JP2005067883A - ピット梯子 - Google Patents

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英樹 高田
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Abstract

【課題】 乗りかごとの干渉を防止しつつ、手摺り、水平な踏みしろを確保してピット内への安全に出入りを確保する。
【解決手段】 ホールシル3の下側に形成された窪み14に各固定支柱4を固定し、これら各固定支柱4の各部を中心にして、各踏み板7を回動自在に取り付けるとともに、これら各踏み板7の先端側に各側げた5を回動自在に取り付け、さらに各踏み板7の各側面中央部分に各手摺り9を回動自在に取り付け、乗りかごを昇降させるとき、チェーン12を引き上げて、各踏み板7、各側げた5、各手摺り9を窪み14内に格納させ、またピット2内に作業員が降りるとき、フック13からチェーン12を外して、窪み14から各踏み板7、各側げた5、各手摺り9を引き出させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベータのピットに安全に出入りさせるピット梯子に関する。
従来、ビルなどに設置されたエレベータ設備では、図15に示すように、細いパイプを溶接して簡易な梯子101を作成した後、ビル内に設けられた昇降路(シャフト)内の底部(ピット)の所定部分、例えば図16に示すように、開閉自在に設置されたホールドア102により、ホール103から分離されたピット104の側壁105に、梯子101をピッタリと固定し、これをピット梯子102として使用させるようにしている。
特開2002−145550 特開2001−89048
しかしながら、細いパイプを溶接した従来のピット梯子102では、使い易さを考慮していないことから、実際に使用するとき、使い勝手が悪く、安全性という面から好ましいものではなかった。
本発明は上記の事情に鑑み、ホールシル下の隙間を有効に活用して、折り畳み式の梯子を収納させ、これによって乗りかごとの干渉を防止させながら、踏みしろを確保させて、ピット内へ安全に出入りさせることができるピット梯子を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、請求項1では、エレベータシャフトのピット内に設けられるピット梯子において、折りたたみ自在、かつ乗りかごの昇降時にはホールシル下の隙間に収納されるように構成したことを特徴としている。
上記の構成によれば、ホールシル下の隙間を有効に活用して、折り畳み式の梯子を収納させ、これによって乗りかごとの干渉を防止させながら、踏みしろを確保させて、ピット内へ安全に出入りさせることができる。
請求項2では、請求項1に記載のピット梯子において、前記隙間を構成している壁から所定距離だけ離されて配置される1対の側げたと、各一端側が前記壁側に所定間隔で回転自在に取り付けられ、各他端側が前記各側げた側に所定間隔で回転自在に取り付けられる複数の踏み板と、これら各踏み板の各側面中央部分に回転自在に取り付けられる手摺りとを備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、ホールシル下の隙間を有効に活用して、折り畳み式の梯子を収納させ、これによって乗りかごとの干渉を防止させながら、手摺り、水平な踏みしろを確保させて、ピット内へ安全に出入りさせることができる。
請求項3では、請求項1に記載のピット梯子において、前記隙間を構成している壁から所定距離だけ離されて配置される1対の側げたと、これら各側げた間に所定間隔で取り付けられる複数の踏み段と、各一端側が前記壁の上部側に回転自在に取り付けられ、各他端側が前記各側げたの上部側に回転自在に取り付けられる1対の上側連結部材と、各一端側が前記壁の下部側に回転自在に取り付けられ、各他端側が前記各側げたの下部側に回転自在に取り付けられる1対の下側連結部材と、これら上側連結部材、下側連結部材の各中央部分に回転自在に取り付けられる手摺りとを備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、ホールシル下の隙間を有効に活用して、折り畳み式の梯子を収納させ、これによって乗りかごとの干渉を防止させながら、使い勝手の良い手摺り、踏みしろを確保させて、ピット内へ安全に出入りさせることができる。
