JP2005079567A - 半導体装置、その製造方法およびカメラ - Google Patents

半導体装置、その製造方法およびカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】画質を劣化させることなく、電荷の完全転送および電荷の完全読み出しを容易にする半導体装置を提供する。
【解決手段】 光電変換により蓄積された電荷を転送する転送チャネル部12と、転送チャネル部12の上に形成された絶縁膜13と、転送チャネル部12に絶縁膜13を介して転送電圧を印加するための転送電極15とを有する半導体装置であって、絶縁膜13は第1の膜厚とそれよりも薄い第2の膜厚とを有し、転送チャネル部12の転送方向と直交する方向における転送電極15の端部の下では絶縁膜13の膜厚は第1の膜厚であり、転送方向と直交する方向における転送チャネル部13の中央部の上では絶縁膜13の膜厚は第2の膜厚である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光電変換により蓄積された電荷を転送する転送チャネル部と、転送チャネル部の上に形成された絶縁膜と、前記転送チャネル部に前記絶縁膜を介して転送電圧を印加するための転送電極とを有する半導体装置、その製造方法およびカメラに関し、特に絶縁膜の改良に関する。
半導体装置の一種にCCD(Charge Coupled Device)固体撮像装置がある。CCD固体撮像装置は、行列状に配列された光電変換素子と、各列の光電変換素子から電荷を読み出して垂直方向に転送するシフトレジスタである複数の垂直CCDと、複数の垂直CCDからの電荷を水平に転送するシフトレジスタである水平CCDとを備える。各垂直CCDおよび水平CCDは、電荷を転送する通り道となる転送チャネル部と、転送チャネル部に転送電圧を印加するための二層の転送電極とが絶縁膜を介して設けられている。垂直CCDの転送電極には4相の転送電圧が、水平CCDの転送電極には2相の転送電圧が印加されるのが一般的である。
図14は、従来のCCD固体撮像装置の断面図である。また、図15は、CCD固体撮像装置の平面図を示す。図14は、図15に示すCCD固体撮像装置の転送電極を示す平面図におけるX−X断面を示している。
図15において転送チャネル部2とその上に交互に形成された転送電極5および6とは垂直CCDを形成している。転送電極5は光電変換素子9から転送チャネル部2へ電荷を読み出すための読み出し電極を兼用していて、読み出しパルスが印加されたとき、光電変換素子9に蓄積された電荷が転送チャネル部2に読み出される。転送チャネル部2に読み出された電荷は、転送電極に印加される4相の転送パルスにより順次シフト転送される。
図14において、転送チャネル部2は、例えば、p型ウェル1にn型不純物の注入によって形成される。転送チャネル部2の上には絶縁膜3を介して転送電極5が形成される。絶縁膜3はシリコン酸化膜とシリコン窒化膜により2層に形成される。転送電極5の上には保護膜6を介して遮光膜9が形成されている。
また、特許文献1には、従来の固体撮像装置における転送電極の形状の改良に関する発明が開示されている。
特開平5−343440号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、画質を劣化をさせずに絶縁膜を薄くすることが困難であるという問題がある。
具体的には、上記の転送チャネル部において電荷量を多く蓄積することができて、あるいは、光電変換素子から転送チャネル部へ電荷を取りこぼすことなく完全に読み出すためには、転送チャネル部と転送電極との間の絶縁膜が薄いほうが望ましい。
ところが、絶縁膜を薄くすれば、次のような悪影響が生じてしまう。すなわち、転送電極と半導体基板との間が強電界になることからホットエレクトロンを生じさせ、その結果、画像中にノイズとなって現れ画質が劣化する。さらに、このホットエレクトロンが絶縁膜にトラップされることにより、転送電圧および読み出し電圧に対するしきい値シフトが発生する。つまり、しきい値シフトが発生すると、通常の転送電圧を印加しても転送チャネル部において電荷を取りこぼし、通常の読み出し電圧を印加しても読み出し電荷を取りこぼしてしまい、転送および読み出しが不完全になる。その結果、画像全体が感度劣化したように画質が劣化してしまう。
さらに、近年の微細化の進展により絶縁膜への強電界による上記の悪影響が生じやすくなってきている。
本発明は、画質を劣化させることなく、電荷の完全転送および電荷の完全読み出しを容易に行う半導体装置、その製造方法およびカメラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の半導体装置は、光電変換により蓄積された電荷を転送する転送チャネル部と、転送チャネル部の上に形成された絶縁膜と、前記転送チャネル部に前記絶縁膜を介して転送電圧を印加するための転送電極とを有する半導体装置であって、前記絶縁膜は、第1の膜厚とそれよりも薄い第2の膜厚とを有し、転送チャネル部による電荷の転送方向と直交する方向における転送電極の端部の下では前記絶縁膜の膜厚は第1の膜厚であり、転送方向と直交する方向における転送チャネル部の中央部の上では前記絶縁膜の膜厚は第2の膜厚であり、前記転送電極の下面は前記絶縁膜に沿って下に凸状であるように構成される。
