JPH05206436A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその製造方法

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JPH05206436A
JPH05206436A JP4014513A JP1451392A JPH05206436A JP H05206436 A JPH05206436 A JP H05206436A JP 4014513 A JP4014513 A JP 4014513A JP 1451392 A JP1451392 A JP 1451392A JP H05206436 A JPH05206436 A JP H05206436A
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JP
Japan
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region
substrate
oxide film
type semiconductor
film
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JP4014513A
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Wataru Kamisaka
渡 上坂
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 白キズ不良による歩留まり低下がなく、かつ
低い暗電流特性を実現する固定撮像装置を提供する。 【構成】 固体撮像装置のゲート絶縁膜をシリコン酸化
膜5−シリコン窒化膜12−酸化膜13の積層構造に変
更し、シリコン窒化膜12の形成領域をポリシリコンゲ
ート電極6の長さより長く、またその幅より広くして、
後工程で形成されるゲートバーズビークが原因で発生す
るシリイコン基板1中の結晶歪をポリシリコンゲート電
極6から離して、その結晶歪をフォトダイオード表面の
++型領域9に位置させることにより、結晶歪が原因で
対生成により発生する電子をp++層で再結合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラ等に広く利
用されている固体撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像装置はビデオカメラ等に
広く利用されている。その固体撮像装置は小型化、高感
度化が達成され、低照度における撮像動作が可能とな
り、低照度、特に暗時において、光電変換部付近で発生
する暗電流や白キズが問題となっている。
【0003】図4は、従来の固体撮像装置の断面構造図
を示すものである。図4において、1はn型シリコン基
板、2はp型ウエル、3はn-型領域、4はn型領域、
5はゲート酸化膜、6はポリシリコンゲート電極、7は
ポリシリコン酸化膜、8は酸化膜、9はp++型領域、1
0は(ゲート)バーズビーク、11はシリコン結晶の歪
である。
【0004】以上のように構成された固体撮像装置につ
いて以下詳細に説明する。まず、p型ウエル2中に作成
された光電変換部であるn-型領域3(以下フォトダイ
オードと記す)で、入射した光の強度に応じて対生成に
より信号電荷を発生する。そして、ポリシリコン電極6
にハイレベルのパルスを印加することにより、ゲート電
極直下のp型領域のポテンシャルを深くし、上記信号電
荷をすべて電荷転送を行うn型領域4(以下、垂直CC
Dと記す)に移動させる。そこで、1層目のポリシリコ
ン電極(図示せず)と2層目のポリシリコン電極6に各
々ミドルレベルとローレベルのパルスを交互に印加し
て、信号電荷を順次垂直CCD内で転送を行う。また、
++型領域9は、完全空乏化しているフォトダイオード
領域3上に存在することにより、フォトダイオード表面
上の電位を例えばグランドレベルに固定した正孔蓄積層
を形成し、フォトダイオード上の界面順位で発生する雑
音電荷(暗電流)を再結合することにより低減してい
る。ポリシリコン電極はアルミ配線との層間絶縁耐圧を
得るために、その表面にはポリシリコン酸化膜7が形成
される。このポリシリコン酸化膜形成時、フォトダイオ
