JP2005080679A - 遊技機付設処理装置およびその遊技機付設処理装置を有する遊技場管理システム - Google Patents

遊技機付設処理装置およびその遊技機付設処理装置を有する遊技場管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005080679A
JP2005080679A JP2003312404A JP2003312404A JP2005080679A JP 2005080679 A JP2005080679 A JP 2005080679A JP 2003312404 A JP2003312404 A JP 2003312404A JP 2003312404 A JP2003312404 A JP 2003312404A JP 2005080679 A JP2005080679 A JP 2005080679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
contact
data
management
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003312404A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Kihara
一成 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIO DENSHI KK
Original Assignee
DAIO DENSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAIO DENSHI KK filed Critical DAIO DENSHI KK
Priority to JP2003312404A priority Critical patent/JP2005080679A/ja
Publication of JP2005080679A publication Critical patent/JP2005080679A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 狭い場所に設置でき、ほこりやたばこの煙に強く誤動作しないで、管理の対象になっている事象の発生に店員が関与しているかどうかの判別を行なう遊技機付設処理装置および遊技場管理システムを提供する。
【解決手段】 非接触方式でアンチコリジョン機能を有するICカードのデータを読み書きする近接型のリーダライタを備え、客用の第1の非接触ICカード61を読み書き可能範囲内に保持する第1のカード保持部53と、従業員用の第2の非接触ICカード71を読み書き可能範囲内に保持する第2のカード保持部54と、管理データを格納するデータ記憶部と、遊技機に対する管理対象の事象が発生した時に第2の非接触ICカードのカード側管理データについて中央管理装置から得られた管理側管理データと照合して中央管理装置に通知する制御部とを遊技機付設処理装置に有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、パチンコ台等の遊技機に付設して設けられる処理装置およびその付設処理装置を含む遊技場管理システムに関する。
従来の遊技機例えばパチンコ台の中に、磁気カードやICカードで形成された遊技客カードにより遊技媒体例えばパチンコ玉の貸出しを受け、また、種々のサービス(飲食物の配達など)を受けることができるようになったものがある。とくに、近年ICカードで形成された遊技客カードを用いて、遊技の終了時における遊技に関する権利を示すデータ例えば貯玉数を示すデータを遊技客カードに書き込んで遊技場から帰り、次の来場時にそのデータに応じた遊技媒体の貸出しを受けて遊技をすることを可能にする場合がある。また、遊技客カードとしては、接触方式で内容を読み出すカードが用いられており、遊技機付設処理装置側では、接触方式のリーダライタを用いている。
このようなシステムにおいては、遊技機に隣接する付設処理装置に遊技客カードを挿入させてその有効性の判定を行った後、遊技の開始やサービスの提供を可能にするのが一般的である。付設処理装置あるいは遊技場の中央管理装置にその判定のためのデータを蓄積させておき、その蓄積データを参照して有効性の判定の行うこととしている。そのため、遊技客カードが挿入された後、一旦そのカードから情報を読み出して、付設処理装置あるいは中央管理装置において有効性の判定を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、パチンコ台を備えた遊技場においては、パチンコ台に対する不正行為の防止のため、監視をする必要がある。ここで言う不正行為としては、パチンコ台のガラス戸を開け、釘に変更を加えること、パチンコ台の木枠を開け、内部の電子部品例えばプログラムを記憶しているROMを入れ替えることなどがある。これらの防止のために、例えば、パチンコ台にマイクロスイッチを付け、木枠やガラス戸が開放されたときにこれを検知して、遊技場の全体を監視する中央管理装置に知らせるようにしている。
遊技場では、遊技機の動作不良や玉詰まり解消等のために木枠やガラス戸を店員が開けることもあり、中央管理装置において木枠やガラス戸を開けたのが店員かそれ以外のものかを区別するために、付設処理装置で店員カードの読み取りができるものが知られている。この店員カードの読み取りは、遊技機の動作不良時意外にも、その他の管理のため監視の対象になっている事象が生じた場合にも同様に店員が関与しているかどうかの判別を行なうために用いられており、例えば、客が遊技機付設処理装置を使って休憩の処理を行なう場合に、休憩の開始時や休憩の終了時に店員が開始キー、終了キーを押すようにしているが、これらのキーを客が誤って押すこともあり、店員によるキー操作の確認にも用いられている(例えば、特許文献2参照)。
上記したような遊技装置が付設処理装置に接続され、さらに、各付設処理装置が通信回線網を介して中央管理装置と接続される構成の遊技場管理システムでは、各遊技装置を管理するために、各遊技装置に対してシステム上の固有の識別符号(ID)が必要である。また、一般的に遊技場では、各遊技装置の使用者が従業員をランプ等で呼び出す場合等のために、各遊技装置の遊技場における配置(位置)を識別する必要があり、そのための配置識別用のIDが必要である。システム上のIDと配置識別用のIDは、同一である場合もあるし、異なる場合もある。
特開2003−71082号公報(3−9頁、図5等) 特開2000−167208号公報(3〜6頁、図1、2等)
