刻である“15:13:21”、“14:21:31”が表示され、また、平均ΔE欄30Ac、最大ΔE欄30Adにおいて、各々の測定日における最大ΔE値と平均ΔE値である“0.4”、“0.5”と“0.9”、“1”が表示されている。また、図7(B)に示す評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bにおいては、比較対象欄30Boにおいて、比較対象となる測色計S2が配置された拠点名である“A社 印刷工場”が表示され、さらに、色差を縦軸にとり、測定日時を横軸にとったグラフ欄30Baにおいて、各々の測定日における最大ΔE値と平均ΔE値がプロットされて、それらの経時的な変化が折れ線にて表現されたグラフが表示されている(因みに、図7(B)において、基準となる測定日は、3/21となっている)。
尚、これら図7(A)に示す評価レポート画面(測定結果一覧表示形態)30Aと、図7(B)に示す評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bの表示切り替えは、例えば、図7(A)に示す評価レポート画面(測定結果一覧表示形態)30Aにおいては、ユーザが端末装置2aの入力手段の操作により、グラフ表示項目30Ahを選択することで、また、図7(B)に示す評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bにおいては、ユーザが端末装置2aの入力手段の操作により、一覧表示項目30Bbを選択することで、情報生成部1dがこれを行う。
〔表示指定ステップ〕
ユーザが、さらに、端末装置2aの入力手段の操作により、図7(B)に示す評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bのグラフ欄30Baの縦軸に関して、その表現形式を切り替えるべく、その表現形式に対応する所定の項目を指定すると、情報生成部1dは、これを受けて、図7(B)に示す評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bのグラフ欄30Baの縦軸を、その表現形式に切り替える処理を行う。この際、情報生成部1dは、予め、縦軸を基準となる測定日(例えば、出力装置C1において出力濃度値や出力色彩値の調整が行われた日)との、濃度差であるΔD値、CIE L*a*b*表色系におけるL*値、a*値、b*値の差であるΔL*値、Δa*値、Δb*値、さらには、色差であるΔE={(ΔL*)+(Δa*)+(Δb*)}1/2値等の表現形式にしたグラフを生成しておき、それらの表示を切り替えることにしても良いし、また、その都度、その表現形式に対応したグラフを生成して、それらの表示を切り替えることにしても良い。ここで、ユーザは、例えばプロセスカラー(Y、M、C、K)の濃度管理を行うことを目的とする場合には、図8(A)に示すように、縦軸の表現形式を、濃度差であるΔDに切り替える操作を行う。これにより、図7(B)に示す評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bのグラフ欄30Baにおいては、縦軸を濃度差ΔDとし、横軸を測定日とした当該グラフが表示される。また、ユーザは、プロセスカラー(Y、M、C、K)の色差の管理を行うことを目的とする場合には、図8(B)に示すように、縦軸の表現形式を、色差であるΔE値に切り替える操作を行う。これにより、図7(B)に示す評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bのグラフ欄30Baにおいては、縦軸を色差ΔEとし、横軸を測定日とした当該グラフが表示される。尚、入力手段は、本発明の「表示指定手段」に対応する。
尚、図7(B)に示す評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bのグラフ欄30Baの縦軸に関して、その表現形式を切り替える他例としては、この他にも、例えば基準となる測定日とのCIE L*a*b*表色系におけるL*値、a*値、b*値の差であるΔL*値、Δa*値、Δb*値等であっても良い。また、これら複数の表現形式にて、複数のグラフを同時に表示することにしても良い。
〔許容幅/許容値指定ステップ〕
