JP2005067896A - エレベータ装置の検査方法およびエレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置の検査方法およびエレベータ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】検査実行者による誤りを防止でき、あるいは少なくとも減らすことができるエレベータ装置の検査方法を提供する。
【解決手段】本発明は、エレベータ装置の検査方法、およびエレベータ装置に関する。そのような方法を用いて、検査実行者による誤りを回避しあるいは少なくとも減少させるため、また、エレベータ装置の便利で信頼できる検査を可能にするため、エレベータ制御装置11の記憶されたエレベータ装置のコンフィギュレーションデータに基づいて、また、選択された動作モードにしたがって、検査に必要な全てのステップを含む検査プログラムが、設定される。また、ステップは、表示および制御ユニット13に所定のシーケンスで表示され、ステップを処理するために必要な入力が、表示および制御ユニット13によって入力される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータ装置を検査する方法に関する。また、本発明は、ケージと、エレベータ駆動装置と、メモリを備えたエレベータ制御装置とが設けられ、かつ表示および制御ユニットが接続されるエレベータ装置に関する。
エレベータ装置は、その設置後または関連する修理措置後に検査されなければならない。特に、エレベータ装置の設置後には試運転が必要とされ、この試運転では、多数のパラメータを設定しなければならないとともに、エレベータ装置の個々の構成部品の広範囲にわたる詳細な検査が行なわれる。一連の方法ステップを行なわなければならず、また、これらの方法ステップは、機械部品および電気部品を取り付けて、正常に動作できる状態で装置を配置した後に行なわなければならない。試運転動作の必須の方法ステップに属するものとしては、特に、機械的および電気的な要件の検査、電気部品の作動、駆動部の検査、エレベータケージの位置および速度を決定するための昇降路情報の設定、エレベータ制御装置およびエレベータケージの負荷を測定するための装置並びに通信インタフェースの環境設定がある。
動作の試運転後、エレベータ装置は、受け入れ検査を受けなければならない。この一連の受け入れ検査は、この作業について権限ある人物、すなわち、受け入れ検査員によって行なわれるとともに、装置が与えられた仕様を満たしているか否か、あるいは、法的に規定されたガイドラインおよび基準が満たされているか否か、または、欠陥が存在するか否か、また、欠陥が存在する場合には、それらの欠陥がどこに存在するのかをはっきりさせるために、エレベータ装置を顧客に受け渡す前に、強制的に行なわれなければならない一連の検査を含んでいる。
受け入れ検査は、行なわれた検査の結果を記録する受け入れログの形成に伴って終了する。受け入れ検査員は、法的な要件に従い、受け入れ検査の結果に自ら責任を負わなければならない。例えば適合確認、終了同意、または、受け入れ認証といった様々な認証が、作成されて個人的に署名されなければならない。したがって、受け入れ検査員は、法的な基準も含めて検査される全ての要件に関して、また、受け入れ検査の様々な結果の関連性に関し、エレベータ装置の場所で、信頼できる一般観念を増やすことに個人的な関心を持つ。その場合、これまでの一般的な文書では、個々のケースにおけるこの概要を簡単に把握することができない。これは、特に、エレベータのタイプに関する詳細な内容が、実際には一般に記録に含まれているが、別個に評価しなければならない例えば法的な基準や、特定の構成部品に関する特別なデータシート等の他の情報源と相互参照する必要があるからである。
エレベータ装置の試運転動作および/または受け入れ検査の具体的なステップは、通常、エレベータ装置の特定のコンフィギュレーション(configuration)によって決まる。その場合、特に、エレベータ装置のタイプまたはシリーズ、および、サイズ、電力、利便性に関するエレベータ装置の設計は、決定的な役割を果たす。
従来のパターンにしたがう動作の試運転および受け入れ検査は、検査実行者の労力を伴うとともに、その時々に見落とされる誤りを作る多くの機会を与えてしまう。これは、特に、各エレベータ装置が個別に構成される結果、個々に合った検査が必要となるからである。異なる建物パラメータを用いて同じシリーズのエレベータ装置の建物への設置でも、試運転動作および受け入れ検査に関して異なる措置が必要である。エレベータ装置が更に開発されることにより、試運転動作および受け入れ検査に関する措置を絶え間なく適合させていく必要が出てくる。これらの更なる開発は、様々な補助的な文書に含まれているため、動作検査員および受け入れ検査員は、エレベータの具体的な構成、例えば、エレベータのタイプ、使用される駆動装置のタイプ、使用される安全ブレーキのタイプ、昇降路の高さにかかわるエレベータのレイアウト、最大搬送可能積載量、意図するエレベータケージ最大速度等に応じた決定を、多くの個々のケースで行なって、試運転および受け入れ検査に適した措置を決定しなければならない。様々な決定選択を行なうと、特に詳細な内容の見落とし又は個々の措置の脱落により、多くのミスが生じる可能性がある。
また、様々な測定値を検知しなければならない。この場合、特に実際の値と目標値との間に狂いがある場合には、測定値に基づいて更なる措置を選択しなければならない。その場合、目標値は、その一部がエレベータ構成の幾つかのパラメータによって決まり、個々のケース毎に確認されなければならない。例えば、安全ブレーキの作動は、ブレーキのタイプおよび他の装置パラメータ、例えばエレベータケージの質量および意図する最大速度、または、エレベータケージのためのガイドレールのレイアウトによって決まる。
動作の試運転または受け入れ検査を行なうためには、包括的な文書が必要であり、動作検査員または受け入れ検査員は、考えられる全ての装置タイプおよび装置タイプの構成に関して常に把握しておきたいと考える場合には、そのような文書を持ち歩かなければならない。特定のエレベータ装置に関して絶対に必要な文書だけを持ち歩きたいと、動作検査員または受け入れ検査員が考える場合には、それぞれの場合において入念な選択を行なう必要がある。この場合、文書を簡単に忘れてしまう、または誤った文書を選択してしまう可能性がある。
