JP2002046951A - エレベーターの保守用足場装置 - Google Patents

エレベーターの保守用足場装置

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JP2002046951A
JP2002046951A JP2000233144A JP2000233144A JP2002046951A JP 2002046951 A JP2002046951 A JP 2002046951A JP 2000233144 A JP2000233144 A JP 2000233144A JP 2000233144 A JP2000233144 A JP 2000233144A JP 2002046951 A JP2002046951 A JP 2002046951A
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scaffold plate
maintenance
hoistway
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JP2000233144A
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Yukiomi Mizuno
幸臣 水野
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない手数で容易に仮設及び撤去することが
でき保守作業を容易化するエレベーターの保守用足場装
置を得る。 【解決手段】 昇降路内にエレベーター機器7を設け、
昇降路内の壁面にエレベーター機器7に対応して取付体
8を配置する。また、取付体8に支持体11を枢着して
常時は引退位置に配置し、要時に伸展位置に保持する。
そして、伸展位置に配置した支持体11を介して足場板
17を水平姿勢に保持する。この構成によって、保守作
業時に支持体11を伸展位置に配置し、この支持体11
に足場板17を仮設して保守作業を行い、また作業の終
了後に足場板17を撤去し、支持体11を引退位置に復
帰してエレベーターを通常運転する。これにより、保守
作業の事前、事後の手数を減少でき保守作業の能率を向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、保守作業時に昇
降路内に設けられたエレベーター機器に対応して昇降路
内に仮設されるエレベーターの保守用足場装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】昇降路の頂部寄りに設けられた巻上機等
のエレベーター機器を保守するために例えば、特開平1
1−263554号公報に示されているような従来のエ
レベーターの保守用足場装置がある。すなわち、昇降路
に立設された両側の案内レールにそれぞれ水平に支持部
材が配置され、締結具によって締結されて仮設される。
そして、両方の支持部材に架設されて両端がそれぞれ支
持部材に締結具によって締結された連結部材が水平に配
置される。そして、これらの連結部材に足場板が架設さ
れ両端がそれぞれ緊縛されて保守用足場が構成される。
【0003】従来のエレベーターの保守用足場装置は上
記のように構成されて、昇降路内に設けられた巻上機等
のエレベーター機器の保守作業の都度、昇降路内にエレ
ベーター機器に対向して支持部材、連結部材及び足場板
がそれぞれ締結具によって締結されて仮設される。これ
により、保守用足場が形成されて保守作業を行なうよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの保守用足場装置において、保守用足場を構
成する全部材が保守作業のたびごとに仮設され、また保
守作業の終了後に撤去される。したがって、保守作業の
事前、事後に煩雑な手数が掛かるという問題点があっ
た。
【0005】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、少ない手数で容易に仮設及び撤
去することができるエレベーターの保守用足場装置を得
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターの保守用足場装置においては、昇降路内に設けられ
たエレベーター機器、昇降路内の壁面に装着されてエレ
ベーター機器に対応して配置された取付体と、この取付
体に枢着されて常時は引退位置に配置され、要時に伸展
位置に保持される支持体と、伸展位置に保持された支持
体を介して水平姿勢に保持される足場板とが設けられ
る。
【0007】また、この発明に係るエレベーターの保守
用足場装置においては、昇降路内に設けられたエレベー
ター機器、昇降路に互いに離れて立設されたレールにそ
れぞれ設けられ長手が水平に配置されてレールに締結さ
れ、エレベーター機器に対応した位置に配置された取付
体と、両端がそれぞれ取付体に支持されて水平姿勢に配
置される足場板とが設けられる。
【0008】また、この発明に係るエレベーターの保守
用足場装置においては、昇降路内に設けられたエレベー
ター機器、昇降路に互いに離れて立設されたレールにそ
れぞれ設けられ長手が水平に配置されてレールに締結さ
れ、エレベーター機器に対応した位置に配置された取付
体と、両端がそれぞれ取付体に支持されて取付体の長手
両端部にそれぞれ配置される足場受け桁と、両端がそれ
ぞれ足場受け桁に支持されて水平姿勢に配置される足場
板とが設けられる。
【0009】また、この発明に係るエレベーターの保守
用足場装置においては、昇降路内の壁面に開口した引退
凹所に設けられたエレベーター機器、一側が引退凹所の
下縁部に枢着されて常時は引退凹所を覆う引退位置に配
