JP4378154B2 - 縦型多列四方シール自動充填包装機における横シール機構 - Google Patents

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本発明は、四方シールにより密封された複数の包装体を一度に形成する縦型多列四方シール自動充填包装機に関する。
従来、四方シールされた包装体を製造する四方シール自動充填包装機としては、ロールタイプの自動充填包装機が用いられるのが主流であった(特許文献1参照)。このロールタイプの自動充填包装機では列数が限定されているため、四方シールされた包装体を一度に製造できる数も限られていた。しかも、包装体の包装袋の幅変更や長さ変更をする場合には、煩雑なロール交換等の部品取替えが発生していた。このため、部品交換をせずに包装袋の仕様変更が可能になり、しかもこの仕様変更に素早く対応できる四方シール自動充填包装機が望まれていた。
他方、部品交換をせずに包装袋の仕様変更に柔軟に対応できる自動充填包装機として、スティックタイプの縦型多列自動充填包装機がある。特許文献2に、この縦型多列自動充填包装機の一例が開示されている。スティックタイプの縦型多列自動充填包装機では、多列式であるため、多数の包装体を一度に製造ことができる。しかも、この縦型多列自動充填包装機においては、包装体の袋幅の変更は縦シールやスリッター等の位置変更によって対応することができ、包装体の袋の長さ変更は機器の動作設定だけによって対応することが可能である。
近年、このような縦型多列自動充填包装機を応用した縦型多列四方シール自動充填包装機が開発されている。この縦型多列四方シール自動充填包装機において、包装袋を製造する際、まず、包装フィルム中央を切断した後、この2枚の包装フィルムをΣ板で正面視前後に重ね合わし、縦シールバーにより縦シールを施す。この縦シール部分がスリット機構によって切断されて帯状の包装袋が形成され、その後、内容物を投入した帯状の包装袋に対して横シールが施される。この横シール時には、帯状の包装袋の内部に内容物が投入されているため、帯状の包装袋は、膨らんだ状態となる。横シールバーは、この状態で帯状の包装袋に対して強制的に挟み込んで横シールする。
さらに、横シール時には、帯状の包装袋内部に内容物を投入するため二枚の包装フィルムの間には充填シュートが挟み込まれている。そのため、帯状の包装袋は、投入された内容物に起因するだけでなく、充填シュートの挟み込みによって、より一層膨らんでしまう。従って、帯状の包装袋の幅方向に関する長さは、内容物や充填シュートによる膨らみ具合によって、いったん短くなり、帯状の包装袋は、この状態でスリット機構により切り離される。その後直ちに、帯状の包装袋は、横シール機構によって、短くなった状態で横シールされる。すると、帯状の包装袋の膨らんだ部分が潰され、横シール部分の幅方向の長さが広がることになる。そのため、隣接する帯状の包装袋同士が重なりやすく、帯状の包装袋は、隣接する帯状の包装袋と重なった状態で横シールされてしまう。
図8の模式図に、このように膨らんだ状態で、帯状の包装袋に横シールを施す動作が示されている。図8(a)に示すように、膨らんだ状態の帯状の包装袋900は、互いに隣接するもの同士が近接してしまう。この近接状態で、横シールバー901,902が帯状の包装袋900に横シールを行うと、図8(b)に示すように、隣接する帯状の包装袋に重なりながら横シールされる。そのため、この重なり部分903付近において、横シールするための押圧が弱くなってしまう。この押圧が弱い部分にシール不良が生じて横シールにシワが発生してしまい、シール状態が悪化してしまう。
特に、内容物を多量に投入する場合は、例えば幅約80mmの包装フィルムに対して内容物を投入した後は、幅約75mmの帯状の包装袋となる。この帯状の包装袋に横シールを施すと、シール部分は元もとの包装フィルム幅の約80mmとなる。そのため、隣接する帯状の包装袋同士で5mm程度の重なりが発生してしまい、シール状態の悪化をもたらしていた。
特開2003−020002号公報 特開2001−199405号公報
このように、従来の縦型多列四方シール自動充填包装機では、帯状の包装袋同士が重なり合うため、押圧の弱い部分が生じ、包装袋の横シール部分の仕上がりを良好にすることができないという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、横シール部分の仕上がり向上を図ることができる縦型多列四方シール自動充填包装機を提供することを目的とする。
本発明にかかる縦型多列四方シール自動充填包装機は、略鉛直下方に送られる前後に対峙した包装フィルムに充填材料を充填して四方シールされた多数の包装体を製造する縦型多列四方シール自動充填包装機であって、前記前後に対峙した包装フィルムを挟み込んで幅方向に複数の縦シールを施し、当該複数の縦シール部分の間に複数の包装袋を形成する縦シール機構と、当該縦シール機構によって形成された複数の縦シール部分をスリットし、前記複数の包装袋を個々の帯状包装袋に分断するスリット機構と、当該スリット機構によって分断された複数の帯状包装袋に対して下方に引き出しながら幅方向に横シールを施す横シール機構とを備え、当該横シール機構は、前後に対向し、当該対向方向に挟み込み動作を行う第1及び第2の横ヒートシーラーと、当該第1及び第2の横ヒートシーラーの間に配設された中間部材とを有し、前記分断された複数の帯状包装袋の内、一つの帯状包装袋を前記中間部材と前記第1の横ヒートシーラーとの間で挟持して横シールし、当該一つの帯状包装袋と隣接する他方の帯状包装袋を前記中間部材と前記第2の横ヒートシーラーとの間で挟持して横シールし、当該複数の帯状包装袋全てを前記中間部材と第1及び第2の横ヒートシーラーとの間で交互に挟持して横シールするものである。
