JP2005067662A - 縦型多列四方シール自動充填包装機におけるフォーミング機構 - Google Patents

縦型多列四方シール自動充填包装機におけるフォーミング機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2005067662A
JP2005067662A JP2003299462A JP2003299462A JP2005067662A JP 2005067662 A JP2005067662 A JP 2005067662A JP 2003299462 A JP2003299462 A JP 2003299462A JP 2003299462 A JP2003299462 A JP 2003299462A JP 2005067662 A JP2005067662 A JP 2005067662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
former
packaging
packaging films
films
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003299462A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4263562B2 (ja
Inventor
Satoshi Ebihara
聡 海老原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sanko Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Machinery Co Ltd filed Critical Sanko Machinery Co Ltd
Priority to JP2003299462A priority Critical patent/JP4263562B2/ja
Publication of JP2005067662A publication Critical patent/JP2005067662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4263562B2 publication Critical patent/JP4263562B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】
二枚の包装フィルムをフォーミングすることができる縦型多列四方シール自動充填包装機を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明にかかる縦型多列四方シール自動充填包装機は、複数のフォーマーパイプ151を有するフォーミング機構15と、当該複数のフォーマーパイプ151の間に並設された複数対の縦ヒートシーラー161,162がともに、当該対向方向に作動して縦シールする縦シール機構16とを有する自動包装機1である。そして、フォーミング機構15は、前記複数のフォーマーパイプの形状に添って、二枚の包装フィルム421,422を挟んで対向するフォーマーブラシ152,153を備え、当該フォーマーブラシ152,153は、二枚の包装フィルム421,422を略鉛直斜め上方から弾性によってフォーマーパイプ151を押圧するものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、四方シールにより密封された複数の包装体を一度に形成する縦型多列四方シール自動充填包装機に関する。
従来、四方シールされた包装体を製造する四方シール自動充填包装機としては、ロールタイプの自動充填包装機が用いられるのが主流であった(特許文献1参照)。このロールタイプの自動充填包装機では列数が限定されているため、四方シールされた包装体を一度に製造できる数も限られていた。しかも、包装体の包装袋の幅変更や長さ変更をする場合には、煩雑なロール交換等の部品取替えが発生していた。このため、部品交換をせずに包装袋の仕様変更が可能になり、しかもこの仕様変更に素早く対応できる四方シール自動充填包装機が望まれていた。
他方、部品交換をせずに包装袋の仕様変更に柔軟に対応できる自動充填包装機として、スティックタイプの縦型多列自動充填包装機がある。特許文献2に、この縦型多列自動充填包装機の一例が開示されている。スティックタイプの縦型多列自動充填包装機では、多列式であるため、多数の包装体を一度に製造ことができる。しかも、この縦型多列自動充填包装機においては、包装体の袋幅の変更は縦シールやスリッター等の位置変更によって対応することができ、包装体の袋の長さ変更は機器の動作設定だけによって対応することが可能である。
従来の縦型多列自動充填包装機においては、複数条にスリットされた包装フィルム(包材)は横シールバー等により引き送りされ、特に、横シールバーの間歇動作によって引き送り動作が行われる。すなわち、横シールバーは、シートフィルムを一定量引き出したら停止し、この停止状態で、縦シールと袋底となる横シールとが行われた後に原料が充填される。この横シールに対して、縦シールは、各包装フィルムがフォーマーパイプ(充填シュート)とこのパイプに取付けられているフォーマーとの間に挟まれ筒状にフォーミングされた状態で行われる。この包装フィルムの通り道となるフォーマーパイプとフォーマーとの間隔は、極めて狭いため、横シールバーがシートフィルムを引き出す際に摩擦抵抗等が生じる。そして、多数のフォーマーパイプ、フォーマーのそれぞれについて摩擦抵抗等のばらつきが生じ、フィルム送りにともなう弛みが発生する。
このようなフィルム弛みを吸収しつつ、包装フィルムを充填パイプに沿ってフォーミングする縦型多列自動充填包装機が、例えば、特許文献2に開示されている。特許文献2の縦型多列自動充填包装機では、フォーマーパイプに対して巻装するように取付けられたフォーマーリングが、上方に対して取付自在(固定しない)に設置されている。この縦型多列自動充填包装機では、フィルムの逆送り(バックラッシュ)が発生したときに、フォーマーリングが上方に動くことによってバックラッシュを吸収する。
さらに、特許文献3においては、バックラッシュを防止する縦型多列自動充填包装機が開示されている。この自動包装機では、テンションローラに一方向クラッチを回転自在に取付け、このテンションロールによる引き戻しを行うことにより、バックラッシュを防止している。
特開2003−020002号公報 特開2001−199405号公報 実開昭55−131909号公報のマイクロフィルム
このように、従来の縦型多列自動充填包装機では、フォーマーパイプ、フォーマーによって一枚の包装フィルムを筒状にフォーミングするが、二枚の包装フィルムを前後からフォーマーパイプにあてがって包装体を形成するような場合には、従来のフォーマーのようにフォーマーパイプに包装フィルムを巻きつけることができない。そのため、二枚の包装フィルムをフォーミングすることが困難であるという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、二枚の包装フィルムをフォーミングすることができる縦型多列四方シール自動充填包装機を提供することを目的とする。
本発明にかかる縦型多列四方シール自動充填包装機は、略鉛直下方に送られる二枚の包装フィルムによって挟まれた状態で当該二枚の包装フィルムを包装袋の形状にフォーミングする複数のフォーマーパイプを有するフォーミング機構と、当該複数のフォーマーパイプの間に並設され、前記二枚の包装フィルムを挟んで縦シールする縦シール機構と、当該縦シール機構と同期的に、前記縦シールされた二枚の包装フィルムそれぞれを一袋分ずつ引き出しながら横シールする横シール機構と、前記フォーマーパイプを介して、当該縦及び横シールされた前記包装袋に充填材料を供給して充填する充填機構と、当該充填材料が充填された複数の前記包装袋を前記横シールの位置で切断して四方シールされた包装体ごとに分包するカッター機構とを有する縦型多列四方シール自動充填包装機であって、前記フォーミング機構は、前記複数のフォーマーパイプの形状に添って、前記二枚の包装フィルムを挟んで対向する第1及び第2のフォーマーブラシを備え、当該第1及び第2のフォーマーブラシは、前記二枚の包装フィルムを略鉛直斜め上方から弾性によって前記フォーマーパイプに押圧するものである。
