JP2005082091A - コネクタ保持構造 - Google Patents

コネクタ保持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005082091A
JP2005082091A JP2003318734A JP2003318734A JP2005082091A JP 2005082091 A JP2005082091 A JP 2005082091A JP 2003318734 A JP2003318734 A JP 2003318734A JP 2003318734 A JP2003318734 A JP 2003318734A JP 2005082091 A JP2005082091 A JP 2005082091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
door frame
door
door handle
female
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003318734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4501381B2 (ja
Inventor
Ryuichi Komiyama
隆一 小宮山
Yoshinori Hitomi
佳典 人見
Katsutoshi Fukunaga
勝稔 福永
Atsushi Suzumura
淳 鈴村
Yukinobu Kunimatsu
幸信 国松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Tyco Electronics Japan GK
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Tyco Electronics AMP KK
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Tyco Electronics AMP KK, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2003318734A priority Critical patent/JP4501381B2/ja
Priority to EP04104327A priority patent/EP1515401A1/en
Priority to TW093127276A priority patent/TW200527776A/zh
Priority to US10/938,810 priority patent/US7402043B2/en
Priority to CNA2004100770760A priority patent/CN1594808A/zh
Publication of JP2005082091A publication Critical patent/JP2005082091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4501381B2 publication Critical patent/JP4501381B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/631Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
    • H01R13/6315Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only allowing relative movement between coupling parts, e.g. floating connection
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/54Electrical circuits
    • E05B81/64Monitoring or sensing, e.g. by using switches or sensors
    • E05B81/76Detection of handle operation; Detection of a user approaching a handle; Electrical switching actions performed by door handles
    • E05B81/78Detection of handle operation; Detection of a user approaching a handle; Electrical switching actions performed by door handles as part of a hands-free locking or unlocking operation