好適には、前記中間部材は、略平板状の部材から構成される。
このような構成において、帯状包装袋は、横ヒートシーラーと中間部材との間で押圧されて横シールされるときに、幅方向に伸張することができる。それとともに、中間部材が略平板状の部材である場合には、中間部材と横ヒートシーラーとの間で帯状包装袋を密閉状態で横シールすることができる。したがって、帯状包装袋を確実に略平坦に押圧して幅方向に伸ばしながら横シールすることができるので、良好な横シールを形成することができ、横シール部分の仕上がり向上を図ることができる。
また、前記中間部材に、当該中間部材に振動を与える振動装置が取付けられている。これにより、帯状包装袋内部に付着する内容物を落下させることができるので、横シール部分に内容物が挟まるのを防止することができ、横シール部分の仕上がりをより向上させることができる。
さらに、前記横シール機構は、前記横シール機構は、前記中間部材の上方に固定設置されたガイド部材を有し、当該ガイド部材は、前記分断された複数の帯状包装袋の内、一つの帯状包装袋を前記中間部材と前記第1の横ヒートシーラーとの間に案内し、当該一つの帯状包装袋と隣接する他方の帯状包装袋を前記中間部材と前記第2の横ヒートシーラーとの間に案内し、当該複数の帯状包装袋全てを前記中間部材と前記第1及び第2の横ヒートシーラーとの間に交互に案内にする。
このような構成においては、横シール後に横ヒートシーラーが復動するとき、固定ガイドが予め帯状包装袋を交互に分けているので、中間部材が帯状包装袋表面に接触するの少なくすることができる。これにより、中間部材の復動時に帯状包装袋との間で生じる摩擦抵抗を低減することができるので、帯状包装袋が破損するのを防止することができる。
さらにまた、前記中間部材の表面に、前記帯状包装袋をガイドする包装袋ガイドが形成されている。これにより、横シール時に帯状包装袋を位置決めすることができるので、所定の位置に確実に横シールすることができる。
加えて、前記中間部材の表面に、柔軟性を有する部材が貼付されている。これにより、横ヒートシーラー表面に形成された加工目を、この柔軟性を有する部材に押し付けることができるので、横ヒートシーラー表面の加工目をより確実に横シール部分に転写することができる。
またさらに、前記横ヒートシーラーの表面に、加工目が形成され、当該加工目が形成された横ヒートシーラーの表面に対向する前記中間部材の表面に、当該加工目と略同一の加工目が形成されている。これにより、帯状包装袋の両面から加工目を形成することができ、横シール部分に加工目を確実に付加することができる。
本発明によれば、横シール部分の仕上がり向上を図ることができる縦型多列四方シール自動充填包装機を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照して説明する。
発明の実施の形態1.
まず、図1及び図2を用いて、本発明にかかる縦型多列四方シール自動充填包装機の全体構成について説明する。
図1の正面図に、本発明にかかる縦型多列四方シール自動充填包装機が示されている。図1では、本発明にかかる縦型多列四方シール自動充填包装機は、符号1により全体的に示されている。本発明にかかる自動包装機1は、横シール機構の上下運動に従って、原反ロールから幅広のシートフィルム41が順次下方に引き出される構造を有する。
以下、図1において、紙面表側を前側、紙面裏側を後側、前側から観察した上下左右をそれぞれ上側、下側、左側、右側と呼ぶ。また以下では、縦型多列四方シール自動充填包装機1を自動包装機1と略す。
図1において、11は本体フレーム、12はホッパー、13は定量供給機構、14はシュータ、15はフォーミング機構、16は縦シール機構、17は包装フィルム支持機構、18はスリット機構、19は横シール機構、20はカッター機構、21は排出トレイ、22は操作パネルである。
フォーミング機構15は、二枚の包装フィルム421,422を重ねて包装袋の形状にフォーミングする機構である。このフォーミング機構15は、フォーマーパイプ151、対となるフォーマーブラシ152(図1には他方を図示せず)、対になるフォーマーローラ154(図1には他方を図示せず)によって構成される。
縦シール機構16は、フォーミング機構15の下方に設けられ、前後で対となる縦ヒートシーラー161(図1には他方を図示せず)によって、二枚の包装フィルム421,422を熱圧着して縦シールする機構である。
包装フィルム支持機構17は、縦シール機構16の下方に設けられ、縦シール機構16によって縦シールされた縦シール部分を挟んで、二枚の包装フィルム421,422が接触する方向に付勢する機構である。この包装フィルム支持機構17では、前後で対となる支持ローラ171(図1には他方を図示せず)が、複数のフォーマーパイプ151の間において二枚の包装フィルム421,422を押圧する。
