JPH06247240A - 車両の衝撃吸収装置 - Google Patents

車両の衝撃吸収装置

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Publication number
JPH06247240A
JPH06247240A JP6143393A JP6143393A JPH06247240A JP H06247240 A JPH06247240 A JP H06247240A JP 6143393 A JP6143393 A JP 6143393A JP 6143393 A JP6143393 A JP 6143393A JP H06247240 A JPH06247240 A JP H06247240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
vehicle
front bumper
frame
bumper
Prior art date
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Pending
Application number
JP6143393A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Miyamoto
隆夫 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP6143393A priority Critical patent/JPH06247240A/ja
Publication of JPH06247240A publication Critical patent/JPH06247240A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝突時にフロントバンパーが受ける衝撃のエ
ネルギーを確実に吸収して乗用車の潜り込みを有効に防
止する。 【構成】 フロントバンパー18がステップステー26
を介してステップ22に接続され、またフロントバンパ
ー18とフレーム14との間隔Dがステップ22のタイ
ヤ接触部28とフロントタイヤ24との間隔dよりも大
きく設定されている。乗用車の追突時に、フロントバン
パー18はフレーム14に接触する前にステップ22を
介してフロントタイヤ24に弾性的に接触し、フロント
バンパー18の後方への移動量が制限されて乗用車の潜
り込みを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等が大型トラッ
クに衝突した際の衝撃を吸収する車両の衝撃吸収装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両には、車両が衝突した際に
車体の衝撃を少なくするためにバンパーが装着されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、大型トラック
に乗用車が衝突した際の事故の様子を検討すると、大型
トラックのバンパーだけでは乗用車の侵入を防止するこ
とができないで、乗用車が大型トラックのタイヤにまで
潜り込んで停止しているケースがある。
【0004】本発明の目的は、上記の問題点を回避し、
フロントバンパーが受ける衝撃時のエネルギーを確実に
吸収することができる装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、車両のフレームにブラケットを介して取
付けられたフロントバンパーとこのフレームにブラケッ
トを介して取付けられたステップとを備えた車両におい
て、フロントバンパーはステップステーを介してステッ
プに接続され、ステップは車両のフロントタイヤに対向
するタイヤ接触部を備え、且つフロントバンパーとフレ
ームとの間隔はステップのタイヤ接触部とフロントタイ
ヤとの間隔よりも大きく設定されていることを特徴とす
る車両の衝撃吸収装置を提供することにある。
【0006】
【作用】このように、フロントバンパーがステップステ
ーを介してステップに接続され、フロントバンパーとフ
レームとの間隔がステップのタイヤ接触部とフロントタ
イヤとの間隔よりも大きく設定されていると、車両が前
方の大型車等に追突した場合に、フロントバンパーはフ
レームに向けて後退するが、このフロントバンパーがフ
レームに接触する前にステップを介してフロントタイヤ
に弾性的に接触するので、衝突時の衝撃がフロントタイ
ヤによって吸収されてフロントバンパーの変形が防止さ
れ、またフロントバンパーの後方への移動量が制限され
て車両の潜り込みを防止することができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明
すると、図1及び図2は本発明に係る衝撃吸収装置10
を備えた車両12を示し、この車両12は、その車体を
構成するフレーム14にブラケット16を介して取付け
られたフロントバンパー18と、このフレーム14にブ
ラケット20を介して取付けられたステップ22とを備
えている。フレーム14とブラケット16、20との間
及びフロントバンパー18とブラケット16との間はボ
ルト締めによって固定されている。尚、図1及び図2に
おいて符号24はフロントタイヤである。
【0008】特に図2に示すように、フロントバンパー
18は、ステップステー26を介してステップ22に接
続され、このステップ22は、フロントタイヤ24に対
向するタイヤ接触部28を備えている。図示の実施例で
は、このタイヤ接触部28は、図1から解るように、フ
ロントタイヤ24の円弧に相応する円弧状の接触板28
Aから成っている。ステップステー26とフロントバン
パー18との間、ステップステー26とステップ22と
の間及びステップと接触板28Aとの間は溶接によって
固定されている。
【0009】また、図2に示すように、フロントバンパ
ー18とフレーム14の先端との間隔Dは,ステップ2
2のタイヤ接触部28とフロントタイヤ24の正面との
間隔dよりも大きく設定されている。
【0010】次に、本発明の車両の衝撃吸収装置の動作
をのべると、車両12が前方から走行してきた乗用車と
衝突した場合、フロントバンパー18がその衝撃で後退
するが、このフロントバンパー18は、ステップステー
26を介してステップ22に接続されているので、ステ
ップ22も一緒に後退する。
【0011】既にのべたように、フロントバンパー18
とフレーム14との間隔Dは、ステップ22のタイヤ接
触部28とフロントタイヤ24との間隔dよりも大きく
設定されているので、フロントバンパー18が後退する
際に、このフロントバンパー18は、フレーム14に接
触する前に、ステップ22を介してフロントタイヤ24
に弾性的に接触するため、車両の衝突時の衝撃がフロン
トタイヤ24によって吸収され、フロントバンパー18
の初期の変形はそれ以上進むことはない。また、フロン
トバンパー18は、フロントタイヤ24との接触によっ
てその後方への移動量が制限されるので、乗用車が前方
の大型車に潜り込むのを防止することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、フロン
トバンパーがステップステーを介してステップに接続さ
れ、フロントバンパーとフレームとの間隔がステップの
タイヤ接触部とフロントタイヤとの間隔よりも大きく設
定されているので、車両が前方の大型車等に追突した場
合に、フロントバンパーはフレームに接触する前にステ
ップを介してフロントタイヤに弾性的に接触し、衝突時
の衝撃をフロントタイヤによって吸収することができ、
またフロントバンパーの後方への移動量が制限されて車
両の潜り込みを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衝撃吸収装置を備えた車両の要部
の斜視図である。
【図2】本発明の衝撃吸収装置の要部の平面図である。
【符号の説明】
10 衝撃吸収装置 12 車両 14 フレーム 16 ブラケット 18 フロントバンパー 20 ブラケット 22 ステップ 24 フロントタイヤ 26 ステップステー 28 タイヤ接触部 D フロントバンパーとフレームとの間の間隔 d ステップのタイヤ接触部トフロントタイヤとの間の
間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B60J 5/04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフレームにブラケットを介して取
    付けられたフロントバンパーと前記フレームにブラケッ
    トを介して取付けられたステップとを備えた車両におい
    て、前記フロントバンパーはステップステーを介して前
    記ステップに接続され、前記ステップは前記車両のフロ
    ントタイヤに対向するタイヤ接触部を備え、且つ前記フ
    ロントバンパーと前記フレームとの間隔は前記ステップ
    のタイヤ接触部と前記フロントタイヤとの間隔よりも大
    きく設定されていることを特徴とする車両の衝撃吸収装
    置。
JP6143393A 1993-02-26 1993-02-26 車両の衝撃吸収装置 Pending JPH06247240A (ja)

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JP6143393A JPH06247240A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 車両の衝撃吸収装置

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