しかし、上記した従来の遊技機の付設処理装置に設けられた接触方式のリーダライタに、遊技客カードに加えて店員カードまで読みとらせようとすると、モータにより駆動されるローラ等によりカードを読み取りヘッドまで導くローダが2組必要になり、遊技機の間等の狭い場所に設置される付設処理装置内にリーダライタを設けることが難しくなるという問題がある。
また、接触方式のリーダライタのヘッドはほこりやたばこの煙等に弱く、遊技場等のたばこの煙の多い場所ではタール等の付着により、読み取りエラーや読み取り不能になりやすいという問題がある。
本発明は上記した問題を解決するためになされたものであり、狭い場所に設置でき、ほこりやたばこの煙に強く誤動作しないで、管理の対象になっている事象の発生に店員が関与しているかどうかの判別を行なう遊技機付設処理装置および遊技場管理システムを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明の遊技機付設処理装置は、複数の遊技機の各々に隣接して付設され、中央管理装置と通信回線網を介して接続され、非接触方式でアンチコリジョン機能を有するICカードのデータを略10cm以下の範囲内で読み取りあるいは書き込む近接型のリーダライタを備える遊技機付設処理装置であって、リーダライタは、遊技機の客のIDデータを含む管理データを格納して該客が使用する第1の非接触ICカードを、該カードのアンテナ部が読み取りあるいは書き込みの範囲内となるように保持する第1のカード保持部と、遊技場の従業員のIDデータを含む管理データを格納して該従業員が使用する第2の非接触ICカードを、該カードのアンテナ部が読み取りあるいは書き込みの範囲内となるように保持する第2のカード保持部と、呼び出しコードを出力し、該コードに対して第1の非接触ICカードと第2の非接触ICカードとから同時に異なるIDデータが返信された場合、アンチコリジョン機能により各カードとの間で個別にデータを読み書きできるリーダライタ内制御部とを備え、
さらに、通信回線を介して中央管理装置から得られた管理側管理データおよび前記各非接触ICカードから読み出されたカード側管理データを格納するデータ記憶部と、
遊技機に対する管理対象の事象が発生した時に、少なくとも第2の非接触ICカードのカード側管理データについて、通信回線を介して中央管理装置から得られた管理側管理データと照合し、照合結果を中央管理装置に通知する付設装置側制御部とを有する。
また、本発明の遊技場管理システムは、遊技機付設処理装置と、該遊技機付設処理装置が接続される各遊技機と、通信回線網を介して各遊技機付設処理装置と接続される中央管理装置とから構成される遊技場管理システムであって、中央管理装置は、遊技機付設処理装置に対して通信回線を介して予め管理側管理データを送信し、遊技機付設処理装置は、予め受信した管理側管理データをデータ記憶部に格納しておき、第2の非接触ICカードのカード側管理データの管理側管理データを、データ記憶部から読み出した管理側管理データと照合する。
本発明の遊技機付設処理装置は、リーダライタと客カードと店員カードに近接型で非接触式、さらにアンチコリジョン機能を有するICカードを用い、従業員が使用する第2の非接触ICカードのアンテナ部が読み取りあるいは書き込みの範囲内となるように保持する第2のカード保持部を設けたので、狭い場所に設置でき、ほこりやたばこの煙に強く誤動作させないで、管理の対象になっている事象の発生に店員が関与しているかどうかの判別を行なうことができる。
実施の形態1.
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態につき説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の遊技場管理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、パチンコ台等の遊技機31a〜31zは複数台が列をなすように配置され、遊技機付設処理装置11a〜11zは、各遊技機31a〜31zに対応して、各遊技機31a〜31zの左側に配設される。複数の遊技機付設処理装置11a〜11zは、ローカルエリアネットワーク(LAN)等の通信回線網5により、すべて中央管理装置1に接続され、中央管理装置1との間でデータ、制御信号の授受を行なっている。
中央管理装置1は、表示部2と、データ記憶部3と、指示入力部4を備える。表示部2は、例えば液晶表示装置であり、遊技機付設処理装置11a〜11zから伝達されたデータや記憶内容あるいは入力内容等を表示する。
データ記憶部3は、例えば大容量のハードディスク装置あるいは半導体メモリのようにデータやプログラムを一時的や不揮発性に記憶するためのものであり、各遊技機毎の管理データを格納する。指示入力部4は、例えばキーボードのように遊技場の従業員(店員)が管理データや暗証番号等を入力するためのものである。
図2は、図1に示した本発明の遊技機付設処理装置および遊技機の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、遊技機付設処理装置11は、制御部12と、ネットワークインターフェース13と、データ記憶部14と、プログラム記憶部15と、遊技機インターフェース16と、表示部17と、キー入力部18と、電源部19、および、リーダライタ41を備える。また、遊技機31は、扉/木枠ロック解除部32と、鍵操作検出部33、および、扉/木枠解放検出部34を備える。
制御部12は、付設処理装置11内の各部と接続され、各部を制御することで付設処理装置11全体の動作を制御する。ネットワークインターフェース13は、通信回線網5と接続され、中央管理装置1との間でデータ等の送受信を行う。データ記憶部14は、リーダライタ41から読み込まれたデータあるいは中央管理装置1から受信したデータ等を格納する。
プログラム記憶部15は、例えば、リーダライタ41から読み込まれたカードのデータと中央管理装置1から受信したデータとを照合するプログラム、カードが複数の場合のアンチコリジョンプログラム、キー入力部18から入力されたデータと中央管理装置1から受信したデータとを照合するプログラム、遊技機31の扉/木枠の解放の制御あるいは検出プログラム等を格納する。
遊技機インターフェース16は、遊技機付設処理装置11と遊技機31とを接続する。表示部17は、遊技機31の現状や、記憶されたデータ、カードから読み出されたデータ、あるいは、キー入力部18から入力されたデータを表示させる。キー入力部18は、遊技機の使用者(遊技者)により選択入力あるいは指示入力に用いられたり、店員により指示入力や暗証番号の入力に用いられる。
