JP2005088761A - 給油口用ストレーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】給油時のオイルの流れがフロートに当たることを防止して、液面の高さを正確に検出することを可能にする給油口用ストレーナを提供する。
【解決手段】本発明の給油口用ストレーナは、上下方向に設けたガイド孔7と、このガイド孔7に上下動自在に挿通されるオイルレベルゲージ用のフロート10とを有する。そして、少なくともオイルが基準液面となったときは、フロート10の下端がガイド孔7内に収納されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、建設機械等、各種重機に備え付けられるオイルタンクの給油口に装着され、給油中に不純物がオイルタンク内に入り込まないようする給油口用ストレーナに関し、詳細には、液面位置を検出可能にするオイルゲージ用のフロートを備えた給油口用ストレーナに関する。
一般的に、上記した給油口用ストレーナ(以下、単に「ストレーナ」とも称する)は、カップ状に形成されたフレームの周囲に沿って網体を固着して構成されており、これを給油口に嵌め込むようにして装着している。給油口に、このようなストレーナを装着した後、給油ホースを差し込んで給油を行なうことで、不純物を網体でキャッチすることが可能となる。
ところで、給油口にこのようなストレーナが装着されると、給油時にオイルタンク内の液面高さを外部から視認することができない。そこで、特許文献1や特許文献2に開示されているように、ストレーナに液面の上昇に応じて浮上するオイルレベルゲージ用のフロートを設けた構成が知られており、給油者は、このフロートの上昇を見て液面が適正位置に達したことを認識できるようにしている。具体的には、特許文献1には、液面の上昇に応じて浮上するフロートがストレーナ本体内に昇降可能に支持された構造が開示されており、特許文献2には、液面の上昇に応じて浮上するように、ロッドに装着された球状のフロートがストレーナ本体の外部下方に昇降可能に支持された構造が開示されている。
実用新案第2508286号公報 特許第3147688号公報
しかしながら、上記した特許文献1に開示されたストレーナは、フロートがストレーナ本体の内側に支持されているため、給油ホースを差し込んで給油する際、オイルの流れがフロートに当たってしまい、フロートの安定性が失われて上下に動いてしまい、正確に液面の高さを検出することができないという問題がある。
また、上記した特許文献2に開示されたストレーナは、フロートがストレーナ本体の外部に支持されており、特許文献1の構成のように、給油時にオイルが直接フロートに当たることは防止できるが、ストレーナの周壁は網体で形成されているため、給油時のオイルの流れはこの網体を通過してフロート(特に外部露呈した状態の球状の浮き部分)に当たってしまい、この結果、オイルが基準液面高さになってもフロートの安定性が失われ、正確に液面の高さを検出することができないという問題がある。
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、給油時のオイルの流れがフロートに当たることを防止して、液面の高さを正確に検出することを可能にする給油口用ストレーナを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明に係る給油口用ストレーナは、上下方向に設けたガイド孔と、このガイド孔に上下動自在に挿通されるオイルレベルゲージ用のフロートとを有しており、少なくともオイルが基準液面になったときは、フロートの下端が前記ガイド孔内に収納されることを特徴とする。
上記した構成によれば、給油口用ストレーナを各種重機の給油口に装填し、給油ホースを差し込んで給油する際、前記フロートは、最初、ガイド孔の最下端位置に位置しているが、給油したオイル量の増加に伴い、その液面によってフロートが浸り出すと、その浮力によって上昇する。このフロートが浮力によって上方に移動し、少なくともオイルが基準液面になると、フロートは、ガイド孔内に収納された状態になっているため、給油時のオイルの流れの影響を受けなくなり、液面の高さを正確に検出することが可能となる。
本発明の給油口用ストレーナによれば、給油時において、オイルが基準液面になるとオイルの流れが、オイルレベルゲージ用のフロートに当たることが防止されるため、フロートが安定して正確に液面の高さを検出することが可能になる。