本発明の目的は、検査実行者による誤りを防止でき、あるいは少なくとも減らすことができる、エレベータ装置の検査方法を提供することである。また、そのような方法は、便利で信頼できるエレベータ装置の受け入れを可能にしなければならない。更に、本発明は、エレベータ装置を提供するという目的を有している。
この目的は、請求項1および請求項21の特徴によって満たされる。
本発明は、特定のエレベータ装置に関するデータの一部が、既に設置中に与えられ、あるいは、試運転動作または受け入れ検査のための関連するパラメータが、エレベータ装置の製造中に知られているという考え方に基づいている。エレベータ装置の製造業者は、あらゆる場合において、エレベータ装置の試運転動作および受け入れ検査に必要不可欠なステップを知っている。
したがって、本発明においては、エレベータ装置の検査のため、エレベータ装置のコンフィギュレーションデータ(configuration data)に基づいて、必要な全てのステップがエレベータ制御装置で決定されることが提案される。そのため、これらのコンフィギュレーションデータは、エレベータ装置のメモリにこの目的のために記憶される。その後、決定されたステップに基づいて、所定のシーケンスでステップを進める検査プログラムが設定される。その場合、ステップは、表示および制御ユニットによって表示されるとともに、個々のステップに必要な入力であるエレベータ装置のパラメータの入力は、表示および制御ユニットによって入力される。
検査の種類は、選択された動作モードによって決まる。また、検査プログラムの設定も、選択された動作モードによって決まる。例えば、エレベータ装置の試運転動作においては、既に動作状態に置かれているエレベータ装置の受け入れ検査に必要な検査プログラムとは異なる検査プログラムが必要とされる。エレベータ装置のコンフィギュレーションデータは、メモリに保存されるとともに、エレベータ装置及びその構成を特定し、これにより、このコンフィギュレーションデータから、検査の目的で行なわれる全てのステップを明確に決定することができる。検査プログラムの流れは、コンフィギュレーションデータの仕様にしたがって確立されることができる。検査プログラムは、検査の所要のステップを通じて案内するメニュー制御を含んでいる。ステップを処理するために必要な、調査、検査、試験、パラメータの入力等は、表示および制御ユニットにより、検査実行者に対して表示される。この場合、必要な入力は、表示および制御ユニットによって入力される。また、検査のために必要なステップは、エレベータ装置の構成部品を検査する要求を含んでいても良い。また、例えば建物のパラメータを入力するための要求、または、通常の動作のために構成部品を正確に設定するための要求が含まれていても良い。コンフィギュレーションデータは、表示および制御ユニットに表示されるパラメータの目標値を含んでいても良い。その他、パラメータの実際の値とこれに関連する目標値とを比較できるように、ステップは、パラメータの実際の値を記録し、かつ表示および制御ユニットによって入力する要求を含んでいても良い。
エレベータ装置の完全な検査は、常に、本発明に係る構成によって行なわれる。コンフィギュレーションデータに基づき、必要な全ての詳細を伴う正確なシーケンスで、検査実行者を検査の全体にわたって案内する、効果的な検査プログラムが設定される。その結果、段階的なステップ移行により、ステップの脱落が防止される。これは、検査プログラムにより、現在のステップがうまく完了した場合にのみ、次のステップへと移行できるからである。コンフィギュレーションデータにより、エレベータ装置の任意の装具の探索を省くことができる。構成部品の更なる可能な開発、または新たな法的規則は、コンフィギュレーションデータで考慮され、したがって、検査プログラムの設定にとって必須である。検査実行者は、エレベータ装置の異なる全ての構成を得るために包括的な文書を持ち歩かなくて済む。検査時に検査し、設定し、または入力しなければならない必要な全てのパラメータは、コンフィギュレーションデータから明らかである。
本発明の有利な実施形態は、請求項2から20および請求項22から28に示されている。
本発明の1つの有利な実施形態において、検査プログラムは、エレベータ制御装置のプロセッサによって処理される。エレベータ制御装置は、通常、必要な演算能力を有しており、これにより、エレベータ装置のプロセッサで検査プログラムを開始することができる。しかしながら、表示および制御ユニット内に設けられたプロセッサを使用して、検査プログラムを処理することもできる。したがって、エレベータ制御装置の演算能力に影響を与えることなく、検査を行なうことができる。そのため、コンフィギュレーションデータを表示および制御ユニットに送信し、表示および制御ユニットにおいて検査プログラムを設定することができる。しかしながら、検査プログラムをエレベータ制御装置で設定した後、これを表示および制御ユニットのプロセッサへ送信し、このプロセッサで処理することもできる。このようなことは、特に、エレベータ制御装置の演算能力が限られており、あるいは、動作の試運転に必要な他の処理のためにエレベータ制御装置の演算能力が要求される場合に必要となる。また、検査実行者は、エレベータ装置内またはエレベータ昇降路内の様々な多くの場所で、検査を行なわなければならないため、携帯型の表示および制御ユニットも検査に有利である。
有利な実施形態において、エレベータ装置内に組み込まれた構成部品は、本発明に係る検査で初期化される。これは、エレベータ装置をオンすることにより、あるいは、検査実行者が構成部品を手動で作動させることにより行なうことができる。この初期化により、組み込まれた構成部品の範囲を検知することができるとともに、そこから、エレベータ装置のコンフィギュレーションデータを得てかつ検知し、そのデータをエレベータ装置のメモリに記憶することができる。エレベータ装置のコンフィギュレーションデータは、検査において考慮しなければならない、エレベータ装置の全ての構成部品の識別番号および/またはリストを含んでいることが好ましい。これにより、検査に必要な全てのステップの個々の決定を行なうことができる。この場合、識別番号によって独自の関連付けが成され、混乱しないで済む。また、検査において、エレベータ装置内に実際に設置された構成部品だけが検査され、それにより、任意の構成部品が設置されているか否かを確認する必要がなくなる。