電源部19は、付設処理装置11内の各部に電源電力を供給する。リーダライタ41は、客が使用する第1の非接触ICカード(客カード)と、店員が使用する第2の非接触ICカード(店員カード)に格納されるデータを読み書きする。リーダライタ41については、図3を用いて詳述する。
扉/木枠ロック解除部32は、遊技機の扉あるいは木枠のロックを解除するものであり、例えば、駆動部を有して、鍵操作検出部33により、鍵が挿入され右に回されたことが検出され、かつ所定の条件が満たされたときに、駆動部が動作して木枠を開放し、鍵操作検出部33により、鍵が挿入され左に回されたことが検出され、かつ所定の条件が満たされたときに、駆動部が動作して扉(ガラス戸)を開放する。
鍵操作検出部33は、遊技機の扉あるいは木枠の鍵が操作されたことを検出するものであり、例えば、鍵が鍵穴に挿入された後、左に回されたときと右に回されたときに各々を区別して検出するマイクロスイッチを有する。
扉/木枠解放検出部34は、遊技機の扉あるいは木枠が解放されたことを検出するものであり、例えば、扉(ガラス戸)の開け閉めを検出するマイクロスイッチと、木枠の開け閉めを検出するマイクロスイッチを有する。なお、扉(ガラス戸)をあけた場合には、遊技機の盤面に設けられた各釘の調整を行ない得る。遊技台の木枠を開けた場合には、遊技機の内部が露出され、遊技機を制御する電子部品の修理交換が可能である。
鍵操作検出部33と扉/木枠解放検出部34の検出信号は、遊技機付設処理装置11内の遊技機インターフェース16、制御部12に伝えられ、さらにその後、ネットワークインターフェース13および通信回線網5を介して、中央管理装置1に伝えられる。
図3は、図2に示した本発明の遊技機付設処理装置内のリーダライタおよび非接触ICカードの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、リーダライタ41は、制御部42と、外部装置インターフェース43と、第2カード検出部44と、第1カード検出部45と、電力供給部46と、リーダライタ(R/W)側アンテナ部47と、無線周波数(RF)部48と、送受信データ処理部49と、および、電源部50を備える。第1の非接触ICカード61は、制御部62と、データ記憶部63と、送受信データ処理部64と、無線周波数(RF)部65、および、カード側アンテナ部66を備える。
リーダライタ41は、非接触方式でアンチコリジョン機能を有するICカードのデータを略10cm以下の範囲内で読み取りあるいは書き込む近接型であり、アンチコリジョン機能を有する。
第1の非接触ICカード61は、近接型の非接触方式であり、アンチコリジョン機能に対応し、客カードとも称され、遊技客の識別番号(IDデータ)、持ち玉(残り玉)数、前回の遊技日等のデータが格納され、玉貸し、貯玉、預り金の増加、商品の注文等に用いられる。
第2の非接触ICカード71は、近接型の非接触方式であり、アンチコリジョン機能に対応し、店員カードとも称され、店員の識別番号(IDデータ)等が格納され、扉や木枠の解放等の管理の対象となる事象の発生に店員が関与したかどうかの判断、及び、関与した店員の特定のために利用される。第2の非接触ICカード71は、制御部72と、データ記憶部73と、送受信データ処理部74と、無線周波数(RF)部75、および、カード側アンテナ部76を備える。
なお、第1の非接触ICカード61と第2の非接触ICカード71の内部構成は同様であるので、以下の第1の非接触ICカード61と第2の非接触ICカード71の説明において、符号が異なるのみで重複する説明については、第1の非接触ICカード61のみについて説明し、第2の非接触ICカード71については符号を読み替えることで説明を省略する。
リーダライタ41内の制御部42は、リーダライタ41内の各部と接続され、各部を制御することでリーダライタ41全体の動作を制御する。動作プログラムについては、図示しないプログラム記憶部に格納されるか、制御部42内に格納されていることとする。外部装置インターフェース43は、遊技機付設処理装置11内のバス等(不図示)を介して付設処理装置の制御部12と接続され、付設処理装置の制御部12との間でデータ等の送受信を行う。
第2カード検出部44は、遊技場の従業員(店員)が使用する第2の非接触ICカード71がリーダライタ41内に挿入され、第2の非接触ICカード71のカード側アンテナ部76が読み取りあるいは書き込みの範囲内になったことを検出する。第1カード検出部45は、遊技場の客が使用する第1の非接触ICカード61がリーダライタ41内に挿入され、第1の非接触ICカード61のカード側アンテナ部66が読み取りあるいは書き込みの範囲内になったことを検出する。
電力供給部46は、第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカードに、リーダライタ側アンテナ部47を介して電磁誘導による電力を供給する。リーダライタ(R/W)側アンテナ部47は、第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカードに電力を供給して起動させると共に、第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカードとの間でデータを送受信する。
RF部48は、各非接触ICカード61、71に電力を供給するための無線周波数の信号を生成したり、データを送受信するために送信する無線周波数信号に対して変調を実施し、あるいは、受信した無線周波数信号に対して復調を実施する。送受信データ処理部49は、例えば、リーダライタ41の内部処理用のデータを送信用のデータに変換したり、受信したデータをリーダライタ41の内部処理用のデータに変換する処理を実施する。電源部50は、付設処理装置の電源部19から受電した電力をリーダライタ41内の各部に供給する。
第1の非接触ICカード61内の制御部62は、第1の非接触ICカード61内の各部と接続され、各部を制御することで第1の非接触ICカード61全体の動作を制御する。動作プログラムについては、図示しないプログラム記憶部に格納されるか、制御部62内に格納されていることとする。データ記憶部63は、例えば、客のIDデータ、使用する遊技機のIDデータ、客の入金残高、あるいは、持ち玉量等の管理用データを格納する。なお、第2の非接触ICカード71内のデータ記憶部73は、例えば、従業員(店員)のIDデータ等の管理用データを格納する。
