JP2954732B2 - パチンコホール用集中管理装置 - Google Patents

パチンコホール用集中管理装置

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JP2954732B2 JP9816791A JP9816791A JP2954732B2 JP 2954732 B2 JP2954732 B2 JP 2954732B2 JP 9816791 A JP9816791 A JP 9816791A JP 9816791 A JP9816791 A JP 9816791A JP 2954732 B2 JP2954732 B2 JP 2954732B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、パチンコ玉の打込みに応じて
賞率を高めた特賞状態を呈するように構成されたパチン
コゲーム機の稼働データを集計管理するためのパチンコ
ホール用集中管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のパチンコゲーム機にあっては、遊
技時においてパチンコ玉の打込みに応じて特定の状態と
なったとき(例えば特定の入賞孔に入賞したとき、或は
特定の入賞孔に対する入賞に応じて駆動されるルーレッ
トの数字が揃ったとき等)に動作されて入賞率を大幅に
高めた特賞状態を呈するものが主流になっている。
【0003】ところで、このようなパチンコゲーム機に
あっては、パチンコゲーム機における差玉数,出玉率等
稼働データを、特賞期間と非特賞期間とに区分した状
態で知ることが、当該パチンコゲーム機の釘調整を緻密
に行なう上で重要となってくる。このため従来のパチン
コホール用集中管理装置では、パチンコゲーム機毎のア
ウト玉数(打込み球数)及びセーフ玉数(賞球数)を演
算する機能を設けると共に、各パチンコゲーム機の電気
役物が動作状態になったときに検知信号を出力する信号
発生手段を設け、上述のようなアウト玉数及びセーフ玉
数の演算を、上記検知信号の出力状態によって特賞期間
と非特賞期間とに区分しながら行なうことにより、パチ
ンコゲーム機における差玉数,出玉率等のデータを特賞
期間と非特賞期間とに区分した状態で得る構成とするこ
とが行なわれている。
【0004】ところで、一般的にパチンコゲーム機にお
いては、セーフ玉放出機構の構造的な制約から、特賞状
態が終了した後においても、その特賞状態によるセーフ
玉の放出が継続的に行なわれるので、その放出が全て終
了するまでの間に遅れ時間が存在する。そこで、セーフ
球の払出し遅れ期間中におけるアウト玉数及びセーフ玉
数も特賞期間のものとして演算するために、特賞状態
終了した後からセーフ玉の放出が完全に終了するのに要
する時間を計数するタイマを設け、そのタイマによる計
数期間中におけるアウト玉数及びセーフ玉数を特賞期間
に加えることにより、特賞期間及び非特賞期間の各々に
おける実際のアウト玉数及びセーフ玉数と良く一致させ
ることが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の場合、遅れ時間計数用のタイマによる計数期間
(電気役物の動作が終了した状態におけるその電気役物
への入賞によるセーフ玉の払出し期間)中にパチンコゲ
ーム機が再び特賞状態となったときは、前回の特賞状態
によるセーフ玉の払出しの未完了分が今回の特賞状態
に行われるようになるので、前回の特賞状態によるセー
フ玉の払出しに要する時間だけ今回の特賞状態によるセ
ーフ玉の払出しが遅れるようになる。このため、今回の
特賞状態が終了した後のアウト玉数及びセーフ玉数の計
数を、信号発生手段からの検知信号が終了したタイミン
グからタイマによる設定時間だけ行う場合には、集中管
理装置により計数されたアウト玉数及びセーフ玉数は
賞状態により実際に払出されたセーフ玉数より少なくな
って、集中管理装置によるデータ管理を正しく行うこと
ができないという問題がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、パチンコ玉の打込みに応じて入賞率
を高めた特賞状態を呈するパチンコゲーム機が管理対象