このような構成において、当該第1及び第2のフォーマーブラシは、フォーマーパイプの形状に添って、フォーマーパイプとの間で二枚の包装フィルムを押圧し、それとともに、複数のフォーマーパイプ間で二枚の包装フィルムも押圧する。それゆえ、二枚の包装フィルムをフォーミングすることができる。
さらに、このような縦型多列四方シール自動充填包装機において、当該第1及び第2のフォーマーブラシは、略鉛直斜め上方から加える弾性によって、二枚の包装フィルムを押圧している。それゆえ、この弾性によって、二枚の包装フィルムの弛みを吸収することができる。特に、バックラッシュ時において、第1及び第2のフォーマーブラシは、ある程度まで二枚の包装フィルムを引戻すと、その時点から、その弾性によって二枚の包装フィルムが引戻されるのを停止させる。それゆえ、バックラッシュ時には、第1及び第2のフォーマーブラシは、適度に二枚の包装フィルムの引き戻し動作を行うことができる。さらに、このように第1及び第2のフォーマーブラシが適度に二枚の包装フィルムを引戻すことができるので、バックラッシュによる包装フィルムのゆれを低減することができる。したがって、このような構成により、二枚の包装フィルムの逆戻りを吸収することができ、フォーミング機構の下方に位置する縦シール及び横シール動作部分における二枚の包装フィルムの弛みを吸収することができる。
好適には、前記第1及び第2のフォーマーブラシは、前記弾性を有する多数の細長部材から構成され、当該多数の細長部材が先端近傍において前記二枚の包装フィルムに略鉛直斜め上方から当接することによって、前記二枚の包装フィルムを前記フォーマーパイプに押圧する。
二枚の包装フィルムの間にフォーマーパイプが挟まれているので、二枚の包装フィルム表面に凹凸が形成される。このような構成によれば、フォーマーブラシの先端近傍は、二枚の包装フィルム表面の凹部に入り込むとともに、その弾性によって凸部を押圧することができる。それゆえ、二枚の包装フィルムを確実にフォーミングすることができる。
さらに、この場合、第1及び第2のフォーマーブラシを構成する細長部材は、その細い先端近傍において二枚の包装フィルムに略線状に当接する。このとき、細い先端近傍と包装フィルムとの間には、比較的小さな摩擦が働いている。略線状に当接する細長部材を多数集めることによって、二枚の包装フィルムとの当接部分において、その比較的大きな摩擦が生じ、二枚の包装フィルムを押圧が可能となる。このように多数の比較的に小さな摩擦によって押圧する場合には、ローラが略面状に押圧する場合のように過度に押圧することなく、二枚の包装フィルムを押圧することができる。これにより、二枚の包装フィルムへの過度の押圧によるフィルム弛みが生じるのを防ぐことができる。
また、前記第1及び第2のフォーマーブラシは、前記複数のフォーマーパイプの側面視略中心線を含む平面に対して略対称に設けられる。これにより、二枚の包装フィルムを前後から略均等に挟んで押圧することができるので、二枚の包装フィルムを良好にフォーミングすることができる。それとともに、二枚の包装フィルムのフィルム弛みをより確実に吸収することができる。
またさらに、前記第1及び第2のフォーマーブラシは、略水平方向に取付けられ、前記二枚の包装フィルムの幅方向全体に亘って、前記二枚の包装フィルムを前記フォーマーパイプに押圧する。
二枚の包装フィルムの間にフォーマーパイプが挟まっているので、二枚の包装フィルム表面に凹凸が形成されているが、このような構成においては、包装フィルム表面の凹凸に応じて二枚の包装フィルムを確実に押圧することができる。それゆえに、二枚の包装フィルムを確実にフォーミングすることができる。また、二枚の包装フィルムを確実に押圧することができるので、二枚の包装フィルムの弛みを確実に吸収することができる。
さらに、このような構成においては、二枚の包装フィルムに対して幅方向に押圧することができるので、特に、幅方向に生じるフィルム弛みを吸収することができる。
さらに、前記複数のフォーマーパイプの間に並設され、前記二枚の包装フィルムを挟んで対向する複数対の第1及び第2のフォーマーローラを備え、当該複数対の第1及び第2のフォーマーローラは、前記第1及び第2のフォーマーブラシによって押圧された二枚の包装フィルムを、さらに押圧する。
このような構成において、当該第1及び第2のフォーマーローラは、第1及び第2のフォーマーブラシによるフォーマーに加えて、さらに押圧するので、フォーミングされた二枚の包装フィルムを確実に重ね合わせることができる。
さらに、当該第1及び第2のフォーマーブラシは、二枚の包装フィルムを挟んで押圧することによって、二枚の包装フィルムを互いに近接させている。近接された二枚の包装フィルムは、ほぼ一枚の包装フィルムのような状態で押圧される。したがって、当該第1及び第2のフォーマーローラは、第1及び第2のフォーマーブラシよりも強く押圧したとしても、フィルム弛みが生じることなく、二枚の包装フィルムを押圧して重ね合わせることができる。
他方、本発明にかかる縦型多列四方シール自動充填包装機は、略鉛直下方に送られる二枚の包装フィルムによって挟まれた状態で当該二枚の包装フィルムを包装袋の形状にフォーミングする複数のフォーマーパイプを有するフォーミング機構と、当該複数のフォーマーパイプの間に並設され、前記二枚の包装フィルムを挟んで縦シールする縦シール機構と、当該縦シール機構と同期的に、前記縦シールされた二枚の包装フィルムそれぞれを一袋分ずつ引き出しながら横シールする横シール機構と、前記フォーマーパイプを介して、当該縦及び横シールされた前記包装袋に充填材料を供給して充填する充填機構と、当該充填材料が充填された複数の前記包装袋を前記横シールの位置で切断して四方シールされた包装体ごとに分包するカッター機構とを有する縦型多列四方シール自動充填包装機であって、前記フォーミング機構は、前記複数のフォーマーパイプの形状に添って、前記二枚の包装フィルムを挟んで対向する第1及び第2のフォーマー冶具を備え、当該第1及び第2のフォーマー治具は、前記二枚の包装フィルムを前記複数のフォーマーパイプに押圧するとともに、当該複数のフォーマーパイプに対して上方取付自在に挟むものである。
このような構成において、当該第1及び第2のフォーマー治具は、フォーマーパイプの形状に添って、フォーマーパイプとの間で二枚の包装フィルムを押圧し、それとともに、複数のフォーマーパイプ間で二枚の包装フィルムも押圧する。それゆえ、二枚の包装フィルムをフォーミングすることができる。
さらに、このような縦型多列四方シール自動充填包装機において、当該第1及び第2のフォーマー冶具が、フォーマーパイプに二枚の包装フィルムを押圧して弛みを吸収することができる。当該、第1及び第2のフォーマー冶具は、フォーマーパイプに対して包装フィルムを押圧し、この状態でフォーマーパイプを取付自在に挟んでいる。それゆえ、特に、バックラッシュ時において、二枚の包装フィルムとともにフォーマーパイプに対してスライドすることによって、二枚の包装フィルムの引き戻し動作を行うことができる。したがって、このような構成により、二枚の包装フィルムの逆戻りを吸収することができ、フォーミング機構の下方に位置する縦シール及び横シール動作部分における二枚の包装フィルムの弛みを吸収することができる。
好適には、前記第1及び第2のフォーマー治具は、前記複数のフォーマーパイプ側面と略同一の形状を有する複数の凹部と、前記複数のフォーマー間の窪みと略同一の形状を有する複数の凸部とを有する。
このような構成により、第1及び第2のフォーマー治具をフォーマーパイプの形状に確実に添わせることができるとともに、複数のフォーマーパイプ間で二枚の包装フィルムも確実に押圧することができるので、二枚の包装フィルムを確実にフォーミングすることができる。
本発明によれば、二枚の包装フィルムをフォーミングすることができる縦型多列四方シール自動充填包装機を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照して説明する。
発明の実施の形態1.
