JP2005088623A - 自動二輪車のメータ取付構造 - Google Patents

自動二輪車のメータ取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 着脱が容易で、スタイルと重厚性に優れた、自動二輪車のメータ取付構造を提供ことを目的とする。
【解決手段】 フューエルタンク1上に配設したメータ取付カバー3にメータ2を配設した自動二輪車において、メータ2を、メータ取付カバー3に、取付ブラケット7を介して取り付けるとともに、該取付ブラケット7の一部に一方向を向いた被係止部材7aを設けるとともに、前記フューエルタンク1側に前記被係止部材を係止する係止部材5aを設けることによって、フューエルタンク1上にメータ取付カバー3を係止した。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車のフューエルタンク上に配設されるメータのメータ取付構造に関し、特に、所謂アメリカンタイプの大型自動二輪車に好適なメータ取付構造に関する。
自動二輪車の場合にも、他の製品と同じく多様化が進み、種々のタイプの自動二輪車が市場に提供されている。
そして、各自動二輪車は、それぞれ目的にあった形態を有する。
近年、大型の自動二輪車の場合、排気量が次第に大きくなる傾向にある。この大型の自動二輪車の一種として、米国を中心に所謂「アメリカン」と呼ばれるタイプのものがあり、この「アメリカン」タイプの自動二輪車は、基本的に、排気量に関係なく側面視において二つシリンダがV型に配置された「Vツイン」と呼ばれるV型2気筒のエンジンが使用され、しかも自動二輪車としては低速型のエンジンが原動機として搭載されている。
そして、ライダーは、この「アメリカン」タイプの自動二輪車の有する、大きな且つシート位置の低い車体に跨がって、前記エンジンの発する低い振動数の振動を感じて楽しむ。
ところで、前記「アメリカン」タイプのものを中心に大型の自動二輪車の場合、メータはフューエルタンク上に配置されて、ライダーがメータを視認できるよう配慮されているものが多い(特許文献1参照)。
特に、「アメリカン」タイプの自動二輪車の場合、シート位置が低いことに起因して、自動二輪車にとって一般的となっているハンドル近傍へメータを配置すると、メータを視認しずらく、このため、「アメリカン」タイプの自動二輪車の殆どのものがフューエルタンク上にメータを配置した構成となっている。
また、前記「アメリカン」タイプの自動二輪車の場合、そのスタイルや外観の重厚性が評価の重要な対象となる。このため、各メーカは、種々の工夫を凝らしている。また、このような目的のため、ユーザサイドで、メータやメータ取付カバーを別のものに取り替えたりするようなことが行われ、従って、これらの着脱の容易なものがユーザにとって好ましいものとなる。
日本国特開2001−138974号公報。
本発明は、前述したような現況に鑑みておこなわれたもので、着脱が容易で、スタイルと重厚性に優れた、自動二輪車のメータ取付構造を提供ことを目的とする。
本第1の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造は、フューエルタンク上に配設したメータ取付カバーにメータを配設した自動二輪車において、
前記メータを、メータ取付カバーに、取付ブラケットを介して取り付けるとともに、該取付ブラケットの一部に一方向を向いた被係止部材を設けるとともに、前記フューエルタンク側に前記被係止部材を係止する係止部材を設けることによって、フューエルタンク上にメータ取付カバーを係止したことを特徴とする。
本第2の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造は、フューエルタンク上に配設したメータ取付カバーにメータを配設した自動二輪車において、
前記フューエルタンク上面から上方を向けてフューエル供給口を突設すると共に、前記メータ取付カバーに該フューエル供給口を上方に露呈させる開口部を形成し、
該メータ取付カバーの開口部の近傍に、該メータ取付カバーをフューエルタンク側に取着する取付穴を形成し、
且つ、フューエルタンク側に前記取付穴を貫通する取付ボルトあるいは該取付ボルトに螺合する取付ナットのいずれか一方を形成するとともに、前記フューエル供給口を開閉自在に蓋をするフューエルキャップの固定部に前記取付穴と共締めされる取付穴を形成して、
前記メータ取付カバーの取付穴とフューエルキャップの取付穴に、前記取付ボルトを貫通させて、前記取付ナットでフューエルタンク側にメータ取付カバーとフューエルキャップとを螺着したことを特徴とする。
本第3の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造は、フューエルタンク上に配設したメータ取付カバーにメータを配設した自動二輪車において、
前記フューエルタンク上面に、前記メータ取付カバー取着部に対応した凹部を形成し、この凹部にメータ取付カバーを半没状に収容したことを特徴とする。