送受信データ処理部64は、例えば、第1の非接触ICカード61の内部処理用のデータを送信用のデータに変換したり、受信したデータを第1の非接触ICカード61の内部処理用のデータに変換する処理を実施する。無線周波数(RF)部65は、リーダライタ41から受信した無線周波数の信号を電磁誘導により電力として第1の非接触ICカード61内の各部に供給したり、データを送受信するために送信する無線周波数信号に対して変調を実施し、あるいは、受信した無線周波数信号に対して復調を実施する。
カード側アンテナ部66は、リーダライタ41からの無線周波数の電力用信号を受信し、リーダライタ41との間でデータを送受信する。なお、第2の非接触ICカード71内の各部の説明については、上記した第1の非接触ICカード61内の各部の説明における符号を読み替えるのみであるので記載を省略する。
図4は、図3に示したリーダライタおよび非接触ICカードの動作原理を示すブロック図である。
リーダライタ41内では、制御部42からの制御信号によりRF部48内の発振器48bが駆動されて無線周波数の信号による磁束がR/W側アンテナ47から出力される。第1の非接触ICカード61では、出力された磁束をカード側アンテナ66で受けて誘導起電力を発生させ、カード用電力としてカード内の各部に供給する。なお、出力された磁束は、図示しない第2の非接触ICカード71でも受けられて誘導起電力を発生させて電力が供給されるが、その動作は第1の非接触ICカード61と同様であるので以下の説明は第1の非接触ICカード61のみについて行う。これにより、第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカード71が起動される。
その後、制御部42の制御により、送受信データ処理部49で生成された送信信号が送信データとしてRF部48内に入力される。RF部48では、変調器48aで送信データを変調信号とし、発振器48bから出力される無線周波数の信号を送信データの変調信号で変調する。変調された無線周波数の信号は、R/W側アンテナ部47から送出される。
変調された無線周波数の信号は、第1の非接触ICカード61のカード側アンテナ部66で受信されRF部65内の復調部65aで復調される。復調された受信データは送受信データ処理部64で受信信号となり制御部62の制御により照合等の各種処理が実施される。この受信信号は、送信側の送信信号と同じデータ内容を有する。また、例えば、受信信号がデータ記憶部63のデータを読み出す信号である場合、第1の非接触ICカード61では、制御部62の制御によりデータ記憶部63からデータが送信信号として読み出され、送受信データ処理部64で送信信号から送信データが生成され、送信データがRF部65の変調器65bで変調され、カード側アンテナ部66から変調された無線信号が送出される。
リーダライタ41では、変調された無線信号をR/W側アンテナ47で受信すると、RF部48内の復調器48cで復調して受信データとし、送受信データ処理部49で受信信号を得る。この受信信号も、送信側の送信信号と同じデータ内容を有する。
このようにして、リーダライタ41と第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカード71との間では、非接触であっても、磁束によりリーダライタ41側から第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカード71に電力を供給できる範囲内では任意のデータの送受信が可能となる。つまり、この範囲が非接触ICカードへの読み書き範囲となる。本実施の形態では、この範囲が10cm未満の近接型のリーダライタおよび非接触ICカードを利用している。また、この範囲は、リーダライタ側の送信電力およびアンテナ能力/形状、カード側の送信電力およびアンテナ能力/形状等により変更することができるが、読み書き範囲がリーダライタ41あるいは遊技機付設処理装置11の外部には出ないようにする。これは、誤って他の客カードや他の従業員カードを読みとってしまわないためである。
図5は、リーダライタ41に第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカード71を挿入した場合の配置概念図である。
リーダライタ41内には、R/W側アンテナ部47を中心に半径がP1の範囲で読み書き(R/W)可能領域が形成されている。第1のカード挿入口51は、第1の非接触ICカード61の挿入方向に対する断面の縦横寸法(図の場合は横寸法L11)よりもやや大きい縦横寸法(図の場合は横寸法L1)で開口する挿入口である。第2のカード挿入口52は、第2の非接触ICカード71の挿入方向に対する断面の縦横寸法(図の場合は横寸法L21)よりもやや大きい縦横寸法(図の場合は横寸法L2)で開口する挿入口である。
第1のカード保持部53は、第1の非接触ICカード61(客カード)の挿入方向に対する断面の縦横寸法(例えばL11)よりも縦横寸法がやや大きく(例えばL1)開口したままで、第1のカード挿入口51側の面から対向する面まで(図ではL5)貫通する貫通孔形状の保持部である。第2のカード保持部54は、第2の非接触ICカード71(店員カード)の挿入方向に対する断面の縦横寸法(例えばL21)よりも縦横寸法がやや大きく(例えばL2)開口したままで、第2のカード挿入口52側の面から第2の非接触ICカード71の挿入方向寸法(図ではL22)よりも短い寸法(図ではL6)で行き止まる穴形状の保持部である。
第2のカード保持部54のカード挿入方向の寸法(L6)は、第2の非接触ICカード71内のアンテナ部76が読み取りあるいは書き込みの範囲(R/W可能領域)内であり、かつ、第2の非接触ICカード71の非挿入側端が従業員(店員)により手動で取り出し可能となる分(図ではL7)だけ第2のカード挿入口52から突出するという条件を満足する範囲内で、第2の非接触ICカード71の挿入方向の寸法(L22)よりも小さく形成される。これは、第2の非接触ICカード71が、ローダを設けなくても店員が自分の店員カード(第2の非接触ICカード71)を第2のカード保持部54から抜き出すことができるようにするためである。
これは、以下の理由による。リーダライタ41から客のカード(第1の非接触ICカード61)を抜いてしまうと、その時点のデータが全て第1の非接触ICカード61には書き込まれるが、遊技機付設処理装置11側のデータは初期状態にリセットされてしまうので、客が遊技機を継続して使用することを希望する場合には、客のカードを抜いてしまうことはできない。つまり、扉や木枠の解放等の管理対象の事象が発生した時に、店員が関与しているか否かを判断するためには、リーダライタ41に、第2の非接触ICカード71(店員カード)用の第2のカード挿入口52および第2のカード保持部54が、必ず必要である。