以下、本発明に係る給油口用ストレーナの実施形態を添付図面に沿って具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明に係るストレーナの第1の実施形態を示す図であり、図1は、ストレーナの縦方向断面図、図2は、図1のA−A線に沿った断面図、図3は、図1に示すストレーナを給油口に装着した状態を示す縦断面図、図4は、ストレーナを給油口に装着した後、オイル液面が上昇した状態(基準液面の状態)を示す縦断面図、そして、図5(a),(b)は、それぞれフロートの構成例を示す図である。
ストレーナの本体1は、上方に開口する有底の筒形状(略カップ状)に形成されており、本実施形態においては、オイルタンク20の給油口21の径に対応する有底の円筒形状に形成されている。本体1は、それ自体の剛性を維持し、破損を防止するためのフレーム体3と、不純物を濾過しながらオイルをオイルタンク内に向けて透過させる網部5とを備えている。この場合、フレーム体3は、給油口の縁から所定長さ下方に伸びる筒状に形成された上部フレーム3a、図2に示すように円形のフレームとその中に架設した十字状のフレームで形成された底部フレーム3b、上記両フレームを連結する略同じ間隔でストレーナ本体1の上下方向(開口から底部方向)に配設された複数の縦フレーム3c、及び縦フレーム3cをその略中間位置において周方向に連結する1本の横方向フレーム3dによって形成されている。なお、この横方向フレームは、複数本形成されていても良いし、全く形成しなくても良い。そして、上部フレーム3aの上端開口位置には、径方向外側に膨出し、オイルタンク20の給油口21に係止されるフランジ3eが形成されている。また、網部5は、これらフレーム間を覆って本体1の周壁や底壁を形成している。
前記フレーム体3を構成する複数のフレームの内、給油口21に装着された際、本体1の軸長方向(上下方向)に延出した状態となる縦フレーム3cの1つには、中空状で上下が開口したガイド孔7が一体形成され、この縦フレーム3cは管状に形成されており、このガイド孔7に、上方の開口7aからオイルレベルゲージ用のフロート10が上下動自在で抜き取り可能に挿通されている。
この場合、ガイド孔7は、1つの縦フレーム3cにおいて、ストレーナ本体1の内側に向けて略円柱形状に膨出形成された膨出部3c´の軸方向に沿ってストレーナ本体1の上部から底部にかけて上下方向に形成されており、長手方向に略同一の径となる断面円形で、挿通されたフロート10が上下動できるように、フロートの径よりも大径に形成されている。なお、ガイド孔7が形成される部分は、上記した縦フレーム3c部分であっても良いし、縦フレームが配置される位置とは別位置で、本体1の周壁に対して、内側に膨出形成、或いは外側に膨出形成、もしくは内側及び外側に膨出形成される膨出部に形成しても良く、また、ストレーナ本体1と別体に形成しても良い。
上記したようなガイド孔を備えたフレーム体3と網部5によって構成されるストレーナの本体1は、合成樹脂や金属等の材料で一体形成することが可能である。或いは、フレーム体3と網部5を別体で形成しておき、網部5をフレーム体3に対して接着等により取着することで形成しても良い。
前記フロート10は、ブロー成形によって断面が円形(円柱状)の中空の棒状部材として構成されており、その上方側が細径のロッド部10a、下方側がオイルに対し浮力を有する太径のフロート部10bとなっている。この場合、ロッド部10aとフロート部10bは、全体が中空状に形成されていても良いが、例えば、図5(b)に示すように、ロッド部10a部分が中実に形成されていても良い。或いは、中空部を形成することなく、発泡体で形成したり、また、給油するオイルより比重の軽い材料で一体形成しても良い。また、フロート10の外面は、例えば、図5(a)に示すように、使用される重機で定められた最大収容オイル量(基準液面)を視認できるように、ロッド部10aをS1,S2のように色分けしたり、最大収容オイル量に達し上昇したときのガイド孔7の上部開口該当位置に印S2等を設けておくことが好ましい。