本発明の有利な実施形態においては、試運転動作の開始前に検査実行者の身元確認が行なわれる。この場合、身元確認は、コードの入力によって、あるいは、検査カードによって、または、生物測定センサによって行なわれる。これにより、権限のない人物による動作の試運転および/または受け入れ検査が防止される。
本発明の更なる有利な実施形態において、携帯型の表示および制御ユニットは、エレベータ装置に接続されるとともに、コンフィギュレーションデータに基づく検査プログラムが送信されるそれ自体のメモリを備えている。したがって、エレベータ装置の演算能力が検査によって低下することはない。また、表示および制御ユニット内に標準的に存在するプロセッサを利用して、検査を行なうことができ、これにより、知られているオペレーティングシステムに基づくメニューシステムを使用することができる。
本発明の更なる有利な実施形態において、エレベータ装置のコンフィギュレーションデータは、製造中に検知されて記憶される。エレベータ装置の製造業者は、各動作モードに応じて検査して設定しなければならない全ての関連する構成部品を知っているため、製造業者は、エレベータ装置の製造時に、エレベータ装置のコンフィギュレーションデータを決定して、これらのデータを好ましくはエレベータ制御装置のメモリに記憶することができる。しかしながら、製造業者は、コンフィギュレーションデータをデータキャリアに保存することもでき、あるいは、必要に応じてデータを呼び出すことができるサービスセンターにデータを記憶することもできる。データキャリアまたはサービスセンターに記憶する場合には、構成部品の更なる可能な開発または法的な規則の変化を、コンフィギュレーションデータに組み込むことができ、それにより、エレベータ装置のメモリ内に記憶されたコンフィギュレーションデータの陳腐化を防止することが有益である。例えば、サービスセンターとの通信接続によって、コンフィギュレーションデータを更新することにより、コンフィギュレーションデータの陳腐化を防止することができる。
同様に、エレベータ装置の設置後にエレベータ装置のコンフィギュレーションデータを検知できるとともに、そのデータを記憶できることが有利である。その場合、エレベータ装置の構成部品のコンフィギュレーションデータを呼び出す検知プログラムが開始される。この実施形態においては、エレベータ装置の設置中に結果として生じる個々のコンフィギュレーションを考慮すると有利である。
本発明の有利な実施形態においては、動作モードとして試運転動作モードが選択される。その場合、動作の試運転のために必要な全てのステップは、コンフィギュレーションデータに基づいて決定されるとともに、エレベータ装置のメモリに記憶される。動作検査員によって開始される試運転動作シーケンスプログラムは、試運転動作ステップによって形成される。この試運転動作シーケンスプログラムは、所定のシーケンスで試運転動作ステップを進める。この場合、試運転動作ステップが、表示および制御ユニットによって表示され、エレベータ装置のパラメータの必要な入力が、表示および制御ユニットによって入力される。試運転動作モードの選択により、試運転動作に不可欠な測定に選択的に適合される試運転動作シーケンスプログラムを設定することができる。エレベータ装置の特定の要件に合わせられる試運転動作シーケンスプログラムは、エレベータ装置の特定のコンフィギュレーションデータによって設定される。したがって、動作検査員官は、エレベータ装置の特定のパラメータを調べることなく、表示および制御ユニットに表示されるステップを単に実行するだけで済む。
試運転動作ステップは、エレベータ装置の構成部品の接続または検査に関する要求、パラメータの入力または構成部品の設定を行なうことに関する要求とを含んでいることが有利である。
本発明の有利な実施形態においては、試運転動作の全てのステップが終了した後、試運転動作ログが設定される。したがって、動作検査員および全ての関係者は、動作の試運転中に行なわれる検査および設定に関する概要を得る。試運転動作ログを、エレベータ装置のメモリおよび/または表示および制御ユニットのメモリに記憶できることが有利である。これによって、その後に試運転動作ログを呼び出すことができ、それにより、後の時点で試運転動作の正当性を検査することができる。試運転動作が首尾よく終了した後、エレベータ装置のメモリに記憶される、試運転された動作状態が設定されることが有利である。この試運転された動作状態により、試運転動作ログを評価する必要なく、試運転動作の性能に関する高速の問い合わせが可能になる。また、通信接続によって、試運転動作ログをサービスセンターに送信することもできる。そこで、製造業者の動作状態に置かれたエレベータ装置の試運転動作ログを、アーカイブに格納することができるとともに、その後の点検のために提供することができる。
本発明の更なる有利な実施形態においては、試運転された動作状態に応じて、受け入れ検査モードが選択される。エレベータ装置の動作の試運転が行なわれた時だけ、受け入れ検査を行なうことができる。エレベータ装置のコンフィギュレーションデータに基づいて、必要な全ての受け入れ検査ステップが、エレベータ装置で確認されて、エレベータ装置のメモリに記憶される。受け入れ検査員によって開始される受け入れ検査プログラムは、受け入れ検査ステップによって設定され、また、受け入れ検査ステップは、所定のシーケンスで処理される。その場合、受け入れ検査ステップが、表示および制御ユニットによって表示され、エレベータ装置の必要なパラメータ入力が、表示および制御ユニットによって入力される。受け入れ検査モードの選択により、受け入れ検査に必要なステップであって、動作の試運転のためのステップとは異なるステップを確認することができる。ここでも、受け入れ検査プログラムが特定のエレベータ装置に対して選択的に合わせられるように、コンフィギュレーションデータが基礎を形成する。
本発明の有利な実施形態においては、受け入れ検査プログラムの処理後に、受け入れログが、設定されて記憶され、および/またはサービスセンターに送信される。したがって、受け入れ検査の詳細を、後に把握することができる。また、記憶された試運転動作ログのパラメータと受け入れログのパラメータとの比較が行なわれえることが有益である。これは、更に、不正行為を見出し、または、動作の試運転がうまく行なわれたことを確認するのに役立つ。ログの記録により、エレベータ装置でメンテナンス作業を行なう場合、あるいは最新化する場合において、表示および制御ユニットを用いて、試運転動作および/または受け入れ検査の電子ログを呼び出すことができるとともに、所定の場合には、エレベータ装置の現在の状態を適切に更新することができる。