置され、要時に伸展位置に配置されて水平姿勢に配置さ
れる足場板と、一端が引退凹所の上縁部に枢着され他端
は足場板の回動端に枢着され、常時は折り畳まれて足場
板の回動によって伸長して、水平姿勢に配置された足場
板の回動端を支持する折り畳みリンクとを備えたエレベ
ーターの保守用足場装置。
【0010】また、この発明に係るエレベーターの保守
用足場装置においては、昇降路内に設けられたエレベー
ター機器、昇降路内の壁面に装着されてエレベーター機
器に対応し長手が水平に配置された取付梁と、この取付
梁に掛止されて壁面に沿って鉛直に配置された足場板枠
と、この足場板枠の下縁部に下側が枢着されて常時は壁
面に沿う引退位置に配置され、要時に伸展位置に配置さ
れて水平姿勢に配置される足場板と、一端が足場板枠の
上縁部に枢着され他端は足場板の回動端に枢着され、常
時は折り畳まれて足場板の回動によって伸長して、水平
姿勢に配置された足場板の回動端を支持する折り畳みリ
ンクとが設けられる。
【0011】また、この発明に係るエレベーターの保守
用足場装置においては、支持体と一体的に構成された足
場板が設けられる。
【0012】また、この発明に係るエレベーターの保守
用足場装置においては、長手が水平に配置された主材、
この主材から上方に離れて配置された取付金具及び主材
の長手端部と取付金具を接続した控え材によって構成さ
れた取付体が設けられ、また取付金具から水平に突設さ
れた支持腕と、上部が支持腕の突出体に装着されて、脚
部の下端が足場板に装着された手摺とが設けられる。
【0013】また、この発明に係るエレベーターの保守
用足場装置においては、長手の一側を形成する主板及び
この主板に長手方向に摺動自在に係合されて長手の他側
を形成する副板によって構成された足場板が設けられ
る。
【0014】また、この発明に係るエレベーターの保守
用足場装置においては、長手の一側を形成する第一桁及
びこの第一桁に摺動自在に係合されて長手の他側を形成
する第二桁によって構成された足場受け桁が設けられ
る。
【0015】また、この発明に係るエレベーターの保守
用足場装置においては、取付体に足場板が架設されるこ
とによって動作し、エレベーターの運転制御を消勢する
運転阻止制御器が設けられる。
【0016】また、この発明に係るエレベーターの保守
用足場装置においては、昇降路の壁面に装着されて常時
は壁面に沿う引退位置に配置され、要時に昇降路を昇降
するかごの下面に対向する突出位置に保持される阻止体
を有する阻止装置が設けられる。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図6は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はエレベー
ター昇降路の横断平面図、図2は図1のエレベーターに
おける保守用足場装置の引退状態を示す斜視図、図3は
図2の保守用足場装置の仮設状態を分解して示す斜視
図、図4は図3のA部を一部分解して示す拡大図、図5
は図3のB部を一部分解して示す拡大図、図6は図3の
C部を分解して示す拡大図である。図において、1は昇
降路、2は昇降路1の壁面である。
【0018】3は昇降路1に立設されて互いに離れて配
置されたかご用レール、4は両側がかご用レール3に案
内されて昇降するかご、5は昇降路1の壁面2寄りに立
設されて互いに離れて配置されたつり合おもり用レー
ル、6は両側がつり合おもり用レール5に案内されて昇
降するつり合おもり、7は昇降路1壁面2の頂部寄りに
装着された巻上機からなるエレベーター機器である。
【0019】なお、図示が省略してあるがエレベーター
機器7に巻掛けられた主索によって滑車を介して、かご
4及びつり合おもり6の両者が連結されエレベーター機
器7の動作によって上記両者が互いに反対方向に昇降す
る。8は取付体で、横断面溝形をなし長手が鉛直方向に
配置されて、溝形の底面を介して昇降路1壁面2に装着
され、昇降路1の頂部寄りに互いに離れて配置されてい
る。なお、取付体8の相互間にエレベーター機器7及び
かご用レール3が設けられている。
【0020】9は上部支持体で、取付体8の溝内に配置
されて下端がピン10によって枢着され、常時は図2に
示す引退位置に配置される。11は下部支持体で、取付
体8の溝内に配置されて下端がピン12によって枢着さ
れ、回動端には突子12が設けられて常時は図2に示す
引退位置に配置される。
【0021】13は手摺で、直列に配置された手摺棒1
4、手摺棒14を相互に連結する継ぎ手15及び手摺1
3の両端をそれぞれ上部支持体9の回動端に連結するピ
ン16によって構成されている。17は足場板で、長手
両端にそれぞれ外れ止めの掛合片18が設けられて、伸
展位置、すなわち水平位置に配置された下部支持体11
の上面に長手の両端がそれぞれ支持されて水平姿勢に保
持される。
【0022】上記のように構成されたエレベーターの保
守用足場装置において、常時は図2に示すように上部支
持体9及び下部支持体11が取付体8の溝内に配置さ
れ、すなわち、引退位置に配置される。そして、この状
態でエレベーターが通常運転される。また、保守作業時
には上部支持体9及び下部支持体11が図3に示す伸展
位置に保持されて、両側の上部支持体9の回動端にピン
16によって手摺13が装着される。
【0023】また、両側の下部支持体11に足場板17
が架設されて水平姿勢に保持される。そして、上部支持
体9、下部支持体11、手摺13及び足場板17を主要
部材として構成された保守用足場装置からの作業によっ
てエレベーター機器7の保守作業が行われる。
【0024】このように、保守作業時に上部支持体9及
び下部支持体11を伸展位置に配置し、これらの支持体
に手摺13、足場板17を装着することによって保守作