まず、図1及び図2を用いて、本発明にかかる縦型多列四方シール自動充填包装機の全体構成について説明する。
図1は、本発明にかかる縦型多列四方シール自動充填包装機を示す前面図である。図1では、本発明にかかる縦型多列四方シール自動充填包装機は、符号1により全体的に示されている。以下、図1において、紙面表側を前側、紙面裏側を後側、前側から観察した上下左右をそれぞれ上側、下側、左側、右側と呼ぶ。また以下では、縦型多列四方シール自動充填包装機1を自動包装機1と略す。
図1において、11は本体フレーム、12はホッパー、13は定量供給機構、14はシュータ、15はフォーミング機構、16は縦シール機構、17はスリット機構、18は横シール機構、19はカッター機構、20は排出トレイ、21は操作パネルである。また、図1において、40は原反ロール、41はシートフィルム(包材)、421,422は包装フィルムである。
原反ロール40は、シートフィルム41を同心円状に巻いたロールである。シートフィルム41は、この原反ロール40から引き出された幅の広いシートフィルムである。このシートフィルム41は、透明又は半透明な材料から構成され、例えば、PET等のベースフィルム、このベースフィルムよりも融点の低いポリエチレン等のヒートシールフィルムから構成される。また、シートフィルム41は、ベースフィルム、中間フィルム、ヒートシールフィルムの3層構造を有してもよい。包装フィルム421,422それぞれは、長手方向に二等分されたシートフィルム41の前側の包装フィルム、後側の包装フィルムである。
本体フレーム11は、自動包装機1の各種駆動機構等を支持する支持体である。ホッパー12は、充填材料を収容する収納容器である。定量供給機構13は、ホッパー12の下側に設けられ、ホッパー12から供給された充填材料を複数に振り分けて供給する機構である。シュータ14は、定量供給機構13の下側に設けられ、定量供給機構13によって振り分けられた充填材料をフォーミング機構15に導入する。
フォーミング機構15は、シュータ14の下側に設けられ、二枚の包装フィルム421,422を重ねて包装袋の形状にフォーミングする機構である。このフォーミング機構15は、後述するように、フォーマーパイプ151、対となるフォーマーブラシ152(図1には他方を図示せず)、対になるフォーマーローラ154(図1には他方を図示せず)によって構成される。このフォーマーパイプ151は、各シュータ14の下部に設けられ、各シュータ14から導入された充填材料を包装袋内に案内する。対になるフォーマーブラシとフォーマーローラとは、二枚の包装フィルム421,422を重ね合わせるものである。
縦シール機構16は、フォーミング機構15の下側に設けられ、後に詳述するように、二枚の包装フィルム421,422を縦シールする機構である。この縦シール機構16は、二枚の包装フィルム421,422を熱圧着するための対となる縦ヒートシーラー161(図1には他方を図示せず)を前後両側に有する。
スリット機構17は、縦シール機構16の下側に設けられ、二枚の包装フィルム421,422の縦シール部分をスリットする機構である。このスリット機構17は、フォーマーパイプ151の間に多列に複数並設されたスリッター171を有し、これらスリッター171によって二枚の包装フィルム421,422を長手方向に複数条に切断する。
横シール機構18は、スリット機構17の下側に設けられ、スリットされて複数条に切断された包装フィルム421,422を横シールする機構である。カッター機構19は、2つの横シール間に充填材料が充填された包装フィルム421,422を横シールの位置で切断し、四方シールされた包装体(以下、四方シール包装体と略す)に分包する機構である。排出トレイ20は、分包された四方シール包装体を自動包装機1内から外部に排出する部材である。操作パネル21は、自動包装機1の後側に設置された各駆動機構等を操作するための装置(図示せず)を操作する入出力手段である。
さらに、図1において、310はフィルム送りローラ、311はピンチローラ、32は段差ローラ、33はフィルム送り制御機構、340は制御ローラ、341はピンチローラ、35はスリッター、36はΣ枠体、371はガイドローラである。
フィルム送りローラ310は、図示しないモータ等により回転してシートフィルム41を移送するローラである。ピンチローラ311は、フィルム送りローラ310のロール面に伸張状態で強く接し、フィルム送りローラ310とともにシートフィルム41を挟み込むローラである。段差ローラ32は、シートフィルム41のテンションに応じて可動なローラである。
フィルム送り制御機構33は、シートフィルム41のテンションを調節する機構である。このフィルム送り制御機構33は、支点331を中心に回動可能な支持部材332を有し、この支持部材332の先端部分に段差ローラ32が設けられている。フィルム送り制御機構33は、支持部材332の傾きを検出し、この検出結果に応じてフィルム送りローラ310の回転を制御する。また、フィルム送り制御機構33は、常に、段差ローラ32に対してフィルム送り方向とは逆の方向(図中下方向)の力を与え、シートフィルム41にテンションを与えている。この段差ローラ32に与える力は、横シール機構18が包装フィルム421,422(シートフィルム41)を引き出す力よりも弱い力である。
制御ローラ340は、正逆回転自在に設けられたローラである。この制御ローラ340は、包装フィルム421,422のテンションを制御するためのローラとして機能し、図1には図示しないが、包装フィルム421,422の弛みを制御するフィードバック機構が設けられる。ピンチローラ341は、制御ローラ340のロール面に伸張状態で強く接し、シートフィルム41を挟み込むローラである。スリッター35は、幅の広いシートフィルム41を長手方向にスリットして、シートフィルム41を包装袋となる二枚の包装フィルム421,422にする機構である。
Σ枠体36は、図中右側から送られる二枚の包装フィルム421,422の移送方向を略水平方向から略鉛直下方向に変え、二枚の包装フィルム421,422を折り返す機構である。このΣ枠体36は、いわゆるΣ板の枠のみから構成された枠体であり、直角三角形状の二つの枠体をそれぞれの斜辺が直交するように各枠体の頂点を合わせて構成される。また、このΣ枠体36の前後両側の両枠には、二つのガイドローラが図中左右方向に取付けられている。この前側の枠体ガイドローラ361は、包装フィルム421を、図示しない後側の枠体ガイドローラは、包装フィルム422を略鉛直下方へと案内する。
ガイドローラ371は、前側の枠体ガイドローラ361の下側に設けられ、この枠体ガイドローラ361から案内された包装フィルム421をフォーミング機構15に案内するローラである。また、ガイドローラ371は、後述する後側のガイドローラ(図示せず)と、フォーマーパイプ151を挟んだ状態で対向している。
続いて、図1及び図2を用いて、本発明にかかる自動包装機1の動作について説明する。本発明にかかる自動包装機1は、横シール機構18の上下運動に従って、原反ロール40から幅広のシートフィルム41が順次下方に引き出される構造を有する。
図2は、自動包装機1を図1中左側から観察した側面図である。図2において、153は後ろ側のフォーマーブラシ、155は後側のフォーマーローラ、162は後側の縦ヒートシーラー、181,182は横ヒートシーラー、362は後側の枠体ガイドローラ、372は後側のガイドローラである。
フィルム送りローラ310が回転すると、フィルム送りローラ310とピンチローラ311とが強く接するため、幅の広いシートフィルムの原反ロール40から幅の広いシートフィルム41が引き出される。このとき、フィルム送り制御機構33は、段差ローラ32を介してシートフィルム41の張り具合を監視し、シートフィルム41のテンションが常に一定量に保もたれるようにフィルム送りローラ310の回転を制御する。引き出されたシートフィルム41は、制御ローラ340とピンチローラ341によって圧接された状態で、スリッター35へと送られる。スリッター35は、送られてきたシートフィルム41をスリットし、シートフィルム41の長手方向に二等分する。これら二枚の包装フィルム421,422はΣ枠体36へと移送される。
