JP2005078439A - 会員用記録媒体システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 会員利用者の差別化を更なる利用の喚起に資することを可能とすること。
【解決手段】 利用金額に応じて有価価値を会員利用者に付与する有価価値付与手段6と、該付与した有価価値の大きさを会員利用者が所持する会員用記録媒体50に記録されている有価価値特定情報から特定される累積有価価値の大きさに加算更新する有価価値更新手段6と、を備える会員用記録媒体システムにおいて、各会員用記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて、当該会員利用者に有価価値を付与する際に用いる付与単位の大きさを特定可能な付与単位特定情報と、該付与単位特定情報から特定される付与単位の大きさの有効期限とを記憶する付与単位記憶手段6を備え、前記有価価値付与手段6は、新たに有価価値を付与する会員用記録媒体50の記録媒体識別情報に対応付けて前記付与単位記憶手段6に記憶されている有効期限内にその時点が該当することを条件として、該付与単位記憶手段6に当該記録媒体識別情報に対応付けて記憶されている付与単位の大きさに基づいて有価価値を付与する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、会員利用者が所持する会員用記録媒体を利用して、各会員利用者に対して、ポイント等のサービスの購入に使用可能な予め定められた大きさの有価価値を、利用金額に応じて付与する会員用記録媒体システムに関する。
近年、顧客へのサービス向上や固定客を獲得すること等を目的として、会員カード等の会員用記録媒体を利用客に発行し、該会員用記録媒体を用いて各利用客(会員利用者)にポイント等のサービスの購入に使用可能な予め定められた大きさの有価価値を付与する会員用記録媒体システムがある。
しかしながら、これら従来の会員用記録媒体システムにおいては、全ての会員利用者に対して付与するポイントの付与形態が同じであるために、会員利用者を、例えば利用頻度が高い会員利用者や利用金額の大きい会員利用者を、その他の会員利用者と、付与するポイントの付与形態を有利とすることで差別化するとともに、これらの差別化を更なる利用の喚起に繋げたいとの要望があるが、従来の会員用記録媒体システムでは、これらの要望に対応できないという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、会員利用者の差別化を更なる利用の喚起に資することのできる会員用記録媒体システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の会員用記録媒体システムは、
利用金額に応じて、サービスの購入に使用可能な予め定められた大きさの有価価値を会員利用者に付与する有価価値付与手段と、該有価価値付与手段にて付与した有価価値の大きさを会員利用者が所持する会員用記録媒体に記録されている有価価値特定情報から特定される累積有価価値の大きさに加算更新する有価価値更新手段と、を備える会員用記録媒体システムにおいて、
各会員利用者が所持する会員用記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて、当該会員用記録媒体を所持する会員利用者に有価価値を付与する際に用いる付与単位の大きさを特定可能な付与単位特定情報と、該付与単位特定情報から特定される付与単位の大きさの有効期限とを記憶する付与単位記憶手段を備え、
前記有価価値付与手段は、新たに有価価値を付与する会員利用者が所持する会員用記録媒体に記録されている記録媒体識別情報に対応付けて前記付与単位記憶手段に記憶されている有効期限内にその時点が該当することを条件として、該付与単位記憶手段に当該記録媒体識別情報に対応付けて記憶されている付与単位の大きさに基づいて有価価値を付与することを特徴としている。
この特徴によれば、会員利用者への有価価値の付与が、前記付与単位記憶手段に記憶されている有効期限内において、該付与単位記憶手段に記憶されている付与単位の大きさに基づいて実施されるようになるため、会員利用者毎に付与単位の大きさを個々に変更できることから、当該会員利用者の利用状況に応じて付与単位の大きさを変更することで、会員利用者の差別化を図ることが可能となるばかりか、これら付与単位の大きさが有効となる有効期限を設けることで、該有効期限内における会員利用者の利用の意欲を向上できることから、これらの差別化を更なる利用の喚起に資することができる。
本発明の請求項2に記載の会員用記録媒体システムは、請求項1に記載の会員用記録媒体システムであって、
前記付与単位および/または前記適用期限を設定変更するための設定変更手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、システムの導入者の要望に応じて付与単位および/または前記適用期限を適宜に変更することができる。
本発明の請求項3に記載の会員用記録媒体システムは、請求項1または2に記載の会員用記録媒体システムであって、
前記設定変更手段は、該設定変更手段にて設定されている付与単位並びに適用期限を適用する適用条件を設定するための適用条件設定手段を含み、
該適用条件設定手段にて設定された適用条件が成立した否かを判定する判定手段と、