でありながら、特賞状態によるパチンコゲーム機の稼働
中に特賞状態が再開した場合であっても、特賞期間のも
のとこれ以外の期間のものとに精度良く区分することが
でき、以て正確な釘調整用データを得ることが可能とな
るパチンコホール用集中管理装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、パチンコ玉の
打込みに応じて入賞率を高めた特賞状態を呈するように
構成されたパチンコゲーム機の稼働データを集計管理す
るための装置において、前記パチンコゲーム機が特賞状
態となっていることを検知し検知信号を出力する信号発
生手段を設け、前記検知信号が出力停止された後に所定
時間だけ遅延信号を出力すると共に上記遅延信号の出力
状態で上記検知信号が出力されたときは上記遅延信号の
未出力時間を次の遅延信号の出力時間に加える遅延手段
を設け、前記検知信号及び遅延信号の何れかが出力され
た状態にある期間を特賞中とみなし稼働データの集計を
行う演算手段を設けたものである。
【0008】
【作用】技中において特賞状態となったとき(入賞率
が高められたとき)には、信号発生手段から検知信号が
出力されると共に、特賞状態の停止に応じて検知信号が
出力停止された後に、遅延手段から所定時間だけ遅延信
号が出力される。そして、演算手段は、上記検知信号及
び遅延信号の何れかが出力された状態にある期間におけ
稼働データと、検知信号及び遅延信号が非出力状態に
ある期間における稼働データを夫々演算するようにな
る。このとき、上記遅延信号の出力時間を、特賞状態が
終了した後にその特賞状態によるパチンコゲーム機の稼
が全て終了するまでの遅れ時間に対応させて設定して
おけば、各期間における稼働データの演算結果が、特賞
期間及び非特賞期間の各々における実際の稼働データ
良く一致するようになる。
【0009】また、電気役物の動作終了から遅延手段に
設定された遅延信号の出力期間が経過するまでにパチン
コゲーム機が特賞状態となったときは、再び入賞率が高
まるようになる。このとき、遅延手段は、特賞状態とな
ったタイミングから所定時間が経過するまでの遅延信号
の未出力時間を次の遅延信号の出力時間に加えるので、
前回の特賞状態によるパチンコゲーム機の稼働の一部が
今回の特賞状態中に行われた場合であっても、その分だ
け遅延手段からの遅延信号の出力時間が延長されるよう
になる。従って、パチンコゲーム機が特賞状態を連続し
て呈した場合であっても、演算手段は、遅延手段からの
遅延信号の出力状態に基づいて稼働データを実際の稼働
データと一致させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図2において、1はパチンコゲーム
機で、その背面上部に設けられたタンク2内には賞球に
供されるパチンコ玉が玉供給管3を介して所定個数ずつ
供給される。4はパチンコゲーム機1の背面下部に設け
られた第1の計数器で、この第1の計数器4は、パチン
コゲーム機1の盤面1aに打込まれたパチンコ玉(以下
アウト玉と称する)を計数するように設けられており、
一定数(例えば10個)のアウト玉を計数する毎に1個
の計数パルスP2 を出力する。5は前記タンク2へ新規
に供給されるパチンコ玉(以下セーフ玉と称する)を計
数する第2の計数器であり、これは一定数(例えば10
個)のセーフ玉を計数する毎に1個の計数パルスP1 を
出力する。6はパチンコゲーム機1の盤面1aに設けら
れた電気役物で、その開放状態でパチンコ玉が極端に入
賞し易くなるように構成されている。
【0011】7は盤面1aに設けられた例えば3桁のル
ーレットで、このルーレット7は盤面1a上の特定の入
賞孔8に対するパチンコ玉の入賞に連動して動作開始さ
れるように設けられている。そして、このルーレット7
の動作は、所定時間が経過したときに停止されるように
なっており、その3桁の数字が所定の状態に揃ったとき
には、該ルーレット7からスタート信号Saが出力され
て、そのスタート信号Saがパチンコゲーム機1裏側の
信号発生手段たる役物駆動回路10に与えられるように
なっている。この役物駆動回路10は、スタート信号S
aが与えられたときに、例えば電気役物6を所定期間ず
