JP4738379B2 - ポイント交換システム - Google Patents

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本発明は、各会員を個々に特定可能な会員特定情報が記録された会員記録媒体を当該会員が使用することにより、当該会員記録媒体を発行した第1付与機関により付与される第1ポイントを、該第1付与機関と異なる第2付与機関により付与される第2ポイントに変換するポイント交換システムに関する。
従来、異なる付与機関により付与された各種のポイントを交換するシステムとしては、インターネット網上のサイトにおいて、変換に使用する変換元のポイントの種別(発行者)とポイント数とともに、変換先のポイントの種別(発行者)を受け付けることで、変換元のポイントを変換先のポイントに変換できるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−298051号公報(第4頁、第2図)
しかしながら、特許文献1にあっては、ポイント変換に際して、アクセスしてきた利用者であるサイト会員が、変換元のポイント数を正規に保有しているか否かを確認するのみで、該確認が得られた場合には、ポイントの変換に伴う決済を実施するようにしているので、例えば、変換元のポイント数の保有を確認するために、該ポイントの所有者である会員を特定するための会員番号や会員カード番号を受付ける場合においては、これら会員番号や会員カード番号を第三者が推定、または盗用して勝手に入力した場合には、該ポイントの正規の所有者以外の不正者が、ポイント変換により変換先の自己のポイントにポイントを加算できるようになってしまうという、成りすましの問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、これらサイトにおいてポイント変換の申し込みを受付けてポイント変換を実施する場合における成りすましによる被害を極力防止することのできるポイント交換システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のポイント交換システムは、
店舗(ガソリンスタンドA,B,C)に設置され、店舗に来店した会員を特定可能な会員特定情報(会員カードID)が記録された会員記録媒体(会員カード50)を受付け、該受付けた会員記録媒体の会員特定情報を含む来店情報を送信する会員記録媒体処理装置(給油島ユニット1)と、
前記会員記録媒体処理装置にデータ通信可能に接続され、該会員記録媒体処理装置において前記会員記録媒体を受付けたことに基づいて、当該会員記録媒体を発行した第1付与機関(企業A、企業B)により当該会員に付与された第1ポイント数(種別Aポイント(給油ポイント))を、当該会員記録媒体に記録されている前記会員識別情報に対応付けて管理する第1ポイント管理装置(会員管理コンピュータ6、企業A,B管理サーバ70)と、
前記第1付与機関と異なる第2付与機関(クレジット会社、航空会社)により付与された第2ポイント数(種別Bポイント(クレジットポイント)、種別Cポイント(マイルポイント))を、該第2ポイント数を所有する所有者を特定可能な所有者特定情報(クレジットカード番号、会員番号)に対応付けて管理する第2ポイント管理装置(種別Bポイント管理サーバ110、種別Cポイント管理サーバ120)と、
前記第1ポイント管理装置並びに前記第2ポイント管理装置とともに前記会員がアクセスに使用するアクセス端末(デスクトップパソコンDPやノートパソコンNPや携帯電話機MP)とデータ通信可能に接続され、該アクセス端末から前記会員識別情報と変換対象とする第1ポイント数である変換対象第1ポイント数(変換ポイント数)と該変換対象第1ポイント数に対応する第2ポイント数である加算ポイントの加算対象を特定するための前記所有者特定情報とを含む変換要求の受付けに基づいて、前記第1ポイントの前記第2ポイントへの変換を行うポイント交換装置(ポイント交換管理サーバ100)と、
から成るポイント交換システムであって、
前記ポイント交換装置は、
前記変換要求の受付けに応じて、該受付けた変換要求に含まれる変換対象第1ポイント数が、該変換要求に含まれる会員識別情報に対応付けて前記第1ポイント管理装置に管理されている第1ポイント数以下であるか否かを判定する変換可否判定手段(図16、「残ポイント数≧変換ポイント数?」の判定)と、
該変換可否判定手段における判定結果が前記第1ポイント管理装置に管理されている第1ポイント数以下であるとの判定結果であることを条件に、前記第1ポイント管理装置に対して、該受付けた変換要求に含まれる会員識別情報と変換対象第1ポイント数とを含む仮決済要求を送信する仮決済要求送信手段(仮決済要求送信処理)と、
該仮決済要求の送信の契機となった変換要求を記憶する変換要求記憶手段(変換要求受付けテーブル)と、
を備え、
前記第1ポイント管理装置は、
前記仮決済要求の受信に応じて該受信した仮決済要求に含まれる会員識別情報に対応付けて管理している第1ポイント数の内、該受信した仮決済要求に含まれる変換対象第1ポイント数の利用を禁止する禁止手段(変換ポイント利用禁止処理)と、
前記来店情報の受信に応じて該受信した来店情報に含まれる会員識別情報が、前記禁止手段にて利用が禁止されている変換対象第1ポイント数が存在する会員識別情報であるか否かを判定する決済対象者判定手段(図17、「利用禁止ポイント有り?」の判定)と、
該決済対象者判定手段にて変換対象第1ポイント数が存在する会員識別情報であるとの判定結果であることを条件に、該変換対象第1ポイント数を当該第1ポイント数から減算するとともに、該会員識別情報を含む減算完了情報を前記ポイント交換装置に対して送信する変換元減算処理を行う変換元減算処理手段(変換元減算処理)と、
を備え、
前記ポイント交換装置は、
前記減算完了情報の受信に応じて該受信した減算完了情報に含まれる会員識別情報が前記変換要求記憶手段に記憶されていることを条件に、該会員識別情報に対応付けて前記変換要求記憶手段に記憶されている前記所有者特定情報並びに変換対象第1ポイント数に対応する加算ポイント数とを含む加算要求を前記第2ポイント管理装置に対して送信する加算要求送信手段(加算要求送信処理)を備え、
前記第2ポイント管理装置は、前記加算要求の受信に応じて該受信した加算要求に含まれる所有者特定情報に対応付けて管理している第2ポイント数に、該受信した加算要求に含まれる加算ポイント数を加算する(ポイント加算処理)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、推定または盗用した会員識別情報を用いて第三者が変換要求を実施しても、会員記録媒体自体が店舗において会員記録媒体処理装置にて受付けられない限り、第2ポイント数への加算が実施されず、不正に第2ポイント数を取得することができないので、これら第三者の成りすましによる被害を極力防止することができる。
本発明の請求項2に記載のポイント交換システムは、請求項1に記載のポイント交換システムであって、
前記第1ポイント管理装置は、前記決済対象者判定手段にて変換対象第1ポイント数(利用禁止ポイント)が存在する会員識別情報(会員カードID)であるとの判定結果であるときに、該会員識別情報の会員記録媒体(会員カード50)を受付けた会員記録媒体処理装置(給油島ユニット1)に対してポイント変換の是非の受付け指示を送信する是非受付け指示送信手段(図17、変換是非受付け指示を送信)を備え、
前記会員記録媒体処理装置は、前記是非の受付け指示の受信に応じてポイント変換の是非の受付け、該受付け結果を含む受付け結果情報を前記第1ポイント管理装置に返信する受付け結果情報送信手段(図17、受付け結果情報を送信)を備え、
前記変換元減算処理手段は、さらに、受信した受付け結果情報がポイント変換を肯定するものであることを条件(図17、変換肯定?でYes)に、前記変換元減算処理を実施することを特徴としている。
この特徴によれば、会員記録媒体処理装置においてポイント変換の是非の受付け、該受付け結果がポイント変換を肯定するものである場合においてのみ、変換対象第1ポイント数の第1ポイント数からの減算が実施されるようになるので、第三者が自分が使用できるポイントを取得できなくても悪戯をすることにより会員に被害が発生することを回避できる。
本発明の請求項3に記載のポイント交換システムは、請求項1または2に記載のポイント交換システムであって、
前記会員記録媒体は、最終利用日および/またはポイント残数とを書き換え表示可能なリライト記録部52を備え、
前記ポイント交換装置(ポイント交換管理サーバ100)は、前記変換要求として、前記最終利用日および/またはポイント残数を更に受付け、
前記第1ポイント管理装置(会員管理コンピュータ6、企業A,B管理サーバ70)は、前記第1ポイント数とともに前記来店情報の受信に基づく各会員の最終利用日を管理し、
前記変換可否判定手段は、前記受付けた変換要求に含まれる最終利用日および/またはポイント残数が、該変換要求に含まれる会員識別情報に対応付けて前記第1ポイント管理装置に管理されている最終利用日および/または第1ポイント数に一致するか否かを照合し(図16、「カード情報が一致?」の判定)、
前記仮決済要求送信手段は、前記変換可否判定手段による照合が一致することを更なる条件として前記仮決済要求を送信することを特徴としている。
この特徴によれば、これら最終利用日および/またはポイント残数とを照合することにより、会員記録媒体を所持していない第三者の成りすましによる被害を、より確実に防止することができる。
本発明の請求項4に記載のポイント交換システムは、請求項1〜3のいずれかに記載のポイント交換システムであって、
前記変換可否判定手段は、受付けた変換要求に含まれる会員識別情報(会員カードID)が前記変換要求記憶手段(変換要求受付けテーブル)に記憶されているか否かを判定し、
前記仮決済要求送信手段(仮決済要求送信処理)は、前記変換可否判定手段による判定結果が、受付けた変換要求に含まれる会員識別情報が前記変換要求記憶手段に記憶されていないとの判定結果であること(図16、「変換要求登録が既に有り?でNo」)を更なる条件として前記仮決済要求を送信することを特徴としている。
この特徴によれば、会員記録媒体処理装置に会員記録媒体が受付けられていない状態においては、1回の変換要求しかできないので、第三者の成りすましにより繰返し変換要求が実施されることによって被害が拡大することを、極力防止することができる。
本発明の請求項5に記載のポイント交換システムは、請求項1〜4のいずれかに記載のポイント交換システムであって、
前記ポイント交換装置(ポイント交換管理サーバ100)は、
前記アクセス端末(デスクトップパソコンDPやノートパソコンNPや携帯電話機MP)から前記所有者特定情報(クレジットカード番号、会員番号)と変換対象とする第2ポイント数である変換対象第2ポイント数(変換ポイント数)と該変換対象第2ポイント数に対応する第1ポイント数である加算ポイント数の加算対象を特定するための会員識別情報(会員カードID)とを含む第二変換要求の受付けに応じて、該受付けた第二変換要求に含まれる変換対象第2ポイント数が、該第二変換要求に含まれる所有者特定情報に対応付けて前記第2ポイント管理装置に管理されている第2ポイント数以下であるか否かを判定する第二変換可否判定手段(図18、「残ポイント数≧変換ポイント数?」の判定)と、
