JP2005087469A - 遊技データ集計方法及び遊技データ集計装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 遊技データ集計装置が、スロットマシンから出力されるメダル賭け数信号を入力するだけで、スロットマシンにおけるゲーム毎のメダル賭け枚数を判断できるようにする。
【解決手段】 スロットマシン1は、一回のゲームに対するメダル賭け枚数をカウントするとともに、このカウント値に応じた数のメダル賭け数信号を、ゲーム開始操作後、所定の時間内に外部へ出力し、遊技データ集計装置は、スロットマシン1が出力したメダル賭け数信号を入力するとともに、入力開始から所定の時間内に入力したメダル賭け数信号の数をカウントし、このカウント値にもとづいて、一回のゲームに対するメダル賭け枚数を判断する。
【選択図】 図5
【解決手段】 スロットマシン1は、一回のゲームに対するメダル賭け枚数をカウントするとともに、このカウント値に応じた数のメダル賭け数信号を、ゲーム開始操作後、所定の時間内に外部へ出力し、遊技データ集計装置は、スロットマシン1が出力したメダル賭け数信号を入力するとともに、入力開始から所定の時間内に入力したメダル賭け数信号の数をカウントし、このカウント値にもとづいて、一回のゲームに対するメダル賭け枚数を判断する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、スロットマシンの遊技データを集計するための遊技データ集計方法に関し、更には、この遊技データ集計方法に用いられる遊技データ集計装置に関する。
遊技者は、ゲーム開始レバーを押下して可動表示部材(例えば、回胴など)を回転動作させる前に、遊技媒体であるメダルを任意の枚数(通常は、一枚,二枚,三枚のうちいずれかの枚数)を賭ける。
この賭け方としては、例えば、メダル投入口にメダルを投入して賭ける方法、クレジットされたメダルを賭ける方法、貯留されたメダルを賭ける方法などがある。
こうして賭けられたメダルは、ゲーム開始レバーの押下によりその賭け枚数が確定する。
この賭け方としては、例えば、メダル投入口にメダルを投入して賭ける方法、クレジットされたメダルを賭ける方法、貯留されたメダルを賭ける方法などがある。
こうして賭けられたメダルは、ゲーム開始レバーの押下によりその賭け枚数が確定する。
スロットマシンにおいては、メダルが賭けられた後、ゲーム開始操作に応じてゲームを開始し、その結果に応じてメダルが払い出される。この種のスロットマシンは、一回のゲームに対するメダル賭け枚数が選択可能であり、メダル賭け枚数に応じた条件でゲームが実行される。
例えば、現行のスロットマシンでは、メダルを一枚賭けて行う一枚賭けゲームと、メダルを二枚賭けて行う二枚賭けゲームと、メダルを三枚賭けて行う三枚賭けゲームとが選択可能であり、メダル賭け枚数に応じて、ボーナス抽選確率などのゲーム条件が変更されるようになっている。
例えば、現行のスロットマシンでは、メダルを一枚賭けて行う一枚賭けゲームと、メダルを二枚賭けて行う二枚賭けゲームと、メダルを三枚賭けて行う三枚賭けゲームとが選択可能であり、メダル賭け枚数に応じて、ボーナス抽選確率などのゲーム条件が変更されるようになっている。
また、スロットマシンは、メダルの払い出しを示すメダル払い出し信号、メダルが賭けられたことを示すメダル賭け数信号、ビッグボーナス状態を示すBB信号、レギュラボーナス状態を示すRB信号、チャレンジタイム状態を示すCT信号などを外部へ出力する機能を備えている。
これらの信号は、ホールに設置される遊技データ集計装置(台ユニット、島ユニット、ホールコンピュータ、遊技データ表示装置など)で集計した上、ホールの運営管理に利用される他、遊技データ表示装置を介して遊技者に提供されている。
これらの信号は、ホールに設置される遊技データ集計装置(台ユニット、島ユニット、ホールコンピュータ、遊技データ表示装置など)で集計した上、ホールの運営管理に利用される他、遊技データ表示装置を介して遊技者に提供されている。
しかしながら、従来においては、各スロットマシンの総ゲーム数を集計する場合、全てのゲームが三枚賭けで行われていると想定し、メダル賭け数信号の累計データを3で割って総ゲーム数としていたので、実際に行われたゲームに一枚賭けや二枚賭けが含まれると、集計した総ゲーム数が実際の総ゲーム数よりも少なくなるという問題がある。
また、総ゲーム数をもとに各スロットマシンの各種遊技データ(ビッグボーナス発生確率、レギュラボーナス発生確率など)を算出する場合、総ゲーム数に含まれる誤差に起因し、算出した遊技データの信頼性が低下するという問題がある。
