JP2005082033A - 小型車両のフレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1のフレーム部材とともに車体フレームの一部を構成する第2のフレーム部材に、第1のフレーム部材に当接する当接面が設けられ、該当接面の外周縁で第2のフレーム部材が第1のフレーム部材に溶接される小型車両のフレーム構造において、車体フレームの一部を構成する2つのフレーム部材を、第1のフレーム部材に当接するようにして第2のフレーム部材に形成された当接面の外周縁で溶接結合するにあたり、接合強度を充分に確保しつつ第2のフレーム部材の小型化、軽量化を図る。
【解決手段】第2のフレーム部材34には、当接面44に開口する開口部45が第1のフレーム部材15の一部を臨ませるようにして設けられ、該開口部45の周縁で第2のフレーム部材34が第1のフレーム部材34に溶接される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、第1のフレーム部材とともに車体フレームの一部を構成する第2のフレーム部材に、第1のフレーム部材に当接する当接面が設けられ、該当接面の外周縁で第2のフレーム部材が第1のフレーム部材に溶接される小型車両のフレーム構造に関する。
自動二輪車の車体フレームが前端に備えるヘッドパイプにガセットを介してダウンパイプを連結するにあたり、ヘッドパイプと一体に成形されたガセットにダウンチェーンュ部を溶接結合するようにしたフレーム構造と、ヘッドパイプに当接する当接面を有するガセットを前記当接面の外周縁でヘッドパイプに溶接するとともにそのガセットにダウンパイプを溶接結合したフレーム構造とが、たとえば特許文献1で開示されている。
実開昭61−15686号公報
ところが、ヘッドパイプおよびガセットを一体成形するものでは、成形型が大型化するとともに複雑となり、成形コストが嵩むという問題がある。一方、ヘッドパイプにガセットを溶接するようにしたものでは、成形コストが嵩むという問題は生じないが、溶接長をかせいで接合強度を高めるためにヘッドパイプに当接すべくガセットに設けられる当接面がその面積を大きくするように形成されており、ガセットの大型化および重量増加を招いている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車体フレームの一部を構成する2つのフレーム部材を、第1のフレーム部材に当接するようにして第2のフレーム部材に形成された当接面の外周縁で溶接結合するにあたり、接合強度を充分に確保しつつ第2のフレーム部材の小型化、軽量化を図り得るようにした小型車両のフレーム構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、第1のフレーム部材とともに車体フレームの一部を構成する第2のフレーム部材に、第1のフレーム部材に当接する当接面が設けられ、該当接面の外周縁で第2のフレーム部材が第1のフレーム部材に溶接される小型車両のフレーム構造において、第2のフレーム部材には、前記当接面に開口する開口部が第1のフレーム部材の一部を臨ませるようにして設けられ、該開口部の周縁で第2のフレーム部材が第1のフレーム部材に溶接されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、車体フレームの前端のヘッドパイプと、エンジンの下部を支承するダウンパイプとを連結するガセットに、ヘッドパイプに当接する当接面が設けられ、該当接面の外周縁でガセットがヘッドパイプに溶接される小型車両のフレーム構造において、ガセットには、前記当接面に開口する開口部がヘッドパイプの一部を臨ませるようにして設けられ、該開口部の周縁でガセットが前記ヘッドパイプに溶接されることを特徴とする。
上記請求項1記載の発明によれば、第2のフレーム部材に設けられた開口部の周縁でも第2のフレーム部材が第1のフレーム部材に溶接されるので、第1のフレーム部材に当接するようにして第2のフレーム部材に設けられる当接面を大きく設定することなく、第1および第2のフレーム部材の溶接長を長くすることができ、したがって第1および第2のフレーム部材の接合強度を充分に確保しつつ、第2のフレーム部材の小型化および軽量化を図ることができる。また開口部の大きさや個数を変えることで接合強度を変えることができるので、設計自由度を増大することができる。
