JPH11235810A - 印刷用調色支援システム - Google Patents

印刷用調色支援システム

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JPH11235810A
JPH11235810A JP10294700A JP29470098A JPH11235810A JP H11235810 A JPH11235810 A JP H11235810A JP 10294700 A JP10294700 A JP 10294700A JP 29470098 A JP29470098 A JP 29470098A JP H11235810 A JPH11235810 A JP H11235810A
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JP
Japan
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color
toning
calculation
printing
ink
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Pending
Application number
JP10294700A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Osumi
住 雅 之 大
Takashi Imada
田 隆 志 今
Masato Nakamura
村 眞 人 中
Yuji Sugawara
原 祐 治 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd, Nisshinbo Industries Inc, Nisshin Spinning Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 目的の色彩を得るための印刷インキの配
合を求め、調色計量の支援を行う印刷用インキの調色支
援システムを提供すること。 【解決手段】 コンピュータ、タッチパネル装置付きカ
ラー表示装置、分光光度計、バーコードリーダー、プリ
ンタ装置を具備して構成され、高精度に目的色を得るた
めの印刷用インキの配合を得るためのファジィ推論によ
る補正機能が備えられた調色計算機構と、計算に使用す
る色彩データベース,通信回線,記憶媒体のいずれかを
介して色彩データベースにデータを供給するデータ取付
機構、インキの調合を支援する電子天秤計量システムか
ら印刷用インキの調色支援システムを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷用インキの調
色支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】目標の色彩に合致した印刷物を製造する
ためには、使用する紙種や印刷条件に適合したインキの
配合処方を求めなければならない。このインキ配合を求
めるためには、視感判断と長年の経験則に基づいて決定
するか、印刷用のコンピュータカラーマッチング(以
下、CCMという)装置によって、目標見本の表面色を
分光光度計または三刺激値直読方式の測色計により計測
し、印刷インキの基礎データを利用して、カラーマッチ
ング計算を行い、その回答を利用して、インキの配合計
量を行っていた。
【0003】しかし、従来のCCMシステムでは、シス
テムが大掛かりで、操作も複雑であり、手軽に利用する
のが困難であった。また、CCM装置を利用する際に
は、使用対象のインキを製造対象とする紙種や印刷条件
に合致した基礎データが必要であるが、この基礎データ
は、使用者が独自に作成するか、或は、CCM装置の供
給者が、基礎データを作成してCCM装置に予め搭載し
た上で利用者に供給するか、又は、記憶媒体を利用して
供給する必要があった。
【0004】また、前記基礎データは限定された紙種や
印刷条件によるものであるため、実際の利用者の状況や
製造対象の紙種に合致しない場合が多く、このような場
合、配合計算の精度が著しく低下した結果しか得られな
いことが多かった。更に、配合計算結果を算出しても、