また、総ゲーム数をもとに各スロットマシンの各種遊技データ(ビッグボーナス発生確率、レギュラボーナス発生確率など)を算出する場合、総ゲーム数に含まれる誤差に起因し、算出した遊技データの信頼性が低下するという問題がある。
そこで、スロットマシンの外部出力信号として、ゲーム開始信号を追加することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このようにすると、ゲーム開始間のメダル賭け数信号をカウントすることにより、一回のゲームに対するメダル賭け枚数を判断できるため、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じてゲームの種類を分類し、ゲームの種類毎にゲーム数を集計できるだけでなく、正確な総ゲーム数を把握することが可能になる。
特開2002−291962号公報
このようにすると、ゲーム開始間のメダル賭け数信号をカウントすることにより、一回のゲームに対するメダル賭け枚数を判断できるため、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じてゲームの種類を分類し、ゲームの種類毎にゲーム数を集計できるだけでなく、正確な総ゲーム数を把握することが可能になる。
しかしながら、特許文献1に示されるように、スロットマシンから出力されるメダル賭け数信号及びゲーム開始信号にもとづいて、ゲーム数を集計するには、スロットマシンにゲーム開始信号の出力端子を追加するとともに、遊技データ集計装置にゲーム開始信号の入力端子を追加し、更に、これらを配線する必要があるため、コストが増加するという問題がある。
また、遊技データ集計装置では、メダル賭け数信号及びゲーム開始信号の発生タイミングを比較しながら、メダル賭け数信号をカウントする必要があるため、処理が複雑になるという問題がある。
また、遊技データ集計装置では、メダル賭け数信号及びゲーム開始信号の発生タイミングを比較しながら、メダル賭け数信号をカウントする必要があるため、処理が複雑になるという問題がある。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、遊技データ集計装置が、スロットマシンから出力されるメダル賭け数信号を入力するだけで、スロットマシンにおけるゲーム毎のメダル賭け枚数を判断することができる遊技データ集計方法の提供を目的とする。
また、上記の遊技データ集計方法に用いられるスロットマシンの提供を目的とする。
さらに、上記の遊技データ集計方法に用いられる遊技データ集計装置の提供を目的とする。
また、上記の遊技データ集計方法に用いられるスロットマシンの提供を目的とする。
さらに、上記の遊技データ集計方法に用いられる遊技データ集計装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明の遊技データ集計方法は、メダルが賭けられた後のゲーム開始操作に応じてゲームを開始し、その結果に応じてメダルを払い出すにあたり、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じてゲーム条件を変更するスロットマシンの遊技データ集計方法であって、スロットマシンが、一回のゲームに対するメダル賭け枚数をカウントするとともに、このカウント値に応じた数のメダル賭け数信号を、ゲーム開始操作後、所定の時間内に外部へ出力し、遊技データ集計装置が、スロットマシンが出力したメダル賭け数信号を入力するとともに、入力開始から所定の時間内に入力したメダル賭け数信号の数をカウントし、このカウント値にもとづいて、一回のゲームに対するメダル賭け枚数を判断する方法としてある。
遊技データ集計方法をこのような方法にすれば、遊技データ集計装置は、スロットマシンから出力されるメダル賭け数信号を入力するだけで、スロットマシンにおけるゲーム毎のメダル賭け枚数を判断することが可能になる。
したがって、スロットマシンからゲーム開始信号を出力する場合に比べ、端子数及び配線数を削減してコストダウンが図れるだけでなく、遊技データ集計装置の処理負担を軽減することができる。
したがって、スロットマシンからゲーム開始信号を出力する場合に比べ、端子数及び配線数を削減してコストダウンが図れるだけでなく、遊技データ集計装置の処理負担を軽減することができる。
また、本発明の遊技データ集計方法によれば、現行のハードウエアを承継し、ソフトウエアを変更するだけで実施できるという利点がある。
また、現行のスロットマシンでも、ゲーム開始間の最小時間を規定するために、ゲーム開始後の経過時間を計測しているので、このタイマを利用すれば、きわめて簡単なソフトウエアの変更で本発明の実施が可能になる。