図2に示すように、前側の包装フィルム421、後側の包装フィルム422のそれぞれは、Σ枠体36の前後両側の枠体ガイドローラ361,362によって自動包装機1の内側へ折り返され、前後両側のガイドローラ371,372によってフォーミング機構15に複数設けられたフォーマーパイプ151、フォーマーブラシ152,153、フォーマーローラ154,155へと案内される。これら案内された二枚の包装フィルム421,422は、フォーミング機構15において、対になるフォーマーブラシ152,153、フォーマーローラ154,155によって挟まれながら略鉛直下方に移送される。このとき、二枚の包装フィルム421,422は、その間にフォーマーパイプ151を挟み、この状態で縦シール機構16へと送られる。
縦シール機構16において、二枚の包装フィルム421,422は、複数の対になる縦ヒートシーラー161,162によって押圧され、複数のフォーマーパイプ151の間を縦シールされる。この縦シールされた二枚の包装フィルム421,422は、スリット機構17の各スリッター171によって縦シールに沿って複数条に切断され、この切断後に、横シール機構18の横ヒートシーラー181,182によって挟持されて横シールされる。それと同時に、充填材料が、ホッパー12から各シュータ14、フォーマーパイプ151内を通って、包装フィルム421,422の間に形成された包装袋に供給される。そして、横シール機構18は、横ヒートシーラー181,182によって包装フィルム421,422を狭持したままの状態で、下方に1パック分だけ移動する。このとき、二枚の包装フィルム421,422は、1パック分だけフォーミング機構15、縦シール機構16、横シール機構18内に引き込まれ、原反ロール40からは1パック分のシートフィルム41が引き出される。
横シール機構18は、シートフィルム41の引き出しが済むと、上方に復動した後、再度、横ヒートシーラー181,182によって包装フィルム421,422に横シールを施す。この横シールによって、充填材料が充填された包装袋の口が密封される。これにより、充填材料が包装される包装フィルム421,422を四方シールして密閉シールする一工程が完了する。その後、横シール機構18下部に設けられたカッター機構19が横ヒートシーラー181,182の復動時に横シールの中央を切断し、この分包された四方シール包装体が排出トレイ20から排出される。
このような自動包装機1は、略鉛直下方に移送される二枚の包装フィルム421,422から一度に多数の四方シールされた包装体を製造可能なものである。この自動包装機1は、品位や高級感を付加するために用いられる四方シールが施された包装体を製造することができる。またさらに、この自動包装機1によれば、各部材の位置調節や形状変更、各種動作の設定変更等により、所望の四方シール包装体を形成することができる。
さらに、上記自動包装機1は、複数のフォーマーパイプ151の左右側面方向から見た略中心線を含む平面上で縦シールすることにより、表・裏方向に関して略対称な形状を有する高品質な四方シール包装体を製造することができる。また、本発明にかかる自動包装機1においては、フォーマーパイプ151の大きさ・形状を変更することにより、充填材料として液体材料や粉末材料だけでなく、比較的大きな固形材料も充填可能である。
次に、本発明にかかる自動包装機1のフォーミング機構15について詳細に説明する。本発明にかかるフォーミング機構15は、前後両側に対向して設けられるフォーマーブラシ152,153が二枚の包装フィルム421,422をフォーマーパイプ151に添って押圧するとともに、複数のフォーマーパイプ151間で二枚の包装フィルム421,422を押圧することによって、二枚の包装フィルムをフォーミングするものである。さらに、本発明にかかるフォーミング機構15は、フォーマーブラシ152,153によって、略鉛直下方に送られる二枚の包装フィルム421,422の弛みを吸収しつつ、これらをフォーミングするものである。
ここで、フォーミング機構15の説明の際、本発明にかかる自動包装機1の縦シール機構16についても合わせて説明する。この本発明にかかる自動包装機1の縦シール機構16は、前後両側に対向して設けられた縦ヒートシーラー161,162が同時に対向方向に作動し、二枚の包装フィルム421,422を前後両側から押圧して貼り合わせるものである。
まず、図3及び図4を用いて、フォーミング機構15の前後両側に設けられたフォーマーブラシ152,153について詳細に説明する。
図3の正面図に、前側のフォーマーブラシ154とその周辺の一構成例が示されている。この正面図は、前側から観察した図である。図3に示すように、フォーミング機構15のフォーマーパイプ151は、略水平方向に多列に並設されている。このフォーマーパイプ151は、円筒を押しつぶしたような幅広の形状を有し、この幅広方向が並設方向となるように配置される。すなわち、フォーマーパイプ151の形状は、前側から見た幅が左(右)側から見た幅に比べて大きい形状である。
フォーマーパイプ151下端の前側には、間隔保持部材511が取付けられている。この間隔保持部材511は、平面形状が略矩形状である厚みの薄い部材であり、長手方向に沿って若干反った形状を有する。この反った形状の間隔保持部材511は、略鉛直下方向に向かってフォーマーパイプ151から離れるように、フォーマーパイプ151下端に取付けられる。すなわち、図3においては、間隔保持部材511は、下方に向かうにつれて後側から前側に向かって反っている。この間隔保持部材511は、フォーマーパイプ151の下端以下において、二枚の包装フィルム421,422によって囲まれた内側から外側に向けて、包装フィルム421を広げている。
フォーマーブラシ152は、これら多列に並設されたフォーマーパイプ151の間に略水平方向に設けられている。このフォーマーブラシ152は、ブラシ521、支持部材531から構成される。ブラシ521は、合成樹脂等から構成された細長い形状の毛を多数集めた集合体である。支持部材531は、長寸の略直方体形状を有する部材である。
ブラシ521は、支持部材531の長手方向に沿って支持部材531の側面に突設されている。詳細には、ブラシ521の多数の毛は、各毛の一端において、その支持部材531の側面に固着され、この突設された側面上に直立した状態で多数配列されている。また、支持部材531は、その長手方向が左右方向に略水平となるように固定されている。
フォーマーローラ154は、多列に並設されたフォーマーブラシ152の間に下方に設けられ、略水平方向に複数並設される。これらフォーマーローラ154は、左右方向に略水平に保持された回転軸551に回動可能に軸支され、フォーマーローラ154のロール面は回転軸551の軸方向に略平行となっている。
図3に示すように、縦シール機構16の前側に、縦ヒートシーラー161が、多列に並設された複数のフォーマーパイプ151の間に複数並設されている。この縦ヒートシーラー161は、略直方体形状を有し、その内部には、図示しないヒーター等の加熱手段が内蔵されている。縦ヒートシーラー161は、取付部材561の長手方向に形成された長寸の取付孔571に、ビス582のような固定手段によって着脱自在に取付けられている。これによって、縦ヒートシーラー162を、取付部材562の長手方向つまり略水平方向に位置調整することができる。
取付部材561の左右には、前側の縦ヒートシーラー161を作動させるシリンダー機構(図示せず)が連結されている。この図示しないシリンダー機構には、シリンダー動作を伝達する作動アーム591,592が、後側から前側に向かって突設される。これら作動アーム591,592にはヘッド601,602が連結され、取付部材561は、これらヘッド601,602に固着され、図3で紙面に略垂直な方向に可動となっている。
図4の背面図に、後側のフォーマーブラシ155とその周辺の一構成例が示されている。この背面図は、後側から観察した図である。
図4に示すように、後側のフォーマーブラシ153は、フォーマーブラシ152と同様に、フォーマーブラシ152と対となって並設されている。このフォーマーブラシ153は、細長い毛を集めたブラシ522、このブラシ522が固着される支持部材532から構成される。また、この支持部材532は、その長手方向に沿って、左右方向に略水平に固定されている。
後側のフォーマーローラ155は、フォーマーパイプ151の間に、フォーマーローラ154と対になって並設されている。これらフォーマーローラ155もまた、フォーマーローラ154と同様に、略水平に保持された回転軸552に回動可能に軸支されている。フォーマーローラ154,155は、フォーマーパイプ151の前後方向の中央付近で、二枚の包装フィルム421,422を挟んで接触している(図5参照)。