本発明の有利な実施形態においては、受け入れログを、受け入れ検査員によって電子的に署名することができ、または、試運転動作ログを、動作検査員によって電子的に署名することができる。検査開始前に検査実行者を識別しなければならないため、形成されたログの一人の人物に関連付けられる署名または認証を、この識別によって行なうことができ、これにより、動作の試運転または受け入れ検査を担当する人物を、後日に確かめることもできる。 受け入れ検査のために対応する認証を形成しなければならないため、本発明の有利な実施形態においては、受け入れ検査が首尾よく終了した後、受け入れ検査員が任意の更なる書き込み作業を行なう必要がないように、受け入れ認証が発行される。その場合、受け入れ検査プログラムが完全にかつ首尾良く実行された場合にだけ、認証を発行することができる。
有利な実施形態においては、表示および制御ユニットを制御装置として使用して、構成部品の試験運転を行なうことができる。エレベータ装置の個々の構成部品の包括的な試験は、検査プログラムのステップ中において必要とされても良い。その場合、表示および制御ユニットの入力により、試験運転を制御することができ、試験結果が、表示および制御ユニットによって検知されて比較される。
本発明に係るエレベータ装置は、ケージと、エレベータ駆動装置と、エレベータ制御装置とを備え、エレベータ制御装置は、動作の試運転および/または受け入れ検査の性能に関するデータを記憶できるメモリを備えている。エレベータ制御装置は、試運転動作モードまたは受け入れ検査モードまたは通常モードに切換可能であり、データ交換のために表示および制御ユニットに接続される。エレベータ装置のシステム状態、故障報告、および/または、動作の試運転および/または受け入れ検査のためのステップを表示するために、表示および制御ユニットが設けられ、この表示および制御ユニットにより、エレベータ装置の動作の試運転および/または受け入れ検査の制御に関するデータを入力することができる。
そのようなエレベータ装置の場合、特定のエレベータ装置の動作の試運転および/または受け入れ検査を行なうために実質的に必要なデータは、統合されて、エレベータ装置の制御装置に記憶される。これらのデータに基づき、試運転動作においてだけでなく、受け入れ検査においても、試運転動作または受け入れ検査のために行なわれる全てのステップが、プログラム制御方式で確認されて記憶される。ステップは、権限のある人物が試運転動作および/または受け入れ検査を行なうため、検査プログラムによりメニュー制御方式で実行することができる。その場合、検査プログラムにより目標値を表示することができるとともに、測定データを検知し、所定の場合には、測定データを目標値と比較することができる。また、エレベータ制御装置は、それ自体、プログラムシステムによって構成されていても良い。動作の試運転時および/または受け入れ検査時に行なわれる全ての測定値は、検知されるとともに、完全性および正当性が検査され、1つ以上のデータファイルに記憶されても良い。
本発明の有利な実施形態において、表示および制御ユニットは、エレベータ装置に統合される。これにより、別個の装置をエレベータ装置に接続する必要なく、エレベータ装置のリソースを利用することができる。
本発明の他の実施形態において、表示および制御ユニットは、携帯型でかつエレベータ装置と接続できるように構成されている。この点に関し、エレベータ装置のリソースは、別個の作業は課されない。エレベータ装置を交換する必要なく、増大する要求に対して、表示および制御ユニットを簡単に適合させることができる。例えばノートパソコンを、表示および制御ユニットとして使用することができる。この場合、表示および制御ユニットは、有線、あるいは無線すなわち赤外線方式による通信接続によって、エレベータ装置に接続することができ、エレベータ装置と通信することができる。すなわち、接続形式を要求に合わせることができる。その場合、表示および制御ユニットがメモリを備えていると有利である。このようにすれば、エレベータ装置と表示および制御ユニットとの間で交換しなければならないデータの量を減らすことができる。
本発明において、エレベータ装置のメモリおよび/または表示および制御装置のメモリは、一連の試運転動作および/または受け入れ検査の対話型制御に役立つプログラムおよび/またはデータを含んでいる。これにより、必須のステップが見落とされることなく、検査のシーケンスを自動的に形成できるという利点が得られる。
本発明の有利な実施形態において、エレベータ装置は、サービスセンターとの通信接続を行なうことができる通信ユニットを備えている。したがって、エレベータ装置は、サービスセンターからデータを受信し、あるいは、データをサービスセンターへ送信することができる。
本発明の他の実施形態において、表示および制御ユニットが通信ユニットを備え、これにより、サービスセンターとの通信接続は、表示および制御ユニットとサービスセンターとの間で直接に、あるいは、エレベータ装置とサービスセンターとの間の通信接続により間接的に確立される。一連の試運転の動作および/または受け入れ検査の対話型制御のためのプログラムおよび/またはデータの更新、または、試運転動作ログおよび/または受け入れ検査ログの更新は、通信接続によりサービスセンターへ送信することができる。
以下、図面に示された実施形態の例に基づいて、本発明をより詳細に説明する。
エレベータ装置の構成が図1に示されている。エレベータ装置には、プロセッサ111を備えたエレベータ制御装置11が設けられている。エレベータ制御装置11には、メモリ12と通信ユニット14とが接続されている。エレベータ制御装置11は、表示および制御ユニット13に接続されている。表示および制御ユニット13は、表示ユニット131と、制御ユニット132と、メモリ133とを備えている。また、表示および制御ユニット13には、プロセッサ134および通信ユニット135が配置されている。