しかし、遊技機付設処理装置11は、隣り合う遊技機31の間の狭いスペースに設置されるため、内部空間は限られており、リーダライタ41に使用できる名部空間も限られので、店員カード用のローダを第2のカード保持部54に設けることは空間使用効率上から好ましいことではない。そこで、第2の非接触ICカード71の非挿入側端が店員により手動で取り出し可能となるようにL7だけ第2のカード挿入口52から突出させた。
ローダ55は、例えば、弾性材料等によりカード側に加圧されつつ電動モータにより駆動されるローラであり、制御部42の指示により第1のカード保持部53に挿入された第1の非接触ICカード61(客カード)を所定位置まで引き込んで保持する。所定位置とは、第1の非接触ICカード61が、リーダライタ41の第1のカード挿入口51から突出しないように、第1の非接触ICカード61の挿入方向寸法(図ではL12)以上に引き込まれた位置であって、かつ、第1の非接触ICカード61内のカード側アンテナ部66が読み書き(R/W)可能領域内となる位置である。
このローダ55は、例えば、客が遊技機31使用を終了した場合には、その終了時データが書き込まれた第1の非接触ICカード61を、挿入時とは逆方向に移動させて排出する。また、ローダ55は、例えば、客が第1の非接触ICカード61に記録された料金あるいは遊技媒体を使い切ってしまった場合には、そのデータが書き込まれた第1の非接触ICカード61を、挿入時よりもさらに先に移動させて遊技機付設処理装置の内部に回収する。
第1カード検出部45は、図5では1箇所のみに設けているが、例えば、第1のカード挿入口51の近くにローダ55を駆動させる検出部を設け、その奥側に、第1の非接触ICカード61に電力を供給させるための検出部を設け、第1の非接触ICカード61が所定位置まで引き込まれたことを検出するために所定位置のカードの先端位置に検出部を設けるというように、3箇所に分散させて検出部を設けても良い。
第1カード検出部45でカードが検出された場合には、制御部42は、ローダ55を駆動して第1の非接触ICカード61を所定位置まで引き込むと共に、電力供給部46を駆動してRF部48の発振器48bから無線周波数の信号を出力させ、第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカード71に電力の供給を開始する。
第2カード検出部44は、図5では所定位置のカードの先端位置近くの1箇所のみに設けているが、例えば、第2のカード挿入口52の近くに第2の非接触ICカード71に電力を供給させるための検出部を設け、第2の非接触ICカード71が所定位置まで引き込まれたことを検出するために所定位置のカードの先端位置に検出部を設けるというように、2箇所に分散させて検出部を設けても良い。
第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカード71が挿入されて図示した所定位置に配置された場合、第1の非接触ICカード61のカード側アンテナ66も第2の非接触ICカード71のカード側アンテナ76も、R/W側アンテナ部47を中心に半径がP1の範囲の読み書き(R/W)可能領域内となる。この読み書き(R/W)可能領域は、リーダライタ41の内部であり、外部では、第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカード71の読み書きは不可能である。
図6は、リーダライタ41に第1の非接触ICカード61および第2の非接触ICカード71を挿入した場合の配置を図5よりも具体的に示した側面図および正面図である。
図6の側面図では、図5の概念図と異なり、リーダライタ41の第1のカード保持部53の上側に第2のカード保持部54が配置されている。従って、第1のカード挿入口51の上側に第2のカード挿入口52が設けられることになる。
第1のカード挿入口51は、第1の非接触ICカード61の挿入方向に対する断面の横寸法よりもやや大きい横寸法(L1)で開口している。第2のカード挿入口52は、第2の非接触ICカード71の挿入方向に対する断面の横寸法よりもやや大きい横寸法(L2)で開口している。横寸法L2は、横寸法L1よりも正面図に示したL3およびL4の分だけ小さい。従って、第2の非接触ICカード71の挿入方向に対する断面における横寸法も、第2の非接触ICカード71の対応する寸法より小さくなる。これは、第2のカード挿入口52に、客が誤って自分のカード(第1の非接触ICカード61)を挿入してしまう事態を防ぐためである。
リーダライタ41では、第2の非接触ICカード71が挿入されると、まず、第1の非接触ICカード61と第2の非接触ICカード71に電力を供給する。そして、両方の非接触ICカード61、71からIDデータ等の管理データが返信されたら、例えば、プログラム記憶部15からアンチコリジョンのプログラムを読み出して実施する。アンチコリジョンのプログラムは、リーダライタ41内の不図示の記憶部に記憶させて置いても良い。また、アンチコリジョンのプログラムの実施は、リーダライタ41内の制御部42、あるいは、遊技機付設処理装置11の制御部12の何れかで実施させればよい。
アンチコリジョンのプログラムとは、リーダライタが複数のカードから同時に異なるIDデータを受信した場合に、通信不能とならないようにカードからの返信手順を制御する機能のプログラムである。アンチコリジョンの方法としては、例えば、リーダライタが複数のカードから同時に異なるIDデータを受信する場合に、(1)衝突したIDビットの位置をリーダライタ41で検出して各IDのカードに対して通信手順を指示する方法、(2)カード側が返信を行う際にランダムな番号を生成してリーダライタに通知し、リーダライタからの対応する番号マーカの送出を受けてカードから返信する方法、(3)カードがランダム番号に相当する時間経過を待って返信する方法等がある。このアンチコリジョンプログラムにより、リーダライタ側では、希望するカードからの返信のみを受信することが可能となる。
次に、遊技機31で故障等のトラブルが生じ、客により店員が呼ばれた場合の付設処理装置11の動作について説明する。
トラブルが生じる前の付設処理装置11は、客が自分のカード(第1の非接触ICカード61)をリーダライタ41の第1のカード挿入口51に挿入されている。第1の非接触ICカード61は、リーダライタ41の内部にローダ55により引き込まれ、第1のカード保持部53における上記した所定位置(カード側アンテナ場66がR/W可能領域内)に保持されている。