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】ドアハンドルの回動支点側に取り付けられた相手コネクタと嵌合し、ドアフレームに回動可能に保持されるコネクタをそのドアフレームに保持するコネクタ保持構造に関し、ドアハンドルの回動に伴うコネクタの姿勢変化を許容しつつ、相手コネクタとの嵌合作業をスムーズに行う。
【解決手段】コネクタ200が、両側面に水平方向に並んで配置された2個の突起2122を有し、ドアフレーム100が、2個の突起2122の配置方向に対応して水平方向に沿って延びる案内溝1051と、コネクタ200の回動を許容するように2個の突起2122に対応して案内溝1051から下方に延びる2個の溝1052とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ドアハンドルの回動支点側に取り付けられた相手コネクタと嵌合し、ドアフレームに回動可能に保持されるコネクタをそのドアフレームに保持するコネクタ保持構造に関する。
施錠された錠を開錠するにあたり、鍵穴に鍵を差し込んで開錠するのではなく、所定信号を送信しその所定信号を検出すると開錠する、キーレスシステムが自動車等に採用されてきている。キーレスシステムを採用した自動車の中には、所定信号を検出するためのセンサを、ドアハンドルに内蔵したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1には、所定信号を検出するセンサからのケーブルと、ドアよりも内側に設けられた制御部からのケーブルとを相互接続する、嵌合した1組のコネクタが開示されている。所定信号を検出するセンサはドアハンドルに内蔵されており、1組のコネクタはドアパネルの内側に位置している。特許文献1に記載されたドアハンドルは、一端を回動支点にして回動するものであり、回動支点となるその一端側がドアパネルの内側に挿入され、その一端にセンサからのケーブルが結線されたコネクタが取り付けられている。一方、このコネクタと嵌合する、制御部からのケーブルが結線されたコネクタは、ドアフレームにバネ部材によって保持されている。この制御部側のコネクタが、ドアハンドル側のコネクタと嵌合した状態で、ドアハンドルが回動操作されると、嵌合した1組のコネクタの姿勢は変化する。特許文献1に記載された、制御部側のコネクタの、ドアフレームへの保持構造は、ドアハンドルの回動操作によるコネクタの姿勢変化を許容するために、制御部側のコネクタをバネ部材によって保持している。
ところで、制御部側のコネクタと、ドアハンドル側のコネクタとを嵌合させる際には、ドアハンドル側のコネクタを制御部側のコネクタに近づけ、両者を嵌合させる。すなわち、制御部側のコネクタは待受コネクタとなる。両者の嵌合作業をスムーズに行うには、制御部側のコネクタが正確に位置決めされ、さらに、制御部側のコネクタの姿勢が、近づいてくるドアハンドル側のコネクタに嵌合面を向けたきちんとした姿勢であることが必要になる。
欧州特許出願公開第1031683号明細書 欧州特許出願公開第1108835号明細書 欧州特許出願公開第1255004号明細書
しかしながら、特許文献1に記載された、制御部側のコネクタの、ドアフレームへの保持構造では、バネ部材によってコネクタが保持されるため、ドアフレームに制御部側のコネクタを配備する際に、コネクタをきちんとした姿勢で正確に位置決めすることが困難であり、相手コネクタとの嵌合作業をスムーズに行いにくい。また、仮に、コネクタがドアフレームに、きちんとした姿勢で正確に位置決めされても、嵌合作業の最中に、何らかの拍子でコネクタの姿勢や位置が狂ってしまう恐れがあり、やはり、嵌合作業をスムーズに行いにくい。
本発明は、上記事情に鑑み、ドアハンドルの回動に伴うコネクタの姿勢変化を許容しつつ、相手コネクタとの嵌合作業をスムーズに行うことができるコネクタ保持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のコネクタ保持構造は、ドアハンドルの回動支点側に取り付けられた相手コネクタと嵌合し、ドアフレームに回動可能に保持されるコネクタをそのドアフレームに保持するコネクタ保持構造であって、
上記コネクタが、両側面に水平方向に並んで配置された2個の突起を有し、
上記ドアフレームが、上記2個の突起の配置方向に対応して水平方向に沿って延びる案内溝と、上記コネクタの回動を許容するように上記2個の突起に対応して上記案内溝から下方に延びる2個の溝とを有することを特徴とする。
本発明のコネクタ保持構造によれば、上記ドアフレームに上記コネクタを配備させるにあたり、上記コネクタに設けられた2個の突起を上記案内溝に嵌め込むことで、上記コネクタを上記案内溝の延在方向に案内することができ、上記コネクタが上記ドアフレームにきちんとした姿勢で正確に位置決めされる。その結果、相手コネクタとの嵌合作業をスムーズに行うことができる。また、下方に延びる2個の溝によって、ドアハンドルの回動に伴うコネクタの姿勢変化が許容される。
以上、説明したように、本発明のコネクタ保持構造によれば、ドアハンドルの回動に伴うコネクタの姿勢変化を許容しつつ、相手コネクタとの嵌合作業をスムーズに行うことができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本発明の一実施形態であるコネクタ保持構造は、自動車のドアパネル内部で、ドアフレームに雌型コネクタを保持する構造である。
図1は、自動車のドアパネル内部に配備されるドアフレームの斜視図である。
図1に示すドアフレーム100は、この図1では不図示のドアパネル1(図4参照)の内側に取り付けられる。ドアパネルの内側に取り付けられたドアフレーム100には、、同じくこの図1では不図示のドアハンドル3(図4参照)が組み込まれる。このドアフレームに組み込まれたドアハンドルは、所定信号を検出するセンサ(不図示)が内蔵されたものであり、このドアハンドルが取り付けられた自動車には、センサが所定信号を検出すると、ドアの施錠を解除する制御部が配備されている。所定信号は、自動車の使用者が所持しているエンジン始動のための鍵から発信され続けている。そのため、このドアハンドルが取り付けられた自動車では、エンジン始動のための鍵を所持した者が自動車に接近すると自動的にドアの施錠が解除される。また、このドアハンドルの、回動支点側の端部には、雄型コネクタが取り付けられている。ドアハンドルに内蔵されたセンサからは配線が延びており、その配線の先端は、この雄型コネクタに導入されている。
