JP2005080474A - ブラシレスモータ - Google Patents

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JP2005080474A JP2003311029A JP2003311029A JP2005080474A JP 2005080474 A JP2005080474 A JP 2005080474A JP 2003311029 A JP2003311029 A JP 2003311029A JP 2003311029 A JP2003311029 A JP 2003311029A JP 2005080474 A JP2005080474 A JP 2005080474A
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Masahiro Goto
昌宏 後藤
Masashi Yamamura
真史 山村
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Abstract

【課題】コギングトルクを増大させることなく漏れ磁束を減少させることができるブラシレスモータを提供する。また、コギングトルクを増大させることなく漏れ磁束を減少させ、且つ生産性を向上させることができるブラシレスモータを提供する。
【解決手段】コアシート9aは、ティース部14の内周側端部において、隣り合うティース部14同士が連結部16a〜16cによって連結されている部分と、連結されずに空隙をなす非連結部17となる部分を有する。詳しくは、連結部16aが形成されている位置Aを基準とすると、位置Aから周方向に120°進んだ位置Eに連結部16bが形成され、位置Aから周方向に240°進んだ位置Iに連結部16cが形成されている。そして、位置A,E,I以外の位置B〜D,F〜H,J〜Lは非連結部17となっている。このようなコアシート9aは連結部16a〜16cが積層方向に螺旋状をなすように積層される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車室内で用いられるブラシレスモータに係り、詳しくは、該ブラシレスモータのステータコアに関するものである。
従来のブラシレスモータとしては、例えば特許文献1にて開示されているような構成としたものがある。このブラシレスモータは、永久磁石の磁極数を14、ティース部(公報中では突極磁極としている)の数を12としたブラシレスモータで、コギングトルクの脈動数を増加させることによりコギングトルクを低減させて騒音を抑えている。
また、ブラシレスモータに備えられるステータコアは次の2種類のものが知られている。この2種類のステータコアとは、円筒状のアウタコアと、隣り合うティース部同士の内周側端部が連結部によって周方向にリング状に連結されてなるインナコアとを結合して構成される内周連結型のステータコア、及び隣り合うティース部同士は内周側端部で連結されずに、外周側端部で連結される内周非連結型のステータコアである。
内周連結型のステータコアは、巻線を容易に行うことができるために、内周非連結型のステータコアに比べて生産性が良い。しかし、インナロータ型のブラシレスモータの場合、隣り合うティース部同士が連結部によって連結されているために、永久磁石の磁束の一部は、永久磁石の磁極から連結部を通って隣接する永久磁石の磁極に流入することになる。このように、連結部を含む磁気回路を通る磁束は漏れ磁束であり、出力とはならずにロスとなる。
上記のような漏れ磁束を低減させて出力を増大させる内周連結型のステータコアとしては、特許文献2にて開示されている構成としたものがある。このステータコア(公報中では固定子としている)は、連結部(公報中ではブリッジ部としている)を複数個置きに切り離して空隙を設けた積層板を、空隙の下には連結部が位置するように積層させて構成されるものである。従って、永久磁石から出た磁束は、空隙を通って隣り合う永久磁石へ流入し難いため、漏れ磁束が減少される。
特公平8−8764号公報 特開平4−255437号公報
しかしながら、特許文献2にて開示されているステータコアにおいて、漏れ磁束となる磁束が通る磁気回路は約半分に減少されるだけであるため、さらに漏れ磁束を減少させて出力を増大させることが望まれている。
また、車室内で用いられるブラシレスモータにおいては、より一層、騒音の低減が求められているため、更なる改善が必要である。
本発明は、こうした事情に鑑みてなされたものであって、その第1の目的は、コギングトルクを増大させることなく漏れ磁束を減少させることができるブラシレスモータを提供することにある。また、第2の目的は、コギングトルクを増大させることなく漏れ磁束を減少させ、且つ生産性を向上させることができるブラシレスモータを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、円筒状のアウタコア、及び巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設されるとともに、隣り合う前記突極磁極同士が径方向内側端部で連結されるインナコアから構成され、複数枚のコアシートを積層して形成されるステータコアと、前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータとを備えたブラシレスモータにおいて、前記コアシートは、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えるとともに、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に240°進んだ位置との3箇所に、隣り合う前記ティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えた。
