JP2005087210A - 直接的標識プローブ組成物及び複数の染色体又は染色体領域の検出方法 - Google Patents
直接的標識プローブ組成物及び複数の染色体又は染色体領域の検出方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】マルチ染色体ゲノムの予め選択された単一の染色体又は染色体領域のDNAを染色する直接的標識プローブ組成物は、結合基を介して発蛍光団基に共有結合した混合DNAセグメントから構成されている。混合DNAセグメントは予め選択された染色体又は染色体領域に存在するDNA由来のものである。これらのプローブ組成物は他のプローブ組成物と同時に又は連続的に使用されることができる。
【選択図】なし
Description
ピンケル他(Pinkel et al.)、「ヒト染色体特異性ライブラリーのインシトゥ・ハイブリッド形成の際における蛍光:トリソミ−21の検出及びクロモソーム4の転座」、米国国立科学学士院紀要(Proc.Nat’l Acad.Sci.USA)第85巻、9138〜9142頁、1988年12月 マヌエリディス(Manuelidis):「複合あるいは単純な繰返しヒトDNAの染色体位置確認」、クロモソーマ(Chromosoma)、第66巻、23〜32頁、1978年)
(a)染色体または染色体領域に対して相補的なDNAを断片化すること、
(b)上記DNA断片をアミノ基転移すること、及び
(c)上記アミノ基転移化DNA断片に蛍光色素を共有結合的に結合すること。
(a)被検染色体又は染色体領域の中に存在する目的相補的塩基配列を実質的に代表する、ハイブリッド形成されていないDNA塩基配列又はセグメントの中に含まれる多数のデオキシシチジンをこれに結合する分子集団を用いてアミノ基転移すること、及び
(b)上記のアミノ基転移したデオキシシチジンの少くとも一部分に対して蛍光標識を共有結合的に結合し、この共有結合的に結合された蛍光標識を持つデオキシシチジン塩基の上記部分は充分に検出可能な蛍光信号を発生すると共に被検染色体又は染色体領域に対して上記アミノ基転移塩基の相補的結合性能を実質的に保持すること。
(a)好ましくはハイブリッド形成条件下において本発明のプローブ組成物に対して過剰のブロッキングDNAを添加して、上記プローブ組成物中の非特異結合性DNAと結合させることにより、ブロックされているプローブ組成物を形成させること、
(b)上記のブロックされているプローブ組成物をハイブリッド形成条件下において被検染色体又は染色体領域に接触させること、及び
(c)上記のブロックされているプローブ組成物の被検染色体又は染色体領域への結合を蛍光技術を用いて検出すること。
「塩基配列」なる用語はDNAヌクレオチドの連鎖又は相互連結したシリーズのことをいう。
(1)原材料染色体DNA
本発明の実際面において原材料染色体DNAが使用される時、そのような原材料染色体DNAは、多数のDNAセグメントを全体として含む1個又はそれ以上のDNA塩基配列の形で存在するのが典型的かつ好ましく、かつ上記DNAセグメントは或る一つの複数染色体ゲノムの1個の予め選択された染色体中の全体にわたって互に異った個所において個々に出現すると共に上記の予め選択された染色体中に出現するDNAをほどよく代表する。自然界で出現する状態においては、原材料DNA塩基配列は約百万塩基対よりも大きなサイズを典型的に有しているが、本発明の実際面において原材料として使用のために入手される時点においては、上記原材料DNA塩基配列は、分離、単離及び類似操作において使用される方法のような因子に従って既に少々断片化されていることがある。現時点で好ましいゲノムはヒト・ゲノムである。