そして、フロート10は、下方側のフロート部10bからガイド孔7の上方開口7aに差し込んでガイド孔内に挿通可能となっており、その上端部に周方向に突出するストッパ10cを形成することで、ガイド孔の開口7aに当接して脱落が防止される。なお、フロート10の長さは、ガイド孔7の軸方向長さより短くても良いし、図3に示すように、ガイド孔7の下端の開口7bから突出するように長く形成されていても良い。ただし、図3に示すように、フロート10の下端が開口7bから突出する長さとした場合、オイル液面が上昇してフロート10が上昇したとき、その下端がガイド孔7内に収納される程度の長さに形成される。具体的には、少なくともオイルが基準液面に達する際に、フロート10の下端がガイド孔7内に収納される程度の長さであれば良い。
以上のように構成されるストレーナは、図3に示すように、図示されていない給油口用キャップを取り外した後、その本体1がオイルタンク20の給油口21に差し込んで嵌着される。このとき、上部フレーム3aの上端開口位置に形成されたフランジ3eが給油口21の受部21aに係合して配置される。そして、この状態で本体1の上方開口部分に給油ホース(図示せず)を差し込んで給油を行なう。
この場合、フロート10は、フレーム体3に管状に形成されたガイド孔7内に差し込まれた状態になっているため、給油口21の内周面や給油ホースと接触することがなく、本体1の差し込み時に邪魔になったり給油時に破損等することが防止される。すなわち、ストレーナ本体をスムーズに給油口21に取り付けできる。
そして、給油により、オイルタンク内の液面位置が上昇し、ガイド孔7の下端の開口7bを通じて液面がフロート10のフロート部10bの下端に接すると、フロート10が上昇し始め、図4に示すように、所定の基準液面になったことが、フロート10に設けられた色分け、印等で視認することができ、それによって給油を終わらせることができる。この際、フロート部10bが上昇し始めると、その下端は、ガイド孔7内に収納されるようになるため、フロート10は、オイルの流れに影響を受けることが無くなって安定した状態で上昇することができ、さらにオイルが基準液面になった時もフロート10の下端(フロート部10b)は、ガイド孔内に収納されており、給油時のオイルの流れが直接フロート10に当たることが防止されるため、正確に液面の高さを検出することが可能になる。その後、フロート10を押し込みながら給油口21のキャップを閉じることで、フロート10は、ガイド孔7内に位置した状態で本体に保持された状態となる。
上記した構成では、フロート10が抜き取り可能に構成されていることから、フロートのみを容易に交換することができ、かつ上端部に周方向に突出するストッパ10cを形成したことで、オイルタンク内のオイル量が減ったことによって、誤ってオイルタンク内へフロートを脱落させてしまうこともない。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態において、上記した第1の実施形態と同様な構成要素については、同一の参照符号を付し、詳細な説明については省略する。
図6〜図9は、本発明に係るストレーナの第2の実施形態を示す図であり、図6は、ストレーナの縦方向断面図、図7は、図6のB−B線に沿った断面図、図8は、図6に示すストレーナを給油口に装着した状態を示す縦断面図、そして、図9は、ストレーナを給油口に装着した後、オイル液面が上昇した状態(基準液面の状態)を示す縦断面図である。
上記した実施形態と同様、フレーム体3を構成する複数のフレームの内、縦フレーム3cの1つには、ストレーナ本体1の内側に半円柱状に膨出させた膨出部3fが形成されており、ここに中空状で上方が開口したガイド孔7が一体形成されている。そして、このガイド孔7に、上方の開口7aからオイルレベルゲージ用のフロート10が上下動自在で抜き取り可能に挿通されている。この場合、膨出部3fの下端には、底部12が形成されており、フロート10が下方へ移動できないように、その移動を規制している。また、ガイド孔7が形成されている膨出部3fには、その外側、及び底部12において、ガイド孔7に連通する複数の開口孔13が形成されており、オイルが自由にガイド孔7内に流入できるように構成されている。
以上のように構成されるストレーナは、図8に示すように、図示されていない給油口用キャップを取り外した後、その本体1がオイルタンク20の給油口21に差し込んで嵌着される。この状態で給油を行い、オイルタンク20内の液面位置が上昇すると、ガイド孔7の底部12、及び膨出部3fに複数形成された開口孔13を通じて、オイルがガイド孔7内に流入し、これによりフロート10が上昇し始め、図9に示すように、所定の基準液面になったことが、フロート10に設けられた色分け、印等で視認することができる。
