JP2005075019A - 車両のリヤタイヤ用巻込防止装置 - Google Patents

車両のリヤタイヤ用巻込防止装置 Download PDF

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Toru Iizuka
徹 飯塚
Akimori Watanabe
亮衛 渡辺
Hirokazu Okuyama
宏和 奥山
Taiichi Ashida
泰一 芦田
Masakatsu Kagawa
正勝 香川
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Abstract

【課題】右左折時に車両と接触して転倒した物体の一部がサイドガードの下をくぐり抜けてリヤタイヤの下に巻き込まれてしまうことを確実に防止し得る車両のリヤタイヤ用巻込防止装置を提供する。
【解決手段】リヤタイヤ3前方または後方位置に、該リヤタイヤ3下方への物体6の一部6aの巻き込みを防ぐために、下部を前方へ向け所定傾斜角度で屈曲させた板状のガード7を配設する。また駐車する場合に 駐車場のタイヤ止め6’の巻き込みを防ぐために、リヤタイヤ3後方位置に、リヤフェンダ4bの下部にヒンジを介してガード7を、該ガードが物体に接触した際にリヤタイヤ3側に回動してリヤタイヤ3に当接するように配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のリヤタイヤ用巻込防止装置に関するものである。
一般に、大型トラック等の車両においては、右左折時に仮に歩行者等と接触した場合、転倒した歩行者等がリヤタイヤの下に巻き込まれてしまうことを防ぐために、荷台下の両側部にサイドガードが配設されている。
又、前記車両の後部に普通乗用車等が衝突した際に、該普通乗用車等が車両の下にもぐり込むことを防止するために、車両の後部における車体フレームに、取付アームを介してリヤバンパを取り付けたものがある。(例えば、特許文献1参照。)
特開平8−142782号公報
しかしながら、前述の如き荷台下の両側部に配設されたサイドガードでは、右左折時に車両と接触して転倒した歩行者の手足等、身体の一部がリヤタイヤの下に巻き込まれてしまう可能性があり、充分なものとは言えなかった。
又、特許文献1に開示されているような装置では、あくまでも普通乗用車等を対象としているため、車両を後退させた際に、車両と接触して転倒した歩行者等がリヤタイヤの下に巻き込まれてしまうことは防止できなかった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、右左折時に車両と接触して転倒した物体の一部がサイドガードの下をくぐり抜けてリヤタイヤの下に巻き込まれてしまうことを確実に防止し得、又、後退時に車両と接触して転倒した物体がリヤタイヤの下に巻き込まれてしまうことを確実に防止し得る車両のリヤタイヤ用巻込防止装置を提供しようとするものである。
本発明は、リヤタイヤ前方位置に、該リヤタイヤ下方への物体の一部の巻き込みを防ぐためのガードを配設したことを特徴とする車両のリヤタイヤ用巻込防止装置にかかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
右左折時に大型トラック等の車両が仮に物体と接触した場合、転倒した物体の一部は、サイドガードの下をくぐり抜けたとしても、ガードによって前方へ押されつつはじき出される形となり、リヤタイヤの下に巻き込まれてしまう心配はなくなる。
前記車両のリヤタイヤ用巻込防止装置においては、下部を前方へ向け所要傾斜角度で屈曲させた板状部材によってガードを形成することができ、このようにすると、前方へ物体をよりはじき出しやすくすることが可能となる。
又、本発明は、リヤタイヤ後方位置に、該リヤタイヤ下方への物体の巻き込みを防ぐためのガードを配設したことを特徴とする車両のリヤタイヤ用巻込防止装置にかかるものである。
このようにすると、後退時に大型トラック等の車両が仮に物体と接触した場合、転倒した歩行者等の物体は、ガードによって後方へ押されつつはじき出される形となり、リヤタイヤの下に巻き込まれてしまう心配はなくなる。
前記リヤタイヤ後方位置にガードを配設した車両のリヤタイヤ用巻込防止装置においては、下部を後方へ向け所要傾斜角度で屈曲させた板状部材によってガードを形成することができ、このようにすると、後方へ物体をよりはじき出しやすくすることが可能となる。
