JP2005073366A - 光ファイバー用配線器具及びその施工方法 - Google Patents

光ファイバー用配線器具及びその施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバケーブルの信号伝送特性を損なうことなく、光ファイバーケーブルを容易に光コンセントの光ファイバー用レセプタクルに接続することができ、また施工者によるばらつきの無い均一な施工が容易に行える光ファイバー用配線器具及びその施工方法を提供することにある。
【解決手段】光ファイバー用配線器具は、取付穴の正面に取り付けられる取付枠8と、該取付枠8を前面側から覆う化粧プレート70と、取付枠8に取け付けられる光コンセント1と、この光コンセント1の光ファイバー様レセプタクル4に接続する光ファイバーケーブルを固定し且つ光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で巻回する巻き取り体5と、巻き取り体5を保持する共にボディ2に着脱自在に取り付ける保持体6とから成る。
【選択図】図1

Description

本発明は、造営物の壁裏や床下等に導入された光ファイバーケーブルを接続する光コンセントを用いた光ファイバー用配線器具及びその施工方法に関するものである。
造営物の壁面に埋設されたボックス内に造営物を貫通させた光ファイバーケーブルを導入し、埋め込み型の電気用の配線器具と同様に規格化された取付枠により前記ボックスに取り付ける光コンセントからなる光ファイバー用配線器具が従来、提供されている。(特許文献1)
特許第2793183号公報(第1図(a))
上記のような壁面に埋設したボックスに光コンセントを取り付ける光ファイバー用配線器具では、光ファイバーケーブルの信号伝送特性を損なわず、光通信の特性を満足させるために、光ファイバーケーブルの余長処理に手間がかかり、施工が複雑なっていた。また、余長処理や光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径を確保することを考慮するために通常の配線器具に用いるボックスより大きなサイズのものを用いていた。
本発明は、光ファイバケーブルの信号伝送特性を損なうことなく、光ファイバーケーブルを容易に光コンセントの光ファイバー用レセプタクルに接続することができ、また施工者によるばらつきのない均一な施工が容易に行え、その上部品点数が少なくコストを低減できる光ファイバー用配線器具及びその施工方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の光ファイバー用配線器具の発明では、造営構造物の外面に開口した取付穴に取り付けられるコンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体外部に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備えた光コンセントと、前記造営構造物の内側に配線されて前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを固定し且つ光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で巻回する巻き取り体と、前記コンセント本体に設けられ、前記巻き取り体を前記造営構造物の内側で保持する保持体とから成ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、光ファイバーケーブルの信号伝送特性を損なうことなく余長処理が行えるものであって、光ファイバーケーブルを光コンセントの光ファイバー用レセプタクルに接続することが容易に行え、施工者によるばらつきのない均一な施工が行える上施工が容易に行える。
請求項2の光ファイバー用配線器具の発明では、請求項1の発明において、前記保持体には前記巻き取り体を収納保持する収納部を備えていることを特徴とする。
請求項2の光ファイバー用配線器具の発明によれば、巻き取り体に巻回した光ファイバーケーブルが外向きの弾性力による巻回径のふくらむのを防ぐとともに、光ファイバーケーブルの保護が図れ、そのため施工時に起こり得る光ファイバーケーブルの損傷を防止できて、光通信の信頼性を向上させることができる。
請求項3の光ファイバー用配線器具の発明では、請求項2の発明において、前記巻き取り体に巻回された前記光ファイバーケーブルの外向き弾性力に抗する前記収納部の内周面の曲率半径を、光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上を維持できる曲率半径としていることを特徴とする。
請求項3の光ファイバー用配線器具の発明によれば、巻き取り体に巻回した光ファイバーケーブルが外向きの弾性力により巻回径のふくらむのを防ぎことができる上にその巻回径を許容最小曲率半径以上に少なくとも維持できるため信号伝送特性を損なわせることがなく、また保持体の収納部のスペースを必要最小限に小さくすることができ、その結果保持体を収納する取付穴の大きさを小さくすることができる。
請求項4の光ファイバー用配線器具の発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において、前記巻き取り体から前記光ファイバー用レセプタクルまで前記光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上を維持しながら光ファイバーケーブルを誘導する誘導路を備えていることを特徴とする。
請求項4の光ファイバー用配線器具によれば、許容最小曲率半径を維持しながら光ファイバーケーブルを光ファイバー用レセプタクプル側へ導出して接続することができ、そのため信号伝送特性を損なうことなく、光通信の信頼性を確保できる。
請求項5の光ファイバー用配線器具の発明では、請求項4の発明において、前記保持体と該保持体に保持された前記巻き取り体とに連続するように前記誘導路を形成していることを特徴とする。
請求項5の光ファイバー用配線器具の発明によれば、巻き取り体と保持体の2部品で最小曲率半径を維持する誘導路を形成できるため、一部品では形成が困難な形状を実現でき、そのため信号伝送特性を損なうことなく、光通信の信頼性を確保できる。
請求項6の光ファイバー用配線器具の発明では、請求項5の発明において、前記巻き取り体には、前記光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径を有する外周面に前記光ファイバーケーブルを巻回する円柱状の巻き胴部と、この巻き胴部に巻回された前記光ファイバーケーブルを前記保持体側へ導出する誘導路用の導出溝を備えていることを特徴とする。
請求項6の光ファイバー用配線器具の発明によれば、左右何れの方向にも光ファイバーを巻回することができて巻回方向に制限がなく、余長処理の施工が容易となる。
請求項7の光ファイバー用配線器具の発明では、請求項1乃至6の何れかの発明において、前記巻き取り体には取っ手を備えていることを特徴とする。