請求項2に記載の発明は、円筒状のアウタコア、及び巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設されるとともに、隣り合う前記突極磁極同士が径方向内側端部で連結されるインナコアから構成され、複数枚のコアシートを積層して形成されるステータコアと、前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータとを備えたブラシレスモータにおいて、前記コアシートは、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えるとともに、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に90°進んだ位置との2箇所に、又は、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に90°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に270°進んだ位置との4箇所に、隣り合う前記ティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えた。
請求項3に記載の発明は、円筒状のアウタコア、及び巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設されるとともに、隣り合う前記突極磁極同士が径方向内側端部で連結されるインナコアから構成され、複数枚のコアシートを積層して形成されるステータコアと、前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータとを備えたブラシレスモータにおいて、前記コアシートは、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えるとともに、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に60°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置との3箇所に、又は基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に60°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に240°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に300°進んだ位置との6箇所に、隣り合うティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えた。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記インナコアは、隣り合う前記ティース部同士が全て径方向内側端部で連結された全連結コアシートが混在して積層される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のブラシレスモータにおいて、前記全連結コアシートは非磁性材料よりなる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、隣り合う前記突極磁極間に少なくとも1つの前記連結部が存在するように前記コアシートを積層させる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記連結部が前記インナコアの軸方向に螺旋状をなすように前記コアシートを積層させる。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記連結部は、前記ティース部の、前記ステータコアの軸方向の厚さよりも薄肉に形成される。
請求項9に記載の発明は、巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設され、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えたコアシートを複数枚積層させて形成されるステータコアと、前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータとを備えたブラシレスモータにおいて、積層される前記コアシートのうち少なくとも1枚は、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に240°進んだ位置との3箇所に、隣り合う前記ティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えた。
請求項10に記載の発明は、巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設され、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えたコアシートを複数枚積層させて形成されるステータコアと、前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータとを備えたブラシレスモータにおいて、積層される前記コアシートのうち少なくとも1枚は、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に90°進んだ位置との2箇所に、又は、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に90°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に270°進んだ位置との4箇所に、隣り合う前記ティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えた。
