JPH04307083A - パチンコホール用集中管理装置 - Google Patents

パチンコホール用集中管理装置

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JPH04307083A
JPH04307083A JP9816791A JP9816791A JPH04307083A JP H04307083 A JPH04307083 A JP H04307083A JP 9816791 A JP9816791 A JP 9816791A JP 9816791 A JP9816791 A JP 9816791A JP H04307083 A JPH04307083 A JP H04307083A
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balls
electric accessory
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Yoshihiko Yabugami
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Daikoku Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ玉の打込みに
応じて特定状態を呈したときに動作されて入賞率を高め
た状態を所定の条件が成立するまで保持する保持動作を
実行する電気役物を備えたパチンコゲーム機をそのパチ
ンコゲーム機からのデータに基づいて集中的に管理する
ようにしたパチンコホール用集中管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のパチンコゲーム機にあっては、遊
技時においてパチンコ玉の打込みに応じて特定の状態と
なったとき(例えば特定の入賞孔に入賞したとき、或は
特定の入賞孔に対する入賞に応じて駆動されるルーレッ
トの数字が揃ったとき等)に動作されて入賞率を大幅に
高めた状態を呈する電気役物を備えたものが主流になっ
ており、斯様な電気役物は、その後に所定の条件が成立
したとき(例えば電気役物に対する入賞が途絶えたとき
、或は一定の時間が経過したとき等)に動作停止されて
元の状態に戻るように構成されている。
【0003】ところで、このようなパチンコゲーム機に
あっては、パチンコゲーム機における差玉数,出玉率等
のデータを、上記電気役物の動作期間と非動作期間とに
区分した状態で知ることが、当該パチンコゲーム機の釘
調整を緻密に行なう上で重要となってくる。このため従
来のパチンコホール用集中管理装置では、パチンコゲー
ム機毎のアウト玉数(打込み球数)及びセーフ玉数(賞
球数)を演算する機能を設けると共に、各パチンコゲー
ム機の電気役物が動作状態になったときに検信号を出力
する信号発生手段を設け、上述のようなアウト玉数及び
セーフ玉数の演算を、上記検知信号の出力状態によって
電気役物の動作期間と非動作期間とに区分しながら行な
うことにより、パチンコゲーム機における差玉数,出玉
率等のデータを電気役物の動作期間と非動作期間とに区
分した状態で得る構成とすることが行なわれている。
【0004】ところで、一般的にパチンコゲーム機にお
いては、セーフ玉放出機構の構造的な制約から、電気役
物が動作状態から停止された後においても、その電気役
物への入賞によるセーフ玉の放出が継続的に行なわれる
ので、その放出が全て終了するまでの間に遅れ時間が存
在する。そこで、セーフ球の払出し遅れ期間中における
アウト玉数及びセーフ玉数も電気役物の動作期間のもの
として演算するために、電気役物の動作が終了した後か
らセーフ玉の放出が完全に終了するのに要する時間を計
数するタイマを設け、そのタイマによる計数期間中にお
けるアウト玉数及びセーフ玉数を電気役物の動作期間に
加えることにより、電気役物の動作期間及び非動作期間
の各々における実際のアウト玉数及びセーフ玉数と良く
一致させることが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の場合、遅れ時間計数用のタイマによる計数期間
(電気役物の動作が終了した状態におけるその電気役物
への入賞によるセーフ玉の払出し期間)中にパチンコゲ
ーム機が特定状態を呈して電気役物が再び動作したとき
は、前回の電気役物の動作によるセーフ玉の払出しの未
完了分が今回の電気役物の動作中に行われるようになる
ので、前回の電気役物への入賞による払出しに要する時
間だけ今回の電気役物の動作によるセーフ玉の払出しが
遅れるようになる。このため、今回の電気役物の動作が
終了した後のアウト玉数及びセーフ玉数の計数を、信号