該判定手段にて成立したと判定された適用条件に対応して設定されている付与単位並びに適用期限を、該適用条件が成立した会員利用者が所持する会員用記録媒体に記録されている記録媒体識別情報に対応して前記付与単位記憶手段に記憶されている付与単位並びに適用期限に更新登録する付与単位更新手段と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、適用条件が成立した場合に、自動的に当該成立した適用条件に対応する付与単位並びに適用期限が付与単位記憶手段に更新記憶されるようになるため、これら付与単位並びに適用期限の変更の手間や変更の間違いを大幅に低減することができる。
本発明の請求項4に記載の会員用記録媒体システムは、請求項1ないし3のいずれかに記載の会員用記録媒体システムであって、
サービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさを設定するための可使価値設定手段と、該可使価値設定手段にて設定された累積有価価値の大きさをサービスの購入に使用可能とする使用可能化手段と、を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、可使価値設定手段にて設定された累積有価価値の大きさに達するまで、累積有価価値をサービスの購入に使用できないことから、サービスの購入に使用できる大きさの累積有価価値とするための利用を促進することができる。
本発明の請求項5に記載の会員用記録媒体システムは、請求項4に記載の会員用記録媒体システムであって、
前記可使価値設定手段は、該可使価値設定手段にて設定されているサービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさを変更するための変更手段を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、システムの導入者の要望に応じてサービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさを適宜に変更することができる。
本発明の請求項6に記載の会員用記録媒体システムは、請求項4または5に記載の会員用記録媒体システムであって、
前記累積有価価値の大きさが、前記可使価値設定手段にて設定されているサービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさを超えていることを報知する報知手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、会員利用者は、サービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさを累積有価価値が超えていて、サービスの購入に使用可能であることを知覚することができる。
本発明の請求項7に記載の会員用記録媒体システムは、請求項1ないし6のいずれかに記載の会員用記録媒体システムであって、
前記会員用記録媒体は、前記有効期限または付与単位の大きさまたは前記可使価値設定手段にて設定されているサービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさの少なくとも1つを会員利用者が目視にて確認可能な表示部を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、会員利用者は、有効期限または付与単位の大きさまたはサービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさの少なくとも1つを容易に確認することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本実施例の会員用記録媒体システムの全体像を示すブロック図である。尚、本実施例では、本発明の会員用記録媒体システムをセルフガソリンスタンドに適用した例を示すが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の会員用記録媒体システムをその他の用途に適用できることは言うまでもない。
本実施例の会員用記録媒体システムは、図1に示すように、ガソリンスタンドの各給油島に設置される給油機2に1対1に対応して設けられた給油島ユニット1と、これら各給油島に設置された各給油島ユニット1の管理を行うためのセルフシステムコントローラ(SSC)3と、ガソリンスタンドの事務所内に設置され、給油以外の売上の販売に使用されるPOS端末4と、該POS端末4並びにSSC3とにデータ通信可能に接続され、POS端末4に接続されているカードリーダライタ5や前記給油島ユニット1に設けられている後述するカードリーダライタ25に受付けて支払い等に使用された会員用記録媒体である会員カードの管理を行う管理コンピュータ6と、から主に構成されている。
また、POS端末4は、図示しない販売管理センタに設置されている販売管理コンピュータに接続されており、該POS端末4における売上の情報を収集、管理するようになっているとともに、管理コンピュータ6も各会員の利用状況等を把握するための管理サーバに接続されている。