ードの表面には酸化膜8が同時に成長する。一方、ゲー
ト電極側ではポリシリコン膜6が耐酸化マスキング材と
なり、シリコン基板の酸化が進行しない。このためポリ
シリコンゲート電極端では(ゲート)バーズビーク10
が成長し、その近辺では結晶の歪11が発生しやすくな
っている。
【0005】上記、従来例では、フォトダイオード表面
上にp++型領域を形成し、その電位をグランドレベルに
固定しているが、それ以前の固体撮像装置では、フォト
ダイオード表面上にp++型領域はなかった。そのような
構造の固体撮像装置では、完全に空乏化したフォトダイ
オードの表面に酸化膜が存在することにより、酸化膜と
シリコン基板の結晶性の乱れに起因して発生する界面準
位がフォトダイオード表面にあった。この界面準位は禁
止帯中に分布し、例えば一つの電子を放出して正に帯電
するか中性になるドナー型の振舞いを示す。このフォト
ダイオード表面のドナーで発生した電子(雑音電荷)が
垂直CCD部に読みだされ、暗電流として検出される。
フォトダイオード表面に界面準位が存在した場合、その
暗電流の程度は非常に悪く、最初に述べたp++型をフォ
トダイオード表面領域に形成した場合の約10倍の値を
示した。また、そのp++型の効果は、暗電流の値がフォ
トダイオード表面上のp++型領域の面積に依存するとい
う結果より明確となった。従って、暗電流を低減するに
は、フォトダイオードの表面にp++型領域を形成するこ
とが有効な手段であると明確に理解される。
【0006】また、従来の製造方法では、n形シリコン
基板中1に各拡散層2〜4をイオン注入と熱処理により
形成した後、ゲート絶縁膜である酸化膜5、シリコン窒
化膜12、酸化膜13の積層構造を形成し、ポリシリコ
ンゲート電極6の形成と同時に酸化膜13、シリコン窒
化膜12のエッチング除去を行なった。そして、ポリシ
リコンゲート電極上にポリシリコン酸化膜7を成長し、
このポリシリコン電極及び酸化膜をマスキング材とし
て、イオン注入によりp++型領域9を形成した後、配線
工程を行なうと固体撮像装置は完成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の固体撮像装置では、ポリシリコン膜からなるゲート
電極とアルミ配線間で所望の層間絶縁耐圧を得るため
や、ゲート電極の同層リークを防止するためポリシリコ
ン膜を酸化することが必要である。このポリシリコンの
下層にはゲート酸化膜が存在するために、ポリシリコン
の酸化の時にはポリシリコンの端部からも横方向に酸化
が進行し、ポリシリコン膜下に厚い酸化膜が入り込む。
いわゆる(ゲート)バーズビーク現象が起こる。このバ
ーズビーク発生箇所では局所的な熱酸化による体積膨張
が起こり、シリコン基板に歪を発生させ、結晶欠陥の発
生を誘起する。このシリコン基板中の歪は固体撮像装置
のフォトダイオード部表面に位置し、その位置では歪が
原因となり、例えば一つの電子を放出して正に帯電する
か、中性になるドナー型の振舞いが起こり易くなる。こ
のフォトダイオード表面で発生した電子(雑音電荷)が
垂直CCD部に読み出され、暗電流もしくは白キズとし
て検出される。フォトダイオードの表面領域には正孔蓄
積層であるp++層があり、完全空乏化しているフォトダ
イオードの界面準位から発生する電子を再結合により抑
制しているが、このp++層の拡散長は上記の歪発生箇所
まで到達しておらず、(ゲート)バーズビークが原因で
発生する暗電流や白キズの低減には寄与していない。
【0008】また、従来の製造方法では、フォトダイオ
ード上の酸化膜の膜厚は、ポリシリコンゲート電極形成
時にエッチングした酸化膜5の残膜と、ポリシリコン酸
化膜7の形成時に成長した酸化膜で構成される。しか
し、ポリシリコンゲート電極のエッチング時における酸
化膜の残膜のバラツキや、ポリシリコンゲート電極の酸
化膜の膜厚バラツキが原因となり、フォトダイオード上
の酸化膜の膜厚を再現性良く制御することは困難であっ
た。このフォトダイオード上の酸化膜の膜厚のバラツキ
が原因となり、正孔蓄積層であるp++型領域の拡散層の
濃度、深さを一定にすることが困難であった。これは、
実際の固体撮像装置の飽和特性や白キズ特性のバラツキ
の原因となっていた。
【0009】本発明及びその製造方法は上記課題を解決