請求項7の光ファイバー用配線器具の発明によれば、巻き取り体が持ち易くなり、光ファイバーの巻回作業が容易に行える。
請求項8の光ファイバー用配線器具の発明では、造営構造物の外面に開口した取付穴に取り付けられるコンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体外部に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備えた光コンセントと、前記造営構造物の内側に配線されて前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを固定し且つ光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で巻回する巻き取り体と、前記光ファイバーケーブルを相互間に亘しながら光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で8の字に巻回する一対の巻き取り部を有する巻き取り体と、該巻き取り体を前記造営構造物の内側で前記コンセント本体に保持させる保持手段とから成ることを特徴とする。
請求項8の光ファイバー用配線器具の発明によれば、光ファイバーケーブルの信号伝送特性を損なうことなく余長処理が行えるものであって、光ファイバーケーブルを光コンセントの光ファイバー用レセプタクルに接続することが容易に行え、施工者によるばらつきのない均一な施工が行える上施工が容易に行え、その上巻き取り体では8の字に光ファイバーケーブルを巻回するため、巻回時に生じる光ファイバーケーブルの捻れを抑えることができ、余長処理がし易くなる。
請求項9の光ファイバー用配線器具の発明では、請求項8の発明において、前記巻き取り体には前記コンセント本体に固定する固定手段を備えていることを特徴とする。
請求項9の光ファイバー用配線器具の発明によれば、巻き取り体を取付穴内に収納し易くなり、そのため施工性が向上する。
請求項10の光ファイバー用配線器具の発明では、コンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体外部に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備え、造営物の床下の取付穴に配置される光コンセントと、前記床下に配線され、前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを巻回する巻き取り体と、前記光ファイバーケーブルの張力止め手段と、前記巻き取り体及び前記張力止め手段を取り付け、前記床下内に付設されるプレート体とから成ることを特徴とする。
請求項10の光ファイバー用配線器具の発明によれば、光ファイバーケーブルの信号伝送特性を損なうことなく余長処理が行えるものであって、光ファイバーケーブルを光コンセントの光ファイバー用レセプタクルに接続することが容易に行え、施工者によるばらつきのない均一な施工が行える上施工が容易に行え、しかも張力止め手段で光ファイバーケーブルの張力止めを図りつつ巻き取り体をプレートに固定できるため、光ファイバーケーブルに張力がかかって断線するなどのトラブルを防ぐことができるフロアコンセント型の光ファイバー用配線器具を提供できる。
請求項11の光ファイバー用配線器具の施工方法の発明では、造営構造物の外面に開口した取付穴に取り付けられるコンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体外部に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備えた光コンセントと、前記造営構造物の内側に配線されて前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを固定し且つ光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で巻回する巻き取り体と、前記コンセント本体に設けられ、前記巻き取り体を前記取付穴を介して前記造営構造物の内側で保持する保持体と、から構成される光ファイバー用配線器具の施工方法において、
前記取付穴に導入せる前記光ファイバーケーブルの先部の外被を剥離した光ファイバー心線を前記コンセント本体に取り付けられる前の光ファイバー用レセプタクルに接続する過程と、
前記巻き取り体に設けられた巻き胴部の第1の巻き取り部位に光ファイバーケーブルの先部の外被部位を固定するとともに、この第1の巻き取り部位に隣接する第2の巻き取り部位に前記光ファイバー心線を光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上を保持しつつ巻回し、第2の巻き取り部位に設けられた導出溝内に前記光ファイバー心線を導いて前記巻き取り体から余長部分を導出する過程と、
前記巻き取り体を前記保持体に取り付け、この取り付け後に前記コンセント本体の背部に前記光ファイバー用レセプタクルと前記保持体を順次取り付ける過程と、
前記コンセント本体に取り付けた前記保持体と前記光ファイバーケーブルとを前記取付穴に収納するとともに、前記コンセント本体を予め取り付けている前記取付枠を前記取付穴の正面開口部に固定する過程と、から成ることを特徴とする。
請求項11の光ファイバー用配線器具の施工方法の発明によれば、施工者によるばらつきの無い均一な施工が行える。
請求項12の光ファイバー用配線器具の施工方法の発明では、請求項11の発明において、前記保持体を前記コンセント本体に取り付けた後、前記巻き取り体から出ている光ファイバーケーブルの外被部分を前記保持体に巻き付けて前記光ファイバーケーブルの余長部分を短くしながら、この取り付け後に前記保持体と前記光ファイバーケーブルとを前記取付穴内に収納することを特徴とする。
請求項12の発明によれば、取付穴内に導入している光ファイバーケーブルの余長分をできるだけ短くしながら保持体を取付穴内に収納することができる。
請求項13の光ファイバー用配線器具の施工方法の発明では、請求項11又は12の発明において、前記巻き取り体の少なくとも第2の巻き取り部の表面が滑りやすく加工された面であることを特徴とする。
請求項13の光ファイバー用配線器具の施工方法によれば、光ファイバー用レセプタクルに接続されている光ファイバーケーブルの引っ張り力に対して、巻き取り体の第2の巻き取り部に巻回されている光ファイバー心線が回転して張力を緩和することができ、そのため施工の信頼性向上とともに信号伝送特性の劣化を防止できる。