発生手段からの検知信号が終了したタイミングからタイ
マによる設定時間だけ行う場合には、集中管理装置によ
り計数されたアウト玉数及びセーフ玉数は電気役物の動
作により実際に払出されたセーフ玉数より少なくなって
、集中管理装置によるデータ管理を正しく行うことがで
きないという問題がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、パチンコ玉の打込みに応じて動作さ
れて特定状態を呈したときに入賞率を高めた状態を所定
の条件が成立するまで保持する保持動作を実行する電気
役物を備えたパチンコゲーム機が管理対象でありながら
、アウト玉数及びセーフ玉数データを、前記電気役物の
動作によるパチンコ玉の払出しの遅れ期間中に電気役物
の動作が再開した場合であっても、前記電気役物の動作
により入賞率が高められた期間のものとこれ以外の期間
のものとに精度良く区分することができ、以て正確な釘
調整用データを得ることが可能となるパチンコホール用
集中管理装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、パチンコ玉の
打込みに応じて特定状態を呈したときに動作されて入賞
率を高めた状態を所定の条件が成立するまで保持する保
持動作を実行する電気役物を備えたパチンコゲーム機を
そのパチンコゲーム機からのデータに基づいて集中的に
管理するための装置において、前記パチンコゲーム機の
アウト玉数に応じた計数パルスを出力するように設けら
れた第1の計数器を設け、前記パチンコゲーム機のセー
フ玉数に応じた計数パルスを出力する第2の計数器を設
け、前記電気役物の動作期間中検知信号を出力する信号
発生手段を設け、前記検知信号が出力停止された後に所
定時間だけ遅延信号を出力すると共に上記遅延信号の出
力状態で上記検知信号が出力されたときは上記遅延信号
の未出力時間を次の遅延信号の出力時間に加える遅延手
段を設け、前記検知信号及び遅延信号の何れかが出力さ
れた状態にある期間における前記アウト玉数及びセーフ
玉数のデータと上記検知信号及び遅延信号が非出力状態
にある期間におけるアウト玉数及びセーフ玉数のデータ
の少なくとも一方を前記各計数パルスに基づいて演算す
る演算手段を設けたものである。
【0008】
【作用】パチンコゲーム機で遊技が行なわれた状態では
、第1の計数器からアウト玉数に応じた計数パルスが出
力されると共に、第2の計数器からセーフ玉数に応じた
計数パルスが出力される。また、遊技中において電気役
物が動作されたとき(入賞率が高められたとき)には、
信号発生手段から検知信号が出力されると共に、電気役
物の動作停止に応じて検知信号が出力停止された後に、
遅延手段から所定時間だけ遅延信号が出力される。 そして、演算手段は、前述のように出力される各計数パ
ルスに基づいて、上記検知信号及び遅延信号の何れかが
出力された状態にある期間におけるアウト玉数及びセー
フ玉数のデータと、検知信号及び遅延信号が非出力状態
にある期間におけるアウト玉数及びセーフ玉数のうち少
なくとも一方を夫々演算するようになる。このとき、上
記遅延信号の出力時間を、電気役物が動作状態から停止
された後にその電気役物への入賞によるセーフ玉の放出
が全て終了するまでの遅れ時間に対応させて設定してお
けば、上記第1及び第2の各期間におけるアウト玉数及
びセーフ玉数の演算結果が、電気役物の動作期間及び非
動作期間の各々における実際のアウト玉数及びセーフ玉
数と良く一致するようになる。
【0009】また、電気役物の動作終了から遅延手段に
設定された遅延信号の出力期間が経過するまでにパチン
コゲーム機が特定状態となったときは、電気役物が再び
動作して入賞率が高まるようになる。このとき、遅延手
段は、特定状態となったタイミングから所定時間が経過
するまでの遅延信号の未出力時間を次の遅延信号の出力
時間に加えるので、前回の電気役物の動作によるセーフ
玉の払出しの一部が今回の電気役物の動作による払出し
に行われた場合であっても、その分だけ遅延手段からの
遅延信号の出力時間が延長されるようになる。従って、
パチンコゲーム機が入賞率の高い状態を連続して呈した
場合であっても、演算手段は、遅延手段からの遅延信号
の出力状態に基づいてアウト玉数及びセーフ玉数の計数
値を実際のアウト玉数及びセーフ玉数と一致させること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図2において、1はパチンコゲーム
機で、その背面上部に設けられたタンク2内には賞球に
供されるパチンコ玉が玉供給管3を介して所定個数ずつ
供給される。4はパチンコゲーム機1の背面下部に設け
られた第1の計数器で、この第1の計数器4は、パチン