図6に戻って、ユーザが、さらに、図7(B)に示す評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bのグラフ欄30Baに表示されるグラフにおいて、出力装置C1の出力濃度値や出力色彩値の調整が必要とされているのか否かを容易に判断することができるように、端末装置2aの入力手段の操作により、上述した診断画面20Aの許容色差欄20Ahにおいて、例えば許容色差(出力装置C1において出力濃度値や出力色彩値の調整が必要とされる閾値)を指定すると、情報生成部1dは、これを受けて、例えば図7(B)に示す評価レポート画面(測定結果グラフ表示形態)30Bのグラフ欄30Baに表示されるグラフにおいて、最大ΔE値や平均ΔE値の許容値を線等により追加表示する処理を行う。同様に、ユーザが上述した診断画面20Aの許容色差欄20Ahにおいて、例えば許容色差を指定すると、情報生成部1dは、これを受けて、図8(B)に示すグラフにおいて、ΔE値の許容値を線等により追加表示する。また、同様に、ユーザが上述した診断画面20Aの許容濃度幅欄(許容色差欄20Ahと兼用する)において、例えば許容濃度幅を指定すると、情報生成部1dは、例えば図8(A)に示すグラフにおいて、ΔD値の許容幅を線等により追加表示する。これにより、ユーザは、出力装置C1において出力濃度値や出力色彩値の調整が必要とされているのか否かを容易に判断することができる。尚、入力手段は、本発明の「許容幅/許容値設定手段」に対応する。
以上に説明したように、本実施形態における色管理システム及びその色管理方法によれば、管理サーバー1の補正式導出部1fにより、各拠点に配置された測色計S1〜S3による測色計補正用カラーチャートPの測定値に基づいて、各拠点に配置された測色計S1〜S3の測定値を基準となる拠点に配置された測色計(S1〜S3の何れか1つ)による測定値に近似させる補正を行う補正式が導出されて、情報生成部1dにより、その導出された補正式を用いて補正された各拠点に設置された出力装置C1〜C3から出力された出力物の測定値の経時的な変化を示す情報がWebページとして生成されるので、ユーザは、各拠点に配置された端末装置2a〜2cから、各自、このWebページを閲覧することで、管理サーバーの設置場所に赴くことなく、その内容を確認することができる。従って、自身の拠点に設置された出力装置C1〜C3から出力された出力物の測定値の経時的な管理を効率良く行うことができる。さらに、その表示内容に従って自身の拠点に設置された出力装置C1〜C3の出力色彩値や出力濃度値の調整を行うことで、その色管理、即ち、キャリブレーションを適正に行うことができる。
また、本実施形態における色管理システム及びその色管理方法によれば、ユーザは、自身の拠点を含む、そのキャリブレーションを行う必要がある出力装置C1〜C3の組み合わせに応じて、それらの出力装置C1〜C3が設置された拠点の組合せを指定することができ、それらの拠点と自身の拠点とでの測色計S1〜S3の測定値に基づいて補正された自身の拠点での出力物の測定値の経時的な変化が閲覧可能に表示されるので、ユーザは、それらの表示内容に従って自身の拠点に設置された出力装置C1〜C3の出力色彩値や出力濃度値の調整を行うことで、各拠点に設置された所望の出力装置C1〜C3間において、そのキャリブレーションを効率良く行うことができる。
尚、本発明に係る色管理システム及びその色管理方法は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱することのない範囲内で、種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態においては、測色計S1と測色計S2との間に生じる測定値の差を補正する場合(但し、基準は測色計S2の測定値とする)、即ち、2拠点間における測色計の測定値の差を補正する場合を例に挙げて説明を行ったが、上述したように、これら測色計S1〜S3の組合せは、キャリブレーションを行う必要がある出力装置C1〜C3の組合せに応じて決定されるものである。例えばキャリブレーションを行う必要がある出力装置がC1、C2、C3の3拠点である場合(但し、基準は出力装置C2、C3の2つとする)には、ユーザが端末装置2aから管理サーバー1にアクセスして、測色計S1と測色計S2、S3との間に生じる測定値の差を補正する(但し、測色計S2、S3の測定値を基準として、測色計S1の測定値を当該測色計S2、S3の双方の測定値に近似させる補正を行う)。