電子天秤計量支援機能で、計量中の予想色を確認する手
段が無いため、不合理な調色作業を余儀なくされてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のCCM
システム現状に鑑み、従来手法よりも削減された工程数
で、また、熟練者の経験や勘によることなく、短時間で
高精度にかつ簡単に印刷用インキの調色を行うことを可
能とする、印刷用インキの調色支援システムを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明システムの構成は、コンピ
ュータ、カラー表示装置、分光光度計、電子天秤を具備
するか、又は、これらに加えプリンタ装置とバーコード
リーダーを具備する印刷用調色システムであって、目的
色を得るための印刷用インキの配合を求める調色計算機
構と、色彩データファイル、通信回線,記憶媒体のいず
れかを介して色彩データベースにデータを供給するか、
又は、データを収集するデータ取扱機構を搭載してお
り、与えられた計算条件と分光光度計にて測定した色彩
値及び前記色彩データベースに基づき、前記調色計算機
構により調色計算結果を前記カラー表示装置とプリンタ
に出力するとともに、前記電子天秤と前記コンピュータ
が双方向通信することによって計量支援を行うようにし
たものである。
【0007】即ち、本発明は、電子計算機、タッチパネ
ル装置付きカラー表示装置、分光光度計、電子天秤、プ
リンタ、バーコードリーダーを具備した印刷用インキの
調色支援システムであって、入力をタッチパネル方式と
することにより、操作を簡単化するとともに、調色計算
機構に供する対象インキの基礎データを通信回線または
記憶媒体を介して色彩データベースにデータを迅速に利
用者に対して供給し、また、基礎データに限定されるこ
となく高精度な調色計算を実際に製造する紙種や印刷条
件の下で実現するために、ファジィ推論による調色計算
の補正機能を備え、前記調色計算機構により調色計算結
果を前記カラー表示装置,プリンタに出力させるととも
に、前記電子天秤と前記電子計算機が双方向に通信する
ことにより、計量中のインキの秤量に応じた予測色を見
本色とともにカラー表示装置に実画面色として表示し、
計量支援を行うことを実現するものである。ここで、プ
リンタによって出力された調色計算結果や計量結果には
バーコードを印字し、引き続き展色後の補正計算を行う
ために再操作を行う際や、残インキの処理を行う際、ま
たは過去に行った実績色と同一色の製造を行う際などの
ように、再びデータベースを参照する際にバーコードリ
ーダーに前記バーコードを読ませることにより、入力操
作の簡略化を実現することもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て詳述する。本発明は、図1に例示するようにコンピュ
ータ1、タッチパネル装置2a付きのカラー表示装置2、
分光光度計3、電子天秤4、プリンタ5、バーコードリ
ーダー6を具備して本発明支援システムを構成する。こ
のシステムにおいて、前記コンピュータ1には、目的色
を得るための印刷用インキの配合を求める調色計算機構
1a、色彩データファイル1b、モデム8を介した通信回線
9、又は、記憶媒体7を介して色彩データベース11bに
データを供給し、場合によってはデータを収集するデー
タ取扱機構が搭載されており、与えられた計算条件と分
光光度計3により測定した色彩値、及び、インキ基礎デ
ータ11b,色彩データベース12bのデータに基づいて、前
記調色計算機構1aにより実行した調色計算結果を前記カ
ラー表示装置2、プリンタ5に出力することができるよ
うに構成されている。以下、これらについて説明する。
【0009】(1) 調色計算機構 配合に供する複数の印刷用インキから分光反射率を予測
計算する際には、インキ各々の分光反射率の測定波長域
に対する吸収係数と散乱係数を求めるクベルカ・ムンク
の光学濃度式と、ダンカンの混色理論による2定数法計
算方法が知られている。クベルカ・ムンクの光学濃度式
は、 (K/S)λ=(1−Rλ)2/2・Rλ(0<Rλ<1) ・・・・・・(1) (K/S)λ:波長λにおけるクベルカ・ムンクの光学