スリット機構18は、包装フィルム支持機構17の下方に設けられ、スリッター181によって二枚の包装フィルム421,422の縦シール部分を複数状に切断する機構である。
さらに、図1において、310はフィルム送りローラ、311はピンチローラ、32は段差ローラ、33はフィルム送り制御機構、340は制御ローラ、341はピンチローラ、35はスリッター、36はΣ枠体、361はΣ枠体36の前側の枠体ガイドローラ、371はガイドローラである。
また、図1において、40は原反ロール、41はシートフィルム(包材)、421,422は包装フィルムである。また、包装フィルム421,422それぞれは、長手方向に二等分されたシートフィルム41の前側の包装フィルム、後側の包装フィルムである。
図2の側面図に、図1中左方から観察した自動包装機1が示されている。図2において、153は後ろ側のフォーマーブラシ、155は後側のフォーマーローラ、162は後側の縦ヒートシーラー、191,192は横ヒートシーラー、193は中間部材、362はΣ枠体36の後側の枠体ガイドローラ、372は後側のガイドローラである。
このような自動包装機1の全体動作について、図1及び図2を用いて説明する。
フィルム送りローラ310が回転すると、フィルム送りローラ310とピンチローラ311とが強く接するため、幅の広いシートフィルムの原反ロール40から幅の広いシートフィルム41が引き出される。このとき、フィルム送り制御機構33は、段差ローラ32を介してシートフィルム41の張り具合を監視し、シートフィルム41のテンションが常に一定量に保もたれるようにフィルム送りローラ310の回転を制御する。引き出されたシートフィルム41は、制御ローラ340とピンチローラ341によって圧接された状態で、スリッター35へと送られる。スリッター35は、送られてきたシートフィルム41をスリットし、シートフィルム41の長手方向に二等分する。これら二枚の包装フィルム421,422はΣ枠体36へと移送される。
図2に示すように、前側の包装フィルム421、後側の包装フィルム422のそれぞれは、Σ枠体36の前後両側の枠体ガイドローラ361,362によって略水平方向から自動包装機1の内側へ折り返され、略鉛直下方に送られる。この二枚の包装フィルム421,422は、前後両側のガイドローラ371,372によってフォーミング機構15に複数設けられたフォーマーパイプ151、フォーマーブラシ152,153、フォーマーローラ154,155へと案内される。これら案内された二枚の包装フィルム421,422は、フォーミング機構15において、対になるフォーマーブラシ152,153、フォーマーローラ154,155によって挟まれながら略鉛直下方に移送される。このとき、二枚の包装フィルム421,422は、その間にフォーマーパイプ151を挟み、この状態で縦シール機構16へと送られる。
縦シール機構16において、前後両側に対向して設けられた縦ヒートシーラー161,162は、同時に対向方向に作動する。これら複数の対になる縦ヒートシーラー161,162は、複数のフォーマーパイプ151の間において、二枚の包装フィルム421,422を前後両側から押圧し、縦シールを施すことによって貼り合わせる。これら二枚の包装フィルム421,422は、縦シール部分において、包装フィルム支持機構17の支持ローラ171,172によって前後から押圧される。二枚の包装フィルム421,422は、この押圧状態で、スリット機構18の各スリッター181によって、回転ローラ182に押し付けられる。この回転ローラ182が回転すると、二枚の包装フィルム421,422は、縦シールに沿って複数条に切断される。
この切断後に、横シール機構19の横ヒートシーラー191,192と、後述する中間部材193とによって挟持されて横シールされる。それと同時に、充填材料が、定量充填機構13のホッパー12から各シュータ14、フォーマーパイプ151内を通って、包装フィルム421,422の間に形成された包装袋に供給される。そして、横シール機構19は、横ヒートシーラー191,192、中間部材193によって包装フィルム421,422を挟持したままの状態で、下方に1パック分だけ移動する。このとき、二枚の包装フィルム421,422は、1パック分だけフォーミング機構15、縦シール機構16、横シール機構19内に引き込まれ、原反ロール40からは1パック分のシートフィルム41が引き出される。
横シール機構19は、シートフィルム41の引き出しが済むと、上方に復動した後、再度、横ヒートシーラー191,192、中間部材193によって包装フィルム421,422に横シールを施す。この横シールによって、充填材料が充填された包装袋の口が密封される。これにより、充填材料が包装される包装フィルム421,422を四方シールして密閉シールする一工程が完了する。その後、横シール機構19下部に設けられたカッター機構20が横ヒートシーラー191,192の復動時に横シールの中央を切断し、この分包された四方シール包装体が排出トレイ21から排出される。
このような自動包装機1は、略鉛直下方に移送される二枚の包装フィルム421,422から一度に多数の四方シールされた包装体を製造可能なものである。この自動包装機1は、品位や高級感を付加するために用いられる四方シールが施された包装体を製造することができる。またさらに、この自動包装機1によれば、各部材の位置調節や形状変更、各種動作の設定変更等により、所望の四方シール包装体を形成することができる。