また、フォーマーパイプ151下端の後側には、間隔保持部材511と同様の間隔保持部材512が取付けられている。この間隔保持部材512もまた、フォーマーパイプ151の下端以下において、二枚の包装フィルム421,422によって囲まれた内側から外側に向けて、包装フィルム421を広げている。間隔保持部材511,512の双方によって二枚の包装フィルム421,422が広げられているので、二枚の包装フィルム421,422の間隔がフォーマーパイプ151の下端以下で小さくなるのを防止することができる。
図4に示すように、縦シール機構16の後側に、縦ヒートシーラー162が、縦ヒートシーラー161と対となって並設されている。この縦ヒートシーラー162は、縦ヒートシーラー161と同様のヒートシーラーである。これら縦ヒートシーラー162は、縦ヒートシーラー161と同様に、取付部材562の取付孔572に、ビス582によって着脱自在に取付けられている。これによって、縦ヒートシーラー162を、取付部材562の長手方向つまり略水平方向に位置調整することができる。
取付部材562の左右それぞれの端部には、後側の縦ヒートシーラー162を作動させる左右の二つのシリンダー機構(図示せず)が連結されている。この図示しない左右の二つのシリンダー機構それぞれには、シリンダー動作を伝達する作動アーム611,612が、後側から前側に向かって突設される。取付部材562は、これら作動アーム611,612に固着され、図4で紙面に略垂直な方向に可動となっている。
さらに、図5及び図6の断面図に、フォーミング機構15及び縦シール機構16が示されている。図5及び図6に示すように、ガイドローラ371,372は、フォーマーパイプ151を挟んで対向している。フォーミング機構15のフォーマーブラシ152,153、フォーマーローラ154,155は、包装フィルム412,422を挟んで対向している。縦シール機構16の縦ヒートシーラー161,162もまた、包装フィルム421,422を挟んで対向している。すなわち、これら対向する各部材は、フォーマーパイプ151、若しくは二枚の包装フィルム421,422に関して略線対称に配置されている。
フォーマーブラシ152,153の各ブラシ521,522は、その長手方向が略鉛直斜め上方から略鉛直斜め下方に向いた状態で配置されている。フォーマーブラシ152,153は、二枚の包装フィルム421,422を外側から挟んで接触し、その各ブラシ521,522の毛先は、二枚の包装フィルム421,422に略鉛直斜め上方から当接している。このとき、ブラシ521は、略鉛直斜め下方を向き、ブラシ521の毛先が、二枚の包装フィルム421,422の方向を向いている。
また、図5の断面図に、前側の縦ヒートシーラー161を作動させる中央のシリンダー機構が示されている。この前側の縦ヒートシーラー161を作動させるシリンダー機構は、正面から見て、自動包装機1本体の中央付近で取付け部材561の高さに一つ内蔵されている。この一つのシリンダー機構に対して二組の作動アーム591、ヘッド601と、作動アーム592、ヘッド602とが連結され、これら二組が同時に作動するように構成されている。
図5において、符号70によって、このシリンダー機構全体が示され、71は中央第1シリンダー、72は中央第2シリンダーである。
中央のシリンダー機構70の中央第1シリンダー71は、本体フレーム11に設けられたガイド板(図示せず)に前後方向(図中左右方向)にスライド自在に取付けられている。中央第2シリンダー72は、本体フレーム11に設けた固定板73に固定されている。この中央第2シリンダー72のシリンダーヘッド721は、中央第1シリンダー71の後側の底面710に当接して中央第1シリンダー71を後側から支持している。
作動アーム591は、連結部74を介して中央第1シリンダー71のシリンダーヘッド711に連結されている。それとともに、作動アーム591の先端は、ヘッド601に連結されている。このヘッド601は、縦ヒートシーラー161が設けられた取付部材561に固着され、シリンダー71,72のシリンダー動作が取付部材561に伝えられる。
また、前側の縦ヒートシーラー161を作動させる中央のシリンダー機構は、自動包装機1が停止するときにも作動し、自動包装機1の停止状態に前側の縦ヒートシーラー161を前側に突出させている。これによって、停止時に、熱源となる縦ヒートシーラー161から包装フィルム421を離すことができ、包装フィルム421の設置や仕様変更による交換等を行うことができる。さらに、縦ヒートシーラー161,162の間に間隔を拡大できるので、これらの間に包装フィルム421を容易に通すことができる。
図6の断面図に、後側の縦ヒートシーラー162を作動させる左右両端のシリンダー機構が示されている。これら後側の縦ヒートシーラー162を作動させるシリンダー機構は、正面から見て、取付部材562の左右両端部付近の自動包装機1本体に二つ内蔵されている。これら二つのシリンダー機構それぞれに、作動アーム611,612が連結されている。また、この後側の縦ヒートシーラー162を作動させるシリンダー機構は一つのシリンダーから構成される。ここでは、左側のシリンダー機構について説明するが、右側のシリンダー機構についても同様に構成される。
図6において、符号80によって、この左側のシリンダー機構全体が示され、81は左シリンダーである。左側のシリンダー機構80の左シリンダー81は、本体フレーム11に設けられたガイド板82に取付けられている。この左シリンダー81のシリンダーヘッド811は、連結部73を介して作動アーム611に連結されている。作動アーム611は、取付部材562に固着され、左シリンダー81のシリンダー動作が取付部材562に伝えられる
続いて、本発明にかかるフォーミング機構15による二枚の包装フィルム421,422のフォーミングについて説明する。ここで、図5及び図6を適宜参照しながら、このフォーミング動作について説明する。
Σ枠体36を通って送られた二枚の包装フィルム421,422は、ガイドローラ371,372に送られる。これらガイドローラ371,372がフォーマーパイプ151を挟んで略線対称に配置されているので、二枚の包装フィルム421,422の間には、フォーマーパイプ151が介在される。これらガイドローラ371,372を経た二枚の包装フィルム421,422は、フォーマーブラシ152,153へと案内される。
フォーマーブラシ152,153は、複数の並設されたフォーマーパイプ151の間において密接しているので、案内された二枚の包装フィルム421,422を押圧して近接させる。このとき、フォーマーブラシ152,153は、二枚の包装フィルム421,4222を柔軟に押圧する。より具体的には、フォーマーブラシ152,153のブラシ521,522は、その弾性によって、二枚の包装フィルム421,422に外側から当接して押圧する。それとともに、ブラシ521,522は、この押圧によって、二枚の包装フィルム421,422から押し返されて反発(反作用)を受ける。ブラシ521,522は、この反発によって押圧方向の逆方向にしなり、この二枚の包装フィルム421,422からの反発を吸収する。これにより、フォーマーブラシ152,153は常に、二枚の包装フィルム421,422を適度な状態で押圧することができる。換言すれば、フォーマーブラシ152,153は、二枚の包装フィルム421,422を滑らかに押圧して近接させることができる。
フォーマーブラシ152,153によって滑らかに近接された二枚の包装フィルム421,422は、さらに、フォーマーローラ154,155に案内されて挟み込まれる。これらフォーマーローラ154,155は、図5及び図6に示すように密接しているので、挟み込まれた二枚の包装フィルム421,422は、前後方向に押圧されて密接状態で重ね合わせられる。また、フォーマーローラ154,155がフォーマーパイプ151両脇で包装フィルム421,422を押圧するので、二枚の包装フィルム421,422は、フォーマーパイプ151表面に密接し、その表面を摺接しながら移送される。
このように、二枚の包装フィルム421,422は、フォーミング機構15において、フォーマーパイプ151を挟む部分が膨らみ、フォーマーパイプ151間が密接した形状にフォーミングされる。フォーミングされた二枚の包装フィルム421,422は、縦ヒートシーラー161,162の間に送られると、中央のシリンダー機構70は、牽引作動して取付部材561を後側に引き込む。これと同時に、左右両端のシリンダー機構80(他方は図示せず)は、押圧作動して取付部材562を前側に押し出す。これによって、縦ヒートシーラー161,162は、複数のフォーマーパイプ151の間において、二枚の包装フィルム421,422を前後両側から挟んで縦シールする。