請求項11に記載の発明は、巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設され、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えたコアシートを複数枚積層させて形成されるステータコアと、前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータとを備えたブラシレスモータにおいて、積層される前記コアシートのうち少なくとも1枚は、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に60°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置との3箇所に、又は基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に60°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に240°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に300°進んだ位置との6箇所に、隣り合うティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えた。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、連結部は、隣り合うティース部間のうちで、基準とする位置と、前記基準基準とする位置から周方向に120°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に240°進んだ位置との3箇所に形成される。従って、各ティース部で発生するコギングトルクの合成値が0となる。また、隣り合うティース部間のうち、永久磁石の磁束が通って漏れ磁束を生じさせる連結部は、3箇所のみに形成されるため、漏れ磁束が低減される。さらに、ステータコアはアウタコアとインナコアとから構成され、連結部はティース部の径方向内側端部に形成されているため、巻線の巻装が容易に行われる。
請求項2に記載の発明によれば、連結部は、隣り合うティース部間のうちで、基準位置と、基準位置から周方向に90°進んだ位置との2箇所に形成される。又は、連結部は基準とする位置と、基準とする位置から周方向に90°進んだ位置と、基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、基準とする位置から周方向に270°進んだ位置との4箇所に形成される。従って、各ティース部で発生するコギングトルクの合成値が0となる。また、隣り合うティース部間のうち、永久磁石の磁束が通って漏れ磁束を生じさせる連結部は、2箇所若しくは4箇所のみに形成されるため、漏れ磁束が低減される。さらに、ステータコアはアウタコアとインナコアとから構成され、連結部はティース部の径方向内側端部に形成されているため、巻線の巻装が容易に行われる。
請求項3に記載の発明によれば、連結部は、隣り合うティース部間のうちで、基準位置と、基準とする位置から周方向に60°進んだ位置と、基準とする位置から周方向に120°進んだ位置との3箇所に形成される。又は、該3箇所と、基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、基準とする位置から周方向に240°進んだ位置と、基準とする位置から周方向に300°進んだ位置との合わせて6箇所に形成される。従って、各ティース部で発生するコギングトルクの合成値が0となる。また、隣り合うティース部間のうち、永久磁石の磁束が通って漏れ磁束を生じさせる連結部は、3箇所若しくは6箇所のみに形成されるため、漏れ磁束が低減される。さらに、ステータコアはアウタコアとインナコアとから構成され、連結部はティース部の径方向内側端部に形成されているため、巻線の巻装が容易に行われる。
請求項4に記載の発明によれば、隣り合う前記ティース部同士が全て径方向内側端部で連結された前連結コアシートが混在して積層されるため、空隙をなす非連結部を有するコアシートを積層して形成されるインナコアであっても、積層後に複数の部品となることが避けられる。
請求項5に記載の発明によれば、全連結コアシートは、非磁性体よりなるために磁気抵抗が大きい。従って、全連結コアシートの連結部を通る漏れ磁束を低減させる。
請求項6に記載の発明は、インナコアは、隣り合う突極磁極間には少なくとも1つの連結部が存在するようにコアシートを積層させて形成されるため、請求項1に記載のコアシート、若しくは請求項2に記載のコアシートのみを複数枚積層すればよい。従って、コアシートの種類が1種類でよく、生産性が向上する。
請求項7に記載の発明によれば、インナコアは、連結部がインナコアの軸方向に螺旋状をなすようにコアシートを積層して形成されるため、各ティース部での磁気抵抗を均一化することができる。従って、コギングトルクの増大が抑えられる。
請求項8に記載の発明によれば、連結部は、ティース部のステータコア軸方向の厚さよりも薄肉に形成される。従って、薄肉に形成される連結部は磁気抵抗が大きく、漏れ磁束を低減させる。
請求項9に記載の発明によれば、連結部は、隣り合うティース部間のうちで、基準とする位置と、前記基準基準とする位置から周方向に120°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に240°進んだ位置との3箇所に形成される。従って、各ティース部で発生するコギングトルクの合成値が0となる。また、隣り合うティース部間のうち、永久磁石の磁束が通って漏れ磁束を生じさせる連結部は、3箇所のみに形成されるため、漏れ磁束が低減される。
請求項10に記載の発明によれば、連結部は、隣り合うティース部間のうちで、基準位置と、基準位置から周方向に90°進んだ位置との2箇所に形成される。又は、連結部は基準とする位置と、基準とする位置から周方向に90°進んだ位置と、基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、基準とする位置から周方向に270°進んだ位置との4箇所に形成される。従って、各ティース部で発生するコギングトルクの合成値が0となる。また、隣り合うティース部間のうち、永久磁石の磁束が通って漏れ磁束を生じさせる連結部は、2箇所若しくは4箇所のみに形成されるため、漏れ磁束が低減される。