濃度関数 K:吸収係数 S:散乱係数 Rλ:波長λにおける反射率 λ:波長 また、ダンカンの混色理論式では、 Km/Sm=K1・P1+K2・P2+・・・+Ki(1−ΣPi)/S1・P1+ S2・P2+・・・Si(1−АΣPi) ・・・・・・(2) Km:混色後の吸収係数 Sm:混色後の散乱係数 K1:インキiの吸収係数 S1:インキiの散乱係数 P1:インキiの配合比率 となる。クベルカ・ムンクの光学濃度は、吸収係数と散
乱係数の比を反射率から計算するもので、ダンカンの混
色理論式を用いて混色計算を行うためには、吸収係数と
散乱係数の各々を求める必要がある。
【0010】求められるインキの配合は、基礎データに
より作成された条件に基づくものであり、また実際の印
刷インキの発色挙動は発色理論よりもはるかに複雑であ
るため、これだけでは正確で実用的な配合を得ることは
困難である。そこで、上記計算式によって予測計算され
た分光反射率と測定された分光反射率との差を測定波長
全域に亘りファジィ推論にて補正するが、この補正のた
めのファジィ推論機構と、この計算に供するメンバーシ
ップ関数を調整する調整計算機構について説明する。
【0011】ファジィ推論では、曖昧性をファジィ集合
論におけるメンバーシップ関数を用いることで定義する
方法をとってる。即ち、全体集合Uにおけるファジィ集
合Aは、 μA:U→[0,1] なるメンバーシップ関数μAによって定義づけられ、値
μA(u)(∈[0,1])は、Aにおけるu(∈U)の
グレードを表すことになる。
【0012】推論に応用する場合は、ファジィプロダク
ションルールによる方法が多く用いられる。このプロダ
クションルールRは、前件部と後件部から構成され、一
般的には次式(前件部2、後件部1の例)で表される。 Ri:if x1 is Ai1 and x2 is Ai2 then y
is Bi (i=1,2,,n) x1:前件部1の概念 x2:前件部2の概念 Ai1:前件部1のi番目のメンバーシップ関数(ファ
ジィラベル) Ai2:前件部2のi番めのメンバーシップ関数(ファ
ジィラベル) y:後件部の概念 Bi:後件部のメンバーシップ関数(ファジィラベル)
【0013】ファジィの具体的な推論方法については、
現在までに様々な方法が提案されているが、最も代表的
な方法はマンダーニによって考案されたものである。い
ま、前件部の観測値をx1 0,x2 0とすると、i番目の規
則の適合度ωiは、 ωi=Ai1(x1 0)∧Ai2(x2 0) となり、出力は、 B0(y)=[ω1∧B1(y)]∨[ω2∧B2(y)]∨・・
・∨[ωn∧Bn(y)] y0=∫B0(y)ydy/∫B0(y)dy B0():後件部メンバーシップ関数の推論結果の関数 y0 :推論出力を非ファジィ化した出力結果
【0014】上式は、非ファジィ化を行う際には、重心
座標を計算することを表している。この非ファジィ化に
関しても、いくつかの方法が提案されている。本発明で
は、下地色の分光反射率がRgで、インキの盛量tのと
き、目標の分光反射率R、目標のグロス値Gとなるイン
キの配合x1,x2,x3・・・xiを求めることが目的であ
る。従って、上記下地色反射率と盛量の指定条件下でイ
ンキの配合に対する分光反射率の予測計算が正確に行え
れば、配合の計算精度が向上する。このために、次の式
が考えられる。 K/Sλ(x1,x2,・・・xi,Rgλ,t) = K/STλ(x1,x2,・・・xi,Rgλ,t) + Corrλ(x1,x2,・・・xi,Rgλ,t) K/Sλ:波長λにおける予測光学濃度 x1,x2,・・・xi:i種からなるインキの配合 Rgλ:下地色の波長λにおける反射率 t:盛量 K/STλ:波長λにおける純理論的な予測光学濃度 Corrλ:波長λにおける光学濃度のファジィ推論に
よる補正量
【0015】Corrλは、ファジィ推論機構よりなる
補正関数であり、ファジィ推論を行うためのファジィプ
ロダクションルールは、前件部がインキの種類i+下地
反射率+盛量のi+2件、後件部は補正値である1件と
なる。従って、例えばインキが3種である場合は、前件
部は5、後件部1のファジィ推論となる。
【0016】前件部のファジィラベルは、インキの場