まず、本実施例に用いた給油島ユニット1について説明すると、給油島ユニット1は、給油機2にて給油した給油代金を精算するための装置であり、図2に示すように、その前面に開閉可能に設けられた操作パネル9に、貨幣である紙幣を投入可能とされた紙幣投入口11と、新たな給油カードを発行可能とされているとともに、会員に発行された会員カード50を挿入可能とされたカード発行挿入口10と、前記紙幣投入口11より投入された紙幣の合計金額(総金額または税引き金額)や、前記カード発行挿入口10より挿入された給油カードまたは会員カード50の記録情報に基づく残金額(総残金額または税引き残金額)や、これら投入紙幣の合計金額を逐次表示する金額表示部13と、油種選択スイッチ12a〜12dにて選択された油種の1リッター当りの単価が表示される単価表示部14と、前記金額表示部13において表示される金額に基づき前記選択した油種にて給油可能な油量が表示される給油可能油量表示部15と、前記金額表示部13の表示内容を通常表示と税引き金額とで切り換えを行う表示切換スイッチ12eと、該表示切換スイッチ12eに基づき金額表示部13に表示されている内容が通常表示であるか税引き金額かを示すインジケータ46a、46bと、給油開始時に利用者により選択された油種ノズルのロック解除がなされるとともに、投入された紙幣の残金額への入金が確定されてそれ以降の紙幣投入を受付けがなされなくなる決定スイッチ12fと、会員利用者が蓄積されたポイントを残金額に加算させる価値使用可処理を実施させるために操作されるポイント現金化スイッチ12gと、が設けられている。
この操作パネル9の内部には、前記カード発行挿入口10に連設するように、該カード発行挿入口10から挿入される会員カード50や発行される給油カードの記録情報の読み取りまたは書き込みを実施するカードリーダライタ25や、紙幣投入口11に連設するように、該紙幣投入口11から挿入される紙幣の真贋や紙幣種別を識別する紙幣識別ユニット27とが設けられている。
これらカードリーダライタ25や紙幣識別ユニット27は、前記した各表示部や各スイッチ並びに各インジケータ等が実装されるとともに、給油島ユニット1全体の制御を行う制御マイコン48が実装された主基板に、インターフェイス部53を介して接続されており、これらインターフェイス部53を介して制御マイコン48と相互にデータの送受が可能とされている。
また、この制御マイコン48が実装された主基板には、制御マイコン48が実施する各種処理における各種データ等を記憶可能な記憶部38や、前記各表示部の表示制御を行う表示ドライバ47や、前記給油機2とのデータの送受を可能とする通信装置54と、前記SSC3との間における双方向のデータ通信を可能とするための通信部49と、が設けられており、SSC3からの各種の指示データや設定データを受信できるようになっているとともに、投入貨幣のデータや精算内容のデータ並びに精算に使用された給油カードや会員カードの(会員)カードIDや、前記ポイント現金化スイッチ12gの操作に基づく使用可能化要求等をSSC3へ送信できるようになっている。
次に、本実施例に用いたSSC3について簡潔に説明すると、SSC3は、その表面に各給油島に設置された給油島ユニット1の状況や管理メニューが表示される表示部と透明タッチパネルとがその全面に設けられた専用化されたコンピュータとされており、前記給油島ユニット1からの精算情報や使用可能化要求等を管理コンピュータ6に中継するとともに、該管理コンピュータ6から給油島ユニット1への送信も中継するようになっている。
次に、本実施例に用いたPOS端末4について簡潔に説明すると、本実施例のPOS端末4は、通常のレジ機能を有するとともに、売上の情報を販売管理センタに設置されている販売管理コンピュータに送信することのできるものとされており、該販売管理コンピュータにて売上状況や販売商品(サービス)の内容を把握、管理することができるとともに、接続されているカードリーダライタ5に会員カード50の受付けがある場合における売上については、これら販売管理コンピュータに送信される売上とともに、該会員カード50から読み取られた会員カードIDを含む利用情報が管理コンピュータ6に送信されるようになっている。
次に、本実施例に用いた管理コンピュータ6について、図4に基づいて説明すると、該管理コンピュータ6は、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス101に、後述する記憶装置105に記憶されている処理プログラムに基づいて、後述するカード管理データベース(DB)への新規会員カードの登録処理や、使用された金額とポイント付与単位とに基づいてポイントを付与し累計ポイントに加算更新するポイント付与処理や、後述する会員カードの利用履歴を記憶する履歴記憶処理や、ポイント付与単位を更新するポイント付与単位変更処理や、蓄積された累計ポイントを残金に加算するポイント使用可能化処理等を行うCPU102、ワークメモリ等として使用されるRAM103、時刻情報やカレンダ情報を出力するRTC104、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置105、キーボードやマウス等から成る入力装置106、各種情報を表示出力する表示装置107、各種情報をプリント出力するプリンタ108、前記POS端末4やSSC3とのデータ通信を行う通信部109、新規発行する会員カード50の情報の読み取りや記録を行うカードリーダライタ120が接続される入力インターフェイス(I/F)110や、前記管理サーバと電話回線を通じてデータ通信を可能とするためのデジタルサービスユニット(DSU)111が接続された通常のコンピュータである。
また、前記記憶装置105には、該管理コンピュータ6の処理を実施するための処理プログラムに加えて、図5に示すカード管理データベース(DB)や、会員カード50の利用履歴が登録される利用履歴データベース(DB)が記憶されている。
この本実施例のカード管理データベース(DB)には、図5に示すように、会員カード50に記録されている会員カードIDに対応付けて、会員種別(本実施例ではノーマルとVIPとゴールドの3種別)、給油単価、残金額、ポイント付与単位、累計ポイント数、ピント付与単位の有効期限、最新利用日とが記憶されており、これらカード管理データベース(DB)の記憶内容と会員カード50に記憶されている残金額や累計ポイント数の照合が可能とされているとともに、精算に使用された会員カード50の会員カードIDに対応して登録されているポイント付与単位と精算に供された利用金額とに基づいて、付与されるポイント数が決定されて、該決定されたポイント数が累計ポイント数に加算更新される。