この構成によれば、転送チャネル部と転送電極との間で少なくとも中央部における絶縁膜の膜厚は薄膜化された第2の膜厚なので、転送チャネル部に蓄積できる電荷量を多くでき、光電変換により生じた電荷を転送チャネル部における読み出すことを完全に行うことを容易にするという効果がある。しかも、転送電極端の下では第2の膜厚よりも厚い第1の膜厚なので、転送電極と半導体基板との間に強電界を生じさせない。その結果、ホットエレクトロンを生じさせないので、画質の劣化を引き起こさないという効果がある。
ここで、前記絶縁膜における第2の膜厚を有する部分は、前記転送方向と直交する方向における転送チャネル部の幅と同じ幅を有する構成としてもよい。
この構成によれば、転送チャネル部を形成するためのマスクと第2の膜厚部分を形成するためのマスクとを兼用することができ、位置合わせや重ね合わせの精度を向上させることができ、微細化を容易に図ることができる。
ここで、前記絶縁膜はシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との二層構成であってもよい。
この構成によれば、第2の膜厚部分をシリコン窒化膜を薄膜化することにより形成可能であり、再酸化する必要がないので絶縁膜にバーズビークを生じさせないという効果がある。
また、前記絶縁膜における第2の膜厚を有する部分は、前記転送方向と直交する方向における転送チャネル部の幅よりも広い幅を有し、かつ前記転送方向と直交する方向における転送電極の幅よりも狭い幅を有する構成としてもよい。
ここで、前記絶縁膜はシリコン酸化膜を含む構成であってもよい。
この構成によれば、第2の膜厚部分をシリコン酸化膜を薄膜化することにより形成可能であり、当該部分のシリコン酸化膜除去後に再酸化により薄膜化してバーズビークが生じたとしても、その影響を受けにくいという効果がある。
ここで、前記転送電極は、光電変換により生じた電荷を転送チャネル部に読み出すための読み出し電圧が印加される電極である構成としてもよい。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、光電変換により蓄積された電荷を転送する転送チャネル部と、転送チャネル部の上に形成された絶縁膜と、前記転送チャネル部に前記絶縁膜を介して転送電圧を印加するための転送電極とを有する半導体装置の製造方法であって、半導体基板上に平坦な絶縁膜を形成する絶縁膜形成ステップと、転送チャネル部の幅方向における中央部上の前記絶縁膜の膜厚を薄膜化する薄膜化ステップと、薄膜化された絶縁膜上に転送電極を形成する電極形成ステップとを有する。
この構成によれば、転送チャネル部と転送電極との間で少なくとも中央部における絶縁膜を薄膜化するので、転送チャネル部における電荷蓄積量を多くでき、光電変換により生じた電荷を転送チャネル部における読み出すことを完全に行うことを容易にするという効果がある。しかも、転送電極端の下では薄膜化されないので、転送電極と半導体基板との間に強電界を生じさせない。その結果、ホットエレクトロンを生じさせないので、画質の劣化を引き起こさないという効果がある。
ここで、前記薄膜化ステップにおいて、転送チャネル部の上の絶縁膜であって転送チャネル部と同じ幅を有する部分を薄膜化するようにしてもよい。
この構成によれば、転送チャネル部を形成する用のマスクと薄膜化ステップにおいて薄膜化するためのマスクとを兼用することができ、位置合わせや重ね合わせの精度を向上させることができ、微細化を容易に図ることができる。
ここで、前記薄膜化ステップにおいて、転送チャネル部の上の絶縁膜であって転送チャネル部の幅よりも広く転送電極の幅よりも狭い部分を薄膜化する構成としてもよい。
ここで、前記絶縁膜はシリコン酸化膜であり、前記薄膜化ステップにおいて、絶縁膜の薄膜化すべき部分の絶縁膜を一旦除去した後、当該部分が他の部分より薄くなるように絶縁膜を形成する構成としてもよい。
この構成によれば、除去した後にシリコンを再酸化させて酸化膜を形成する際に、シリコン酸化膜にバーズビークが生じたとしても、チャネル幅よりも薄膜化部分が広いのでバーズビークの影響を受けにくいという効果がある。
ここで、前記絶縁膜はシリコン酸化膜であり、前記薄膜化ステップにおいて、絶縁膜の薄膜化すべき部分の絶縁膜をハーフエッチングにより薄膜化する構成としてもよい。
ここで、前記薄膜化ステップにおいて、さらに、ハーフエッチングにより薄膜化されたシリコン酸化膜の上にシリコン窒化膜を形成する構成としてもよい。
ここで、前記絶縁膜形成ステップにおいて、半導体基板上にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とを二層の前記絶縁膜として形成し、前記薄膜化ステップは、絶縁膜の薄膜化すべき部分のシリコン窒化膜を一旦除去する除去サブステップと、除去された部分が絶縁膜の他の部分より薄くなるようにシリコン窒化膜を形成する形成サブステップとを有する構成としてもよい。
