JP2005132218A - 巻込防止装置 - Google Patents

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JP2005132218A
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Masakatsu Kagawa
正勝 香川
Akimori Watanabe
亮衛 渡辺
Kohei Shimazaki
耕平 島崎
Shinichi Oku
慎一 奥
Yujiro Shibata
雄二郎 柴田
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Abstract

【課題】前車輪に適した巻込防止装置を提供する。
【解決手段】先端部分が前車輪の前方の車側寄り位置とそのボディ中心寄りの上方位置の間を揺動し得るようにキャブ1下側のベース3に枢支したアーム7,8と、アーム7,8の先端部分に装着され且つアーム7,8が車側寄りに偏倚した際にキャブ1側方へ突出し得るガード11と、アーム7を揺動させるモータ12とを備えている。
車両の左折あるいは右折に際し、モータ12によりアーム7,8を揺動させ、その先端部分に装着したガード11を外向き操舵位置に転向した前車輪の前方へ振り出し、前車輪が路面G上の物体を巻き込まないようする。
【選択図】図1

Description

本発明は巻込防止装置に関するものである。
トラックやトレーラなどのように車側下部がボディパネルで覆われていない車両では、板状、すのこ状、網状、あるいは棒状のサイドガードを前後の車輪の間に設けて、車両の右左折時に、歩行者や二輪車の搭乗者が後車輪に巻き込まれないようにしている。
また、車両が後退する際に、当該車両の後方側に位置している人や物体の安全性を確保するための巻込防止装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−142782号公報
しかしながら、車両の前車輪による歩行者などの巻き込みを抑止可能な手段は、今まで提案されていない。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、前車輪に適した巻込防止装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、先端部分が車輪前方の車側寄り位置とそのボディ中心寄りの上方位置の間を揺動し得るようにボディの付帯部材に枢支したリンケージと、当該リンケージの先端部分に装着され且つリンケージが車側寄りに偏倚した際にボディ側方へ突出し得るガードと、リンケージを揺動させる入出用アクチュエータとを備えている。
請求項2に記載の発明は、先端部分が車輪前方の車側寄り位置とそのボディ中心寄りの上方位置の間を揺動し得るようにボディの付帯部材に枢支したリンケージと、当該リンケージの先端部分に装着され且つリンケージが車側寄りに偏倚した際にボディ側方へ突出し得るガードと、リンケージを揺動させる入出用アクチュエータと、前記の付帯部材を左右に転向させる調整用アクチュエータとを備えている。
請求項3に記載の発明は、一端部をガードに連結し且つ他端部をボディの付帯部材に連結した屈折可能なストッパを有し、リンケージの先端部分が車側寄りまで移動した際に、ストッパが直線状になるように構成している。
請求項1に記載の発明では、車両の左折あるいは右折に際し、入出用アクチュエータによってリンケージを揺動させ、その先端部分に装着したガードをボディ中心側から外向き操舵位置に転向した車輪の前方へ振り出し、該車輪が路面上の物体を巻き込まないようにする。
また、車両が左折あるいは右折した後に、入出用アクチュエータによってリンケージを揺動させ、ガードをボディ中心側へ引き込んで格納する。
請求項2に記載の発明では、車両の左折あるいは右折に際し、入出用アクチュエータによってリンケージを揺動させ、その先端部分に装着したガードをボディ中心側から外向き操舵位置に転向した車輪の前方へ振り出し、調整用アクチュエータによってガードの姿勢を車輪の向きに追従させ、該車輪が路面上の物体を巻き込まないようにする。
また、車両が左折あるいは右折した後に、調整用アクチュエータによってガードの姿勢を車輪の向きに追従させて定常状態に戻し、入出用アクチュエータによってリンケージを揺動させ、ガードをボディ中心側へ引き込んで格納する。
請求項3に記載の発明では、ガードとボディの付帯部材の間に介在しているストッパが直線状になって、車両外方へのガードの振り出しを規制する。
(1)請求項1に記載の発明においては、車輪の外向き操舵位置の前方へガードを振り出すので、車両の左折あるいは右折に際して、車輪による路面上の物体の巻き込みを抑止できる。
(2)請求項2に記載の発明においては、車輪の外向き操舵位置の前方へガードを振り出し、当該ガードの姿勢を車輪の向きに追従させるので、車両の左折あるいは右折に際して、車輪による路面上の物体の巻き込みをより確実に抑止できる。
(3)請求項3に記載の発明においては、車両外方へのガードの過大な振り出しを規制するので、当該ガードと車両から離れた位置にある物体との干渉を回避できる。
(4)更に、万が一、物体がぶつかった際にはストッパもガードと同様な役割を果たすので、車輪の前方側をより大きな範囲で覆うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図示例とともに説明する。