するもので、低い暗電流で白キズがなく、かつ安定した
飽和特性や暗電流特性を示す固体撮像装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の固体撮像装置は、n型半導体基板上に形成さ
れたp型ウエル領域と、同p型ウエル領域中の基板の主
面から拡散形成された第1のn型半導体領域からなる光
電変換部と、第1のn型半導体領域内の基板主面から拡
散形成されたp型半導体領域と、前記光電変換部から所
定寸法で離間した位置にp型ウエル領域中の基板の主面
から拡散形成され、信号電荷を受け取り順次転送を行う
第2のn型半導体領域とからなる光電変換要素の複数個
がマトリックス状に配された光電変換半導体装置におい
て、基板主面上に第1の酸化膜、耐酸化性の膜、第2の
酸化膜の順に堆積するか、もしくは第1の酸化膜、耐酸
化性の膜の順に堆積し、前記耐酸化性の膜の端部がp型
半導体領域上まで延在され、かつゲート電極領域より幅
広くなるように形成されたことを特徴とする。
【0011】上記課題を解決するために本発明の固体撮
像装置の製造方法は、n型半導体基板上に形成されたp
型ウエル領域と、同p型ウエル領域中の基板の主面から
拡散形成された第1のn型半導体領域からなる光電変換
部と、第1のn型半導体領域内の基板主面から拡散形成
されたp型半導体領域と、前記光電変換部から所定寸法
で離間した位置にp型ウエル領域中の基板の主面から拡
散形成され、信号電荷を受け取り順次転送を行う第2の
n型半導体領域とからなる光電変換要素の複数個がマト
リックス状に配置して形成した後、基板主面上にゲート
用絶縁膜を第1の酸化膜、耐酸化性の膜の順に堆積する
工程と、その後前記耐酸化性の膜がゲート電極領域より
幅広く残存するようにエッチング除去する工程と、積層
構造のゲート絶縁膜上にゲート電極領域を形成する工程
とからなる。
【0012】
【作用】この構成により、ゲート電極であるポリシリコ
ン膜の下にはシリコン窒化膜もしくは、薄い酸化膜(シ
リコン窒化膜の酸化により成長した酸化膜)が存在する
ため、ゲート電極端部には酸化膜を介して成長するバー
ズビークが形成されない。また、シリコン窒化膜はポリ
シリコンゲート電極に比較して広い寸法で残してあるた
め、シリコン窒化膜の端部で成長するバーズビークはポ
リシリコン電極から離れた位置に形成される。すなわ
ち、ゲートバーズにより発生するシリコン基板中の結晶
の歪をゲート電極から離すことが可能となる。また、こ
の歪の箇所に正孔蓄積層を形成することで、歪で発生す
る電子を再結合することが可能となり、暗電流や白キズ
のない固体撮像装置を実現することが可能となる。
【0013】また、正孔蓄積層をイオン注入により形成
する際、フォトダイオード上にはシリコン酸化膜とシリ
コン窒化膜が存在する。この絶縁膜はゲート絶縁膜を形
成する時に成長した膜で、その積層膜の膜厚は成長時の
膜厚とほぼ同一である。正孔蓄積層であるp++型領域の
イオン注入はフォトダイオード上の一定膜厚である積層
構造の絶縁膜上から行なうため、再現性の良い不純物プ
ロファイルが得られ、安定した飽和特性や暗電流値の固
体撮像装置を実現することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1、図2は本発明を説明するた
めの断面構造図である。
【0015】図1において、1はn型シリコン基板、2
はp型ウエル、3はフォトダイオード部であるn-型領
域、4は垂直CCD部であるn型領域、5はゲート酸化
膜、6はポリシリコンゲート電極、7はポリシリコン酸
化膜、8は酸化膜、9はp++型領域、10はバーズビー
ク、11はシリコン結晶の歪、12シリコン窒化膜、1
3はシリコン窒化膜上に成長した酸化膜である。
【0016】本発明の固体撮像装置は、シリコン基板1
内にp型ウエル2、フォトダイオード部3及び垂直CC
D部4の各拡散層を形成する。そして、ゲート酸化膜5
を例えば500Å成長した後、シリコン窒化膜12を例
えば200Å成長させる。シリコン窒化膜はゲート絶縁
膜として適用した場合、ピンホールやトラップ密度が高
いため、良好な絶縁特性を示さない。この特性はシリコ
ン窒化膜12を酸化し、その表面に酸化膜13を形成す
ることにより大幅に改善される。このシリコン窒化膜1