前述のように構成された本第1の発明にかかる自動二輪車のメータ取付カバーによれば、メータ取付カバーをフューエルタンク側に簡単に係止することが可能となり、生産時のメータおよびメータ取付カバーの組み付が容易になり、またユーザが好みのメータあるいはメータ取付カバーと交換するとに容易に着脱することができる。もちろん、メータ取付カバーの他の部分に、固定機構を設けて、前記係止(係着)と相まって、該メータ取付カバーをフューエルタンク側に固定することが可能となる。ここで、固定機構としては、螺着その他の種々のものが適用可能となる。
また、前述のように構成された本第2の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造によれば、フューエルタンク側にメータ取付カバーをフューエルキャップの取付と一緒におこなうことができ、組立の容易な構造を実現できる。また、外観上も、フューエルキャップによって取付部分が隠れることから、取付ボルトあるいはナット等が見えない優れた外観を呈する。従って、前記第1の発明にかかるメータ取付構造と併用することによって、優れた外観で且つメータを装着したメータ取付カバーを簡単に着脱できる構成を実現できる。
また、前述のように構成された本第3の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造によれば、メータ取付カバーが半没状態でフューエルタンク上に設けられることから、メータ取付カバーとフューエルタンクとの一体感が強調されて、全体的に重厚な感じを見る人に与える構成を実現できる。
また、前記第1の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造において、前記メータ取付カバーの被係止部材の形成位置から離間した位置に、該被係止部材と係止部材との係止によって残る方向の自由度を拘束する固定機構を設けると、メータを取り付けたメータ取付カバーを、係止と固定機構によって、確実にフューエルタンク上に取り付けることができる。
また、前記第1の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造において、前記固定機構が、取付ボルトと、それに螺合するナットから構成されていると、簡単で且つ現実的な構成となる。
また、前記第2の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造において、前記メータ取付カバーの取付穴とフューエルキャップの取付穴がそれぞれ二つ並設され、二箇所において取り付けられていると、さらに強固に且つ確実に固定できる構成となる。
また、前記第2の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造において、前記フューエルタンク側に取付ナットを固着するとともに、この取付ナットに、前記メータ取付カバーの取付穴とフューエルキャップの取付穴を貫通するように前記取付ボルトを螺着させるような構成としてもよい。
また、前記第3の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造において、前記凹部が、該凹部の周縁に凹部の最も低い位置から下り勾配を有して続く部分を少なくとも一部に形成し、凹部に溜まろうとする水をメータ取付カバーの外に排出できるよう構成されていると、雨水等の凹部に溜まろうとする水を常に外部に排出できる構成となる。
また、前記第1〜3のいずれか1の発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造において、前記メータ取付カバーが、ダイキャスト製であると、その材質が醸しだすことによって生じる、重厚性に富んだ好ましい構成のメータ取付構造となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例にかかる自動二輪車のメータ取付構造について具体的に説明する。
図1は本発明の実施例にかかる自動二輪車の全体の構成を示す左側面図、図2は図1に示す自動二輪車のフューエルタンクとその上に配置されるメータを具備したメータ取付カバー等の構成を示す分解斜視図、図3は図1に示す自動二輪車の上面にメータ取付カバーが配置されたフューエルタンク部分の一部断面した部分拡大斜視図、図4は図3に示すメータ取付カバー部分のフューエルタンク側への取付構造を示す一部断面した部分拡大斜視図、図5は図4に示す取付構造を別の角度から見た図4のV−V矢視図、図6はメータ取付カバーの後部におけるフューエルタンク側への固定機構を示すフューエルキャップ配置部分近傍の一部断面した部分拡大斜視図である。
図1に図示するように、本実施例にかかる自動二輪車50は、所謂「アメリカンタイプ」の自動二輪車で、排気量的にも所謂「ビッグバイク」と呼ばれる大型の自動二輪車である。