本発明の実際面において原材料の領域的染色体DNAが使用される時、そのようなDNAは典型的かつ好ましくは直接的又は間接的に、好ましくは複数染色体であるゲノムの一つの予め選択された染色体の一つの予め選択された領域に由来する。このような原材料の領域的染色体DNAは典型的に少くとも一つのDNA塩基配列の形で存在する。このような各塩基配列が少くとも一つのDNA繰返しセグメントの複数と好ましくは構造的に相違するDNA繰返しセグメントの複数(即ち少くとも2個)とを組み込むことが現今好ましいとされている。好ましくは、このような領域的DNA塩基配列は全ゲノムの他の領域に比較して唯一無二である。上記の原材料の領域的DNAは或る一つの染色体の個々の予め選択された領域中の全体にわたって個々に出現すると共に上記の予め選択された領域に出現するDNAをほどよく代表する多数のDNAセグメントを組み入れている。現在好ましいゲノムはヒト・ゲノムである。
本発明の実際面において使用される原材料の結合性化合物は二官能性有機化合物、即ち原材料の結合性化合物1分子当り2個の置換性官能性(即ち反応性)置換基を含むような有機化合物である。
本発明の実際面において使用される原材料の蛍光化合物は各々その分子内に少くとも1個の発蛍光団置換基(又は基)と、そしてまたその分子内に1個の官能性(即ち反応性)置換基(又は基)とを組み入れている。
1:上記化合物に言及する際に使用する略号を括弧内に示した。いくつかの上記化合物には、商標名を含む別名をも示した。TMはモレキュラー・プローブス社の商標のことをいう。「スクシンイミジル・エステル」なる用語は発蛍光団のカルボン酸置換基とN−ヒドロキシスクシンイミドとの間に形成されたエステルのことをいい、また「N−ヒドロキシスクシンイミド・エステル」又は「N−ヒドロキシスクシンイミジル・エステル」又は「NHSエステル」ともいう。
2:或る種のフルオレセイン誘導体とローダミン誘導体とは5−又は6−位置に付けられた反応性置換基(カルボキシル基又はイソチオシアナート基)を含む。これらの化合物は「5−(及び−6)」と名付けられる上記2異性体の混合物として、又は時には精製された異性体として得られる。標識性能及び蛍光性能は異性体同士の間又は或る特定の異性体と異性体混合物との間で大幅に変動するとは思われていない。上記の異性体又は異性体混合物は本発明において標識実験に供されたものである(実施例参照)。
(1)一般事項
先づ最初に、原材料である特定の染色体又は染色体領域の個々の原材料ポリヌクレオチド(その平均サイズは典型的に約50〜約4000bp)は、その特徴的に比較的大きな典型的サイズ及びそのランダムなサイズ特性の故に、(標識された後において)比較的貧弱なハイブリッド形成能力を示す傾向がある。
(a)1個の予め選択された染色体又は予め選択された染色体領域に対して特異的なDNA塩基配列をDNA断片(又はセグメント)に断片化すること。
(b)上記DNA塩基配列(そしてまた結果的にこれから誘導化されたセグメント)中に存在するデオキシシチジン・ヌクレオチドを結合用化合物を用いてアミノ基転移すること。
(c)このように生成したアミノ基転移結合基の残基に(前述のように)蛍光化合物を共有結合的に結合すること。
DNAセグメントは、(前述のように特徴付けられた)特定の予め選択された原材料染色体DNA又は原材料領域染色体DNAを断片化して得られた。断片化する以前において、原材料DNAは少くとも約150bpの平均長を持つポリヌクレオチドを含むのが好ましい。断片化後、上記DNAセグメントは約150〜約600bpの範囲内の平均長を持つのが好ましく、現在約200〜約400bpの範囲内の平均長を持つのがより好ましく、約300bpの平均長を持つセグメントが現在最も好ましい。これらのセグメント断片は、上記の特定の予め選択された染色体又は予め選択された染色体領域中に出現する1種又はそれ以上のDNA塩基配列に存在するセグメント構成部分に相補的であると信じられている。