2及びその上層に成長した酸化膜13を2層目のゲート
電極であるポリシリコン膜6を成長前に一部エッチング
除去する。そのシリコン窒化膜と酸化膜は1層目及び2
層目のポリシリコンゲート電極の仕上がり寸法より、例
えば0.7μm広く残す。2層目のポリシリコン膜を成
長し、所望のゲート長、ゲート幅にエッチング加工して
ゲート電極6を作製する。次に、ポリシリコンゲート電
極の表面を例えば2000Å酸化7し、所望の絶縁耐圧
を確保する。この時、ポリシリコン酸化の処理温度を高
くすること(例えば950℃以上)により、酸化膜の粘
性流動を向上させ、ゲートバーズビーク10が原因で発
生するシリコン基板中の歪11を抑制することも可能で
ある。また、上記本発明では、シリコン窒化膜12及び
酸化膜13を所望の寸法に加工後、ポリシリコンゲート
電極6をエッチング加工したが、図2に示すようにポリ
シリコンゲート電極6の加工とポリシリコン酸化膜7の
形成後、このポリシリコン酸化膜をマスク材としてシリ
コン窒化膜12、酸化膜13をエッチング除去した場合
でも、ゲートバーズビークの影響を受けない構造を得る
ことができる。この構成により、ポリシリコン酸化膜7
の成長時に形成されるゲートバーズビーク10の位置
は、ポリシリコンゲート電極6の短部からフォトダイオ
ード3側に約0.5μm離れた所となる。従って、シリ
コン基板中の結晶の歪11をゲート電極から約0.5μ
m離れた位置となる。この結晶歪11はフォトダイオー
ド3上に形成された正孔蓄積層であるp++型領域中9に
位置し、結晶の歪の場所で対生成により発生した電子
(雑音電荷)を正孔蓄積層中で再結合することが可能と
なる。この構成により、結晶歪で発生した信号電荷はフ
ォトダイオード3中や垂直CCD部であるn型領域4に
流れ込むことがないため、暗電流や白キズの発生を抑制
することができる。
【0017】次に、図3の本発明の工程順を示す工程順
断面図を用いて、本発明の製造方法について説明する。
図3に示すように、n型シリコン基板1上にp型ウエル
2を形成し、そのp型ウエル2内に表面から拡散長の深
いフォトダイオード領域であるn-型領域3を形成し、
-型領域3から所定寸法で離間した位置のp型ウエル
2内に、p型ウエル2内表面から拡散長の浅いn型領域
(垂直CCD部)4を形成した後、シリコン基板の主面
上の全面にシリコン窒化膜12を形成し、その表面上に
シリコン酸化膜13を形成し、さらにポリシリコンゲー
ト電極6用のポリシリコン層を堆積した後、エッチング
処理によりポリシリコンゲート電極6をパターンニング
する(図3(a)を参照)。
【0018】次に、ポリシリコンゲート電極6の表面に
酸化膜7を形成し、その酸化膜6及びポリシリコンゲー
ト電極7をマスキング材として、p型不純物をイオン注
入し、正孔蓄積層であるp++型領域9を形成する(図3
(b)を参照)。
【0019】その後、シリコン基板全体の加熱処理、ま
たはシリコン基板主面からのレーザアニールや低温熱処
理等の加熱処理によりp++型領域は活性化される(図3
(c)を参照)。
【0020】上述のように、シリコン基板の主面全域に
シリコン窒化膜12と、その上層部に酸化膜13が残存
した状態で、ポリシリコンゲート電極6表面上のポリシ
リコン酸化膜7を形成するから、ゲートバーズビークの
発生が無くなり、フォトダイオード上の絶縁膜の膜厚が
再現性良く一定に保たれ、わずかに発生する結晶の歪1
0も正孔蓄積層内にできる(図3(d)を参照)。ま
た、p++型領域の不純物プロファイルのバラツキを抑制
することもできる。
【0021】尚、本発明に従い固体撮像装置を試作した
結果、暗電流値で約1/3、白キズで約1/2の低減効
果が確認された。暗電流値、飽和出力のバラツキも従来
の約1/2に低減することが同時に確認された。また、
先ほど述べたポリシリコン酸化膜の粘性の最適化等によ
り白キズのない固体撮像装置の実現が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、固体撮像装置のゲート
絶縁膜をシリコン酸化膜から酸化膜−シリコン窒化膜−
酸化膜もしくは酸化膜−シリコン窒化膜の積層構造に変
更し、シリコン窒化膜形成領域をポリシリコンゲート電
極長、電極幅より広くし、後工程で形成されるバーズビ