これらポイント付与単位は、前記表示装置107に表示される図6に示すポイント設定ページにおいて設定される適用条件が成立したときに、該適用条件に対応して設定されているポイント付与単位が前記カード管理データベース(DB)に記憶されているポイント付与単位に登録されることで、当該ポイント付与単位が自動的に適用されるようになっている。
この本実施例のポイント設定ページには、図6に示すように、ポイント付与単位を適用するための適用条件を選択設定するための「適用条件」の項目と、該「適用条件」の成立した場合に該当する会員種別を選択設定するための「該当会員種別」の項目と、利用額100円につき付与するポイント数であるポイント付与単位を選択設定するための「付与単位」の項目と、当該ポイント付与単位の有効期限を選択設定するための「有効期限」の項目とが設けられているとともに、該設定ページの下方位置には、「新規設定」と「既存設定変更」の選択入力部が設けられている。
このポイント設定ページにて新たなポイント付与単位を設定する場合の例を、図6に示す例に基づいて説明すると、例えば、オイル交換を実施した会員利用者の種別を「VIP会員」とするとともに、そのポイント付与単位を2ポイントとし、その有効期限を3ヶ月間としたい場合には、前記「適用条件」の設定項目から「オイル交換」を選択し、「該当会員種別」の項目から「VIP会員」を選択し、「付与単位」の項目から「2P」を選択し、有効期限」の項目から「3ヶ月」を選択した後、「新規設定」を設定することで該設定内容が記憶されて設定される。尚、この際、設定した「適用条件」である「オイル交換」に既に他の設定内容が設定されていた場合には、既存の設定内容は消去され、新たに設定された内容に変更されるようになる。
また、既存の設定内容を削除したり、その内容を確認して変更したい場合には、「既存設定変更」の選択入力部を選択入力することで、各適用条件に対応して記憶されている設定内容の一覧が表示され、該一覧から削除や変更したい設定内容を選択して、「削除」または「変更」の選択入力部を選択入力することで、既に設定されている設定内容を削除、或いは変更することができる。尚、一覧から変更したい設定内容を選択して「変更」の選択入力部を選択入力した場合には、該選択した設定内容が表示された図6の設定ページとなり、該設定ページにおいて内容を変更できるようになっている。
また、本実施例の管理コンピュータ6では、図7に示すように、累計ポイントを残金に加算できるようになるポイント数を設定するためのポイント使用設定ページが設けられており、例えば、300P以上となった場合において、300円を残金に加算する場合には、該ポイント使用設定ページに設けられている「使用可能可累計ポイント数」の項目に「300P」を設定すれば良い。
また、本実施例では、ポイント使用設定ページに、累計ポイント数が「使用可能可累計ポイント数」の項目に設定されているポイント数以上である場合に、累計ポイント数の残金額への加算が可能である旨を会員利用者に報知するためのメッセージを、会員カード50のメッセージ表示部55(図8参照)に印字するか否かを設定するための「使用可能報知メッセージ」のチェックボックスを設けており、該チェックボックスをチェックすることで、報知メッセージが会員カード50のメッセージ表示部55に印字されるようになる。
次に、本実施例に用いた会員カード50について説明すると、本実施例に用いた会員カード50は図8に示すように、その一面に繰返し記録、消去が可能なリライト表示部52を有し、その裏面にデータ記録可能な磁気印刷層を備えるリライト磁気カードとされていて、磁気印刷層には、各会員カード50を個々に識別可能な記録媒体識別情報としての会員カードIDや、残金額、給油単価、累計ポイント数、前回利用日、会員種別データ等のデータが、前記各カードリーダライタによって記録されているとともに、前記リライト表示部52の印字や消去も前記カードリーダライタによって実施される。
そして、リライト表示部52は、大きく分けて3つの領域に分けられており、リライト表示部52の上方領域は、ガソリンスタンドにおける給油量や給油単価、カード残金額や現金による支払額、最新の給油利用日、給油等により付与されたポイント数並びに累計ポイント数等の給油並びに給油に伴う金銭に関する表示情報が記録表示されるプリペイド表示領域54と、リライト表示部52の下方領域は、各会員または会員が所有する車輌に関する情報、例えば、会員種別や会員の氏名、ポイント付与単位の有効期限、会員カードID、車検日や前回のオイル交換日や走行距離、次回のオイル交換の目安となる交換日や走行距離、コーティング処理等の実施日等の情報が記録表示される会員情報表示領域56と、該会員情報表示領域56と前記プリペイド表示領域54とに挟まれ、カードに所持者へのメッセージ情報、例えば前記した使用可能報知メッセージが記録表示されるメッセージ情報表示領域55とされていて、各表示領域(表示範囲)には、各表示領域の全面に、各表示領域に対応する異なる色、例えばプリペイド表示領域54には黄色、メッセージ情報表示領域55には無色、会員情報表示領域56にはピンク色のように、色分けされることで、各表示領域(表示範囲)を目視にて容易に識別できるようになっている。
また、本実施例では、プリペイド表示領域54内に今回利用によって新たに付与されたポイント数と、該新たに付与されたポイント数が加算更新された累計ポイント数が印字されるポイント表示部57が設けられており、このようにすることで、会員利用者が付与されたポイント数と累計ポイント数を確認することができるようになっている。