また、前記除去サブステップは、シリコン窒化膜上にシリコン酸化膜を形成する第1サブステップと、絶縁膜の薄膜化すべき部分に該当する絶縁膜表面のシリコン酸化膜を除去する第2サブステップと、除去により残されたシリコン酸化膜をマスクとして用いて、絶縁膜の薄膜化すべき部分のシリコン窒化膜を除去する第3サブステップとを有する構成としてもよい。
この構成によれば、再酸化することなく薄膜化するので、シリコン酸化膜にバーズビークを生じさせないという効果がある。
また、本発明におけるカメラについても、上記と同様の手段を備える。
以上説明してきたように本発明によれば、転送チャネル部と転送電極との間で少なくとも中央部における絶縁膜の膜厚は薄膜化された第2の膜厚なので、転送チャネル部における電荷転送を完全に行うことを容易にし、光電変換により生じた電荷を転送チャネル部に読み出すことを完全に行うことを容易にするという効果がある。
しかも、転送電極端の下では第2の膜厚よりも第1の膜厚が厚いので、転送電極と半導体基板との間に強電界を生じさせない。その結果、ホットエレクトロンを生じさせないので、画質の劣化を引き起こさないという効果がある。
(実施形態1)
<半導体装置の構成>
図1は、本発明の実施形態1における半導体装置の断面を示す図である。同図は、図15に示したCCD固体撮像装置の転送電極を示す平面図におけるX−X断面を示している。
図1に示すように、半導体装置は、シリコン半導体基板11中に形成された光電変換素子19と電荷を転送する転送チャネル部12を有し、シリコン半導体基板11上に転送チャネル部の上に形成された絶縁膜13と前記転送チャネル部に前記絶縁膜13を介して転送電圧を印加するための転送電極15と、保護膜16、遮光膜18を有している。
光電変換素子19は、例えばp型シリコン半導体基板11中にn型不純物注入層として形成される。転送チャネル部12は、例えば、シリコン半導体基板11にn型不純物の注入により形成される。転送電極15は、例えば高濃度のリンが注入された他結晶シリコンにより形成される。
絶縁膜13は、例えばシリコン酸化膜で形成され、第1の膜厚t13(30〜50nm)とそれよりも薄い第2の膜厚t12(15〜25nm)とを有している。絶縁膜13における第2の膜厚を有する部分は、転送方向(紙面に垂直な方向)と直交する方向(紙面の左右方向)における転送チャネル部12の上の部分であり、同図では転送チャネル部12と同じ幅W1となっている。この幅W1は転送方向と直交する方向における転送チャネル部12の幅である。絶縁膜13における第1の膜厚を有する部分は、第2の膜厚部分以外の分である。
前記転送電極15の下面の形状は、絶縁膜13に沿って形成されるので下に凸状である。
このように、転送チャネル部12と転送電極15との間で絶縁膜の膜厚が薄膜化された第2の膜厚になっているので、転送チャネル部12における電荷蓄積量を増大させることを容易にし、また、光電変換により生じた電荷を転送チャネル部12における読み出すことを完全に行うことを容易にすることができる。しかも、転送電極端の下では第2の膜厚よりも厚い第1の膜厚なので、転送電極15とシリコン半導体基板11との間が強電界にならないので、ホットエレクトロンの生じさせない。
<半導体装置の製造方法>
図1に示した半導体装置の製造方法は、製造工程の違いにより種々の製造方法があり得る。第1〜第3の製造方法について説明する。
<第1の製造方法>
図2(a)〜(c)は、実施の形態1における半導体装置について、第1の製造方法を製造工程の順にその断面を示す図である。その製造工程を以下の(11)〜(15)に説明する。
(11)図2(a)に示すように、まず、シリコン半導体基板11の表面を例えば熱酸化法により酸化することによって、シリコン酸化膜(約10〜30nm)を絶縁膜13として形成する。このときシリコン酸化膜は第1の膜厚(約30〜50nm)より薄く形成する。次に、絶縁膜13上にレジストパターンr1を形成する。このレジストパターンr1の形成は、レジストを塗布し、転送チャネル部12形成用のマスクパターンを用いて露光し、現像することにより形成される。さらに、例えばヒ素のようなn型不純物をシリコン酸化膜3を介してシリコン半導体基板11にイオン注入することにより転送チャネル部12を形成する。
(12)図2(b)に示すように、レジストパターンr1を残した状態で、転送チャネル部12の上のシリコン酸化膜をエッチングにより除去する。このエッチングは、例えばフッ酸によるウェットエッチングにより、レジストパターンr1で覆われていない部分のシリコン酸化膜が除去される。このエッチングでは、転送チャネル部12形成用のマスクパターンによるレジストパターンr1を用いているので、シリコン酸化膜を転送チャネル部12の位置に合わせて高い精度で除去することができる。