該第二変換可否判定手段における判定結果が前記第2ポイント管理装置に管理されている第2ポイント数以下であるとの判定結果であることを条件に、前記第1ポイント管理装置に対して、該受付けた第二変換要求に含まれる会員識別情報並びに前記加算ポイント数とを含む仮加算要求を前記第1ポイント管理装置(企業B管理サーバ70)に対して送信するとともに、前記第2ポイント管理装置に対して、該受付けた第二変換要求に含まれる所有者特定情報と変換対象第2ポイント数とを含む第二仮決済要求を送信する第二仮要求送信手段(仮決済要求送信処理、仮加算要求送信処理)と、
該第二仮決済要求の送信の契機となった第二変換要求を記憶する第二変換要求記憶手段(変換要求受付けテーブル)と、
を備え、
前記第2ポイント管理装置(種別Bポイント管理サーバ110、種別Cポイント管理サーバ120)は、前記第二仮決済要求の受信に応じて該受信した第二仮決済要求に含まれる所有者特定情報に対応付けて管理している第2ポイント数の内、該受信した第二仮決済要求に含まれる変換対象第2ポイント数の利用を禁止する禁止手段(変換ポイント利用禁止処理)を備え、
前記第1ポイント管理装置は、
前記仮加算要求の受信に応じて該受信した仮加算要求を記憶する仮加算要求記憶手段(仮加算ポイント登録処理)と、
前記来店情報に含まれる会員識別情報が、前記仮加算要求記憶手段に記憶されている会員識別情報であるか否かを判定する加算対象者判定手段(図17、「仮加算ポイント有り?」の判定)と、
該加算対象者判定手段における判定結果が、前記仮加算要求記憶手段に記憶されている会員識別情報であるとの判定結果であることを条件に、該会員識別情報とともに前記仮加算要求記憶手段に記憶されている加算ポイント数を、該会員識別情報に対応付けて管理している第1ポイント数に加算するとともに、該会員識別情報を含む加算完了情報を前記ポイント交換装置に対して送信する変換先加算処理を行う変換先加算処理手段(変換先加算処理)と、
を備え、
前記ポイント交換装置は、前記加算完了情報の受信に応じて該受信した加算完了情報に含まれる会員識別情報が前記第二変換要求記憶手段に記憶されていることを条件に、該会員識別情報に対応付けて前記第二変換要求記憶手段に記憶されている所有者特定情報を含む本決済要求を前記第2ポイント管理装置に対して送信する本決済要求送信手段(本決済要求送信処理)を備え、
前記第2ポイント管理装置は、前記本決済要求の受信に応じて該受信した本決済要求に含まれる所有者特定情報が、前記禁止手段にて利用が禁止されている変換対象第2ポイント数が存在する所有者特定情報であることを条件に、該変換対象第2ポイント数を減算する(利用禁止ポイント減算処理)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1ポイントを第2ポイントに変換する場合に加えて、第2ポイントを第1ポイントに変換する場合においても、第三者の成りすましによる被害を極力防止することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本実施例のポイント交換システムの全体像を示すブロック図である。尚、本実施例では、本発明のポイント交換システムを店舗としてセルフガソリンスタンドに適用した例を示すが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明のポイント交換システムをその他の店舗に適用できることは言うまでもない。
本実施例のポイント交換システムは、図1に示すように、セルフ方式の各ガソリンスタンドA,B,Cに設置され、本発明における会員記録媒体となるプリペイド機能を有する会員カード50を給油に使用できるようにするとともに、該給油への会員カード50の使用により各会員に付与される本発明における第1ポイントとなる種別Aポイント(給油ポイント)等の会員情報を管理する本発明における第1ポイント管理装置を成す会員管理コンピュータ6と、これら各ガソリンスタンドA,B,Cに設置された会員管理コンピュータ6とデータ通信可能に接続され、各ガソリンスタンドA,B,Cを運営する企業A、B毎に設置された本発明における第1ポイント管理装置を成す企業A,B管理サーバ70と、これら企業A,B管理サーバ70にデータ通信可能に接続された本発明のポイント交換装置となるポイント交換管理サーバ100と、該ポイント交換管理サーバ100とデータ通信可能に接続され、本発明における第2ポイントとなる種別Bポイント(クレジットポイント)や種別Cポイント(マイルポイント)を管理する第2ポイント管理装置となる種別Bポイント管理サーバ110や種別Cポイント管理サーバ120と、から主に形成されている。
また、ポイント交換管理サーバ100は、インターネット網とデータ通信可能に接続されており、該インターネット網に接続されているコンピュータ端末、具体的には、デスクトップパソコンDPや、ノートパソコンNPや、インターネット接続機能を備える携帯電話機MP等を会員が操作することにより、ポイント交換管理サーバ100により形成されるポイント変換サイトにアクセスできるようになっている。
つまり、これら、デスクトップパソコンDPやノートパソコンNPや携帯電話機MPが本発明におけるアクセス端末に該当する。
尚、本実施例では、上述したように、第2ポイントとしてクレジットポイント(種別Bポイント)やマイルポイント(種別Cポイント)を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら第2ポイントをこれらのポイント以外の他のポイントとしても良い。
はじめに、本実施例において各ガソリンスタンドA,B,Cに設置される会員管理コンピュータ6を初めとする各装置について説明すると、本実施例では、ガソリンスタンドA,Bは企業Aにて運営され、ガソリンスタンドCは企業Bにて運営されており、いずれのガソリンスタンドA,B,Cもセルフ方式のガソリンスタンドとされている。
これら各ガソリンスタンドA,B,Cには、セルフ方式により給油並びに給油代金の精算を実施するための図2に示すセルフ給油システムが導入、設置されている。
このセルフ給油システムは、図2に示すように、ガソリンスタンドの各給油島に設置される給油機2に1対1に対応して設けられた給油島ユニット1と、これら各給油島に設置された各給油島ユニット1の管理を行うためのセルフシステムコントローラ(SSC)3と、ガソリンスタンドの事務所内に設置され、給油以外の売上の販売に使用されるPOS端末4と、該POS端末4並びにSSC3とにデータ通信可能に接続され、POS端末4に接続されているカードリーダライタ5や前記給油島ユニット1に設けられている後述するカードリーダライタ18に受付けて支払い等に使用された会員用記録媒体である会員カード50の管理を行う会員管理コンピュータ6と、から主に構成されている。
また、POS端末4は、図示しない販売管理センタに設置されている販売管理コンピュータに接続されており、該POS端末4における売上の情報を収集、管理するようになっているとともに、会員管理コンピュータ6も前述した各ガソリンスタンドA,B,Cを運営する各企業A,Bの管理サーバ70に接続されている。
まず、本実施例に用いた給油島ユニット1について図3に基づいて説明すると、給油島ユニット1は、給油機2にて給油した給油代金を精算するための装置であり、図2に示すように、その前面に開閉可能に設けられた操作パネル9に、貨幣である紙幣を投入可能とされた紙幣投入口11と、新たな給油カードを発行可能とされているとともに、会員に発行された会員カード50を挿入可能とされたカード発行挿入口10と、前記紙幣投入口11より投入された紙幣の合計金額(総金額または税引き金額)や、前記カード発行挿入口10より挿入された給油カードまたは会員カード50の記録情報に基づく残金額(総残金額または税引き残金額)や、これら投入紙幣の合計金額等の各種の情報や選択入力部を表示するタッチパネル表示部7と、報知メッセージを音声にて出力するためのスピーカ8と、が設けられている。
この操作パネル9の内部には、前記カード発行挿入口10に連設するように、該カード発行挿入口10から挿入される会員カード50や発行される給油カードの記録情報の読み出しまたは書き込みを実施するとともに、該会員カード50に設けられている後述するリライト表示部52の印字、消去を実施するカードリーダライタ18や、紙幣投入口11に連設するように、該紙幣投入口11から挿入される紙幣の真贋や紙幣種別を識別する紙幣識別ユニット17とが設けられている(図4参照)。
これらカードリーダライタ18や紙幣識別ユニット17は、図4に示すように、給油島ユニット1全体の制御を行う制御マイコン20が実装された図示しない主基板に、インターフェイス部19を介して接続されており、これらインターフェイス部19を介して制御マイコン20と相互にデータの送受が可能とされている。
また、この制御マイコン20が実装された主基板には、制御マイコン20が実施する各種処理における各種データ等を記憶可能な記憶部23や、タッチパネル表示部7を構成する液晶表示装置14の表示制御を実施する表示ドライバ15並びにタッチパネル表示部7を構成する透明タッチパネル13における入力位置を検出するタッチパネルドライバ12や、会員管理コンピュータ6からの報知メッセージを音声合成してスピーカ8から出力するための音声合成部16と、給油機2とのデータの送受を可能とする通信装置21と、前記SSC3との間における双方向のデータ通信を可能とするための通信部22と、が設けられており、SSC3からの各種の指示データや設定データを受信できるようになっているとともに、投入貨幣のデータや精算内容のデータ並びに精算に使用された給油カードや会員カード50のカードIDを含む来店情報等を会員管理コンピュータ6に送信できるとともに、該会員管理コンピュータ6からの報知メッセージを受信できるようになっている。
また、タッチパネル表示部7には、図3に示すように、紙幣投入口11より投入された紙幣の合計金額(総金額または税引き金額)や、カード発行挿入口10より挿入された給油カードまたは会員カード50の記録情報に基づく残金額(総残金額または税引き残金額)や、これら投入紙幣の合計金額等が逐次表示される金額表示部が設けられているとともに、給油する油種を選択するための各油種名に対応する油種選択入力部や、該油種選択入力部にて選択された油種の1リッター当りの単価が表示される単価表示部や、金額表示部において表示される合計金額並びに油種選択入力部において選択した油種にて給油可能な油量が表示される給油可能油量表示部と、金額表示部表示内容を通常表示と税引き金額とで切り換えを行う表示切換選択入力部と、該表示切換選択入力部に基づき金額表示部に表示されている内容が通常表示であるか税引き金額かを示すインジケータ部と、給油開始時に利用者により選択された油種の給油ノズルのロック解除がなされるとともに、投入された紙幣の残金額への入金が確定されてそれ以降の紙幣投入を受付けがなされなくなる決定選択入力部と、会員が蓄積されたポイントを残金額に加算させる価値使用可処理を実施させるために操作されるポイント現金化選択入力部と、が設けられており、これら各種表示並びに各種選択入力部により、対話形式により給油や精算等に関する操作を実施できるようになっている。