業を行うことができる。また、保守作業の終了後に手摺
13、足場板17を撤去することによってエレベーター
を通常状態に復帰することができる。したがって、保守
作業の事前、事後の手数が減少するので、保守作業の能
率を向上することができる。
【0025】実施の形態2.図7〜図10は、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図7はエレベータ
ーの保守用足場装置の引退状態を示す斜視図、図8は図
7の保守用足場装置の仮設状態を示す斜視図、図9は図
8のD部を示す拡大図、図10は図8のE部を拡大して
示す側面図である。
【0026】図において、前述の図1〜図6と同符号は
相当部分を示し、8は一側のかご用レール3の両側に、
長手がかご用レール3の長手と平行にそれぞれ配置され
た取付体、19は上部支持体で、下端が取付体8の上端
に枢着され回動端に手摺棒14が枢着されて、常時は図
7に示すように壁面2に沿う引退位置に配置され、また
手摺棒14は上部支持体19に重合した状態に配置され
る。
【0027】20は下部支持体11と一体的に構成され
て一側のかご用レール3の両側にそれぞれ配置された足
場板で、下側の一端はかご用レール3に、また下側の他
端は取付体8の下端にそれぞれ枢着されて常時は図7に
示すように壁面2に沿う引退位置に配置される。21は
中間足場板で、一側の縁部が一方の足場板20の奥行き
方向に沿う縁部に枢着され、常時は図7に示すように一
方の足場板20に重合状態に配置されて壁面2に沿う引
退位置に配置される。
【0028】22は折り畳みリンクで、一端が取付体8
の上端寄りに枢着された第一リンク23及び一端が第一
リンク23の回動端に枢着されて他端は下部支持体11
の回動端寄りに枢着された第二リンク24によって構成
されている。25は嵌合棒で、横断面溝形をなし伸展位
置に配置された足場板20及び中間足場板21の回動端
に溝を介して嵌合されて足場板20及び中間足場板21
を一体化する。
【0029】26は阻止装置で、昇降路1の壁面2に装
着された基部27及び基部27に枢着され常時は壁面2
に沿う引退位置に配置された阻止体28によって構成さ
れている。なお、阻止体28は要時に回動されてかご4
の下面に対向する突出位置に保持される。
【0030】29は阻止体28のかご4下面との対向面
に設けられた取付板、30は取付板29の上面に装着さ
れたゴム板からなる緩衝体である。なお、図示が省略し
てあるが、阻止装置26には阻止体28が突出位置に配
置されることによって動作してエレベーターの保守運転
を含む全ての運転制御を消勢するスイッチからなる運転
阻止制御器が設けられている。
【0031】上記のように構成されたエレベーターの保
守用足場装置において、常時は図7に示すように上部支
持体19は引退位置に配置され、また手摺棒14は上部
支持体19に重合した状態に配置され、また下部支持体
11及び足場板20は引退位置に配置される。また、中
間足場板21は図7に示すように足場板20に重合状態
に配置されると共に壁面2に沿う引退位置に配置され
る。さらに、阻止装置26も図7に示すように阻止体2
8が壁面2に沿う引退位置に配置されて、この状態でエ
レベーターが通常運転される。
【0032】そして、保守作業時には上部支持体19が
図8に示すように突出位置に回動されて保持され、手摺
棒14が上部支持体19の長手と直交する位置に回動さ
れて継ぎ手15によって両側の手摺棒14相互が連結さ
れて手摺13が形成される。また、足場板20は図8に
示すように突出位置に回動されて伸長した折り畳みリン
ク22によって伸展位置に保持される。さらに、中間足
場板21は図8に示すように足場板20から回動されて
伸展位置に変位し、隣接した他の足場板20によってこ
の足場板20に対応した縁部が支持される。
【0033】そして、図8に示すように配置された手摺
13、足場板20及び中間足場板21を主要部材として
構成された保守用足場装置からの作業によってエレベー
ター機器7の保守作業が行われる。このように、保守作
業時に主要構成部材として上部支持体19、足場板20
及び中間足場板21を伸展位置に移動することによって
保守作業を行うことができる。また、保守作業の終了後
に手摺13、足場板20等を引退位置に移動することに
よってエレベーターを通常状態に復帰することができ
る。
【0034】したがって、詳細な説明を省略するが図7
〜図10の実施の形態においても図1〜図6の実施の形
態と同様な作用が得られる。また、阻止装置26が設け
られて阻止体28が突出位置に配置された状態では、保
守作業時に足場板20等の位置よりも上方にいるかご4
の下降が阻止体28によって阻止される。これによっ
て、保守作業中にかご4が不意に上方から下降すること
によって生じる不具合を未然に防ぐことができる。
【0035】実施の形態3.図11〜図14も、この発
明の他の実施の形態の一例を示す図で、図11は仮設状
態のエレベーターの保守用足場装置を示す斜視図、図1
2は図11の足場板の斜視図、図13は図12のF−F
線断面拡大図、図14は図11の取付体の正面図であ
る。図において、前述の図7〜図10と同符号は相当部
分を示す。
【0036】31は取付体で、長手がかご用レール3と
直交して配置されてその中心部がかご用レール3に締結
された主材32、主材32よりも上方に配置されてかご
用レール3に締結された取付金具33及び一端が主材3
2の端部寄りに他端は取付金具33に締結されて主材3
2の両端にそれぞれ配置された控え材34によって構成
されている。
【0037】35は足場板で、長手の一側を形成する主
板36、主板36の縦材39、主板36の上板38に抱
持状態に係合されて長手方向に摺動自在に嵌合されて突