(13)図2(c)に示すように、レジストパターンr1を除去した後、例えば熱酸化法により全面を酸化することによって、シリコン酸化膜を重ねて形成する。これによりシリコン酸化膜は、上記(12)において除去されていなかった部分が第1の膜厚(約30〜50nm)に、除去された部分が第2の膜厚(約10〜30nm)になるように形成する。これにより、転送チャネル部12の上に転送チャネル部12と同じ幅で、絶縁膜13における第2の膜厚を有する部分が形成される。
(14)図2(c)に示すように、レジストパターンr1を除去したのち、転送電極15を形成する。この転送電極15は、いわゆるパターニングにより形成される。つまり、転送電極の材料として上記の導電性のある多結晶シリコンを形成したのち、レジストを塗布し、転送電極15形成用のマスクパターンを用いて露光し、現像することにより形成される。
(15)この後、図1に示すように、保護膜16および遮光膜18を形成する。このようにして図1に示した半導体装置が製造される。
<第2の製造方法>
図3(a)〜(c)は、実施の形態1における半導体装置について、第2の製造方法を製造工程の順にその断面を示す図である。その製造工程を以下の(21)〜(25)に説明する。
(21)図3(a)に示すように、絶縁膜13とレジストパターンr1と転送チャネル部12とを形成する。このとき絶縁膜13は、第1の膜厚(約30〜50nm)となるよう形成する。これ以外は上記(11)と同様であるので説明を省略する。
(22)図3(b)に示すように、レジストパターンr1を残した状態で、転送チャネル部12の上のシリコン酸化膜をハーフエッチングにより除去する。このハーフエッチングは、例えばドライエッチングより、レジストパターンr1で覆われていない部分のシリコン酸化膜を途中まで、つまり第2の膜厚(約10〜30nm)分のシリコン酸化膜が残るまで除去する。このエッチングでは、転送チャネル部12形成用のマスクパターンによるレジストパターンr1を用いているので、シリコン酸化膜を転送チャネル部12の位置に合わせて高い精度で除去することができる。
(23)図3(c)に示すように、転送電極15を形成する。この工程の詳細は上記(14)と同様であるので省略する。
(24)この後、図1に示すように、保護膜16および遮光膜18を形成する。このようにして図1に示した半導体装置が製造される。
このような、第2の製造方法は、第1の製造方法と比べて、絶縁膜13(シリコン酸化膜)にバーズビークが形成されない点で優れており、第2の膜厚の精度の点で劣っている。つまり、上記(13)において第2の膜厚の絶縁膜を形成するための熱酸化では、第2の膜厚部分の端部においてバーズビークが生じるが、第2の製造方法では生じない。また、上記(22)におけるハーフエッチングでは、ドライエッチングの時間により第2の膜厚を決定するので、上記(13)よりもばらつきが大きくなる可能性がある。
<第3の製造方法>
図4(a)〜(c)は、実施の形態1における半導体装置について、第3の製造方法を製造工程の順にその断面を示す図である。その製造工程を以下の(31)〜(35)に説明する。この第3の製造方法では、第1の製造方法と比べて、転送チャネル部12の形成を上記(11)で行う代わりに下記(33)で行う点が異なっている。
(31)図4(a)に示すように、絶縁膜13とレジストパターンr11を形成する。この工程は、転送チャネル部12を形成しない点とレジストパターンr11がシリコン窒化である点と、絶縁膜13の膜厚が第1の膜厚(約30〜50nm)である点以外は上記(11)と同様であるので省略する。
(32)図4(b)に示すように、レジストパターンr11を残した状態で、転送チャネル部12の上のシリコン酸化膜をエッチングにより除去する。この工程は上記(12)と同様であるので省略する。
(33)図4(c)に示すように、さらに、レジストパターンr11を残した状態で、例えば熱酸化法により酸化することによって、転送チャネル部12の上にシリコン酸化膜を形成する。このときシリコン酸化膜は第2の膜厚(10〜30nm)だけ形成する。これにより、転送チャネル部12の上に転送チャネル部12と同じ幅で、絶縁膜13における第2の膜厚を有する部分が形成される。続いて、例えばヒ素のようなn型不純物をシリコン酸化膜3を介してシリコン半導体基板11にイオン注入することにより転送チャネル部12を形成する。上記の熱酸化法によってレジストパターンr11としてのシリコン窒化表面も酸化されることになるが、シリコン窒化表面のシリコン酸化は例えばリン酸により除去しておけば、レジストパターンr11を容易に除去可能になる。
(34)図2(c)に示すように、レジストパターンr11を除去したのち、転送電極15を形成する。この工程は上記(14)と同様であるので省略する。
(35)この後、図1に示すように、保護膜16および遮光膜18を形成する。このようにして図1に示した半導体装置が製造される。
このようにしてシリコン窒化をレジストパターンとして利用して半導体装置を製造することができる。