また、現行のスロットマシンでも、ゲーム開始間の最小時間を規定するために、ゲーム開始後の経過時間を計測しているので、このタイマを利用すれば、きわめて簡単なソフトウエアの変更で本発明の実施が可能になる。
また、本発明の遊技データ集計方法は、遊技データ集計装置が、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じてゲームの種類を分類し、ゲームの種類毎にゲーム数を集計する方法としてある。
遊技データ集計方法をこのような方法にすれば、ゲーム数をゲームの種類毎に集計できるだけでなく、正確な総ゲーム数を把握することができる。
遊技データ集計方法をこのような方法にすれば、ゲーム数をゲームの種類毎に集計できるだけでなく、正確な総ゲーム数を把握することができる。
また、本発明の遊技データ集計方法は、遊技データ集計装置が、台ユニット、島ユニット、ホールコンピュータ又は遊技データ表示装置としてある。
遊技データ集計方法をこのような方法にすれば、台ユニット、島ユニット、ホールコンピュータ又は遊技データ表示装置が、スロットマシンにおけるゲーム毎のメダル賭け枚数を判断することが可能になる。
遊技データ集計方法をこのような方法にすれば、台ユニット、島ユニット、ホールコンピュータ又は遊技データ表示装置が、スロットマシンにおけるゲーム毎のメダル賭け枚数を判断することが可能になる。
また、上記目的を達成するため本発明の遊技データ集計方法は、遊技データ集計装置が、一枚賭け及び/又は二枚賭けのゲームをゲーム数にカウントしない方法としてある。
遊技データ集計方法をこのような方法にすれば、一枚賭け,二枚賭け,三枚賭けのゲームがある場合に、一枚賭けや二枚賭けのゲームは考慮しないで、三枚賭けのゲームについてのみ集計することができ、これにより正確な集計結果を得ることができる。
たとえば、一枚賭けゲームと三枚賭けゲームとを比べた場合、客の利益率は、単に1:3ではなく、非常に大きな比率となる。また、二枚賭けゲームと三枚賭けゲームについても同様に、客の利益率は、2:3よりもかなり大きな比率となる。
このように、メダルの賭け枚数と客利益率とは必ずしも比例しないことから、集計結果が狂う可能性がある。
そこで、一枚賭けや二枚賭けのゲームのデータは含めず、三枚賭けのゲームのデータのみでゲーム数をカウントして集計することで、より正確な集計結果を得ることができる。
遊技データ集計方法をこのような方法にすれば、一枚賭け,二枚賭け,三枚賭けのゲームがある場合に、一枚賭けや二枚賭けのゲームは考慮しないで、三枚賭けのゲームについてのみ集計することができ、これにより正確な集計結果を得ることができる。
たとえば、一枚賭けゲームと三枚賭けゲームとを比べた場合、客の利益率は、単に1:3ではなく、非常に大きな比率となる。また、二枚賭けゲームと三枚賭けゲームについても同様に、客の利益率は、2:3よりもかなり大きな比率となる。
このように、メダルの賭け枚数と客利益率とは必ずしも比例しないことから、集計結果が狂う可能性がある。
そこで、一枚賭けや二枚賭けのゲームのデータは含めず、三枚賭けのゲームのデータのみでゲーム数をカウントして集計することで、より正確な集計結果を得ることができる。
また、上記目的を達成するため本発明の遊技データ集計装置は、メダルが賭けられた後のゲーム開始操作に応じてゲームを開始し、その結果に応じてメダルを払い出すにあたり、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じてゲーム条件を変更するスロットマシンの遊技データ集計装置であって、スロットマシンが出力したメダル賭け数信号を入力するとともに、入力開始から所定の時間内に入力したメダル賭け数信号の数をカウントし、このカウント値にもとづいて、一回のゲームに対するメダル賭け枚数を判断する構成としてある。
遊技データ集計装置をこのように構成すれば、スロットマシンが、一回のゲームに対するメダル賭け枚数をカウントし、このカウント値に応じた数のメダル賭け数信号を、ゲーム開始操作後、所定の時間内に外部へ出力することにより、スロットマシンにおけるゲーム毎のメダル賭け枚数を判断することが可能になる。
以上のように、本発明によれば、遊技データ集計装置は、スロットマシンから出力されるメダル賭け数信号を入力するだけで、スロットマシンにおけるゲーム毎のメダル賭け枚数を判断することができるので、スロットマシンからゲーム開始信号を出力する場合に比べ、端子数及び配線数を削減してコストダウンが図れるだけでなく、遊技データ集計装置の処理負担を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、ホールの構成を示すブロック図である。
この図に示すように、ホールには、スロットマシン1、台ユニット2、島ユニット3、ホールコンピュータ4、遊技データ表示装置5などが設置されている。