また、前記メッセージ情報表示領域55には、当該会員利用者へのポイント付与に適用されるポイント付与単位を報知するメッセージ、例えば、図8に示すように、「利用100円毎に2P加算します。」のメッセージが表示されるようになっており、このようにすることは、会員利用者はポイント付与単位の大きさを、当該会員カード50をカードリーダライタ等の装置に挿入することなく容易に確認できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらのポイント付与単位の表示を実施しないようにしても良い。
また、前記メッセージ情報表示領域55には、使用可能報知メッセージである「300P貯蓄済、残金額に加算できます!!」が印字されるようになっており、このようにすることは、累計ポイントを残金額に加算できることを、当該会員カード50をカードリーダライタ等の装置に挿入することなく容易に確認できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、会員情報表示領域56にはポイント付与単位の有効期限が印字されるようになっており、このようにすることは、これらはポイント付与単位の有効期限を、当該会員カード50をカードリーダライタ等の装置に挿入することなく容易に確認できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらのポイント付与単位の有効期限の表示を実施しないようにしても良い。
以下、本実施例の会員用記録媒体システムにおいて実施されるポイント付与単位変更処理について、図9に基づいて説明する。尚、会員利用者には既に会員カード50を発行してノーマル会員として登録されており、そのポイント付与単位としては「1P」(利用100円毎に1P加算する)とされていて、その有効期限は無期限とされている。
この段階において、会員利用者がオイル交換を実施してオイル交換の代金を前記POS端末4にて精算する場合に、会員カード50を提示すると、該会員カード50がカードリーダライタ5に挿入されるとともに、POS端末4の商品メニューから「オイル交換」を選択することで、代金が表示されて精算が実施される。
この精算に際して、カードリーダライタ5に挿入された会員カード50から読み出された記録情報のうち、会員カードIDと残金額と累計ポイント数の情報とともに、利用内容がオイル交換であることを特定可能な利用コードデータと利用金額とカード利用金額とを含む利用情報が管理コンピュータ6に送信されることに基づいて、該管理コンピュータ6において、当該会員カード50の利用履歴として、利用日時に対応付けて会員カードIDと利用コードと利用金額が利用履歴DBに登録されるとともに、当該会員カードIDに対応して前記カード管理DBに登録されている残金額と累計ポイント数とポイント付与単位とが特定され、当該特定された残金額と累計ポイント数と利用情報に含まれる残金額と累計ポイント数との比較による照合が実施され、照合が一致した場合において、前記特定したカード管理DBの残金額から利用情報に含まれるカード利用金額を減算更新するとともに、特定したポイント付与単位と利用情報に含まれる利用金額とから新たに付与するポイント数を算出し、該算出したポイント数を前記特定したカード管理DBの累計ポイント数に加算更新してポイント付与を実施し、当該日付を最新利用日に登録する。尚、照合が不一致の場合には、POS端末4に対してエラーの旨を返信することで、会員カード50の利用が不能とされる。
これらの更新を実施した後、管理コンピュータ6は、図9に示すポイント付与単位変更処理に移行する。このポイント付与単位変更処理においては、まず、前記利用履歴DBに新たに登録した利用内容に基づいて、前記ポイント設定ページ(図6参照)において設定されている適用条件が成立したか否かを判定する(S1)。
該判定において、適用条件が成立していない場合にはポイント付与単位変更処理を終了し、メインの処理ルーチンへ戻り、適用条件が成立している場合には、S2へ進んで、該利用履歴に記憶されている会員カードIDに対応する現行のポイント付与単位を、前記カード管理DBの記録情報から特定する。
そして、該特定したポイント付与単位と、S1にて成立したと判定した適用条件に対応して設定されているポイント付与単位とを比較する(S3)。
該比較において、現行のポイント付与単位(現行単位)が成立したと判定した適用条件に対応して設定されているポイント付与単位(新規単位)よりも大きい場合には、ポイント付与単位変更処理を終了し、メインの処理ルーチンへ戻り、現行単位が新規単位以下である場合、つまりは新規単位が現行単位以上である場合には、S5に進んで、新規単位を当該利用履歴に記憶されている会員カードIDに対応してカード管理DBに記憶されている現行単位に代えて更新記憶するとともに、対応する有効期限に、成立したと判定した適用条件に対応する有効期限から特定される期日を登録してカード管理DBを更新する。
これら一連のカード管理DBの更新後において、これら更新後の残金額と累計ポイント数と前記算出された付与ポイント数と更新後のポイント付与単位(変更の有無に拘わらず)を含む更新完了情報がPOS端末4に返信されることで、更新後の新たな残金額と累計ポイント数が会員カード50に更新記録されるとともに、リライト表示部52における残金額と累計ポイント数並びに今回のポイント数並びにポイント付与単位の値に、更新後の新たな残金額と累計ポイント数と付与ポイント数とポイント付与単位の値とともに、当該利用日がリライトされて該会員カード50がカードリーダライタ5から排出されて会員利用者に返却される。