リーダライタ41の電力供給部46は、最初に第1の非接触ICカード61のデータを読み出す時、あるいは、変更された管理データを第1の非接触ICカード61に書き込む時を除いて、第1の非接触ICカード61には電力を供給しない。データを読み出す時あるいは書き込む時の電力供給時間は、例えば、制御部42により、読み書きするデータの内容を解析して最初と最後を検出して時間を設定しても良いし、カードが検出された時から不図示のタイマにより読み書きに必要な時間を計時して設定しても良い。
また、中央管理装置1のデータ記憶部3には、全従業員の店員カードに格納されているIDデータ(従業員の識別番号:ID)と同じデータと、所定時間毎に変更される暗証番号等の管理データが予め格納されている。この管理データは、例えば、遊技機31にトラブルが生じていない通常状態に、付設処理装置11のネットワークインターフェース13および通信回線網5を介してデータ記憶部14に書き込まれる。つまり、付設処理装置11のデータ記憶部14には、予め、全従業員のIDデータと、その時点の暗証番号との管理データが格納されている。
暗証番号は、例えば、中央管理装置1の指示入力部4を用いて、従業員が入力するか、乱数発生装置等により生成される番号であり、中央管理装置1の表示部2に表示される。中央管理装置の表示部2は、従業員(店員)がこの暗証番号を知ることができる位置であり、客は知ることができない位置に配置される。つまり、従業員はその時点の暗証番号を知ることができるが、客はその時点の暗証番号を知ることができない。従業員(店員)は、トラブル発生時には、遊技機31の扉あるいは木枠を解放する前に、必ず、付設処理装置11のキー入力部18を用いてこの暗証番号を入力することとする。
遊技場管理システムが上記した状態である場合で、遊技機31の場所に到着した店員(従業員)は、まず、自分のカード(第2の非接触ICカード71)を、付設処理装置11内のリーダライタ41の第2のカード挿入口52に挿入する。
付設処理装置11は、第2カード検出部44で第2の非接触ICカード71が検出されると、第1の非接触ICカード61と第2の非接触ICカード71に電力を供給して、リーダライタ41から呼び出しコードを両カードに対して出力し、両カードからそのコードに対するIDデータ等の管理データの返信を受信する。
返信結果が、複数のカードから同時に異なるIDデータを受信する場合になった場合には、付設処理装置11は、上記したアンチコリジョンプログラムを起動させ、第2の非接触ICカード71からの返信のみを受信する。
付設処理装置11は、第2の非接触ICカードのカード側管理データ、つまり、従業員のIDデータについて、通信回線5を介して中央管理装置1から得られた従業員のIDデータ(管理側管理データ)と照合する。このとき、付設処理装置11は、キー入力部18から暗証番号の入力がある場合には、暗証番号についても、中央管理装置1から得られた暗証番号(管理側管理データ)と照合する。これは、例えば、従業員が紛失あるいは置き忘れた店員カードを用いて、客が扉のあるいは木枠を開放する事態を避けるための二重の照合である。
上記した照合の結果が一致しない場合には、付設処理装置11は、遊技機31の扉/木枠ロック解除部32によるロック解除動作、鍵操作検出部33による鍵操作の検出、および、扉/木枠解放検出部34による扉/木枠の解放の検出のうちから、少なくとも一つが実施あるいは検出された場合に、中央管理装置1に対して警報を送信するが、上記した照合の結果が一致する場合には、中央管理装置1に対して警報を送信しない。また、制御部12は、管理側管理データとカード側管理データとの照合結果が一致する場合には、データ記憶部14のカード側管理データを削除する。これにより、データ記憶部14の記憶容量を削減することができる。
言い換えれば、付設処理装置11は、店員カードのIDデータが予め格納されたデータと一致し、キー入力された暗証番号も予め格納されたデータと一致する場合、すなわち、二重の照合結果が両方とも一致する場合には、扉/木枠の解放等の管理対象となる事象が発生しても警報を出さないが、二重の照合結果が両方とも一致しない場合には、警報を出力する。
トラブルの処理が終了した店員(従業員)は、扉/木枠の解放等の管理対象となる事象を終了させた後、自分のカード(第2の非接触ICカード71)を、付設処理装置11内のリーダライタ41の第2のカード挿入口52から手で引き抜いて取り出す。
その際に、第2の非接触ICカード71(店員カード)にはデータは書き込まれず、トラブルの発生から回復までの処理データは、遊技機31の台番号を含む管理データと共に、例えば、付設処理装置11からネットワークインターフェース13および通信回線網5を介して中央管理装置1に送出(通知)される。
なお、本実施の形態では、通信時間を短縮させるために、従業員のIDデータや暗証番号等の管理側管理データを予めデータ記憶部14に格納させたが、例えば、通信容量に余裕があり充分な通信速度が確保できる場合には、管理側管理データをデータ記憶部14に格納させず、上記した照合を、中央管理装置1との通信により実施しても良い。
このように、本実施の形態の付設処理装置では、リーダライタ、客カードおよび店員カードをアンチコリジョン機能を有する近接使用の非接触型とし、リーダライタには、遊技機の客用のカードを読み書き可能な範囲に保持する第1のカード保持部に加えて、従業員のIDデータを含む管理データを格納する従業員用のカードを読み書き可能な範囲に保持する第2のカード保持部を設け、カードが検出された後に各管理データを読み書きする時間のみ電力を供給させるようにしたので、狭い場所に設置でき、ほこりやたばこの煙に強く誤動作させないで、管理の対象になっている事象の発生に店員が関与しているかどうかの判別を行なうことができる。
また、本実施の形態の付設処理装置では、第2の非接触ICカードは、第1の非接触ICカードよりも、リーダライタにカードを挿入する方向の断面における横寸法が小さくなるように形成され、リーダライタの第2のカード保持部のカード挿入口は、第2の非接触ICカードは挿入可能であるが第1の非接触ICカードは挿入不能となる外形寸法であるように形成されるので、第1の非接触ICカードが誤って第2のカード保持部に挿入される事態を避けることができる。
また、本実施の形態の付設処理装置では、第2のカード保持部のリーダライタにカードを挿入する方向の寸法は、第2の非接触ICカード内のアンテナ部が読み取りあるいは書き込みの範囲内であり、かつ、第2の非接触ICカードの非挿入側端を従業員により手動で取り出し可能となる分だけ第2のカード保持部のカード挿入口から突出させるように、第2の非接触ICカードの挿入方向の寸法よりも小さく形成させたので、第2の非接触ICカード用のローダを不要にでき、小型化できるので狭い場所に設置しやすくできる。