図1に示すドアフレーム100の両端部それぞれには挿入孔101,102が設けられている。これらの挿入孔101,102のうち、図1の左側の小さい方の挿入孔101には、ドアハンドルの、回動支点側の端部が挿入され、図1の右側の大きい方の挿入孔102には、ドアハンドルの、回動支点とは反対側の端部が挿入される。また、このドアフレーム100の、大きい方の挿入孔102が設けられた端部の下方からは、このドアフレーム100の幅方向に離間した1対のガタ止め突起103が突出している。ドアハンドルの、大きい方の挿入孔102から挿入された端部は、これら1対のガタ止め突起103の間に入り込み、ドアハンドルの、ドアフレーム100の幅方向のガタツキが防止される。一方、ドアフレーム100の、小さい方の挿入孔101の近傍には、ネジ孔104が設けられている。このドアフレーム100は、このネジ孔104にネジ込まれるネジ2(図4参照)によって、ドアパネルに取り付けられる。さらに、ドアフレーム100の、小さい方の挿入孔101が設けられた端部の先端には、ここでは不図示の雌型コネクタ200(図3参照)を保持する保持部105が設けられている。図1に示す保持部105は、下方に向かって開口するコ字状のものであり、互いに対向する側壁105a,105bと、それらの側壁105a,105bの上縁を結ぶ上壁105cを有する。この保持部105の内部空間と小さい方の挿入孔101は連通しており、互いに対向する側壁105a,105bそれぞれには、案内溝1051と、その案内溝1051に繋がった2つの回動許容溝1052が設けられている。
図2は、図1に示すドアフレームに設けられた保持部を、ドアフレームの長手方向に沿って断面したときの断面図である。
図1に示す保持部105に設けられた案内溝1051は、図1に示すドアフレームの長手方向に水平に延びる貫通溝である。2つの回動許容溝1052は、所定距離をあけて案内溝1051からそれぞれ下方に延びる貫通溝である。
また、図1に示す保持部105の上壁105cの内面には、図2に示すように、2つの切欠1053,1054が設けられている。これら2つの切欠1053,1054は、図2に示す案内溝1051の延在方向に離間して設けられている。
図3は、図1に示すドアフレームの保持部によって保持される雌型コネクタの分解斜視図である。
この図3に示す雌型コネクタに200は、ドアの施錠を解除する制御部から延びる配線が導入される。雌型コネクタ200は、アウタハウジング210、インナハウジング220、シールリング230、雌型コンタクト240、二次係止部材250、一括ゴム栓260、およびカバー部材270を有する。
アウタハウジング210は、可撓性に富むプラスチック材料からなるものであり、このアウタハウジング210には、ロックアーム211と、1対の解除操作部212と、係止突条部213が設けられている。ロックアーム211は、この雌型コネクタ200が、ドアハンドルに取り付けられた雄型コネクタに嵌合した際に、相手コネクタであるその雄型コネクタに係合するものである。
1対の解除操作部212は、アウタハウジング210の両脇に設けられており、この雌型コネクタ200の嵌合面両側から嵌合方向とは反対側に突出している。これら1対の解除操作部212は、互いの突出方向先端212aが接近するように挟み込まれると、突出方向後端(図3における右端)212bを回動軸にして撓む。1対の解除操作部212には、ロックアーム211に向かって折曲げられた折曲片2121が設けられている。この折曲片2121の先端面は、ロックアーム211の側面近傍に位置しており、1対の解除操作部212の突出方向先端212aが互いに接近するように挟み込まれると、折曲片2121の先端面とロックアーム211の側面とがカム係合し、ロックアーム211が可動する。また、1対の解除操作部212それぞれは、水平方向に並んで配置された2個の突起2122を有する。これらの突起2122は、図1に示すドアフレーム100の案内溝1051に挿入される。これらの突起2122の突出先端面2122aは、ドアフレーム100に挿入しやすいように面取りされている。図3に示す雌型コネクタ200は、ドアフレーム100により、まず、相手雄型コネクタを待ち受ける所定の待受位置に保持される。この際、係止突条部213は、図2に示す2つの切欠1053,1054のうちの、図1に示す挿入孔102に近い方の切欠1053に入り込む。係止突条部213がこの切欠1053に入り込むことで、雌型コネクタ200は、多少のことでは移動したり姿勢を変えたりすることができなくなる。したがって、本実施形態のコネクタ保持構造によれば、雌型コネクタ200の、相手雄型コネクタとの嵌合時に、雌型コネクタ200が、きちんとした姿勢を保ちながら所定の待受位置で、相手雄型コネクタを待ち受けているため、両者の嵌合作業をスムーズに行うことができる。
また、図3に示す雌型コネクタ200と、相手雄型コネクタが嵌合している際に、この嵌合を解除するには、雌型コネクタ200に設けられた1対の解除操作部212の突出方向先端212aを互いに接近するように挟み込んだ状態で両者を引き離せばよい。さらに、この際に行われる、1対の解除操作部212を挟み込む操作によって、ドアフレーム100の案内溝1051に挿入された突起2122が抜け、この雌型コネクタ200をドアフレーム100から取り外すこともできる。
図3に示す一つの雌型コンタクト240には、1本の導体320が結線されている。この図3では、雌型コンタクト240は1つしか示されていないが、図3に示す雌型コネクタ200に導入される配線は、8本の導体からなるものであり、実際には、雌型コンタクト240は8つ配備されている。
図3に示すインナハウジング220は、ガラス材料を添加したプラスチック材料からなるものであり、可撓性に乏しく寸法精度が高レベルに保たれたものである。このインナハウジング220には、大中小の3つの本体部が設けられている。8つの雌型コンタクト240は、その先端が小本体部221内に位置するように、インナハウジング220内に収納される。小本体部221の外周面には、シールリング230を係止する複数の係止突起2211が設けられている。また、インナハウジング220は、アウタハウンジング210内に挿入されるものであり、インナハウジング220の中本体部222の外周面には、アウタハウンジング210に係止する係止突起2221が設けられている。さらに、インナハウジング220の大本体部223の外周面には、カバー部材270を係止する複数の係止突起2231が設けられている。
二次係止部材250は、8つの雌型コンタクト240を保持するものである。この二次係止部材250は、図3においては縦1列に並んだ4つのクローズドキャビティ251と縦1列に並んだ4つのオープンキャビティ252を有する。8つの雌型コンタクト240それぞれの後ろ半分(図3では左側半分)は、これらの本体部251,252内に収納される。また、この二次係止部材250には、組立て時に治具が挿入される凹部253が設けられている。
一括ゴム栓260は、雌型コネクタ200の配線導入口に設けられている。したがって、この雌型コネクタ200が図1に示すドアフレーム100に保持され、外部から水がドアフレーム100等を伝って雌型コネクタ200の配線導入口側に到達しても、この一括ゴム栓260によって、その水が、雌型コネクタ200の内部へ侵入することが阻まれ、コネクタは確実に防水される。この一括ゴム栓260は、図3においては縦1列に4つずつ並んだ合計8つの貫通孔261を有する板状のゴム部材である。これら8つの貫通孔261それぞれには、8本の導体それぞれが挿通される。また、この一括ゴム栓260は、これらの貫通孔261の他に、図3においては縦1列に5つずつ並んだ合計15個の凹部262も有する。