尚、カード管理DBにおける会員種別は、図示しない会員種別更新処理において「ノーマル」から「VIP」或いは「ゴールド」に更新される。
これら返却された会員カード50を用いて給油を行う場合の利用状況について説明すると、会員利用者が会員カード50を前記給油島ユニット1のカード発行挿入口10に挿入すると、カードリーダライタ25によって該会員カード50から記録情報が読み出され、該読み出された記録情報のうち、会員カードIDと残金額のデータを含む使用許諾要求がSSC3を中継して管理コンピュータ6へ送信される。
この使用許諾要求を受信した管理コンピュータ6は、受信した使用許諾要求に含まれる会員カードIDに対応して前記カード管理DBに記憶されている残金額と給油単価とを特定し、該特定した残金額と受信した使用許諾要求に含まれる残金額とを照合し、照合が一致した場合において、使用許諾要求を送信した給油島ユニット1に対して特定した給油単価を含む使用許諾情報を返信する。
この使用許諾情報の受信に基づいて、制御マイコン48は、会員カード50から読み出した残金額を金額表示部13に表示する。この際、利用者は該表示内容を消費税引きの金額表示としたい場合、若しくは通常の金額表示としたい場合には、前記表示切替スイッチ12eを押圧操作して、適宜表示を切り換えることが可能とされており、前記金額表示部13に現在表示されている表示内容は、対応するインジケータ46a、46bが個々に点灯されて示されるようになっている。
この段階で、会員利用者が油種を選択すると、当該油種に対応する単価が、前記使用許諾情報に含まれるレギュラーに対応する給油単価に基づいて算出(例えばプレミアムは10円加算)されて単価表示部14に表示されるとともに、金額表示部13に表示されている金額にて給油可能な油量が、当該金額と単価表示部14に表示される単価とに基づいて算出されて給油可能油量表示部15に表示される。
この給油可能油量表示部15に表示された給油可能油量が、会員利用者が所望する量に満たない場合には、利用者は前記紙幣投入口11より所望の金額、例えば1000円紙幣を2枚、2000円を挿入することで、該挿入された紙幣の金種が前記紙幣識別ユニット27にて識別されて前記制御マイコン48に出力され、前記金額表示部13の残金額に該投入金額が加算された合計金額が、逐次表示されていくとともに、給油可能油量表示部15に表示される油量も増加する。
これら給油可能油量表示部15に表示される油量が所望する量以上となった段階において、会員利用者が決定スイッチ12fを操作すると、給油機2において会員利用者にて選択された油種ノズルのロックが解除されることで、給油を実施できるようになる。
そして、給油を実施することにより、給油された油量が給油機2から給油島ユニット1に出力されることで、給油した代金が算出されて金額表示部13から逐次減算されていくとともに、金額表示部13の減算にともなって給油可能油量表示部15に表示される油量も減算更新される。そして、所望の量の給油を実施して油種ノズルを給油機2に戻すことにより、その時点までに金額表示部13の金額から減算した給油代金と、投入紙幣による投入金額と、金額表示部13に表示されている新たな残金額と、会員カードIDとを含む利用情報がSSC3を中継して管理コンピュータ6へ送信される。
この利用情報の受信に基づいて管理コンピュータ6は、当該会員カード50の利用履歴として、利用日時に対応付けて会員カードIDと利用コードと利用金額(給油代金)を利用履歴DBに登録するとともに、当該会員カードIDに対応して前記カード管理DBに登録されている残金額とポイント付与単位と利用期限とを特定し、当該特定された残金額に利用情報に含まれる新たな残金額を更新登録するとともに、特定した利用期限内であるか否かを判定し、利用期限内である場合において、特定したポイント付与単位と利用情報に含まれる給油代金(利用金額)とから新たに付与するポイント数を算出し、該算出したポイント数を前記特定したカード管理DBの累計ポイント数に加算更新してポイント付与を実施し、当該日付を最新利用日に登録する。尚、利用期限が経過している場合には、最も低いポイント付与単位にてポイントを付与する。
そして、これらの更新を実施した後、管理コンピュータ6は、新たな累計ポイント数がポイント使用設定に設定されている使用可能化累計ポイント数である、例えば300Pに達しているか否かを判定し、達している場合には、これら更新後の累計ポイント数と前記算出された付与ポイント数と使用可能化処理が可能である旨の情報とを含む更新完了情報が利用情報を送信した給油島ユニット1に返信されることで、新たな残金額と累計ポイント数が会員カード50に更新記録されるとともに、新たな残金額と累計ポイント数と付与ポイント数と利用日付とがリライト表示部52にリライトされるとともに、使用可能報知メッセージである「300P貯蓄済、残金額に加算できます!!」がメッセージ情報表示領域55にリライトされ、会員カード50がカード発行挿入口10から排出されて会員利用者に返却される。
該返却された会員カード50のメッセージ情報表示領域55に使用可能報知メッセージである「300P貯蓄済、残金額に加算できます!!」が印字されている場合には、会員利用者は、300Pを残金に加算させる使用可能化処理を受けることができる。
この使用可能化処理を受ける場合には、まず、給油島ユニット1に設けられているポイント現金化スイッチ12gを操作した後、カード発行挿入口10に会員カード50を挿入する。
このポイント現金化スイッチ12gの操作並びに会員カード50の挿入に基づいて制御マイコン48は、カードリーダライタ25により挿入された会員カード50から読み出した記録情報のうち、会員カードIDを含む使用可能化要求を、SSC3を中継して管理コンピュータ6へ送信する。