また、本実施の形態の遊技場管理システムでは、中央管理装置は、遊技機付設処理装置に対して通信回線を介して予め管理側管理データを送信し、遊技機付設処理装置は、予め受信した管理側管理データをデータ記憶部に格納しておき、第2の非接触ICカードのカード側管理データを、データ記憶部から読み出した管理側管理データと照合するので、照合内容を通信回線で中央管理装置と送受信する必要が無くなり、データの照合を迅速に実施することができる。
また、本実施の形態の遊技場管理システムでは、中央管理装置は、従業員がキー入力部から入力する管理データに対応する管理側管理データ(暗証番号)を、通信回線を介して所定の時間毎に変更するので、管理対象の事象に対する店員が関与の判断について、その確実性および安全性をさらに高めることができる。
なお、管理対象の事象については、上記した木枠、ガラス戸の開放、あるいは、鍵操作による木枠、ガラス戸の他に、商品の注文(配達依頼)に対する商品の配達の完了、休憩の開始および終了とうが考えられ、それらの場合にも上記した本発明を適用し効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の遊技場管理システムの構成を示すブロック図である。 図1に示した本発明の遊技機付設処理装置および遊技機の構成を示すブロック図である。 図2に示した本発明の遊技機付設処理装置内のリーダライタおよび非接触ICカードの構成を示すブロック図である。 図3に示したリーダライタおよび非接触ICカードの動作原理を示すブロック図である。 リーダライタに第1の非接触ICカードおよび第2の非接触ICカードを挿入した場合の配置概念図である。 リーダライタに第1の非接触ICカードおよび第2の非接触ICカードを挿入した場合の配置を図5よりも具体的に示した側面図および正面図である。
符号の説明
1 中央管理装置、 2 表示部、 3 データ記憶部、 4 指示入力部、 5 通信回線網、 11、11a〜11z 遊技機付設処理装置、 12 制御部、 13 ネットワークインターフェース、 14 データ記憶部、 15 プログラム記憶部、 16 遊技機インターフェース、 17 表示部、 18 キー入力部、 19 電源部、 31、31a〜31z 遊技機、 32 扉/木枠ロック解除部、 33 鍵操作検出部、 34 扉/木枠解放検出部、 41 リーダライタ、 42 制御部、 43 外部装置インターフェース、 44 第2カード検出部、 45 第1カード検出部、 46 電力供給部、 47 リーダライタ(R/W)側アンテナ部、 48 無線周波数(RF)部、 48b 発振器、 48a 変調器、 48c 復調器、 49 送受信データ処理部、 50 電源部、 51 第1のカード挿入口、 52 第2のカード挿入口、 53 第1のカード保持部、 54 第2のカード保持部、 55 ローダ、 61 第1の非接触ICカード(客カード)、 62、72 制御部、 63、73 データ記憶部、 64、74 送受信データ処理部、 65、75 無線周波数(RF)部、 66、76 カード側アンテナ部、 71 第2の非接触ICカード(店員カード)

Claims (8)

  1. 複数の遊技機の各々に隣接して付設され、中央管理装置と通信回線網を介して接続され、非接触方式でアンチコリジョン機能を有するICカードのデータを略10cm以下の範囲内で読み取りあるいは書き込む近接型のリーダライタを備える遊技機付設処理装置であって、
    遊技機の客のIDデータを含む管理データを格納して該客が使用する第1の非接触ICカードを、該カードのアンテナ部が前記読み取りあるいは書き込みの範囲内となるように前記リーダライタ内で保持する第1のカード保持部と、
    遊技場の従業員のIDデータを含む管理データを格納して該従業員が使用する第2の非接触ICカードを、該カードのアンテナ部が前記読み取りあるいは書き込みの範囲内となるように前記リーダライタ内で保持する第2のカード保持部と、
    前記通信回線を介して中央管理装置から得られた管理側管理データおよび前記各非接触ICカードから読み出されたカード側管理データを格納するデータ記憶部と、
    前記リーダライタ内の前記第1の非接触ICカードと前記第2の非接触ICカードに対して呼び出しコードを出力し、該コードに対して前記第1の非接触ICカードと前記第2の非接触ICカードとから同時に異なるIDデータが返信された場合、アンチコリジョン機能により各カードとの間で個別にデータの読み書きを実施し、前記遊技機に対する管理対象の事象が発生した時に、少なくとも前記第2の非接触ICカードのカード側管理データについて、前記通信回線を介して中央管理装置から得られた管理側管理データと照合し、照合結果を中央管理装置に通知する制御部と
    を有することを特徴とする遊技機付設処理装置。
  2. 前記遊技機付設処理装置は、前記従業員が管理データを入力可能なキー入力部を備え、
    前記制御部は、該従業員が前記キー入力部から入力した管理データについてもカード側管理データとして、前記管理側管理データと照合する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機付設処理装置。
  3. 前記制御部は、前記管理側管理データと前記カード側管理データとの前記照合結果が一致する場合には、データ記憶部の前記カード側管理データを削除する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機付設処理装置。
  4. 前記第1の非接触ICカードが第1のカード保持部に配置されたことを検出する第1カード検出部と、
    前記第2の非接触ICカードが第2のカード保持部に配置されたことを検出する第2カード検出部と、
    前記第1カード検出部あるいは前記第2カード検出部で検出された前記カードに対してデータ読み書き用の電力を供給する電力供給部と
    を備え、
    前記制御部は、前記電力供給部に対し、前記第1カード検出部あるいは前記第2カード検出部にてカードが検出された後、前記カードとの間で前記各管理データを読み書きする時間のみ、電力を供給させる
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機付設処理装置。
  5. 前記第2の非接触ICカードは、前記第1の非接触ICカードよりも、前記リーダライタにカードを挿入する方向の断面における縦横寸法で少なくとも一方の寸法が小さくなるように形成され、
    前記第2のカード保持部のカード挿入口は、前記第2の非接触ICカードは挿入可能であるが前記第1の非接触ICカードは挿入不能となる外形寸法であるように形成される