なお、第2の製造方法においても、転送チャネル部12の形成を薄膜化(第2の膜厚の絶縁膜の形成)の前ではなく後に行うようにしてもよい。
また、図1では絶縁膜13がシリコン酸化膜により形成されている例を示したが、絶縁膜13をシリコン酸化膜とシリコン窒化膜の二層で形成してもよい。図5に、絶縁膜を二層で形成した場合の半導体装置の断面を示す。図5は、図1と比較して、絶縁膜がシリコン酸化膜13とシリコン窒化膜14の二層で形成されている点が異なっている。この構成は、第1〜第3の製造方法におけるシリコン酸化膜の薄膜化(上記(13)(22)(33))において、薄膜化後にレジストパターンを除去し、シリコン酸化膜の上にシリコン窒化膜を形成する工程を追加すればよい。このシリコン窒化膜は例えば減圧CVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成する。また、絶縁膜が二層構造の場合は、二層の膜厚合計が第1の膜厚、第2の膜厚となるようにそれぞれの膜厚を形成すればよい。これにより図5に示す半導体装置を製造することができる。
(実施の形態2)
<半導体装置の構成>
図6は、本発明の実施の形態2における半導体装置の断面を示す図である。同図は、図15に示したCCD固体撮像装置の転送電極を示す平面図におけるX−X断面を示している。図6の半導体装置は、図1と比較して、第2の膜厚部分が幅W1である絶縁膜13の代わりに第2の膜厚部分が幅W2である絶縁膜13を有する点が異なっている。以下、図1と同じ点は説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
絶縁膜13の第2の膜厚部分の幅W2は、転送チャネル部12の幅W1よりも広く転送電極の幅W3よりも狭くなっている。この幅W1、W3は、転送方向と直交する方向における転送チャネル部12、転送電極15のそれぞれの幅である。
この構成によれば、絶縁膜13における第2の膜厚部分においてバーズビークが生じても、転送電極15の下面における幅W2の電極エッジ部分からの影響を受けにくくすることができる。つまり、ホットエレクトロンによる暗電流を生じにくくすることができる。
<半導体装置の製造方法>
図6に示した半導体装置の製造方法は、製造工程の違いにより種々の製造方法があり得る。まず第1〜第3の製造方法について説明する。
<第1の製造方法>
図7は、実施の形態2における半導体装置について、第1の製造方法を製造工程の順にその断面を示す図である。その製造工程を以下の(41)〜(45)に説明する。
(41)図7(a)に示すように、絶縁膜13とレジストパターンr2を形成する。このレジストパターンr2が絶縁膜13における第2の膜厚部分形成用のマスクスパターンを用いて形成される点と、転送チャネル部12がまだ形成されな点とで上記(11)と異なっている。つまり、レジストパターンr2は、転送チャネル部12形成用のマスクパターンとではなく、第2の膜厚部分形成のための専用のマスクパターンを用いて形成される。この点以外は上記(11)と同様である。
(42)図7(b)に示すように、レジストパターンr2が形成された状態で、転送チャネル部12の上のシリコン酸化膜をエッチングにより除去する。さらに、レジストパターンr2を除去してから、例えば熱酸化法により酸化することによってシリコン酸化膜を上積みし、第1の膜厚部分と第2の膜厚部分とを形成する。
(43)図7(c)に示すように、レジストパターンr2を除去してから、レジストパターンr1を形成する。このレジストパターンr1は、転送チャネル形成用のマスクパターンにより形成する。この状態で、例えばヒ素のようなn型不純物をシリコン酸化膜3を介してシリコン半導体基板11にイオン注入することにより転送チャネル部12を形成する。
(44)図7(d)に示すように、レジストパターンr1を除去したのち、転送電極15を形成する。この工程は上記(14)と同様であるので省略する。
(45)この後、図6に示すように、保護膜16および遮光膜18を形成する。このようにして図6に示した半導体装置が製造される。
<第2の製造方法>
図8は、実施の形態2における半導体装置について、第2の製造方法を製造工程の順にその断面を示す図である。図7に示した第1の製造方法では薄膜化(第2の膜厚の絶縁膜13の形成)の後に転送チャネル部12を形成するのに対して、図8に示す第2の製造方法では転送チャネル部12の形成の後に薄膜化するよう工程の順番が異なっている。その製造工程を以下の(51)〜(55)に説明する。
(51)図8(a)に示すように、絶縁膜13とレジストパターンr1と転送チャネル部12とを形成する。この工程は上記(11)と同様であるので説明を省略する。
(52)図8(b)に示すように、転送チャネル部12形成用のレジストパターンr1を除去した後、絶縁膜13における第2膜圧部分形成用のレジストパターンr2を形成する。
この状態で、転送チャネル部12の上のシリコン酸化膜をエッチングにより除去する。