この使用可能化要求の受信に基づいて管理コンピュータ6は、図10に示すポイント使用可能化処理に移行する。このポイント使用可能化処理においては、まず、受信した使用可能化要求に含まれる会員カードIDに対応してカード管理DBに記憶されている累計ポイント数を特定し(Sb1)、該特定した累計ポイント数がポイント使用設定ページ(図7参照)にて設定されている使用可能化累計ポイント数の値である、例えば300P以上であるか否かを判定する(Sb2)。
該判定において、使用可能化累計ポイント数の値である300P未満の場合には、Sb5に進んでエラーを使用可能化要求の送信元の給油島ユニット1に返信した後、ポイント使用可能化処理を終了してメインの処理ルーチンへ戻ることで、エラーを受信した給油島ユニット1にて会員カード50がカード発行挿入口10から排出、返却される。
一方、Sb2の判定において使用可能化累計ポイント数の値である300P以上である場合には、Sb3へ進んで、受信した使用可能化要求に含まれる会員カードIDに対応してカード管理DBに記憶されている残金額に使用可能化累計ポイント数の値である300Pに相当する金額である300円を加算更新するとともに、対応する累計ポイント数の値から300Pを減算更新した後、Sb4へ進んで、更新後の新たな残金額と新たな累計ポイント数とを含む処理終了通知を使用可能化要求の送信元の給油島ユニット1に送信することで、これら使用可能化要求に含まれる新たな残金額と新たな累計ポイント数が、会員カード50にデータ記録されるとともに、リライト表示部52にリライトされた後、会員カード50がカード発行挿入口10から排出されて会員利用者に返却される。
尚、本実施例では、300P以上で300Pを加算更新するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、300P以上において、その時点でのポイント数全てを残金に加算できるようにしても良い。
以上、本実施例によれば、会員利用者への有価価値であるポイントの付与が、付与単位記憶手段であるカード管理DBに記憶されている有効期限内において、該カード管理DBに記憶されているポイント付与単位の大きさに基づいて実施されるようになるため、会員利用者毎にポイント付与単位の大きさを個々に変更できることから、当該会員利用者の利用状況に応じてポイント付与単位の大きさを変更することで、会員利用者の差別化を図ることが可能となるばかりか、これらポイント付与単位の大きさが有効となる有効期限を設けることで、該有効期限内における会員利用者の利用の意欲を向上できることから、これらの差別化を更なる利用の喚起に資することができる。
また、本実施例によれば、設定変更手段となるポイント設定ページにおいて、ポイント付与単位並びに適用期限である有効期限とを、システムの導入者の要望に応じて適宜に変更することができる。尚、本実施例では、ポイント付与単位並びに適用期限の双方を変更設定できるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらのいずれか一方のみでも良い。
また、本実施例によれば、適用条件が成立した場合に、自動的に当該成立した適用条件に対応するポイント付与単位並びに適用期限(有効期限)が付与単位記憶手段であるカード管理DBに更新記憶されるようになるため、これらポイント付与単位並びに適用期限(有効期限)の変更の手間や変更の間違いを大幅に低減することができる。
また、本実施例によれば、可使価値設定手段であるポイント使用設定ページにおいて、サービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさである使用可能化累計ポイント数を設定でき、該設定された使用可能化累計ポイント数の値まで累積有価価値である累計ポイント数が達しないと累計ポイント数をサービスの購入に使用可能な残額に加算できないことから、これら使用可能化累計ポイント数とするための利用を促進することができる。
また、本実施例によれば、使用可能化累計ポイント数の値をポイント使用設定ページにおいて変更できるようになっており、このようにすることは、システムの導入者の要望に応じて使用可能化累計ポイント数の値を変更できるようになる。
また、本実施例によれば、メッセージ情報表示領域55に使用可能報知メッセージである「300P貯蓄済、残金額に加算できます!!」が印字されることで、会員利用者は、累計ポイント数が使用可能化累計ポイント数を超えていて、サービスの購入に使用可能となる残額に加算できることを知覚することができる。
尚、本実施例では、メッセージ情報表示領域55に使用可能報知メッセージを表示することで報知手段を構成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの報知を、例えば給油島ユニット1において、音声やランプの点灯により報知するようにしても良い。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、会員用記録媒体である会員カード50として、リライト磁気カードを使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら会員カードに使用する記録媒体を、リライト機能を有するICカードとしたり、或いはリライト機能を有しない通常の磁気カード或いはICカードとしても良い。