メモリ12内には、エレベータ装置のコンフィギュレーションデータが記憶されている。選択された動作モードに応じて、エレベータ制御装置11のプロセッサ111により、エレベータ装置を検査するために必要なステップが決定される。これらのステップにより、全ての検査ステップにわたってメニュー制御方式で、検査実行者を案内する検査プログラムが、プロセッサ111によって設定される。そのため、これらのステップが、表示ユニット131に表示され、それに伴って必要な入力が、制御ユニット132で入力される。対応する実施形態に応じて、エレベータ制御装置11のプロセッサ111で検査プログラムを処理することができる。この場合、表示ユニット133で表示するために必要な全てのデータおよび制御ユニットでの入力が、エレベータ制御装置11のプロセッサ111に送信される。あるいは、表示および制御ユニット13のプロセッサ134によって検査プログラムが実行されても良い。その場合には、表示および制御ユニット13のメモリ133にコンフィギュレーションデータが記憶される。表示および制御ユニット13の通信ユニット135を介して、サービスセンター(図示せず)との通信接続を行なうことができ、この通信接続により、データを交換することができる。あるいは、サービスセンターとの通信接続を確立するために、エレベータ装置の通信ユニット14が使用されても良い。例えば故障時において故障センターで緊急呼出しを行なうため、エレベータ装置は、標準として通信ユニット14を有している。
図2には、エレベータ装置の様々な構成部品が接続される、エレベータ制御装置ECUが示されている。エレベータ制御装置ECUは、周波数変換器FCとモータMとに接続されている。また、ドア駆動制御装置ADDUが接続されている。個々の階の制御パネルLOPにより、制御コマンドがエレベータ制御装置ECUへと送信される。更に、ケージ内にはケージ制御パネルCOPが配置されており、このケージ制御パネルも、データ表示およびエレベータ制御に同様に役立つとともに、エレベータ制御装置ECUに接続される。ケージの位置を認識するため、エレベータ昇降路内には、階送信器LINが配置されている。また、エレベータ制御装置ECUには、安全の目的で設けられ、かつ各階における乗降位置にケージを位置決めするのに役立つ負荷測定機器LMGが接続されている。速度リミッタGBPDは、制御装置ECUに接続されるとともに、エレベータ昇降路内で移動する際のケージの速度を制御する。また、ケージの動きを確認するため、エレベータ制御装置ECUには、インクリメンタル送信器IGVが接続されている。この実施形態の例においては、エレベータ制御装置ECUに避難ユニットSEMが接続されている。なお、この構成部品は、任意であり、全てのエレベータに組み込まれるとは限らない。
図3は、エレベータ装置を検査する方法のフローチャートを示している。このフローチャートにおける菱形は、「はい」または「いいえ」によって答えることができる対応する問い合わせを示している。「+」によって特徴付けられる矢印は、答えが「はい」の場合に対応する次のステップを示しており、「−」によって特徴付けられる矢印は、答えが「いいえ」の場合における次のステップを表わしている。方法は、ステップ30から始まる。その後、ステップ31において、人物の認証が呼び出される。認証が欠如している場合には、方法が終了する(ステップ49)。認証が存在する場合、エレベータ装置のコンフィギュレーションデータは、実施形態の各形式に応じて、メモリから呼び出され、プログラムによって問合せされ、あるいは、データキャリアまたは通信接続によって外部から供給される(ステップ32)。ステップ33において、入力動作モードが問合せされる。動作の試運転が実行される場合には、方法は、ステップ34に進む。受け入れ検査が実行される場合には、ステップ36において、エレベータ装置が既に作動状態に置かれているか否かが最初に検査される。作動状態に置かれていない場合には、方法が終了する(ステップ49)。このフローチャートにおいては、2つの異なる動作モードの入力だけが可能である。試運転動作モードが選択された場合には、ステップ34において、ステップ32からの特定のコンフィギュレーションデータを用いて、エレベータ装置を試運転動作させるために必要な全てのステップを含む試運転動作シーケンスプログラムが設定される。この試運転動作シーケンスプログラムは、ステップ35において開始される。受け入れ検査モードが選択された場合には、ステップ37において、ステップ32からの特定のコンフィギュレーションデータを用いて、エレベータ装置の受け入れ検査を行なうために必要な全てのステップを含む受け入れ検査プログラムが設定される。受け入れ検査プログラムは、ステップ38において開始される。ステップ39においては、2つの可能な検査プラグラムのうちのいずれが開始されたかどうかとは無関係に、表示および制御ユニット13に、必要なステップが表示される。その場合には、パラメータの入力が必要か否かが、ステップ40において検査される。パラメータの入力が必要な場合には、ステップ41において、この入力が制御ユニット132により行なわれる。方法は、試運転動作のためのステップ、または対応する構成部品の受け入れのためのステップへと進むまで、このループ内に留まる(ステップ42)。次に、ステップ43において、検査プログラムの最後のステップへ進んだか否かが検査される。開始された検査プログラムの最後のステップに未だ進んでいなかった場合には、検査プログラムの対応する次のステップへ進む(ステップ44)。開始された検査プログラムの最後のステップに達したら、各検査プログラムに応じて、関連するログが設定される(ステップ45)。検査プログラムがうまく処理したという前提の下、対応する検査状態が設定される。この検査状態は、試運転動作の場合には試運転動作状態であり、受け入れ検査の場合には受け入れ検査状態である。対応された状態が設定された後、ステップ47において、対応するログが署名される。その後、対応するログあるいは所定の場合には受け入れ検査のための認証が、ステップ48において発行され、記憶され、また、任意に通信接続によりデータキャリアに対して送信される。
以下、一例として、エレベータ装置の個々の構成部品について説明する。なお、試運転動作または受け入れ検査に必要なステップが示されている。