請求項14の光ファイバー用配線器具の施工方法の発明では、造営構造物の外面に開口した有底の取付穴に取り付けられるコンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体外部に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備えた光コンセントと、前記造営構造物の内側に配線されて前記取付穴内に導入され、前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを固定し且つ光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で巻回する巻き取り体と、前記コンセント本体に設けられ、前記巻き取り体を前記前記構造物の内側で保持する保持体とから構成される光ファイバー用配線器具の施工方法において、前記取付穴に導入した前記光ファイバーケーブルの先部の外被を剥離した光ファイバー心線を前記コンセント本体に取り付けられる前の光ファイバー用レセプタクルに接続する過程と、柔軟性を有し且つ弾性復帰力を有する材質からなる前記巻き取り体に前記光ファイバーを巻回するとともに前記巻き取り体から前記光ファイバー心線の余長部分を導出する過程と、前記光ファイバー用レセプタクルを前記コンセント本体の背部に取り付け、この取り付け後前記巻き取り体と前記光ファイバーケーブルの外被部分の余長部位とを前記取付穴に収納するとともに、前記コンセント本体を予め取り付けている前記取付枠を前記取付穴の正面開口部に固定する過程と、から成ることを特徴とする。
請求項14の光ファイバー用配線器具の施工方法の発明によれば、施工者によるばらつきの無い均一な施工が行え、取付穴内で光ファイバーケーブルを保護できるとともに、巻き取り体の形状が自己変形して取付穴内のスペースに対応できる。
光ファイバー用配線器具の発明は、光ファイバーケーブルの信号伝送特性を損なうことなく余長処理が行えるものであって、光ファイバーケーブルを光コンセントの光ファイバー用レセプタクルに接続することが容易に行え、施工者によるばらつきの無い均一な施工が行える上施工が容易に行えるという効果がある。
以下本発明を実施形態により説明する。
(実施形態1)
本実施形態の光ファイバー用配線器具は、図1に示すようにJISで規格化された大角形の1個モジュールの配線器具を3個取り付けることができる樹脂製取付枠8と、この取付枠8に対して取り付けることができる3個モジュールの寸法で形成されたボディ2及びボディ2の前面部に開閉自在に枢支されるカバー3からなるコンセント本体とカバー3に図2に示す光ファイバー用レセプタクル4とで構成される光コンセント1と、光ファイバー用レセプタクル4に接続する光ファイバーケーブル32を巻回する巻き取り体5と、この巻き取り体5を保持する保持体6と、取付枠8に対応する化粧プレート70とで構成される。
光コンセント1の主構成部材であるコンセント本体をカバー3とで構成するボディ2は図3,図4に示すように上下、左右の四方が周壁7a〜7cにより囲まれ、上側の略半分を前後方向に開口し、下側の略半分には背部2aを一体形成した合成樹脂成形体からなり、左右の周壁7a、7aの前側外面の上下位置には取付枠8の係止部10に係止させるための対の被係止爪9,9をそれぞれ一体形成している。また上側の周壁7bの前面部にはカバー3の回動軸20(図7参照)を回動自在に支持する軸受部11を前方へ突出形成している。
また下側の周壁7cの前端部の両側には所定間隔を空けて前方へ一対の突出部12,12を膨出形成し、この突出部12,12の間には下側の背部2aの下端より前方へ一体延長して形成した弾性片13の先部に設けた押しボタン14を介在させるとともに、この押しボタン14の操作面と突出部12,12の前面をほぼ同一高さとしてある。またこの押しボタン14と弾性片13の境界部にはカバー3の下端部中央に突出形成している係止突片15を係脱自在に係止する係止孔16を設けてある。また背部2aの上端部付近の背面の両側には上記の保持体6を支持するための支持部17、17を一体に形成している。この支持部17,17には相対向する側面と下端とが開口した係止溝18,18をそれぞれ形成しており、この係止溝18,18を利用して後述するように保持体6を背部2aの背面に着脱自在に取り付けるようになっている。
カバー3は合樹脂成形体からなり、図5,図6に示すように長方形状の前面部3aと、この前面部3aの背面両側から後方へ延長形成した脚部19,19と、上端部の両側に上方へ突出形成された軸保持部22、22とからなり、前面部3aの背面側と脚部19,19間の空間部で光ファイバー用レセプタクル4を収納保持する収納部を構成している。また軸保持部22,22は対向面に回動軸20の両端を支持する軸孔21を貫通形成したもので、この軸保持部22,22間にボディ2側の軸受部11を介在させ、一方の軸保持部22の軸孔21、軸受部11の軸受凹部11a、他方の軸保持部22の軸孔21に回動軸20を挿通させることで、カバー3の上端部を回動自在にボディ2に枢支するようになっている。
脚部19,19の前面部3a側の基端と先端との間の中間部位には内向きに、光ファイバー用レセプタクル4のハウジング40の背面に当接する支持片23を突出形成している。一方前面部3aは両脚部19,19間の背面に光ファイバー用レセプタクル4のハウジング40の前面に当接するリブ24を形成し、また背面の下端部には光ファイバー用レセプタクル4のハウジング40の先端に当接する突片26を突出形成し、更にリブ24の下部にはハウジン40の前面に当接する段部25を形成している。そして、これら支持片23,リブ24,突片26、段部25によって、前面部3aと脚部19,19とにより囲まれた空間からなる収納部に光ファイバー用レセプタクル4を収納保持するようになっている。
光ファイバー用レセプタクル4は、図2に示すように合成樹脂成形体からなる直方体状の中空部材をハウジング40として用い、このハウジング40は先部(カバー3に取り付けたときに下部となる)側の外周面を後部(カバー3に取り付けたときには上部となる)側の外周面より突出させ、また内部においては隔壁41により内部空間を左右に仕切り、それぞれの空間部の中間を光ガイド筒体28を収納する収納部42とし、また空間部の前部側をプラグ接続部43とし、後部側をケーブル接続部44としている。光ガイド筒体28は中央部を左右に突出させ、その突出部28a,28aの先端面を収納部42の左右の内壁面に当接させ、また突出部28a,28aの上下面に形成した被係止用凹凸部29を、収納部42の上下内壁面に形成した係止用凹凸部30に係止させることで収納部42内に固定保持されるようなっている。また突出部28a,28aの前面には光ファイバー用プラグ(図示せず)のハウジングに係止する係止爪31a,31aを先端に設けた弾性突片31,31を一体に形成してあり、また後面には光ファイバーケーブル32の先端部に設けた接続具32aに係止する係止爪33a,33aを設けた弾性突片33,33を一体に形成している。