このような構成によれば、フロート10は、ガイド孔7内に完全に収容された状態にあるため、フロート10は、直接オイルの流れに影響を受けることが無く、安定した状態で上昇し、オイルが基準液面になった時も正確に液面の高さを検出することが可能になる。なお、上記した構成において、膨出部3fに形成される開口孔13の位置、個数、大きさについては、適宜変形することが可能である。また、開口孔の代わりに、中間部分でフロート10をストレーナ本体1の外側に露出させるような切欠部を形成しても良い。
図10〜図13は、本発明に係るストレーナの第3の実施形態を示す図であり、図10は、ストレーナの縦方向断面図、図11は、図10のC−C線に沿った断面図、図12は、図10に示すストレーナを給油口に装着した状態を示す縦断面図、そして、図13は、ストレーナを給油口に装着した後、オイル液面が上昇した状態(基準液面の状態)を示す縦断面図である。
上記した実施形態と同様、フレーム体3を構成する複数のフレームの内、縦フレーム3cの1つには、外側に半円柱状に膨出させた膨出部3gが形成されており、ここに中空状で上方が開口したガイド孔7が上下方向に一体形成されている。そして、このガイド孔7に、上方の開口7aからオイルレベルゲージ用のフロート10が上下動自在で抜き取り可能に挿通されている。ガイド孔が形成される膨出部3gは、フロート10の上端部に形成されたストッパ10cがガイド孔7の開口7aに当接した状態で、フロート10の下端がガイド孔7の下端開口7bから露出する長さに形成されている。具体的には、オイルが基準液面近傍に達する際に、フロート10の下端がガイド孔内に収納される程度の長さになっている。また、ガイド孔7が形成されている膨出部3gには、その外側において、ガイド孔7に連通する複数の開口孔13が形成されており、オイルが自由にガイド孔内に流入できるように構成されている(オイルはガイド孔7の下端開口7bから流入できることから、上記した開口孔13は形成しなくても良い)。
以上のように構成されるストレーナは、図12に示すように、図示されていない給油口用キャップを取り外した後、その本体1がオイルタンク20の給油口21に差し込んで嵌着される。この状態で給油を行い、オイルタンク20内の液面位置が上昇すると、ガイド孔7の下端開口7b、及び膨出部3g外側に複数形成された開口孔13を通じて、オイルがガイド孔7内に流入し、これによりフロート10が上昇し始め、図13に示すように、所定の基準液面になったことが、フロート10に設けられた色分け、印等で視認することができる。
このような構成においても、フロート10は、給油開始時ではガイド孔7からその下端(フロート部10b)が突出しているが、オイルの液面が上昇するに伴って上昇し、基準液面になったときはフロート10の下端がガイド孔7内に収容される状態になることから、オイルの流れに影響を受けることが無く、正確に液面の高さを検出することが可能になる。
図14〜図17は、本発明に係るストレーナの第4の実施形態を示す図であり、図14は、ストレーナの縦方向断面図、図15(a)は、図14のD−D線に沿った断面図、図15(b)は、図14のE−E線に沿った断面図、図16は、図14に示すストレーナを給油口に装着した状態を示す縦断面図、そして、図17は、ストレーナを給油口に装着した後、オイル液面が上昇した状態(基準液面の状態)を示す縦断面図である。
上記した実施形態と同様、フレーム体3を構成する複数のフレームの内、縦フレーム3cの1つには、内側に略円柱状に膨出させた膨出部3hが形成されており、ここに中空状で上方が開口したガイド孔7が上下方向に一体形成されている。そして、このガイド孔7に、上方の開口7aからオイルレベルゲージ用のフロート10が上下動自在で抜き取り可能に挿通されている。ガイド孔が形成される膨出部3hの下端には、フロート10の下端領域を収容するノズル15が、底部フレーム3bから突出するように底部フレームと共に一体形成されており、フロート10の上端部に形成されたストッパ10cがガイド孔7の開口7aに当接した状態で、フロート10の下端はノズル15内に収容されるようになっている。この場合、ノズル15にガイド孔7が延設され、その下端には、開口15aが形成されており、この開口を介してオイルがガイド孔7内に流入するようになっている。なお、ガイド孔7が形成されている膨出部3hには、その外側において、ガイド孔7に連通するように、上記した実施形態と同様、複数の開口孔を形成しておいても良い。