出した縦材39を要部として形成されて長手の他側を構
成する副板40、主板36及び副板40の主材32に対
向した端部に設けられた端部掛合子41並びに足場板3
5の長手に直交する縁部に設けられて隣接した他の足場
板35の縦材に掛合する側部掛合子42によって構成さ
れている。
【0038】43は昇降路1に設けられた乗場の下縁部
を形成する乗場敷居、44は取付体31のつり合おもり
用レール5寄りに架設された足場板35から立設された
手摺で、脚部の下端が足場板35に設けられた取付孔に
嵌合して足場板35に着脱自在に装着されている。な
お、図示が省略してあるが、取付体31の主材32には
足場板35が架設されることによって動作し、エレベー
ターの保守運転を含む全ての運転制御を消勢するスイッ
チからなる運転阻止制御器が設けられている。
【0039】上記のように構成されたエレベーターの保
守用足場装置において、常時はかご用レール3に取付体
31が装着されてエレベーターが通常運転される。そし
て、保守作業時には昇降路1の乗場から足場板35が両
側の取付体31に両端の端部掛合子41によって架設さ
れる。また、複数枚が並列に配置されて隣接した足場板
35相互が側部掛合子42によって連結され、つり合お
もり用レール5寄りの足場板35から手摺44が立設さ
れて図11に示す状態となる。
【0040】このように、保守作業時に足場板35を架
設し手摺44を立設することによって保守作業を行うこ
とができる。また、保守作業の終了後に足場板35、手
摺44を撤去することによってエレベーターを通常状態
に復帰することができる。また、取付体31の主材32
に設けられた保守運転阻止制御器が足場板35の架設に
よって動作する。
【0041】したがって、詳細な説明を省略するが図1
1〜図14の実施の形態においても図7〜図10の実施
の形態と同様な作用が得られる。また、図11〜図14
の実施の形態において、足場板35が主板36及び副板
40によって伸縮自在に構成されている。このため、か
ご用レール3の相互間隔が異なるエレベーターに対して
同じ足場板35によって対応することができるので便利
であり、また足場板35の在庫数を少なくすることがで
き費用を低減することができる。
【0042】また、取付体31に足場板35が架設され
ることによって動作し、エレベーターの全ての運転制御
を消勢する運転阻止制御器が設けられている。このた
め、足場板35を架設して行われる保守作業中にかご4
が不意に昇降することによって生じる不具合を未然に防
ぐことができる。
【0043】実施の形態4.図15も、この発明の他の
実施の形態の一例を示す図で、取付体の正面図である。
なお、図15の他は前述の図11〜図14の実施の形態
と同様にエレベーターの保守用足場装置が構成されてい
る。図において、図11〜図14と同符号は相当部分を
示し、45は取付体で、前述の取付体31の取付金具3
3を主材32の下方に配置して構成したものである。
【0044】上記のように構成されたエレベーターの保
守用足場装置においても、図11〜図14の実施の形態
と同様な足場板35、手摺44等が設けられる。したが
って、詳細な説明を省略するが図15の実施の形態にお
いても図11〜図14の実施の形態と同様な作用が得ら
れる。
【0045】実施の形態5.図16〜図20も、この発
明の他の実施の形態の一例を示す図で、図16は仮設状
態のエレベーターの保守用足場装置を示す斜視図、図1
7は図16の足場板の斜視図、図18は図16の取付体
の正面図、図19は図16の足場受け桁の拡大図、図2
0は図16のG部拡大図である。図において、前述の図
11〜図14と同符号は相当部分を示す。
【0046】46は取付体31の主材32の長手端部に
設けられて上方に突起して配置された阻止片、47は支
持腕で、エレベーター機器7側のかご用レール3に設け
られた取付体31の取付金具33からつり合おもり用レ
ール5方向へ突設されて、突出端には嵌合凹所48が設
けられている。
【0047】49は足場受け桁で、第一桁50、第一桁
50に摺動自在に嵌合されて所要長さに締結される第二
桁51及び長手両端にそれぞれ設けられて取付体31の
主材32に掛合する掛合具52が設けられている。53
は手摺で、水平投影面において上側がL字状をなしこの
L字の端部が支持腕47の嵌合凹所48に嵌合され、ま
た上側から二本の脚部が設けられて脚部の下端は足場板
35に設けられた嵌合孔に嵌合される。
【0048】上記のように構成されたエレベーターの保
守用足場装置において、常時はかご用レール3に取付体
31が装着されてエレベーターが通常運転される。そし
て、保守作業時には両側の取付体31の主材32におけ
る長手両端部に足場受け桁49がそれの掛合具52によ
って掛合されて架設される。次いで、足場板35が両方
の足場受け桁49に両端の端部掛合子41によって架設
される。
【0049】また、複数枚が並列に配置されて隣接した
足場板35相互が側部掛合子42によって連結される。
そして、手摺53の上端部が支持腕47の嵌合凹所48
に嵌合され、また二本の脚部の下端が足場板35に設け
られた嵌合孔に嵌合されて立設され、図16に示す状態
となる。
【0050】このように、保守作業時に足場受け桁49
を両側の取付体31の相互間に架設し、足場板35を足
場受け桁49の相互間に架設して手摺53を立設するこ
とによって保守作業を行うことができる。また、保守作
業の終了後に足場受け桁49、足場板35、手摺53を
撤去することによってエレベーターを通常状態に復帰す
ることができる。なお、図示が省略してあるが取付体3
1の主材32に設けられた運転阻止制御器が足場受け桁
49の架設によって動作する。
【0051】したがって、詳細な説明を省略するが図1