また、上述した実施形態においては、情報生成部1dは、比較対象となる複数の拠点に配置された複数の測色計(S1〜S3の何れか2つ又は3つ)により同一の日に測定された複数の出力物の色彩や濃度に関する測定値をこの導出された補正式によって補正した出力物の色彩や濃度に関する測定値と当該補正した出力物の色彩や濃度に関する測定値の測定日とに基づいて、評価レポート画面30A、30Bを作成することとしたが、この他にも、例えば比較対象となる複数の拠点に配置された複数の測色計(S1〜S3の何れか2つ又は3つ)により最も近い日に測定された複数の出力物の色彩や濃度に関する測定値をこの導出された補正式によって補正した出力物の色彩や濃度に関する測定値と当該補正した出力物の色彩や濃度に関する測定値の測定日(この場合、それら複数の測定日の中間に位置する日付を採ることとする)とに基づいて、評価レポート画面30A、30Bを作成することとしても良い。
また、上述した実施形態においては、測色計S1〜S3は、その測定値をCIE L*a*b*表示系にて算出するものとしたが、この他にも、例えばXYZ表示系や、CIE L*u*v*表示系等にて算出することとしても良い。
また、測色計補正用カラーチャートPは、DCCPにより出力されることが好ましい旨を記載したが、この他にも、例えばプリンタや複写機等の出力装置により出力することとしても良い。
また、測色計補正用カラーチャートPは、同一の色彩及び濃度に管理された複数を各拠点に配置された測色計S1〜S3に対して、配布することとしたが、この他にも、1つのものを測色計S1〜S3に巡回させる。或いは、1つのものを測色計S1〜S3に対して、順次、配布することとしても良い。
また、測色計補正用カラーチャートPは、C、M、Y、Kの少なくとも1色を含み、2色以上を含む場合には、少なくとも1色の階調を段階的に変化させて、残りは一定とした複数色からなるカラーチャートであれば良い。
本発明に係る色管理システムのシステム構成を示す説明図である。 測色計補正用カラーチャートの構成を示す説明図である。 図1に示す色管理システムの端末装置において、その表示手段に表示される補正用カラーチャート測定画面の構成を表す構成図である。 (A)は、図1に示す色管理システムの測色計及び端末装置において行われる色管理方法の一連の流れを説明するためのフローチャートである。 (B)は、図1に示す色管理システムの管理サーバーにおいて行われる色管理方法の一連の流れを説明するためのフローチャートである。 図1に示す色管理システムの管理サーバーにおいて行われる色管理方法の一連の流れを説明するためのフローチャートである。 図1に示す色管理システムの算出部において算出された算出結果等を表示する診断画面の構成を表す構成図である。 (A)は、図1に示す色管理システムの情報生成部により生成される評価レポート画面の一表示形態を表す構成図である。 (B)は、図1に示す色管理システムの情報生成部により生成される評価レポート画面の他の表示形態を表す構成図である。 (A)は、図7(B)に示す評価レポート画面のグラフ欄において表示されるグラフの一表示形態を表す構成図である。 (B)は、図7(B)に示す評価レポート画面のグラフ欄において表示されるグラフの他の表示形態を表す構成図である。
符号の説明
1 管理サーバー
1a 受信部
1b 格納部
1c 算出部
1d 情報生成部
1e 登録部
1f 補正式導出部
2a〜2c 端末装置
2aa 入力部
2ab 送信部
2ac 取得部
2ad 表示部
C1〜C3 出力装置
N ネットワーク(インターネット)
P 測色計補正用カラーチャート
S1〜S3 測色計

Claims (16)

  1. 拠点毎に設置された複数の画像出力装置の色管理を行うべく、前記拠点毎に配置され前記画像出力装置から出力される出力物の測定を行う複数の測色計の測定値の基準値との差に基づいて補正した前記出力物の測定値に関する情報を提供する色管理システムであって、
    前記拠点毎に配置され、前記測色計により測定された色見本の測定値と、それ以降に測定された前記出力物の測定値及びその測定日を送信する測定値送信手段を有する複数の端末装置と、