スロットマシン1は、メダルの払い出しを示すメダル払い出し信号、メダルの賭け枚数を示すメダル賭け数信号、ビッグボーナス状態を示すBB信号、レギュラボーナス状態を示すRB信号、チャレンジタイム状態を示すCT信号などを外部出力するための外部出力端子を備えている。
図1は、ホールの構成を示すブロック図である。
この図に示すように、ホールには、スロットマシン1、台ユニット2、島ユニット3、ホールコンピュータ4、遊技データ表示装置5などが設置されている。
スロットマシン1は、メダルの払い出しを示すメダル払い出し信号、メダルの賭け枚数を示すメダル賭け数信号、ビッグボーナス状態を示すBB信号、レギュラボーナス状態を示すRB信号、チャレンジタイム状態を示すCT信号などを外部出力するための外部出力端子を備えている。
台ユニット2は、一又は複数のスロットマシン1に接続され、外部出力端子から出力される信号を蓄積又は集計し、これを島ユニット3へ送信する中継ユニットである。
島ユニット3は、一又は複数の台ユニット2に接続され、台ユニット2から受信した信号を蓄積又は集計し、これをハブ6などを介してホールコンピュータ4や遊技データ表示装置5へ送信する中継ユニットである。
島ユニット3は、一又は複数の台ユニット2に接続され、台ユニット2から受信した信号を蓄積又は集計し、これをハブ6などを介してホールコンピュータ4や遊技データ表示装置5へ送信する中継ユニットである。
ホールコンピュータ4は、ハブ6を介して一又は複数の島ユニット3に接続され、島ユニット3から受信した信号を集計し、その表示や保存を行う。ホールコンピュータ4の操作は、主にホールの管理者が行い、集計された遊技データは、ホールの運営管理に利用される。
遊技データ表示装置5は、ハブ6を介して一又は複数の島ユニット3に接続され、島ユニット3から受信した信号を集計し、その表示や保存を行う。遊技データ表示装置5の操作は、主に遊技者が行い、集計された遊技データは、遊技者の台選びなどに利用される。
遊技データ表示装置5は、ハブ6を介して一又は複数の島ユニット3に接続され、島ユニット3から受信した信号を集計し、その表示や保存を行う。遊技データ表示装置5の操作は、主に遊技者が行い、集計された遊技データは、遊技者の台選びなどに利用される。
本発明の遊技データ集計方法では、スロットマシン1と遊技データ集計装置が用いられる。この遊技データ集計装置は、スロットマシン1の外部出力信号を集計するものであれば特に制限はない。例えば、台ユニット2、島ユニット3、ホールコンピュータ4及び遊技データ表示装置5は、いずれも本発明の遊技データ集計装置に相当し得るものである。以下の説明では、これらの装置を遊技データ集計装置と称する。
つぎに、スロットマシン1の構成について、図2〜図4を参照して説明する。
図2は、スロットマシンの正面図である。
この図に示すように、スロットマシン1は、前面パネル10に、メダル投入口11、BETスイッチ12、MAXBETスイッチ13、ゲーム開始レバー14、ストップボタン15a〜15c、表示窓16などを有し、また、内部に、図示しないドラムユニット、制御部などを備えている。
図2は、スロットマシンの正面図である。
この図に示すように、スロットマシン1は、前面パネル10に、メダル投入口11、BETスイッチ12、MAXBETスイッチ13、ゲーム開始レバー14、ストップボタン15a〜15c、表示窓16などを有し、また、内部に、図示しないドラムユニット、制御部などを備えている。
メダル投入口11は、ゲームに賭けるメダルが直接投入される。BETスイッチ12及びMAXBETスイッチ13は、クレジットに貯留されたメダルの中からゲームに賭けるメダルの枚数を決める。このBETスイッチ12は、一回の操作につき一枚の貯留メダルを賭けるように設定され、MAXBETスイッチ13は、一回の操作で三枚の貯留メダルを賭けるように設定されている。
ゲーム開始レバー14は、その操作に応じてゲームを開始するように設定されている。ゲーム開始レバー14を操作すると、メダル投入口11から投入されたメダルの賭け数、又は、BETスイッチ12、MAXBETスイッチ13でセットしたメダルの賭け数が確定し、ドラムの回転が開始される。ただし、前回のゲーム開始からゲーム開始最小時間(例えば、4.1秒)が経過していないときは、ゲーム開始レバー14を操作しても、ゲームは開始されない。
ストップボタン15a〜15cは、ドラムと同数(通常は三つ)設けられており、このストップボタン15a〜15cが押下されたとき、対応するドラムの回転が停止される。
表示窓16は、ドラムの外周面に描かれた複数の図柄のうち、一又は複数の図柄を表示する。
表示窓16は、ドラムの外周面に描かれた複数の図柄のうち、一又は複数の図柄を表示する。