そして、この自動二輪車50は、図1において破線で示す車体フレーム50Fのメインパイプ50f上には、大型のフューエルタンク1が搭載されており、そのフューエルタンク1の下方には、V型に二つのシリンダ40A,40Bが側面視においてV型になるよう配設されている。
そして、前記フューエルタンク1の車体後方には、ライダー用のシート42と、これに隣接してその後方にパッセンジャー用のシート43が配設されている。
前記フューエルタンク1上には、前記シート42に跨がったライダーが容易に視認できるように、後方で低くなるように傾斜して、メータ2(図1において後述するメータカバー14の内方に隠れている)が配置されている。
このメータ2は、フューエルタンク1上に配置されるメータ取付カバー3に配設されており、このメータ取付カバー3の略中央の部位には、フューエルキャップ4が開閉自在に配置されている。前記メータ取付カバー3は、この実施例の場合、アルミダイキャスト製のもので構成されている。また、このメータ取付カバー3も、後方で低くなるように傾斜している。
このメータ取付カバー3は、フューエルタンク1上に以下のように取着されている。つまり、図2に図示するように、フューエルタンク1上には、後方且つ斜め上方に向けて左右一対に2本のピン5aを有する取付金具5が溶接により一体に配設されている。一方、この取付金具5には、メータ取付カバー3側に一体に配設される取付ブラケット7が取着されることによって、メータ取付カバー3の前端部がフューエルタンク1側に係着されるよう構成されている。
そして、前記取付ブラケット7は、前端部に被係止部7Aを有し、この被係止部7Aには、前端に前記取付金具5のピン5aに対向するようダンパー8を保持する係着穴7aが形成され、この係着穴7aに挿着されるダンパー8の穴に前記フューエルタンク1側のピン5aが挿着可能になっている。
また、この取付ブラケット7は、一部切り欠いて内部が丸穴7bになったリング状の前アーム部7Bを前端部に左右一対有し、この丸穴7b内に、弾性部材(この実施例ではゴム製)からなるリング状のダンパー8を保持できるよう構成されている。そして、この前アーム部7Bは、前記被係止部7Aの内側方に隣接してそれぞれ形成されている。また、この実施例では、図2、図4、図8(c)に図示するように、前記被係止部7Aは、該取付ブラケット7の主部7Gに対して下方且つ後方に略130度程度屈曲されることによって、前記ピン5aに対向するよう構成されている。
前記前アーム部7Bは、この実施例の場合、図4、図5あるいは図8(b),(c)に図示するように、メータ2の底面の一部が下方に突出しているのに対応させるために、前記主部7Gに対して下方に1段下がるように段付けされている。
さらに、この取付ブラケット7は、前記前アーム部7Bと略同様の構成からなる、丸穴7dを有するリング状の後アーム部7Dを、後端部に左右一対有する。
そして、前記取付ブラケット7には、前記メータ取付カバー3にボルト19によりボルト止めするための、取付穴7cが左右に一対設けられている。
そして、この取付ブラケット7の前記丸穴7bに配装されたダンパー8に、前記メータ2の底面から下方に突設された取付用の突起2bが挿着されることによって、該取付ブラケット7にメータ2が位置決めされ、該メータ2の後端部2Bは前記取付ブラケット7の後端部に配設されるダンパー8上に載置される。
そして、図2、図4等に図示するように、前記メータ2の上端部には、メータ2の表示部2Aの周囲と、操作ボタン2Bの周囲を囲む開口9a,9bを有するダンパー9が載置され、このダンパー9を介して、該メータ2は、メータ取付カバー3に下方から取着される。このダンパー9も、弾性部材(この実施例ではゴム製)から構成されている。
そして、図2、図7に図示するように、前記メータ取付カバー3には、前記メータ2の表示部2Aを上方に露出させるための開口3Aと、前記操作ボタン2Bを上方に露出させる開口3Bと、フューエルキャップ4を上方に露出させるための開口3Cが形成されている。また、この実施例では、このメータ取付カバー3の後端部に、該メータ取付カバー3をフューエルタンク1側に取着するためのねじ10(図2参照)を挿通するための取付穴3cが形成されている。
さらに、図4に図示するように、このメータ取付カバー3の底面には、前記取付ブラケット7を取付ボルト19を介して、取着するための取付穴3gを有する取付柱座3Gが、前記開口3Aの両側方の部位から、下方に向かって突設されている。
ところで、このメータ取付カバー3は、全体が立体的な形状を有する。つまり、このメータ取付カバー3の周縁には、下方に向けて延設された周壁3Fを一体に有している。そして、前記フューエルタンク1は、図1に図示するように、側面視において明らかなように、ラウンド状の上面1Fが概略水平な状態に配置されているのに対して、前記メータ取付カバー3は、メータ2が前記シート42に跨がったライダーが見易いように、該メータ取付カバー3の前部が上方に上がり後部側が低くなった状態で傾斜するように配置されている。このため、このメータ取付カバー3の周壁3Fは前部の壁面が高く後部側にゆくにしたがって低くなり、且つ図1に図示するように、該周壁3Fの下端3uは、前記フューエルタンク1の上面のラウンド状に合致するようにラウンド状になっている。