縦シール後、中央のシリンダー機構70は、引込みの解除により、取付部材561を元の位置へと突出させる。左右両端のシリンダー機構80(他方は図示せず)もまた、押し出しの解除により、取付部材562を元の位置へと牽引する。これによって、縦ヒートシーラー161,162の間に間隔が生じ、横シール機構18による包装フィルム421,422の引き下げが可能となる。
以上のように、本発明にかかる自動包装機1において、フォーミング機構15のフォーマーブラシ152,153は、フォーマーパイプ151の形状に添って二枚の包装フィルム421,422をフォーマーパイプ151に押圧することができる。それとともに、フォーマーブラシ152,153は、複数のフォーマーパイプ151間において、二枚の包装フィルム421,422を押圧することができる。したがって、フォーミング機構15のフォーマーブラシ152,153を用いて、二枚の包装フィルム421,422を包装袋の形状にフォーミングすることが可能となる。
さらに、本発明にかかる自動包装機1において、フォーミング機構15のフォーマーブラシ152,153は、その弾性によって、二枚の包装フィルム421,422を略鉛直斜め上方から押圧するので、包装フィルム421,422に弛みが生じるのを防ぐことができる。さらにまた、フォーマーブラシ152,153が弾性によって二枚の包装フィルム421,422を適度に押圧するので、バックラッシュ時に二枚の包装フィルム421,422が逆送りするのを吸収することができ、フィルム弛みを吸収することができる。また、フォーマーブラシ152,153は、二枚の包装フィルム421,422を柔軟に押圧することができるので、過度の押圧によってシワ等のフィルム弛みが生じるのを回避することができる。
さらにまた、フォーマーブラシ152,153が左右方向に略水平に取付けられているので、二枚の包装フィルム421,422の幅方向全体にわたってムラ無く押圧することができる。これによって、二枚の包装フィルム421,422全体に亘って、確実にフォーミングすることができ、それとともに、バックラッシュ時のフィルム弛みを確実に吸収することができる。
また、フォーマーローラ154,155は、フォーマーブラシ152,153が二枚の包装フィルム421,422を押圧して近接させた後に、この近接状態でさらに押圧するので、フォーミングローラ154,155による押圧によって、フォーミングを確実にすることができる。
なお、本発明は、縦型多列四方シール自動充填包装機に限らず、略鉛直下方に包装フィルムを送りながら縦及び横シールを施す縦型の自動充填包装機にも適用可能なものである。具体的には、一枚の包装フィルムを筒状にフォーミングしたり、一枚の包装フィルムをU字状に折り返してフォーミングしたり、あるいは二枚の包装フィルムを重ね合わせてフォーミングしたりするために、フォーミング機構にフォーマーブラシを設けることが可能である。
さらになお、略鉛直下方に包装フィルムを送りながら縦及び横シールを施す縦型の自動充填包装機において、折り返し、重ね合わせ等が行われた包装フィルムのフィルム弛みを除去するために、フォーミング機構にフォーマーブラシを設けることも可能である。
例えば、三方シールする縦型ロールタイプ自動充填包装機の場合には、折り返された包装フィルムを適度に押圧して弛みを除去するために、あるいは、四方シールする場合に、重ね合わされた二枚の包装フィルムの弛みを除去するために、フォーマーブラシを設けたりすることができる。さらに例えば、縦型多列自動充填包装機においては、スティック状の包装体を形成する際に、横シール機構が行う間歇動作によって生じるフィルム弛みを吸収したり、略円筒状にフォーミングされた包装袋から弛みを除去したりするために、フォーマーブラシを設けることも可能である。また、フォーミング機構にフォーマーブラシを付け加えるだけでなく、フォーマーローラの前段やフォーマーローラに替えてフォーマーブラシを設けてもよい。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態2において、図7及び図8を用いて、フォーミング機構15におけるフォーマーブラシ152,153、フォーマーローラ154,155に替えて、二枚の包装フィルム421,422を前後から押圧するフォーマー治具を設けた場合について説明する。
まず、図7及び図8を用いて、このフォーマー冶具の全体構成について説明する。図7及び図8は、このフォーマー治具の一構成例を示している。また、図7及び図8において、上記フォーミング機構15の各部材と同じ部材については同じ符号を付し、ここでは、その説明を省略する。
図7の正面図に、前側から観察した前側のフォーマー治具とその周辺の一構成例が示されている。図7において、90はホルダー、911は前側のフォーマー治具である。
ホルダー90は、長寸の略板状の部材であり、フォーマー治具911を取付けるための部材である。このホルダー90は、ガイドローラ371と縦シール機構16との間に固定され、その長手方向が左右に略水平となるように保持されている。
前側のフォーマー治具911は、略直方体状の形状を有し、後述するように、包装フィルム421を前側から押圧する部材である。このフォーマー治具911は、この略水平に固定されたホルダー90上に取付けられ、ホルダー90の長手方向に横たわっている。したがって、フォーマー治具911は、ホルダー90によって左右に略水平に支持されている。
図8の背面図に、後側から観察した後側のフォーマー治具とその周辺の一構成例が示されている。図8において、912は後側のフォーマー治具である。
後側のフォーマー治具912は、前側のフォーマー治具911と同様の部材であり、包装フィルム422を後側から押圧する部材である。このフォーマー治具912は、前側のフォーマー治具911と同様に、この略水平に固定されたホルダー90上に取付けられ、ホルダー90によって左右に略水平に支持されている。
続いて、図9を用いて、フォーマー冶具911,912について詳細に説明する。図9は、上方から見たフォーマー治具911,912の一構成例を示す上面図である。
図9に示すように、フォーマー治具911,912の幅広の側面には、複数の凹部921,922、凸部931,932が形成されている。
凹部921,922は、フォーマーパイプ151側面と略同一の形状を有し、互いの窪んだ側を対向させて合わせると、フォーマーパイプ151と略同一の形状となる。凸部931,932は、複数の凹部921,922の間で、凹部921,922に対して突出する。この突出幅は、フォーマーパイプ151の左右から見た略中心線を含む面に至る幅である。また、凸部931,932の表面は、略同じ大きさで略平坦に形成され、凹部921,922は、略等間隔に配列している。
図9に示すように、フォーマー治具911,912は、複数のフォーマーパイプ151を前後から挟んだ状態でホルダー90上に取付けられる。具体的には、フォーマー治具911,912は、互いの凹凸面が対向した状態で取付けられ、この取付状態で、フォーマー治具911,912の凹部921,922に、フォーマーパイプ151が遊嵌される。このとき、フォーマー治具911,912の凸部931,932は、フォーマーパイプ151の左右から見た略中心線を含む面近傍で対向し、近接している。
このような取付状態で、フォーマーパイプ151と凹部921,922との間に、間隙941,942が設けられる。それとともに、近接した凸部931,932の間に、間隙943が設けられる。これら間隙941,942には、包装フィルム421,422のそれぞれ一枚が挿通され、間隙943には、二枚の包装フィルム421,422両者が挿通される。これにより、フォーマー治具911,912の凹部921,922は、各包装フィルム421,422をフォーマーパイプ151側面に押圧して密接させる。それとともに、二枚の包装フィルム421,422は、フォーマー治具911,912の凸部931,932の間で押圧されて重ね合わせられる。
図9には図示しないが、ホルダー90には、フォーマー治具911,912の取付面と、その対向面を貫く貫通孔が形成されている。この図示しない貫通孔に、フォーマー治具911,912が略鉛直上方に対して取付自在に嵌装される。すなわち、フォーマー治具911,912は、ホルダー90に固着されず、上方に可動に嵌め込まれている。また、この図示しない貫通孔には、複数のフォーマーパイプ151が貫装されている。したがって、フォーマー治具911,912は、フォーマーパイプ151を挟んで取付けられるので、フォーマーパイプ151に沿って上方にスライド可能である。
このようなフォーマー治具911,912は、以下のように二枚の包装フィルム421,422のフィルム弛みを吸収する。