さてプラグ接続部43は後述する光ファイバー用プラグ(図示せず)を差し込むためのものであって、このプラグ接続部43に光ファイバー用プラグ(図示せず)が差し込み接続されることで光ガイド筒体28のガイド孔28bを介して光ファイバーケーブル32と、光ファイバー用プラグ(図示せず)に接続されている光ファイバーケーブル(図示せず)との間が光結合されるようになっている。そして光ファイバー用プラグ(図示せず)を接続していない非使用状態では、光ファイバーケーブル32を介して送られてくるレーザー光がプラグ接続部43側に漏出することになるため、外部への漏出を防止する保護扉35をそれぞれのプラグ接続部43の開口43a内に設けてある。この保護扉35は左右2枚の扉体35a,35aからなり、各扉体35aは一側端が軸体36で回動自在に枢支されるとともに捻りばね37の付勢で開口43aを閉じる方向に回動力が与えられるようになっており、非使用時は左右の2枚の扉体35a、35aの先端が重なった状態で開口43aを閉塞している(図2(a)、(b)の上側のプラグ接続部43)。そして光ファイバー用プラグ(図示せず)が開口43aより差し込まれる際にその差し込み力により両扉体35a,35aは捻りばね37の付勢力に抗してプラグ接続部43の奥側へ押されてプラグ接続部43の左右内壁面に当接する位置までそれぞれが回動し、開口43aを開くことになる。尚状態を分かりやすくするために、図2(a)、(b)では下側のプラグ接続部43において保護扉35が開いた状態を示しているが、実際には光ファイバー用プラグ(図示せず)が差し込まれなければ保護扉35は開かない。
次に本実施形態の光コンセント1の組み立てについて説明する。
まずカバー3をボディ2に組み付けるに当たっては、図7(a)(b)に示すように中央部38aをコ字状に折り曲げ形成し、両端部には捻り部38b、38bを形成したばね体38をボディ3に装着する。この場合ボディ2の軸受部11の下面側に中央部38aの中央片を係止するとともに両端の捻り部38b、38bを軸受部11の両端部の裏側に形成した孔39を介して軸受部11の両端の裏部に形成せる凹所11b内に嵌め込み、軸受部11の軸受凹部11aの両端と捻り部38b、38bの透孔とを連通させる。
次にカバー3の軸保持部22,22間に軸受部11を介在させるようにボディ2の前面側にカバー3を配置して一方の軸保持部22の軸孔21から一方の捻り部38bの透孔、軸受部11の軸受凹部11a、他方の捻り部38bの透孔、他方の軸保持部22の軸孔21に回動軸20を挿入する。ここで回動軸20は挿入側一端から他端近くまでの直径を軸孔21,軸受凹部11aの内径よりもやや細い直径とすることで挿通を可能にしているが、図7(c)に示すように他端部20aの直径を軸孔21の内径よりも太い径とするとともに外面にローレット20bの加工を施しており、この他端部20aが最終的に軸孔21に圧入されることで回動軸20はカバー3に固定される。
またばね体38の捻り部38b,38bから延長された各延長部38c、38cはカバー3の前面部3aの背面に弾接してカバー3をボディ2の前部から前方へ突出させる方向に回動させる付勢力を与えるようになっている。
このようにしてカバー3は、ばね体38により回転軸20を中心として下端側がボディ2の前面部より前方へ突出する方向に回動する付勢力が与えられる状態でボディ2に上端部が枢支される。このとき脚部19,19の先部をボディ2の背部2aの両側に設けている長角孔2bによりボディ2の背方へ突出させる。
さてかようにボディ2に枢支されたカバー3に光ファイバー用レセプタクル4を取り付ける当たっては、光ファイバー用レセプタクル4をプラグ接続部43が下側となるように脚部19,19間に挿置し、プラグ接続部43部位のハウジング40の先端を前面部3aの下部裏面に突設してある突片26に当接させるとともにプラグ接続部43部位のハウジング40の前面部を段部25に当て、且つプラグ接続部43より後方のハウジング40の外面を脚部19のリブ24と支持片23との間で挟持させる(図8(a)(b)参照)。
このようにボディ2にカバー3を装着し、カバー3に光ファイバー用レセプタクル4を取り付けることで本実施形態の光コンセント1が完成される。図8(a)はね体38の付勢力に抗してカバー3をボディ2の前部側に回動させカバー3の下端の係止突片15先端を弾性片13の弾性力を利用して押しボタン14の係止孔16に係止させた状態を示しており、このときカバー3は前面部3aの前面をボディ2の突出部12の前面と同一高さとした状態に保持され、前面部3aの背方に取り付けた光ファイバー用レセプタクル4はボディ2内に収納された状態となる。この状態が非使用状態となる。そして押しボタン14を弾性片13の弾性力を利用して下向きかげんに押し操作すると、係止突片15の先端が係止孔16から離脱し、これによりカバー8はばね体38の付勢力により回動軸20を中心として図において反時計方向に回動して、上端部から下端部にかけて前面部3aが下り傾斜するようにボディ2の前部より前方へ突出することになり、下端部とボディ2の前部との間から光ファイバー用レセプタクル4のプラグ接続部43が図8(b)に示すように下向きに外部に臨むことになる。尚カバー3の回動角は脚部19、19の先端外面にそれぞれ設けた突起19a,19aがボディ2の背部2aの両側の長角孔2bの背面側開口縁に当たることで規制される。この状態がプラグ接続を行う使用状態となる。
而してばね体38と弾性片13と押しボタン14とがカバー3及び光ファイバー用レセプタクル4をポップアップさせるためのポップアップ機構として機能することになる。図9(a)(b)は使用状態と、非使用状態の光コンセント1の外観斜視図を示す。
本実施形態で用いられる巻き取り体5は図10、図11に示すように円柱状の巻き取り胴部50の中間部と上端部の外周面に鍔片51,52を周方向に一体形成し、更に鍔片51の下面に周方向に一定間隔で、巻き取り胴部50の外周面に平行する突片53を一体に形成しており、突片53に対向する巻き取り胴部50が第1の巻き取り部を構成し、この巻き取り部には外被が剥離されていない光ファーバーケーブル32を巻回し、突片53で巻回した部分を固定するようになっている。そして鍔片51の対向する両端間の間隙56を介して外被を剥離した光ファイバー心線32aを鍔片51,52間の巻き取り胴部50、つまり第2の巻き取り部側に導入し、この鍔片51,52間の第2の巻き取り部に光ファイバー心線32aを巻回するようになっている。尚巻き取り胴部50の表面はろう付けや光沢加工などによって滑りやすい面としており、これにより巻回した光ファイバーケーブル32やその心線32aが回転して張力を緩和するようになっている。
一方鍔片52の対向両端は間隔を空けながら上方へ並行延長され、この延長部位間で巻き取り体5外へ光ファイバー心線32aを導出する導出溝54を構成している。ここで巻き取り胴部50の外径の半径は、上記許容最小曲率半径に対応しており、巻回される光ファイバーケーブル32の信号伝送特性に影響を与えないようになっている。また導出溝54の両側のコーナー部の内周面は、使用する光ファイバーケーブル(例えばガラスファイバーからなる光ファイバーケーブル)32の信号伝送特性が劣化しない許容最小曲率半径以上の曲率半径を持つR曲面としてある。
