JP2005072163A - チップ型固体電解コンデンサ及びその製造方法 - Google Patents
チップ型固体電解コンデンサ及びその製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 低ESRかつ高容量であり、小型で体積効率が高く、信頼性の高いチップ型固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 偏心して導出された陽極リード線12a、12bを有する板状のコンデンサ素子11a、11bが基板実装面に垂直な方向に積層され、陽極リード線12a、12bは陽極端子13に接続され、また陽極体の誘電体酸化被膜上の陰極層が陰極端子14に接続され、陽極端子13の一部及び陰極端子14の一部を露出して外装樹脂17によって外装されたチップ型固体電解コンデンサであり、陽極端子13の陽極リード線側の先端部は、スリットで隔てられた同形状の第1の分枝18a及び第2の分枝18bを有し、第1の陽極リード線12aは、第1の分枝18aの基板実装側とは反対側の面において溶接され、第2の陽極リード線12bは、第2の分枝18bの基板実装側の面において溶接されている。
【選択図】 図1
Description
12a,12b,42a,42b,62a,62b,92a,92b,102a,102b,122a,122b,122c 陽極リード線
13,43、63,93,103,123 陽極端子
14,124 陰極端子
16,106 切り欠き部
17 外装樹脂
18a,18b,48a,48b 分枝
39 スリット
68a,68b,98a,98b T字先端部
Claims (12)
- 弁作用金属を用いた2つのコンデンサ素子が基板実装面に垂直な方向に積層されてなり、前記コンデンサ素子の陽極体から前記基板実装面と略平行に導出された陽極リード線が陽極端子に接続され、前記陽極体の誘電体酸化被膜上の陰極層が陰極端子に接続され、前記陽極端子の一部及び前記陰極端子の一部を露出して樹脂によって外装されたチップ型固体電解コンデンサであって、前記コンデンサ素子は板状であり、前記陽極リード線はコンデンサ素子における基板実装面に平行な中心線から偏心して導出され、前記2つのコンデンサ素子は基板実装面に平行な直線のまわりでの180°回転により互いに重なり合う対称位置に配設され、前記陽極端子の陽極リード線側の先端部は、スリットで隔てられた略同形状の第1及び第2の分枝を有し、それぞれの分枝は1つのコンデンサ素子の陽極リード線と溶接部を形成し、前記溶接部の一方は前記第1の分枝における基板実装側とは反対側の面に設けられ、前記溶接部の他方は 前記第2の分枝における基板実装側の面に設けられたことを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
- 前記陽極リード線は基板実装面に平行な方向及び垂直な方向に偏心して前記コンデンサ素子から導出されたことを特徴とする請求項1に記載のチップ型固体電解コンデンサ。
- 前記陰極端子と前記コンデンサ素子の陰極層との接続部は2つのコンデンサ素子の間に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のチップ型固体電解コンデンサ。
- 弁作用金属を用いた2つのコンデンサ素子が基板実装面に垂直な方向に積層されてなり、前記コンデンサ素子の陽極体から前記基板実装面と略平行に導出された陽極リード線が陽極端子に接続され、前記陽極体の誘電体酸化被膜上の陰極層が陰極端子に接続され、前記陽極端子の一部及び前記陰極端子の一部を露出して樹脂によって外装されたチップ型固体電解コンデンサであって、前記コンデンサ素子は板状であり、前記陽極リード線はコンデンサ素子における基板実装面に平行な中心線から偏心して導出され、前記2つのコンデンサ素子は基板実装面に平行な直線のまわりでの180°回転により互いに重なり合う対称位置に配設され、前記陽極端子における前記陽極リード線に垂直な断面の形状はT字形をなし、前記T字形の先端部をなす第1及び第2の分枝のそれぞれは1つのコンデンサ素子の陽極リード線と溶接部を形成し、前記溶接部の一方は前記第1の分枝における基板実装側とは反対側の面に設けられ、前記溶接部の他方は 前記第2の分枝における基板実装側の面に設けられたことを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