カバー部材270にも、一括ゴム栓260に設けられた8つの貫通孔261に対応した8つの貫通孔271が設けられており、各貫通孔271には、8本の導体それぞれが挿通される。また、このカバー部材270には、一括ゴム栓260に設けられた15個の凹部262に対応した15個の凸部272も設けられている。さらに、カバー部材270には、インナハウジング200の大本体部223に設けられた係止突起2231が入り込む係止杆273も設けられている。
ここで、図3に示す雌型コネクタ200の組立工程について説明する。まず、8本の導体それぞれの先端を、カバー部材270の8つの貫通孔271に通し、次いで、一括ゴム栓260の8つの貫通孔261にも通す。続いて結線作業を行う。ここでの結線作業では、8本の導体それぞれの先端を、8つの雌型コンタクト240それぞれに圧着する。一方、結線作業とは別に、インナハウジング220に二次係止部材250を入れ込む作業と、インナハウジング220の小本体部221にシールリング230を被冠し、小本体部221に設けられた複数の係止突起2211によってシールリング230を係止する作業も行われる。次に、インナハウジング220内の二次係止部材250に、導体が結線された雌型コンタクト240を挿通する。各雌型コンタクト240にはランス(不図示)が設けられており、雌型コンタクト240の先端が、インナハウジング220の小本体部221内に位置するまで雌型コンタクト240を挿入すると、このランスがインナハウジング220に係止され、インナハウジング220内における、各雌型コンタクト240の位置および姿勢が定まる。そして、インナハウジング220内の二次係止部材250に設けられた凹部253に治具を挿入し、二次係止部材250を、この図3では紙面の奥側にスライドさせる。こうすることで、各雌型コンタクト240が、二次係止部材250に係止され、各雌型コンタクト240が二次係止部材250によって保持される。その後、インナハウジング220の大本体部223内に一括ゴム栓260を入れ込み、さらに、インナハウジング220にカバー部材270を取り付ける。カバー部材270の取り付けでは、カバー部材の270の複数の係止杆273それぞれを、インナハウジング220の大本体部223に設けられた係止突起2231に係止する。最後に、アウタハウジング210内にインナハウジング220を取付ける。このインナハウジング220の取付けでは、インナハウジング220の中本体部222に設けられた係止突起2221をアウタハウジング210に係止する。このようにして組立てられた雌型コネクタ200と、相手雄型コネクタとを嵌合すると、雌型コネクタ200に備えられたシールリング230によって、両者の嵌合面はより確実に防水される。
続いて、図4を用いて、図3に示す雌型コネクタ200と相手雄型コネクタとの嵌合作業について説明する。
図4は、図1に示すドアフレームに保持された、図3に示す雌型コネクタに、ドアハンドルに取り付けた相手雄型コネクタを嵌合する作業を段階的に示し、さらに、ドアハンドル回動時の様子も示した図である。
図4(a)は、図1に示すドアフレームの大きい方の挿入孔から、相手雄型コネクタが取り付けられたドアハンドルの、回動支点とは反対側の端部を途中まで挿入した段階を示す図である。この図4(a)の右側の図に示すドアフレーム100は、ドアパネル1の内側に、ネジ2によって取り付けられている。ドアフレーム100の保持部105には、図3に示す雌型コネクタ200が保持されている。ここでは、雌型コネクタ200が、所定の待受位置で、その嵌合面を、ドアフレーム100の挿入孔101側に向けて保持されており、図4(a)の左側の図に示すように、雌型コネクタ200に設けられた突起2122は、保持部105の案内溝1051内で、挿入孔101側に位置している。また、図3に示す雌型コネクタ200の係止突条部213は、図2に示す2つの切欠1053,1054のうちの、図1に示す挿入孔102に近い方の切欠1053に入り込んでおり、雌型コネクタ200は、きちんとした姿勢を保ちながら所定の待受位置で、相手雄型コネクタを待ち受けている。
ドアハンドル30の、相手雄型コネクタ900が取り付けられた回動支点側の端部31は、挿入孔101から、図中に示す矢印Aの方向に挿入される。この挿入に伴い、ドアハンドル30の、回動支点とは反対側の端部32も、挿入孔102から、さらに奥まで挿入される。
図4(b)は、ドアハンドルをスライドさせることで、図3に示す雌型コネクタと相手雄型コネクタとを嵌合させた状態を示す図である。この図4(b)の右側の図に示すドアハンドル3は、両端31,32それぞれが、ドアフレーム100の奥まで挿入されている。この状態で、ドアハンドル3を矢印B1方向にスライドすると、ドアハンドル3に取り付けられた相手雄型コネクタ900は、所定の待受位置で保持されている雌型コネクタ200に押し込まれ、両者は嵌合する。この際、所定の待受位置に保持されていた雌型コネクタ200は、雄型コネクタ900に押され、所定の嵌合完了位置まで後退し、図4(b)の左側の図に示すように、雌型コネクタに設けられた突起2122は、保持部105の案内溝1051内で、挿入孔101から最も離れた位置まで移動する(矢印B2参照)。また、図3に示す雌型コネクタ200の係止突条部213は、図2に示す2つの切欠1053,1054のうちの、図1に示す挿入孔102から遠い方の切欠1054に入り込む。
以上説明したようにして嵌合された雌型コネクタ200と相手雄型コネクタ900は、ドアハンドル3の回動操作に伴い、一体になって姿勢を変化する。
図4(c)は、ドアハンドルを回動させたときの様子を示す図である。この図4(c)の右側の図に示すように、ドアハンドル3は、雄型コネクタが取り付けられた側の端部31を回動支点にして回動する。ここでは、図4(b)に示す状態からドアハンドル3が回動した状態を点線で示してある。ドアハンドル3が回動する(矢印C1参照)と、ドアハンドル3の、回動支点とは反対側の端部32が持ち上がり、ドアハンドル3は、ドアパネル1に対して斜めになる。この際、図4(c)の左側の図に示すように、本実施形態のコネクタ保持構造では、雌型コネクタに設けられた突起2122が、保持部105の案内溝1051から回動許容溝1052に逃げ込むことができるため、雌型コネクタ200も相手雄型コネクタとともに斜めになることが許容される(矢印C2参照)。
なお、本発明のコネクタ保持構造は、自動車のドアパネルに取り付けられたドアフレームに雌型コネクタを保持する構造に限らず、様々な部材に取り付けられたドアフレームに雄型あるいは雌型のコネクタを保持する構造にも適用することができる。
自動車のドアパネル内部に配備されるドアフレームの斜視図である。 図1に示すドアフレームに設けられた保持部を、ドアフレームの長手方向に沿って断面したときの断面図である。 図1に示すドアフレームの保持部によって保持される雌型コネクタの分解斜視図である。 図1に示すドアフレームに保持された、図3に示す雌型コネクタに、ドアハンドルに取り付けた相手雄型コネクタを嵌合する作業を段階的に示し、さらに、ドアハンドル回動時の様子も示した図である。
符号の説明
3 ドアハンドル
100 ドアフレーム
105 保持部
1051 案内溝
1052 回動許容溝
200 雌型コネクタ
2122 突起
900 相手雄型コネクタ