請求項11に記載の発明によれば、連結部は、隣り合うティース部間のうちで、基準位置と、基準とする位置から周方向に60°進んだ位置と、基準とする位置から周方向に120°進んだ位置との3箇所に形成される。又は、該3箇所と、基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、基準とする位置から周方向に240°進んだ位置と、基準とする位置から周方向に300°進んだ位置との合わせて6箇所に形成される。従って、各ティース部で発生するコギングトルクの合成値が0となる。また、隣り合うティース部間のうち、永久磁石の磁束が通って漏れ磁束を生じさせる連結部は、3箇所若しくは6箇所のみに形成されるため、漏れ磁束が低減される。
本発明によれば、コギングトルクを増大させることなく漏れ磁束を減少させることができるブラシレスモータを提供することができる。また、コギングトルクを増大させることなく漏れ磁束を減少させ、且つ生産性を向上させることができるブラシレスモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図4は本実施形態のブラシレスモータ1の断面図である。ブラシレスモータ1は、有底円筒状のモータハウジング2を備えており、該モータハウジング2の内周面2aには、略円筒状をなすステータ3が挿入され固定されている。ステータ3は、ステータコア4、インシュレータ5、及び巻線6を備えている。そして、ステータ3の内側には、ロータ7が回転可能に配設され、該ロータ7の外周面には、周方向に異極となる14個の永久磁石8が固定されている。ロータ7は、ステータ3の巻線6に駆動電流を供給することにより該ステータ3に発生する回転磁界によって回転される。
図3に示すように、ステータコア4は、磁性金属板材をプレス打ち抜き加工してなるコアシート9を複数枚積層して構成される積層型のコアである。コアシート9よりなるステータコア4は、アウタコア10とインナコア11とから構成されている。
図2に示すように、アウタコア10は、円筒状をなし、内周部10aにおいて周方向に等角度間隔に12個の結合凹部12が形成されている。各結合凹部12は、径方向内側の開口部に向かうほど周方向に対向する面が互いに近づく形状となっている。
図1〜3に示すように、インナコア11を構成するコアシート9aは、積層された際に突極磁極13を形成する12個のティース部14を有しており、これら12個のティース部14は、放射状に配設されるとともに、周方向に等角度間隔で配設されている。それぞれのティース部14は、径方向内側端部から、径方向外側に向かうにつれて周方向の幅が若干狭くなった後、周方向の幅を一定として径方向に延びている。そして、各ティース部14の外周側端部には、前記結合凹部12と係合される結合凸部15が形成されている。各結合凸部15は、結合凹部12に対応するように、径方向外側に向かうほど周方向に幅広となっている。
図1に示すように、1層分のコアシート9aは、ティース部14の内周側端部において、隣り合うティース部14同士が連結部16a〜16cによって連結されている部分と、隣り合うティース部14同士が連結されずに空隙をなす非連結部17となっている部分とを有する。詳しくは、図1において、連結部16aが形成されている位置Aを基準とすると、位置Aから周方向に120°進んだ位置Eに連結部16bが形成され、位置Aから周方向に240°進んだ位置Iに連結部16cが形成されている。そして、連結部16a〜16cが形成されている位置A,E,I以外の位置B〜D,F〜H,J〜Lは非連結部17となっている。
隣り合うティース部14同士を連結する連結部16a〜16cでは、永久磁石8の磁極からステータコア4へ流入する磁束の一部は、図5(a)に矢印18で示すように、連結部16a〜16cを通って隣接する磁極へ流入する。しかし、位置B〜D,F〜H,J〜Lに形成される非連結部17は、空隙を形成しているために磁気抵抗が大きく、永久磁石8の磁極からステータコア4へ流入した磁束は、図5(b)に示す矢印19を通って隣接する磁極へ流入しやすい。
尚、図3に示すように、連結部16a〜16cは、プレス加工によって、ティース部14のインナコア11軸方向の厚さよりも薄肉に形成され、連結部16a〜16cの磁気抵抗を増大させるようになっている。
上記のように構成されたコアシート9aは、図1に示すように、1層目のコアシート9aの位置Bに形成される非連結部17の下に2層目の連結部16aが位置するように積層される。同様に、2層目のコアシート9aの位置Bに形成される非連結部17の下に3層目の連結部16aが位置するように、3層目のコアシート9aの位置Bに形成される非連結部17の下に4層目の連結部16aが位置するように積層される。そして、5層目のコアシート9aは1層目のコアシート9aと同様に積層され、以下、繰り返して複数枚のコアシート9aが積層され、積層方向にかしめることによってインナコア11が形成される。
このように積層されたインナコア11の内周部では、連結部16a〜16cが、インナコア11の軸方向に螺旋状をなし、インナコア11の磁気抵抗の均一化が図られる。
ここで、コアシート9に発生するコギングトルクについて説明する。図6(a)は1層分のコアシート9を示し、図6(b)には各位置A〜Bに連結部を形成した場合の各位置A〜Eにおけるコギングトルク波形を示す。
図6(b)において、連結部16aが形成される位置Aにおけるコギングトルク波形21と、連結部16bが形成される位置Eにおけるコギングトルク波形25と、連結部16cが形成される位置Iにおけるコギングトルク波形23とを合成する。すると、コギングトルク波形21,23,25はそれぞれお互いを打ち消し合って、その合成波27においてはコギングトルクが0となる。また、各非連結部17に発生するコギングトルクも同様にお互いを打ち消し合う。従って、位置A,E,Iに連結部16a〜16cを形成することによって各ティース部14で発生するコギングトルクの合成値を0とし、コギングトルクの増大を抑えている。
尚、図6(b)には、位置Aから周方向に30°進んだ位置Bに連結部を形成した場合のコギングトルク波形22、位置Aから周方向に90°進んだ位置Dに連結部を形成した場合のコギングトルク波形24、位置Aから周方向に120°進んだ位置Fに連結部を形成した場合のコギングトルク波形26も示されている。