また、タッチパネル表示部7には、後述するように、カード発行挿入口10より挿入された会員カード50から読み出した会員カードIDに対応して利用禁止ポイントが会員管理コンピュータ6において記憶されている場合には、「ポイント変換の登録がなされていますが、ポイント変換を実施して宜しいですか?」のメッセージとともに、「はい」と「いいえ」の選択入力部を有する図示しない是非受付け画面を表示して当該利用禁止ポイントの変換(減算)の是非を受付けることができるようになっている。
次に、本実施例に用いたSSC3について簡潔に説明すると、SSC3は、その表面に各給油島に設置された給油島ユニット1の状況や管理メニューが表示される表示部と透明タッチパネルとがその全面に設けられた専用化されたコンピュータとされており、前記給油島ユニット1からの来店情報や精算情報や使用可能化要求等を会員管理コンピュータ6に中継するとともに、該会員管理コンピュータ6から給油島ユニット1への報知メッセージ等の送信も中継するようになっている。
次に、本実施例に用いたPOS端末4について簡潔に説明すると、本実施例のPOS端末4は、通常のレジ機能を有するとともに、売上の情報を販売管理センタに設置されている販売管理コンピュータに送信できるものとされており、該販売管理コンピュータにて売上状況や販売商品(サービス)の内容を把握、管理することができるとともに、接続されているカードリーダライタ5に会員カード50の受付けがある場合における売上については、これら販売管理コンピュータに送信される売上とともに、該会員カード50から読み取られたカードIDを含む来店情報を会員管理コンピュータ6に送信するようになっている。
次に、本実施例に用いた会員管理コンピュータ6について説明すると、該会員管理コンピュータ6は、会員管理を実施するための会員管理プログラムが搭載された通常のコンピュータとされており、これら会員管理プログラムとともに、図5に示すカード管理データベース(DB)や、会員情報データベース(DB)が記憶されている。
また、会員管理コンピュータ6には、会員管理プログラムを実施する中央演算処理装置をはじめ、各種のプログラムやデータベース(DB)を記憶するための記憶装置や、その時点の時刻情報やカレンダ情報を出力するRTCや、POS端末4やSSC3とのデータ通信を行う通信部、企業A(B)管理サーバ70と専用回線を通じてデータ通信を可能とするための通信ユニットが内蔵されている。
この本実施例のカード管理データベース(DB)には、図5(a)に示すように、会員カード50に記録されているカードIDに対応付けて、会員種別(本実施例ではノーマルとVIPとゴールドの3種別)、給油単価、残金額、ポイント付与単位、累計ポイント数、ポイント付与単位の有効期限、最新利用日、ポイント変換の申し込みにより利用が禁止された利用禁止ポイント数と、ポイント変換の申し込みにより加算が予約された仮加算ポイント数とが記憶されている。
本実施例の会員管理コンピュータ6においは、これらカード管理データベース(DB)の記憶内容と会員カード50に記憶されている残金額や累計ポイント数の照合が可能とされているとともに、精算に使用された会員カード50のカードIDに対応して登録されているポイント付与単位と精算に供された利用金額とに基づいて、付与されるポイント数が決定されて、該決定されたポイント数が累計ポイント数に加算更新される一方、会員カード50が受付けられた際に、利用禁止ポイント数が記憶されている場合には、ポイント変換の是非受付けにおいて該ポイント変換を肯定する受付けがなされたことを条件に利用禁止ポイント数が累計ポイント数から減算更新され、仮加算ポイント数が記憶されている場合には、該仮加算ポイント数が累計ポイント数に加算更新される。
また、本実施例の会員情報データベース(DB)には、図5(b)に示すように、各会員を特定可能とするとともに、各会員カード50を特定可能とするための本発明における会員特定情報となる会員カードIDに対応付けて、当該会員の氏名や性別、年齢、住所等の会員の属性情報に加えて、当該会員の車輌(所有していなくとも良い)の車輌番号、年式、車種等の車輌関連情報と、当該車輌に関する整備情報として、次回の車検日と、当該車検に対する予約の予約受付日、次回の法定点検日、前回のポリマーコーティング加工日に基づく次回コーティング日と、当該次回コーティング日に対する予約の予約受付日、前回のオイル交換日に基づく次回オイル交換日とが記憶されている。
次に、これら各ガソリンスタンドA,B,Cに設置される会員管理コンピュータ6に接続され、各企業A,Bに設置される管理サーバ70について説明すると、これら管理サーバ70は、会員管理を実施するための会員管理プログラムが搭載された通常のサーバコンピュータとされており、各ガソリンスタンドA,B,Cに設置されている会員管理コンピュータ6において管理されている会員情報やカード残額並びにポイントを、企業Aや企業Bが把握できるように管理する。
また、企業Aにおいては、運営する店舗がガソリンスタンドA,Bの複数であるので、会員がこれらガソリンスタンドA,Bの双方において、会員カード50を使用できるように、会員となった例えばガソリンスタンドA以外のガソリンスタンドBにおいて会員カード50を使用した場合において、該ガソリンスタンドBに設置されている会員管理コンピュータ6にてカード残額や累計ポイント数の認証ができない場合には、該ガソリンスタンドBの会員管理コンピュータ6からの問い合わせに応じて企業Aの管理サーバ70は、管理しているカード残額や累計ポイント数のカード情報を会員管理コンピュータ6に返信することにより認証が実施されることで、各会員は、会員カード50をガソリンスタンドAとガソリンスタンドBの双方において使用することができるようになっている。
尚、本実施例では企業Aの会員カード50を企業BのガソリンスタンドCでは使用できないようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、企業Aと企業Bとが提携関係を結んで、管理サーバ70同士を連携させることで、互いの会員カード50を相互に使用できるようにしても良い。
また、本実施例では、企業Bにおいて、ガソリンスタンドCではなく、企業Bの本社等においても、カード残額や累計ポイント数のカード情報を確認できるようにするために、管理サーバ70を設けるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ガソリンスタンドCと企業Bの本社とが同一場所等にあり、店舗が該ガソリンスタンドCのみである場合であって、カード情報等を会員管理コンピュータ6とは個別に管理する必要がない場合にあっては、これら管理サーバ70を省略して、会員管理コンピュータ6を直接、ポイント交換管理サーバ100に接続するようにしても良い。
本実施例の企業A管理サーバ70には、各会員管理コンピュータ6にて管理されている会員情報、つまり、当該企業Aの会員カードを所持する会員の会員情報が記憶されている図6(a)に示す全会員情報データベース(DB)と、ガソリンスタンドAとガソリンスタンドB毎に、当該ガソリンスタンドにおいて会員登録した会員が所持する会員カード50に関するカード情報が記憶、管理される図6(b)に示す店舗別カード情報管理データベース(DB)とが記憶されている。
尚、企業B管理サーバ70の場合には、店舗がガソリンスタンドCのみであるので、全会員情報データベース(DB)の記憶内容は会員情報データベース(DB)の記憶内容と同様となるとともに、図6(b)に示す店舗別カード情報管理データベース(DB)の記憶内容は、カード管理データベース(DB)の記憶内容と同様となる。
次に、種別Bポイント管理サーバ110や種別Cポイント管理サーバ120について説明すると、これら種別Bポイント管理サーバ110や種別Cポイント管理サーバ120は、管理サーバ70と同様に、種別Bポイントであるクレジットポイントや種別Cポイントであるマイルポイントを管理するサーバコンピュータとされている。
本実施例の種別Bポイント管理サーバ110はクレジット会社に設置されており、該種別Bポイント管理サーバ110には、図7に示すように、当該クレジット会社が発行したクレジットカードのクレジットカード番号に対応付けて、当該クレジットカードの利用により該カード利用者に付与されたクレジットポイント数と、後述する仮決済要求をポイント交換管理サーバ100から受信することにより利用が禁止された利用禁止ポイント数とが管理されるポイント管理データベース(DB)が記憶されている。
つまり、本実施例の種別Bポイント管理サーバ110においては、本発明における第2付与機関となるクレジット会社により付与された第2ポイント数となるクレジットポイント数(種別Bポイント数)を、該クレジットポイント数(種別Bポイント数)を所有する所有者を特定可能な所有者特定情報となるクレジットカード番号に対応付けて管理しており、該種別Bポイント管理サーバ110が本発明における第2ポイント管理装置に該当する。
本実施例の種別Cポイント管理サーバ120は航空会社に設置されており、該種別Cポイント管理サーバ120には、図8に示すように、当該航空会社にマイル会員登録したマイル会員に固有に付与された会員番号に対応付けて、当該会員番号のマイル会員に付与されたマイルポイント数と、後述する仮決済要求をポイント交換管理サーバ100から受信することにより利用が禁止された利用禁止ポイント数とが管理されるポイント管理データベース(DB)が記憶されている。
つまり、本実施例の種別Cポイント管理サーバ120においては、本発明における第2付与機関となる航空会社により付与された第2ポイント数となるマイルポイント数(種別Cポイント数)を、該マイルポイント数(種別Cポイント数)を所有する所有者を特定可能な所有者特定情報となる会員番号に対応付けて管理しており、該種別Cポイント管理サーバ120も本発明における第2ポイント管理装置に該当する。
次に、本実施例に用いたポイント交換管理サーバ100について説明すると、該ポイント交換管理サーバ100は、各種のポイント(種別A、種別B、種別C)を相互に変換するためのポイント変換管理プログラムが搭載されるとともに、会員が操作するデスクトップパソコンDPやノートパソコンNPや携帯電話機MPがポイント変換を行う際にアクセスするポイント交換サイトを形成するためのサイトアプリケーションとが搭載された通常のサーバコンピュータとされており、当該ポイント交換サイトに会員登録したサイト会員からポイントの変換要求を受付け、これらポイント変換要求されたポイントを交換するための各種処理を実施する。
