JP2005068815A - 既設鉄筋コンクリート柱の補強方法 - Google Patents

既設鉄筋コンクリート柱の補強方法 Download PDF

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Abstract

【課題】補強後の柱の剛性及びせん断耐力を高め、作業性を向上させる。
【解決手段】薄肉鋼板3を既設鉄筋コンクリート柱10にスパイラル状に巻回し、その継目aを溶接して形状を保ち、そのスパイラル筒状体30と柱10の間に下部からモルタルbを圧入充填する。薄肉鋼板3は柱に容易に巻き付けできる。モルタルの圧入充填により、筒状体30と柱10が強固に一体と成って、その筒状体30がコアコンクリートを有効に拘束するため、柱は、剛性及びせん断耐力が高まり、破壊され難くなる。筒状体30上下端部外周に薄肉鋼板3より厚肉の鋼板3aを巻回して、地震時等において最も拘束力が必要な柱10の上下端の拘束力を担保する。他の部分は薄肉鋼板3aを使用することにより、スパイラル筒状体30全体としては軽量化できる。柱10が断面多角形の場合は、その角部を、補強筋に支障がない程度に円孤状に切削した後、薄肉鋼板を巻回する。
【選択図】図1

Description

この発明は、既設鉄筋コンクリート柱の外周面に鋼板をスパイラル状に巻回して補強する方法に関するものである。
近年、内外の大地震により、鉄筋コンクリート構造物が大きな被害を受け、その被害の原因として、鉄筋コンクリート柱のせん断破壊が叫ばれている。そのせん断破壊を増長する原因の1つとして、地震時に、鉄筋コンクリート柱が変形作用を多数回繰り返し受けることが挙げられる。この繰り返し力に対して、鉄筋コンクリート柱のせん断破壊を防止し、復元力特性の安定と粘りを確保するには、その鉄筋コンクリート柱に鋼板や繊維補強シートを巻き付けて、主筋によって囲まれているコアコンクリートを有効に拘束することが最適である(特許文献1、2参照)。
特開平9−158116号公報 特開平9−151610号公報
このため、高架式高速道路、高架式鉄道のみならず、一般の建物においても、鉄筋コンクリート柱外周面に、鋼板や繊維補強シートを巻き付けてせん断耐力を高める補修が行われている。また、この技術において、一般の柱は矩形断面をしているため、外周面が円曲面状をなす当て板を柱の外周面に添着して鋼板等をその柱にスパイラル状に強く巻回し得るようにしている(特許文献2 請求項1、段落0017参照)。
しかし、特許文献1記載のように、新たに鉄筋コンクリート柱を構築する場合は、工場で製作したスパイラル鋼管を使用すればよいが、特許文献2に記載のように、既設の鉄筋コンクリート柱に鋼板などをスパイラル状に巻回するには、柱が邪魔になる等の問題点が多い。また、当て板の添着は煩わしいうえに、柱の径が変わるとそれに対応した当て板としなくてはならず、やはり煩わしい。
この発明は、作業性よく補修後の剛性を高め得るようにすることを課題とする。
上記課題を達成するために、この発明は、鋼板を薄肉鋼板としてスパイラル状に巻回するとともに、そのスパイラル状継目を接合し、さらに、そのスパイラル状の筒状体と柱の間に両者の接合材を充填するようにしたのである。
薄肉鋼板であれば、屈曲性が良いため、柱に容易に沿ってスパイラル状に巻き付けることができる。また、スパイラル筒状体による鉄筋コンクリート柱の拘束力はその円周方向の引張力として働き、スパイラル状継目方向はその円周方向に傾斜する方向のため、その引張力がまともに作用せず、このため、スパイラル状継目の接合度はスパイラル状を保つ程度で充分となる。さらに、接合材を充填するため、薄肉鋼板を柱に強固に巻きつけなくても、そのスパイラル筒状体と柱が強固に一体と成って、その筒状体がコアコンクリートを有効に拘束し、柱は、せん断耐力が高まり、破壊され難くなる。