試運転動作の場合、最初に、機械的な要件が検査される。これに属するものとしては、全ての機械部品が完全に装着されているか否かの検査がある。特に、安全ブレーキ装置、走行ブレーキ、ケージドア、昇降路ドアが、検査される。その後、電気的な構成部品の検査が実行される。この中には、例えば、搭載されているが未だ接続されていない、エレベータ制御装置ECUとドア駆動制御装置ADDUとの間で対応するケーブル接続が成されているか否かの検査が含まれる。昇降路配線が、完全に終了してドアロックおよび階制御パネルLOPに接続されたか否かが検査される。モータでの接続および送信配線が検査される。また、昇降路内でのケージの位置が検査される。この場合、ケージは、最後の階に位置しているであろう。次のステップにおいては、個々の構成部品の電気的な接続が、所定のシーケンスで実行される。ここでは、接続の種類および接続位置に関する正確な知識が必要である。全ての電気構成部品が接続されて対応する制御装置に結合されたら、エレベータ装置の構成が検査される。その場合、スイッチの位置を検査して設定しなければならず、ここでも、正確なシーケンスに従って、スイッチの正確な位置が設定されなければならない。例えば、避難ユニットが存在する場合、エレベータ制御装置でのスイッチの配置および幾つかの接続は、エレベータ装置が避難ユニットを有していない場合と異なる方法で実行される。
エレベータ制御装置で全ての接続が成され、かつ全てのスイッチが配置されたら、ケージの制御ユニットにおいて、接続が行なわれ、スイッチが設定されなければならない。全てのケーブル接続が成され、全てのスイッチが所定の位置に配置されると、エレベータ装置が作動される。そのためには、主電流ケーブルをコンセントにつなぎ、サーマルマグネットおよび差動装置をオンしなければならない。作動後、例えばモータの位相位置が検査される。これらが仕様に合っていない場合には、位相位置が一致するまで、一連のステップを行なわなければならない。さらに、エレベータ内またはエレベータ昇降路内の様々な位置にある、様々な構成部品の複数の制御LEDが検査される。 全てのステップが予め首尾よく完了したという推定の下、構成部品の個々の機能が、以下のように検査される。仕様にしたがって全ての構成部品が機能している場合には、エレベータによる最初の点検走行が行なわれる。この点検走行においては、異なる制御コマンドが与えられ、その結果を検査しなければならない。その後、エレベータが初めて高速で移動される。また、これに関連して、一連の制御コマンドが続かなければならない。これらの試験(同期走行、学習走行)の場合には、エレベータが同期される。すなわち、エレベータが、階の正確な位置で停止するように設定される。これらの試験後、階制御パネルがパラメータ化される。そのため、各階に応じて、階制御パネルのディスプレイに、対応する数が表示されなければならない。これは、各階毎にプログラミングされなければならない。また、エレベータロードセルが較正される。エレベータロードセルは、所定のパラメータに設定される。動作検査員は、これらのパラメータが、所定の許容範囲内にあるか否かを検査しなければならない。そのため、ケージに所定の負荷をかけて、移動させなければならない。この場合、様々な距離測定値が記録されて入力される。また、エレベータケージのファンのスイッチがオンされている場合等においては、ドアの開放時間を設定しなければならない。また、エレベータ装置の通信ユニット14が、環境設定される。そのため、通信ユニット14を、電話線に接続してプログラムされた故障センターの適当な電話番号に接続しなければならない。
また、ケージ内のインターホンが設定されて試験される。
受け入れ検査の場合にも、同様に、スイッチ設定を検査して、距離を測定し、ラベルを検査しあるいは貼り付け、様々な位置で照明を試験し、安全記号を検査し、通信ユニットを検査し、昇降路へのアクセスを検査して確保し、階ドアロックの仕様を定めなければならない。特に重要なことは、安全性に関連する全ての構成部品およびシステム、例えばケージのための安全ブレーキ装置およびエレベータ装置を監視するための安全接点および安全回路が、必要な法的基準および規定を満たしているか否かの検査である。また、一連の距離が記録されて目標値と比較される。ケージのタイプ、ガイドレール、レール固定具の仕様を定めなければならない。更に、ケージが空の時の重量が検知されて試験される。ケージの機能、特に、重量が過大である場合に、通常の始動を妨げる過負荷装置が検査される。ケージの緊急脱出口も検査しなければならない。ケージと昇降路との間の間隔、ドア間隔、ドア敷居からのエレベータケージの間隔が、検知されて目標値と比較される。受け入れ検査における重要な点は、ケーブルを検査することによって行なわれる。この場合、数や径といったケーブルパラメータが、検知されて検査される。また、ケージおよび駆動装置におけるケーブルの固定も検査される。速度リミッタケーブルのマーキングも検査しなければならない。受け入れ検査における次の点として、モータ及びモータの構成部品が、検査されて試験される。それに属するものとしては、例えば、駆動モータ、ドア駆動モータ、および周波数変換器の温度監視を挙げることができる。モータ動作時間リミッタの動作時間を検査しなければならない。次に、電気配線が検査される。これに属するものとしては、アース、絶縁抵抗、EMV測定に関する電気配線の検査を挙げることができる。受け入れ検査員は、記録書および取扱説明書等といった動作に必要な書類を、利用できるか否かを検査しなければならない。最後に、一連の書類に記入しなければならない。
試運転動作および受け入れ検査に関して列挙した以上のような作業から、この種の検査がいかに複雑であるかが分かる。検査を実行するための本発明に係る方法によれば、検査実行者による検査が容易になり、本発明にしたがって検査すると、同時に検査の完全性および安全性が高まる。
試運転動作および受け入れ検査に関して全ての点で、得られるコンフィギュレーションデータにより、選択された形式の検査を、表示および制御ユニット13によるメニュー制御方式で実行することができる。動作検査員は、直ぐに理解できる態様で、エレベータ制御装置の全てのパラメータを設定し、比較し、または調整することができる。
また、エレベータ装置に接続される携帯型の表示および制御ユニット13を使用する場合には、本発明に係る方法において、検査プログラムを形成するための分割システムを使用することもできる。動作の受け入れ検査および試運転は、異なるエレベータ装置と基本的に同じステップで行なわれるため、検査プログラムのこれらのステップを、表示および制御ユニットに記憶することができる。それに反して、装置固有の詳細な態様は、特定のエレベータ装置の構成に大きく依存している。したがって、エレベータ装置の具体的な構成および一連の検査に関するデータとは無関係な検査プログラムの部分を、表示および制御ユニット13にメニュー構造として記憶することができる。この場合、詳細が、特定の装置のコンフィギュレーションデータからこのメニュー構造へと挿入され、それにより、検査プログラムのステップが、これらのコンフィギュレーションデータによって固有のものとなる。