上記アミノ基転移の際、上記の原材料の特定の染色体DNA塩基配列とそのセグメント内とに含まれている全デオキシシチジン塩基の小さな一部分が、シトシン部所(即ちデオキシシチジン・ヌクレオチド)のアミノ基の炭素4(C−4)原子位置において(前述のように)二官能性結合用化合物の一つのアミノ基とアミノ基転移を行う。このようなアミノ基転移の程度については、或る一つのゲノムの全ゲノムDNAを代表するDNAセグメントの原材料混合物中に存在する全デオキシシチジン・ヌクレオチドの約1〜約30モル%、好ましくは約2〜約24モル%が上記のような結合基によっての置換を受ける。換言すれば、原材料のDNA塩基配列又はDNA断片の上記のような混合物中に含まれる全ヌクレオチドの約0.2〜約8モル%、好ましくは約0.5〜約6モル%がアミノ基転移される。このようなアミノ基転移は実質的にデオキシシチジン・ヌクレオチドのみにおいて起る。
アミノ基置換転移及びアミン置換されたヌクレオチド誘導体は、次いで反応性蛍光団置換基を含む蛍光化合物と上述のように共有結合を行う。即ち上記蛍光化合物は、上述のようにデオキシシチジン部分に今やアミノ基転移された結合用化合物の残基に付随した末端官能性置換基(即ち結合基)と反応する。塩基配列又はセグメントの分子1個当りについての、このように反応した含発蛍光団置換基蛍光化合物の数は容易に制御できる。原材料DNA塩基配列は発蛍光団基に結合される以前に断片化されるのが好ましい。その結果、生成プローブ組成物中において、DNA1分子当りの標識基数は望むがままに制御できる。結果的に生成したプローブ組成物中の各セグメントのヌクレオチド塩基配列は、上記のアミノ基転移された結合基と上記の共有結合的に結合された発蛍光団基とを除けば、原材料DNA混合物中に存在した各セグメントのヌクレオチド塩基配列と実質的に同一である。
(1)プローブ組成物
DNAセグメントが発蛍光団基に結合された、直接的標識プローブ組成物の1クラスがかくして提供された。一つの単位として考えられるこのようなプローブは、特定染色体DNA又は特定領域染色体DNAの着色のために使用するのに適していると共にインシトゥ・ハイブリッド形成又は類似の方法により、試料中の、場合に応じて予め選択された染色体又は予め選択された染色体領域のどちらかであるDNA目的領域の検出に使用するのに適している。このようなプローブ組成物は、予め選択された目的領域(単一染色体又は単一染色体領域)全体を通して個々に出現する多数の相違するDNAセグメントを含む。これらのDNAセグメントは、これらのDNAセグメントの全デオキシシチジン・ヌクレオチドの約1〜約30モル%にわたって、1末端官能(又は反応)基を当初保存していた結合基で置換されている。すべてのこのような保存された末端官能基の少くとも約10モル%は、各々個々の発蛍光団基を含む基に共有結合される。本発明のプローブ組成物である、このように標識された多数のDNAセグメントの個々のセグメントは、上記の予め選択された目的領域のDNA塩基配列中に出現する相補的DNAセグメント構成部分とハイブリッド形成を行うことができる。
本発明のプローブ組成物は、ハイブリッド形成手順での直接使用に適合した、乾燥固体形、水溶液及び水溶性製剤を含む種々の形態において、製造、販売及び使用されて利用されることができる。
表4に示したようなプローブ組成物の、随意ではあるが好ましい成分はブロッキングDNA組成物である。
(1)一般事項
本発明のプローブ組成物は、それぞれの予め選択された染色体又は染色体領域の着色剤としてハイブリッド形成過程において使用されるのによく適している。
都合のよいことに、本発明のこの見地からの実際面においては、如何なる便利な又は特定のインシトゥ・ハイブリッド形成手順も使用することできる。インシトゥ・ハイブリッド形成手順では、上記の予め選択された染色体又は染色体領域の全部又はその一部を含む特定の試料を使用することができる。スライドガラス又は類似物のようなスライド上に準備的に調製かつ固定された試料で通常的かつ便利に実行されるような型式のインシトゥ・ハイブリッド形成手順において、本発明のプローブ組成物を使用するのが現在好ましい。従来からのスライド調製手順が利用でき、この手順は例えば、エフ・テー・ボスマン他(F.T.Bosman et al.)、ジェネティカ(Genetica)、第5巻、425〜433頁、1975年及びガル他(Gall et al.)、米国国立科学学士院紀要(Proc.Natl.Acad.Sci.USA)、第64巻、600頁、1969年に教示されている。