(53)さらに、レジストパターンr2を除去した後、例えば熱酸化法により酸化することによって、シリコン酸化膜の第1の膜厚部分と第2の膜厚部分とを形成する。これにより、レジストパターンr2の幅W2と同幅の第2の膜厚部分が形成される。
(54)図8(c)に示すように、レジストパターンr2を除去したのち、転送電極15を形成する。この工程は上記(14)と同様であるので省略する。
(55)この後、図6に示すように、保護膜16および遮光膜18を形成する。このようにして図6に示した半導体装置が製造される。
なお、図6では絶縁膜13がシリコン酸化膜により形成されている例を示したが、絶縁膜3をシリコン酸化膜とシリコン窒化膜の二層で形成してもよい。図9に、絶縁膜を二層で形成した場合の半導体装置の断面を示す。図9は、図6と比較して、絶縁膜がシリコン酸化膜13とシリコン窒化膜14の二層で形成されている点が異なっている。この構成は、第1〜第3の製造方法におけるシリコン酸化膜の薄膜化(上記(43)(53))において、薄膜化後にレジストパターンを除去し、シリコン酸化膜の上にシリコン窒化膜を形成する工程を追加すればよい。このシリコン窒化膜は例えば減圧CVD法により形成する。また、絶縁膜が二層構造の場合は、二層の膜厚合計が第1の膜厚、第2の膜厚となるようにそれぞれの膜厚を形成すればよい。これにより図9に示す半導体装置を製造することができる。
また、上記第1、第2の製造方法(図7、図8)では、転送チャネル部12上のシリコン酸化膜を一旦除去してから再酸化により第2の膜厚のシリコン酸化膜を形成しているが、このかわりに、ハーフエッチングにより第2の膜厚のシリコン酸化膜を形成してもよい。
(実施の形態3)
上記実施の形態1、2では、絶縁膜が一層(シリコン酸化膜)の場合および二層(シリコン酸化膜とシリコン窒化膜)の場合にシリコン酸化膜の薄膜化により絶縁膜が第2の膜厚部分を有する構成であるのに対して、本実施の形態では、絶縁膜が二層の場合にシリコン窒化膜の薄膜化により絶縁膜が第2の膜厚部分を有する構成例を示す。
図10は、本発明の実施の形態3における半導体装置の断面を示す図である。同図は、図15に示したCCD固体撮像装置の転送電極を示す平面図におけるX−X断面を示している。図10の半導体装置は、図9に示した半導体装置と比較して、二層の絶縁膜のうちシリコン酸化膜13が一様である点と、シリコン窒化膜14が一様でなく薄膜部分を有しいている点とが異なっている。すなわち、絶縁膜の第1の膜厚部分と第2の膜圧部分とでは、シリコン酸化膜13ではなくシリコン窒化膜14の膜厚が異なっている。
この構成によれば、シリコン酸化膜13を再酸化(例えば図2(c)、図4(c)、図7(c)、図8(c))することなく薄膜化できるので、シリコン酸化膜のバーズビークが発生しない点で優れており、絶縁膜を二層構造にするための工程が多くなる。
<半導体装置の製造方法>
図10に示した半導体装置の製造方法は、製造工程の違いにより種々の製造方法があり得る。第1〜第3の製造方法について説明する。
<第1の製造方法>
図11(a)〜(c)は、実施の形態3における半導体装置について、第1の製造方法を製造工程の順にその断面を示す図である。その製造工程を以下の(61)〜(65)に説明する。
(61)図11(a)に示すように、まず、シリコン半導体基板11の表面を例えば熱酸化法により酸化することによってシリコン酸化膜13(約10nm程度)を形成し、減圧CVD法によりシリコン窒化膜14(約20〜40nm程度)を形成する。この二層により第1の膜厚の絶縁膜を一様に形成する。次に、シリコン窒化膜上にレジストパターンr1を形成する。さらに、例えばヒ素のようなn型不純物をシリコン酸化膜13およびシリコン窒化膜14を介してシリコン半導体基板11にイオン注入することにより転送チャネル部12を形成する。
(62)図11(b)に示すように、レジストパターンr1を残した状態で、転送チャネル部12の上のシリコン窒化膜をエッチングにより除去する。これによりレジストパターンr1で覆われていない部分のシリコン窒化膜が除去される。このエッチングでは、転送チャネル部12形成用のマスクパターンによるレジストパターンr1を用いているので、シリコン酸化膜を転送チャネル部12の位置に合わせて高い精度で除去することができる。
(63)さらに、レジストパターンr1を除去し、再度、窒化することによって、全面にさらにシリコン窒化膜(約10nm程度)を形成する。これにより二層の絶縁膜に第1の膜厚部分と第2の膜厚部分とが形成される。このようにして、転送チャネル部12の上に転送チャネル部12と同じ幅で、絶縁膜13における第2の膜厚を有する部分が形成される。
(64)図11(c)に示すように転送電極15を形成する。
(65)この後、図1に示すように、保護膜16および遮光膜18を形成する。このようにして図10に示した半導体装置が製造される。
<第2の製造方法>
図12(a)〜(e)は、実施の形態3における半導体装置について、第2の製造方法を製造工程の順にその断面を示す図である。その製造工程を以下の(71)〜(75)に説明する。