又、前記リヤタイヤ後方位置にガードを配設した車両のリヤタイヤ用巻込防止装置においては、リヤタイヤの後側に設けられたリヤフェンダの下部にヒンジを介してガードを、該ガードが物体に接触した際にリヤタイヤ側へ回動してリヤタイヤに当接するよう取り付けることが有効であり、このようにすると、後退時に大型トラック等の車両が仮に物体と接触した場合、転倒した物体がガードに接触し、該ガードがヒンジ部分を支点として回動し、リヤタイヤと当接する位置まで押される形となるが、ガードはその位置で停止し、物体がリヤタイヤの下に巻き込まれてしまうことを阻止する一方、タイヤ止めにリヤタイヤを当てて駐車する際には、ガードがタイヤ止めに接触することによってヒンジ部分を支点として回動し、リヤタイヤと当接する位置まで押される形となるが、ガードはその位置で停止するため、ガードを破損したりせずに、タイヤ止めに相当する位置で車両を駐車させることが可能となる。
本発明の請求項1記載の車両のリヤタイヤ用巻込防止装置によれば、右左折時に車両と接触して転倒した物体の一部がサイドガードの下をくぐり抜けてリヤタイヤの下に巻き込まれてしまうことを確実に防止し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の請求項2記載の車両のリヤタイヤ用巻込防止装置によれば、下部を前方へ向け所要傾斜角度で屈曲させた板状部材によってガードを形成したことにより、前方へ物体をよりはじき出しやすくできるという優れた効果を奏し得る。
本発明の請求項3記載の車両のリヤタイヤ用巻込防止装置によれば、後退時に車両と接触して転倒した物体がリヤタイヤの下に巻き込まれてしまうことを確実に防止し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の請求項4記載の車両のリヤタイヤ用巻込防止装置によれば、下部を後方へ向け所要傾斜角度で屈曲させた板状部材によってガードを形成したことにより、後方へ物体をよりはじき出しやすくできるという優れた効果を奏し得る。
本発明の請求項5記載の車両のリヤタイヤ用巻込防止装置によれば、リヤタイヤと当接する位置で停止するガードにより、後退時に車両と接触して転倒した物体がリヤタイヤの下に巻き込まれてしまうことをより確実に防止し得、更にタイヤ止めに対する駐車も支障なく行うことができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1及び図2は本発明を実施する形態の第一の例であって、1は大型トラック等の車両、2は車両1の荷台、3はリヤタイヤ、4a,4bはリヤフェンダ、5はリヤフェンダ4aの前側に位置するよう荷台2下の両側部に配設されたサイドガードであり、リヤタイヤ3前方位置に、該リヤタイヤ3下方への物体6の一部6aの巻き込みを防ぐためのガード7を配設したものである。
本図示例の場合、前記ガード7は、下部を前方へ向け所要傾斜角度で屈曲させた板状部材によって形成し、リヤフェンダ4aの下部に固定するようにしてある。
尚、前記ガード7とリヤタイヤ3との隙間は、約30[mm]以上取るようにし、又、前記ガード7と路面との隙間(地上高)は、90[mm]以上取るようにしてある。
次に、上記図示例の作用を説明する。
右左折時に大型トラック等の車両1が仮に歩行者等の物体6と接触した場合、転倒した歩行者等の物体6の手足等、身体の一部6aは、サイドガード5の下をくぐり抜けたとしても、ガード7によって前方へ押されつつはじき出される形となり、リヤタイヤ3の下に巻き込まれてしまう心配はなくなる。
こうして、右左折時に車両1と接触して転倒した歩行者等の物体6の一部6aがサイドガード5の下をくぐり抜けてリヤタイヤ3の下に巻き込まれてしまうことを確実に防止し得る。
図3は本発明を実施する形態の第二の例であって、図中、図1及び図2と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、リヤタイヤ3後方位置に、該リヤタイヤ3下方への歩行者等の物体6の巻き込みを防ぐためのガード7を配設したものである。
本図示例の場合、前記ガード7は、下部を後方へ向け所要傾斜角度で屈曲させた板状部材によって形成し、リヤフェンダ4bの下部に固定するようにしてある。
尚、第二の例においても、第一の例と同様、前記ガード7とリヤタイヤ3との隙間は、約30[mm]以上取るようにし、又、前記ガード7と路面との隙間(地上高)は、90[mm]以上取るようにしてある。