さらに、上記自動包装機1は、複数のフォーマーパイプ151の左右側面方向から見た略中心線を含む平面上で縦シールすることにより、表・裏方向に関して略対称な形状を有する高品質な四方シール包装体を製造することができる。また、本発明にかかる自動包装機1においては、フォーマーパイプ151の大きさ・形状を変更することにより、充填材料として液体材料や粉末材料だけでなく、比較的大きな固形材料も充填可能である。
次に、本発明にかかる自動包装機1の横シール機構19について詳細に説明する。本発明にかかる横シール機構19は、対峙した横ヒートシーラー191,192の間に中間部材193が設けられたものであり、この中間部材193は、横ヒートシーラー191,192の双方との間で、二枚の包装フィルム421,422を挟み込んで横シールするものである。
まず、図3を用いて、本発明にかかる横シール機構19について詳細に説明する。
図3に、横シール機構19の一構成例が示され、図3(a)は上面図、図3(b)はA−A’断面図である。図3において、51は横ヒートシーラーフレーム、52は間歇機構、531,532,533,534はフレーム案内部材、541,542は横ヒートシーラー取付部材、551,552はシーラー案内部材である。以下では、横ヒートシーラーフレーム51、横ヒートシーラー取付部材541,542をシーラーフレーム51、シーラー取付部材541,542と略す。さらに、561,562,563,564はシーラー取付部材の支持部材、571,572はシリンダー機構である。
シーラーフレーム51は、横シール機構19の各種部材が取付けられるフレームである。このシーラーフレーム51は、略水平に保持されている。それとともに、シーラーフレーム51は、横シール機構19の間歇動作を発生させる間歇機構52に連結されている。この間歇機構52は、本体フレーム11を挟んでシーラーフレーム51、横ヒートシーラー191,192、中間部材193等の横シールする各種部材の反対側に配設される。間歇機構52には、連結部材521,522,523が突設され、これら連結部材521,522,523の他端に、シーラーフレーム51が固定ネジ524〜526によって固定されている。
シーラーフレーム51の左右には、断面略円形状のフレーム案内孔511,512,513,514が形成されている。フレーム案内部材531〜534は、このフレーム案内孔511〜514を貫通している。これらフレーム案内部材531〜534は、断面略円形状で長寸の略棒状部材であり、その長手方向が略鉛直に向くように固定されている。これによって、間歇機構52が略鉛直に間歇動作をすると、シーラーフレーム51は、これらフレーム案内部材531〜534に沿って上下に間歇動作を行う。
また、図3においては、間歇機構52の間歇動作による衝撃を吸収する衝撃吸収機構が省略されている。この衝撃吸収機構は、シーラーフレーム51の左右に一つずつ設けられ、例えば、略鉛直方向に昇降可能なシリンダー機構等から構成されている。この衝撃吸収機構によって、シーラーフレーム51が上下方向に間歇動作するときの上昇・下降をスムーズに切り替えることができる。
シーラーフレーム51は、左右に長い略矩形の縁辺を縁取ったような枠体から構成され、この枠の内側に、シーラー取付部材541,542が取付けられている。これらシーラー取付部材541,542は、断面略矩形状の長寸形状を有し、その長手方向がシーラーフレーム51の長手方向となるように取付けられている。すなわち、シーラー取付部材541,542は、左右に略水平に取付けられている。より詳細には、シーラー取付部材541,542は、シーラーフレーム51内側において架設されたシーラー案内部材551,552によって取付けられている。これらシーラー案内部材551,552は、フレーム案内部材531〜534と同様に、断面略円形状の長寸の略棒状部材である。シーラー案内部材551,552の両端は、固定ネジ517,518によって前後に略水平となるようにシーラーフレーム51に架着されている。
シーラー取付部材541,542の両端付近にはそれぞれ、断面略円形状のシーラー案内孔543,544,545,546が形成され、シーラー案内部材551,552それぞれが、これらシーラー取付部材541のシーラー案内孔543,544、シーラー取付部材542のシーラー案内孔545,546を貫通する。さらに、シーラー取付部材541,542の両端はそれぞれ、支持部材561,562、支持部材563,564によって下方から支持されている。より詳細には、シーラー取付部材541,542は、これら支持部材561〜564上で摺動可能に支持されている。これによって、シーラー取付部材541,542は、支持部材561〜564上で、シーラー案内部材551,552に沿って前後に摺動可能となっている。
前方の配設されたシーラー取付部材541には、これを前後に動かすシリンダー機構571,572が連結されている。このシリンダー機構571,572は、シーラーフレーム51の前側面にネジ等によって固着され、この前側面を介してシーラー取付部材541に連結されている。