制御部は、ゲーム開始レバー14が操作されたとき、内部的にビッグボーナスやレギュラボーナスの抽選処理を行う。この抽選処理に当選すると、ドラムのビッグボーナス図柄やレギュラボーナス図柄を有効ライン上に揃えることが可能になる。
上記抽選処理の抽選確率は、一回のゲームに対するメダル賭け枚数(BETスイッチ12やMAXBETスイッチ13による賭け数の設定を含む。)に応じて変更される。当然ながら、メダル賭け枚数が多いほど高い抽選確率が適用される。
また、外部的には、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じて、表示窓16における図柄の有効ライン数が変更される。当然ながら、メダル賭け枚数が多いほど有効ライン数が多くなる。
上記抽選処理の抽選確率は、一回のゲームに対するメダル賭け枚数(BETスイッチ12やMAXBETスイッチ13による賭け数の設定を含む。)に応じて変更される。当然ながら、メダル賭け枚数が多いほど高い抽選確率が適用される。
また、外部的には、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じて、表示窓16における図柄の有効ライン数が変更される。当然ながら、メダル賭け枚数が多いほど有効ライン数が多くなる。
図3は、スロットマシンの外部出力信号を示すブロック図である。
スロットマシン1は、前述したように、メダル払い出し信号、メダル賭け数信号、BB信号、RB信号及びCT信号等を外部出力する外部出力端子を備えている。
メダル払い出し信号は、メダルを払い出すとき、メダルの払い出し枚数に応じた数だけ出力される。
メダル賭け数信号は、メダルの賭け枚数に応じた数だけ出力されるが、その出力タイミングは後述する。
BB信号、RB信号、CT信号は、それぞれビッグボーナス状態、レギュラボーナス状態、チャレンジタイム状態を示す信号であり、その状態に応じて出力される。
スロットマシン1は、前述したように、メダル払い出し信号、メダル賭け数信号、BB信号、RB信号及びCT信号等を外部出力する外部出力端子を備えている。
メダル払い出し信号は、メダルを払い出すとき、メダルの払い出し枚数に応じた数だけ出力される。
メダル賭け数信号は、メダルの賭け枚数に応じた数だけ出力されるが、その出力タイミングは後述する。
BB信号、RB信号、CT信号は、それぞれビッグボーナス状態、レギュラボーナス状態、チャレンジタイム状態を示す信号であり、その状態に応じて出力される。
なお、メダルの賭け方としては、例えば、メダル投入口11にメダルを投入して賭ける方法、クレジットされたメダルを賭ける方法、貯留されたメダルを賭ける方法などがある。
ただし、メダル賭け数信号は、いずれの賭け方であるかに拘らず、そのゲームに賭けられたメダルの枚数を示す信号である。また、メダル賭け枚数は、いずれの賭け方であるかに拘らず、そのゲームに賭けられたメダルの枚数を示す。
さらに、図3においては、メダル賭け数信号がスロットマシン1から台ユニット2へ送られるようになっているが、メダル賭け数信号の送信先は台ユニット2に限るものではなく、島ユニット3やホールコンピュータ4などであってもよい。
ただし、メダル賭け数信号は、いずれの賭け方であるかに拘らず、そのゲームに賭けられたメダルの枚数を示す信号である。また、メダル賭け枚数は、いずれの賭け方であるかに拘らず、そのゲームに賭けられたメダルの枚数を示す。
さらに、図3においては、メダル賭け数信号がスロットマシン1から台ユニット2へ送られるようになっているが、メダル賭け数信号の送信先は台ユニット2に限るものではなく、島ユニット3やホールコンピュータ4などであってもよい。
図4は、メダル賭け数信号の出力タイミングを示す説明図である。
メダル賭け数信号は、従来、メダル投入口11にメダルが投入されたとき、又は、BETスイッチ12やMAXBETスイッチ13が操作されたときに出力されていたが、本発明においては、一回のゲームに対するメダル賭け枚数をカウントするとともに、このカウント値に応じた数のメダル賭け数信号を、ゲーム開始操作後、所定の時間内に外部へ出力する。
上記の所定時間は、前述したゲーム開始最小時間を超えなければ任意に設定することができる。また、メダル賭け数信号の出力間隔やパルス幅も任意に設定可能であるが、一定パルス幅のメダル賭け数信号を一定間隔で出力することが好ましい。また、信号出力処理には、ゲーム開始最小時間を計測しているタイマを利用することができる。
メダル賭け数信号は、従来、メダル投入口11にメダルが投入されたとき、又は、BETスイッチ12やMAXBETスイッチ13が操作されたときに出力されていたが、本発明においては、一回のゲームに対するメダル賭け枚数をカウントするとともに、このカウント値に応じた数のメダル賭け数信号を、ゲーム開始操作後、所定の時間内に外部へ出力する。