動作の試運転のプログラム制御された処理だけでなく、受け入れ検査のプログラム制御された処理により、検査が更に便利で安全になる。その上、検査の消費時間が最適化される。検査実行者は、技術的な書類を常に調べることなく、エレベータ装置の検査に完全に集中することができる。また、特に、大きなエレベータ装置の場合には、検査実行者がロットの周りで動き回り、かつ近づき難い場所で作業しなければならないため、エレベータ装置の検査のために携帯型の表示および制御ユニット13を持ち歩いていれば、多数の書類を持ち歩くよりも便利である。
本発明に係るエレベータ装置のエレベータ制御装置の概略的なレイアウトを示している。 エレベータ装置の構成部品及びそのエレベータ制御装置に対する接続を示している。 エレベータ装置の検査を実行するための本発明に係る方法のシーケンス図を示している。
符号の説明
11 エレベータ制御装置
12 エレベータ装置のメモリ
13 表示および制御ユニット
14 エレベータ装置の通信ユニット
30 開始
31 認証問合せ(認証?)
32 コンフィギュレーションデータの呼び出し、問合せ、または供給
33 試運転動作モードの選択
34 試運転動作シーケンスプログラムの設定
35 試運転動作シーケンスプログラムの開始
36 試運転された動作状態の問合せ(試運転された動作状態の設定?)
37 受け入れ検査プログラムの設定
38 受け入れ検査プログラムの開始
39 表示および制御ユニットにおけるステップの表示
40 入力が必要か否かの問合せ
41 制御ユニットでの入力
42 ステップが処理されているか否かの問合せ
43 最後のステップか否かの問合せ
44 次のステップ
45 ログ、認証のセットアップ
46 状態の設定
47 ログ、認証の署名
48 ログ、認証の発行、記憶、および送信
49 方法の終了
111 エレベータ制御装置のプロセッサ
131 表示ユニット
132 制御ユニット
133 表示および制御ユニットのメモリ
134 表示および制御ユニットのプロセッサ
135 表示および制御ユニットの通信ユニット
ECU エレベータ制御装置
ADDU ドア駆動制御装置
SEM 避難ユニット
LOP 階の制御パネル
COP ケージ制御パネル
LIN 階送信器
LMG 負荷測定機器
GBPD 速度リミッタ
IGV インクリメンタル送信器
FC 周波数変換器
M モータ
+ 答え「はい」
− 答え「いいえ」

Claims (28)

  1. 表示および制御ユニット(13)に接続されるエレベータ制御装置(11)を備えたエレベータ装置を検査する方法であって、
    a)エレベータ装置のコンフィギュレーションデータに基づいて、および選択された動作モードにしたがって、検査に必要な全てのステップを含む検査プログラムが、エレベータ制御装置(11)に設定され、
    b)検査に必要な全てのステップが、表示および制御ユニット(13)に所定のシーケンスで表示され、
    c)検査に必要な全てのステップを処理するために必要な入力が、表示および制御ユニット(13)によって入力される、方法。
  2. 検査プログラムが、エレベータ制御装置(11)のプロセッサ(111)および/または表示および制御ユニット(13)のプロセッサ(134)によって処理されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 検査において、エレベータ装置に組み込まれた構成部品が初期化され、組み込まれた構成部品の初期化によって、エレベータ装置のコンフィギュレーションデータが、検知され、かつエレベータ装置のメモリ(12)および/または表示および制御ユニット(13)のメモリ(133)に記憶されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. エレベータ装置のコンフィギュレーションデータが、エレベータ装置の全ての構成部品の識別番号および/またはリストを含んでいることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. エレベータ装置の検査前に、検査実行者の身元が検査され、身元検査が、コードの入力により、チップカードにより、または生物測定センサによって行なわれることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 表示および制御ユニット(13)が、エレベータ装置に接続されるとともに、コンフィギュレーションデータに基づく検査プログラムが送信されるメモリ(133)を備えていることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. エレベータ装置のコンフィギュレーションデータが、エレベータ装置の製造中に検知されて記憶されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. エレベータ装置のコンフィギュレーションデータが、エレベータ装置の設置後に検知されて記憶され、エレベータ装置の構成部品のコンフィギュレーションデータを呼び出す検知プログラムが開始されることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  9. エレベータ装置のコンフィギュレーションデータが、データキャリアまたはエレベータ装置とサービスセンターとの間の通信接続により、エレベータ装置のメモリ(12)および/または表示および制御ユニット(13)のメモリ(133)に対して送信されることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 検査プログラムを設定するためのプログラムが、表示および制御ユニット(13)に記憶されるとともに、供給されたエレベータ装置のコンフィギュレーションデータに基づいて検査プログラムを決定することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. コンフィギュレーションデータが、表示および制御ユニット(13)に表示されるパラメータの目標値を含んでおり、パラメータの実際の値が、検知されて表示および制御ユニット(13)により入力されるとともに、目標値と比較されることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 