ークが原因で発生するシリコン基板中の結晶歪をポリシ
リコンゲート電極端から離して、その結晶歪をフォトダ
イオード表面のp++型領域に位置させることにより、結
晶歪が原因で対生成により発生する電子をp++層で再結
合することが可能となり、低い暗電流特性と白キズのな
い固体撮像装置を実現することが可能である。
【0023】また、本発明の製造方法によれば、、フォ
トダイオード上の絶縁膜(酸化膜−シリコン窒化膜−酸
化膜)の膜厚を再現性良く一定にすることで、その絶縁
膜上からイオン注入で形成する正孔蓄積層p++型領域の
不純物プロファイルのバラツキを抑制することが可能と
なり、安定した飽和出力と暗電流特性を示す固体撮像装
置を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による固体撮像装置の断面構
造を示す図
【図2】本発明の一実施例による固体撮像装置の断面構
造を示す図
【図3】本発明による固体撮像装置の製造方法の断面構
造を示す図
【図4】従来の固体撮像装置の断面構造を示す図
【符号の説明】
1 n型シリコン基板 2 p型ウエル 3 n-型領域 4 n型領域 5 ゲート酸化膜 6 ポリシリコンゲート電極 7 ポリシリコン酸化膜 8 酸化膜 9 p++型領域 10 バーズビーク 11 シリコン基板中の結晶歪 12 シリコン窒化膜 13 酸化膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n型半導体基板上に形成されたp型ウエル
    領域と、同p型ウエル領域中の基板の主面から拡散形成
    された第1のn型半導体領域からなる光電変換部と、第
    1のn型半導体領域内の基板主面から拡散形成されたp
    型半導体領域と、前記光電変換部から所定寸法で離間し
    た位置にp型ウエル領域中の基板の主面から拡散形成さ
    れ、信号電荷を受け取り順次転送を行う第2のn型半導
    体領域とからなる光電変換要素の複数個がマトリックス
    状に配された光電変換半導体装置において、基板主面上
    に第1の酸化膜、耐酸化性の膜、第2の酸化膜の順に堆
    積するか、もしくは第1の酸化膜、耐酸化性の膜の順に
    堆積し、前記耐酸化性の膜の端部がp型半導体領域上ま
    で延在され、かつゲート電極領域より幅広くなるように
    形成されたことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】基板主面上に第1の酸化膜と一体的に形成
    されるフィールド酸化膜が耐酸化性の膜の除外された領
    域に形成されたことを特徴とする特許請求の範囲請求項
    1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】n型半導体基板上に形成されたp型ウエル
    領域と、同p型ウエル領域中の基板の主面から拡散形成
    された第1のn型半導体領域からなる光電変換部と、第
    1のn型半導体領域内の基板主面から拡散形成されたp
    型半導体領域と、前記光電変換部から所定寸法で離間し
    た位置にp型ウエル領域中の基板の主面から拡散形成さ
    れ、信号電荷を受け取り順次転送を行う第2のn型半導
    体領域とからなる光電変換要素の複数個がマトリックス
    状に配置して形成した後、基板主面上にゲート用絶縁膜
    を第1の酸化膜、耐酸化性の膜の順に堆積する工程と、
    その後前記耐酸化性の膜がゲート電極領域より幅広く残
    存するようにエッチング除去する工程と、積層構造のゲ
    ート絶縁膜上にゲート電極領域を形成する工程とからな
    る固体撮像装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7061030B2 (en) 2003-09-04 2006-06-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device, a manufacturing method thereof, and a camera

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