上記の所定時間は、前述したゲーム開始最小時間を超えなければ任意に設定することができる。また、メダル賭け数信号の出力間隔やパルス幅も任意に設定可能であるが、一定パルス幅のメダル賭け数信号を一定間隔で出力することが好ましい。また、信号出力処理には、ゲーム開始最小時間を計測しているタイマを利用することができる。
つぎに、遊技データ集計装置について説明する。
遊技データ集計装置は、各スロットマシン1が出力したメダル払い出し信号、メダル賭け数信号、BB信号、RB信号及びCT信号にもとづいて、各スロットマシン1の遊技データを集計する。集計する遊技データとしては、メダル賭け枚数、メダル払い出し数、ゲーム数、ビッグボーナス回数、レギュラボーナス回数、チャレンジタイム回数、ビッグボーナス発生確率、レギュラボーナス発生確率、チャレンジタイム発生確率などが挙られる。
遊技データ集計装置は、各スロットマシン1が出力したメダル払い出し信号、メダル賭け数信号、BB信号、RB信号及びCT信号にもとづいて、各スロットマシン1の遊技データを集計する。集計する遊技データとしては、メダル賭け枚数、メダル払い出し数、ゲーム数、ビッグボーナス回数、レギュラボーナス回数、チャレンジタイム回数、ビッグボーナス発生確率、レギュラボーナス発生確率、チャレンジタイム発生確率などが挙られる。
従来の遊技データ集計装置は、各スロットマシン1の総ゲーム数を集計する場合、全てのゲームが三枚賭けで行われていると想定し、メダル賭け数信号の累計データを3で割って総ゲーム数としていたが、本発明では、スロットマシン1から出力されるメダル賭け数信号にもとづいて、一回のゲームに対するメダル賭け枚数を判断する。これにより、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じてゲームの種類を分類し、ゲームの種類毎にゲーム数を集計できるだけでなく、正確な総ゲーム数を把握でき、また、ゲーム数をもとに算出される各種遊技データ(ビッグボーナス発生確率、レギュラボーナス発生確率など)の信頼性も高めることが可能になる。
以下、遊技データ集計装置の具体的な処理内容を図面に沿って説明する。
以下、遊技データ集計装置の具体的な処理内容を図面に沿って説明する。
図5は、遊技データ集計装置におけるメダル賭け数信号の処理手順を示すフローチャートである。
この図に示すように、遊技データ集計装置は、まず、メダル賭け数信号の入力を判断する(S1)。メダル賭け数信号の入力を判断すると、タイマをセットし(S2)、メダル賭け数信号の数をカウントする(S3)。このタイマ時間は、前述したゲーム開始最小時間以内で、かつ、スロットマシン1がメダル賭け数信号の出力を完了し得る時間以上であれば、任意に設定することができる。
この図に示すように、遊技データ集計装置は、まず、メダル賭け数信号の入力を判断する(S1)。メダル賭け数信号の入力を判断すると、タイマをセットし(S2)、メダル賭け数信号の数をカウントする(S3)。このタイマ時間は、前述したゲーム開始最小時間以内で、かつ、スロットマシン1がメダル賭け数信号の出力を完了し得る時間以上であれば、任意に設定することができる。
タイマ時間が経過したら(S4)、メダル賭け数信号のカウント値を判定する(S5〜S7)。メダル賭け数信号のカウント値が1である場合は、一枚賭けゲーム数をインクリメントし(S8)、メダル賭け数信号のカウント値が2である場合は、二枚賭けゲーム数をインクリメントし(S9)、メダル賭け数信号のカウント値が3である場合は、三枚賭けゲーム数をインクリメントする(S10)。その後、S1に戻り、メダル賭け数信号の入力判断を繰り返す。
一方、メダル賭け数信号のカウント値が4以上である場合は(S11)、エラー処理を実行した後(S12)、S1に戻る。
一方、メダル賭け数信号のカウント値が4以上である場合は(S11)、エラー処理を実行した後(S12)、S1に戻る。
なお、メダル賭け数信号のカウントする際、メダル賭け数信号の入力間隔を測定し、入力間隔が所定の間隔よりも短い信号を一回のゲームにおけるメダル賭け数信号としてカウントするようにしてもよい。このようにしても、遊技データ集計装置は、実質的に、入力開始から所定の時間内に入力したメダル賭け数信号の数をカウントすることになる。
また、遊技データ集計装置においては、一枚賭け又は二枚賭けのゲームは、ゲーム数にカウントしないようにすることもできる。あるいは、メダル賭け枚数ごとにゲーム数をカウントしておき、データの集計を行なう際、必要に応じて、一枚賭けや二枚賭けのゲームの各データを除外するようにすることもできる。