具体的には、既設の鉄筋コンクリート柱に鋼板を巻き付ける際、前記鉄筋コンクリート柱の外周面に、その一端から他端の上下方向に薄肉鋼板をスパイラル状に巻回するとともにそのスパイラル状継目を接合して、鉄筋コンクリート柱の外周面に前記薄肉鋼板をスパイラル状に巻き付け、そのスパイラル状薄肉鋼板と鉄筋コンクリート柱の間に接合材を充填して両者を一体化する構成を採用し得る。
このとき、上記スパイラル状薄肉鋼板の上下端部外周に、そのスパイラル状薄肉鋼板より厚肉の鋼板を巻回して接合することができる。
このようにすれば、例えば、大断面や耐震性能の低い柱について、地震時等において最も拘束力が必要な柱の上下端部(梁又はスラブとの接合部)を厚肉鋼板を使用してその拘束力を担保するため、他の部分は薄肉鋼板を使用することにより、スパイラル筒状体全体としては軽量化できる。
また、既設の鉄筋コンクリート柱が四角柱などの断面多角形の場合には、その鉄筋コンクリート柱の角部を内部の補強筋に支障がない程度に切削するとよい。その切削は、Cカット、Rカットなどと任意である。
このようにすれば、角部の切削により、鉄筋コンクリート柱の柱断面が必要以上に大きくなることを防ぐことができるため、従来の空間スペースの減少も極力抑えることができる。また、鉄筋コンクリート柱の外周面が極力円状になって、柱断面外形が円弧状に近づき、スパイラル筒状体と柱の間隙が縮小するため、接合材の充填量が減少する。
その鉄筋コンクリート柱の外周面に薄肉鋼板をスパイラル状に巻き付ける手段としては、種々のものが考えられるが、例えば、ベンディングロールから帯状薄肉鋼板をその長さ方向弧状に屈曲させながら鉄筋コンクリート柱の外周に沿って送り出すとともに、その送り出した帯状薄肉鋼板先端を前記鉄筋コンクリート柱の外周に沿いつつ上下方向に走行させる等の手段を採用する。
このとき、鉄筋コンクリート柱の外周に沿って送り出す帯状薄肉鋼板先端を鉄筋コンクリート柱の外周に沿いつつ上方向に走行させれば、スパイラル状になった帯状薄肉鋼板の筒状形状がその自重で保形され易いため、鉄筋コンクリート柱の外周面に薄肉鋼板をスパイラル状に巻き付け易い。
接合材の充填位置は、充分に充填できる限りにおいて柱の上下方向及び周方向任意であるが、下端から充填すれば、その充填時に、接合材は自重により締め固まるため、密に詰まって鉄筋コンクリート柱にスパイラル筒状体を強固に一体化する。
スパイラル状継目の接合、スパイラル筒状体と厚肉鋼板との接合には、溶接が好ましいが、他の方法を採用してもよい。例えば、スパイラル状継目の接合には、接合縁をハゼ折りしてカシメる、接着材により接着する等が考えられる。また、スパイラル状継目の接合は、薄肉鋼板の巻回と同時でも、巻回後に行っても良い。接合材には、モルタルなどの周知のものを採用する。
この発明は、薄肉鋼板によるため、柱への巻回作業性がよく、また、スパイラル状継目の接合及び接合材の充填により、スパイラル筒状体と柱が強固に一体と成って、その筒状体がコアコンクリートを有効に拘束し、柱は、せん断耐力が高まり、破壊され難くなる。
図1乃至図3に一実施形態を示し、この実施形態は、図8に示す鉄筋コンクリート構造物のスラブ8や梁7間に立設された既設柱10を補強するものである。その柱10は、縦方向の主鉄筋1とその主鉄筋1の軸方向に設けた環状のせん断補強筋2を配筋してコンクリートCを打設した鉄筋コンクリート構造物である。
この発明は、このような鉄筋コンクリート柱10を補強するものであり、図1に示すように、柱10の外周面を掃除した後、薄肉鋼板巻回機(製管機)5の駆動部5aから帯状薄肉鋼板3を鉄筋コンクリート柱10の外周に沿って送り出す。
このとき、駆動部5aは、従来のスパイラル管の製管機と同様な構造であって、ベンディングロール5bにより帯状薄肉鋼板3を鉄筋コンクリート柱10の外周に沿うその長さ方向弧状に屈曲させながら送り出し、帯状薄肉鋼板3先端を鉄筋コンクリート柱10の外周に沿いつつ上方向に走行させて、鉄筋コンクリート柱10の外周面に前記薄肉鋼板3をスパイラル状に巻き付ける。そのスパイラルのリード角θは1周で鋼板3の幅分上昇するようにする。