また請求項2記載の発明によれば、ガセットに設けられた開口部の周縁でもガセットがヘッドパイプに溶接されるので、ヘッドパイプに当接するようにしてガセットに設けられる当接面を大きく設定することなく、ヘッドパイプおよびガセットの溶接長を長くすることができ、したがってヘッドパイプおよびガセットの接合強度を充分に確保しつつ、ヘッドパイプが円筒状であることに起因して特に大型化しがちであるガセットの小型化および軽量化を図ることができる。また開口部の大きさや個数を変えることで接合強度を変えることができるので、設計自由度を増大することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図14は本発明の一実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の側面図、図2は車体フレームの側面図、図3は自動二輪車の前部を拡大して示す側面図、図4は燃料タンクおよびエンジン付近の車体フレームの構成を示す一部切欠き側面図、図5は図3の5−5線断面図、図6はヘッドパイプおよびガセットの接合部を斜め後方から見た斜視図、図7は図6の7−7線断面図、図8は図7の8−8線断面図、図9は図5の9−9線断面図、図10はハンドルロック状態での図5に対応した断面図、図11は図10の11−11線断面図、図12は燃料タンクの後部付近の縦断側面図、図13は車体フレームの一部を図12の13矢視方向から見た図、図14は図13の14−14線断面図である。
先ず図1において、この自動二輪車の車体フレームFが前端に備える第1のフレーム部材としてのヘッドパイプ15には、前輪WFを軸支するフロントフォーク16が操向可能に支承され、操向ハンドル17がフロントフォーク16に連結される。また前記車体フレームFの前部には、エンジンEと、該エンジンEが備えるクランクケース18内に収容される変速機Mとで構成されるパワーユニットPが搭載されており、エンジンEの上方を覆うようにして燃料タンク19が車体フレームFの前部に搭載される。
前記パワーユニットPよりも後方側で車体フレームFには前後に延びる左右一対のスイングアーム20…の前端が上下に揺動可能に支承され、両スイングアーム20…の後端間に後輪WRが軸支される。また車体フレームFおよび両スイングアーム20…の後部間にはリヤクッションユニット21…がそれぞれ介設される。しかも両スイングアーム20…のうち左側のスイングアーム20は筒状に形成されており、前記パワーユニットPからの動力を後輪WRに伝達するためのドライブシャフト22が左側のスイングアーム20に収容される。
また燃料タンク19よりも後方側で車体フレームFにはライダーを座乗させるためのメインシート23が取付けられ、該メインシート23よりも後方側で車体フレームFには、同乗者用のピリオンシート24が取付けられる。
前輪WFを上方から覆うフロントフェンダー25はフロントフォーク16に取付られ、後輪WRを上方から覆うリヤフェンダー26は車体フレームFの後部に取付けられる。
図2において、車体フレームFは、その前端のヘッドパイプ15と、該ヘッドパイプ15の上部から後ろ下がりに延びるメインパイプ27と、メインパイプ27の後部に溶接されて後方に延びる左右一対のセンターアッパーパイプ28…と、両センターアッパーパイプ28…の中間部から下方に延びるセンターパイプ29…と、前記センターアッパーパイプ28…の後端に前端上部が溶接されて後方に延びるシートレール30…と、シートレール30…にそれぞれ締結されて後方に延出されるリヤフレーム31と、シートレール30…の前端下部から下方に延びるリヤパイプ32…と、センターパイプ29…およびリヤパイプ32…の下部に連結される左右一対のピボットプレート33…と、ヘッドパイプ15の下部に溶接される第2のフレーム部材としてのガセット34と、該ガセット34および前記ピボットプレート33…間を結ぶ左右一対のダウンパイプ35…と、ガセット34およびメインパイプ27の中間部間を連結するテンションパイプ36と、ガセット34の左右両側およびテンションパイプ36の前部間に架設される左右一対の補強パイプ37…と、ダウンパイプ35…の中間部間を結ぶ第1クロスパイプ38と、センターパイプ29…およびピボットプレート33…の連結部間を結ぶ第2クロスパイプ39と、両ピボットプレート33…間を結ぶ第3クロスパイプ40と、両シートレール30…の前部間を結ぶ第4クロスパイプ41とを備える。