また、位置Aから周方向に60°進んだ位置Cに連結部が形成された場合のコギングトルク波形は、位置Iにおける場合と同様にコギングトルク波形23で表される。同様に、位置Gにおけるコギングトルク波形は位置Aにおける場合と同様にコギングトルク波形21で表され、位置Hにおけるコギングトルク波形は位置Bにおける場合と同様にコギングトルク波形22で表される。さらに、位置Jにおけるコギングトルク波形は位置Dにおける場合と同様にコギングトルク波形24で表され、位置Kにおけるコギングトルク波形は位置Eにおける場合と同様にコギングトルク波形25で表され、位置Lにおけるコギングトルク波形は位置Fにおける場合と同様にコギングトルク波形26で表される。
図4に示すように、樹脂成形により形成される前記インシュレータ5は、インナコア11に装着されて、各突極磁極13に巻装される巻線6とステータコア4とを絶縁するものである。
上記のような構成のブラシレスモータ1は、次の順序で組立てられる。まず、図2に示すように、積層されたインナコア11の突極磁極13にインシュレータ5(図2中には図示しない)が装着された後、予めコイル状にされた巻線6が差し込まれる。巻装後のインナコア11は、インナコア11と同様にコアシート9bを積層して形成されたアウタコア10へ、結合凹部12と結合凸部15とを係合させながら嵌挿される。そして、図4に示すように、このようにして完成されたステータ3の内側に、前記ロータ7が回転可能に配設される。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)非連結部17は空隙であるために磁気抵抗が大きく、永久磁石8の磁極からステータコア4に流入した磁束は、図5(b)に矢印19で示す経路を通って隣接する磁極に流入する。従って、図5(a)に矢印18で示す出力に寄与しない漏れ磁束は、連結部16a〜16c以外では減少されるため、出力の向上を図ることができる。
また、漏れ磁束を減少させたことにより、巻線6に発生される誘起電圧が漏れ磁束によって乱されにくくなる。従って、正弦波としたい誘起電圧に漏れ磁束が発生させる歪の量を減少させることができる。その結果、誘起電圧に歪みが生じて発生される騒音を低減することができる。
(2)連結部16a〜16cは、積層方向に螺旋状をなすように積層されるため、ステータコア4においては、各ティース部14の磁気抵抗を均一化することができる。従って、1層分のコアシート9aに連結部16a〜16cと非連結部17とが形成されていても、連結部16a〜16cが螺旋状をなすようにコアシート9aを積層する(非連結部17を螺旋状にする)ことで、磁気抵抗が不均一となってコギングトルクが増大することを防いで、騒音を低減させることができる。
(3)連結部16a〜16cは、基準とする位置Aと、位置Aから周方向に120°進んだ位置Eと、位置Aから周方向に240°進んだ位置Iとの3箇所に形成されるものであるため、積層される1層分のコアシート9ごとに各位置A〜Lで発生するコギングトルク、ひいては各ティース部14で発生するコギングトルクは互いに打ち消し合いやすい。従って、コギングトルクの増大を抑えて騒音を低減させることができる。
また、連結部16a〜16cの形成位置によって、1層分のコアシート9ごとにコギングトルクを打ち消し合うようになっていることから、連結部16a〜16cが完全に螺旋状となるようにコアシート9を4の倍数枚とする必要がなく、ステータコア4の軸方向の長さを任意に設定することができる。
(4)連結部16a〜16cによって部分的に連結される内周連結型のステータコア4であるため、インナコア11成形後、予めコイル状にした巻線6を突極磁極13に差し込んで巻装することができる。従って安価な巻線機を使用することができる上、巻線時間も短縮することができる。その結果、ブラシレスモータ1の生産性を向上させることができる。
また、一般的に、内周非連結型のステータコアにおいて、内周の非連結部から巻線を挿入して巻装する場合には、巻数を変えずに巻線の径を大きくすることが困難である。しかし、本実施形態のステータコア4においては、ティース部14(突極磁極13)は、放射状に配設されるものであるため、インナコア11外周へ向かうにつれて隣り合うティース部14(突極磁極13)同士は離れていく。従って、巻数を変えずに巻線の径を大きくすることができるため、出力を向上させることができる。また、巻線の径はそのままに、巻数を増やして出力を向上させることもできる。
(5)プレス加工によって、連結部16a〜16cを、ティース部14におけるインナコア11軸方向の厚さよりも薄肉に形成し、連結部16a〜16cにおける磁気抵抗を増大させることによって、永久磁石8の磁束は連結部16a〜16cを通りにくくなる。その結果、漏れ磁束を減少させて出力の向上を図ることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、複数枚のコアシート9aを積層した後、積層方向にかしめることによってインナコア11が形成されるが、かしめでなく溶接によって積層方向に固定してもよい。このようにしても上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
○上記実施形態では、巻装は、予めコイル状にした巻線6を突極磁極13に差し込むことによって行われるが、この限りでない。予めボビンに巻きつけた巻線6を突極磁極13に差し込むことによって行ってもよい。このようにしても上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
○上記実施形態では、連結部16a〜16cが螺旋状になるようにコアシート9aが積層されているが、螺旋状になっていなくてもよい。例えば、隣接する突極磁極13間に、連結部が少なくとも1つ存在するようにコアシート9aを積層することで、積層後のインナコア11は1つの部品とすることができる。この場合、上記実施形態と同様に1種類のコアシート9aでインナコア11を形成することができる。このように構成すると、上記実施形態の効果の(2)の効果以外の効果を有する。
また、隣接する突極磁極13間に連結部が少なくとも1つ存在するようにコアシート9aを積層しなくても、非連結部17を有さない環状の全連結コアシートを混在させて積層することにより、インナコア11は、積層後に複数の部品となることを避けて1つの部品とすることができる。全連結コアシートは、隣り合うティース14部同士がすべて連結部によって連結されているために、上記実施形態と比べて漏れ磁束が多少増加するが、全連結コアシートを非磁性材料により形成することで、全連結コアシートの連結部の磁気抵抗を大きくして漏れ磁束の増加を抑えることができる。その結果、出力の向上を図るとともに、騒音を低減させることができる。