後退時に大型トラック等の車両1が仮に歩行者等の物体6と接触した場合、転倒した歩行者等の物体6は、ガード7によって後方へ押されつつはじき出される形となり、リヤタイヤ3の下に巻き込まれてしまう心配はなくなる。
こうして、図3に示す第二の例の場合、後退時に車両1と接触して転倒した歩行者等の物体6がリヤタイヤ3の下に巻き込まれてしまうことを確実に防止し得る。
図4〜図6は本発明を実施する形態の第三の例であって、図中、図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図3に示すものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図4〜図6に示す如く、リヤタイヤ3の後側に設けられたリヤフェンダ4bの下部にヒンジ8を介してガード7を、該ガード7が物体6に接触した際にリヤタイヤ3側へ回動してリヤタイヤ3に当接するよう取り付けた点にある。
前記ヒンジ8には、ガード7を図4に示す如くリヤフェンダ4bから略垂下する位置に保持するためのねじりコイルスプリング等の弾性部材(図示せず)が内蔵されている。
図4〜図6に示す第三の例においては、通常時、ガード7は、図4に示す如く、リヤフェンダ4bから略垂下する位置に保持され、第二の例の場合と同様、ガード7とリヤタイヤ3との隙間は、約30[mm]以上とされ、又、ガード7と路面との隙間(地上高)は、90[mm]以上とされている。
ここで、後退時に大型トラック等の車両1が仮に歩行者等の物体6と接触した場合、転倒した歩行者等の物体6がガード7に接触し、図5に示す如く、該ガード7がヒンジ8部分を支点として回動し、リヤタイヤ3と当接する位置まで押される形となるが、ガード7はその位置で停止し、歩行者等の物体6がリヤタイヤ3の下に巻き込まれてしまうことを阻止する。
一方、タイヤ止め6’にリヤタイヤ3を当てて駐車する際には、ガード7がタイヤ止め6’に接触することによってヒンジ8部分を支点として回動し、図6に示す如く、リヤタイヤ3と当接する位置まで押される形となるが、ガード7はその位置で停止するため、ガード7を破損したりせずに、タイヤ止め6’に相当する位置で車両1を駐車させることが可能となる。
こうして、図4〜図6に示す第三の例の場合、リヤタイヤ3と当接する位置で停止するガード7により、物体6がリヤタイヤ3の下に巻き込まれてしまうことをより確実に防止し得、更にタイヤ止め6’に対する駐車も支障なく行うことができる。
尚、本発明の車両のリヤタイヤ用巻込防止装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の第一の例の側面図である。 本発明を実施する形態の第一の例の斜視図である。 本発明を実施する形態の第二の例の側面図である。 本発明を実施する形態の第三の例の側面図である。 本発明を実施する形態の第三の例において、ガードが物体に接触した際の状態を示す側面図である。 本発明を実施する形態の第三の例において、ガードが物体としてのタイヤ止めに接触した際の状態を示す側面図である。
符号の説明
1 車両
2 荷台
3 リヤタイヤ
4a リヤフェンダ
4b リヤフェンダ
5 サイドガード
6 物体
6a 一部
6’ タイヤ止め
7 ガード
8 ヒンジ

Claims (5)

  1. リヤタイヤ前方位置に、該リヤタイヤ下方への物体の一部の巻き込みを防ぐためのガードを配設したことを特徴とする車両のリヤタイヤ用巻込防止装置。
  2. 下部を前方へ向け所要傾斜角度で屈曲させた板状部材によってガードを形成した請求項1記載の車両のリヤタイヤ用巻込防止装置。
  3. リヤタイヤ後方位置に、該リヤタイヤ下方への物体の巻き込みを防ぐためのガードを配設したことを特徴とする車両のリヤタイヤ用巻込防止装置。
  4. 下部を後方へ向け所要傾斜角度で屈曲させた板状部材によってガードを形成した請求項3記載の車両のリヤタイヤ用巻込防止装置。
  5. リヤタイヤの後側に設けられたリヤフェンダの下部にヒンジを介してガードを、該ガードが物体に接触した際にリヤタイヤ側へ回動してリヤタイヤに当接するよう取り付けた請求項3又は4記載の車両のリヤタイヤ用巻込防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108263332A (zh) * 2018-03-01 2018-07-10 孔慧 车轮免碾压隔离装置
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