(71)図12(a)に示すように、まず、シリコン半導体基板11の表面にシリコン酸化膜13a(20〜40nm)、シリコン窒化膜14(30〜50nm)、シリコン酸化膜13b(10nm以下)を形成する。次に、シリコン窒化膜上にレジストパターンr1を形成する。さらに、イオン注入することにより転送チャネル部12を形成する。
(72)図12(b)に示すように、レジストパターンr1を残した状態で、転送チャネル部12の上のシリコン酸化膜13bをフッ酸等を用いてエッチングにより除去する。これによりレジストパターンr1で覆われていない部分のシリコン酸化膜が除去される。
(73)図12(d)に示すように、図12(c)に示すように、レジストパターンr1を除去する。シリコン酸化膜13bをマスクとしてシリコン窒化膜14をリン酸等を用いてハーフエッチングする。これにより、二層の絶縁膜に第1の膜厚部分と第2の膜厚部分とを形成する。
(74)図12(e)に示すように転送電極15を形成する。
(75)この後、図10に示すように、保護膜16および遮光膜18を形成する。このようにして、シリコン酸化膜13bがごく薄く残っている状態で図10に示した半導体装置が製造される。
<第3の製造方法>
図13(a)〜(c)は、実施の形態3における半導体装置について、第3の製造方法を製造工程の順にその断面を示す図である。その製造工程を以下の(81)〜(84)に説明する。
(81)図13(a)に示すように、まず、シリコン酸化膜13、シリコン窒化膜14、転送チャネル部12を形成する。この工程は上記(61)と同様である。
(82)図13(b)に示すように、レジストパターンr1を残した状態で、転送チャネル部12の上のシリコン窒化膜をハーフエッチングにより薄膜化する。これにより、二層の絶縁膜に第1の膜厚部分と第2の膜厚部分とを形成する。このエッチングでは、転送チャネル部12形成用のマスクパターンによるレジストパターンr1を用いているので、シリコン酸化膜を転送チャネル部12の位置に合わせて高い精度で除去することができる。
(83)図13(c)に示すように、レジストパターンr1を除去したのち、転送電極15を形成する。
(84)この後、図1に示すように、保護膜16および遮光膜18を形成する。このようにして図10に示した半導体装置が製造される。
以上説明してきたように本実施の形態における半導体装置によれば、二層の絶縁膜を構成するシリコン酸化膜とシリコン窒化膜のうちシリコン窒化膜を薄膜化することにより、絶縁膜の第2の膜厚部分を形成する。これにより、再酸化する工程がないのでシリコン酸化膜のバーズビークを生じさせることなく、第1の膜厚と第2の膜厚とを有する絶縁膜を形成することができる。
なお、図10に示した半導体装置では、第2の膜厚部分の幅が転送チャネル部12と同じ幅W1であるが、実施の形態2のように、転送チャネル部12の幅W1よりも広く転送電極15の幅W3よりも狭い幅W2としてもよい。
また、上記各実施形態における転送チャネル部12および転送電極15は垂直CCDを構成するが、水平CCDにおける転送チャネルおよび転送電極についても本発明を適用できる。
また、上記各実施形態における半導体装置は、CCD固体撮像装置としてカメラ等に搭載される。
本発明は、半導体基板上に形成された複数の光電変換素子と転送チャネル部を有する半導体装置、その製造方法、その半導体装置を有するカメラに適しており、例えば、CCDイメージセンサ、デジタルスチルカメラ、携帯電話機内蔵のカメラ、ノートパソコン内蔵カメラ、情報処理機器に接続されるカメラユニット等に適している。
本発明の実施形態1における半導体装置の断面を示す図である。 実施の形態1における半導体装置の第1の製造方法を示す図である。 実施の形態1における半導体装置の第2の製造方法を示す図である。 実施の形態1における半導体装置の第3の製造方法を示す図である。 絶縁膜を二層で形成した場合の半導体装置の断面を示す図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置の断面を示す図である。 実施の形態2における半導体装置の第1の製造方法を示す図である。 実施の形態2における半導体装置の第2の製造方法を示す図である。 絶縁膜を二層で形成した場合の半導体装置の断面を示す図である。 本発明の実施の形態3における半導体装置の断面を示す図である。 実施の形態3における半導体装置の第1の製造方法を示す図である。 実施の形態3における半導体装置の第2の製造方法を示す図である。 実施の形態3における半導体装置の第3の製造方法を示す図である。 従来のCCD固体撮像装置の断面図である。 CCD固体撮像装置の転送電極を示す平面図である。
符号の説明
11 シリコン半導体基板
12 転送チャネル部
13 絶縁膜
13a シリコン酸化膜
13b シリコン酸化膜
14 シリコン窒化膜
15 転送電極
16 保護膜
18 遮光膜
19 光電変換素子

Claims (16)

  1. 光電変換により蓄積された電荷を転送する転送チャネル部と、転送チャネル部の上に形成された絶縁膜と、前記転送チャネル部に前記絶縁膜を介して転送電圧を印加するための転送電極とを有する半導体装置であって、