前記ダウンパイプ35は、前半部がガセット34から後ろ下がりに延び、後半部がピボットプレート33側に向けてほぼ水平に延びるようにして中間部が屈曲するように形成される。
エンジンEは、前方のバンクBFおよび後方のバンクBFが略V字形をなすように配置されて成るV型エンジンであり、該エンジンEの下部であるクランクケース18の前方側下部が前記車体フレームFにおけるダウンパイプ35間を結ぶ第1クロスパイプ38に支承され、前記クランクケース18の後方側上部はセンターパイプ29…およびピボットプレート33…の連結部間を結ぶ第2クロスパイプ39に支承され、前記クランクケース18の後方側下部は両ピボットプレート33…間を結ぶ第3クロスパイプ40に支承される。また両スイングアーム20…の前部はピボットプレート33…で揺動可能に支承される。
図3〜図7において、ガセット34は、円筒状である鋼管製のヘッドパイプ15に後方側下部に当接する当接面44が設けられる円弧状の当接支持部34aと、相互にV字状をなすようにして前記当接支持部34aから左右に分かれて後ろ下がりに延びる左右一対の連結筒部34b,34bと、当接支持部34aおよび両連結筒部34b,34bを連結する連結板部34cと、連結筒部34b,34bおよび当接支持部34aに連なるようにして上方に突出する補強リブ34d,34dと、両連結筒部34b,34bの当接支持部34aへの連設部から後方に向けて突出する中央連結筒部34eと、中央連結筒部34eおよび当接支持部34aに連なるようにして上方に突出する補強リブ34fとを一体に備え、たとえば白心可鍛鋳鉄等により一体に鋳造成形される。
前記当接支持部34aは、前記当接面44の外周縁でヘッドパイプ15に溶接され、ダウンパイプ35,35の前端部は、両連結筒部34b,34bの後端に一部を嵌合せしめた状態で連結筒部34b,34bに溶接される。しかもガセット34の当接支持部34aには、前記当接面44に開口するたとえば一対の開口部45,45がヘッドパイプ15の後方側下部側面を臨ませるようにして設けられており、それらの開口部45,45の周縁でもガセット34がヘッドパイプ15に溶接される。
ガセット34の中央連結筒部34eには、テンションパイプ36の前端部が嵌合され、その嵌合状態でテンションパイプ36が中央連結筒部34eに溶接される。一方、両連結筒部34b,34bの中間部における内側外側面には、図8で明示するように、嵌合突部46,46が一体に突設されており、補強パイプ37,37の一端は前記嵌合突部46,46を嵌合せしめた状態で前記連結筒部34b,34bに溶接され、補強パイプ37,37の他端はテンションパイプ36の前部寄り左右両側に溶接される。
ところでガセット34のヘッドパイプ15への接合部、ガセット34への両ダウンパイプ35…の連結部およびメインパイプ17のヘッドパイプ15への接合部は、左右両側からカバー47で覆われており、このカバー47の後部は燃料タンク19の前端部に滑らかに連接される。
図3、図5および図9において、ヘッドパイプ15およびガセット34には、フロントフォーク16が備えるボトムブリッジ48の上方に位置するようにしてロックプレート49が溶接されており、ボトムブリッジ48に固設されて後方に延びる支持板50の下面に、自動二輪車の右側からキー52を差し込み得るシリンダ錠51が取付けられる。
ロックプレート49にはロック孔53が設けられる。またシリンダ錠51はロック孔53に挿脱可能に嵌合すべく支持板50を移動自在に貫通して上方に突出するロックピン54を備えるものであり、ロックピン54は、キー52の操作により前記ロック孔53に嵌合し得る上方位置ならびにロック孔53との嵌合を解除する下方位置との間で軸方向に移動するものであり、下方位置にある状態でもロックピン54の上端は支持板50よりも上方に突出した状態にある。