合、「多い」「少ない」の表現であり、それに程度が加
わる。インキの配合については、単純には直交甲第1号
証行座標系で表現できるが、本推論の場合は、各インキ
の合計値と、各インキの合計値の中での配合比を組み合
わせた座標系で表現する。即ち、インキが3種類の場合
は、合計値を表す軸と、合計値に対する各インキの配合
を表現する正三角座標を組み合わせた、三角柱座標によ
って表現する。
【0017】配合比の合計値は、0から100までの値
となるから、前件部のファジィメンバーシップ関数は、
0から100までの間をn分割(nは2以上)する。分
割は等間隔に行ってもよいが、着色剤の合計配合値が比
較的少量である淡色領域では、僅かな配合の変動でも色
彩に与える影響は大きく、逆に着色剤の合計配合値が比
較的多い濃色領域では、配合の変動に対する色彩への影
響が小さくなるため、淡色領域では分割を密に、濃色領
域では分割を疎になるように、指数関数的に分割の程度
を変化させた方がより効果的である。
【0018】前件部の推論空間には、インキの配合空間
に、下地色の分光反射率Rgと盛量tが加わる。分光反
射率Rgは、線形に色相に影響を与える分けではないの
でRgを下記の変換関数によって、視感的に等方な形に
変換した値を等間隔に分割してファジィラベルを設定す
る。 Rtg = (Rg/100)1/n n:反射率を視感に対して等方的な値に調整する為の次
数で2.0〜3.0程度の値 インキの盛量tは、実測値でもよいが、観測値はファジ
ィ化するため、実際の厚さでなくてもよく、例えば、展
色を行うテスターのローラーに塗布するインキの容量で
も構わない。想定される範囲を想定して、これを等間隔
あるいは不等間隔に分割してファジィラベルを設定す
る。
【0019】以上の説明をインキを3種類使用した印刷
インキを調色する際に波長λにおけるファジィラベルを
まとめると次式のようになる。 x1 0=x1/(x1+x2+x3) x2 0=x2/(x1+x2+x3) x3 0=(x1+x2+x3)/100 x4 0=Rtgλ x5 0=t0/tmax x1:1番目のインキの配合 x2:2番目のインキの配合 x3:3番目のインキの配合 Rtgλ:下地の波長λにおける変換反射率 t0:インキの盛量 tmax:想定される最大盛量 x1 0:1番目のインキの配合の観測値 x2 0:2番目のインキの配合の観測値 x3 0:全インキの合計量の観測値 x4 0:下地の波長λにおける反射率の程度の観測値 x5 0:盛量の観測値
【0020】上記における5種類の観測値をファジィ化
するためのメンバーシップ関数をAi1,Ai2,・・
・,Ai5とする。これらの関数は、上記x1 0,x2 0,・・
・,x5 0観測値が全て[0,1]の範囲で正規化されて
いるたため、同様に[0,1]の範囲で、必要に応じ
て、等間隔または不等間隔にni分割し、分割点に対し
てメンバーシップ関数を形成する。メンバーシップ関数
の外形はエクスポネンシャル型など、数種のものが提案
されているが、計算の簡略化とファジィ推論のよって得
られた出力値の平滑性を考えた場合、三角形のものが最
も効果的である。ファジィ推論のためのファジィプロダ
クションルールは次のようになる。 Ri:if F1 is Ai1 and F2 is Ai2 and F3 is Ai3 and F4 is Ai4 and F5 is Ai5 and F6 is Ai6 then y is Bi (i=1,2,・・・,n) ここで、yは後件部の出力概念で、ある条件で作成され
た展色物の実測の分光反射率から計算される光学濃度
と、作成条件から理論的に計算され光学濃度の差の程度
を表すものである。また、Biはi番目の後件部のメン
バーシップ関数である。
【0021】実測の光学濃度と理論光学濃度の差を表す
yは、次式の定義に従って計算される。 y = (K/S)Tλ/(K/S)Rλ (K/S)Tλ:理論計算により求めた波長λにおける光
学濃度 (K/S)Rλ:実測の波長λにおける光学濃度
【0022】このように計算すると、yの値のとり得る
範囲を想定しやすく、かつ推論結果の平滑性を確保しや
すい。例えば、yの範囲を[0.2,2.0]のように想定し