つ設定回数だけ開放するという制御動作を行なうと共
に、このような電気役物6の動作期間にはハイレベル信
号より成る検知信号Sdを連続的に出力する構成となっ
ている。
【0012】以上要するに、電気役物6は、ルーレット
7の3桁の数字が所定の状態に揃うという特定状態を呈
したときに動作されて入賞率を高めた状態を呈すると共
に、この状態を所定の条件(開放回数が設定回数に達す
るという条件)が成立するまで保持するものであり、ま
た、役物駆動回路10は、電気役物6が動作中の期間に
おいてハイレベル信号より成る検知信号Sdを連続的に
出力するものである。尚、11は盤面1aに設けられた
通常の入賞孔、12はタンク2からの賞球が放出される
受皿、13は受皿12内のパチンコ玉を盤面1aに発射
するための図示しない発射装置の操作ダイアルである。
【0013】図1には本発明に係わるパチンコホール用
集中管理装置の電気的構成のうち、1台のパチンコゲー
ム機1の管理内容に対応した部分が要部のみ示されてお
り、以下これについて説明する。尚、図1中の各回路要
素は実際にはコンピュータのプログラムによって構成さ
れている。即ち、14は第1の計数器4からの計数パル
スP1 を計数する第1の計数回路で、その計数結果をパ
チンコゲーム機1のアウト玉数を示す数値信号S1 とし
て出力する。15は第2の計数器5からの計数パルスP
2 を計数する第2の計数回路で、その計数結果をパチン
コゲーム機1のセーフ玉数を示す数値信号S2 として出
力する。そして図示はしないが、上記各数値信号S1 ,
S2 に基づいて、パチンコゲーム機1におけるアウト玉
数,セーフ玉数及びその差玉数の各累計,出玉率の演
算,打止制御等が実行されるようになっている。
【0014】一方、16は遅延手段たる遅延タイマで、
これはトリガ端子Tに対する入力に応じてハイレベルに
立上がる遅延信号Stを出力するように構成されてい
る。上記遅延タイマ16のトリガ端子Tには、役物駆動
回路10からの検知信号Sdがインバータ17を介して
与えられるようになっており、従って遅延タイマ16
は、上記検知信号Sdが消失したとき(電気役物6が動
作停止されたとき)に、トリガ端子Tに対する入力の立
上がりに応じて遅延信号Stを所定時間出力すると共
に、その遅延信号Stの出力状態で検知信号Sdが入力
したとき(電気役物6が動作したとき)は、そのタイミ
ングから遅延信号Stの出力停止タイミングまでの払出
し未出力時間を次の遅延信号Sdの出力時間に加算する
ように構成されている。
【0015】18及び19はトランスファゲートで、こ
れらは各ゲート端子18a及び19aにハイレベル信号
を受けた状態で夫々第1の計数器4からの計数パルスP
1 及び第2の計数器5からの計数パルスP2 を通過させ
るように設けられている。このとき、各トランスファゲ
ート18,19のゲート端子18a,19aには、役物
駆動回路10からの検知信号Sd(ハイレベル信号)及
び遅延タイマ16からの遅延信号St(ハイレベル信
号)がOR回路20を介して与えられるようになってお
り、従ってトランスファゲート18,19は、検知信号
Sd及び遅延信号Stの出力期間、即ち電気役物6が動
作されて入賞率が高められた状態にある期間及び電気役
物6への入賞によるセーフ玉の払出し遅れ期間のみ計数
パルスP1,P2 を通過させる。21はトランスファゲ
ート18を通過した計数パルスP1を計数するように設
けられた第1の補助計数回路で、その計数結果を電気役
物6の動作期間中におけるアウト玉数を示す数値信号S
3 として出力する。22はトランスファゲート19を通
過した計数パルスP2 を計数するように設けられた第2
の補助計数回路で、その計数結果を電気役物6の動作期
間中におけるセーフ玉数を示す数値信号S4 として出力
する。
【0016】さて、23は演算手段であり、以下これに
ついて説明する。即ち、24は上記各数値信号S3 ,S
4 を受けるように設けられた除算回路で、これはS4 ÷
S3の演算を行ない、その演算結果を電気役物6が動作
された期間における出玉率を示す数値信号S5 として出
力する。25は同じく各数値信号S3 ,S4 が入力され