また、本実施例のポイント交換管理サーバ100には、前述のポイント変換管理プログラム並びにサイトアプリケーションに加えて、図9(a)に示すサイト会員情報データベース(DB)と、図9(b)に示すサーバ管理ID情報データベース(DB)と、本発明における変換要求記憶手段を成す図10(a)〜(d)に示す変換要求受付けテーブルとが記憶されている。
本実施例のサイト会員情報データベース(DB)には、図9(a)に示すように、当該サイトアプリケーションにて構築されるポイント交換サイトにサイト会員登録した各サイト会員のサイト会員IDに対応付けて、パスワードと当該会員の氏名、性別、年齢、住所並びに電子メールアドレスの会員属性情報が記憶されており、これらサイト会員IDとパスワードとを、ログイン時に受付けたサイト会員IDとパスワードとを照合することで、アクセス者がサイト会員であるか否かを認証できるようになっている。
また、本実施例のサーバ管理ID情報データベース(DB)には、ポイント交換サービスに加盟している各企業A、B並びにクレジット会社(企業C)、航空会社(企業D)の企業名に対応付けて、企業A、B並びにクレジット会社(企業C)、航空会社(企業D)に設置されている各管理サーバ70やポイント管理サーバ110、120のネットワーク上のサーバアドレスと、当該サーバが管理するポイント種別と管理対象としているカードIDやクレジットカード番号や会員番号の管理ID仕様とが記憶されており、ポイント変換に要求において受付けたカードIDやクレジットカード番号や会員番号に対応するポイントの種別並びに該ポイントが管理されているサーバを特定できるようになっている。
また、本実施例の変換要求受付けテーブルは、図10(a)〜(d)に示すように、変換されるポイントの種別毎に設けられており、各変換要求受付けテーブルには、当該変換要求を受付けた日付に対応付けて、変換元のID(会員カードID、クレジットカード番号、会員番号)と、変換ポイント数と、変換先のID(会員カードID、クレジットカード番号、会員番号)が記憶されるようになっている。
尚、変換要求による変換元のポイント種別が種別A(給油ポイント)であり、変換先のポイント種別が種別B(クレジットポイント)である場合には、該変換要求が図10(a)の変換要求受付けテーブルに記憶(登録)され、変換要求による変換元のポイント種別が種別A(給油ポイント)であり、変換先のポイント種別が種別C(マイルポイント)である場合には、該変換要求が図10(b)の変換要求受付けテーブルに記憶(登録)され、変換要求による変換元のポイント種別が種別B(クレジットポイント)であり、変換先のポイント種別が種別A(給油ポイント)である場合には、該変換要求が図10(c)の変換要求受付けテーブルに記憶(登録)され、変換要求による変換元のポイント種別が種別C(マイルポイント)であり、変換先のポイント種別が種別A(給油ポイント)である場合には、該変換要求が図10(d)の変換要求受付けテーブルに記憶(登録)される。
ここで、本実施例に用いた会員用記録媒体である会員カード50について、図11に基づいて説明すると、本実施例の会員カード50には、その一面に繰返し記録、消去が可能な本発明における表示部としてのリライト表示部52を有し、その裏面にデータ記録可能な磁気印刷層を備えるリライト磁気カードとされていて、磁気印刷層には、各会員カード50を個々に特定可能な会員カードIDや、残金額、給油単価、累計ポイント数、前回利用日、会員種別データ等のデータが、前記カードリーダライタ18によって記録されているとともに、前記リライト表示部52の印字や消去もカードリーダライタ18によって実施される。
そして、リライト表示部52は、大きく分けて3つの領域に分けられており、リライト表示部52の上方領域は、ガソリンスタンドにおける給油量や給油単価、カード残金額や現金による支払額、最新の給油利用日、給油等により付与されたポイント数並びに累計ポイント数等の給油並びに給油に伴う金銭に関する表示情報が記録表示されるプリペイド表示領域54と、リライト表示部52の下方領域は、各会員または会員の車輌に関する情報、例えば、会員種別や会員の氏名、ポイント付与単位の有効期限、カードID、次回車検日や車検整備を予約した予約日、前回のオイル交換日や次回のオイル交換日、次回のコーティング日とコーティング予約日等の情報が記録表示される会員情報表示領域56と、該会員情報表示領域56と前記プリペイド表示領域54とに挟まれ、カードに所持者へのメッセージ情報、具体的には、次回の整備対象日が報知期間内に近づいている場合には、これら整備対象日が近づいている旨の報知メッセージや、ポイントがカード残額として使用可能な大きさとなっていることを報知する使用可能報知メッセージ等が記録表示されるメッセージ情報表示領域55とされていて、各表示領域(表示範囲)には、各表示領域の全面に、各表示領域に対応する異なる色、例えばプリペイド表示領域54には黄色、メッセージ情報表示領域55には無色、会員情報表示領域56にはピンク色のように、色分けされることで、各表示領域(表示範囲)を目視にて容易に識別できるようになっている。
また、本実施例では、プリペイド表示領域54内に今回利用によって新たに付与されたポイント数と、該新たに付与されたポイント数が加算更新された累計ポイント数が印字されるポイント表示部57が設けられており、このようにすることで、会員が付与されたポイント数、例えば、車検整備の予約やコーティング加工の早期予約により付与された早期予約ポイント数と当該ポイントが加算更新された累計ポイント数を確認することができるようになっている。
次に、本実施例のポイント交換管理サーバ100にて形成されるポイント変換サイトを利用してポイント交換を実施するには、ポイント変換サイトにおいてサイト会員登録を実施する必要があり、このサイト会員登録を実施する流れについて、図12に基づいて説明すると、サイト会員登録を実施する場合には、まず、ポイント変換サイトの図12に示す会員登録ページにアクセスして、該会員登録ページにおける各必要事項を入力する。
この本実施例の会員登録ページには、氏名(漢字)を入力する漢字氏名入力部と、氏名(カタカナ)を入力するカタカナ氏名入力部と、性別を選択入力する性別入力部と、住所を入力する住所入力部と、電話番号を入力する電話番号入力部と、電子メールアドレスを入力するメールアドレス入力部と、ログインする際に使用するログインIDを入力するログインID入力部と、パスワードを入力するパスワード入力部とが設けられており、これら各入力部に対応する内容を入力した後、該ページの下方に設けられている「登録」の選択入力部を選択入力する。
尚、会員登録に際して、利用規約を参照する場合には、該ページの下方に設けられている「利用規約」の選択入力部を選択入力することで、該選択入力部にリンクされている利用規約のページが配信されて、該利用規約を閲覧できるようになっている。
この「登録」の選択入力部を選択入力により、アクセス者が操作している例えばノートパソコンNPからは、各入力部に入力された内容を含むページデータがポイント交換管理サーバ100に送信されることにより、ポイント交換管理サーバ100において、ログインID入力部において入力されたログインIDを抽出し、該抽出したログインIDと同一のログインIDが、サイト会員情報データベース(DB)に既に存在するか否かを確認し、存在しないことを条件に、該会員登録ページ内の各入力部において受付けた各情報を抽出して、サイト会員情報データベース(DB)に登録することで、サイト会員登録が実施される。
以下、このようにして、サイト会員登録を済ませたサイト会員であって、ガソリンスタンドA,B,Cの会員が、自己が所有する種別Aポイント(給油ポイント)を種別Bポイント(クレジットポイント)や種別Cポイント(マイルポイント)に変換する流れと、逆に、種別Bポイント(クレジットポイント)や種別Cポイント(マイルポイント)を種別Aポイント(給油ポイント)に変換する流れについて、図13〜図19に基づいて説明する。
まず、ポイント変換を実施したいサイト会員は、例えば、ノートパソコンNPからポイント変換サイトのサイト会員専用のログインページにアクセスする。
このアクセスに応じてポイント交換管理サーバ100は、図13に示すログインページを該アクセスしてきたノートパソコンNPに対して配信して、ログインIDとパスワードとを受付けるログイン受付けを実施する。(図16参照)
サイト会員は、該ログインページにおけるログインID入力部とパスワード入力部とに、サイト会員登録において登録したログインIDとパスワードを入力した後、該ログインページ内の「ログイン」の選択入力部を選択入力する。
このようにして該ログインページにて受付けられたログインIDとパスワードは、サイト会員情報データベース(DB)に登録されているログインIDとパスワードとに一致するかどうかがサイト会員認証処理にて認証され(図16参照)、ログインIDとパスワードとに一致する場合にのみ、図14に示すポイント変換受付けページを配信してポイント変換要求を受付けるポイント変換要求受付け処理が実施される。
この本実施例のポイント変換受付けページは、図14に示すように、ポイント変換を実施する変換元の各情報を入力する変換元情報入力部と、変換したポイントを加算する変換先の各情報を入力する変換先情報入力部とを有している。
この変換元情報入力部には、前述のサーバ管理ID情報データベース(DB)に記憶されている各企業(会社)名を選択する会社名選択部と、変換元の当該企業において所有するポイントを特定するためのID、つまり、変換元の企業が企業A、企業Bであれば、会員カードID、変換元の企業が企業C(クレジット会社)であればクレジットカード番号、変換元の企業が企業D(航空会社)であれば会員番号を入力するID入力部と、変換に使用するポイント数を入力する変換ポイント数入力部と、変換元の企業が企業Aまたは企業Bである場合に入力が要求される残ポイント数と、変換元の企業が企業Aまたは企業Bである場合に入力が要求される最終利用日を入力するための最終利用日入力部と、変換元の企業が企業Aまたは企業Bである場合に入力が要求されるカード残額を入力するためのカード残額入力部とが設けられている。
一方、変換先情報入力部には、変換したポイントを加算するポイント種別に該当する各企業(会社)名を選択する会社名選択部と、変換先の当該企業において所有するポイントを特定するためのID、つまり、変換先の企業が企業A、企業Bであれば、会員カードID、変換先の企業が企業C(クレジット会社)であればクレジットカード番号、変換先の企業が企業D(航空会社)であれば会員番号を入力するID入力部とが設けられているとともに、該ID入力部には、変換元情報入力部の変換ポイント数入力部に入力された変換ポイント数により加算される加算ポイント数が表示される加算ポイント数表示部が設けられている。
サイト会員は、これら変換元情報入力部並びに変換先情報入力部に、必要となる各情報を入力した後、該変換受付けページの下方に設けられている「決定」の選択入力部を選択入力する。
以下、具体例として、図14に示すように、変換元情報入力部の会社名選択部において「企業A」を選択し、変換先情報入力部の会社名選択部において「企業C」を選択して、種別Aポイント(給油ポイント)を種別Bポイント(クレジットポイント)に変換する場合について説明する。