6〜図20の実施の形態においても図7〜図10の実施
の形態と同様な作用が得られる。また、図16〜図20
の実施の形態において、足場受け桁49が第一桁50、
第二桁51によって伸縮自在に構成されている。このた
め、かご用レール3の相互間隔が異なるエレベーターに
対して同じ足場受け桁49によって対応することができ
るので便利である。
【0052】また、足場受け桁49の在庫数を少なくす
ることができて費用を低減することができる。さらに、
取付体31に設けられた支持腕47及び仮設された足場
板35を介して手摺53を容易に仮設することができ、
保守作業の事前、事後の手数が減少して保守作業の能率
を向上することができる。
【0053】実施の形態6.図21〜図26も、この発
明の他の実施の形態の一例を示す図で、図21はエレベ
ーター昇降路の横断平面図、図22は図21における引
退凹所箇所の縦断面図でエレベーターにおける保守用足
場装置の引退状態を示す図、図23は図22に対応した
昇降路内の斜視図、図24は図21のエレベーターにお
ける保守用足場装置の仮設状態を示す図22相当図、図
25は図24のH部を分離して示す拡大図、図26は図
24に対応した昇降路内の斜視図である。
【0054】図において、前述の図1〜図6と同符号は
相当部分を示し、54は昇降路1壁面2に開口した引退
凹所で、巻上機からなるエレベーター機器7が設置され
ている。なお、詳細な説明を省略するがエレベーター機
器7に巻掛けられた主索55によって滑車を介して、か
ご4及びつり合おもり6の両者が連結されエレベーター
機器7の動作によって上記両者が互いに反対方向に昇降
する。
【0055】56は足場板で、下側が引退凹所54の下
縁部に枢着されて引退位置に配置された状態では、昇降
路1壁面2に沿いかつ引退凹所54の開口部を覆って配
置される。なお、足場板56は常時において引退凹所5
4の開口部を覆う防音カバーの機能を有する。
【0056】57は折り畳みリンクで、引退凹所54の
間口方向の両側にそれぞれ設けられ、一端が引退凹所5
4の上縁部に枢着された第一リンク58及び一端が第一
リンク58の回動端に枢着されて他端は足場板56の回
動端に枢着された第二リンク59によって構成されてい
る。
【0057】60は足場板56の枢着端から立設されて
足場板56の間口方向の両側にそれぞれ設けられた支
柱、61は足場板56の回動端に下端が枢着されて足場
板56の間口方向の両側にそれぞれ設けられた手摺支柱
リンク、62は一端が手摺支柱リンク61の上端に枢着
された第一手摺リンクである。
【0058】63は第二手摺リンクで、一端が第一手摺
リンク62の回動端に枢着されて他端は支柱60の上端
位置に配置され、この他端には支柱60に設けられたピ
ン64が嵌合する凹所65が設けられ、また長手中間に
は第一リンク58に設けられたピン66が嵌合する凹所
67が設けられている。68は第三手摺リンクで、両側
の手摺支柱リンク61の回動端相互を連結して設けられ
ている。
【0059】上記のように構成されたエレベーターの保
守用足場装置において、常時は足場板56が図22に示
すように昇降路1壁面2に沿い、かつ引退凹所54の開
口部を覆った引退位置に配置される。この状態では、支
柱60が引退凹所54の底面に沿って配置され、また折
り畳みリンク57は折り畳まれ、手摺支柱リンク61、
第一手摺リンク62、第二手摺リンク63も折り畳まれ
る。そして、この状態でエレベーターが通常運転され
る。
【0060】また、保守作業時には足場板56が引退位
置から回動されて図24に示す突出位置、すなわち伸展
位置に配置される。また、折り畳みリンク57は伸長し
て足場板56の回動端を引退凹所54の上縁部に支持
し、支柱60、手摺支柱リンク61、第一手摺リンク6
2、第二手摺リンク63が人為操作によって組立てられ
て図24に示す作業時用の手摺が形成される。
【0061】このように、保守作業時に足場板56を回
動して伸展位置に配置し、手摺支柱リンク61等によっ
て作業時用の手摺を組立てることによって保守作業を行
うことができる。また、保守作業の終了後に手摺支柱リ
ンク61等を折り畳み、足場板56を引退位置に復帰す
ることによってエレベーターを通常状態に復帰すること
ができる。したがって、詳細な説明を省略するが図21
〜図26の実施の形態においても図7〜図10の実施の
形態と同様な作用が得られる。
【0062】実施の形態7.図27〜図29も、この発
明の他の実施の形態の一例を示す図で、図27はエレベ
ーターにおける保守用足場装置の仮設状態を示す前述の
図26相当図、図28は図27の足場板の回動状態を説
明する斜視図、図29は図27の足場板の引退状態を示
す斜視図である。
【0063】図において、前述の図21〜図26と同符
号は相当部分を示し、69は昇降路1の壁2に固定され
た取付梁で、長手が水平に配置されてエレベーター機器
7が装着されエレベーター機器7からそれの間口方向に
突出して設けられている。70は足場板枠で、上端に設
けられた鉤71によって取付梁69に掛止されて壁2面
に沿って鉛直に配置されている。
【0064】72は足場板で、下側が足場板枠70の下
縁部に枢着されて引退位置に配置された状態では、昇降
路1壁面2に沿う鉛直姿勢に配置される。73は折り畳
みリンクで、足場板枠70の間口方向の両側にそれぞれ
設けられ、一端が足場板枠70の上縁部に枢着された第
一リンク74及び一端が第一リンク74の回動端に枢着
されて他端は足場板72の回動端に枢着された第二リン
ク75によって構成されている。
【0065】76は足場板72の回動端に下端が枢着さ
れて足場板72の間口方向の両側にそれぞれ設けられた
手摺支柱リンク、77は一端が手摺支柱リンク76の上
端に枢着された手摺リンクで、回動端に第一リンク74