    前記複数の端末装置とネットワークを介して接続され、前記測定値送信手段から送信された色見本の測定値と前記出力物の測定値及びその測定日を受信する測定値受信手段と、前記受信された色見本の測定値と前記出力物の測定値及びその測定日を格納する測定値格納手段と、前記格納された出力物の測定値の内、比較対象となる複数の端末装置の測定値送信手段から送信された色見本の測定値に基づいて、前記比較対象となる複数の端末装置の測定値送信手段から送信された同一又は最近の測定日に測定された出力物の測定値を、前記基準値となるそれらの何れかの測定値に近似させる補正を行う補正式を導出する補正式導出手段と、前記同一又は最近の測定日に測定された複数の出力物の測定値を前記導出された補正式によって補正した出力物の測定値と当該補正した出力物の測定値の測定日とに基づいて、前記補正した出力物の測定値の経時的変化を示す情報を前記端末装置から閲覧可能に生成する情報生成手段と、を有する管理サーバーと、を備えたことを特徴とする色管理システム。
  2. 前記端末装置は、前記比較対象となる複数の端末装置を指定するための比較対象指定手段をさらに備え、
    前記補正式導出手段は、前記比較対象指定手段により指定された複数の端末装置の測定値送信手段から送信された色見本の測定値に基づいて、前記比較対象となる複数の端末装置の測定値送信手段から送信された同一又は最近の測定日に測定された出力物の測定値を、前記基準値となるそれらの何れかの測定値に近似させる補正を行う補正式を導出することを特徴とする請求項1記載の色管理システム。
  3. 前記端末装置は、前記情報生成手段により生成された前記補正した出力物の測定値の経時的変化を示す情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記補正した出力物の測定値の経時的変化を示す情報を表示する表示手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の色管理システム。
  4. 前記情報生成手段が生成する情報は、前記補正した出力物の測定値である濃度値又は色彩値の経時的変化を、これに対応して縦軸を濃度値とし横軸を測定日としたグラフ又は縦軸を色彩値とし横軸を測定日としたグラフであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の色管理システム。
  5. 前記端末装置は、前記補正した出力物の濃度値の許容幅又は色彩値の許容値を指定するための許容幅/許容値指定手段をさらに備え、
    前記情報生成手段は、前記許容幅/許容値指定手段により指定された濃度値の許容幅又は色彩値の許容値を、これに対応して前記縦軸を濃度値とし横軸を測定日としたグラフ又は前記縦軸を色彩値とし横軸を測定日としたグラフに追加することを特徴とする請求項4記載の色管理システム。
  6. 前記情報生成手段が生成する情報は、前記補正した出力物の測定値である濃度値及び色彩値の経時的変化を、これに対応して縦軸を濃度値とし横軸を測定日としたグラフ及び縦軸を色彩値とし横軸を測定日としたグラフであって、
    前記端末装置は、前記補正した出力物の測定値の経時的変化として、前記縦軸を濃度値とし横軸を測定日としたグラフと前記縦軸を色彩値とし横軸を測定日としたグラフの何れか又は双方を指定するための表示指定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の色管理システム。
  7. 前記端末装置は、前記補正した出力物の濃度値の許容幅及び色彩値の許容値を指定するための許容幅/許容値指定手段をさらに備え、
    前記情報生成手段は、前記許容幅/許容値指定手段により指定された濃度値の許容幅及び色彩値の許容値を、これに対応して前記縦軸を濃度値とし横軸を測定日としたグラフ及び前記縦軸を色彩値とし横軸を測定日としたグラフに追加することを特徴とする請求項6記載の色管理システム。
  8. 前記色彩値は、CIE L*a*b*表色系におけるL*値、a*値及びb*値であって、前記補正した出力物の色彩値の経時的変化は、前記補正した出力物の色彩値の、基準となる値からの変動値であるΔL*値、Δa*値及びΔb*値、若しくはΔE={(ΔL*)+(Δa*)+(Δb*)}1/2値として示されることを特徴とする請求項4乃至請求項7の何れか一項に記載の色管理システム。
  9. 拠点毎に設置された複数の画像出力装置の色管理を行うべく、前記拠点毎に配置され前記画像出力装置から出力される出力物の測定を行う複数の測色計の測定値の基準値との差に基づいて補正した前記出力物の測定値に関する情報を提供する色管理方法であって、
    前記拠点毎に配置された複数の端末装置において、
    前記測色計により測定された色見本の測定値と、それ以降に測定された前記出力物の測定値及びその測定日を送信する測定値送信ステップと、
    前記複数の端末装置とネットワークを介して接続された管理サーバーにおいて、