て、この範囲を等間隔または不等間隔にn分割し、後件
部のメンバーシップ関数を規定する。不等間隔に分割す
る場合は、1.0近辺が蜜に、範囲の最小値及び最大値近
辺では疎になるように分割すると、より効果的である。
【0023】本発明では、後件部メンバーシップ関数
を、予めn点の条件で作成された展色物の作成条件と実
測反射率をコンピュータのメモリ上に記憶させ、この情
報を用いて正確なファジィ出力yが得られるように、後
件部メンバーシップ関数とファジィプロダクションルー
ルを調整することを特徴としている。この調整を容易に
行うためには、前述の重心座標を求めて非ファジィ化す
る方法では、調整計算の際に、高次元関数の回帰計算を
行う必要があり、事実上不可能となる。
【0024】そこで本発明では、単純高さ法による非フ
ァジィ化手法を用いて計算を行う。高さ法ではメンバー
シップ関数は、出力概念yに対する広がりを持たず、y
軸上の位置とその高さのみの関数となる。このときの推
論は、次式のようになる。 B0(yi)=[ω1∧B1(yi)]∨[ω2∧B2(yi)]∨・・
・∨[ωn∧Bn(yi)] y0=ΣB0(yi)yi/ΣB0(yi)
【0025】以下、後件部メンバーシップ関数の調整と
ファジィプロダクションルールの調整方法について述べ
る。 調整の第1段階:コンピュータのメモリに記憶させた、
ある条件下で作成した展色物の実測反射率とその条件か
らなる情報の数が少ない場合、即ち、条件を観測値に変
換し、6次元のファジィラベルの同一のセルに1個しか
情報が存在しない場合、Biを高さ1で設定する。ファ
ジィプロダクションルールは、そのセルを発火したと見
做し、前件部の論理からBiが導かれるように、プロダ
クションルールRiを設定する。
【0026】ファジィラベルの同一セルにn個のデータ
が存在した場合は、そのセルの近傍で、それぞれの観測
値が発火するセルに、補外した形でBiの値とそれに対
するファジィプロダクションルールを設定する。前件部
が6の場合、関連する近傍のセルの数は、最大64(=
26)個存在する。n個のデータが関連する方向にそれ
ぞれのメンバーシップ関数Biを推論計算した結果、出
力値と観測値が一致するように、y軸上の位置をシフト
して設定する。これをコンピュータのメモリ上に記憶し
たn個の情報について、全て行う。
【0027】調整の第2段階:ファジィプロダクション
ルールRiの数は、前件部メンバーシップ関数の各次元
のそれぞれの分割数の積に、更に分光反射率の測定波長
数をかけたものとなる。従って、各次元を10個に分割
した場合のルールの数は31×105となり膨大な数と
なるので、全セルを発火することは事実上、無いと考え
てよい。この場合、調整の第1段階で発火しなかったセ
ルについては、発火したセルのプロダクションルールを
補間乃至は補外する。この際、ファジィセルの配置を5
次元の直交座標セルとし、ルールを補外する。
【0028】以上の操作により、波長λにおける理論計
算と実測の光学濃度の補正を推論するための機構を構築
することになる。これにより、正確な光学濃度の予想、
言い換えれば分光反射率の予想が可能となり、目標色に
合致するための調色計算の精度を飛躍的に向上させるこ
とが可能となる。
【0029】(2) 色彩シミュレーション機構 上記にファジィ推論を利用したより正確な分光反射率の
予測計算を可能とする補正方法について説明したが、本
発明では、前記の補正方法を用いて計算されるインキの
配合や紙種、印刷条件に対する予測色を、カラー表示装
置2上に見本色と計算予測色を実画面色として表示する
シュミレーション機構1cを備えている。以下にカラー表
示装置2の上に実画面色を表示する方法について詳細に
説明する。
【0030】インキの配合、紙種、印刷条件に基づいて
計算された分光反射率から観察条件、即ち、光源種とC
IEで定められた標準観察者の観察視野条件に応じて三
刺激値XYZを計算する。この後、次式の1次変換行列
を用いてRGB値に変換する。
【0031】
【数 1】
【0032】ここで、α11〜α33は三刺激値XYZから
RGB座標に変換するための行列値で、γR、γG、γB
はガンマ関数で実際に使用するカラー表示装置2のガン
マ特性に合わせて設定する。