また従来からのインシトゥ・ハイブリッド形成手順が利用でき、この手順は例えば、ビー・バット他(B.Bhatt et al.)、核酸研究(Nucleic Acids Research)、第16巻、3951〜3961頁、1988;エー・エイチ・エヌ・ホープマン他(A.H.N.Hopman et al.)、実験的細胞研究(Experimental Cell Reseach)、第169巻、357〜368頁、1987頁;ナクネイル他(NcNeil et al.)、遺伝分析技術応用(Genet Anal Techn Appl)、第8巻、41〜58頁、1991年;そしてトカチァク、デー・シー他(Tkachuk,D.C.et al.)、遺伝分析技術応用、第8巻、67〜74頁、1991年に教示されている。
++波長値の単位はnm。高反射と高通過との間のフィルタの遷移領域値を示した。
*ツァイス(Zeiss)社製のフィルタ・セット。
**オメガ・オプチカル(Omega Optical)社製のフィルタ・セット。
本発明の特定染色体着色用プローブ組成物はまた、そのもう一つの利用法として蛍光活性化された流動細胞計測法を利用する過程において使用することができる。例えば初めに染色体は例えば細胞培養液の分裂細胞から従来法により分離される〔例えばカラノ他(Carrano et al.)、米国国立科学学士院紀要(Proc.Na’tl.Acad.Sci.USA)、第76巻、1382〜1384頁、1979年参照)〕。
本発明のプローブ組成物の特徴と利点は、その化学的構造又は官能性能力に悪影響を与えることなく、他のプローブ組成物及び類似物と混合することができることである。混合されたプローブ組成物がハイブリッド形成条件下において複雑なDNAセグメント混合物を組み入れても、これらの個々のセグメントは相補的な目的DNAとのみハイブリッド形成を行うので、望まれるような特定染色体着色が達成される。例えば上記手順の第一段階に先立って、上記のように調製された本発明のプローブ組成物は、若し望まれれば、例えば予め決められた染色体又は染色体領域中に存在する特定の目的物とハイブリッド形成を行う標識セグメントを含むもう一つの他のプローブ組成物と混合することができる。そのような他のプローブ組成物は、(本発明のプローブ組成物に比較して)類似の温度、時間及びその他の条件下においてインシトゥ・ハイブリッド形成の際の使用に適するのが好ましい。
本発明を以下に更に実施例を用いて詳述する。
ヒト染色体特異性DNAは、バン・ディラ他(Van Dilla)、バイオテクノロジ4巻、437〜552頁、1986年に記載されているように構成され、ローレンスリバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratories)から組み換えファージライブラリーズとして得られた。これらのライブラリーズの寄託は、ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)にされた。これらのライブラリーズはイ・コリ(E.coli)宿主細胞株上で成長させて活性化された。この活性化されたファージは精製され、これらのDNAは抽出されて、ついでこのDNAは制限酵素HindIIIで消化された。インサートDNAはラブドイド・ベクターDNAから分離され精製され、ついでプラスミド・ベクターpBS〔ストラテゲン(Strategene)、ラ・ジョラ(La Jolla)、CA〕のHindIIIの中にクローン化された。得られたプラスミドはイ・コリ宿主細胞株DH5α〔ベセスタ・リサーチ・ライブラリーズ(Bethesda Research Libraries)、ゲチスバーグ(Gaithersburg)、メリーランド(Maryland)〕の中に移入され、これによってヒト染色体特異性インサートDNAを含む組換えプラスミドライブラリーズを得た。
プローブDNAは炭素原子数4のシトシン塩基にエチレンジアミンを加えてアミノ基転移された。入手可能なデオキシシチジンヌクレオチド座位の約4〜24%が蛍光標識のためアミノ化された。