    前記測定値送信ステップにおいて送信された色見本の測定値と前記出力物の測定値及びその測定日を受信する測定値受信ステップと、前記受信された色見本の測定値と前記出力物の測定値及びその測定日を格納する測定値格納ステップと、前記格納された出力物の測定値の内、比較対象となる複数の端末装置から送信された色見本の測定値に基づいて、前記比較対象となる複数の端末装置から送信された同一又は最近の測定日に測定された出力物の測定値を、前記基準値となるそれらの何れかの測定値に近似させる補正を行う補正式を導出する補正式導出ステップと、前記同一又は最近の測定日に測定された複数の出力物の測定値を前記導出された補正式によって補正した出力物の測定値と当該補正した出力物の測定値の測定日とに基づいて、前記補正した出力物の測定値の経時的変化を示す情報を前記端末装置から閲覧可能に生成する情報生成ステップと、を含むことを特徴とする色管理方法。
  10. 前記端末装置において、
    前記比較対象となる複数の端末装置が指定される比較対象指定ステップをさらに含み、
    前記補正式導出ステップでは、前記比較対象指定ステップにおいて指定された複数の端末装置から送信された色見本の測定値に基づいて、前記比較対象となる複数の端末装置から送信された同一又は最近の測定日に測定された出力物の測定値を、前記基準値となるそれらの何れかの測定値に近似させる補正を行う補正式を導出することを特徴とする請求項9記載の色管理方法。
  11. 前記端末装置において、
    前記情報生成ステップにおいて生成された前記補正した出力物の測定値の経時的変化を示す情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて取得された前記補正した出力物の測定値の経時的変化を示す情報を表示する表示ステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の色管理方法。
  12. 前記情報生成ステップにおいて生成する情報は、前記補正した出力物の測定値である濃度値又は色彩値の経時的変化を、これに対応して縦軸を濃度値とし横軸を測定日としたグラフ又は縦軸を色彩値とし横軸を測定日としたグラフであることを特徴とする請求項9乃至請求項11の何れか一項に記載の色管理方法。
  13. 前記端末装置において、
    前記補正した出力物の濃度値の許容幅又は色彩値の許容値が指定される許容幅/許容値指定ステップをさらに含み、
    前記情報生成ステップでは、前記許容幅/許容値指定ステップにおいて指定された濃度値の許容幅又は色彩値の許容値を、これに対応して前記縦軸を濃度値とし横軸を測定日としたグラフ又は前記縦軸を色彩値とし横軸を測定日としたグラフに追加することを特徴とする請求項12記載の色管理方法。
  14. 前記情報生成ステップにおいて生成する情報は、前記補正した出力物の測定値である濃度値及び色彩値の経時的変化を、これに対応して縦軸を濃度値とし横軸を測定日としたグラフ及び縦軸を色彩値とし横軸を測定日としたグラフであって、
    前記端末装置において、
    前記補正した出力物の測定値の経時的変化として、前記縦軸を濃度値とし横軸を測定日としたグラフと前記縦軸を色彩値とし横軸を測定日としたグラフの何れか又は双方が指定される表示指定ステップをさらに含むことを特徴とする請求項9乃至請求項11の何れか一項に記載の色管理方法。
  15. 前記端末装置において、
    前記補正した出力物の濃度値の許容幅及び色彩値の許容値が指定される許容幅/許容値指定ステップをさらに含み、
    前記情報生成ステップでは、前記許容幅/許容値指定ステップにおいて指定された濃度値の許容幅及び色彩値の許容値を、これに対応して前記縦軸を濃度値とし横軸を測定日としたグラフ及び前記縦軸を色彩値とし横軸を測定日としたグラフに追加することを特徴とする請求項14記載の色管理方法。
  16. 前記色彩値は、CIE L*a*b*表色系におけるL*値、a*値及びb*値であって、前記補正した出力物の色彩値の経時的変化は、前記補正した出力物の色彩値の、基準となる値からの変動値であるΔL*値、Δa*値及びΔb*値、若しくはΔE={(ΔL*)+(Δa*)+(Δb*)}1/2値として示されることを特徴とする請求項12乃至請求項15の何れか一項に記載の色管理方法。
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