    前記絶縁膜は、第1の膜厚とそれよりも薄い第2の膜厚とを有し、
    転送チャネル部による電荷の転送方向と直交する方向における転送電極の端部の下では前記絶縁膜の膜厚は第1の膜厚であり、
    転送方向と直交する方向における転送チャネル部の中央部の上では前記絶縁膜の膜厚は第2の膜厚であり、
    前記転送電極の下面は前記絶縁膜に沿って下に凸状である
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記絶縁膜における第2の膜厚を有する部分は、前記転送方向と直交する方向における転送チャネル部の幅と同じ幅を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記絶縁膜における第2の膜厚を有する部分は、前記転送方向と直交する方向における転送チャネル部の幅よりも広い幅を有し、かつ前記転送方向と直交する方向における転送電極の幅よりも狭い幅を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記絶縁膜はシリコン酸化膜を含むことを特徴とする請求項2又は3記載の半導体装置。
  5. 前記絶縁膜はシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とを含むことを特徴とする請求項2又は3記載の半導体装置。
  6. 前記転送電極は、光電変換により生じた電荷を転送チャネル部に読み出すための読み出し電圧が印加される電極である
    ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の半導体装置。
  7. 光電変換により蓄積された電荷を転送する転送チャネル部と、転送チャネル部の上に形成された絶縁膜と、前記転送チャネル部に前記絶縁膜を介して転送電圧を印加するための転送電極とを有する半導体装置の製造方法であって、
    半導体基板上に平坦な絶縁膜を形成する絶縁膜形成ステップと、
    転送チャネル部の幅方向における中央部上の前記絶縁膜の膜厚を薄膜化する薄膜化ステップと、
    薄膜化された絶縁膜上に転送電極を形成する電極形成ステップと
    を有することを特徴とする製造方法。
  8. 前記薄膜化ステップにおいて、転送チャネル部の上の絶縁膜であって転送チャネル部と同じ幅を有する部分を薄膜化する
    ことを特徴とする請求項7記載の製造方法。
  9. 前記薄膜化ステップにおいて、転送チャネル部の上の絶縁膜であって転送チャネル部の幅よりも広く転送電極の幅よりも狭い部分を薄膜化する
    ことを特徴とする請求項7記載の製造方法。
  10. 前記絶縁膜はシリコン酸化膜であり、
    前記薄膜化ステップにおいて、絶縁膜の薄膜化すべき部分の絶縁膜を一旦除去した後、当該部分が他の部分より薄くなるように絶縁膜を形成する
    ことを特徴とする請求項8又は9記載の製造方法。
  11. 前記絶縁膜はシリコン酸化膜であり、
    前記薄膜化ステップにおいて、絶縁膜の薄膜化すべき部分の絶縁膜をハーフエッチングにより薄膜化する
    ことを特徴とする請求項8又は9記載の製造方法。
  12. 前記薄膜化ステップにおいて、さらに、ハーフエッチングにより薄膜化されたシリコン酸化膜の上にシリコン窒化膜を形成する
    ことを特徴とする請求項11記載の製造方法。
  13. 前記絶縁膜形成ステップにおいて、半導体基板上にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とを二層の前記絶縁膜として形成し、
    前記薄膜化ステップは、
    絶縁膜の薄膜化すべき部分のシリコン窒化膜を一旦除去する除去サブステップと、
    除去された部分が絶縁膜の他の部分より薄くなるようにシリコン窒化膜を形成する形成サブステップと
    を有することを特徴とする請求項8又は9記載の製造方法。
  14. 前記除去サブステップは、
    シリコン窒化膜上にシリコン酸化膜を形成する第1サブステップと、
    絶縁膜の薄膜化すべき部分に該当する絶縁膜表面のシリコン酸化膜を除去する第2サブステップと、
    除去により残されたシリコン酸化膜をマスクとして用いて、絶縁膜の薄膜化すべき部分のシリコン窒化膜を除去する第3サブステップと
    を有することを特徴とする請求項13記載の製造方法。
  15. 前記絶縁膜形成ステップにおいて、半導体基板上にシリコン酸化膜とシリコン窒化膜とを二層の前記絶縁膜として形成し、
    前記薄膜化ステップにおいて、絶縁膜の薄膜化すべき部分のシリコン窒化膜をハーフエッチングにより薄膜化する
    ことを特徴とする請求項8又は9記載の製造方法。
  16. 請求項1から6の何れかに記載の半導体装置を固体撮像装置として備えることを特徴とするカメラ。

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