一対の横ヒートシーラー191,192は、ともに断面略台形状の長寸形状を有し、その長手方向が左右に略水平となるように設けられている。具体的には、横ヒートシーラー191,192は、シーラー取付部材541,542それぞれに、取付ネジ581〜584,585〜588によって固着されている。シーラー取付部材541,542が左右に略水平に取付けられているため、横ヒートシーラー191,192は、左右に略水平に配設され、この配設状態で互いに前後に対向している。これら横ヒートシーラー191,192は、横シールするためにシーラー取付部材541,542とともに摺動し、それらの対向面は、包装フィルム421,422に当接して横シールする。
横ヒートシーラー191,192内部にはともに、コイル等から構成された発熱体が設けられている。これら横ヒートシーラー191,192内の発熱体は、電源等から構成された電力を供給する電力供給器に接続され、この電力供給器から供給された電気エネルギーを熱エネルギーに変換する。
横ヒートシーラー191,192が内部の発熱体によって加熱されると、包装フィルム421,422に当接する当接面の表面が加熱され、熱シールが行われる。また、これら横ヒートシーラー191,192の対向面(包装フィルム421,422の当接面)の表面に、略平坦に加工されたベタ加工、碁盤目状に加工された碁盤目加工、長手方向に略平行な横線状に加工された横線加工、綾目状に加工された綾目加工等を施してもよい。これによって、横シールに種々の加工目を付加することができる。
中間部材193は、後に詳述するように、主として、長寸の略平板状の形状を有する部材から構成される。この中間部材193は、ステンレス等の金属を用いて形成することができ、金属にテフロン加工(テフロンは登録商標である)を施して形成してもよい。中間部材193は、その長手方向が左右に略水平となるように固定される。このとき、中間部材193は、対向する一対の横ヒートシーラー191,192の間に配設されている。より詳細には、略平板状を有する中間部材193の主面(正面)と、これに略平行な面(背面)とは、横ヒートシーラー191,192が包装フィルム421,422に当接する当接面に対向している。
中間部材193の両端には、吊着部材611,612が配設され、中間部材193は、これら吊着部材611,612によってシーラーフレーム51に取付けられる。このとき、吊着部材611,612は、フレーム案内孔511,513付近に、固定ネジ621〜624によって固定されている。より具体的には、中間部材193両端の吊着部材611,612がシーラーフレーム51の左右に固着されるので、中間部材193は、吊着部材611,612によってシーラーフレーム51の枠内に吊設されている。このように、中間部材193は、吊着部材611,612を介してシーラーフレーム51に固定されているので、シーラーフレーム51とともに上下に昇降可能となっている。換言すれば、中間部材193は、シーラーフレーム51に固定された横ヒートシーラー191,192とともに、横シールのための間歇動作を行う。
続いて、図4を用いて、本発明にかかる横シール機構19の中間部材193について詳細に説明する。
図4に、この中間部材193の一構成例が示され、図4(a)は正面から観察した平面図、図4(b)は上面図、図4(c)は右方から観察した右側面図である。図4において、63は本体部、641,642は突設部、651,652は振動装置である。
本体部63は、中間部材193の主たる構成部分であり、長寸の略平板状の部品である。中間部材193は、横シール動作時に、この本体部63において包装フィルム421,422に当接する。すなわち、横ヒートシーラー191,192は、この本体部63表面に包装フィルム421,422を押し付け、これによって、本体部63の長手方向に延在した横シールが形成される。
本体部63表面に、横シールに加工目を付加する凹凸を形成してもよく、例えば、ベタ加工、碁盤目加工、横線加工、綾目加工等を施すことができる。さらに、本体部63表面に、テフロンテープ(テフロンは登録商標である)、シリコンゴム等の柔軟性を有する部材を貼付することによって、凹凸を形成することもできる。この場合には、横シール時に、横ヒートシーラー191,192表面に形成された加工目を柔軟な部材に押し付けることができるので、横シール部分に確実に転写することができる。
本体部63左右の両端にはそれぞれ、突設部641,642が接合されている。この突設部641,642は、本体部63の主面に沿って、短手方向に延在するとともに、長手方向に延在している。より詳細には、突設部641,642はともに、本体部63の短手方向に対して略同一方向に延び、中間部材193がシーラーフレーム51に取付けられた状態で、略鉛直上方に突出している。これら突設部641,642は互いに、この突設状態から本体部63の長手方向に対して略逆方向に延び、中間部材193の取付状態で、略水平な左右に競り出ている。
吊着部材611,612は、略平板状の二つの部材を断面略T字状に連結した部材である。吊着部材611,612の一方の略平板状部材は、貫通孔613〜616に固定ネジが貫通されることによって、シーラーフレーム51に取付けられる。他方の略平板状部材は、突設部641,642の背面に沿って取付けられる。このとき、これら突設部641,642と吊着部材611,612とは、固定ネジ625〜628によって固定される。