- 前記陽極リード線は基板実装面に平行な方向及び垂直な方向に偏心して前記コンデンサ素子から導出されたことを特徴とする請求項4に記載のチップ型固体電解コンデンサ。
- 前記陰極端子と前記コンデンサ素子の陰極層との接続部は2つのコンデンサ素子の間に設けられたことを特徴とする請求項4又は5に記載のチップ型固体電解コンデンサ。
- 弁作用金属を用いた2つのコンデンサ素子が基板実装面に垂直な方向に積層されてなり、前記コンデンサ素子の陽極体から前記基板実装面と略平行に導出された陽極リード線が陽極端子に接続され、前記陽極体の誘電体酸化被膜上の陰極層が陰極端子に接続され、前記陽極端子の一部及び前記陰極端子の一部を露出して樹脂によって外装されたチップ型固体電解コンデンサであって、前記コンデンサ素子は板状であり、前記陽極リード線はコンデンサ素子における基板実装面に平行な中心線から偏心して導出され、前記2つのコンデンサ素子は基板実装面に平行な直線のまわりでの180°回転により互いに重なり合う対称位置に配設され、前記陽極端子はほぼ4角柱状であり、基板実装面と垂直かつ陽極リード線と平行である2つの側面において、前記陽極リード線と溶接されたことを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
- 前記陰極端子と前記コンデンサ素子の陰極層との接続部は2つのコンデンサ素子の間に設けられたことを特徴とする請求項7に記載のチップ型固体電解コンデンサ。
- 弁作用金属を用いた3つのコンデンサ素子が基板実装面に垂直な方向に積層されてなり、前記コンデンサ素子の陽極体から前記基板実装面と略平行に導出された陽極リード線が陽極端子に接続され、前記陽極体の誘電体酸化被膜上の陰極層が陰極端子に接続され、前記陽極端子の一部及び前記陰極端子の一部を露出して樹脂によって外装されたチップ型固体電解コンデンサであって、前記コンデンサ素子は板状であり、前記コンデンサ素子の2つにおける陽極リード線は基板実装面に平行な中心線から偏心して前記コンデンサ素子から導出され、前記陽極端子はほぼ4角柱状であり、基板実装面と垂直かつ陽極リード線と平行である2つの側面、及び基板実装面と平行な上面において、前記陽極リード線と溶接されたことを特徴とするチップ型固体電解コンデンサ。
- 前記陰極端子は2つの分枝を有し、第1の分枝は第1及び第2コンデンサ素子の間において陰極層と接続され、第2の分枝は第2及び第3のコンデンサ素子の間において陰極層と接続されたことを特徴とする請求項9に記載のチップ型固体電解コンデンサ。
- 前記陽極端子及び前記陰極端子の製品側面への露出面であるフィレット形成面の幅及び高さが陽極端子側と陰極端子側でほぼ等しくなるように、前記陽極端子には切り欠き部が設けられたことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のチップ型固体電解コンデンサ。
- 弁作用金属による陽極体から陽極リード線が導出され、他方、陽極体の誘電体酸化被膜上に陰極層が形成された2つのコンデンサ素子を、基板実装面に垂直な方向に積層して、並列に電気接続してなるチップ型固体電解コンデンサの製造方法であって、前記陽極リード線を偏心させて、コンデンサ素子を作製する工程と、前記陽極リード線に接続する陽極端子に、第1及び第2の陽極端子先端部を形成する工程と、前記2つのコンデンサ素子を陽極リード線が互いに回転対称の位置にあるように積層して、第1の陽極リード線を、第1の陽極端子先端部の上側に溶接し、第2の陽極リード線を第2の陽極端子先端部の下側に溶接する工程と、外装樹脂によって、陽極端子の一部及び陰極端子の一部を露出してモールド成形する工程とを含むことを特徴とするチップ型固体電解コンデンサの製造方法。
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