光ファイバーケーブル32及び光ファイバー心線32aを巻回させた巻き取り体5を収納保持するとともにボディ2に着脱自在に設けられる保持体6は図12、図13に示すように約半分が幅広部位で、その幅広部位に連なり、両側縁が円弧状となって先部が幅狭となった部位とからなる底壁60と、この底壁60の幅狭部位の周辺に沿って底壁60に立設され、その両端が幅広部位で平行するように形成された周壁61とで囲まれた空間部を巻き取り体5の収納保持部としたもので、底壁60の幅狭部位には天井壁62を設け、この天井壁62、底壁60、周壁61で囲まれた袋状空間部69に巻き取り体5の略半分を収納するするようになっている。周壁61の内周面の内径は巻き取り体5の突片51,52の外径よりやや大きい内径となっており、保持体6が大型化することなく、収納する巻き取り体5に巻回している光ファイバーケーブル32が外向きの弾性力によりその巻回径が広がったときに許容最小曲率半径を維持しつつ必要以上に拡径するのを規制するうようになっている。
また天井壁62の先端中央部に半円状の突壁63を突設するとともに、突壁63の中央上面から袋状空間部69の奥端側の天井壁62の上面中央に亘るように突出体65を一体形成している。この突出体65は底壁60の幅広部位側に対向した一端面に光ファイバー心線32aを収納ガイドする案内溝64を下端から上端に亘るように形成している。また他端側は天井壁62の上面に沿って両側方向に延長し、各延長壁66の上端と突出体65の他端側の各側部上端に連設するように、光コンセント1に装着するための係止突片67を形成している。また底壁60には巻き取り体5の位置決めのためのガイド溝68を幅広部位の先端辺の中央から上記幅狭部位に至るように形成している。
尚図14は巻き取り体5と保持体6の斜視図を示す。
次に本実施形態の光ファイバー用配線器具を、壁パネルやコンクリート壁のような壁を構成する造営構造物の外面に開口するように壁に埋設したスイッチボックスにより構成される取付穴に配設する施工について説明する。
まず、光コンセント1のボディ2より光ファイバー用レセプタクプル4を予め取り外しておくとともに、JISで定められた大角形の1個モジュールの配線器具を3個取り付けることができる取付枠8の窓孔8aに背方から光コンセント1の前部を嵌め込み、ボディ2の一側面から突出している被係止爪9を取付枠8の一方の側枠に設けている係止孔(図示せず)からなる係止部10に係止させ、他方の側面から突出させている被係止爪9を取付枠8の他方の側枠に設けている対応する凸状の突片8bの肩部により形成せる係止部10に係止させることで取付枠8に取り付ける。
一方図17(a)に示すように前記造営構造物の内側、つまり壁パネルの場合には壁パネルの裏側の壁内、コンクリート壁の場合にはコンクリート壁内に配線され、壁に埋設されたスイッチボックスB内に導入されている光ファイバーケーブル32の外被を剥離してむき出した光ファイバー心線32aの先端に設けた接続具32bを、図17(b)に示すようにカバー3から外している光ファイバー用レセプタクル4の後端のケーブル接続部44に差し込んで光ファイバー用レセプタクル4に接続する。
そしてこの接続後、光ファイバーケーブル32の外皮部位の先部を巻き取り体5の巻き取り胴部50の第1の巻き取り部に巻回固定し(図17(c))、さらに光ファイバー心線32aを巻き取り胴部50の第2の巻き取り部に間隙56を介して導入してこの第2の巻き取り部に巻回する(図17(d))。この巻回作業は巻き取り体5の巻き胴部50の下部に形成している突起55を取っ手として手で持ちながら図18(a)に示すように行う。
そして光ファイバー心線32aの余長部分が短くなったところで、光ファイバー心線32を導出溝54を通じて巻き取り体5の外部へ導出する(図18(b))。この導出後、巻き取り体5を保持体6に保持させる(図18(c))。
この場合保持体6のガイド溝68に巻き胴部50の下部の突起55を嵌め込み、巻き取り胴部50の下部を底壁60上に載せて幅狭部位方向にスライドさせることで、巻き取り体5を正しい方向に向けて上記袋状空間部内に巻き取り体5の半分を収納保持することができる。そして巻き取り体5を正しく収納保持させることで、上記導出溝54を形成する鍔片51の両端部が上記突出体65の側面の基部に形成した凹み部65aに嵌り込み、導出溝54の上端開口と前記案内溝64の下端開口とが連通することになる。これにより導出溝54と案内溝64とで光ファイバー心線32aを誘導する誘導路が構成される。この誘導路の内周面の曲率半径を上述の許容最小曲率半径以上とすることで、この誘導路を介して保持体5外部に光ファイバー心線32aを信号伝送特性に影響に与えることなく導出することができることになる。
また上記袋状空間部内に収納された巻き取り体5の巻き取り胴部50の下面が底壁60に上面に形成された突部60a上に乗り上げて、鍔片51の上面が天井壁62に圧接する形となる。つまり底壁60と天井壁62との間で巻き取り体5が挟持されることになる。そして鍔片51,52の周縁と周壁61の壁面との間が近接するため鍔片51,52間の巻き取り胴部50に巻回している光ファイバー心線32aがその弾性力で広がっても脱落は防止される。
さて保持体6に巻き取り体5を保持させた後、光ファイバー用レセプタクル4をカバー3の前面部3aの背部に取け付ける(図18(d)<図15参照>)。また保持体6を光コンセント1のボディ2の背部に取り付けるのである(図19(a))。この取り付けはボディ2の背部2aの背面両側に一体形成した支持部17、17に形成している係止溝18、18に図16に示すように下端側から上記係止突片67を係入する。このとき係止突片67の板面に形成した突起67aが係止溝18内の対向面に形成している凹部82に嵌って係止突片67の係入状態を保持するのである。またボディ2の開口部より突出体65の先部がボディ2内に入る。
この取り付け後取付枠8を持ちながら全体を回して外被付きの光ファイバーケーブル32の余長部分を保持体5の外周に巻回させて余長を短くする(図19(b)〜(d))。
この巻回後、若しくは巻き取りながら光コンセント1の背部、保持体5,光ファイバーケーブル32の余長部分をスイッチボックスB内に収納する(図20(a))。この収納後取付枠8の上下枠片に設けたねじ挿通孔8dを利用してスイッチボックスBのねじ孔bに取付けねじ(図示せず)でねじ固定し、この後化粧プレート70を取付枠8の前面側に係止爪(図示せず)やねじなどにより取り付け、この化粧プレート70により取付穴及び取付枠8を被蔽し、また化粧プレート70の開口窓70aより光コンセント1の前部を外部に露出させれば施工が完了する(図20(b))。尚8cは壁面に直接ねじ固定する際に用いるねじ挿通孔である。
そして上述した非使用状態では図16に示すようにカバー3の前面部3aの前面部は壁面に平行する平坦面となって、ほぼ化粧プレート70の前面とほぼ同一の高さの面となり、ほとんど出っ張りが無くなるのである。
光コンセント1を使用する際には、下端部に露出している押しボタン14を上述したように押し操作すれば良く、この押し操作により保持状態が解除され、ばね体38の付勢力によりカバー3が光ファイバ−用レセプタクル4とともに回動してボディ2の前部の前方へ突出し、つまりポップアップして図2(b)に示すように下向きに光ファイバー用レセプタクル4のプラグ接続口43を外部に臨ませることになる。このときが使用状態でカバー3の前面部3aの前面は上端から下端にかけて傾斜した傾斜面となる。