【0033】このRGB値を色彩シュミレーション機構
1cからそのままカラー表示装置2に信号として送って
も、実際に使用するカラー表示装置の発色性により、正
確な色表現は不可能である。そこで、カラー表示装置2
の色彩再現を向上させる手段として、一旦一次変換によ
り計算されたRGB値を、実際に使用するカラー表示装
置2の発色特性に合せて画面色RGB補正機構1dにより
補正する。補正方法にはファジィ推論を用いる。即ち、 RT = R+FR(R,G,B) GT = G+FG(R,G,B) BT = B+FB(R,G,B) FR、FG、FBは、ファジィ推論による補正関数であ
る。
【0034】カラー表示装置2の発色性を補正するデー
タは、RGB値に対するXYZをカラー表示装置の測色
が可能な装置、例えばカラーアナライザ測色装置又は分
光放射輝度計を用いて計測するか、または見本サンプル
の表面色を測定し、そのXYZを求め、見本色と一致す
るRGB値を画面色を視感で比較しながら求めることに
よって得る。このデータを用いて、見本のXYZを一次
変換によって求めたRGB値とカラー表示装置の発色性
に一致するRGB値との差を補正する。補正する手段に
ファジィ推論を用いる場合には、3次元の直交座標系の
アフィン変換となるので、前件部3、後件部3のファジ
ィ推論となる。RGB値のそれぞれを等間隔または不等
間隔に分割しファジィラベルとし、一次変換によって計
算されたRGB値に対する実画面色表示に用いるRGB
値との比の大きさを、0から1の範囲で等間隔または不
等間隔に分割し、後件部のファジィラベルとする。 Ri:if R is Ai1 and G is Ai2 and B i
s Ai3then Rc is Bi1 and GC is Bi2 and Bc
is Bi3(i=1,2,・・・,n) ここで、Rc、Gc、Bcは後件部の出力概念で、三刺激値に
視感的あるいは計測的に一致するRGB信号と、三刺激
値から理論的に計算されRGB信号の差の程度を表すも
のである。またBiはi番目の後件部のメンバーシップ
関数である。
【0035】色彩シミュレーション機構1cでは、見本色
とインキの配合値と紙種、印刷条件等に対する予測色を
上記補正方法により補正して、実画面色に変換しカラー
表示装置2に瞬時に表示する。色彩シミュレーション画
面では、インキの配合や盛量をタッチパネル入力装置2a
から容易に可変設定できるようになっている。
【0036】(3) 電子天秤計量支援機構 電子天秤計量支援機構1eでは、作成したいインキの全量
から、配合計算値に基づく各インキの計量値を計算し、
計量指示を操作者に与える。目標量の90%程度になっ
たらスケールを拡大し、許容範囲以上に計量値がオーバ
ーしたら警告色でスケール表示する工夫を施してある。
また計量値に対する予測色を見本色と共に実画面色とし
て表示する機能を備えている。
【0037】(4) 補正計算機構 補正計算では、インキの計量値に対する展色サンプルを
分光光度計3により計測し、インキの実配合処方と展色
サンプルの表面の分光反射率とを用いて、調色計算のフ
ァジィ推論で用いた補正方法を実行することにより、現
状に即した分光反射率の予測計算状況を確立する。この
上で調色計算することによって、新たな目標色を得るた
めのインキの配合比を高精度に求めることが可能とな
る。
【0038】
【実施例】次に、本発明支援本システムの実施例につい
て説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。 実施例1 本発明システムは、図1に例示したように、パーソナル
コンピュータ1(CPU166MHz、メモリ32M
B、モデム内臓)、タッチパネル装置付きカラー表示装
置2(タッチパネルシステムズ製の超音波走査方式、表
面材質はガラス)、分光光度計3(アメリカ X−Ri
te社製)、電子天秤4(ドイツ ザルトリウス社製、
最小秤量0.01g、最大秤量6200g)、プリンタ
5(レーザー方式、A4サイズ)、バーコードリーダー
6(読み取り幅88mm、LED照射式)を用いてシス
テムを構成し、図2に例示したように、前記パーソナル
コンピュータ1に、印刷インキの調色計算を行わせるこ