ヒト染色体1特異性のアミノ基転移プローブ前駆体DNA(平均長300bp、アミノ化デオキシシトシン20%)を7−アミノ−4−メチルクマリン−3−酢酸、スクシンイミドエステル(AMCA)に結合させた。アミノ基転移DNA60mgを乾燥し、ついでpH7.4で緩衝液として200mMの3−[N−モリホリノ]プロパンスルホン酸(MOPS)673μLに再浮遊させた。ジメチルスルホキシドのAMCA50mM溶液(150倍モル過剰)26.8μLをアミノ基転移DNAの分散液に加えた。この反応は室温で暗い中、約18時間撹拌しつつ進められた。過剰の発蛍光団は内径1cmを有する長さ28cmのゼファデックスG−25カラムに反応物を通すことにより標識DNAから分離された。所望の画分(カラム空隙率)を水で溶離し、全容量を減らすため乾燥した。標識DNAの2つのエタノール沈澱物はAMCAプローブに供するために、精製された。吸収スペクトルは塩基の4.8%が標識化されたことを示した。続く調製において、一つのエタノール沈澱工程は最初に行われ、ひき続きカラム精製工程を行い、ついで2番目のエタノール沈澱工程は最後に行われた。両方の精製手順は良好な結果を示した。
ヒト染色体7に特異な2つの異なるアミノ基転移プローブ前駆体DNA(平均長300bp、1つはアミノ化デオキシシトシン20%、もう1つは4.6%)をテキサス・レッド・スルホニル・クロライド(TexRd)に結合させた。アミノ基転移DNA40mgを乾燥し、ついでpH9.3で緩衝液として30mMのホウ酸ナトリウム270μLに再浮遊させた。N,N−ジメチルホルムアミドのTexRd30mM溶液(150倍モル過剰)30μLをアミノ基転移DNAの分散液に加えた。この反応は室温で暗い中、約18時間撹拌しつつ進められた。過剰の発蛍光団は内径1cmを有する長さ28cmのゼファデックスG−25カラムに反応物を通すことにより標識DNAから分離された。所望の画分(カラム空隙率)を水で溶離し、全容量を減らすため乾燥した。標識DNAのもう一つのエタノール沈澱物は精製された。標識化された生成物の吸収スペクトルは5%(全ヌクレオチド)アミノ化されたDNA調製物の全ヌクレオチド3.2%及び1.2%(全ヌクレオチド)アミノ化されたDNA調製物の全ヌクレオチド1.0%が標識化されたことを示した。この工程によりTxeRdプローブを得た。
ヒト染色体4に特異な2つの異なるアミノ基転移プローブ前駆体DNA(平均長300bp、1つはアミノ化デオキシシトシン20%、もう1つは4.6%)を5−(及び−6)−カルボキシ−X−ローダミン、スクシンイミジルエステル(CXR)に結合させた。アミノ基転移DNA35mgを乾燥し、ついでpH7.4で200mMのMOPS368μLに再浮遊させた。N,N−ジメチルホルムアミドのCXR25mM溶液(150倍モル過剰)31.8μLをアミノ基転移DNAの分散液に加えた。この反応は室温で暗い中、約18時間撹拌しつつ進められた。過剰の発蛍光団は内径1cmを有する長さ28cmのゼファデックスG−25カラムに反応物を通すことにより標識DNAから分離された。所望の画分(カラム空隙率)を水で溶離し、全容量を減らすため乾燥した。標識DNAのもう一つのエタノール沈澱物は精製された。標識化された生成物の吸収スペクトルは5%(全ヌクレオチド)アミノ化されたDNA調製物の全ヌクレオチド4.9%及び1.2%(全ヌクレオチド)アミノ化されたDNA調製物の全ヌクレオチド1.5%が標識化されたことを示した。
ヒト染色体4に特異なアミノ基転移DNAプローブ(平均長300bp、アミノ化デオキシシトシン20%)をリサミン・ローダミンB・スルホニル・クロライド(LisR)に結合させた。アミノ基転移DNA30mgを乾燥し、ついでpH9.3で緩衝液として50mMのホウ酸ナトリウム373μLに再浮遊させた。ジメチルスルホキシドのLiSR25mM溶液(150倍モル過剰)27.3μLをアミノ基転移DNAの分散液に加えた。この反応は室温で暗い中、約18時間撹拌しつつ進められた。過剰の発蛍光団は先ずエタノール沈澱により標識化DNAから分離された。沈澱物を水に再浮遊し、ついで内径1cmを有する長さ28cmのゼファデックスG−25カラムに通した。所望の画分(カラム空隙率)を水で溶離し、全容量を減らすため乾燥した。標識DNAのもう一つのエタノール沈澱物は精製された。吸収スペクトルは塩基の3.8%が標識化されたことを示した。この工程によりLisRプローブを得た。