図1乃至図3は本発明の巻込防止装置の実施の形態の第1の例を示すものであり、この巻込防止装置は、キャブ1の左右にあるステップ2の下部に設けたベース3と、車幅方向に並び且つ先端部分が前車輪4の前方の車側寄り位置(図1の下側、図2の下側参照)とそのキャブ1中心寄り上方位置(図1の上側、図2の上側参照)の間を揺動し得るように基端部分を前記ベース3にピン5,6により枢支した一対のアーム7,8と、上縁部分にアーム7,8の先端部分をピン9,10により枢支したガード11と、一方のアーム7を揺動させるモータ12と、当該モータ12の制御に用いる振出検知スイッチ13及び格納検知スイッチ14とを備えている。
ピン5,6の間隔とピン9,10の間隔は等しく設定され、また、ピン5,9の間隔とピン6,10の間隔も等しく設定され、ベース3、アーム7,8及びガード11により、ベース3を固定節とする平行四辺形リンクを形成している。
ガード11の外形は、アーム7,8の先端部分が路面Gに近接した際に、その車側寄り部分がキャブ1の外方へ向けて突出し、アーム7,8の先端部分がベース3に近接した際に、その全体がバンパ15の下縁よりも上側に位置するように設定され、板状、格子状、すのこ状、あるいは網状のいずれでもよい。
更に、左右のそれぞれのガード11の姿勢は、当該ガード11にぶつかった物体を車両の側方へ押し退けることができるように、やや斜め前方を向いている。
振出検知スイッチ13はリミットスイッチであり、ガード11の車側寄り部分がキャブ1の外方へ振り出される位置までアーム8が回動した際に、振出検知信号を出力する。
格納検知スイッチ14はリミットスイッチであり、ガード11全体がバンパ15の下縁よりも上側に格納される位置までアーム7が回動した際に、格納検知信号を出力する。
これらのスイッチ13,14からの信号に基づき、ガード11を振り出すとき、または格納するときのモータ12の過回転を防ぐようにする。
この巻込防止装置では、車両の左折あるいは右折に際し、車両が進む方向のステップ2の下方のモータ12によりアーム7,8を、その先端部分が路面Gに近接し且つ車側寄りに偏倚するように回動させると、ガード11が路面Gに近接しながら、外向き操舵位置に転向する前車輪4の前方へ振り出され、当該前車輪4による路面G上の物体の巻き込みを抑止できる。
車両が左折あるいは右折した後に、上記のモータ12によりアーム7,8を、その先端部分がベース3に近接するように回動させると、ガード11がキャブ1中心側へ向かって引き込まれながら、ベース3の至近へ上昇してバンパ15の背面側に格納される。
また、キャブ1内部にインジケータを設け、振出検知スイッチ13からの振出検出信号や格納検知スイッチ14からの格納検出信号によって当該インジケータを作動させるようにすれば、ガード11の位置を搭乗者に告知することができる。
図4及び図5は本発明の巻込防止装置の実施の形態の第2の例を示すものであり、先に説明した図1乃至図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
この巻込防止装置では、下方へ突出する回転軸16を有するモータ17をステップ2の下部に装着し、回転軸16にベース3を締結している。
この巻込防止装置では、車両の左折あるいは右折に際し、車両が進む方向のステップ2の下方のガード11を、先に述べたように、外向き操舵位置に転向する前車輪4の前方へ振り出すときに、モータ17によってベース3を前車輪4の操舵角度に応じて転向させると、ガード11が前車輪4の前方を覆い、当該前車輪4による路面G上の物体の巻き込みを確実に抑止できる(図4下側、図5下側参照)。
車両が左折あるいは右折した後、ガード11をバンパ15の背面側へ格納する際には、上記のモータ12によりガード11の姿勢をやや斜め前方を向いた状態に戻す(図4上側、図5上側参照)。
図6は本発明の巻込防止装置の実施の形態の第3の例を示すものであり、先に説明した図1乃至図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
この巻込防止装置では、ガード11とベース3の間に、アーム18,19をピン20によって連結した屈折可能なストッパ21を組み込んでいる。
ストッパ21は、その一端部がピン22を介してガード11の車側寄り部分に枢支され、他端部がアーム8と共用のピン6でベース3に枢支されている。
ピン20,22の間隔とピン20,6の間隔は、各アーム7,8の先端部分が車側寄りに偏倚してガード11が振り出された状態になってときに、アーム18,19が直線的に連なり、また、ガード11がバンパ15背面側に格納されることを阻止しないように設定してある。
すなわち、アーム18,19が直線的になるとガード11に振り出しが規制され、当該ガード11と車両から離れた位置にある物体との干渉を回避できる。
更に、万が一、物体がぶつかった際にはストッパ21もガード11と同様な役割を果たすので、前車輪4の前方側をより大きな範囲で覆うことができる。
なお、本発明の巻込防止装置は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更を加え得ることは勿論である。
本発明の巻込防止装置は、様々な車種に適用することができる。
本発明の巻込防止装置の実施の形態の第1の例を後方から見た概念図である。 図1に関連するガードの移動状態を平面的に見た概念図である。 図1に関連する車両(トラック)の部分斜視図である。 本発明の巻込防止装置の実施の形態の第2の例を後方から見た概念図である。 図4に関連するガードの移動状態を平面的に見た概念図である。 本発明の巻込防止装置の実施の形態の第3の例を後方から見た概念図である。
符号の説明
1 キャブ(ボディ)
3 ベース(付帯部材)
4 前車輪(車輪)
7 アーム(リンケージ)
8 アーム(リンケージ)
11 ガード
12 モータ(入出用アクチュエータ)
17 モータ(調整用アクチュエータ)
21 ストッパ