とができるファジィ推論を使用した調色計算機構1a、デ
ータベース参照機構1b、及び,色彩シミュレーション機
構1cを搭載し、データベース参照機構1bには、前記計算
機構1aによって計算を実行するための印刷インキの基礎
データ11bと色彩データベース12bをプログラムとして搭
載した。プログラムはオペレーティングシステムがマイ
クロソフト社のWindows '95に対応している。
【0039】上記システムの操作手順について、図3の
フローにより説明する。まず、ステップS1において製造
対象となる紙種や印刷条件をタッチパネル装置2aより入
力した後、ステップS2において見本サンプルであるカラ
ー印刷物の表面の分光反射率を、分光光度計3によって
測定し、測定データをパーソナルコンピュータ1に自動
的に転送して調色計算を実行した(ステップS3)。計算
に要した時間は約3秒で、30通りの配合計算を行い、
その中からインキコスト、演色性の優れた結果順に並べ
替え計算を行い(ステップS4)、最適候補を画面2a上に
表示した(ステップS5)。
【0040】この計算結果に基づき、本発明システムの
電子天秤4によって、色彩シミュレーション機構1cで目
標色と予想色の実画面再現色とCIELAB均等色空間
の座標値を、画面2aに表示しつつ印刷インキを秤量した
(ステップS6,S7)。実画面色の調整には、予めミノル
タ製カラーアナライザ装置CA−100型を用いてカラ
ー表示装置2の16組のRGB信号に対する三刺激値を
計測し、これをRGB信号の補正機構1dでの計算に用い
た。
【0041】色彩シミュレーションでの予測色差は、C
IELABのΔE* abで、1.95であった。またステッ
プS8で実際に印刷した後の印刷物を、見本サンプルを測
定した分光光度計3と同一の分光光度計を使用してステ
ップS9で分光反射率を計測し、見本サンプルの値と比較
したところ、CIELABのΔE* abで、1.63であ
り、色彩シミュレーションとの予測値と比較した場合、
CIELABのΔE* abで、0.45であった。
【0042】実施例2 実施例1と同様に計算条件を設定し、見本サンプルを分
光光度計3で計測して配合計算を行い、最適候補に対し
て電子天秤4の色彩シミュレーション機能を使用してC
IEのΔE* abが0.1以内となるように計量作業を行
い、設定された計算条件とは異なる印刷物を用いて、展
色サンプルを作成した(以上、図3のステップS1〜S
8)。このときの見本サンプルと展色サンプルとの色差
はCIEのΔE* abで2.3であった。この展色サンプル
の分光反射率をステップS9において分光光度計3で計測
し、ステップS10で補正配合を計算し、補正配合に基づ
き本発明システムの電子天秤4での追加計量を、その色
彩シミュレーション機能を使用してCIEのΔE* ab
0.1以内となるように実行した(ステップS7)。この
補正に基づいて再度展色サンプルを作成したところ(ス
テップS8)、見本サンプルとの色差はCIEのΔE* ab
0.32であった。なお、展色サンプルの計測から補正
配合を計算するまでの時間は約2秒であった。
【0043】また、通信回線を利用して直接データサー
バー9に接続してデータを更新したところ、更新に必要
な時間は約30秒程度であり、夜間などの低価格な通信
費用の時間帯に容易に使用対象インキに対する基礎デー
タが得られることから、インキの利用者に対して、容易
にかつ迅速にサービスを提供することができた。
【0044】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、印刷イン
キの調色作業を短時間に行い、かつ高精度の印刷インキ
の配合を算出することが可能であるから。これにより、
少ない修正計算により調合時間を大幅に短縮することも
可能になる。また、操作方法をタッチパネル方式として
簡単化したため、コンピュータの専門知識や特別な操作
訓練が不要で、利用対象者が限定されることはない。更
に、オンラインによりデータベースを補充、更新するシ
ステムとしたので、常に最新の情報に基づいて印刷イン
キ用の調色が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムによる調色装置の概略構成を示