ポップアップ後、光ファイバー用プラグ(図示せず)を上向きにプラグ接続口43の開口43aに差し込めば光コンセント1に光ファイバー用プラグ(図示せず)を接続できることになる。この差し込みの際に開口43aに設けている保護扉35の扉体35a、35aが押し広げられる。尚光ファイバー用プラグ(図示せず)を差し込む前は保護扉35の扉体35a,35aは捻りばね37により付勢されて閉じられているため、プラグ接続口43の位置確認などを行う場合あっても、保護扉25によってレーザー光が遮られ、レーザー光が目に入ることはない。
以上のように構成され、且つ施工される本実施形態では、全体の使用部品点数も少なく、量産可能な部材を使用することも可能であるためコストの低減が図れ、また施工者によるばらつきの無い均一な施工が行えるという利点がある。
尚本実施形態はスイッチボックスBを用いているが、ボックスレスで壁や床や天井などの造営材に開口した取付穴を用いて光りコンセント1を取り付けるようにしても勿論良い。
(実施形態2)
ところで上記実施形態1のような巻き取り体5と保持体6の代わりに本実施形態では図21(a)〜(d)に示すように平面形状が長円形状のベース80の上面に形成した凹平面80a内に先端に鍔部81aを形成した円柱状の巻き取り部81を一定間隔離して立設し、、光ファイバーケーブル32を両巻き取り部81,81に亘らせることで8の字状に巻回する合成樹脂成形体からなる巻き取り体5’を用いる。この巻き取り体5’の背面には上記の保持体6の係止突片67と同様に光コンセント1のボディ2の背部2aの背面両側に一体形成した支持部17、17に形成している係止溝18、18に下端側から係入することで巻き取り体5’をボディ2に保持するための保持手段たる係止突片67’を一体に設けてある。
尚光コンセント1の構成等その他の構成は実施形態1と同じであるので図示と説明を省略する。
而して本実施形態では、8の字に巻回することで光ファイバーケーブル32の捻れを抑えることができ、施工が容易な上に施工者によるばらつきの無い均一な施工が行え、しかも全体の使用部品点数も少なく、量産可能な部材を使用することも可能であるためコストの低減が図れるという利点がある。
尚巻回の曲率半径は光ファイバーケーブル32の許容最小曲率半径以上としているのは勿論である。
(実施形態3)
上記実施形態1,2の巻き取り体5,5’は光コンセント1のボディ2に取り付ける構成であったが、本実施形態では図22(a)、(b)に示すように弾性と柔軟性を併せ持つ部材、例えばいわゆる軟質のスポンジを用いた外形が扁平な直方体状の巻き取り体5”を用いている。この巻き取り体5”の内部に断面が矩形の孔82を巻き取り体5”の上面に並行するように8の字状に形成するとともに、この8の字の両円部位の両側の孔82に連通する連通孔202を形成し、それぞれの連通孔83の端部を巻き取り体5”の両端面に開口したもので、巻き取り体5”の上面には各孔82、83に上部から連通する切り込み84を設けてある。また8の字の各円部に囲まれる柱部85の外径の半径を光ファイバーケーブル32の許容最小曲率半径以上としている。
而して本実施形態では切り込み84を介して巻き取り体5”内の孔82に光ファイバーケーブル(図示せず)を押し込みながら各柱部85間に亘るように8の字に巻回し、光ファイバーケーブル(図示せず)の外被側を一端側の連通孔83の開口より導出し、また光ファイバー心線(図示せず)を他端側の連通孔83の開口より導出するのである。
そして光ファイバー心線(図示せず)を実施形態1の場合と同様に接続した光ファイバー用レセプタクル4を光コンセント1に取り付けた後、巻き取り体5”をスイッチボックスB内に収納し、その後スイッチボックスBに取付枠8の取り付け、この取り付け後化粧プレート70を取り付ければ施工が完了する。
ここで本実施形態では、巻き取り体5”の弾性復帰力により許容最小曲率半径を維持しながら光ファイバーケーブル(図示せず)を柱部84に巻回することができ、そのため信号伝送特性に影響を与えることがなく、また巻き取り体5”内に光ファイバーケーブル(図示せず)を収納するため、スイッチボックスB内に巻き取り体5”を収納してもケーブル保護が図れ、また巻き取り体5”の外形が適当に変形するため限られたスイッチボックスBのスペースに対応させることができる。
尚スポンジからなる巻き取り体5”を図23(a)(b)に示すように円柱状に形成し、内部に環状の孔82を上下に形成し、それぞれの孔82で囲まれた柱部85を第1の巻き取り部、第2の巻き取り部とするようにしても良い。尚この場合軸部の半径をファイバーケーブル(図示せず)の許容最小曲率半径に対応するように形成している。また光ファイバーケーブル(図示せず)をそれぞれの柱部85に巻回させるために各孔82に対応して各孔82に連通する切り込み84を巻き取り体5”を外周面に形成している。尚円柱状の巻き取り体5”の外周面に光ファイバーケーブル32を巻回するようにしても勿論良い。
而して本実施形態では、実施形態1,2と同様に施工が容易な上に施工者によるばらつきの無い均一な施工が行え、しかも全体の使用部品点数も少なく、量産可能な部材を使用することも可能であるためコストの低減が図れるという利点がある。
(実施形態4)
上記実施形態1乃至3は何れも造営物の壁に埋設したスイッチボックスBに取付ける光ファイバー用配線器具であったが、本実施形態は造営物の床面に埋設されるフロアコンセント型の光ファイバー用配線器具を構成する。
本実施形態に使用する光コンセント1は図24(a)乃至(d)に示すように実施形態1と同様な構造を持つ光ファイバー用レセプタクル4と、この光ファイバー用レセプタクル4のプラグ接続部43側のハウジング40を後方から内挿する前後開口の収納部90と、この収納部90の前面開口部91の開口縁付近の背部から収納部90内の後方へ突出し、先端の係止爪92で収納部90に収納させている光ファイバー用レセプタクル4のハウジング40の前部の外面を係止保持する弾性片93と備えたコンセント本体94とからなり、このコンセント本体94の両端部には後述する取付基板100に形成している後述する取付枠部に取り付けるための係止凹部95や樹脂製取付枠に対応する係止爪96を設けている。ここでコンセント本体94の寸法をJiSで規定される大角形の配線器具の1個モジュール寸法に対応させてある。尚光ファイバー用レセプタクル4の詳細は実施形態1の説明を参照するものとする。
さて図25(a)(b)に示すフロア用ボックスB’は合成樹脂成形体からなり、床面に開口した開口部(図示せず)に嵌め込む金属製の四枠状のフレーム101内に配設するようになっており、周壁には外部から光コンセント1やその他の配線器具1’…を臨ませる開口部を形成している。
光コンセント1を取付けるための取付基板100は図26(a)(b)に示すように略L字状に折り曲げ形成された金属板からなり、やや外向きに傾斜した立片100aの両側から上方に延びた腕片100cの上端を上記金属製フレーム101のフランジ101aの下面にねじ固定して金属性フレーム101に取り付けられる構成となっている。一方、横平片100bはフロア用ボックスB’の底部下方に配置される。そして上記立片100aには上記コンセント本体94の前面部を嵌め込む開口窓100dと、この開口窓100dの短手側の一端中央に開口窓100dの内方向に突出形成し、開口窓100dに嵌め込まれたコンセント本体94の一端側に設けている係止凹部95に係入する係止爪(図示せず)と、開口窓100dの短手側の他端中央に開口窓100dの内方向に変形させることで突出し、開口窓100dに嵌め込まれたコンセント本体94の他端側に設けている係止凹部95に係入する係止爪100eとで構成される取付枠部を設けている。