Claims (1)

  1. ドアハンドルの回動支点側に取り付けられた相手コネクタと嵌合し、ドアフレームに回動可能に保持されるコネクタを該ドアフレームに保持するコネクタ保持構造であって、
    前記コネクタが、両側面に水平方向に並んで配置された2個の突起を有し、
    前記ドアフレームが、前記2個の突起の配置方向に対応して水平方向に沿って延びる案内溝と、前記コネクタの回動を許容するように前記2個の突起に対応して前記案内溝から下方に延びる2個の溝とを有することを特徴とするコネクタ保持構造。
JP2003318734A 2003-09-10 2003-09-10 コネクタ保持構造 Expired - Fee Related JP4501381B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003318734A JP4501381B2 (ja) 2003-09-10 2003-09-10 コネクタ保持構造
EP04104327A EP1515401A1 (en) 2003-09-10 2004-09-08 Connector Holder Structure
TW093127276A TW200527776A (en) 2003-09-10 2004-09-09 Connector holder structure
US10/938,810 US7402043B2 (en) 2003-09-10 2004-09-10 Connector holder structure
CNA2004100770760A CN1594808A (zh) 2003-09-10 2004-09-10 连接器保持结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003318734A JP4501381B2 (ja) 2003-09-10 2003-09-10 コネクタ保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005082091A true JP2005082091A (ja) 2005-03-31
JP4501381B2 JP4501381B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=34132007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003318734A Expired - Fee Related JP4501381B2 (ja) 2003-09-10 2003-09-10 コネクタ保持構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7402043B2 (ja)
EP (1) EP1515401A1 (ja)
JP (1) JP4501381B2 (ja)
CN (1) CN1594808A (ja)
TW (1) TW200527776A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262832A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ接続構造及びクランプ部材