Claims (3)

  1. 先端部分が車輪前方の車側寄り位置とそのボディ中心寄りの上方位置の間を揺動し得るようにボディの付帯部材に枢支したリンケージと、当該リンケージの先端部分に装着され且つリンケージが車側寄りに偏倚した際にボディ側方へ突出し得るガードと、リンケージを揺動させる入出用アクチュエータとを備えてなることを特徴とする巻込防止装置。
  2. 先端部分が車輪前方の車側寄り位置とそのボディ中心寄りの上方位置の間を揺動し得るようにボディの付帯部材に枢支したリンケージと、当該リンケージの先端部分に装着され且つリンケージが車側寄りに偏倚した際にボディ側方へ突出し得るガードと、リンケージを揺動させる入出用アクチュエータと、前記の付帯部材を左右に転向させる調整用アクチュエータとを備えてなることを特徴とする巻込防止装置。
  3. 一端部をガードに連結し且つ他端部をボディの付帯部材に連結した屈折可能なストッパを有し、リンケージの先端部分が車側寄りに偏倚した際に、ストッパが直線状になるように構成した請求項1または請求項2のいずれかに記載の巻込防止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101222618B1 (ko) * 2011-08-03 2013-01-21 신혜정 화물차의 능동형 방호 프로텍터
DE102012006534A1 (de) * 2012-03-29 2013-10-02 Gm Global Technology Operations, Llc Fahrzeug mit Überfahrschutz

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101222618B1 (ko) * 2011-08-03 2013-01-21 신혜정 화물차의 능동형 방호 프로텍터
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