メダルの賭け枚数と客利益率との関係を見た場合、これらは必ずしも比例しない。たとえば、メダルの賭け枚数が三倍になったからといって、必ずしも客利益率が三倍になるというものではない。すなわち、メダル賭け枚数が三枚の場合の客利益率は、メダル賭け枚数が一枚の場合の客粗利率の三倍には必ずしもなっていない。このことから、一枚賭け,二枚賭け,三枚賭けのゲームのデータをすべて勘案して集計すると、集計結果が狂う可能性がある。
メダルの賭け枚数と客利益率との関係を見た場合、これらは必ずしも比例しない。たとえば、メダルの賭け枚数が三倍になったからといって、必ずしも客利益率が三倍になるというものではない。すなわち、メダル賭け枚数が三枚の場合の客利益率は、メダル賭け枚数が一枚の場合の客粗利率の三倍には必ずしもなっていない。このことから、一枚賭け,二枚賭け,三枚賭けのゲームのデータをすべて勘案して集計すると、集計結果が狂う可能性がある。
そこで、一枚賭け,二枚賭け,三枚賭けのゲームがある場合に、一枚賭けや二枚賭けのゲームは考慮しないで、三枚賭けのゲームについてのみ集計することができる。
このように、一枚賭けや二枚賭けのゲームのデータは含めず、三枚賭けのゲームのデータのみでゲーム数をカウントして集計することで、より正確な集計結果を得ることができる。
このように、一枚賭けや二枚賭けのゲームのデータは含めず、三枚賭けのゲームのデータのみでゲーム数をカウントして集計することで、より正確な集計結果を得ることができる。
以上のように構成された本実施形態によれば、スロットマシン1は、一回のゲームに対するメダル賭け枚数をカウントするとともに、このカウント値に応じた数のメダル賭け数信号を、ゲーム開始操作後、所定の時間内に外部へ出力し、遊技データ集計装置は、スロットマシン1が出力したメダル賭け数信号を入力するとともに、入力開始から所定の時間内に入力したメダル賭け数信号の数をカウントし、このカウント値にもとづいて、一回のゲームに対するメダル賭け枚数を判断するので、遊技データ集計装置は、スロットマシン1から出力されるメダル賭け数信号を入力するだけで、スロットマシン1におけるゲーム毎のメダル賭け枚数を判断することが可能になる。
これにより、スロットマシン1からゲーム開始信号を出力する場合に比べ、端子数及び配線数を削減してコストダウンが図れるだけでなく、遊技データ集計装置の処理負担を軽減することができる。
これにより、スロットマシン1からゲーム開始信号を出力する場合に比べ、端子数及び配線数を削減してコストダウンが図れるだけでなく、遊技データ集計装置の処理負担を軽減することができる。
また、遊技データ集計装置は、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じてゲームの種類を分類し、ゲームの種類毎にゲーム数を集計するので、ゲーム数をゲームの種類毎に集計できるだけでなく、正確な総ゲーム数を把握することができる。また、ゲーム数をもとに算出される各種遊技データの信頼性も高めることができる。
本発明は、スロットマシンの遊技データを集計するための遊技データ集計方法であり、スロットマシンと、台ユニット、島ユニット、ホールコンピュータ、遊技データ表示装置などの遊技データ集計装置に適用される。
1 スロットマシン
2 台ユニット
3 島ユニット
4 ホールコンピュータ
5 遊技データ表示装置
6 ハブ
10 前面パネル
11 メダル投入口
12 BETスイッチ
13 MAXBETスイッチ
14 ゲーム開始レバー
15a〜15c ストップボタン
16 表示窓
2 台ユニット
3 島ユニット
4 ホールコンピュータ
5 遊技データ表示装置
6 ハブ
10 前面パネル
11 メダル投入口
12 BETスイッチ
13 MAXBETスイッチ
14 ゲーム開始レバー
15a〜15c ストップボタン
16 表示窓
Claims (5)
- メダルが賭けられた後のゲーム開始操作に応じてゲームを開始し、その結果に応じてメダルを払い出すにあたり、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じてゲーム条件を変更するスロットマシンの遊技データ集計方法であって、
前記スロットマシンが、一回のゲームに対するメダル賭け枚数をカウントするとともに、このカウント値に応じた数のメダル賭け数信号を、ゲーム開始操作後、所定の時間内に外部へ出力し、
遊技データ集計装置が、前記スロットマシンが出力した前記メダル賭け数信号を入力するとともに、入力開始から所定の時間内に入力した前記メダル賭け数信号の数をカウントし、このカウント値にもとづいて、一回のゲームに対するメダル賭け数枚数を判断する