而して前記ロック孔53およびロックピン54の相対位置は、前輪WFを直進状態に操向せしめたときには、図5および図9で示すようにロックピン54がロック孔53からずれた位置にあるのであるが、前輪WFを左旋回側に所定角度だけ回動操作したときには、図10および図11で示すように、ロックピン54がロック孔53に嵌合可能な位置となるように設定される。すなわち操向ハンドル17を左側に切った状態でハンドルロック状態を得ることができる。
またロックプレート49の下面には、ヘッドパイプ15およびガセット34に溶接されているロックプレート49に対して、操向ハンドル17の操向操作によって前記支持板50およびシリンダ錠51が回動する際に、支持板50から上方に突出しているロックピン54の回動を許容するための凹部56が設けられている。さらに前記凹部56内にはロックピン54を囲繞するカラー55が収納されており、このカラー55はロックピン54のまわりに回転可能である。
図12〜図14において、車体フレームFにおけるメインパイプ27の後端は開放されており、このメインパイプ27の後部両側に、メインパイプ27の外周面に沿うように円弧状に潰された両センターアッパーパイプ28…の前端部が溶接される。
ところで燃料タンク19は、上部半体57および下部半体58を、両半体57,58が周縁部に備える鍔部57a,58aを相互に接合することで構成されるものであり、メインパイプ27を上方から跨ぐようにして、下方を開放した略U字状の横断面形状を有するように形成される。
この燃料タンク19の前部は、テンションパイプ36に固着された支持板59の左右両側に取付けられるマウントゴム60…に後方から嵌合されることにより、車体フレームFに弾性支持される。一方、燃料タンク19の後部を支持するために、メインパイプ27の後部には支持ステー61が固着される。
而してメインパイプ27の後側上部には、斜め後方に臨む取付面27aが、メインパイプ27の一部を切除することにより形成されており、前記支持ステー61は前記取付け面27aに固着されて燃料タンク19よりも後方に延びる。而して支持ステー61をメインフレーム27の後部と固着した状態でメインフレーム27の後端下部は開放したままである。
一方、燃料タンク19の後部下面には、前記支持ステー61に上方から対向する取付け板62が固着されており、取付け板62および支持ステー61間に弾性材63を挟んだ状態で、前記鍔部57a,58a、取付け板62、弾性材63および支持ステー61に上方から挿通されるねじ部材64が、支持ステー61の下面に溶接されているウエルドナット65に螺合され、ねじ部材64を締めつけることにより、燃料タンク19の後部が車体フレームFに弾性支持されることになる。
また支持ステー61の後端下面には後方側に開放した差し込み凹部61aが形成されており、この差し込み凹部61aにはメインシート23の前部が後方から差し込まれる。
ところでメインパイプ27には、その後端下部の開放端から二次空気吸入用のホース66が挿入されており、このホース66の一端はメインパイプ27内の中間部で開口する。これにより前輪WF等で巻き上げる砂や塵埃が二次空気中に混入しないようにして二次空気を吸入することができる。
しかも前記ホース66のメインパイプ27への挿入部は、メインパイプ27の後端下部と、メインパイプ27の後部に固着される支持ステー61との間に挟持されるものであり、ホース66を支持するためのブラケット等を車体フレームFに設ける必要がなく、部品点数の低減に寄与することができる。
一方、エンジンEの後方には、並列接続された一対の二次空気用エアクリーナ67…が車体フレームFのセンターパイプ29で支持されるようにして配置されており、前記ホース66の他端は両二次空気用エアクリーナ67…の入口に並列に接続される。
また両二次空気用エアクリーナ67…の出口に一端が並列に接続されるホース68は、センターパイプ29、センターアッパーパイプ28およびメインパイプ27に沿って前方に延出され、エンジンEにおける前部バンクBFの上方に配置された二次空気制御弁69に前記ホース68の他端が接続される。
二次空気制御弁69は、エンジンEにおける両バンクBF,BRからの排気を浄化するための二次空気量を制御するものであり、この二次空気制御弁69で計量された二次空気が、二次空気制御弁69から分岐した一対の二次空気供給ホース70F,70Rによって導かれる。一方、前記両バンクBF,BRにおけるヘッドカバー71F,71Rには二次空気を導くための接続管72F,72Rが設けられており、前記二次空気供給ホース70F,70Rはそれらの接続管72F,72Rに接続される。