また、薄肉鋼板3の送り出し部(先端部)は、図示のように先に向かって幅狭となる三角形状としてその上縁を水平として、図2に示すように梁7に沿うようにする。さらに、その巻回と同時に、巻回機5に付設の溶接トーチ6でもってスパイラル状継目aを溶接する。
その薄肉鋼板3のスパイラル状の巻回状態が、図2に示すように鉄筋コンクリート柱10の全長に至れば、その薄肉鋼板3の終端を切断して鉄筋コンクリート柱10に巻回されたスパイラル筒状体30を得る。
つぎに、図3に示すように、このスパイラル筒状体30の上下端部外周に、薄肉鋼板3より厚肉の鋼板3aを巻回してその端縁及びスパイラル筒状体30との接合縁を溶接して一体化する。これにより、鉄筋コンクリート柱10の全長外周面のほぼ全域がスパイラル筒状体30(厚肉鋼板3a)により覆われ、そのスパイラル筒状体30を少し上げてその下部に隙間(10mm程度)を開け、その隙間からモルタルbを筒状体30及び厚肉鋼板3aと柱10の間に圧入充填する。その圧入充填の位置は一箇所でも周囲等間隔などと複数でも良い。
このモルタルbの圧入充填後の固化により、筒状体30(厚肉鋼板3a)と柱10が強固に一体と成るとともに、厚肉鋼板3aが梁7に接合し、その筒状体30が柱10のコアコンクリートを有効に拘束し、柱10は、剛性及びせん断耐力が高まり、破壊され難くなる。
この実施形態では、厚肉鋼板3aにより、地震時等において最も拘束力が必要な柱10の上下端(梁との接合部)の拘束を担保するため、他の部分は薄肉鋼板3を使用することにより、スパイラル筒状体30全体としては軽量化できる。
図5乃至図7には他の実施形態を示し、図5に示す実施形態は、鉄筋コンクリート柱10の角部10aを、内部の補強筋1、2に支障がない程度に鎖線で示す外側をCカット切削して平面視円弧状に近づけた後、その柱10の外周面に、薄肉鋼板3を上記と同様にしてスパイラル状に巻回して厚肉鋼板3aを取付け、そのスパイラル筒状体30内にモルタルbを圧入充填するものである。
図6に示す実施形態は、厚肉鋼板3aを使用しないものであり、スパイラル筒状体30の下部(スパイラル状に巻回した薄肉鋼板3の終端部)を上端部と同様に三角状に切断して、その下縁が梁7に沿うようにしたものである。このスパイラル筒状体30に上記と同様にしてモルタルbを圧入充填する。このとき、図5の実施形態のように、角部10aを切削することができる。
図7に示す実施形態は、薄肉鋼板3の他の巻回手段を示し、薄肉鋼板巻回機5の駆動部部5aから帯状薄肉鋼板3を送り出しながら、その巻回機5を柱10の周りに鎖線矢印のように旋回させるとともに、駆動部5aを実線矢印のように上下に移動・揺動させて、薄肉鋼板3を柱10の下方からスパイラル状に巻回する。その巻回と同時に、巻回機5に付設の溶接トーチ6でもってスパイラル状継目aを溶接する。
この発明の一実施形態の概略作用図 同実施形態の作用図 同実施形態の作用図 同柱の切断平面図 他の実施形態の作用切断平面図であり、(a)は補修前、(b)は補修後 他の実施形態の作用図 他の実施形態の概略作用図 実施形態の施工状況概略図
符号の説明
1 主鉄筋
2 せん断補強筋
3 薄肉鋼板
3a 厚肉鋼板
5 巻回機
5a 巻回機の駆動部
5b ベンディングロール
6 溶接トーチ
7 梁
8 スラブ
10 鉄筋コンクリート柱
30 スパイラル筒状体
a スパイラル状継目
b モルタル

Claims (2)

  1. 既設の鉄筋コンクリート柱10に鋼板を巻き付ける補強方法であって、前記鉄筋コンクリート柱10の外周面に、その一端から他端の上下方向に薄肉鋼板3をスパイラル状に巻回するとともにそのスパイラル状継目aを接合して、鉄筋コンクリート柱10の外周面に前記薄肉鋼板3をスパイラル状に巻き付け、そのスパイラル状薄肉鋼板3と鉄筋コンクリート柱10の間に接合材bを充填して両者3,10を一体化することを特徴とする既設鉄筋コンクリート柱の補強方法。
  2. 請求項1に記載の既設鉄筋コンクリート柱10の補強方法により補強された既設鉄筋コンクリート柱。
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