また、前記実施例では管理コンピュータ6を設けて各会員利用者のポイント付与単位と有効期限とを、会員カードIDに対応付けてカード管理DBに記憶、管理するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、会員カードの記録媒体としてセキュリティ性の高いICカードを用いる場合等においては、これら管理コンピュータ6を設けずに、会員カードIDが記録された各会員カードに、ポイント付与単位と有効期限とを記憶しておき、当該会員カードにて付与単位記憶手段を構成するようにしても良い。
また、前記実施例では、ポイント付与の処理を管理コンピュータ6において実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば前述のように、会員カードにて付与単位記憶手段を構成して管理コンピュータ6を設けない場合等にあっては、給油島ユニット1やPOS端末4にて、会員カードに記録されているポイント付与単位と有効期限と利用金額とに基づいて、ポイント付与処理を実施するようにしても良い。
本発明の実施例における会員用記録媒体システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に用いた給油島ユニットを示す正面図である。 本発明の実施例に用いた給油島ユニットの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に用いた管理コンピュータの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に用いた管理コンピュータにおけるカード管理データベースを示す図である。 本発明の実施例に用いた管理コンピュータにおけるポイント設定ページを示す図である。 本発明の実施例に用いた管理コンピュータにおけるポイント使用設定ページを示す図である。 本発明の実施例に用いた会員カードを示す図である。 本発明の実施例に用いた管理コンピュータにおけるポイント付与単位変更処理の処理内容を示すフロー図である。 本発明の実施例に用いた管理コンピュータにおけるポイント使用可能化処理の処理内容を示すフロー図である。
符号の説明
1 給油島ユニット
2 給油機
3 セルフシステムコントローラ
4 POS端末
5 カードリーダライタ
6 管理コンピュータ
50 会員カード

Claims (7)

  1. 利用金額に応じて、サービスの購入に使用可能な予め定められた大きさの有価価値を会員利用者に付与する有価価値付与手段と、該有価価値付与手段にて付与した有価価値の大きさを会員利用者が所持する会員用記録媒体に記録されている有価価値特定情報から特定される累積有価価値の大きさに加算更新する有価価値更新手段と、を備える会員用記録媒体システムにおいて、
    各会員利用者が所持する会員用記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて、当該会員用記録媒体を所持する会員利用者に有価価値を付与する際に用いる付与単位の大きさを特定可能な付与単位特定情報と、該付与単位特定情報から特定される付与単位の大きさの有効期限とを記憶する付与単位記憶手段を備え、
    前記有価価値付与手段は、新たに有価価値を付与する会員利用者が所持する会員用記録媒体に記録されている記録媒体識別情報に対応付けて前記付与単位記憶手段に記憶されている有効期限内にその時点が該当することを条件として、該付与単位記憶手段に当該記録媒体識別情報に対応付けて記憶されている付与単位の大きさに基づいて有価価値を付与することを特徴とする会員用記録媒体システム。
  2. 前記付与単位および/または前記適用期限を設定変更するための設定変更手段を備える請求項1に記載の会員用記録媒体システム。
  3. 前記設定変更手段は、該設定変更手段にて設定されている付与単位並びに適用期限を適用する適用条件を設定するための適用条件設定手段を含み、
    該適用条件設定手段にて設定された適用条件が成立した否かを判定する判定手段と、
    該判定手段にて成立したと判定された適用条件に対応して設定されている付与単位並びに適用期限を、該適用条件が成立した会員利用者が所持する会員用記録媒体に記録されている記録媒体識別情報に対応して前記付与単位記憶手段に記憶されている付与単位並びに適用期限に更新登録する付与単位更新手段と、
    を備える請求項1または2に記載の会員用記録媒体システム。
  4. サービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさを設定するための可使価値設定手段と、該可使価値設定手段にて設定された累積有価価値の大きさをサービスの購入に使用可能とする使用可能化手段と、を備える請求項1〜3のいずれかに記載の会員用記録媒体システム。
  5. 前記可使価値設定手段は、該可使価値設定手段にて設定されているサービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさを変更するための変更手段を含む請求項4に記載の会員用記録媒体システム。
  6. 前記累積有価価値の大きさが、前記可使価値設定手段にて設定されているサービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさを超えていることを報知する報知手段を備える請求項4または5に記載の会員用記録媒体システム。
  7. 前記会員用記録媒体は、前記有効期限または付与単位の大きさまたは前記可使価値設定手段にて設定されているサービスの購入に使用可能とする前記累積有価価値の大きさの少なくとも1つを会員利用者が目視にて確認可能な表示部を備える請求項1〜6のいずれかに記載の会員用記録媒体システム。
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