の足場板枠70寄りに設けられたピン78が嵌合する凹
所79が設けられている。80は手摺棒で、両側の手摺
支柱リンク76の回動端相互を連結して設けられてい
る。
【0066】上記のように構成されたエレベーターの保
守用足場装置において、鉤71によって足場板枠70が
取付梁69に掛止される。そして、常時は足場板72が
図29に示すように昇降路1壁面2に沿う引退位置に配
置される。この状態では、折り畳みリンク73は折り畳
まれ、手摺支柱リンク76、手摺リンク77、手摺棒8
0も折り畳まれる。そして、この状態でエレベーターが
通常運転される。
【0067】また、保守作業時には足場板72が引退位
置から回動されて図28に示す状態を経て図27に示す
突出位置、すなわち伸展位置に配置される。また、折り
畳みリンク73は伸長して足場板72の回動端を足場板
枠70の上端部、すなわち取付梁69に支持し、手摺支
柱リンク76、手摺リンク77、手摺棒80が人為操作
によって組立てられて図27に示す作業時用の手摺が形
成される。
【0068】このように、保守作業時に足場板72を回
動して伸展位置に配置し、手摺支柱リンク76等によっ
て作業時用の手摺を組立てることによって保守作業を行
うことができる。また、保守作業の終了後に手摺支柱リ
ンク76等を折り畳み、足場板72を引退位置に復帰す
ることによってエレベーターを通常状態に復帰すること
ができる。
【0069】したがって、詳細な説明を省略するが図2
7〜図29の実施の形態においても図7〜図10の実施
の形態と同様な作用が得られる。また、足場板72が装
着された足場板枠70を昇降路1の取付梁69に常備せ
ず、作業員が携行して保守作業を行うエレベーターの昇
降路1に搬入し取付梁69に仮設する。このような手法
によって、図27〜図29の実施の形態における保守用
足場装置を使用することも可能である。
【0070】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、昇降路
内に設けられたエレベーター機器、昇降路内の壁面に装
着されてエレベーター機器に対応して配置された取付体
と、この取付体に枢着されて常時は引退位置に配置さ
れ、要時に伸展位置に保持される支持体と、伸展位置に
保持された支持体を介して水平姿勢に保持される足場板
とを設けたものである。
【0071】これによって、保守作業時に支持体を伸展
位置に変位し、この支持体に足場板を仮設することによ
って保守作業を行うことができ、また保守作業の終了後
に足場板を撤去して支持体を引退位置に復帰することに
よってエレベーターを通常運転することができる。した
がって、保守作業の事前、事後の手数が減少して保守作
業の能率を向上する効果がある。
【0072】また、この発明は以上説明したように、昇
降路内に設けられたエレベーター機器、昇降路に互いに
離れて立設されたレールにそれぞれ設けられ長手が水平
に配置されてレールに締結され、エレベーター機器に対
応した位置に配置された取付体と、両端がそれぞれ取付
体に支持されて水平姿勢に保持される足場板とを設けた
ものである。
【0073】これによって、保守作業時に足場板を両側
の支持体に架設することによって保守作業を行うことが
でき、また保守作業の終了後に足場板を撤去することに
よってエレベーターを通常運転することができる。した
がって、保守作業の事前、事後の手数が減少して保守作
業の能率を向上する効果がある。
【0074】また、この発明は以上説明したように、昇
降路内に設けられたエレベーター機器、昇降路に互いに
離れて立設されたレールにそれぞれ設けられ長手が水平
に配置されてレールに締結され、エレベーター機器に対
応した位置に配置された取付体と、両端がそれぞれ取付
体に支持されて取付体の長手両端部にそれぞれ配置され
る足場受け桁と、両端がそれぞれ足場受け桁に支持され
て水平姿勢に保持される足場板とを設けたものである。
【0075】これによって、保守作業時に足場受け桁を
両側の支持体に架設し、足場板の両端をそれぞれ足場受
け桁に掛止することによって保守作業を行うことがで
き、また保守作業の終了後に足場受け桁及び足場板を撤
去することによってエレベーターを通常運転することが
できる。したがって、保守作業の事前、事後の手数が減
少して保守作業の能率を向上する効果がある。
【0076】また、この発明は以上説明したように、昇
降路内の壁面に開口した引退凹所に設けられたエレベー
ター機器、下側が引退凹所の下縁部に枢着されて常時は
引退凹所を覆う引退位置に配置され、要時に伸展位置に
配置されて水平姿勢に配置される足場板と、一端が引退
凹所の上縁部に枢着され他端は足場板の回動端に枢着さ
れ、常時は折り畳まれて足場板の回動によって伸長し
て、水平姿勢に配置された足場板の回動端を支持する折
り畳みリンクとを設けたものである。
【0077】これによって、保守作業時に足場板を伸展
位置に配置すると折り畳みリンクが伸長して足場板の回
動端が支持されて保守作業を行うことができ、また保守
作業の終了後に足場板を引退凹所を覆う引退位置に復帰
することによってエレベーターを通常運転することがで
きる。したがって、保守作業の事前、事後の手数が減少
して保守作業の能率を向上する効果がある。
【0078】また、この発明は以上説明したように、昇
降路内に設けられたエレベーター機器、昇降路内の壁面
に装着されてエレベーター機器に対応し長手が水平に配
置された取付梁と、この取付梁に掛止されて壁面に沿っ
て鉛直に配置された足場板枠と、この足場板枠の下縁部
に下側が枢着されて常時は壁面に沿う引退位置に配置さ
れ、要時に伸展位置に配置されて水平姿勢に配置される
足場板と、一端が足場板枠の上縁部に枢着され他端は足