この固定状態で、吊着部材611,612が二つの略平板状部材を断面略T字状に連結された部材から構成されるため、吊着部材611,612のシーラーフレーム51に取付けられる部分は、本体部63主面に略垂直となっている。すなわち、吊着部材611,612は、貫通孔613〜616が本体部63の主面に略平行な状態で本体部63に固着される。
振動装置651,652は、吊着部材611,612に取付けられている。この振動装置651,652はそれぞれ、固定ネジ653,654、固定ネジ655,656によって略水平に固定されている。これら振動装置651,652は、エアー圧力を用いた振動発生手段であり、互いに同期しながら本体部63に対して振動を伝達してもよいし、非同期に振動を伝達してもよい。
さらに続いて、図5を用いて、本発明にかかる横シール機構19の横シール動作について説明する。図5は、この横シール動作を示す模式図である。
二枚の包装フィルム421,422が縦シール機構16において縦シールされると、複数の縦シール部分423の間に、複数の包装袋424が形成される。これら複数の包装袋424は、長手方向(略鉛直方向)に延びた縁部で互いに繋がっている。この一連となっている複数の包装袋424は、スリット機構18によって縦シール部分423で略鉛直方向にスリットされ、個々の帯状の包装袋425(以下、帯状包装袋425と呼ぶ)に分離される。
分離された複数の帯状包装袋425は、横シール機構19の横ヒートシーラー191,192の間に導入される。このとき、隣接する帯状包装袋425は、前後方向に分けられる。具体的には、隣接する帯状包装袋425は、横シール機構19の中間部材193によって、横ヒートシーラー191,192のいずれか一方の側に隔離され、横ヒートシーラー191と中間部材193との間、若しくは横ヒートシーラー192と中間部材193との間のいずれか一方に配置される。
より具体的には、隣接する帯状包装袋425は、横ヒートシーラー191と中間部材193の間、横ヒートシーラー192と中間部材193との間に交互に分けられる。例えば図5中では、紙面左端の帯状包装袋425が横ヒートシーラー191側に配置されると、紙面左から二番目の帯状包装袋425は、横ヒートシーラー192側に配置される。さらに、紙面左から三番目の帯状包装袋425は、横ヒートシーラー191側に配置され、以下順に横ヒートシーラー192,191側に配置される。
横ヒートシーラー191,192は、このような複数の帯状包装袋425が交互に分けられた状態で、互いに対向方向に作動する。すると、帯状包装袋425は、横ヒートシーラー191,192とこれらの間で固定されている中間部材193の両面(正面と背面)との間で挟まれて押圧される。帯状包装袋425は、この挟持状態で、横ヒートシーラー191,192の加熱によって熱シール(横シール)され、その横シール部分426は、この押圧によって短手方向(横シールのシール方向)に伸ばされる。
横ヒートシーラー191,192、中間部材193は、帯状包装袋425を挟持して横シールしながら降下し、所定の高さで停止して横シール動作を終了する。その後、横ヒートシーラー191,192は、中間部材193とともに上方に復動し、横シール開始位置で停止して新たに横シール動作を行う。この復動時に、中間部材193は、上記のように隣接する帯状包装袋425を横ヒートシーラー191,192のいずれか一方側に分けながら上昇する。
以上のように、本発明にかかる自動包装機1において、横シール機構19の横ヒートシーラー191,192の間に中間部材193を設け、この中間部材193と横ヒートシーラー191,192の間で複数の帯状包装袋425を挟持して横シールする。このとき、隣接する複数の帯状包装袋425は、横ヒートシーラー191,192のいずれか一方側に配置され、それらの両側が包装袋425の幅の分だけ開いた状態で横シールされる。そのため、個々の帯状包装袋425は、横ヒートシーラー191,192と中間部材193との間で押圧するときにも、互いに重なったり接触したりすることがない。
さらに、中間部材193が略平板状の部材から構成されるので、帯状包装袋425は、横ヒートシーラー191,192と中間部材193との間で密閉された状態で横シールされる。そのため、横ヒートシーラー191,192と中間部材193との間で、帯状包装袋425を伸張させながら良好に横シールすることができる。
このように、本発明にかかる自動包装機1の横シール機構19によれば、個々の帯状包装袋425は、横シール時に押圧されて幅方向に伸ばされたとしても、互いに重なったり接触したりすることがなく、良好に横シールすることができる。これにより、横シール部分426にシワが発生したり、横シールの押圧のムラが発生したりするのを防止することができ、横シール部分426の仕上がりを向上させることができる。したがって、横シール部分426が良好で、外見のきれいな四方シールされた包装体を製造することができる。
特に、本発明に係る縦型多列四方シール自動充填包装機1において、多量の内容物を四方シールによって包装する場合には、フォーマーパイプ151の径が大きくなるために、複数に分離された帯状包装袋425は膨らみやすく、横シール時にシワが寄りやすいが、このように横シールのシワを防止することができることは非常に大きな効果となる。