請求項4では、請求項1に記載のピット梯子において、前記隙間を構成している壁から所定距離だけ離されて配置される1対の側げたと、これら各側げた間に所定間隔で取り付けられる複数の踏み段と、前記各側げたに対し、所定距離だけ離され、平行に取り付けられる手摺りと、各一端側が前記壁の上部側に回転自在に取り付けられ、各他端側が前記側げたの上部側に回転自在に取り付けられる1対の連結部材と、各一端側が前記壁の下部側に回転自在に取り付けられ、各他端側が前記側げたの下部側に回転自在に取り付けられる1対の屈曲部材とを備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、ホールシル下の隙間を有効に活用して、折り畳み式の梯子を収納させ、これによって乗りかごとの干渉を防止させながら、斜めにされた手摺り、踏みしろを確保させて、ピット内へ安全に出入りさせる。
請求項5では、請求項1乃至4のいずれかに記載のピット梯子において、前記壁側から前記各側げたを引き出している際に動作する安全スイッチと、この安全スイッチのオン動作によって作動する安全回路とを備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、ホールシル下の隙間を有効に活用して、折り畳み式の梯子を収納させ、これによって乗りかごとの干渉を防止させながら、作業員がピット内にいるとき、安全回路をオフ状態にさせて、誤って乗りかごが動き出さないようにさせるとともに、梯子の収納忘れに起因する乗りかごとの激突を防止させることができる。
以上説明したように本発明によれば、ホールシル下の隙間を有効に活用して、折り畳み式の梯子を収納させ、これによって乗りかごとの干渉を防止させながら、踏みしろを確保させて、ピット内へ安全に出入りさせることができる。
また、昇降路壁から梯子を引き出す作業のみで梯子の設置が可能であるため、点検作業の予備作業である梯子の設置を最小の時間で行うことができ、作業時間全体の短縮に貢献できる。
図1は本発明によるピット梯子の第1の実施形態を示す側面図である。
この図に示すピット梯子1は、太いパイプなどによって構成され、シャフトの底部に形成されたピット2内の所定部分、例えばホールシル3の下側に形成された窪み14部分に固定される2本の固定支柱4と、太いパイプなどによって構成され、各固定支柱4の手前側に配置される2本の側げた5とを備える。また、図3の側面図、図4の正面図に示すように、複数の板部材によって構成され、各固定支柱4から各側げた5を所定距離だけ離し、各側げた5の底部をピット床面6に当接させているとき、各板部材の上面がほぼ水平にされた状態で、窪み14に近い方の各側面端部が各固定支柱4に各々、所定間隔で回動自在に取り付けられるとともに、窪み14から遠い方の各側面端部が各側げた5に各々、所定間隔で、回動自在に取り付けられる複数の踏み板7を備える。また、図2の正面図に示すように、各踏み板7の各側面中央部分に各々、垂設された各取り付け軸8に回動自在に支持される2本の手摺り9を備える。また、図5の部分拡大図に示すように、側げた5の下端に取り付けられたB接点などによって構成され、側げた5の底部がピット床面6に当接しているとき、図6の回路図に示すように、安全回路10をオフ状態にさせる安全スイッチ11と、各側げた5の上端とホールシル3とを緩く結ぶチェーン12と、ホールシル3に固定され、各側げた5を引き上げて、窪み14内に収納するとき、チェーン12の一部がかけられるフック13とを備える。
そして、エレベータの乗りかごを昇降させるとき、図1、図2に示すように、乗りかごの昇降に邪魔にならないように、チェーン12が上に引き上げられて、その一部がフック13にかけられる。
これにより、各踏み板7が反時計方向に回動させられて、各側げた5、各手摺り9などがホールシル3の下側に形成された窪み14部分に収納されるとともに、安全スイッチ11がオン状態にされて、安全回路10がオン状態にされる。
また、ピット2内に作業員などが降りるとき、フック13からチェーン12が外される。
これにより、図3、図4に示すように、各側げた5の底部がピット床面6に当接するまで、各踏み板7が時計方向に回動させられて、各側げた5、各手摺り6などが引き出され、各踏み板7の上面がほぼ水平状態にされるとともに、側げた5の底部に取り付けられた安全スイッチ11がオフ状態になって、安全回路10がオフ状態にされる。
この後、上面側がほぼ水平にされた各踏み板7と、各固定支柱4、各側げた5の中間部分に配置された各手摺り6とを用いて、作業員はピット2内に降りることが可能になる。