○上記実施形態において、連結部16a〜16cは、ティース部14のインナコア11軸方向の厚さよりも薄肉に形成されているが、ティース部と同じ厚さの連結部16a〜16cであってもよい。この場合、上記実施形態の効果の(5)以外の効果を得ることができる。
○上記実施形態では、1層分のコアシート9aにおいて、連結部16a〜16cは、基準とする位置Aと、位置Aから周方向に120°進んだ位置Eと、位置Aから周方向に240°進んだ位置Iとの3箇所に形成されているがこの限りでない。図6(a)(b)に示すように、コギングトルクの合成値が0となる連結部を形成する位置として、連結部は、基準とする位置Aと、位置Aから周方向に90°進んだ位置Dとの2箇所に形成されるものであってもよい。このとき、位置A及びD以外の位置B,C及びE〜Lは、隣り合うティース部14同士が連結されずに空隙をなす非連結部17となっている。このように構成した場合、位置AとDとに形成された連結部で発生するそれぞれのコギングトルクは、お互いに打ち消し合う。従って、各ティース部14で発生するコギングトルクの合成値を0とすることができるため、コギングトルクの増大を抑えるとともに、さらに漏れ磁束を低減させて、出力の向上及び騒音の低減を図ることができる。
また、図6(a)(b)より、連結部は、基準とする位置Aから周方向に90°進んだ位置Dとの2箇所に形成されるだけでなく、該2箇所と、基準とする位置Aから周方向に180°位置Gと、位置Aから周方向に270°進んだ位置Jとの計4箇所(位置A,D,G,J)に形成されるものであってもよい。この場合も同様にコギングトルクの合成値を0とすることができる。
さらに、図6(a)(b)より、連結部は、基準とする位置Aと、基準とする位置Aから周方向に60°進んだ位置Cと、基準とする位置から周方向に120°進んだ位置Eとの3箇所に形成されるものであってもよい。又は、該3箇所と、基準とする位置から周方向に180°進んだ位置Gと、基準とする位置Aから周方向に240°進んだ位置Iと、基準とする位置Aから周方向に300°進んだ位置Kとの計6箇所(位置A,C,E,G,I,K)に形成されるものであってもよい。これらの場合も同様にコギングトルクの合成値を0とすることができる。
○上記実施形態では、ステータコア4を構成するコアシート9は、インナコア11を構成するコアシート9aと、アウタコア10を構成するコアシート9bとから構成されるものであるが、インナコアとアウタコアとから構成されないコアシートであってもよい。この場合も、上記と同様の位置に連結部を形成することによって、コギングトルクの合成値を0として、コギングトルクの増大を抑制することができる。
インナコアの分解斜視図。 ステータコアの分解斜視図。 ステータコアの斜視図。 ブラシレスモータの断面図。 (a)は連結部が形成される場合の磁束の経路を示すブラシレスモータの部分断面図、(b)は非連結部が形成される場合の磁束の経路を示すブラシレスモータの部分断面図。 (a)はコアシートの斜視図、(b)はコギングトルク波形を示すグラフ。
符号の説明
1…ブラシレスモータ、4…ステータコア、6…巻線、7…ロータ、8…永久磁石、9,9a,9b…コアシート、10…アウタコア、11…インナコア、13…突極磁極、14…ティース部、16a〜16c…連結部、A,C,D,E,G,I,J,K…位置(A…基準とする位置)。

Claims (11)

  1. 円筒状のアウタコア、及び巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設されるとともに、隣り合う前記突極磁極同士が径方向内側端部で連結されるインナコアから構成され、複数枚のコアシートを積層して形成されるステータコアと、
    前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータと
    を備えたブラシレスモータであって、
    前記コアシートは、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えるとともに、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に240°進んだ位置との3箇所に、隣り合う前記ティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 円筒状のアウタコア、及び巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設されるとともに、隣り合う前記突極磁極同士が径方向内側端部で連結されるインナコアから構成され、複数枚のコアシートを積層して形成されるステータコアと、
    前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータと
    を備えたブラシレスモータであって、
    前記コアシートは、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えるとともに、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に90°進んだ位置との2箇所に、又は、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に90°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に270°進んだ位置との4箇所に、隣り合う前記ティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 円筒状のアウタコア、及び巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設されるとともに、隣り合う前記突極磁極同士が径方向内側端部で連結されるインナコアから構成され、複数枚のコアシートを積層して形成されるステータコアと、