ヒト染色体4に特異な2つの異なるアミノ基転移プローブ前駆体DNA(平均長300bp、1つはアミノ化デオキシシトシン20%、もう1つは4.6%)を5−(及び−6)−カルボキシテトラメチルローダミン、スクシンイミジルエステル(CTMR)に結合させた。アミノ基転移DNA50μgを乾燥し、ついでpH7.4で200mMのMOPS377μLに再浮遊させた。N,N−ジメチルホルムアミドのCTMR50mM溶液(150倍モル過剰)22.8μLをアミノ基転移DNAの分散液に加えた。この反応は室温で暗い中、約18時間撹拌しつつ進められた。過剰の発蛍光団は先ずエタノール沈澱により標識DNAから分離された。沈澱物を水に再浮遊させ、ついで内径1cmを有する長さ28cmのゼファデックスG−25カラムに通した。所望の画分(カラム空隙率)を水で溶離し、全容量を減らすため乾燥した。標識DNAのもう一つのエタノール沈澱物は精製された。吸収スペクトルは5%(全ヌクレオチド)アミノ化されたDNA調製物の全ヌクレオチド5.5%が標識化されたことを示した。この工程によりCTMRプローブを得た。
ヒト染色体4に特異なアミノ基転移DNAプローブ(平均長300bp、アミノ化デオキシイノシン20%)を、5−(および−6)−カルボキシフルオレセインスクシンイミドエステル(CFI)に結合させた。まず、50μgのアミノ基転移DNAを乾燥し、そして377μLの7.4pHで200mMのMOPSに再浮遊させた。N,Nジメチルホルムアミド内のCFIの50mM溶液の22.8μL(150倍モル過剰)をアミノ基転移DNAに加えた。この反応は室温において一晩(約18時間)暗中で撹拌しつつ進行した。過剰の発蛍光団は、最初エタノール沈殿により標識DNAから分離された。沈殿した物質を水中に再浮遊し、内径1cmで高さ28cmのセファデックスジー−25(Sephadex G-25)カラムを通過させた。所望の画分(カラム空隙率)を水中に溶離し、全体積を減少させるために乾燥させた。次に標識DNAのエタノール沈殿が精製された。吸収スペクトルは塩基の1.6%が標識化されたことを示した。この手順はCFIプローブを提供するものである。
強度:(-)不視、(+)いくぶん可視、(++)かなり可視、(+++)明白、(++++)非常に明白
担体DNAがない
ヒト染色体#7に特異なアミノ基転移DNAプローブ(平均長300bp、20%または4.6%のアミノ化デオキシシトシン)が、フルオレセイン−5−イソチオシアナート(FITC)に結合された。40μgのアミノ基転移DNAが乾燥させられ、そして244μLのpH9.3で50mMホウ酸ナトリウムに再浮遊させられた。ジメチルスルホキシド内のFITCの50mM溶液の6.1μL(50倍モル過剰)がアミノ基転移DNAに加えられた。この反応は室温において一晩(約18時間)暗中で撹拌されて進行した。過剰の発蛍光団は、まずエタノール沈殿により標識DNAから分離させられた。沈殿した物質は水中に再浮遊させられ、内径1cmで高さ28cmのセファデックスジー−25(Sephadex G-25)カラムを通過させられた。所望画分(カラム空隙率)が水中に溶離させられ、全体積を減少させるために乾燥させられた。次に標識DNAのエタノール沈殿が精製された。標識化された生成物の吸収スペクトルは、5%アミノ化されたDNA調製物内の全ヌクレオチドの2.2%が標識づけられ、かつ、1.2%アミノ基DNA調製物内の全ヌクレオチドの0.42%が標識化されたことを示した。