場板の回動端に枢着され、常時は折り畳まれて足場板の
回動によって伸長して、水平姿勢に配置された足場板の
回動端を支持する折り畳みリンクとを設けたものであ
る。
【0079】これによって、昇降路の取付梁に掛止され
た足場板枠の足場板を保守作業時に、伸展位置に配置す
ると折り畳みリンクが伸長して足場板の回動端が支持さ
れて保守作業を行うことができる。また、保守作業の終
了後に足場板を足場板枠に収納状態になる引退位置に復
帰することによってエレベーターを通常運転することが
できる。したがって、保守作業の事前、事後の手数が減
少して保守作業の能率を向上する効果がある。
【0080】また、この発明は以上説明したように、支
持体と一体的に構成された足場板を設けたものである。
【0081】これによって、保守作業時に支持体を伸展
位置に配置することによって足場板を仮設し、保守作業
を行うことができ、また保守作業の終了後に支持体を引
退位置に復帰することによって足場板が引退してエレベ
ーターを通常運転することができる。したがって、保守
作業の事前、事後の手数が減少して保守作業の能率を向
上する効果がある。
【0082】また、この発明は以上説明したように、長
手が水平に配置された主材、この主材から上方に離れて
配置された取付金具及び主材の長手端部と取付金具を接
続した控え材によって構成された取付体を設け、また取
付金具から水平に突設された支持腕と、上部が支持腕の
突出部に装着されて、脚部の下端が足場板に装着された
手摺とを設けたものである。
【0083】これによって、取付体に設けられた支持腕
及び仮設された足場板を介して手摺を容易に仮設するこ
とができ、保守作業の事前、事後の手数が減少して保守
作業の能率を向上する効果がある。
【0084】また、この発明は以上説明したように、長
手の一側を形成する主板及びこの主板に長手方向に摺動
自在に係合されて長手の他側を形成する副板によって構
成された足場板を設けたものである。
【0085】これによって、足場板が主板及び副板によ
って伸縮自在に構成されて、かご用レール等の昇降路に
立設されたレールの相互間隔が異なるエレベーターに対
して同じ足場板によって対応することができるので便利
であり、また足場板の在庫数を少なくすることができ費
用を低減する効果がある。
【0086】また、この発明は以上説明したように、長
手の一側を形成する第一桁及びこの第一桁に摺動自在に
係合されて長手の他側を形成する第二桁によって構成さ
れた足場受け桁を設けたものである。
【0087】これによって、足場受け桁が第一桁及び第
二桁によって伸縮自在に構成されて、かご用レール等の
昇降路に立設されたレールの相互間隔が異なるエレベー
ターに対して同じ足場受け桁によって対応することがで
きるので便利であり、また足場受け桁の在庫数を少なく
することができ費用を低減する効果がある。
【0088】また、この発明は以上説明したように、取
付体に足場板が架設されることによって動作し、エレベ
ーターの運転制御を消勢する運転阻止制御器を設けたも
のである。
【0089】これによって、足場板を架設して行われる
保守作業中にかごが不意に昇降することによって生じる
不具合を未然に防ぐ効果がある。
【0090】また、この発明は以上説明したように、昇
降路の壁面に装着されて常時は壁面に沿う引退位置に配
置され、要時に昇降路を昇降するかごの下面に対向する
突出位置に保持される阻止体を有する阻止装置を設けた
ものである。
【0091】これによって、阻止装置の阻止体が突出位
置に配置された状態では、阻止装置の位置よりも上方に
あるかごの下降が阻止体によって阻止される。このた
め、保守作業中にかごが上方から不意に下降することに
よって生じる不具合を未然に防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、エレベ
ーター昇降路の横断平面図。
【図2】 図1のエレベーターにおける保守用足場装置
の引退状態を示す斜視図。
【図3】 図2の保守用足場装置の仮設状態を分解して
示す斜視図。
【図4】 図3のA部を一部分解して示す拡大図。
【図5】 図3のB部を一部分解して示す拡大図。
【図6】 図3のC部を分解して示す拡大図。
【図7】 この発明の実施の形態2を示す図で、エレベ
ーターの保守用足場装置の引退状態を示す斜視図。
【図8】 図7の保守用足場装置の仮設状態を示す斜視
図。
【図9】 図8のD部を示す拡大図。
【図10】 図8のE部を拡大して示す側面図。
【図11】 この発明の実施の形態3を示す図で、仮設
状態のエレベーターの保守用足場装置を示す斜視図。
【図12】 図11の足場板の斜視図。
【図13】 図12のF−F線断面拡大図。
【図14】 図11の取付体の正面図。
【図15】 この発明の実施の形態4を示す図で、取付
体の正面図。
【図16】 この発明の実施の形態5を示す図で、仮設
状態のエレベーターの保守用足場装置を示す斜視図。
【図17】 図16の足場板の斜視図。
【図18】 図16の取付体の正面図。
【図19】 図16の足場受け桁の拡大図。
【図20】 図16のG部拡大図。
【図21】 この発明の実施の形態6を示す図で、エレ
ベーター昇降路の横断平面図。
【図22】 図21における引退凹所箇所の縦断面図
で、エレベーターにおける保守用足場装置の引退状態を
示す図。
【図23】 図22に対応した昇降路内の斜視図。
【図24】 図21のエレベーターにおける保守用足場
装置の仮設状態を示す図22相当図。
【図25】 図24のH部を分離して示す拡大図。
【図26】 図24に対応した昇降路内の斜視図。
【図27】 この発明の実施の形態7を示す図で、エレ
ベーターにおける保守用足場装置の仮設状態を示す前述
の図26相当図。
【図28】 図27の足場板の回動状態を説明する斜視