フォーマー治具がホルダー90に取付自在に配置されているため、図示しないホルダー90上で、フォーマー治具911,912は上下に可動となっている。包装フィルム421,422が間隙941〜943に挿通されると、これら間隙941〜943は、包装フィルム421,422の内の一方もしくは両方の厚みによってほぼ埋った状態となっている。
包装フィルム421,422とフォーマーパイプ151との間の摩擦抵抗がフォーマー治具911,912との間のそれよりも小さい場合、包装フィルム421,422が上方に動くと、包装フィルム421,422がフォーマーパイプ151上を滑り、フォーマー治具911,912が包装フィルム421,422とともに上方に摺動することができる。これにより、縦シール機構16、横シール機構18における包装フィルム421,422の弛みを吸収することができる。このフォーマー治具911,912によって吸収された弛みは、図示しない制御ローラ340に設けられたフィードバック機構が包装フィルム421,422を引戻すことによって除去される。また、横シール機構18の間歇動作により包装フィルム421,422が引き下ろされたとき、包装フィルム421,422が下方に摺動し、フォーマー治具911,912が包装フィルム421,422とともに下方にスライドしてホルダー90上に再び載置される。
以上のように、本発明にかかる自動包装機1において、フォーミング機構15のフォーマー治具911,912は、間隙943において、凸部931,932によって二枚の包装フィルム421,422を押圧して重ね合わせることができる。これにより、これらフォーマー治具911,912を用いて、二枚の包装フィルム421,422をフォーミングすることが可能となる。さらに、これらフォーマー治具911,912は、ホルダー90上で取付自在に取付けられているので、バックラッシュ時に二枚の包装フィルム421,422とともに略鉛直上方にスライドしてフィルム弛みを吸収することができる。
本発明の実施の形態における縦型多列四方シール自動充填包装機を示す正面図である。 本発明の実施の形態における縦型多列四方シール自動充填包装機を示す側面図である。 本発明の実施の形態におけるフォーミング機構の一構成例を示す正面図である。 本発明の実施の形態におけるフォーミング機構の一構成例を示す背面図である。 本発明の実施の形態におけるフォーミング機構の一構成例を示す側面図である。 本発明の実施の形態におけるフォーミング機構の一構成例を示す側面図である。 本発明の実施の形態におけるフォーミング機構の他の構成例を示す正面図である。 本発明の実施の形態におけるフォーミング機構の他の構成例を示す背面図である。 本発明の実施の形態におけるフォーミング機構の他の構成例を示す上面図である。
符号の説明
1 縦型多列自動充填包装機(自動包装機)、11 本体フレーム、12 ホッパー、13 定量供給機構、14 シュータ、15 フォーミング機構、151 フォーマーパイプ、152,153 フォーマーブラシ、154,155 フォーマーローラ、16 縦シール機構、161,162 縦ヒートシーラー、17 スリット機構、18 横シール機構、19 カッター機構、20 排出機構、21 操作パネル
310 フィルム送りローラ、311 ピンチローラ、32 段差ローラ、33 フィルム送り制御機構、340 制御ローラ、341 ピンチローラ、35 スリッター、36 Σ枠体、361,362 枠体ガイドローラ、371,372 ガイドローラ
90 ホルダー、91 フォーマー治具
40 原反ロール、41 シートフィルム、421,422 包装フィルム

Claims (7)

  1. 略鉛直下方に送られる二枚の包装フィルムによって挟まれた状態で当該二枚の包装フィルムを包装袋の形状にフォーミングする複数のフォーマーパイプを有するフォーミング機構と、
    当該複数のフォーマーパイプの間に並設され、前記二枚の包装フィルムを挟んで縦シールする縦シール機構と、
    当該縦シール機構と同期的に、前記縦シールされた二枚の包装フィルムそれぞれを一袋分ずつ引き出しながら横シールする横シール機構と、
    前記フォーマーパイプを介して、当該縦及び横シールされた前記包装袋に充填材料を供給して充填する充填機構と、
    当該充填材料が充填された複数の前記包装袋を前記横シールの位置で切断して四方シールされた包装体ごとに分包するカッター機構とを有する縦型多列四方シール自動充填包装機であって、
    前記フォーミング機構は、前記複数のフォーマーパイプの形状に添って、前記二枚の包装フィルムを挟んで対向する第1及び第2のフォーマーブラシを備え、
    当該第1及び第2のフォーマーブラシは、前記二枚の包装フィルムを略鉛直斜め上方から弾性によって前記フォーマーパイプに押圧する縦型多列四方シール自動充填包装機。
  2. 前記第1及び第2のフォーマーブラシは、前記弾性を有する多数の細長部材から構成され、当該多数の細長部材が先端近傍において前記二枚の包装フィルムに略鉛直斜め上方から当接することによって、前記二枚の包装フィルムを前記フォーマーパイプに押圧することを特徴とする請求項1記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
  3. 前記第1及び第2のフォーマーブラシは、前記複数のフォーマーパイプの側面視略中心線を含む平面に対して略対称に設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
  4. 前記第1及び第2のフォーマーブラシは、略水平方向に取付けられ、前記二枚の包装フィルムの幅方向全体に亘って、前記二枚の包装フィルムを前記フォーマーパイプに押圧することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
  5. 前記複数のフォーマーパイプの間に並設され、前記二枚の包装フィルムを挟んで対向する複数対の第1及び第2のフォーマーローラを、さらに備え、
    当該複数対の第1及び第2のフォーマーローラは、前記第1及び第2のフォーマーブラシによって押圧された二枚の包装フィルムを、さらに押圧することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
  6. 略鉛直下方に送られる二枚の包装フィルムによって挟まれた状態で当該二枚の包装フィルムを包装袋の形状にフォーミングする複数のフォーマーパイプを有するフォーミング機構と、
    当該複数のフォーマーパイプの間に並設され、前記二枚の包装フィルムを挟んで縦シールする縦シール機構と、
    当該縦シール機構と同期的に、前記縦シールされた二枚の包装フィルムそれぞれを一袋分ずつ引き出しながら横シールする横シール機構と、
    前記フォーマーパイプを介して、当該縦及び横シールされた前記包装袋に充填材料を供給して充填する充填機構と、
    当該充填材料が充填された複数の前記包装袋を前記横シールの位置で切断して四方シールされた包装体ごとに分包するカッター機構とを有する縦型多列四方シール自動充填包装機であって、
    前記フォーミング機構は、前記複数のフォーマーパイプの形状に添って、前記二枚の包装フィルムを挟んで対向する第1及び第2のフォーマー冶具を備え、
    当該第1及び第2のフォーマー治具は、前記二枚の包装フィルムを前記複数のフォーマーパイプに押圧するとともに、当該複数のフォーマーパイプに対して上方取付自在に挟む縦型多列四方シール自動充填包装機。
  7. 前記第1及び第2のフォーマー治具は、前記複数のフォーマーパイプ側面と略同一の形状を有する複数の凹部と、前記複数のフォーマー間の窪みと略同一の形状を有する複数の凸部とを有することを特徴とする請求項6記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
JP2003299462A 2003-08-25 2003-08-25 縦型多列四方シール自動充填包装機におけるフォーミング機構 Expired - Lifetime JP4263562B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003299462A JP4263562B2 (ja) 2003-08-25 2003-08-25 縦型多列四方シール自動充填包装機におけるフォーミング機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003299462A JP4263562B2 (ja) 2003-08-25 2003-08-25 縦型多列四方シール自動充填包装機におけるフォーミング機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005067662A true JP2005067662A (ja) 2005-03-17