さらに、中間部材193には振動装置651,652が設けられ、この振動装置651,652によって振動が与えられる。この振動によって、帯状包装袋425の内部表面に付着する内容物を落下させることができ、帯状包装袋425を清潔に保つことができる。それとともに、横シール部分426に内容物が挟まるのを防止することができるので、これに由来する横シールのシール不良を防ぐことができる。さらにまた、振動装置651,652からの振動によって、中間部材193が正面・背面に交互に隔離された帯状包装袋425の表面を摺動するとき、帯状包装袋425を振動させ、中間部材193と帯状包装袋425との接触を少なくすることができる。これにより、この摺動時の中間部材193表面と帯状包装袋425表面との間の摩擦抵抗を低減することができる。
特に、横シール機構19においては熱源となる横ヒートシーラー191,192があり、さらには中間部材193を設けた場合には間歇動作によって中間部材193と帯状包装袋425との間の摩擦抵抗によって、包装フィルム421,422は傷つけられやすい。それゆえ、この傷によって包装フィルム421,422が破損しやすいので、振動装置651,652の振動による摩擦低減の効果は大きい。
包装体に品位や高級感を持たせる方法として、四方シールを施すことがある。四方シールが施された包装体において、横シール部分426にシワや気泡がない等、その外見のよさは、四方シールされた包装体の優劣を決める要素として重要な要素である。そのため、四方シールされた包装体を製造する自動包装機1においては、上記のように横シールを良好に形成することは、非常に大きな効果となる。
なお、中間部材193は、横ヒートシーラー191,192によって両側から加圧されるが、上記のように金属板を用いる場合には実質的に湾曲することがない。またなお、帯状包装袋425は、横ヒートシーラー191,192の双方によって加熱されるのではなく、横ヒートシーラー191,192の一方から加熱されて熱シールされるが、例えば、横ヒートシーラー191,192の加熱温度を高めに設定することによって、双方によって加熱するのと実質的に同じように熱シールすることができる。この場合、中間部材193を予め定められた定温に維持して熱シールの温度を調整してもよく、例えば低めの温度に維持することによって、過度の加熱で包装フィルム421,422の破損を防ぐことができる。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態2においては、横シール機構19の上方に固定ガイドが配設された場合について説明する。この場合、固定ガイドは、中間部材193と同様に、帯状包装袋425を横ヒートシーラー191,192側に交互に分けるように配置される。
図6の模式図に、固定ガイドが設けられた横シール機構19の一構成例が示され、この図6において、符号70によって固定ガイドが示されている。
図6に示すように、固定ガイド70は、長寸形状を有する部材であり、その長さは、例えば中間部材193の長さと略同一の長さとすることができる。この固定ガイド70の長手垂直断面の形状は、略円形状、略楕円形状、略多角形状等の種々のとすることができるが、二枚の包装フィルム421,422が破損しないように、略円形状、略楕円形状等の滑らかに包装フィルム421,422に接触可能な形状とすることが好ましい。また、固定ガイド70は、長手方向に略直線状に延在した部材とすることができるが、これに限らず、長手方向に沿って曲がっているような曲率を有するような形状してもよい。
固定ガイド70は、横シール機構19の上方に設けられ、一例として、横ヒートシーラー191,192が横シール動作を開始する高さ、つまり横シール機構19の最も高い位置の略直ぐ上方とすることができる。より具体的には、固定ガイド70は、スリット機構18と横シール機構19との間に配設される。また、上面視した場合には、固定ガイド70は、中間部材193の略真上に配置されるが、これに限らず、中間部材193と関係なく配置することもできる。
複数の帯状包装袋425は、この固定ガイド70に対して、中間部材193と同様に配置される。すなわち、隣接する帯状包装袋425は、固定ガイド70において、前後方向に分けられ、具体的には、横ヒートシーラー191,192のいずれか一方の側に隔離される。より具体的には、隣接する帯状包装袋425は、横ヒートシーラー191と中間部材193の間、横ヒートシーラー192と中間部材193との間に交互に分けられ、例えば図6中では、紙面左から順に、横ヒートシーラー191,192,191,192,191側に交互に配置される。このとき、固定ガイド70は、中間部材193が分けるのと同じ側となるように、複数の帯状包装袋425を分けている。
このように、固定ガイド70は、中間部材193が複数の帯状包装袋425を横ヒートシーラー191,192の各側に隔離するのと同じ側に、複数の帯状包装袋425を分けている。そのため、固定ガイド70が上方において、予め複数の帯状包装袋425を分けているので、中間部材193は、この分けられた複数の帯状包装袋425の間を通過することができる。これにより、横シール後の復動時に、中間部材193が帯状包装袋425に接触するのを少なくすることができ、中間部材193表面と帯状包装袋425表面との間で生じる摩擦抵抗をより低減することができる。したがって、この摩擦抵抗による包装フィルム421,422の溶融・破損防止という効果をより高めることが可能となる。
発明の実施の形態3.