る減算回路で、これは入力された数値信号S3 ,S4 に
基づいてアウト玉数及びセーフ玉数の差を演算するよう
に構成されており、その演算結果を電気役物6が動作さ
れた期間における差玉数を示す数値信号S6 として出力
する。26は第1の補助減算回路で、これは第1の計数
回路14が出力する数値信号S1 により示される数値
(パチンコゲーム機1の全アウト玉数に相当)から第1
の補助計数回路21が出力する数値信号S3 により示さ
れる数値(電気役物6が動作された期間におけるアウト
玉数に相当)を減算し、その減算結果を電気役物6が動
作されていない期間のアウト玉数を示す数値信号S7 と
して出力する。27は第2の補助減算回路で、これは第
2の計数回路15が出力する数値信号S2 により示され
る数値(パチンコゲーム機1の全セーフ玉数に相当)か
ら第2の補助計数回路22が出力する数値信号S4 によ
り示される数値(電気役物6が動作された期間における
セーフ玉数に相当)を減算し、その減算結果を電気役物
6が動作されていない期間のセーフ玉数を示す数値信号
S8 として出力する。28は上記各数値信号S7 ,S8
を受けるように設けられた補助除算回路で、これはS8
÷S7 の演算を行ない、その演算結果を電気役物6が動
作されていない期間における出玉率を示す数値信号S9
として出力する。
【0017】尚、上記のように得られる各数値信号S1
〜S9 は、他のデータと共に必要に応じて印字或は表示
器に表示されるようになっている。
【0018】以下、遅延タイマの動作を説明する。遅延
タイマ16の動作を示す図3において、遅延タイマ16
は、未出力時間taに0を設定してから(ステップS1
)、トリガ端子に対する入力が立上がるまで待機して
いる(ステップS2 )。
【0019】そして、盤面1aに打込まれたパチンコ玉
が特定の入賞口8に入賞すると、ルーレット7が動作す
る。このとき、ルーレット7が停止して3桁の数字が所
定の組合わせに揃ったときには、役物駆動回路10によ
り電気役物6が動作されて入賞率が高い状態を呈すると
共に、役物駆動回路10から検知信号Sdが出力され
る。そして、役物駆動回路10による電気役物6の動作
が停止されて検知信号Sdが消失すると、遅延タイマ1
6は、トリガ端子Tに対する入力の立上がりに応じて遅
延信号St を出力する(ステップS3 )。以上の動作に
より、役物駆動回路10から検知信号Sdが断たれたタ
イミングで遅延タイマ16から遅延信号Stが出力され
るので、OR回路20からは検知信号Sdの出力が停止
された後もハイレベル信号が出力され、これによりトラ
ンスファゲート18,19による計数パルスP1 ,P2
の通過許容状態は維持される。
【0020】続いて、遅延タイマ16は、未出力時間t
a(この場合はta=0)と設定時間tb の加算値をタ
イマ時間t(この場合はt=tb)に代入してから(ス
テップS4 )、内蔵タイマを動作する(ステップS5
)。そして、遅延タイマ16は、内蔵タイマが1秒が
経過していない状態においては(ステップS6 )、トリ
ガ端子Tに対する入力の立下がりタイミング(電気役物
6の動作開始タイミング)を検出すると共に(ステップ
S7 )、タイマ時間tが0となったか否かを判断する
(ステップS8 )。
【0021】そして、遅延タイマ16は、1秒が経過す
る毎に、ステップS9においてtを1ずつ減数し、タイ
マ時間t(この場合t=tb)が0となったところで遅
延信号Stの出力を停止すると共に(ステップS10)、
内蔵タイマをストップしてから(ステップS11)ステッ
プS2 に戻る。この場合、上記未出力時間taは前記電
気役物6の動作が停止された後にその電気役物への入賞
によるセーフ玉の放出が全て終了するまでの払出し遅れ
時間(これはパチンコゲーム機1の機種毎に略一定であ
る)と対応するように設定されている。従って、電気役
物6の動作によるセーフ玉の払出し期間中は、遅延タイ
マ16から遅延信号Stが出力されるので、検知信号S
d若しくは遅延信号Stの出力期間中におけるセーフ玉
数及びアウト玉数の計数は電気役物の動作により実際に
払出されたセーフ玉数及びアウト玉数に良く一致するよ
うになる。
【0022】また、タイマ時間tが0となる前に、トリ