ヒト染色体4に特異なアミノ基転移DNAプローブ(平均長300bp、アミノ化デオキシシトシン20%)が、7−ジエチルアミノクマリン−3−カルボン酸、スクシンイミドエステル(DECCA)に接合された。40μgのアミノ基転移DNAが乾燥させられ、そして364μLのpH7.4で200mMMOPS内に再浮遊させられた。N,Nジメチルホルムアミド内のDECCAの25mM溶液の36.4μL(150倍モル過剰)がアミノ基転移DNAに加えられた。この反応は室温において一晩(約18時間)暗中で撹拌されて進行した。過剰の発蛍光団は、まずエタノール沈殿により標識DNAから分離させられた。沈殿した物質は水中に再浮遊させられ、内径1cmで高さ28cmのセファデックスジー−25(Sephadex G-25)カラムを通過させられた。所望画分(カラム空隙率)が水中に溶離させられ、全体積を減少させるために乾燥させられた。次に標識DNAのエタノール沈殿が精製された。吸収スペクトルは、塩基の1.9%が標識化されたことを示した。この手順はDECCAプローブを提供する。
ヒト染色体7に特異なアミノ基転移DNAプローブ(平均長300bp、アミノ化デオキシシトシン20%)が、テトラメチルローダミン−5(および6)−イソチオシアン酸(TRITC)に結合された。40μgのアミノ基転移DNAが乾燥させられ、そして244μLのpH9.3で50mMホウ酸ナトリウムに再浮遊させられた。ジメチルスルホキシド内のTRITCの6.1μL(50倍モル過剰)がアミノ基転移DNAに加えられた。この反応は室温において一晩(約18時間)暗中で撹拌されて進行した。過剰の発蛍光団は、まずエタノール沈殿により標識DNAから分離させられた。沈殿した物質は水中に再浮遊させられ、内径1cmで高さ28cmのセファデックスジー−25(Sephadex G-25)カラムを通過させられた。所望画分(カラム空隙率)が水中に溶離させられ、全体積を減少させるために乾燥させられた。次に標識DNAのエタノール沈殿が精製された。吸収スペクトルは、塩基の3.4%が標識化されたことを示した。
目的DNAは中期に止めるように処理されている通常の培養白血球細胞から成っていた。これら細胞は、核が破れるように約3フィートからガラス製の顕微鏡スライド上に落とされた。ハイブリッド形成の前にこのスライドは2分間、70%ホルムアミド/0.3MNaCl/30mMクエン酸ナトリウム(pH7)の変性溶液内に70℃でおかれた。そして、このスライドは70%、85%および100%のエタノール槽を通過させられることにより(それぞれ2分間)、脱水された。
b:20%アミノ化dNに対して蛍光団−アミノ化dCのモル比は、イソチオシアン酸反応については50であり、スルホン酸塩化物およびN−ヒドロキシスクシンイミドエステル反応については150である。
2 酵素消化およびヌクレオチドのFPLC分別によって決定された、脂肪族アミノ結合基を含む全ヌクレオチドの割合
3 吸収スペクトルによって決定された、共有的に付着した発蛍光団を含む全ヌクレオチドの割合
4 ハイブリッド形成溶液内の標識化プローブの濃度
5 特異性は以下のように表される:(-)不明確、(+)少量の特異性、(++)かなりな特異性、(+++)良好な特異性、(++++)非常に良好な特異性
強度は以下のように表される:(-)不視、(+)いくぶん可視、(++)かなり可視、(+++)明白、(++++)非常に明白
6 表5参照
ヒト染色体#12のセントロメア領域に特異的に相補的なものとして知られているクローン化DNAが、ビットナー(Bittner)などの米国特許に記載された手順に従って用意された(精製プラスミドDNAクローン配列#1−1として同定され、3.5kbpの挿入を有し、DNA繰り返し配列を含むことが知られている)。この配列はブランソン音波処理器450(Branson Sonifier 450;Danbury,CT)を用いた音波処理により約300塩基ペアの断片に分裂させられた。プラスミド調製物からのDNAが2mLの水中で500μg/mLの濃度に音波処理された。その溶液は、音波処理の間の沸騰を避けるために、ドライアイス/エタノール槽内に沈められたポリプロピレンチューブ5mL内に含められた。音波処理装置のマイクロチップは、チップがチューブの底から2〜5mmとなるまで溶液内に沈められた。音波処理は、5〜7分周期で80%のデューティーサイクル(オン時間%)で非連続的に、25〜30ワットの出力パワーで行われた。以下の音波処理において、DNAが、3M酢酸ナトリウム(pH5.5)0.2mLとエタノール4.5mLとを加えることにより沈殿させられた。沈殿物は8,000×gで5分間遠心分離させられ、真空乾燥された。