発明の実施の形態3においては、帯状包装袋425をガイドする凸部が、横シール機構19の中間部材表面に形成された場合について説明する。
図7の上面図に、この中間部材の一構成例が示されている。この図7において、符号71によって、本実施形態の中間部材が示され、72は中間部材71の包装袋ガイド、73は中間部材71の本体部である。
図7に示すように、包装袋ガイド72は、中間部材71上に形成された複数の凸部によって構成することができる。この包装袋ガイド72は、例えば、金属を用いて、中間部材71の本体部73を形成する際にプレス加工等によって形成することができる。この場合、中間部材71の本体部73に一体構成されているが、これに限らず、包装袋ガイド72は、テフロンテープ(テフロンは登録商標である)、シリコンゴム等、耐熱性材料から構成された部材を中間部材71表面に貼設することによって形成してもよい。包装袋ガイド72は、帯状包装袋425が配置される中間部材71上の位置の裏側に配設される。この包装袋ガイド72は、中間部材71の本体部73の短手方向に延在し、長手方向に並設されている。
包装袋ガイド72の突出幅は、少なくとも帯状包装袋425の厚み以下であり、包装袋ガイド72間の間隔は、帯状包装袋425の幅以上である。また、中間部材193における包装袋ガイド72の延在幅は、帯状包装袋425の幅よりも大きく、横シール時に帯状包装袋425が幅方向に伸張することを考慮して設計される。
このように、中間部材71表面に包装袋ガイド72を設けることによって、横シールするときに帯状包装袋425を位置決めすることができるので、所定の箇所に確実に横シールすることができる。さらに、中間部材71は、比較的に薄型の部材であるため、複数の凹凸である包装袋ガイド72を設けることによって、その強度を高めることができる。より具体的には、横シール時に、包装袋ガイド72の凸部間は横ヒートシーラー191,192に押圧されないので、薄型形状とすることができる。これに対して、横ヒートシーラー191,192によって押圧される部分の反対面に凸部が形成されるので、押圧部分を補強することが可能となる。
本発明の実施の形態における縦型多列四方シール自動充填包装機を示す正面図である。 本発明の実施の形態における縦型多列四方シール自動充填包装機を示す側面図である。 本発明の実施の形態における横シール機構の一構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における横シール機構の中間部材の一構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における横シール機構による横シール動作を示す模式図である。 本発明の実施の形態における横シール機構の他の構成例を示す模式図である。 本発明の実施の形態における横シール機構の中間部材の他の構成例を示す上面図である。 従来の横シール機構の横シール動作を示す模式図である。
符号の説明
1 縦型多列四方シール自動充填包装機(自動包装機)、11 本体フレーム、12 ホッパー、13 定量供給機構、14 シュータ、15 フォーミング機構、151 フォーマーパイプ、152,153 フォーマーブラシ、154,155 フォーマーローラ、16 縦シール機構、161,162 縦ヒートシーラー、17 包装フィルム支持機構、171,172 支持ローラ、18 スリット機構、181 スリッター、182 回転ローラ、19 横シール機構、191,192 横ヒートシーラー、193 中間部材、20 カッター機構、21 排出トレイ、22 操作パネル
70 固定ガイド、71 中間部材、72 凸部
40 原反ロール、41 シートフィルム、421,422 包装フィルム、423 縦シール部分、424 包装袋、425 帯状包装袋、426 横シール部分

Claims (7)

  1. 略鉛直下方に送られる前後に対峙した包装フィルムに充填材料を充填して四方シールされた多数の包装体を製造する縦型多列四方シール自動充填包装機であって、
    前記前後に対峙した包装フィルムを挟み込んで幅方向に複数の縦シールを施し、当該複数の縦シール部分の間に複数の包装袋を形成する縦シール機構と、
    当該縦シール機構によって形成された複数の縦シール部分をスリットし、前記複数の包装袋を個々の帯状包装袋に分断するスリット機構と、
    当該スリット機構によって分断された複数の帯状包装袋に対して下方に引き出しながら幅方向に横シールを施す横シール機構とを備え、
    当該横シール機構は、前後に対向し、当該対向方向に挟み込み動作を行う第1及び第2の横ヒートシーラーと、当該第1及び第2の横ヒートシーラーの間に配設された中間部材とを有し、
    前記分断された複数の帯状包装袋の内、一つの帯状包装袋を前記中間部材と前記第1の横ヒートシーラーとの間で挟持して横シールし、当該一つの帯状包装袋と隣接する他方の帯状包装袋を前記中間部材と前記第2の横ヒートシーラーとの間で挟持して横シールし、当該複数の帯状包装袋全てを前記中間部材と第1及び第2の横ヒートシーラーとの間で交互に挟持して横シールする縦型多列四方シール自動充填包装機。
  2. 前記中間部材は、略平板状の部材から構成されることを特徴とする請求項1記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
  3. 前記中間部材に、当該中間部材に振動を与える振動装置が取付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
  4. 前記横シール機構は、前記中間部材の上方に固定設置されたガイド部材を、さらに有し、
    当該ガイド部材は、前記分断された複数の帯状包装袋の内、一つの帯状包装袋を前記中間部材と前記第1の横ヒートシーラーとの間に案内し、当該一つの帯状包装袋と隣接する他方の帯状包装袋を前記中間部材と前記第2の横ヒートシーラーとの間に案内し、当該複数の帯状包装袋全てを前記中間部材と前記第1及び第2の横ヒートシーラーとの間に交互に案内にすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
  5. 前記中間部材の表面に、前記帯状包装袋をガイドする包装袋ガイドが形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
  6. 前記中間部材の表面に、柔軟性を有する部材が貼付されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
  7. 前記横ヒートシーラーの表面に、加工目が形成され、
    当該加工目が形成された横ヒートシーラーの表面に対向する前記中間部材の表面に、当該加工目と略同一の加工目が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の縦型多列四方シール自動充填包装機。
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