ことを特徴とする遊技データ集計方法。 - 前記遊技データ集計装置が、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じてゲームの種類を分類し、ゲームの種類毎にゲーム数を集計する
ことを特徴とする請求項1記載の遊技データ集計方法。 - 前記遊技データ集計装置が、台ユニット、島ユニット、ホールコンピュータ又は遊技データ表示装置である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技データ集計方法。 - 前記遊技データ集計装置が、一枚賭け及び/又は二枚賭けのゲームをゲーム数にカウントしない
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技データ集計方法。 - メダルが賭けられた後のゲーム開始操作に応じてゲームを開始し、その結果に応じてメダルを払い出すにあたり、一回のゲームに対するメダル賭け枚数に応じてゲーム条件を変更するスロットマシンの遊技データ集計装置であって、
前記スロットマシンが出力したメダル賭け数信号を入力するとともに、入力開始から所定の時間内に入力した前記メダル賭け数信号の数をカウントし、このカウント値にもとづいて、一回のゲームに対するメダル賭け枚数を判断する
ことを特徴とする遊技データ集計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003324602A JP2005087469A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 遊技データ集計方法及び遊技データ集計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003324602A JP2005087469A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 遊技データ集計方法及び遊技データ集計装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005087469A true JP2005087469A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34455310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003324602A Pending JP2005087469A (ja) | 2003-09-17 | 2003-09-17 | 遊技データ集計方法及び遊技データ集計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005087469A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008229017A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2008229034A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Aruze Corp | スロットマシン及びゲーム制御方法 |
JP2020127667A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-27 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2021132919A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
-
2003
- 2003-09-17 JP JP2003324602A patent/JP2005087469A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008229017A (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-02 | Aruze Corp | 遊技機 |
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JP7339593B2 (ja) | 2019-02-12 | 2023-09-06 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2021132919A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | 山佐株式会社 | 遊技機 |
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