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007027845A1 (de) * 2007-06-13 2008-12-18 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Betätigen eines Verschlusses eines beweglichen Teils
FR2929046B1 (fr) * 2008-03-19 2014-04-25 Connecteurs Electr Deutsch "dispositif de fixation pour connecteur"
US9096691B2 (en) 2011-04-13 2015-08-04 Eastman Chemical Company Cellulose ester optical films
US10355409B2 (en) * 2017-06-27 2019-07-16 Aptiv Technologies Limited Wiring-harness with connector staging device
DE102020130896A1 (de) * 2020-11-23 2022-05-25 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Elektronikbaugruppe für Kraftfahrzeugtüren oder Kraftfahrzeugklappen

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031683A1 (en) * 1999-02-23 2000-08-30 Valeo Sicurezza Abitacolo S.p.A. Vehicle door handle
JP2001267008A (ja) * 2000-03-23 2001-09-28 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ装置
JP2002033160A (ja) * 2000-05-12 2002-01-31 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5667398A (en) * 1995-09-13 1997-09-16 General Motors Corporation Modular connection system
JP3287535B2 (ja) * 1996-07-22 2002-06-04 矢崎総業株式会社 コネクタの取付構造
DE19961370A1 (de) * 1999-12-17 2001-07-05 Bosch Gmbh Robert Türaußengriffanordnung für eine Kraftfahrzeugtür, Kraftfahrzeugtür und Verfahren zur Montage eines Türaußengriffs
DE10121432A1 (de) * 2001-05-02 2002-11-07 Kiekert Ag Türgriffeinheit
DE10337055A1 (de) * 2003-08-12 2005-03-10 Tyco Electronics Amp Gmbh Elektrisches Fahrzeugtürgriff-Steckverbindungssystem
JP4487562B2 (ja) * 2003-12-22 2010-06-23 アイシン精機株式会社 ハンドル装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031683A1 (en) * 1999-02-23 2000-08-30 Valeo Sicurezza Abitacolo S.p.A. Vehicle door handle
JP2001267008A (ja) * 2000-03-23 2001-09-28 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ装置
JP2002033160A (ja) * 2000-05-12 2002-01-31 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262832A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ接続構造及びクランプ部材
KR100890747B1 (ko) 2006-03-29 2009-03-26 스미토모 덴소 가부시키가이샤 커넥터 연결 구조체, 클램핑 부재, 및 커넥터 연결구조체를 장착하는 방법
JP4656579B2 (ja) * 2006-03-29 2011-03-23 住友電装株式会社 コネクタ接続構造及びクランプ部材