変換受付けページの「決定」の選択入力に応じてポイント交換管理サーバ100は、ままず、情報確認処理を実施する。具体的に該情報確認処理においては、変換受付けページの変換元情報入力部におけるID入力部にて受付けた会員カードIDから、当該会員カードIDを管理対象としている企業A管理サーバ70のアドレスを、サーバ管理ID情報データベース(DB)から特定し、該特定した企業A管理サーバ70のアドレスに対して、該受付けた会員カードIDを含む情報出力要求を送信する。
この情報出力要求の受信に応じて企業A管理サーバ70は、受信した情報出力要求に含まれる会員カードIDに対応して店舗別カード管理データベース(DB)に記憶されている残金額や累計ポイント数や最終利用日等のカード情報を特定し、これら特定した残金額や累計ポイント数や最終利用日並びに当該会員カードIDとを含むカード情報をポイント交換管理サーバ100に返信する。
該返信に応じてポイント交換管理サーバ100は、受信したカード情報と、変換元情報入力部において受付けた各情報とを対比して確認する。
そして、該確認においてカード情報(残金額や累計ポイント数や最終利用日)が一致しているか否かを判定し、該判定において一致していないときにはエラーページ送信処理に移行して、所定のエラーページを配信した後、当該処理を終了する。
一方、カード情報(残金額(カード残額)や累計ポイント数や最終利用日)が一致した場合には、更に、残ポイント数(累計ポイント数)の大きさが変換ポイント数入力部において受付けた変換ポイント数の大きさ以上であるか否かを判定する。
そして、該判定において、残ポイント数(累計ポイント数)の大きさが変換ポイント数の大きさ以上でない場合、つまり、変換ポイント数の大きさが残ポイント数(累計ポイント数)よりも大きい場合には、エラーページ送信処理に移行して、所定のエラーページを配信した後、当該処理を終了する。
一方、残ポイント数(累計ポイント数)の大きさが変換ポイント数の大きさ以上である場合には、さらに、当該企業Aから企業Cへの変換要求が記憶される図10(a)の変換要求受付けテーブルに、既に該会員カードIDの登録があるか、つまり、既に、変換要求が受付け済みであるか否かを判定し、会員カードIDの登録がある(変換要求が受付け済みである)場合には、エラーページ送信処理に移行して、所定のエラーページを配信した後、当該処理を終了する。
一方、会員カードIDの登録がない(変換要求が受付け済みでない)場合には、該会員カードIDと変換ポイント数とを含む仮決済要求を企業A管理サーバ70に送信する仮決済要求送信処理を実施する。
この仮決済要求の受信に応じて企業A管理サーバ70は、店舗別カード管理データベース(DB)の該受信した仮決済要求に含まれる会員カードIDに対応する利用禁止ポイント数に、該受信した仮決済要求に含まれる変換ポイント数を格納して、当該変換ポイント数の利用を禁止する変換ポイント利用禁止処理を実施した後、該会員カードIDに対応する店舗の会員管理コンピュータ6に対して、受信した仮決済要求に含まれる会員カードIDと変換ポイント数とを含む利用禁止情報を送信する利用禁止情報送信処理を実施することで、該利用禁止情報を受信した会員管理コンピュータ6において、カード管理データベース(DB)の該受信した利用禁止情報に含まれる会員カードIDに対応する利用禁止ポイント数に、該受信した利用禁止情報に含まれる変換ポイント数が格納されることで、当該変換ポイント数の利用が禁止されるようになるとともに、後述するように、該ポイント変換の是非の受付けが実施されるようになる。つまり、会員管理コンピュータ6は、利用禁止ポイント数に記憶されている変換ポイント数を除いた累計ポイント数のみの使用(減算)を許諾する。
一方、ポイント交換管理サーバ100は、仮決済要求送信処理において仮決済要求を送信した後に、該送信した仮決済要求の送信の契機となった変換要求の内容、具体的には、その時点の日付、変換元の会員カードID、変換ポイント数、変換先のクレジットカード番号とを図10(a)の変換要求受付けテーブルに登録(記憶)した後、該変換要求を実施したサイト会員に対して、変換要求の受付けが完了した旨とともに、会員カードを実際に店舗(ガソリンスタンド)にて使用することで、変換したポイントの加算が実行される旨のメッセージを含む図15に示す受付け完了ぺージを送信し、「了解」の選択入力部の選択入力を受付ける完了ページ送信処理を実施して処理を終了する。
これら変換要求を実施した後に、該サイト会員が、自身が会員となっている例えば、ガソリンスタンドAにおいて会員カード50を利用することにより、変換されたポイントが加算される流れについて次に説明すると、給油島ユニット1においてカード発行挿入口10より会員カード50が挿入されると、該挿入された会員カード50の記録情報、具体的には、会員カードIDやカード残額やポイント数等の各情報がカードリーダライタ18により読み出されて制御マイコン20に出力されることにより、制御マイコン20は、該読み出した会員カードIDやカード残額やポイント数を含む来店情報を、SSC3を介して会員管理コンピュータ6に対して送信する。
該来店情報の受信に応じて会員管理コンピュータ6は、使用可否判定処理を実施する。具体的には、受信した来店情報に含まれる会員カードIDが、カード管理データベース(DB)に存在し、その会員カードIDに対応してカード管理データベース(DB)に記憶されている残金額(カード残額)と、累計ポイント数とに、受信した来店情報に含まれるカード残額とポイント数とが一致するか否かを照合し、照合が一致した場合において利用可を示す利用可否情報を返信し、照合が一致しない場合には利用不可を示す利用可否情報を返信する。
そして、会員管理コンピュータ6は、利用可を示す利用可否情報を返信した場合においてのみ、後述する図18のフローに基づく処理に伴い、該受信した来店情報に含まれる会員カードIDに対応するカード管理データベース(DB)の仮加算ポイントの登録が存在するか否かを判定し、仮加算ポイントの登録が存在する場合には、図19のCに移行して、後述するように、これら仮加算ポイントを加算する処理を実行する。
更に、仮加算ポイントの登録が存在しない場合に会員管理コンピュータ6は、該受信した来店情報に含まれる会員カードIDに対応するカード管理データベース(DB)の利用禁止ポイントの登録が存在するか否かを判定し、利用禁止ポイントの登録が存在する場合において、前述した利用可否情報を送信した給油島ユニット1に対して、変換是非の受付けを実施させるための変換是非受付け指示を送信し、該変換是非受付け指示に対する受付け結果情報の受信待ち状態に移行する。尚、利用禁止ポイントの登録が存在しない場合には、図17中のAに進み、当該処理を終了する。
このように、会員管理コンピュータ6から利用可否情報を受信した給油島ユニット1の制御マイコン20は、受信した利用可否情報に基づいて利用可否を判定する。そして、受信した利用可否情報が利用不可を示すものである場合には、該判定において利用不可であると判定し、受付けたカードを返却して処理を終了し、再度、カードや現金の受付け待ち状態に移行する。
一方、受信した利用可否情報が利用可を示すものである場合には、該判定において利用可であると判定し、カード利用を許諾するとともに、その後所定時間に亘り、変換是非受付け指示の受信があるか否かを監視し、該変換是非受付け指示の受信がある場合においては、前述した是非受付け画面をタッチパネル表示部7に表示して、会員からポイント変換の是非を受付ける。
そして、該受付け結果(肯定または否定)を含む受付け結果情報を会員管理コンピュータ6に対して返信した後、通常のカード利用処理に移行する。尚、所定時間が経過しても変換是非受付け指示の受信がない場合にも、該所定時間が経過後に通常のカード利用処理に移行する。
この受付け結果情報の受信に応じて会員管理コンピュータ6は、受信した受付け結果情報に基づき、会員からの受付け結果が変換を肯定するものであるか否かを判定し、該判定結果が肯定でない場合には、当該利用禁止ポイントの登録を削除するとともに、当該利用禁止ポイントに対応する会員カードIDを含む変換取消要求を企業A管理サーバ70に対して送信する変換取消要求送信処理を実施して、企業A管理サーバ70において店舗別カード管理データベース(DB)にて該会員カードIDに対応付けて管理されている利用禁止ポイントを削除させる。更に、企業A管理サーバ70が該受信した変換取消要求をポイント交換管理サーバ100に中継することで、図10(a)の変換要求受付けテーブルに記憶されている当該受信した変換取消要求に含まれる会員カードIDを含む変換要求が、削除されることにより、当該ポイント変換の変換要求が無効とされる(図示略)。
一方、会員からの受付け結果が変換を肯定するものである場合に会員管理コンピュータ6は、カード管理データベース(DB)において当該利用禁止ポイントに対応する累計ポイント数から該利用禁止ポイントの大きさを減算更新し、該利用禁止ポイントの登録を削除するとともに、当該利用禁止ポイントに対応する会員カードIDを含む減算完了情報を企業A管理サーバ70に対して送信する変換元減算処理を実施する。
この減算完了情報の受信に応じて企業A管理サーバ70は、店舗別カード管理データベース(DB)にて該受信した減算完了情報に含まれる会員カードIDに対応付けて管理されている利用禁止ポイントを、該会員カードIDに対応付けて管理されている累計ポイント数から減算更新し、該利用禁止ポイントの登録を削除して店舗別カード管理データベース(DB)を更新した後、該受信した減算完了情報をポイント交換管理サーバ100に中継する。
この減算完了情報の受信に応じてポイント交換管理サーバ100は、まず、変換要求受付けテーブルに該受信した減算完了情報に含まれている会員カードIDに該当する変換要求の登録が存在するか否かを判定し、登録が存在しない場合には、店舗であるガソリンスタンドにおいて不適正なポイント減算が実施された可能性があることを報知するとともに、受信した減算完了情報の送信元の企業A管理サーバ70に対して、該受信した減算完了情報に含まれる会員カードIDを含むエラー通知を送信するエラー発生処理を実施することで、該エラー通知を受信した企業A管理サーバ70並びに該エラー通知が中継された会員管理コンピュータ6において、エラー発生、つまり、不適正なポイント減算が実施された可能性があることが報知される。
一方、変換要求の登録が存在する場合においてポイント交換管理サーバ100は、該受信した減算完了情報に含まれている会員カードIDに対応付けて図10(a)の変換要求受付けテーブルに記憶されている変換先クレジットカード番号と、サーバ管理ID情報データベース(DB)の記憶データとに基づいて、変換先のポイント種別が該種別Bポイントであることを特定するとともに該種別Bポイントを管理する種別Bポイント管理サーバ110のサーバアドレスとを特定し、該特定したサーバアドレスに対して、該変換先クレジットカード番号に格納されているクレジットカード番号と、変換先クレジットカード番号に対応して該変換要求受付けテーブルに記憶されている変換ポイント数が対応する種別Cポイント数である加算ポイント数とを含む加算要求を送信する加算要求送信処理を実施した後、該変換要求を図10(a)の変換要求受付けテーブルから削除するとともに、該変換要求を変換履歴を記憶するための図示しない変換履歴テーブルに登録する変換履歴登録処理を実施して、これらポイント変換に伴う手数料や決済等を実施できるように管理する。