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機付設処理装置。
  6. 前記第2のカード保持部の前記リーダライタにカードを挿入する方向の寸法は、前記第2の非接触ICカード内のアンテナ部が前記読み取りあるいは書き込みの範囲内でありながら、前記第2の非接触ICカードの非挿入側端を前記従業員により手動で取り出し可能であるように前記第2のカード保持部のカード挿入口から突出させた寸法分だけ、前記第2の非接触ICカードの挿入方向の寸法よりも小さく形成される
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機付設処理装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の遊技機付設処理装置と、該遊技機付設処理装置が接続される各遊技機と、通信回線網を介して各遊技機付設処理装置と接続される中央管理装置とから構成される遊技場管理システムであって、
    前記中央管理装置は、前記遊技機付設処理装置に対して通信回線を介して予め管理側管理データを送信し、
    前記遊技機付設処理装置は、予め受信した管理側管理データをデータ記憶部に格納しておき、前記第2の非接触ICカードのカード側管理データを、データ記憶部から読み出した管理側管理データと照合する
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  8. 請求項2に記載の遊技機付設処理装置と、該遊技機付設処理装置が接続される各遊技機と、通信回線網を介して各遊技機付設処理装置と接続される中央管理装置とから構成される遊技場管理システムであって、
    前記中央管理装置は、前記従業員が前記キー入力部から入力する管理データに対応する前記管理側管理データを、通信回線を介して所定の時間毎に変更する
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
JP2003312404A 2003-09-04 2003-09-04 遊技機付設処理装置およびその遊技機付設処理装置を有する遊技場管理システム Pending JP2005080679A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003312404A JP2005080679A (ja) 2003-09-04 2003-09-04 遊技機付設処理装置およびその遊技機付設処理装置を有する遊技場管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003312404A JP2005080679A (ja) 2003-09-04 2003-09-04 遊技機付設処理装置およびその遊技機付設処理装置を有する遊技場管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005080679A true JP2005080679A (ja) 2005-03-31

Family

ID=34413667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003312404A Pending JP2005080679A (ja) 2003-09-04 2003-09-04 遊技機付設処理装置およびその遊技機付設処理装置を有する遊技場管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005080679A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020058477A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 株式会社oneA 遊技情報表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020058477A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 株式会社oneA 遊技情報表示装置
JP7262733B2 (ja) 2018-10-05 2023-04-24 株式会社oneA 遊技情報表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007323517A (ja) 自動取引装置
JP4464021B2 (ja) 電動カードリーダモジュール
JP2922866B2 (ja) 遊技場におけるプリペイドカードシステム
JP2008015590A (ja) 自動取引装置監視システム
JP4514266B2 (ja) 遊技用会員管理システム
JP2005080679A (ja) 遊技機付設処理装置およびその遊技機付設処理装置を有する遊技場管理システム
JP5142740B2 (ja) 自動取引装置
JP2005118279A (ja) 異常検出システム
JP4799146B2 (ja) 遊技媒体計数システム、遊技媒体計数装置、管理装置、および遊技媒体計数方法
CN106446970A (zh) 自助设备及自动发卡系统
JPH10314440A (ja) 遊技カードの発券装置および遊技カードの管理装置
JP4987325B2 (ja) 改札機及び改札方法
JP3934958B2 (ja) 改札装置、改札システム及び改札方法
JPH11265473A (ja) 遊技場におけるプリペイドカードシステム
JP2005080879A (ja) カード処理システム、携帯端末及びカード処理装置
JP6990166B2 (ja) 自動取引システム
JP3395835B2 (ja) プリペイドカードシステム、読取装置及びカード読取システム
JP2000279627A (ja) 遊技場におけるプリペイドカードシステム
JPH10171946A (ja) リーダライタ装置
JP2004121452A (ja) 特殊景品発行装置、特殊景品交換装置及び特殊景品処理システム
JP6291661B2 (ja) 遊技媒体計数装置及び遊技用装置
JP3772091B2 (ja) 遊技機の異常検出システム及び記録媒体
JP2000242836A (ja) プリペイドカードシステム及び判定用読書装置
JP2006136384A (ja) 遊技施設の利用者等判定システム
JPS63294880A (ja) 遊戯場における玉貸システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090310