コゲーム機1の盤面1aに打込まれたパチンコ玉(以下
アウト玉と称する)を計数するように設けられており、
一定数(例えば10個)のアウト玉を計数する毎に1個
の計数パルスP2 を出力する。5は前記タンク2へ新
規に供給されるパチンコ玉(以下セーフ玉と称する)を
計数する第2の計数器であり、これは一定数(例えば1
0個)のセーフ玉を計数する毎に1個の計数パルスP1
 を出力する。6はパチンコゲーム機1の盤面1aに設
けられた電気役物で、その開放状態でパチンコ玉が極端
に入賞し易くなるように構成されている。
【0011】7は盤面1aに設けられた例えば3桁のル
ーレットで、このルーレット7は盤面1a上の特定の入
賞孔8に対するパチンコ玉の入賞に連動して動作開始さ
れるように設けられている。そして、このルーレット7
の動作は、所定時間が経過したときに停止されるように
なっており、その3桁の数字が所定の状態に揃ったとき
には、該ルーレット7からスタート信号Saが出力され
て、そのスタート信号Saがパチンコゲーム機1裏側の
信号発生手段たる役物駆動回路10に与えられるように
なっている。この役物駆動回路10は、スタート信号S
aが与えられたときに、例えば電気役物6を所定期間ず
つ設定回数だけ開放するという制御動作を行なうと共に
、このような電気役物6の動作期間にはハイレベル信号
より成る検知信号Sdを連続的に出力する構成となって
いる。
【0012】以上要するに、電気役物6は、ルーレット
7の3桁の数字が所定の状態に揃うという特定状態を呈
したときに動作されて入賞率を高めた状態を呈すると共
に、この状態を所定の条件(開放回数が設定回数に達す
るという条件)が成立するまで保持するものであり、ま
た、役物駆動回路10は、電気役物6が動作中の期間に
おいてハイレベル信号より成る検知信号Sdを連続的に
出力するものである。尚、11は盤面1aに設けられた
通常の入賞孔、12はタンク2からの賞球が放出される
受皿、13は受皿12内のパチンコ玉を盤面1aに発射
するための図示しない発射装置の操作ダイアルである。
【0013】図1には本発明に係わるパチンコホール用
集中管理装置の電気的構成のうち、1台のパチンコゲー
ム機1の管理内容に対応した部分が要部のみ示されてお
り、以下これについて説明する。尚、図1中の各回路要
素は実際にはコンピュータのプログラムによって構成さ
れている。即ち、14は第1の計数器4からの計数パル
スP1 を計数する第1の計数回路で、その計数結果を
パチンコゲーム機1のアウト玉数を示す数値信号S1 
として出力する。15は第2の計数器5からの計数パル
スP2 を計数する第2の計数回路で、その計数結果を
パチンコゲーム機1のセーフ玉数を示す数値信号S2 
として出力する。そして図示はしないが、上記各数値信
号S1 ,S2 に基づいて、パチンコゲーム機1にお
けるアウト玉数,セーフ玉数及びその差玉数の各累計,
出玉率の演算,打止制御等が実行されるようになってい
る。
【0014】一方、16は遅延手段たる遅延タイマで、
これはトリガ端子Tに対する入力に応じてハイレベルに
立上がる遅延信号Stを出力するように構成されている
。上記遅延タイマ16のトリガ端子Tには、役物駆動回
路10からの検知信号Sdがインバータ17を介して与
えられるようになっており、従って遅延タイマ16は、
上記検知信号Sdが消失したとき(電気役物6が動作停
止されたとき)に、トリガ端子Tに対する入力の立上が
りに応じて遅延信号Stを所定時間出力すると共に、そ
の遅延信号Stの出力状態で検知信号Sdが入力したと
き(電気役物6が動作したとき)は、そのタイミングか
ら遅延信号Stの出力停止タイミングまでの払出し未出
力時間を次の遅延信号Sdの出力時間に加算するように
構成されている。
【0015】18及び19はトランスファゲートで、こ
れらは各ゲート端子18a及び19aにハイレベル信号
を受けた状態で夫々第1の計数器4からの計数パルスP
1 及び第2の計数器5からの計数パルスP2 を通過
させるように設けられている。このとき、各トランスフ
ァゲート18,19のゲート端子18a,19aには、
役物駆動回路10からの検知信号Sd(ハイレベル信号
)及び遅延タイマ16からの遅延信号St(ハイレベル
信号)がOR回路20を介して与えられるようになって
おり、従ってトランスファゲート18,19は、検知信
号Sd及び遅延信号Stの出力期間、即ち電気役物6が
動作されて入賞率が高められた状態にある期間及び電気
役物6への入賞によるセーフ玉の払出し遅れ期間のみ計
数パルスP1,P2 を通過させる。21はトランスフ
ァゲート18を通過した計数パルスP1を計数するよう
に設けられた第1の補助計数回路で、その計数結果を電
気役物6の動作期間中におけるアウト玉数を示す数値信