この加算要求を受信に応じて種別Bポイント管理サーバ110は、受信した加算要求に含まれるクレジットカード番号に対応付けて管理しているクレジットポイント(種別Bポイント)に、該受信した加算要求に含まれる加算ポイントを加算更新するポイント加算処理を実施することで、該加算更新後のクレジットポイントを利用できるようになる。
尚、上記説明においては、種別Aポイント(給油ポイント)から種別Bポイント(クレジットポイント)へポイント変換する場合について例示したが、種別Aポイント(給油ポイント)から種別Cポイント(マイルポイント)へポイント変換も同様に実施される。
また、上記説明においては、企業Aの種別Aポイント(給油ポイント)から種別Bポイント(クレジットポイント)へポイント変換する場合について例示したが、企業Bの種別Aポイント(給油ポイント)から種別Bポイント(クレジットポイント)へポイント変換する場合、並びに企業Bの種別Aポイント(給油ポイント)から種別Cポイント(マイルポイント)へポイント変換も同様に実施される。
次に、種別Bポイント(クレジットポイント)或いは種別Cポイント(マイルポイント)から種別Aポイント(給油ポイント)へポイント変換を実施する流れを図18並びに図19に基づいて以下に説明する。尚、図18に示すように、ポイント交換管理サーバ100におけるログイン受付け、サイト会員認証処理は、図16の場合と同一であるので、ここでの説明を省略する。
以下、具体例として、変換元情報入力部の会社名選択部において「企業D」を選択し、変換先情報入力部の会社名選択部において「企業B」を選択して、種別Cポイント(マイルポイント)を種別Aポイント(給油ポイント)に変換する場合について説明する。
変換受付けページの「決定」の選択入力に応じてポイント交換管理サーバ100は、ままず、情報確認処理を実施する。具体的に該情報確認処理においては、変換受付けページの変換元情報入力部におけるID入力部にて受付けた会員番号から、当該会員番号を管理対象としている種別Cポイント管理サーバ120のアドレスを、サーバ管理ID情報データベース(DB)から特定し、該特定した種別Cポイント管理サーバ120に対して、該受付けた会員番号を含む情報出力要求を送信する。
この情報出力要求の受信に応じて種別Cポイント管理サーバ120は、受信した情報出力要求に含まれる会員番号に対応して管理している種別Cポイント(マイルポイント)数を特定し、該特定したる種別Cポイント(マイルポイント)数と当該会員番号を含む会員情報をポイント交換管理サーバ100に返信する。
該返信に応じてポイント交換管理サーバ100は、受信した会員情報と、変換元情報入力部において受付けた種別Cポイント(マイルポイント)数とが一致するか否かを判定する。尚、本実施例では、このように、種別Aポイント(給油ポイント)への変換に際しても、種別Cポイント若しくは種別Bポイントの残ポイント数を受付けて照合するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら残ポイント数の照合を実施しないようにしても良い。
そして、該判定において会員情報(会員番号、残ポイント数)が一致していないときには図示しないエラーページ送信処理に移行して、所定のエラーページを配信した後、当該処理を終了する。
一方、上記判定において会員情報(会員番号、残ポイント数)が一致している場合には、更に、取得した残ポイント数の大きさが変換ポイント数入力部において受付けた変換ポイント数の大きさ以上であるか否かを判定する。
そして、該判定において、残ポイント数(累計ポイント数)の大きさが変換ポイント数の大きさ以上でない場合、つまり、変換ポイント数の大きさが残ポイント数りも大きい場合には、エラーページ送信処理に移行して、所定のエラーページを配信した後、当該処理を終了する。
一方、残ポイント数の大きさが変換ポイント数の大きさ以上である場合には、さらに、当該種別Cポイント(企業D)から種別Aポイント(企業B)への変換要求が記憶される図10(d)の変換要求受付けテーブルに、既に該会員番号の登録があるか、つまり、既に、変換要求が受付け済みであるか否かを判定し、該会員番号の登録がある(変換要求が受付け済みである)場合には、エラーページ送信処理に移行して、所定のエラーページを配信した後、当該処理を終了する。
一方、会員番号の登録がない(変換要求が受付け済みでない)場合には、該会員番号と変換ポイント数とを含む仮決済要求を種別Cポイント管理サーバ120に送信する仮決済要求送信処理を実施するとともに、変換先の企業B管理サーバ70に対して、変換元情報入力部の変換ポイント数入力部にて受付けた変換ポイント数に対応する種別Aポイント(給油ポイント)数である加算ポイント数と、変換先情報入力部において受付けた会員カードIDとを含む仮加算要求を送信する仮加算要求送信処理を実施する。
この仮決済要求の受信に応じて種別Cポイント管理サーバ120は、該受信した仮決済要求に含まれる会員番号に対応する利用禁止ポイント数に(図8参照)、該受信した仮決済要求に含まれる変換ポイント数を格納して、当該変換ポイント数の利用を禁止する変換ポイント利用禁止処理を実施することで、当該変換ポイント数の利用が禁止されるようになる。つまり、種別Cポイント管理サーバ120は、利用禁止ポイント数に記憶されている変換ポイント数を除いたマイルポイント数のみの使用(減算)を許諾する。
また、仮加算要求の受信に応じて企業B管理サーバ70は、カード管理データベース(DB)において受信した仮加算要求に含まれる会員カードIDに対応する仮加算ポイント数に、該受信した仮加算要求に含まれる加算ポイント数を格納(登録)する仮加算ポイント登録処理を実施するとともに、該会員カードIDに対応する店舗の会員管理コンピュータ6(企業Bの場合には1つのみ)に対して、受信した仮加算要求に含まれる会員カードIDと加算ポイント数とを含む仮加算情報を送信する仮加算情報送信処理を実施することで、該仮加算情報を受信した会員管理コンピュータ6において、カード管理データベース(DB)の該受信した仮加算情報に含まれる会員カードIDに対応する仮加算ポイント数に、該受信した仮加算情報に含まれる加算ポイント数が格納(登録)されることで、当該会員カードIDの会員カード50が受付けられた際に、該仮加算ポイント数に格納されている加算ポイント数の加算が実行されるようにセットされる。
一方、ポイント交換管理サーバ100は、仮加算要求送信処理において仮加算要求を送信した後に、該送信した仮加算要求の送信の契機となった変換要求の内容、具体的には、その時点の日付、変換元の会員番号、変換ポイント数、変換先の会員カードIDとを図10(d)の変換要求受付けテーブルに登録(記憶)した後、該変換要求を実施したサイト会員に対して、変換要求の受付けが完了した旨とともに、会員カードを実際に店舗(スタンドC)にて使用することで、変換したポイントの加算が実行される旨のメッセージを含む受付け完了ぺージを送信し、「了解」の選択入力部の選択入力を受付ける完了ページ送信処理を実施して処理を終了する。
これら変換要求を実施した後に、該サイト会員が、自身が会員となっているガソリンスタンドCにおいて会員カード50を利用することにより、変換されたポイントが加算される流れについて、図17並びに図19に基づき次に説明すると、給油島ユニット1においてカード発行挿入口10より会員カード50が挿入されると、該挿入された会員カード50の記録情報、具体的には、会員カードIDやカード残額やポイント数等の各情報がカードリーダライタ18により読み出されて制御マイコン20に出力されることにより、制御マイコン20は、該読み出した会員カードIDやカード残額やポイント数を含む来店情報を、SSC3を介して会員管理コンピュータ6に対して送信する。
該来店情報の受信に応じて会員管理コンピュータ6は、使用可否判定処理を実施する。具体的には、受信した来店情報に含まれる会員カードIDが、カード管理データベース(DB)に存在し、その会員カードIDに対応してカード管理データベース(DB)に記憶されている残金額(カード残額)と、累計ポイント数とに、受信した来店情報に含まれるカード残額とポイント数とが一致するか否かを照合し、照合が一致した場合において利用可を示す利用可否情報を返信し、照合が一致しない場合には利用不可を示す利用可否情報を返信する。
そして、会員管理コンピュータ6は、利用可を示す利用可否情報を返信した場合においてのみ、上述した仮加算情報の受信に応じた、該受信した来店情報に含まれる会員カードIDに対応するカード管理データベース(DB)の仮加算ポイントの登録が存在するか否かを判定し、仮加算ポイントの登録が存在する場合には、図19のCに移行して変換先加算処理を実施する。
具体的に、本実施例の変換先加算処理においては、カード管理データベース(DB)において当該仮加算ポイントに対応する累計ポイント数に該仮加算ポイントに格納されている加算ポイント数を加算更新し、該仮加算ポイントの登録を削除するとともに、当該仮加算ポイントに対応する会員カードIDを含む加算完了情報を企業B管理サーバ70に対して送信する。
この加算完了情報の受信に応じて企業B管理サーバ70は、店舗別カード管理データベース(DB)にて該受信した加算完了情報に含まれる会員カードIDに対応付けて管理されている仮加算ポイント(加算ポイント数)を、該会員カードIDに対応付けて管理されている累計ポイント数に加算更新し、該仮加算ポイントの登録を削除して店舗別カード管理データベース(DB)を更新した後、該受信した加算完了情報をポイント交換管理サーバ100に中継する。
この加算完了情報の受信に応じてポイント交換管理サーバ100は、まず、変換要求受付けテーブルに該受信した加算完了情報に含まれている会員カードIDに該当する変換要求の登録が存在するか否かを判定し、登録が存在しない場合には、店舗であるガソリンスタンドCにおいて不適正なポイント加算が実施された可能性があることを報知するとともに、受信した加算完了情報の送信元の企業B管理サーバ70に対して、該受信した加算完了情報に含まれる会員カードIDを含むエラー通知を送信するエラー発生処理を実施することで、該エラー通知を受信した企業B管理サーバ70並びに該エラー通知が中継された会員管理コンピュータ6において、エラー発生、つまり、不適正なポイント加算が実施された可能性があることが報知される。