以上のように構成されるストレーナは、図16に示すように、図示されていない給油口用キャップを取り外した後、その本体1がオイルタンク20の給油口21に差し込んで嵌着される。この状態で給油を行い、オイルタンク20内の液面位置が上昇すると、ノズル15の下端開口15aを通じて、オイルがガイド孔7内に流入し、これによりフロート10が上昇し始め、図17に示すように、所定の基準液面になったことが、フロート10に設けられた色分け、印等で視認することができる。
このような構成によれば、オイル液面がフロート10に達する以前からオイルの流れがフロート10に当たることがないため、フロート10の破損が防止され、また、フロート10は、オイルの流れに影響を受けることが無いので、安定した状態で上昇し、オイルが基準液面になった時も正確に液面の高さを検出することが可能になる。また、オイルの基準液面がストレーナ本体10より下方でも、ノズル15を適宜下方に延設すれば適用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明に係るストレーナは、図に示した構成に限定されることは無く、種々変形することが可能である。
例えば、フレーム体3の形状は、全体として略カップ形状に形成されていれば良く、フレーム体を構成するフレームの配置構成は適宜変形することが可能である。また、ガイド孔7は、フレーム体3を構成するフレームの内、軸長方向に延出するフレーム部分に形成される以外にも、単に、上下方向にフロートを案内できるように構成されたものであれば良く、フレーム体3とは個別に形成されたり、本体1に取着されるものであっても良い。また、ガイド孔7については、その孔形状、軸方向長さ、肉厚、個数等は適宜変形することが可能であり、ガイド孔7、及びガイド孔が形成される部分(膨出部、縦フレーム等)は、フロート10を安定して上下動させるように構成されたものであれば良い。さらに、フロート10の形状、構成材料についても適宜変形することが可能であり、例えば、ガイド孔7から抜き取りできない構成であっても良い。
本発明に係るストレーナの第1の実施形態を示す図であり、ストレーナの縦方向断面図。 図1のA−A線に沿った断面図。 図1に示すストレーナを給油口に装着した状態を示す縦断面図。 ストレーナを給油口に装着した後、オイル液面が上昇した状態を示す縦断面図。 (a),(b)は、それぞれフロートの構成例を示す図。 本発明に係るストレーナの第2の実施形態を示す図であり、ストレーナの縦方向断面図。 図6のB−B線に沿った断面図。 図6に示すストレーナを給油口に装着した状態を示す縦断面図。 ストレーナを給油口に装着した後、オイル液面が上昇した状態を示す縦断面図。 本発明に係るストレーナの第3の実施形態を示す図であり、ストレーナの縦方向断面図。 図10のC−C線に沿った断面図。 図10に示すストレーナを給油口に装着した状態を示す縦断面図。 ストレーナを給油口に装着した後、オイル液面が上昇した状態を示す縦断面図。 本発明に係るストレーナの第4の実施形態を示す図であり、ストレーナの縦方向断面図。 (a)は、図14のD−D線に沿った断面図、(b)は、図14のE−E線に沿った断面図。 図14に示すストレーナを給油口に装着した状態を示す縦断面図。 ストレーナを給油口に装着した後、オイル液面が上昇した状態を示す縦断面図。
符号の説明
1 ストレーナの本体
3 フレーム体
3c 縦フレーム
3c´,3f,3g,3h 膨出部
5 網部
7 ガイド孔
10 フロート
20 オイルタンク
21 給油口

Claims (4)

  1. 上下方向に設けたガイド孔と、このガイド孔に上下動自在に挿通されるオイルレベルゲージ用のフロートとを有する給油口用ストレーナであって、少なくともオイルが基準液面になったときは、フロートの下端が前記ガイド孔内に収納されることを特徴とする給油口用ストレーナ。
  2. 前記フロートが下方にあるときは前記フロートの下端がガイド孔の下方へ突出することを特徴とする請求項1に記載の給油口用ストレーナ。
  3. 前記ガイド孔は、フロートの下方への移動を規制する底部を有することを特徴とする請求項1に記載の給油口用ストレーナ。
  4. 前記ストレーナの下方にノズルを突設し、このノズルにガイド孔を延長して設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の給油口用ストレーナ。
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