号S3 として出力する。22はトランスファゲート1
9を通過した計数パルスP2 を計数するように設けら
れた第2の補助計数回路で、その計数結果を電気役物6
の動作期間中におけるセーフ玉数を示す数値信号S4 
として出力する。
【0016】さて、23は演算手段であり、以下これに
ついて説明する。即ち、24は上記各数値信号S3 ,
S4 を受けるように設けられた除算回路で、これはS
4 ÷S3の演算を行ない、その演算結果を電気役物6
が動作された期間における出玉率を示す数値信号S5 
として出力する。25は同じく各数値信号S3 ,S4
 が入力される減算回路で、これは入力された数値信号
S3 ,S4 に基づいてアウト玉数及びセーフ玉数の
差を演算するように構成されており、その演算結果を電
気役物6が動作された期間における差玉数を示す数値信
号S6 として出力する。26は第1の補助減算回路で
、これは第1の計数回路14が出力する数値信号S1 
により示される数値(パチンコゲーム機1の全アウト玉
数に相当)から第1の補助計数回路21が出力する数値
信号S3 により示される数値(電気役物6が動作され
た期間におけるアウト玉数に相当)を減算し、その減算
結果を電気役物6が動作されていない期間のアウト玉数
を示す数値信号S7 として出力する。27は第2の補
助減算回路で、これは第2の計数回路15が出力する数
値信号S2 により示される数値(パチンコゲーム機1
の全セーフ玉数に相当)から第2の補助計数回路22が
出力する数値信号S4 により示される数値(電気役物
6が動作された期間におけるセーフ玉数に相当)を減算
し、その減算結果を電気役物6が動作されていない期間
のセーフ玉数を示す数値信号S8 として出力する。2
8は上記各数値信号S7 ,S8 を受けるように設け
られた補助除算回路で、これはS8 ÷S7 の演算を
行ない、その演算結果を電気役物6が動作されていない
期間における出玉率を示す数値信号S9 として出力す
る。
【0017】尚、上記のように得られる各数値信号S1
 〜S9 は、他のデータと共に必要に応じて印字或は
表示器に表示されるようになっている。
【0018】以下、遅延タイマの動作を説明する。遅延
タイマ16の動作を示す図3において、遅延タイマ16
は、未出力時間taに0を設定してから(ステップS1
 )、トリガ端子に対する入力が立上がるまで待機して
いる(ステップS2 )。
【0019】そして、盤面1aに打込まれたパチンコ玉
が特定の入賞口8に入賞すると、ルーレット7が動作す
る。このとき、ルーレット7が停止して3桁の数字が所
定の組合わせに揃ったときには、役物駆動回路10によ
り電気役物6が動作されて入賞率が高い状態を呈すると
共に、役物駆動回路10から検知信号Sdが出力される
。そして、役物駆動回路10による電気役物6の動作が
停止されて検知信号Sdが消失すると、遅延タイマ16
は、トリガ端子Tに対する入力の立上がりに応じて遅延
信号St を出力する(ステップS3 )。以上の動作
により、役物駆動回路10から検知信号Sdが断たれた
タイミングで遅延タイマ16から遅延信号Stが出力さ
れるので、OR回路20からは検知信号Sdの出力が停
止された後もハイレベル信号が出力され、これによりト
ランスファゲート18,19による計数パルスP1 ,
P2 の通過許容状態は維持される。
【0020】続いて、遅延タイマ16は、未出力時間t
a(この場合はta=0)と設定時間tb の加算値を
タイマ時間t(この場合はt=tb)に代入してから(
ステップS4 )、内蔵タイマを動作する(ステップS
5 )。そして、遅延タイマ16は、内蔵タイマが1秒
が経過していない状態においては(ステップS6 )、
トリガ端子Tに対する入力の立下がりタイミング(電気
役物6の動作開始タイミング)を検出すると共に(ステ
ップS7 )、タイマ時間tが0となったか否かを判断
する(ステップS8 )。
【0021】そして、遅延タイマ16は、1秒が経過す
る毎に、ステップS9においてtを1ずつ減数し、タイ
マ時間t(この場合t=tb)が0となったところで遅
延信号Stの出力を停止すると共に(ステップS10)
、内蔵タイマをストップしてから(ステップS11)ス
テップS2 に戻る。この場合、上記未出力時間taは
前記電気役物6の動作が停止された後にその電気役物へ
の入賞によるセーフ玉の放出が全て終了するまでの払出
し遅れ時間(これはパチンコゲーム機1の機種毎に略一
定である)と対応するように設定されている。従って、
電気役物6の動作によるセーフ玉の払出し期間中は、遅
延タイマ16から遅延信号Stが出力されるので、検知
信号Sd若しくは遅延信号Stの出力期間中におけるセ
ーフ玉数及びアウト玉数の計数は電気役物の動作により