そして光コンセント1を取付けるに当たっては金属製のプレート102が用いられる。このプレート102は、立片100aの背面に沿うように配置されて立片100aの背面にねじ固定される立ち上がり片102aと、床下に導入されている光ファイバーケーブル(図示せず)を巻き取るリール状の巻き取り体5'''を固定するとともに光ファイバーケーブル(図示せず)の張力止め金具103を配設する水平片102bとからなり、立ち上がり片102aにはコンセント本体94の前部を挿通させる開口窓102cを開口してある。
巻き取り体5'''は図25(b)に示すようにプレート102図に形成しているねじ孔102d、102dを用いてねじ固定される。尚ねじ孔102d、102d間の角孔102eは巻き取り体5'''の下面に形成した位置決め突起(図示せず)を嵌める位置決め孔である。
尚ねじ固定でなく、図27(a)に示すようにプレート102側に略L状に切り起こし引掛片102fを形成し、この引掛片102fの横片の下側に挿入して引掛ける被掛止片59を巻き取り体5'''の下面に図27(b)に示すように一体に設け、これら引掛片800と、被掛止片300bとの引掛でプレート102に巻き取り体5'''を固定するようにしても良い。
尚図25〜27では張力止め金具103の締め付けねじを図示していないが、締め付けねじが用いられるのは言うまでもない。
而して本実施形態では光ファイバーケーブル32は巻き取り体300で余長部分を調整され、また張力止め金具103で張力止めが図られる。そして光ファイバーケーブル(図示せず)の先端は、光コンセント1のコンセント本体94に取り付けられる光ファイバー用レセプタクル4に接続される。
またその他の配線器具1’は上記取付基板100に連設される取付枠部を利用して取け付けられる。
以上の本実施形態にあっても、実施形態1,2<3と同様に施工が容易な上に施工者によるばらつきの無い均一な施工が行え、しかも全体の使用部品点数も少なく、量産可能な部材を使用することも可能であるためコストの低減が図れるという利点がある。
実施形態1の分解斜視図である。 同上のレセプタクルを示し、(a)は同上の正面図、(b)は同上の平断面図、(c)は同上の背面図、(d)は同上の側断面図である。 同上のボディを示し、(a)は側面図、(b)は背面図、(c)は側断面図である。 同上のボディを示し,(a)は正面図、(b)は上面図である。 同上のカバーを示し、(a)は側面図、(b)は上面図、(c)は正面図、(d)は下面図である。 同上のカバーを示し,(a)は側断面図、(b)は背面図である。 (a)は同上に用いるばね体の拡大側面図、(b)は同上に用いるばね体の拡大正面図、(c)は同上に用いる回動軸の拡大正面図である。 光コンセントの断面図であり、(a)は非使用時、(b)は使用時を示す。 (a)は同上の非使用状態を示す一部省略せる斜視図、(b)は同上の使用状態を示す一部省略せる斜視図である。 同上に用いる巻き取り体を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は正面断面図である。 同上に用いる巻き取り体を示し、(a)は側断面図、(b)は上面図である。 同上に用いる保持体を示し、(a)は側面図、(b)は下面図、(c)背面図である。 同上に用いる保持体を示し、(a)は側断面図、(b)は上面図である。 同上に用いる巻き取り体と、保持体の非結合状態の斜視図である。 同上の巻き取り体を保持せる保持体をボディに取り付け状態を示す断面図である。 同上の取り付け施工後の非使用状態の斜視図である。 同上の施工方法の手順説明図である。 同上の施工方法の手順説明図である。 同上の施工方法の手順説明図である。 同上の施工方法の手順説明図である。 実施形態2の巻き取り体を示すものであって、(a)は上面図、(b)は上方からみた斜視図、(c)は断面図、(d)は底部外面側の斜視図である。 実施形態3の巻き取り体の一例を示すものであって、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 実施形態3の巻き取り体の他例を示すものであって、(a)は正面図、(b)は断面図である。 実施形態4に用いる光コンセントを示すものであって、(a)は正面図、(b)は平面断面図、(c)は背面図、(d)は側断面図である。 同上のフロア用ボックスにプレートを用いて配設した状態を示すものであって、(a)は斜視図、(b)は巻き取り体を外した状態の斜視図である。 (a)は同上に用いる取付基板にプレートを取り付けた状態を示すものであって、(a)は背方から見た斜視図、(b)は前方から見た斜視図である。 同上のフロア用ボックスに別のプレートを用いて取り付ける状態を示すものであって、(a)は巻き取り体を外した斜視図、(b)はプレート部分の下面を見た一部省略せる斜視図である。
符号の説明
1 光コンセント
2 ボディ
3 カバー
4 光ファイバー用レセプタクル
43 プラグ接続具
5 巻き取り体
6 保持体
8 取付枠
7 化粧プレート

Claims (14)

  1. 造営構造物の外面に開口した取付穴に取り付けられるコンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体外部に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備えた光コンセントと、前記造営構造物の内側に配線されて前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを固定し且つ光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で巻回する巻き取り体と、前記コンセント本体に設けられ、前記巻き取り体を前記造営構造物の内側で保持する保持体とから成ることを特徴とする光ファイバー用配線器具。
  2. 前記保持体には前記巻き取り体を収納保持する収納部を備えていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバー用配線器具。
  3. 前記巻き取り体に巻回された前記光ファイバーケーブルの外向き弾性力に抗する前記収納部の内周面の曲率半径を、光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上を維持できる曲率半径としていることを特徴とする請求項2記載の光ファイバー用配線器具。