また、前記フューエルタンク1は、図2に図示するように、前記メータ取付カバー3が配設される部分が下方に凹んだ形状となっており、この凹んだ部分1Hに、メータ取付カバー3に一体に取り付けられた前記メータ2等が半没状態で収納される。そして、前記凹んだ部分1Hの最も低い部分から該凹んだ部分1Hの周縁に次第に低く傾斜し排出溝として機能する傾斜部1hがこの実施例では後方へ向けて形成され、この凹んだ部分1Hには水等が溜まらないように構成されている。
また、図2、図3に図示するように、前記メータ取付カバー3自体からも、下方に向けて、柱状部材3Kが突設されており、この柱状部材3Kの下端には、弾性部材(この実施例ではゴム製)12が取着され、この弾性部材12を介して、メータ取付カバー3がフューエルタンク1の上面に接触(あるいは略接触)するよう構成されている。
また、フューエルタンク1の、前記メータ取付カバー3の前記取付穴3cに対応する箇所には、前記取付穴3cに挿通されるボルト10が螺合するめねじ穴13aを有する取着ブラケット13が該フューエルタンク1側に一体に形成されている。
ところで、前記実施例では、メータ取付カバー3の後端部を前述のようにボルト10によって螺着するよう構成していたが、これに代えて、図6に図示するように構成することもできる。つまり、メータ取付カバー3の取付を美観的により優れた構成とするために、メータ取付カバー3の後端を固定する前記ボルト10(図2参照)に代えて、図6に図示するように、フューエルキャップ4をフューエルタンク1側に固定する固定ボルト20を該メータ取付カバー3の取付用のボルトとして兼用させた構成とすることができる。この場合、フューエルキャップ4を閉じた状態では、前記ボルト20はフューエルキャップ4の下方に隠れた状態となる。このボルト20をフューエルタンク1側に固着されたナット21側に取り付ける際には、前記フューエルキャップ4のヒンジピン22を取り外した状態にして、ボルト20をナット21に螺着し、その後、前記ヒンジピン22をセットして、該フューエルキャップ4とフューエルタンク1の取付金具1Jをヒンジ結合させればよい。
ところで、この実施例にかかるメータ取付構造の場合、前記メータ取付カバー3に取り付けられたメータ2の外周縁に、図2に図示するようにリング状のメータカバー14が配設され、メータ2部分の重厚性を増加させるよう構成されている。そして、このメータカバー14は、図4に図示するように所謂「スピードナット」とよばれる係着手段27を介して前記メータ取付カバー3およびダンパー9側に取着するよう構成しているが、重厚性を増すためには、ステンレスボルト等を使用してメータ取付カバー3側に固定するように構成してもよい。ところで、このメータカバー14は、本実施例では、アルミダイキャスト製のもので構成されている。しかし、他の材質のもの、例えば、ステンレススチール製のものでも、あるいはスチールの表面をメッキしたような構成、あるいはプラスチック製のもので構成することも勿論可能である。
しかして、前述のように構成された本発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造によれば、以下のような作用効果を奏する。つまり、
メータ2を一体に取着したメータ取付カバー3の前端部は、該メータ取付カバー3と一体になった前記取付ブラケット7の係着穴7aを、前述のフューエルタンク1側に形成されたピン5aに差し込むことによって係着することができ、該メータ取付カバー3の後端部は、ボルト10によってフューエルタンク1側に固定することができる。従って、極めて容易且つ迅速にメータ取付カバー3の着脱が可能となる。
あるいは、前記ボルト10に代えて、図6に図示するように、フューエルキャップ4部分を利用して、ボルト20によってメータ取付カバー3の後端部をフューエルタンク1側に固定してもよい。かかる場合には、ボルト20がフューエルキャップ4によって隠されて、美観的にも優れたものとなる。
また、メータ2は、前記メータ取付カバー3をフューエルタンク1側に固定するのに利用される取付ブラケット7を利用して、メータ取付カバー3側に固定することができ、従って、かかる構成の場合、部品点数を削減することができる。
しかも、前記メータ2は、取付ブラケット7、メータ取付カバー3およびフューエルタンク1側に対して、前記ダンパー8、ダンパー9を介して取着されているため、車体側からの振動が該メータ2側に伝わり難い構成を実現できる。
そして、ユーザは、例えば、前記メータ取付カバー3を別の材質等からなる、あるいは別のデザインのメータ取付カバーに交換しようとするときには、前述のように単にボルト10(あるいはヒンジピン22とボルト20)を取り外すことによって、簡単におこなうことができる。