した概念図。
【図2】本発明調色支援システムを構成する各機構の連
繋概念を示すブロック図。
【図3】本発明調色支援システムの操作手順を示すフロ
ーチャート図。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 タッチパネル装置付きカラー表示装置 3 分光光度計 4 上皿式電子天秤 5 プリンタ 6 バーコードリーダー 7 記憶媒体(CD−ROM) 8 モデム 9 データサーバー
フロントページの続き (72)発明者 中 村 眞 人 愛知県岡崎市美合町字入込45番地 日清紡 績株式会社美合工場内 (72)発明者 菅 原 祐 治 東京都中央区京橋2丁目3番地13号 東洋 インキ製造株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ,カラー表示装置,分光光
    度計,電子天秤を具備する印刷用調色システムであっ
    て、目的色を得るための印刷用インキの配合を求める調
    色計算機構と、色彩データファイル、通信回線,記憶媒
    体のいずれかを介して色彩データベースにデータを供給
    するか、又は、データを収集するデータ取扱機構を搭載
    しており、与えられた計算条件と分光光度計にて測定し
    た色彩値及び前記色彩データベースに基づき、前記調色
    計算機構により調色計算結果を前記カラー表示装置に出
    力するとともに、前記電子天秤と前記コンピュータが双
    方向通信することによって計量支援を行うようにした印
    刷用調色支援システム。
  2. 【請求項2】 印刷用調色システムは、コンピュータ,
    カラー表示装置,分光光度計,電子天秤に加え、プリン
    タ装置とバーコードリーダを具備した請求項1記載の印
    刷用調色支援システム。
  3. 【請求項3】 調色計算機構により調色配合を求める
    際、インキの配合,紙種、印刷条件等の印刷条件、展色
    後の分光反射率を予め色彩データベースに格納してお
    き、理論計算にて予測された分光反射率と前記データベ
    ースに格納された実績分光反射率との差をファジィ推論
    により補正し、より正確で合理的な配合計算を行う調色
    計算機構を備えた請求項1又は2記載の印刷用調色支援
    システム。
  4. 【請求項4】 調色計算機構により補正用の調色配合を
    求める際、補正対象のインキの配合,紙種,印刷条件等
    の印刷条件、展色後の分光反射率を基にして、理論計算
    にて予測された分光反射率と展色後の分光反射率との差
    をファジィ推論にて補正し、より正確で合理的な配合計
    算を行う調色計算機構を備えた請求項1又は2記載の印
    刷用調色支援システム。
  5. 【請求項5】 調色計算により得られた目標配合に基づ
    いて電子天秤によりインキを秤量する際、秤量中の配合
    に対応する予想再現色を目標色とともにリアルタイムに
    カラー表示装置に比較表示する請求項1〜4のいずれか
    に記載の印刷用調色支援システム。
  6. 【請求項6】 カラー表示装置には、耐溶剤性の材料を
    使用して形成したタッチパネル装置を付属させ、入力操
    作を簡単ならしめる請求項1〜5のいずれかに記載の印
    刷用調色支援システム。
  7. 【請求項7】 プリンタに配合計算結果や電子天秤によ
    り計量した結果を出力させる際、プリントアウトされる
    印刷媒体に一緒にバーコードを印字しておき、電子計算
    機によって再計算や再表示、或は、残インキ等の処理を
    行う際に、バーコードリ−ダーに前記バーコードを読取
    らせることにより、容易にデータベースを参照できる機
    構を備えた請求項2〜6のいずれかに記載の印刷用調色
    支援システム。
JP10294700A 1997-10-03 1998-10-02 印刷用調色支援システム Pending JPH11235810A (ja)

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