図。
【図29】 図27の足場板の引退状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 昇降路、2 壁面、3 かご用レール(レール)、
7 エレベーター機器、8 取付体、11 下部支持体
(支持体)、17 足場板、20 足場板、26 阻止
装置、28 阻止体、31 取付体、32 主材、33
取付金具、34 控え材、35 足場板、36 主
板、40 副板、47 支持腕、49 足場受け桁、5
0 第一桁、51 第二桁、53 手摺、54 引退凹
所、56足場板、57 折り畳みリンク、69 取付
梁、70 足場板枠、72 足場板、73 折り畳みリ
ンク。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内に設けられたエレベーター機
    器、上記昇降路内の壁面に装着されて上記エレベーター
    機器に対応して配置された取付体と、この取付体に枢着
    されて常時は引退位置に配置され、要時に伸展位置に保
    持される支持体と、伸展位置に保持された上記支持体を
    介して水平姿勢に保持される足場板とを備えたエレベー
    ターの保守用足場装置。
  2. 【請求項2】 昇降路内に設けられたエレベーター機
    器、上記昇降路に互いに離れて立設されたレールにそれ
    ぞれ設けられ長手が水平に配置されて上記レールに締結
    され、上記エレベーター機器に対応した位置に配置され
    た取付体と、両端がそれぞれ上記取付体に支持されて水
    平姿勢に配置される足場板とを備えたエレベーターの保
    守用足場装置。
  3. 【請求項3】 昇降路内に設けられたエレベーター機
    器、上記昇降路に互いに離れて立設されたレールにそれ
    ぞれ設けられ長手が水平に配置されて上記レールに締結
    され、上記エレベーター機器に対応した位置に配置され
    た取付体と、両端がそれぞれ上記取付体に支持されて上
    記取付体の長手両端部にそれぞれ配置される足場受け桁
    と、両端がそれぞれ上記足場受け桁に支持されて水平姿
    勢に配置される足場板とを備えたエレベーターの保守用
    足場装置。
  4. 【請求項4】 昇降路内の壁面に開口した引退凹所に設
    けられたエレベーター機器、一側が上記引退凹所の下縁
    部に枢着されて常時は上記引退凹所を覆う引退位置に配
    置され、要時に伸展位置に配置されて水平姿勢に配置さ
    れる足場板と、一端が上記引退凹所の上縁部に枢着され
    他端は上記足場板の回動端に枢着され、常時は折り畳ま
    れて上記足場板の回動によって伸長して、水平姿勢に配
    置された上記足場板の回動端を支持する折り畳みリンク
    とを備えたエレベーターの保守用足場装置。
  5. 【請求項5】 昇降路内に設けられたエレベーター機
    器、上記昇降路内の壁面に装着されて上記エレベーター
    機器に対応し長手が水平に配置された取付梁と、この取
    付梁に掛止されて上記壁面に沿って鉛直に配置された足
    場板枠と、この足場板枠の下縁部に下側が枢着されて常
    時は上記壁面に沿う引退位置に配置され、要時に伸展位
    置に配置されて水平姿勢に配置される足場板と、一端が
    上記足場板枠の上縁部に枢着され他端は上記足場板の回
    動端に枢着され、常時は折り畳まれて上記足場板の回動
    によって伸長して、水平姿勢に配置された上記足場板の
    回動端を支持する折り畳みリンクとを備えたエレベータ
    ーの保守用足場装置。
  6. 【請求項6】 足場板を、支持体と一体的に構成された
    ものとしたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ
    ーの保守用足場装置。
  7. 【請求項7】 取付体を、長手が水平に配置された主
    材、この主材から上方に離れて配置された取付金具及び
    上記主材の長手端部と上記取付金具を接続した控え材に
    よって構成し、上記取付金具から水平に突設された支持
    腕と、上部が上記支持腕の突出体に装着され、脚部の下
    端が足場板に装着された手摺とを備えたことを特徴とす
    る請求項2及び請求項3のいずれか一つに記載のエレベ
    ーターの保守用足場装置。
  8. 【請求項8】 足場板を、長手の一側を形成する主板及
    びこの主板に長手方向に摺動自在に係合されて長手の他
    側を形成する副板によって構成したこと特徴とする請求
    項2及び請求項3のいずれか一つに記載のエレベーター
    の保守用足場装置。
  9. 【請求項9】 足場受け桁を、長手の一側を形成する第
    一桁及びこの第一桁に摺動自在に係合されて長手の他側
    を形成する第二桁によって構成したこと特徴とする請求
    項3に記載のエレベーターの保守用足場装置。
  10. 【請求項10】 取付体に足場板が架設されることによ
    って動作し、エレベーターの運転制御を消勢する運転阻
    止制御器を備えたこと特徴とする請求項2及び請求項3
    のいずれか一つに記載のエレベーターの保守用足場装
    置。
  11. 【請求項11】 昇降路の壁面に装着されて常時は上記
    壁面に沿う引退位置に配置され、要時に上記昇降路を昇
    降するかごの下面に対向する突出位置に保持される阻止
    体を有する阻止装置を備えたこと特徴とする請求項1〜
    請求項5のいずれか一つに記載のエレベーターの保守用
    足場装置。
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