試運転動作モードが選択され、必要な全ての試運転動作ステップが決定されて、エレベータ装置のメモリ(12)に記憶され、試運転動作ステップにより、動作検査員によって開始される試運転動作シーケンスプログラムが設定され、試運転動作ステップが、所定のシーケンスで処理され、試運転動作ステップが、表示および制御ユニット(13)によって表示され、エレベータ装置の必要なパラメータ入力が、表示および制御ユニット(13)によって入力されることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 試運転動作ステップが、エレベータ装置の構成部品の接続または検査に関する要求と、パラメータの入力または構成部品の設定を行なうことに関する要求とを含んでいることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 全ての試運転動作ステップの終了後に、エレベータ装置のメモリ(12)および/または表示および制御ユニット(13)のメモリ(133)に記憶される試運転動作ログが設定され、および/または、試運転された動作状態が、エレベータ装置のメモリ(12)に設定され、および/または通信接続によって、試運転動作ログがサービスセンターに送信されることを特徴とする、請求項12または13に記載の方法。
  15. 試運転された動作状態に基づいて受け入れ検査モードが選択され、必要な全ての受け入れ検査ステップが、エレベータ装置のコンフィギュレーションデータに基づいてエレベータ制御装置(11)で決定されるとともに、エレベータ装置のメモリ(12)に記憶され、受け入れ検査ステップにより、受け入れ検査員によって開始される受け入れ検査プログラムが設定され、受け入れ検査ステップが、所定のシーケンスで処理され、受け入れ検査ステップが、表示および制御ユニット(13)によって表示され、エレベータ装置の必要なパラメータ入力が、表示および制御ユニット(13)によって入力されることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 受け入れ検査プログラムの処理後に、受け入れログが、設定され、記憶され、および/またはサービスセンターに送信されることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 記憶された試運転動作ログのパラメータと受け入れログのパラメータとの比較が行なわれることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 受け入れログが、受け入れ検査員によって電子的に署名され、または、試運転動作ログが、動作検査員によって電子的に署名されることを特徴とする、請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 受け入れログに基づいて、認証が形成されて発行されることを特徴とする、請求項16から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 検査プログラムのステップが、構成部品の試験動作を含んでおり、試験動作が、表示および制御ユニット(13)の入力によって制御され、試験結果が、表示および制御ユニット(13)によって検知されて比較されることを特徴とする、請求項1から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. ケージと、エレベータ駆動装置(M)と、エレベータ制御装置(11)とを備えるエレベータ装置であって、エレベータ制御装置(11)が、動作の試運転および/または受け入れ検査の性能に関するデータを記憶できるメモリ(12)を備え、エレベータ制御装置(11)が、試運転動作モード、受け入れ検査モード、または通常モードに切換可能であり、データ交換のために表示および制御ユニット(13)に結合され、エレベータ装置のシステム状態、故障報告、および/または、動作の試運転および/または受け入れ検査のためのステップが、表示および制御ユニット(13)によって表示されることができ、エレベータ装置の動作の試運転および/または受け入れ検査の制御に関するデータが、表示および制御ユニット(13)によって入力されることができる、エレベータ装置。
  22. 表示および制御ユニット(13)が、エレベータ装置に統合されることを特徴とする、請求項21に記載のエレベータ装置。
  23. 表示および制御ユニット(13)が、エレベータ装置に接続可能であり、メモリ(133)を備えていることを特徴とする、請求項21に記載のエレベータ装置。
  24. 表示および制御ユニット(13)が、有線、あるいは無線すなわち赤外線方式による通信接続によって、エレベータ装置と通信することを特徴とする、請求項23に記載のエレベータ装置。
  25. エレベータ制御装置(11)のメモリ(12)および/または表示および制御装置(13)のメモリ(133)が、一連の試運転動作および/または受け入れ検査の対話型制御に役立つプログラムおよび/またはデータを含んでいることを特徴とする、請求項21から24のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
  26. サービスセンターとの通信接続を確立することができる通信ユニット(14)を備えていることを特徴とする、請求項21から25のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
  27. 表示および制御ユニット(13)が、通信ユニット(135)を備え、サービスセンターとの通信接続が、表示および制御ユニット(13)とサービスセンターとの間で直接に、あるいは、エレベータ装置とサービスセンターとの間の通信接続により間接的に確立されることを特徴とする、請求項26に記載のエレベータ装置。
  28. 一連の試運転の動作および/または受け入れ検査の対話型制御のためのプログラムおよび/またはデータの更新、あるいは、試運転動作ログおよび/または受け入れ検査ログの更新が、サービスセンターとの通信接続により送信可能であることを特徴とする、請求項26または27に記載のエレベータ装置。
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