このように、第1の実施形態では、ホールシル3の下側に形成された窪み14に各固定支柱4を固定し、これら各固定支柱4の各部を中心にして、各踏み板7を回動自在に取り付けるとともに、これら各踏み板7の先端側に各側げた5を回動自在に取り付け、さらに各踏み板7の各側面中央部分に各手摺り9を回動自在に取り付け、乗りかごを昇降させるとき、チェーン12を引き上げて、各踏み板7、各側げた5、各手摺り9を窪み14内に格納させ、またピット2内に作業員が降りるとき、フック13からチェーン12を外して、窪み14から各踏み板7、各側げた5、各手摺り9を引き出させるようにしているので、ホールシル3下の隙間を有効に活用して、折り畳み式の梯子を収納させ、これによって乗りかごとの干渉を防止させながら、手摺り、水平な踏みしろを確保させて、ピット2内へ安全に出入りさせることができる。
また、第1の実施形態では、側げた5の底部に安全スイッチ11を設け、フック13からチェーン12を外して、窪み14から各踏み板7、各側げた5、各手摺り9を引き出しているとき、安全スイッチ11がオフ状態になって、安全回路10をオフ状態にさせるようにしているので、作業員がピット2内に降りているとき、誤って乗りかごが動き出さないようにさせることができるとともに、梯子の収納忘れに起因する乗りかごとの激突を防止できる。
また、昇降路壁から梯子を引き出す作業のみで梯子の設置が可能であるため、点検作業の予備作業である梯子の設置を最小の時間で行うことができ、作業時間全体の短縮に貢献できる。
図7は本発明によるピット梯子の第2の実施形態を示す側面図である。
この図に示すピット梯子21は、太いパイプなどによって構成され、シャフトの底部に形成されたピット22の所定部分、例えばホールシル23の下側に形成された窪み34部分に固定される2本の固定支柱24と、太いパイプなどによって構成され、各固定支柱24の手前側に配置される2本の側げた25と、複数のパイプ部材などによって構成され、各側げた25を繋ぐように、これら各側げた25に所定間隔で、取り付けられる複数の踏み段27と、図9の側面図、図10の正面図に示すように、4枚の板部材によって構成され、各固定支柱24から各側げた25を所定距離だけ離し、底部をピット床面26に当接させているとき、各板部材がほぼ水平にされた状態で、窪み34に近い方の各端部が各固定支柱24の上部側、下部側に各々、回動自在に取り付けられるとともに、窪み34から遠い方の各端部が各側げた25の上部側、下部側に各々、回動自在に取り付けられる4つの連結部材28と、図8の正面図に示すように、各連結部材28の中央部分に各々、垂設された各取り付け軸29に回動自在に支持される2本の手摺り30と、側げた25の下端に取り付けられたB接点などによって構成され、側げた25の底部がピット床面26に当接しているとき、安全回路をオフ状態にさせる安全スイッチ31と、各側げた25の上端とホールシル23とを緩く結ぶチェーン32と、ホールシル23に固定され、各側げた25を引き上げて、窪み34内に収納するとき、チェーン32の一部がかけられるフック33とを備えている。
そして、エレベータの乗りかごを昇降させるとき、図7、図8に示すように、乗りかごの昇降に邪魔にならないように、チェーン32が上に引き上げられて、その一部がフック33にかけられる。
これにより、各連結部材28が反時計方向に回動させられ、各側げた25、各手摺り30などがホールシル23の下側に形成された窪み34部分に収納されるとともに、安全スイッチ31がオン状態にされて、安全回路がオン状態にされる。
また、ピット22内に作業員などが降りるとき、フック33からチェーン32が外される。
これにより、図9、図10に示すように、各側げた25の底部がピット床面26に当接するまで、各連結部材28が時計方向に回動させられて、各側げた25、各手摺り30などを引き出されるとともに、側げた25の底部に取り付けられた安全スイッチ31がオフ状態になって、安全回路がオフ状態にされる。
この後、各踏み段27と、各側げた25に取り付けられた各手摺り30とを用いさせて、作業員をピット22内に降ろさせる。
このように、第2の実施形態では、ホールシル23の下側に形成された窪み34に各固定支柱24を固定し、これら各固定支柱24の上部側、下部側を中心にして、複数の連結部材28を回動自在に取り付けるとともに、これら各連結部材28の先端側に、複数の踏み段27が取り付けられた各側げた25の上部側、下部側を回動自在に取り付け、さらに各連結部材28の各中央部分に各手摺り30を回動自在に取り付け、乗りかごを昇降させるとき、チェーン32を引き上げて、各踏み段27、各側げた25、各手摺り30を窪み34内に格納させ、またピット22内に作業員が降りるとき、フック33からチェーン32を外して、窪み34から各踏み段27、各側げた25、各手摺り30を引き出させるようにしているので、ホールシル33下の隙間を有効に活用して、折り畳み式の梯子を収納させ、これによって乗りかごとの干渉を防止させながら、使い勝手の良い手摺り、踏みしろを確保させて、ピット22内へ安全に出入りさせることができる。