一方、変換要求の登録が存在する場合においてポイント交換管理サーバ100は、該受信した加算完了情報に含まれている会員カードIDに対応付けて図10(d)の変換要求受付けテーブルに記憶されている変換元会員番号と、サーバ管理ID情報データベース(DB)の記憶データとに基づいて、変換元のポイント種別が該種別Cポイントであることを特定するとともに該種別Cポイントを管理する種別Cポイント管理サーバ120のサーバアドレスとを特定し、該特定したサーバアドレスに対して、該変換元会員番号に格納されている会員番号を含む本決済要求を送信する本決済要求送信処理を実施した後、該変換要求を図10(d)の変換要求受付けテーブルから削除するとともに、該変換要求を変換履歴を記憶するための図示しない変換履歴テーブルに登録する変換履歴登録処理を実施して、これらポイント変換に伴う手数料や決済等を実施できるように管理する。
この本決済要求を受信に応じて種別Cポイント管理サーバ120は、受信した本決済要求に含まれる会員番号に対応する利用禁止ポイントの登録が存在するか否かを判定し、利用禁止ポイントの登録が存在しない場合には、不適正なポイント加算が実施された可能性があることを報知するエラー発生処理を実施する一方、利用禁止ポイントの登録が存在する場合には、該利用禁止ポイントに対応するマイルポイント(種別Cポイント)から、該利用禁止ポイントを減算更新する利用禁止ポイント減算更新処理を実施することで、変換に使用された利用禁止ポイントが、変換元のポイント数から減算される。
尚、上記説明では、種別Cポイント(マイルポイント)から企業Bの種別Aポイント(給油ポイント)へのポイント変換を例示したが、種別Bポイント(クレジットポイント)から企業Bの種別Aポイント(給油ポイント)へのポイント変換も同様に実施される。
また、上記説明においては、種別Cポイント(マイルポイント)から企業Bの種別Aポイント(給油ポイント)へのポイント変換を例示したが、種別Cポイント(マイルポイント)から企業Aの種別Aポイント(給油ポイント)へのポイント変換も同様に実施されるとともに、種別Bポイント(クレジットポイント)から企業Aの種別Aポイント(給油ポイント)へのポイント変換も同様に実施される。
以上、本実施例によれば、推定または盗用した会員カードID(会員識別情報)を用いて第三者が変換要求をポイント交換サイトにおいて実施しても、会員カード50(会員記録媒体)自体が店舗であるガソリンスタンドA,B,Cにおいて給油島ユニット1(会員記録媒体処理装置)にて受付けられない限り、第2ポイント数である種別Bポイント数或いは種別Cポイント数への加算が実施されず、第三者は不正に種別Bポイント数或いは種別Cポイント数(第2ポイント数)を取得することができないので、これら第三者の成りすましによる被害を極力防止することができる。
さらには、これら変換ポイントの加算が、店舗であるガソリンスタンドA,B,Cにおいて給油島ユニット1(会員記録媒体処理装置)にて会員カード50が受付られることで実施されるので、ガソリンスタンドA,B,Cへの来店を喚起することができるようになる。
また、本実施例によれば、給油島ユニット1(会員記録媒体処理装置)においてポイント変換の是非の受付け、該受付け結果がポイント変換を肯定するものである場合においてのみ、種別Aポイントである累計ポイント数からの、変換対象第1ポイント数となる利用禁止ポイントの減算が実施されるようになるので、第三者が自分が使用できるポイントを取得できなくても悪戯をすることにより会員に被害が発生することを回避できる。
また、本実施例によれば、サイト会員より、最終利用日および残ポイント数(ポイント残数)とを受付け、これら最終利用日および残ポイント数(ポイント残数)とを照合することにより、実際に会員カード50(会員記録媒体)を所持していない第三者の成りすましによる被害を、より確実に防止することができる。
また、本実施例によれば、給油島ユニット1(会員記録媒体処理装置)において会員カード50が未だ受付けられていない状態においては、ポイント変換サイトにおいて1回の変換要求しかできないので、第三者の成りすましにより繰返し変換要求が実施されることによって被害が拡大することを、極力防止することができる。
また、本実施例によれば、本発明の第1ポイントとなる種別Aポイント(給油ポイント)を第2ポイントとなる種別Bポイント(クレジットポイント)や種別Cポイント(マイルポイント)に変換する場合に加えて、第2ポイントである種別Bポイント(クレジットポイント)や種別Cポイント(マイルポイント)を第1ポイントである種別Aポイント(給油ポイント)に変換する場合においても、会員カード50(会員記録媒体)自体が店舗であるガソリンスタンドA,B,Cにおいて給油島ユニット1(会員記録媒体処理装置)にて受付けられない限り、第1ポイントである種別Aポイント(給油ポイント)への加算が実施されないようになるので、第三者の成りすましによる被害を極力防止することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、管理サーバ70が、企業A管理サーバ70と企業B管理サーバ70の複数から構成されていることから、これら各管理サーバ70とポイント交換管理サーバ100とを個別のサーバコンピュータにて形成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、管理サーバ70が、企業A管理サーバ70のみである場合であって、当該企業Aが会員に対してポイント交換サービスを実施する場合においては、管理サーバ70とポイント交換管理サーバ100とを同一のサーバコンピュータにて形成するようにしても良い。
また、同様に、種別Bポイントの付与機関であるクレジット会社若しくは種別Cポイントの付与機関である航空会社が、ガソリンスタンドを運営する企業Aや企業Bの給油ポイントへのポイント交換サービスを実施する場合にあっては、種別Bポイント管理サーバ110や種別Cポイント管理サーバ120とポイント交換管理サーバ100とを同一のサーバコンピュータにて形成するようにしても良い。
また、前記実施例では、第2ポイントである種別Bポイント(クレジットポイント)や種別Cポイント(マイルポイント)の第1ポイントである種別Aポイント(給油ポイント)への変換要求の受付けも、ポイント交換管理サーバ100において実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの変換要求の受付けを、例えば、種別Bポイント管理サーバ110や種別Cポイント管理サーバ120において受付けて、該受付けた変換要求を種別Bポイント管理サーバ110や種別Cポイント管理サーバ120がポイント交換管理サーバ100に対して送信するようにしても良い。
また、前記実施例では、ポイント交換管理サーバ100を、種別Bポイント管理サーバ110や種別Cポイント管理サーバ120と直接接続するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、既に、これら種別Bポイント管理サーバ110と種別Cポイント管理サーバ120とのポイント交換を実施する交換用サービス用サーバが運用されている場合には、これら交換用サービス用サーバとポイント交換管理サーバ100とを接続するようにしても良い。
また、前記実施例では、給油島ユニット1(会員記録媒体処理装置)においてポイント変換の是非を会員(サイト会員)から受付けるようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらポイント変換の是非を給油島ユニット1(会員記録媒体処理装置)において受付けない構成としても良い。
また、前記実施例では、ポイント変換要求の受付けに際して、会員カード50に表示されている最終利用日やポイント数やカード残額を受付けて該受付け情報を照合するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの情報を全く受付けない構成としても良いし、受付ける場合においても、最終利用日のみ、またはポイント数のみ、またはカード残額のみを受付けて照合するようにしても良い。
また、前記実施例では、未変換の変換要求が1つのみに限りポイント交換サイトにおいて変換要求が受付けされるようになっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら変換要求を所定数、例えば3つまで等のように、複数可能とし、会員カード50の受付けにおいて、これら複数の変換要求によるポイントの加算や減算を、一度に実施するようにしても良い。
また、前記実施例では、変換要求受付けテーブルに登録した変換要求を、期限を区切ることなく有効としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら変換要求受付けテーブルに登録した変換要求を、所定期間、例えば1週間が経過したときに、無効として削除するようにしても良い。
また、前記実施例では、第2ポイントである種別Bポイント(クレジットポイント)や種別Cポイント(マイルポイント)の第1ポイントである種別Aポイント(給油ポイント)への変換も可能とされているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら第2ポイントである種別Bポイント(クレジットポイント)や種別Cポイント(マイルポイント)の第1ポイントである種別Aポイント(給油ポイント)への変換機能を有しない構成としても良い。
また、前記実施例では、店舗としてセルフガソリンスタンドを例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらガソリンスタンドをフルサービスのガソリンスタンドとしても良いし、その他の店舗、例えば、ビデオレンタル店やスーパー等の店舗であっても良い。
また、前記実施例では、会員記録媒体である会員カードとしてリライトカードを使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら会員記録媒体としては、リライト表示部52を有しない通常の磁気カードや、ICカードであっても良い。
本発明の実施例におけるポイント交換システムを示すシステム構成図である。 本発明の実施例のガソリンスタンドにて用いたセルフ給油システムの構成を示す図である。 本発明の実施例に用いた給油島ユニットを示す正面図である。 本発明の実施例に用いた給油島ユニットの構成を示すブロック図である。 (a)は、本発明の実施例に用いた会員管理コンピュータにおけるカード管理データベースを示す図であり、(b)は、本発明の実施例に用いた会員管理コンピュータにおける会員情報データベースを示す図である。 (a)は、本発明の実施例に用いた企業A(B)管理サーバにおける全会員情報データベースを示す図であり、(b)は、本発明の実施例に用いた企業A(B)管理サーバにおける店舗別カード管理データベースを示す図である。 本発明の実施例に用いた種別Bポイント管理サーバにおけるポイント管理データベースを示す図である。 本発明の実施例に用いた種別Cポイント管理サーバにおけるポイント管理データベースを示す図である。 (a)は、本発明の実施例に用いたポイント交換管理サーバにおけるサイト会員情報データベースを示す図であり、(b)は、ポイント交換管理サーバにおけるサーバ管理ID情報データベースを示す図である。 (a)〜(d)は、本発明の実施例に用いたポイント交換管理サーバにおける変換要求受付けテーブルを示す図である。 本発明の実施例に用いた会員カードを示す図である。 本発明の実施例に用いたポイント交換管理サーバによるポイント交換サイトのサイト会員登録ぺージを示す図である。 本発明の実施例に用いたポイント交換管理サーバによるポイント交換サイトのログインぺージを示す図である。 発明の実施例に用いたポイント交換管理サーバによるポイント交換サイトのポイント変換受付けページを示す図である。 発明の実施例に用いたポイント交換管理サーバによるポイント交換サイトの受付け完了ページを示す図である。 本発明の実施例におけるポイント交換システムにおける処理内容を示すフロー図である。 本発明の実施例におけるポイント交換システムにおける処理内容を示すフロー図である。 本発明の実施例におけるポイント交換システムにおける処理内容を示すフロー図である。 本発明の実施例におけるポイント交換システムにおける処理内容を示すフロー図である。