JP4263562B2 JP4263562B2 (ja) 2009-05-13

Family

ID=34404666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003299462A Expired - Lifetime JP4263562B2 (ja) 2003-08-25 2003-08-25 縦型多列四方シール自動充填包装機におけるフォーミング機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4263562B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103964010A (zh) * 2014-04-18 2014-08-06 上海松川远亿机械设备有限公司 一种新型多列条状包装机的下料成袋方法
CN103964008A (zh) * 2014-04-18 2014-08-06 上海松川远亿机械设备有限公司 一种新型多列条状包装机的下料成袋机构
JP2015500781A (ja) * 2011-12-22 2015-01-08 ボアト・パック・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ・ア・ソチオ・ウニコBOATO PACK S.r.L. a Socio Unico 充填装置
CN104326123A (zh) * 2014-08-29 2015-02-04 成都锦汇科技有限公司 一种用于多列条状包装机的包装系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4549763B2 (ja) * 2004-07-14 2010-09-22 三光機械株式会社 2列式自動包装機用包装フィルム供給機構

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55131909U (ja) * 1979-03-14 1980-09-18
JPS62194502U (ja) * 1986-06-02 1987-12-10
JPH0516608U (ja) * 1991-08-14 1993-03-02 大日本印刷株式会社 製袋充填無菌包装機
JPH0891319A (ja) * 1994-09-21 1996-04-09 Morinaga & Co Ltd 横型ピロー包装機
JP3060994U (ja) * 1999-01-25 1999-09-14 三光機械株式会社 自動包装機用製袋ガイド装置
JP2001199405A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Sanko Kikai Kk 自動包装機用フオーミング装置
JP2003020002A (ja) * 2001-07-04 2003-01-21 Komatsu Ltd 包装装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55131909U (ja) * 1979-03-14 1980-09-18
JPS62194502U (ja) * 1986-06-02 1987-12-10
JPH0516608U (ja) * 1991-08-14 1993-03-02 大日本印刷株式会社 製袋充填無菌包装機
JPH0891319A (ja) * 1994-09-21 1996-04-09 Morinaga & Co Ltd 横型ピロー包装機
JP3060994U (ja) * 1999-01-25 1999-09-14 三光機械株式会社 自動包装機用製袋ガイド装置
JP2001199405A (ja) * 2000-01-18 2001-07-24 Sanko Kikai Kk 自動包装機用フオーミング装置
JP2003020002A (ja) * 2001-07-04 2003-01-21 Komatsu Ltd 包装装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015500781A (ja) * 2011-12-22 2015-01-08 ボアト・パック・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ・ア・ソチオ・ウニコBOATO PACK S.r.L. a Socio Unico 充填装置
CN103964010A (zh) * 2014-04-18 2014-08-06 上海松川远亿机械设备有限公司 一种新型多列条状包装机的下料成袋方法
CN103964008A (zh) * 2014-04-18 2014-08-06 上海松川远亿机械设备有限公司 一种新型多列条状包装机的下料成袋机构
CN103964008B (zh) * 2014-04-18 2016-05-11 上海松川远亿机械设备有限公司 一种新型多列条状包装机的下料成袋机构
CN103964010B (zh) * 2014-04-18 2016-05-11 上海松川远亿机械设备有限公司 一种新型多列条状包装机的下料成袋方法
CN104326123A (zh) * 2014-08-29 2015-02-04 成都锦汇科技有限公司 一种用于多列条状包装机的包装系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4263562B2 (ja) 2009-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5684645B2 (ja) 製袋包装機
AU2007315119B8 (en) Bag manufacturing and packaging apparatus and bag manufacturing and packaging method
JP2012236621A (ja) 製袋包装機
JP2012236620A5 (ja)
WO2017002914A1 (ja) 薬剤供給装置、薬剤通路装置
WO2001064517A1 (fr) Dispositif de pliage et de guidage de film d'un appareil de remplissage et de conditionnement
EP1594743A2 (en) Machine to make e-z open pouch with flap and bulge
JP5008888B2 (ja) 縦型多列自動包装機の横シール機構
JP4263562B2 (ja) 縦型多列四方シール自動充填包装機におけるフォーミング機構
JP4378154B2 (ja) 縦型多列四方シール自動充填包装機における横シール機構
JP2010006383A (ja) 製袋包装機
JP4296057B2 (ja) 縦型多列四方シール自動充填包装機における縦シール機構
CN213832216U (zh) 一种水平式棉片包装机
JP4435487B2 (ja) ヒートシールユニット及び薬剤分包装置
JP2000203540A (ja) 分包紙カッタ―装置
JP5075607B2 (ja) ヒートシール用ロールの押圧機構
JP6749272B2 (ja) 製袋充填機における横シール装置
JP4261972B2 (ja) 縦型多列自動充填包装機用シール装置
JP5883612B2 (ja) スプライサー
JP2005112408A (ja) 縦型多列四方シール自動充填包装機における包装フィルム支持機構
JP4610045B2 (ja) ハーフカット形成装置
JP3969783B2 (ja) 製袋充填包装機
CN215945043U (zh) 一种气泡袋包装机
JP4283599B2 (ja) 縦型多列自動充填包装機
JP2010235170A (ja) 包装装置および薬剤分包装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090212

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4263562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term