また、第2の実施形態では、側げた25の底部に安全スイッチ31を設け、フック33からチェーン32を外して、窪み34から各踏み段27、各側げた25、各手摺り30を引き出しているとき、安全スイッチ31がオフ状態になって、安全回路をオフ状態にさせるようにしているので、作業員がピット22内に降りているとき、誤って乗りかごが動き出さないようにさせることができるとともに、梯子の収納忘れに起因する乗りかごとの激突を防止できる。
図11は本発明によるピット梯子の第3の実施形態を示す側面図である。
この図に示すピット梯子41は、太いパイプなどによって構成され、シャフトの底部に形成されたピット42の所定部分、例えばホールシル43の下側に形成された窪み55部分に固定される2本の固定支柱44と、太いパイプなどによって構成され、各固定支柱44の手前側に配置される2本の側げた45と、図13の側面図、図14の正面図に示すように、複数の板部材によって構成され、各固定支柱44から各側げた45を所定距離だけ離し、底部をピット床面46に当接させているとき、各板部材の上面がほぼ水平になるように、これら各側げた45に所定間隔で、取り付けられる複数の踏み板47と、2枚の板部材によって構成され、各踏み板47がほぼ水平になるように、各側げた45を斜めにさせたまま、各固定支柱44の上端から各側げた45の上端を所定距離だけ離すとともに、各側げた45の底部をピット床面46に当接させているとき、窪み55に近い方の各端部が各固定支柱44の上部側に各々、回動自在に取り付けられるとともに、窪み55から遠い方の各端部が各側げた45の上部側に各々、回動自在に取り付けられる2つの連結部材48とを備えている。
さらに、ピット梯子41は、ピンなどを用いて、2枚の板部材を屈曲自在に連結させた2組の屈曲部材などによって構成され、各踏み板47がほぼ水平になるように、各側げた45を斜めにさせたまま、各固定支柱44の下端から各側げた45の下端を所定距離だけ離すとともに、各側げた45の底部をピット床面46に当接させているとき、窪み55に近い方の各端部が各固定支柱44の下部側に各々、回動自在に取り付けられるとともに、窪み55から遠い方の各端部が各側げた45の下部側に各々、回動自在に取り付けられる2つのリンク部材49と、各側げた45の上部側、下部側に各々、垂設された各取り付け軸50によって支持される2本の手摺り51と、各側げた45の下端に取り付けられたB接点などによって構成され、側げた45の底部がピット床面46に当接しているとき、安全回路をオフ状態にさせる安全スイッチ52と、各側げた45の上端とホールシル43とを緩く結ぶチェーン53と、ホールシル43に固定され、各側げた45を引き上げて、窪み55内に収納するとき、チェーン53の一部がかけられるフック54とを備えている。
そして、エレベータの乗りかごを昇降させるとき、図11、図12に示すように、乗りかごの昇降に邪魔にならないように、チェーン53が上に引き上げられて、その一部がフック54にかけられる。
これにより、各連結部材48が反時計方向に回動させられるとともに、リンク部材49が折り曲げられて、各手摺り51、各側げた45などがホールシル43の下側に形成された窪み55部分に収納されるとともに、安全スイッチ52がオン状態にされて、安全回路がオン状態にされる。
また、ピット42内に作業員などが降りるとき、フック54からチェーン53が外される。
これにより、図13、図14に示すように、各側げた45の底部がピット床面46に当接するまで、各連結部材48が時計方向に回動させられるとともに、リンク部材49が伸ばされて、各手摺り51、各側げた45などが少しだけ斜めに引き出されたとき、側げた45の底部に取り付けられた安全スイッチ54がオフ状態になって、安全回路がオフ状態にされる。
この後、各踏み板47と、各側げた45に取り付けられた各手摺り51とを用いさせて、作業員をピット42内に降ろさせる。
このように、第3の実施形態では、ホールシル43の下側に形成された窪み55に各固定支柱44を固定し、これら各固定支柱44の上部側を中心にして、複数の連結部材48を回動自在に取り付けるとともに、これら各連結部材48の先端側に、複数の踏み板47と、複数の手摺り51とが取り付けられた各側げた45の上部側を回動自在に取り付け、さらに各固定支柱44の下部側を中心にして、複数のリンク部材49を回動自在に取り付けるとともに、これら各リンク部材49の先端側に、各側げた45の下部側を回動自在に取り付け、乗りかごを昇降させるとき、チェーン53を引き上げて、各踏み板47、各側げた45、各手摺り51を窪み55内に格納させ、またピット42内に作業員が降りるとき、フック54からチェーン53を外して、窪み55から各踏み板47、各側げた45、各手摺り51を引き出させるようにしているので、ホールシル43下の隙間を有効に活用して、折り畳み式の梯子を収納させ、これによって乗りかごとの干渉を防止させながら、斜めにされた手摺り、踏みしろを確保させて、ピット42内へ安全に出入りさせることができる。