  4. 前記巻き取り体から前記光ファイバー用レセプタクルまで前記光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上を維持しながら光ファイバーケーブルを誘導する誘導路を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の光ファイバー用配線器具。
  5. 前記保持体と該保持体に保持された前記巻き取り体とに連続するように前記誘導路を形成していることを特徴とする請求項4記載の光ファイバー用配線器具。
  6. 前記巻き取り体には、前記光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径を有する外周面に前記光ファイバーケーブルを巻回する円柱状の巻き胴部と、この巻き胴部に巻回された前記光ファイバーケーブルを前記保持体側へ導出する誘導路用の導出溝を備えていることを特徴とする請求項5記載の光ファイバー用配線器具。
  7. 前記巻き取り体には取っ手を備えていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか記載の光ファイバー用配線器具。
  8. 造営構造物の外面に開口した取付穴に取り付けられるコンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体外部に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備えた光コンセントと、前記造営構造物の内側に配線されて前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを固定し且つ光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で巻回する巻き取り体と、前記光ファイバーケーブルを相互間に亘しながら光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で8の字に巻回する一対の巻き取り部を有する巻き取り体と、該巻き取り体を前記造営構造物の内側で前記コンセント本体に保持させる保持手段とから成ることを特徴とする光ファイバー用配線器具。
  9. 前記巻き取り体には前記コンセント本体に固定する固定手段を備えていることを特徴とする請求項8記載の光ファイバー用配線器具。
  10. コンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体外部に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備え、造営物の床下の取付穴に配置される光コンセントと、前記床下に配線され、前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを巻回する巻き取り体と、前記光ファイバーケーブルの張力止め手段と、前記巻き取り体及び前記張力止め手段を取り付け、前記床下内に付設されるプレート体とから成ることを特徴とする光ファイバー用配線器具。
  11. 造営構造物の外面に開口した取付穴に取り付けられるコンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体外部に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備えた光コンセントと、前記造営構造物の内側に配線されて前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを固定し且つ光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で巻回する巻き取り体と、前記コンセント本体に設けられ、前記巻き取り体を前記取付穴を介して前記造営構造物の内側で保持する保持体と、から構成される光ファイバー用配線器具の施工方法において、
    前記取付穴に導入せる前記光ファイバーケーブルの先部の外被を剥離した光ファイバー心線を前記コンセント本体に取り付けられる前の光ファイバー用レセプタクルに接続する過程と、
    前記巻き取り体に設けられた巻き胴部の第1の巻き取り部位に光ファイバーケーブルの先部の外被部位を固定するとともに、この第1の巻き取り部位に隣接する第2の巻き取り部位に前記光ファイバー心線を光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上を保持しつつ巻回し、第2の巻き取り部位に設けられた導出溝内に前記光ファイバー心線を導いて前記巻き取り体から余長部分を導出する過程と、
    前記巻き取り体を前記保持体に取り付け、この取り付け後に前記コンセント本体の背部に前記光ファイバー用レセプタクルと前記保持体を順次取り付ける過程と、
    前記コンセント本体に取り付けた前記保持体と前記光ファイバーケーブルとを前記取付穴に収納するとともに、前記コンセント本体を予め取り付けている前記取付枠を前記取付穴の正面開口部に固定する過程と、から成ることを特徴とする光ファイバー用配線器具の施工方法。
  12. 前記保持体を前記コンセント本体に取り付けた後、前記巻き取り体から出ている光ファイバーケーブルの外被部分を前記保持体に巻き付けて前記光ファイバーケーブルの余長部分を短くしながら、この取り付け後に前記保持体と前記光ファイバーケーブルとを前記取付穴内に収納することを特徴とする請求項11記載の光ファイバー用配線器具の施工方法。
  13. 前記巻き取り体の少なくとも第2の巻き取り部の表面が滑りやすく加工された面であることを特徴とする請求項11又は12記載の光ファイバー用配線器具の施工方法。
  14. 造営構造物の外面に開口した有底の取付穴に取り付けられるコンセント本体及び該コンセント本体に設けられ前記コンセント本体外部に臨ませるプラグ接続口を有する光ファイバー用レセプタクルを備えた光コンセントと、前記造営構造物の内側に配線されて前記取付穴内に導入され、前記光ファイバー用レセプタクルに接続される光ファイバーケーブルを固定し且つ光ファイバーケーブルの許容最小曲率半径以上の曲率半径で巻回する巻き取り体と、前記コンセント本体に設けられ、前記巻き取り体を前記前記構造物の内側で保持する保持体とから構成される光ファイバー用配線器具の施工方法において、
    前記取付穴に導入した前記光ファイバーケーブルの先部の外被を剥離した光ファイバー心線を前記コンセント本体に取り付けられる前の光ファイバー用レセプタクルに接続する過程と、
    柔軟性を有し且つ弾性復帰力を有する材質からなる前記巻き取り体に前記光ファイバーを巻回するとともに前記巻き取り体から前記光ファイバー心線の余長部分を導出する過程と、
    前記光ファイバー用レセプタクルを前記コンセント本体の背部に取り付け、この取り付け後前記巻き取り体と前記光ファイバーケーブルの外被部分の余長部位とを前記取付穴に収納するとともに、前記コンセント本体を予め取り付けている前記取付枠を前記取付穴の正面開口部に固定する過程と、から成ることを特徴とする光ファイバー用配線器具の施工方法。
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