次にこの実施例の作用について説明すると、車体フレームFの前端のヘッドパイプ15と、エンジンEの下部を支承するダウンパイプ35…とを連結するガセット34には、ヘッドパイプ15に当接する当接面44が設けられ、該当接面44の外周縁でガセット34がヘッドパイプ15に溶接されるのであるが、ガセット34には、当接面44に開口するたとえば一対の開口部45,45がヘッドパイプ15の一部側面を臨ませるようにして設けられ、前記開口部45,45の周縁でもガセット34がヘッドパイプ15に溶接される。
すなわちガセット34は、当接面44の外周縁に加えて、開口部45,45の周縁でもヘッドパイプ15に溶接されるので、ヘッドパイプ15に当接するようにしてガセット34に設けられる当接面44を大きく設定することなく、ヘッドパイプ15およびガセット34の溶接長を長くすることができる。したがってヘッドパイプ15およびガセット34の接合強度を充分に確保しつつ、ヘッドパイプ15が円筒状であることに起因して特に大型化しがちであるガセット34の小型化および軽量化を図ることができる。
また開口部45の大きさや個数を変えることで接合強度を変えることができるので、設計自由度を増大することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施例では車体フレームFの一部を構成するヘッドパイプ15およびガセット34の結合構造について説明したが、本発明は、車体フレームの一部を構成する一対のフレーム部材の結合構造に関連して広く実施することができる。
また本発明は、自動二輪車だけでなく、自動三輪車等の小型車両にも適用することができる。
自動二輪車の側面図である。 車体フレームの側面図である。 自動二輪車の前部を拡大して示す側面図である。 燃料タンクおよびエンジン付近の車体フレームの構成を示す一部切欠き側面図である。 図3の5−5線断面図である。 ヘッドパイプおよびガセットの接合部を斜め後方から見た斜視図である。 図6の7−7線断面図である。 図7の8−8線断面図である。 図5の9−9線断面図である。 ハンドルロック状態での図5に対応した断面図である。 図10の11−11線断面図である。 燃料タンクの後部付近の縦断側面図である。 車体フレームの一部を図12の13矢視方向から見た図である。 図13の14−14線断面図である。
符号の説明
15・・・第1のフレーム部材としてのヘッドパイプ
34・・・第2のフレーム部材としてのガセット
35・・・ダウンパイプ
44・・・当接面
45・・・開口部
E・・・エンジン
F・・・車体フレーム

Claims (2)

  1. 第1のフレーム部材(15)とともに車体フレーム(F)の一部を構成する第2のフレーム部材(34)に、第1のフレーム部材(15)に当接する当接面(44)が設けられ、該当接面(44)の外周縁で第2のフレーム部材(34)が第1のフレーム部材(15)に溶接される小型車両のフレーム構造において、第2のフレーム部材(34)には、前記当接面(44)に開口する開口部(45)が第1のフレーム部材(15)の一部を臨ませるようにして設けられ、該開口部(45)の周縁で第2のフレーム部材(34)が第1のフレーム部材(34)に溶接されることを特徴とする小型車両のフレーム構造。
  2. 車体フレーム(F)の前端のヘッドパイプ(15)と、エンジン(E)の下部を支承するダウンパイプ(35)とを連結するガセット(34)に、ヘッドパイプ(15)に当接する当接面(44)が設けられ、該当接面(44)の外周縁でガセット(34)がヘッドパイプ(15)に溶接される小型車両のフレーム構造において、ガセット(34)には、前記当接面(44)に開口する開口部(45)がヘッドパイプ(15)の一部を臨ませるようにして設けられ、該開口部(45)の周縁でガセット(34)が前記ヘッドパイプ(15)に溶接されることを特徴とする小型車両のフレーム構造。
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