ガ端子Tに対する入力が立下がったとき(払出し遅れ期
間中に電気役物6が動作したとき)は、遅延タイマ16
は、ステップS7 において「YES」と判断して、ステ
ップS12に進行して遅延信号Stの出力を停止すると共
に、内蔵タイマをストップしてから(ステップS13)、
未出力時間taにタイマ時間tをセットしてステップS
1 に戻る。従って、未出力時間taには前回の電気役物
6の動作による払出し遅れ時間における未出力時間が記
憶されるので、今回の電気役物6の動作により検知信号
Sdの出力が断たれたときは、タイマ時間tには前回の
電気役物6による未出力時間taと所定時間tbとの加
算値が記憶される。これにより、今回の電気役物6の動
作による払出し遅れ時間は設定時間tbから前回の払出
しの未出力時間ta分だけ延長されるようになる。
【0023】要するに上記した構成によれば、電気役物
6の動作期間及び非動作期間の各々におけるアウト玉数
及びセーフ玉数を演算するにあたって、その電気役物6
への入賞によるセーフ玉の放出が全て終了するまでの遅
延タイマ16のタイマ時間t内に電気役物6が再び動作
されたときは、そのタイマ時間tにおける未出力時間t
aを次の電気役物6の動作による遅延タイマ16のタイ
マ時間tに加える構成であるから、上記演算結果に基づ
いたパチンコゲーム機1の差玉数,出玉率等のデータを
電気役物6の動作期間のものと非動作期間のものとに正
確に区分して得ることができ、以て斯様なデータに基づ
いてパチンコゲーム機1の釘調整を緻密に行ない得るも
のである。
【0024】尚、上記実施例ではルーレット7の状態に
より駆動される電気役物6を備えたパチンコゲーム機1
について述べたが、他の電気役物を備えたパチンコゲー
ム機についても同様の管理を行ない得るものである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、パチンコ玉の打込みに応じて入賞率を高め
た特賞状態を呈するように構成されたパチンコゲーム機
が管理対象でありながら、特賞状態の終了後においてそ
の特賞状態によるパチンコゲーム機の稼働中に特賞状態
となったときのパチンコゲーム機の稼働未管理時間があ
ることも考慮するようにしたから、特賞期間のものとこ
れ以外の期間のものとに精度良く区分することができ、
以て正確な釘調整用データを得ることが可能になるとい
う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気適構成の要部を示
すブロック図
【図2】パチンコゲーム機の正面図
【図3】遅延タイマの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
4は第1の計数器、5は第2の計数器、10は信号発生
手段、16は遅延タイマ(遅延手段)、23は演算手段
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ玉の打込みに応じて入賞率を高
    めた特賞状態を呈するように構成されたパチンコゲーム
    機の稼働データを集計管理するための装置において、
    記パチンコゲーム機が特賞状態となっていることを検知
    検知信号を出力する信号発生手段と、前記検知信号が
    出力停止された後に所定時間だけ遅延信号を出力すると
    共に上記遅延信号の出力状態で上記検知信号が出力され
    たときは上記遅延信号の未出力時間を次の遅延信号の出
    力時間に加える遅延手段と、前記検知信号及び遅延信号
    の何れかが出力された状態にある期間を特賞中とみなし
    稼働データの集計を行う演算手段とを備えたことを特徴
    とするパチンコホール用集中管理装置。
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JP2010119571A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Daikoku Denki Co Ltd 遊技情報管理装置
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