また、前記メータ取付カバー3およびメータカバー14がアルミダイキャスト製のもので構成されているため、外観上、重厚性を有するものとなる。
しかして、本発明にかかる自動二輪車のメータ取付構造によれば、大型の自動二輪車をはじめ種々の自動二輪車に好適なメータ取付構造となる。勿論、小型の自動二輪車にも適用できる。
本発明の実施例にかかる自動二輪車の全体の構成を示す左側面図である。 図1に示す自動二輪車のフューエルタンクとその上に配置されるメータを具備したメータ取付カバー等の構成を示す分解斜視図である。 図1に示す自動二輪車の上面にメータ取付カバーが配置されたフューエルタンク部分の一部断面した部分拡大斜視図である。 図3に示すメータ取付カバー部分のフューエルタンク側への取付構造を示す一部断面した部分拡大斜視図である。 図4に示す取付構造を別の角度から見た図4のV−V矢視図である。 別の実施例にかかるメータ取付カバーの後部におけるフューエルタンク側への固定機構を示すフューエルキャップ配置部分近傍の一部断面した部分拡大斜視図である。 図2に示すメータ取付カバーの構成を示す平面図である。 図2に示す取付ブラケットの構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図(自動二輪車に取り付けられた状態において前方から見た図)である。 図2に示すダンパーの構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は側断面図である。
符号の説明
1 フューエルタンク
2 メータ
3 メータ取付カバー
5a 係止部材
7 取付ブラケット
7a 被係止部材

Claims (9)

  1. フューエルタンク上に配設したメータ取付カバーにメータを配設した自動二輪車において、
    前記メータを、メータ取付カバーに、取付ブラケットを介して取り付けるとともに、該取付ブラケットの一部に一方向を向いた被係止部材を設けるとともに、前記フューエルタンク側に前記被係止部材を係止する係止部材を設けることによって、フューエルタンク上にメータ取付カバーを係止したことを特徴とする自動二輪車のメータ取付構造。
  2. 前記メータ取付カバーの被係止部材の形成位置から離間した位置に、該被係止部材と係止部材との係止によって残る方向の自由度を拘束する固定機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のメータ取付構造。
  3. 前記固定機構が、取付ボルトと、それに螺合するナットから構成されていることを特徴とする自動二輪車のメータ取付構造。
  4. フューエルタンク上に配設したメータ取付カバーにメータを配設した自動二輪車において、
    前記フューエルタンク上面から上方を向けてフューエル供給口を突設すると共に、前記メータ取付カバーに該フューエル供給口を上方に露呈させる開口部を形成し、
    該メータ取付カバーの開口部の近傍に、該メータ取付カバーをフューエルタンク側に取着する取付穴を形成し、
    且つ、フューエルタンク側に前記取付穴を貫通する取付ボルトあるいは該取付ボルトに螺合する取付ナットのいずれか一方を形成するとともに、前記フューエル供給口を開閉自在に蓋をするフューエルキャップの固定部に前記取付穴と共締めされる取付穴を形成して、
    前記メータ取付カバーの取付穴とフューエルキャップの取付穴に、前記取付ボルトを貫通させて、前記取付ナットでフューエルタンク側にメータ取付カバーとフューエルキャップとを螺着したことを特徴とする自動二輪車のメータ取付構造。
  5. 前記メータ取付カバーの取付穴とフューエルキャップの取付穴がそれぞれ二つ並設され、二箇所において取り付けられていることを特徴とする請求項4記載の自動二輪車のメータ取付構造。
  6. 前記フューエルタンク側に取付ナットを固着するとともに、この取付ナットに、前記メータ取付カバーの取付穴とフューエルキャップの取付穴を貫通するように前記取付ボルトを螺着させたことを特徴とする請求項4又は5記載の自動二輪車のメータ取付構造。
  7. フューエルタンク上に配設したメータ取付カバーにメータを配設した自動二輪車において、
    前記フューエルタンク上面に、前記メータ取付カバー取着部に対応した凹部を形成し、この凹部にメータ取付カバーを半没状に収容したことを特徴とする自動二輪車のメータ取付構造。
  8. 前記凹部が、該凹部の周縁に凹部の最も低い位置から下り勾配を有して続く部分を少なくとも一部に形成し、凹部に溜まろうとする水をメータ取付カバーの外に排出できるよう構成されていることを特徴とする請求項7記載の自動二輪車のメータ取付構造。
  9. 前記メータ取付カバーが、ダイキャスト製であることを特徴とする請求項1、4、7のうちのいずれか1の項に記載の自動二輪車のメータ取付構造。
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