また、第3の実施形態では、側げた45の底部に安全スイッチ52を設け、フック54からチェーン53を外して、窪み55から各踏み板47、各側げた45、各手摺り51を引き出しているとき、安全スイッチ52がオフ状態になって、安全回路をオフ状態にさせるようにしているので、作業員がピット42内に降りているとき、誤って乗りかごが動き出さないようにさせることができるとともに、梯子の収納忘れに起因する乗りかごとの激突を防止できる。
本発明によるピット梯子の第1の実施形態を示す側面図である。 図1に示すピット梯子の正面図である。 図1に示すピット梯子を引き出したときの側面図である。 図1に示すピット梯子を引き出したときの正面図である。 安全スイッチの取付例を示す部分拡大図である。 安全回路の一例を示す構成説明図である。 本発明によるピット梯子の第2の実施形態を示す側面図である。 図7に示すピット梯子の正面図である。 図7に示すピット梯子を引き出したときの側面図である。 図7に示すピット梯子を引き出したときの正面図である。 本発明によるピット梯子の第3の実施形態を示す側面図である。 図9に示すピット梯子の正面図である。 図9に示すピット梯子を引き出したときの側面図である。 図9に示すピット梯子を引き出したときの正面図である。 従来から知られているピット梯子の一例を示す正面図である。 図15に示すピット梯子の取り付け例を示す上面図である。
符号の説明
1、21、41:ピット梯子
2、22、42:ピット
3、23、43:ホールシル
4、24、44:固定支柱
5、25、45:側げた
6、26、46:ピット床面
7、47:踏み板
8、29、50:取り付け軸
9、30、51:手摺り
10:安全回路
11、31、52:安全スイッチ
12、32、53:チェーン
13、33、54:フック
14、34、55:窪み
27:踏み段
28、48:連結部材
49:リンク部材

Claims (5)

  1. エレベータシャフトのピット内に設けられるピット梯子において、
    折りたたみ自在、かつ乗りかごの昇降時にはホールシル下の隙間に収納されるように構成したことを特徴とするピット梯子。
  2. 請求項1に記載のピット梯子において、
    前記隙間を構成している壁から所定距離だけ離されて配置される1対の側げたと、
    各一端側が前記壁側に所定間隔で回転自在に取り付けられ、各他端側が前記各側げた側に所定間隔で回転自在に取り付けられる複数の踏み板と、
    これら各踏み板の各側面中央部分に回転自在に取り付けられる手摺りと、
    を備えたことを特徴とするピット梯子。
  3. 請求項1に記載のピット梯子において、
    前記隙間を構成している壁から所定距離だけ離されて配置される1対の側げたと、
    これら各側げた間に所定間隔で取り付けられる複数の踏み段と、
    各一端側が前記壁の上部側に回転自在に取り付けられ、各他端側が前記各側げたの上部側に回転自在に取り付けられる1対の上側連結部材と、
    各一端側が前記壁の下部側に回転自在に取り付けられ、各他端側が前記各側げたの下部側に回転自在に取り付けられる1対の下側連結部材と、
    これら上側連結部材、下側連結部材の各中央部分に回転自在に取り付けられる手摺りと、
    を備えたことを特徴とするピット梯子。
  4. 請求項1に記載のピット梯子において、
    前記隙間を構成している壁から所定距離だけ離されて配置される1対の側げたと、
    これら各側げた間に所定間隔で取り付けられる複数の踏み段と、
    前記各側げたに対し、所定距離だけ離され、平行に取り付けられる手摺りと、
    各一端側が前記壁の上部側に回転自在に取り付けられ、各他端側が前記側げたの上部側に回転自在に取り付けられる1対の連結部材と、
    各一端側が前記壁の下部側に回転自在に取り付けられ、各他端側が前記側げたの下部側に回転自在に取り付けられる1対の屈曲部材と、
    を備えたことを特徴とするピット梯子。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のピット梯子において、
    前記壁側から前記各側げたを引き出している際に動作する安全スイッチと、
    この安全スイッチのオン動作によって作動する安全回路と、
    を備えたことを特徴とするピット梯子。
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