    前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータと
    を備えたブラシレスモータであって、
    前記コアシートは、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えるとともに、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に60°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置との3箇所に、又は、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に60°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に240°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に300°進んだ位置との6箇所に、隣り合うティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラシレスモータであって、
    前記インナコアは、隣り合う前記ティース部同士が全て径方向内側端部で連結された全連結コアシートが混在して積層されることを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 請求項4に記載のブラシレスモータであって、
    前記全連結コアシートは非磁性材料よりなることを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラシレスモータであって、
    隣り合う前記突極磁極間に少なくとも1つの前記連結部が存在するように前記コアシートを積層させることを特徴とするブラシレスモータ。
  7. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラシレスモータであって、
    前記連結部が前記インナコアの軸方向に螺旋状をなすように前記コアシートを積層させることを特徴とするブラシレスモータ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のブラシレスモータであって、
    前記連結部は、前記ティース部の、前記ステータコアの軸方向の厚さよりも薄肉に形成されることを特徴とするブラシレスモータ。
  9. 巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設され、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えたコアシートを複数枚積層させて形成されるステータコアと、
    前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータと
    を備えたブラシレスモータであって、
    積層される前記コアシートのうち少なくとも1枚は、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に240°進んだ位置との3箇所に、隣り合う前記ティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  10. 巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設され、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えたコアシートを複数枚積層させて形成されるステータコアと、
    前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータと
    を備えたブラシレスモータであって、
    積層される前記コアシートのうち少なくとも1枚は、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に90°進んだ位置との2箇所に、又は、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に90°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に270°進んだ位置との4箇所に、隣り合う前記ティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  11. 巻線が巻装される12個の突極磁極が放射状且つ周方向等角度間隔に配設され、積層された際に前記突極磁極を構成する12個のティース部を備えたコアシートを複数枚積層させて形成されるステータコアと、
    前記ステータコアの内側に配設され、周方向に異極となる14個の永久磁石が外周面に固定されたロータと
    を備えたブラシレスモータであって、
    積層される前記コアシートのうち少なくとも1枚は、隣り合う前記ティース部間のうち、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に60°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置との3箇所に、又は、基準とする位置と、前記基準とする位置から周方向に60°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に120°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に180°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に240°進んだ位置と、前記基準とする位置から周方向に300°進んだ位置との6箇所に、隣り合うティース部同士を径方向内側端部で連結する連結部を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
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