符号の説明
1 給油島ユニット
2 給油機
3 セルフシステムコントローラ(SSC)
4 POS端末
5 カードリーダライタ
6 会員管理コンピュータ
7 タッチパネル表示部
8 スピーカ
9 操作パネル
10 カード発行挿入口
11 紙幣投入口
12 タッチパネルドライバ
13 透明タッチパネル
14 液晶表示装置
15 表示ドライバ
16 音声合成部
17 紙幣識別ユニット
18 カードリーダライタ
19 インターフェイス部
20 制御マイコン
21 通信装置
22 通信部
23 記憶部
50 会員カード
52 リライト表示部
54 プリペイド表示領域
55 メッセージ情報表示領域
56 会員情報表示領域
57 ポイント表示部
70 企業A,B管理サーバ
100 ポイント交換管理サーバ
110 種別Bポイント管理サーバ
120 種別Cポイント管理サーバ

Claims (5)

  1. 店舗に設置され、店舗に来店した会員を特定可能な会員特定情報が記録された会員記録媒体を受付け、該受付けた会員記録媒体の会員特定情報を含む来店情報を送信する会員記録媒体処理装置と、
    前記会員記録媒体処理装置にデータ通信可能に接続され、該会員記録媒体処理装置において前記会員記録媒体を受付けたことに基づいて、当該会員記録媒体を発行した第1付与機関により当該会員に付与された第1ポイント数を、当該会員記録媒体に記録されている前記会員識別情報に対応付けて管理する第1ポイント管理装置と、
    前記第1付与機関と異なる第2付与機関により付与された第2ポイント数を、該第2ポイント数を所有する所有者を特定可能な所有者特定情報に対応付けて管理する第2ポイント管理装置と、
    前記第1ポイント管理装置並びに前記第2ポイント管理装置とともに前記会員がアクセスに使用するアクセス端末とデータ通信可能に接続され、該アクセス端末から前記会員識別情報と変換対象とする第1ポイント数である変換対象第1ポイント数と該変換対象第1ポイント数に対応する第2ポイント数である加算ポイントの加算対象を特定するための前記所有者特定情報とを含む変換要求の受付けに基づいて、前記第1ポイントの前記第2ポイントへの変換を行うポイント交換装置と、
    から成るポイント交換システムであって、
    前記ポイント交換装置は、
    前記変換要求の受付けに応じて、該受付けた変換要求に含まれる変換対象第1ポイント数が、該変換要求に含まれる会員識別情報に対応付けて前記第1ポイント管理装置に管理されている第1ポイント数以下であるか否かを判定する変換可否判定手段と、
    該変換可否判定手段における判定結果が前記第1ポイント管理装置に管理されている第1ポイント数以下であるとの判定結果であることを条件に、前記第1ポイント管理装置に対して、該受付けた変換要求に含まれる会員識別情報と変換対象第1ポイント数とを含む仮決済要求を送信する仮決済要求送信手段と、
    該仮決済要求の送信の契機となった変換要求を記憶する変換要求記憶手段と、
    を備え、
    前記第1ポイント管理装置は、
    前記仮決済要求の受信に応じて該受信した仮決済要求に含まれる会員識別情報に対応付けて管理している第1ポイント数の内、該受信した仮決済要求に含まれる変換対象第1ポイント数の利用を禁止する禁止手段と、
    前記来店情報の受信に応じて該受信した来店情報に含まれる会員識別情報が、前記禁止手段にて利用が禁止されている変換対象第1ポイント数が存在する会員識別情報であるか否かを判定する決済対象者判定手段と、
    該決済対象者判定手段にて変換対象第1ポイント数が存在する会員識別情報であるとの判定結果であることを条件に、該変換対象第1ポイント数を当該第1ポイント数から減算するとともに、該会員識別情報を含む減算完了情報を前記ポイント交換装置に対して送信する変換元減算処理を行う変換元減算処理手段と、
    を備え、
    前記ポイント交換装置は、
    前記減算完了情報の受信に応じて該受信した減算完了情報に含まれる会員識別情報が前記変換要求記憶手段に記憶されていることを条件に、該会員識別情報に対応付けて前記変換要求記憶手段に記憶されている前記所有者特定情報並びに変換対象第1ポイント数に対応する加算ポイント数とを含む加算要求を前記第2ポイント管理装置に対して送信する加算要求送信手段を備え、
    前記第2ポイント管理装置は、前記加算要求の受信に応じて該受信した加算要求に含まれる所有者特定情報に対応付けて管理している第2ポイント数に、該受信した加算要求に含まれる加算ポイント数を加算する、
    ことを特徴とするポイント交換システム。
  2. 前記第1ポイント管理装置は、前記決済対象者判定手段にて変換対象第1ポイント数が存在する会員識別情報であるとの判定結果であるときに、該会員識別情報の会員記録媒体を受付けた会員記録媒体処理装置に対してポイント変換の是非の受付け指示を送信する是非受付け指示送信手段を備え、
    前記会員記録媒体処理装置は、前記是非の受付け指示の受信に応じてポイント変換の是非の受付け、該受付け結果を含む受付け結果情報を前記第1ポイント管理装置に返信する受付け結果情報送信手段を備え、
    前記変換元減算処理手段は、さらに、受信した受付け結果情報がポイント変換を肯定するものであることを条件に、前記変換元減算処理を実施することを特徴とする請求項1に記載のポイント交換システム。
  3. 前記会員記録媒体は、最終利用日および/またはポイント残数とを書き換え表示可能なリライト記録部を備え、
    前記ポイント交換装置は、前記変換要求として、前記最終利用日および/またはポイント残数を更に受付け、
    前記第1ポイント管理装置は、前記第1ポイント数とともに前記来店情報の受信に基づく各会員の最終利用日を管理し、
    前記変換可否判定手段は、前記受付けた変換要求に含まれる最終利用日および/またはポイント残数が、該変換要求に含まれる会員識別情報に対応付けて前記第1ポイント管理装置に管理されている最終利用日および/または第1ポイント数に一致するか否かを照合し、
    前記仮決済要求送信手段は、前記変換可否判定手段による照合が一致することを更なる条件として前記仮決済要求を送信することを特徴とする請求項1または2に記載のポイント交換システム。
  4. 前記変換可否判定手段は、受付けた変換要求に含まれる会員識別情報が前記変換要求記憶手段に記憶されているか否かを判定し、
    前記仮決済要求送信手段は、前記変換可否判定手段による判定結果が、受付けた変換要求に含まれる会員識別情報が前記変換要求記憶手段に記憶されていないとの判定結果であることを更なる条件として前記仮決済要求を送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のポイント交換システム。
  5. 前記ポイント交換装置は、
    前記アクセス端末から前記所有者特定情報と変換対象とする第2ポイント数である変換対象第2ポイント数と該変換対象第2ポイント数に対応する第1ポイント数である加算ポイント数の加算対象を特定するための会員識別情報とを含む第二変換要求の受付けに応じて、該受付けた第二変換要求に含まれる変換対象第2ポイント数が、該第二変換要求に含まれる所有者特定情報に対応付けて前記第2ポイント管理装置に管理されている第2ポイント数以下であるか否かを判定する第二変換可否判定手段と、
    該第二変換可否判定手段における判定結果が前記第2ポイント管理装置に管理されている第2ポイント数以下であるとの判定結果であることを条件に、前記第1ポイント管理装置に対して、該受付けた第二変換要求に含まれる会員識別情報並びに前記加算ポイント数とを含む仮加算要求を前記第1ポイント管理装置に対して送信するとともに、前記第2ポイント管理装置に対して、該受付けた第二変換要求に含まれる所有者特定情報と変換対象第2ポイント数とを含む第二仮決済要求を送信する第二仮要求送信手段と、
    該第二仮決済要求の送信の契機となった第二変換要求を記憶する第二変換要求記憶手段と、
    を備え、
    前記第2ポイント管理装置は、前記第二仮決済要求の受信に応じて該受信した第二仮決済要求に含まれる所有者特定情報に対応付けて管理している第2ポイント数の内、該受信した第二仮決済要求に含まれる変換対象第2ポイント数の利用を禁止する禁止手段を備え、
    前記第1ポイント管理装置は、
    前記仮加算要求の受信に応じて該受信した仮加算要求を記憶する仮加算要求記憶手段と、
    前記来店情報に含まれる会員識別情報が、前記仮加算要求記憶手段に記憶されている会員識別情報であるか否かを判定する加算対象者判定手段と、
    該加算対象者判定手段における判定結果が、前記仮加算要求記憶手段に記憶されている会員識別情報であるとの判定結果であることを条件に、該会員識別情報とともに前記仮加算要求記憶手段に記憶されている加算ポイント数を、該会員識別情報に対応付けて管理している第1ポイント数に加算するとともに、該会員識別情報を含む加算完了情報を前記ポイント交換装置に対して送信する変換先加算処理を行う変換先加算処理手段と、
    を備え、
    前記ポイント交換装置は、前記加算完了情報の受信に応じて該受信した加算完了情報に含まれる会員識別情報が前記第二変換要求記憶手段に記憶されていることを条件に、該会員識別情報に対応付けて前記第二変換要求記憶手段に記憶されている所有者特定情報を含む本決済要求を前記第2ポイント管理装置に対して送信する本決済要求送信手段を備え、
    前記第2ポイント管理装置は、前記本決済要求の受信に応じて該受信した本決済要求に含まれる所有者特定情報が、前記禁止手段にて利用が禁止されている変換対象第2ポイント数が存在する所有者特定情報であることを条件に、該変換対象第2ポイント数を減算する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポイント交換システム。
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