以下に述べるように実施例14のプローブ組成物がヒト染色体#12のセントロメア領域を検出するために用いられた。
(2)特異性:(-)不明確、(+)少量の特異性、(++)かなりな特異性、(+++)良好な特異性、(++++)非常に良好な特異性、(NE)評価できず
(3)ブロッキングDNAが存在する(4.5μgヒト胎盤DNA/10μL)
ヒト染色体#8のセントロメア領域に特異的に相補的なものとして知られているクローンDNAが、ビットナーなどの米国特許に記載された手順に従って用意された(精製プラスミドDNAクローン配列10−4として同定された)。
以下に述べるように実施例16のプローブ組成物がヒト染色体#8のセントロメア領域を同定(検出)するために用いられた。
Claims (7)
- 複数染色体ゲノムの予め選択された単一の染色体構成部分であって染色体全体及び染色体領域から成る群から選択された前記染色体構成部分を含んでおり、DNAのハイブリッド形成によって、被検染色体又は染色体領域におけるDNAの存在を検出するための直接的標識プローブ組成物において、このプローブ組成物が
(a)前記予め選択された染色体構成部分を含むDNA配列に由来しており、前記DNA配列の全体に生じるDNAセグメント部分と相補性があり、約150〜約600塩基対の範囲の平均長を有する異なるDNAセグメントの混合物
を含んでおり、
(b)前記DNAセグメントがその全デオキシシチジンヌクレオチドの約1〜約30モル%を二官能性結合基で置換されており、
(c)前記置換された結合基の全体の少なくとも10モル%が各々更に発蛍光団基に共有結合されており、そのため、DNAセグメントを含む個々の前記発蛍光団基が、前記DNA配列の実質的に完全な染色を達成するための前記相補性のDNAセグメント部分にハイブリッド形成可能である
プローブ組成物。 - 前記ゲノムの全ゲノムDNAに由来する異なるDNAセグメントの混合物を含むブロッキングDNA組成物と混合されており、前記DNAセグメントが約150〜約600塩基対の範囲の平均長を有している請求項1のプローブ組成物。
- 前記発蛍光団基の各々がスクシンイミジルエステル、スルホン酸クロライド、アセチルアジ化物及びイソチオシアネートから成る群から選択される反応基を介して前記結合基に結合されており、かつ前記発蛍光団基の各々が1個の発蛍光団ラジカルを含み、さらに前記発蛍光団基の各々が試料に入射する励起光の波長領域で少なくとも約6,000M-1cm-1の吸光係数及び少なくとも約0.02の量子収量を有する請求項1のプローブ組成物。
- (a)複数の被検染色体又は染色体領域の各々にプローブ組成物を供給する工程(ここで、(1)特定の染色体又は染色体領域を特異的に結合すると共に蛍光標識されている複数のポリヌクレオチドを各々のプローブ組成物が含んでおり、(2)各々のプローブ組成物は異なる蛍光標識で標識されており、(3)各々の蛍光標識は各々の他の蛍光標識の存在下で検出可能である);
(b)ハイブリッド形成条件下で、前記プローブ組成物を前記被検染色体又は染色体領域に接触させる工程;及び
(c)前記被検染色体又は染色体領域にハイブリッド形成されており蛍光標識されている前記プローブ組成物によって生じる蛍光信号の有無を検出する工程
を含む複数の染色体又は染色体領域の検出方法。 - 3つの異なる染色体領域が検出される請求項5の方法。
- 4つの異なる染色体領域が検出される請求項5の方法。
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