実際に払出されたセーフ玉数及びアウト玉数に良く一致
するようになる。
【0022】また、タイマ時間tが0となる前に、トリ
ガ端子Tに対する入力が立下がったとき(払出し遅れ期
間中に電気役物6が動作したとき)は、遅延タイマ16
は、ステップS7 において「YES」と判断して、ス
テップS12に進行して遅延信号Stの出力を停止する
と共に、内蔵タイマをストップしてから(ステップS1
3)、未出力時間taにタイマ時間tをセットしてステ
ップS1 に戻る。従って、未出力時間taには前回の
電気役物6の動作による払出し遅れ時間における未出力
時間が記憶されるので、今回の電気役物6の動作により
検知信号Sdの出力が断たれたときは、タイマ時間tに
は前回の電気役物6による未出力時間taと所定時間t
bとの加算値が記憶される。これにより、今回の電気役
物6の動作による払出し遅れ時間は設定時間tbから前
回の払出しの未出力時間ta分だけ延長されるようにな
る。
【0023】要するに上記した構成によれば、電気役物
6の動作期間及び非動作期間の各々におけるアウト玉数
及びセーフ玉数を演算するにあたって、その電気役物6
への入賞によるセーフ玉の放出が全て終了するまでの遅
延タイマ16のタイマ時間t内に電気役物6が再び動作
されたときは、そのタイマ時間tにおける未出力時間t
aを次の電気役物6の動作による遅延タイマ16のタイ
マ時間tに加える構成であるから、上記演算結果に基づ
いたパチンコゲーム機1の差玉数,出玉率等のデータを
電気役物6の動作期間のものと非動作期間のものとに正
確に区分して得ることができ、以て斯様なデータに基づ
いてパチンコゲーム機1の釘調整を緻密に行ない得るも
のである。
【0024】尚、上記実施例ではルーレット7の状態に
より駆動される電気役物6を備えたパチンコゲーム機1
について述べたが、他の電気役物を備えたパチンコゲー
ム機についても同様の管理を行ない得るものである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、パチンコ玉の打込みに応じて動作されて特
定状態を呈したときに入賞率を高めた状態を所定の条件
が成立するまで保持する保持動作を実行する電気役物を
備えたパチンコゲーム機が管理対象でありながら、電気
役物の動作終了後においてその電気役物への入賞による
セーフ玉の放出中に電気役物が動作したときの払出しの
未出力時間があることも考慮するようにしたから、アウ
ト玉数及びセーフ玉数データを、前記電気役物の動作に
より入賞率が高められた期間のものとこれ以外の期間の
ものとに精度良く区分することができ、以て正確な釘調
整用データを得ることが可能になるという優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気適構成の要部を示
すブロック図
【図2】パチンコゲーム機の正面図
【図3】遅延タイマの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
4は第1の計数器、5は第2の計数器、10は信号発生
手段、16は遅延タイマ(遅延手段)、23は演算手段
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パチンコ玉の打込みに応じて特定状態
    を呈したときに動作されて入賞率を高めた状態を所定の
    条件が成立するまで保持する保持動作を実行する電気役
    物を備えたパチンコゲーム機をそのパチンコゲーム機か
    らのデータに基づいて集中的に管理するための装置にお
    いて、前記パチンコゲーム機のアウト玉数に応じた計数
    パルスを出力するように設けられた第1の計数器と、前
    記パチンコゲーム機のセーフ玉数に応じた計数パルスを
    出力するように設けられた第2の計数器と、前記電気役
    物の動作期間中検知信号を出力する信号発生手段と、前
    記検知信号が出力停止された後に所定時間だけ遅延信号
    を出力すると共に上記遅延信号の出力状態で上記検知信
    号が出力されたときは上記遅延信号の未出力時間を次の
    遅延信号の出力時間に加える遅延手段と、前記検知信号
    及び遅延信号の何れかが出力された状態にある期間にお
    ける前記アウト玉数及びセーフ玉数のデータと上記検知
    信号及び遅延信号が非出力状態にある期間におけるアウ
    ト玉数及びセーフ玉数のデータの少なくとも一方を前記
    各計数パルスに基づいて演算する演算手段とを備えたこ
    とを特徴とするパチンコホール用集中管理装置。
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