Also Published As

Publication number Publication date
EP1515401A1 (en) 2005-03-16
US7402043B2 (en) 2008-07-22
TW200527776A (en) 2005-08-16
CN1594808A (zh) 2005-03-16
JP4501381B2 (ja) 2010-07-14
US20050050842A1 (en) 2005-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0554933A (ja) コネクタ接続装置
EP1128486A2 (en) Connector fitting structure
KR950026060A (ko) 전기 커넥터 위치 보증 장치
WO2016038754A1 (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP2000182702A (ja) コネクタ組立体及びその取付方法
CN108104619B (zh) 车辆用门锁装置
JP2018067379A (ja) コネクタ
CN107206876B (zh) 车辆用门锁装置
JP4501381B2 (ja) コネクタ保持構造
JPH0690940B2 (ja) 端子金具の二重係止構造をもつ電気コネクタ
JP3316116B2 (ja) 電気コネクタ
JP2016084661A (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP3983380B2 (ja) コネクタ
US5575678A (en) Locking connector
US6860759B2 (en) Connector and method of mounting a connector housing on a panel
US20050077737A1 (en) Connector
JP2005085694A (ja) コネクタ
JP4215066B2 (ja) コネクタ
WO2016143080A1 (ja) ドアラッチ装置
US7044744B2 (en) Electrical vehicle door handle plug connection system
JP4283179B2 (ja) コネクタ
TWI777047B (zh) 車輛用門鎖裝置
JPH0992368A (ja) 電気コネクタ
JPH07240253A (ja) 防水コネクタ
EP1955417B1 (en) Electrical connector for mounting in a panel cutout

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061010

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20061010

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090120

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100412

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees