JP2005067446A - タイヤホイール組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ランフラット用支持体の着座を不安定にすることなくリム組み作業性を向上し、更には通常走行時の振動特性を改善して騒音の低減を可能にしたタイヤホイール組立体を提供する。
【解決手段】 空気入りタイヤ2をホイールのリム1に嵌合すると共に、空気入りタイヤ2の空洞部に、リム1に嵌合する一対の弾性リング5,5と、これら弾性リング5,5間に跨がる環状シェル4とからなるランフラット用支持体3を挿入したタイヤホイール組立体において、一対の弾性リング5,5の内径を互いに異ならせ、ホイール裏側Wiでリム1に嵌合する弾性リング5の内径Diをホイール表側Woでリム1に嵌合する弾性リング5の内径Doよりも小さくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ランフラット走行を可能にするタイヤホイール組立体に関し、さらに詳しくは、ランフラット用支持体の着座を不安定にすることなくリム組み作業性を向上するようにしたタイヤホイール組立体に関する。
車両の走行中に空気入りタイヤがパンクした場合でも、ある程度の緊急走行を可能にするための技術が市場の要請から多数提案されている。これら多数の提案のうち、空気入りタイヤの空洞部においてリム上に中子を装着し、パンクしたタイヤを中子によって支持することでランフラット走行を可能にしたものがある(例えば、特許文献1〜3参照)。
このようなランフラット用支持体は、タイヤ内面との当接部を外周側に張り出しつつ該当接部の両側に沿って脚部を持つ開脚構造の環状シェルを有し、これら両脚部に弾性リングを取り付けた構成からなり、その弾性リングを介してリム上に搭載されるようになっている。このランフラット用支持体によれば、既存のホイールやリムに何ら特別の改造を加えることなく、そのまま使用できるため、市場に混乱をもたらすことなく受入れ可能であるという利点を有している。
上記ランフラット用支持体をタイヤホイール組立体に組み付ける場合、先ず、空気入りタイヤの空洞部にランフラット用支持体を挿入し、このランフラット用支持体を内包した状態で空気入りタイヤのリム組みを行う必要がある。それ故、リム組み作業を容易にするために、ランフラット用支持体の弾性リングがリムフランジを乗り越え易いこと、即ち、弾性リングの内径を可及的に大きくすることが望まれている。しかしながら、弾性リングの内径を一律に大きくすると、ランフラット用支持体の着座が不安定になるという問題がある。
特表2001−519279号公報 特開2001−163020号公報 特開平10−297226号公報
本発明の目的は、ランフラット用支持体の着座を不安定にすることなくリム組み作業性を向上し、更には通常走行時の振動特性を改善して騒音の低減を可能にしたタイヤホイール組立体を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のタイヤホイール組立体は、空気入りタイヤをホイールのリムに嵌合すると共に、前記空気入りタイヤの空洞部に、前記リムに嵌合する一対の弾性リングと、これら弾性リング間に跨がる環状シェルとからなるランフラット用支持体を挿入したタイヤホイール組立体において、前記一対の弾性リングの内径を互いに異ならせ、ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径をホイール表側でリムに嵌合する弾性リングの内径よりも小さくしたことを特徴とするものである。
本発明において、ランフラット用支持体は空気入りタイヤとの間に一定距離を保つように外径が空気入りタイヤのトレッド部の内径よりも小さく形成され、かつ内径が空気入りタイヤのビード部の内径と略同一寸法に形成される。このランフラット用支持体は、空気入りタイヤの空洞部に挿入された状態で空気入りタイヤと共にホイールのリムに組み付けられ、タイヤホイール組立体を構成する。タイヤホイール組立体が車両に装着されて走行中に空気入りタイヤがパンクすると、そのパンクして潰れたタイヤがランフラット用支持体によって支持された状態になるので、ランフラット走行が可能になる。
本発明では、リム組み作業性とロードノイズによる騒音を考慮して、一対の弾性リングの内径を互いに異ならせている。つまり、リム組み時には、ホイール表側に配置される弾性リング及びタイヤビード部がホイール表側のリムフランジを乗り越えることが困難であるので、ホイール表側の弾性リングの内径を相対的に大きくする。これにより、リム組み作業性を改善することができる。一方、ホイール裏側に配置される弾性リング及びタイヤビード部がホイール表側のリムフランジを乗り越えるのは容易であり、また振動はホイール裏側で発生し易いので、ホイール裏側の弾性リングの内径を相対的に小さくする。これにより、400〜500Hzの周波数帯域のロードノイズを低減する効果が得られる。しかも、ホイール表側の弾性リングの内径を相対的に大きくするものの、ホイール裏側の弾性リングの内径を相対的に小さくするので、ランフラット用支持体の着座を不安定にすることはない。
本発明において、リム組み作業性と振動特性を両立させるために、ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径をホイール表側でリムに嵌合する弾性リングの内径よりも0.2mm以上小さくすることが好ましい。より具体的には、ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径をホイール裏側のハンプの外径に対して−1.5〜±0mmの範囲に設定し、ホイール表側でリムに嵌合する弾性リングの内径をホイール表側のハンプの外径に対して−0.2〜+0.7mmの範囲に設定することが好ましい。
特に、振動特性を改善するために、ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングに周方向に連続する補強コアを埋設することが好ましい。また、ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径端部分の軸方向外側には周方向に連続する突起を設けることが好ましい。この場合、振動特性の改善効果に加えて、ランフラット用支持体の着座安定性を向上することができる。上記突起の高さは0.4〜1.5mm、その幅は5〜15mmであると良い。更に、ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径端部分をハンプと同形状に窪ませた場合、上記と同様に振動低減効果が得られる。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態からなるタイヤホイール組立体(車輪)の要部を示す子午線断面図であり、1はホイールのリム、2は空気入りタイヤ、3はランフラット用支持体である。これらリム1、空気入りタイヤ2、ランフラット用支持体3は、図示しないホイール回転軸を中心として環状に形成されている。
ランフラット用支持体3は、環状シェル4と弾性リング5とを主要部として構成されている。このランフラット用支持体3は、通常走行時には空気入りタイヤ2の内面から離間しているが、パンク時には潰れた空気入りタイヤ2を内側から支持するものである。
環状シェル4は、パンクしたタイヤの内面に当接する当接部4aを外周側(径方向外側)に張り出すと共に、該当接部4aの両側に沿って脚部4b,4bを備えた開脚構造になっている。環状シェル4の当接部4aは、その周方向に直交する断面での外表面形状が外周側に凸曲面となるように形成されている。この凸曲面は少なくとも1つ存在すれば良いが、タイヤ軸方向に2つ以上が並ぶようにすることが好ましい。このように環状シェル4の当接部4aを2つ以上の凸曲面が並ぶように形成することにより、タイヤ内面に対する当接部4aの接触箇所を2つ以上に分散させ、タイヤ内面に与える局部摩耗を低減するため、ランフラット走行の持続距離を延長することができる。
上記環状シェル4は、厚さ0.5〜5.0mmの薄肉であり、パンクした空気入りタイヤ2を介して車両重量を支えるために高剛性の材料から構成されている。その構成材料には、金属や樹脂などを使用することができる。このうち金属としては、スチール、アルミニウムなどを例示することができる。一方、樹脂としては、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂のいずれでも良い。熱可塑性樹脂としては、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリフェニレンサルファイド、ABSなどを挙げることができ、また熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などを挙げることができる。樹脂は単独で使用しても良いが、補強繊維を配合して繊維強化樹脂として使用しても良い。
弾性リング5は、環状シェル4の脚部4b,4bにそれぞれ取り付けられ、左右のリムシート上に当接しつつ環状シェル4を支持するようになっている。この弾性リング5は、パンクした空気入りタイヤ2から環状シェル4が受ける衝撃や振動を緩和するほか、リムシートに対する滑りを防止して環状シェル4を安定的に支持するものである。
弾性リング5の構成材料としては、ゴム又は樹脂を使用することができ、特にゴムが好ましい。ゴムとしては、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、水素化NBR、水素化SBR、エチレンプロピレンゴム(EPDM、EPM)、ブチルゴム(IIR)、アクリルゴム(ACM)、クロロプレンゴム(CR)、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどを挙げることができる。勿論、これらゴムには、充填剤、加硫剤、加硫促進剤、軟化剤、老化防止剤などの添加剤を適宜配合することができる。そして、ゴム組成物の配合に基づいて所望の弾性率を得ることができる。
このように構成されるタイヤホイール組立体では、走行中に空気入りタイヤ2がパンクすると、潰れた空気入りタイヤ2がランフラット用支持体3によって支持された状態になるので、ランフラット走行が可能になる。
上記タイヤホイール組立体において、一対の弾性リング5,5は内径が互いに異なっており、ホイール裏側Wi(車両内側)でリム1に嵌合する弾性リング5の内径がホイール表側Wo(車両外側)でリム1に嵌合する弾性リング5の内径よりも小さくなっている。即ち、図2に示すように、ランフラット支持体3をリム1に装着する前の単体において、ホイール裏側Wiの弾性リング5の内径Diがホイール表側Woの弾性リング5の内径Doよりも小さくなっている。
リム組み時においては、ホイール裏側Wiに配置される弾性リング5をタイヤビード部と共にホイール表側Woからリム1に組み付け、次いで、ホイール表側Woに配置される弾性リング5をタイヤビード部と共にホイール表側Woからリム1に組み付ける。このとき、ホイール表側Woに配置される弾性リング5がタイヤビード部と共にホイール表側Woのリムフランジを乗り越えることが困難であるが、上述のようにホイール表側Woの弾性リング5の内径Doを相対的に大きくすることにより、リム組み作業性を改善することができる。
一方、ホイール裏側Wiに配置される弾性リング5がタイヤビード部と共にホイール表側Woのリムフランジを乗り越えるのは容易であり、また振動はホイール裏側Wiで発生し易い。そこで、ホイール裏側Wiの弾性リング5の内径Diを相対的に小さくすることにより、400〜500Hzの周波数帯域のロードノイズを低減することができる。しかも、ホイール表側Woの弾性リング5の内径Doを相対的に大きくするものの、ホイール裏側Wiの弾性リング5の内径Diを相対的に小さくするので、ランフラット用支持体3の着座を不安定にすることはない。
上記タイヤホイール組立体において、ホイール裏側Wiの弾性リング5の内径Diはホイール表側Woの弾性リング5の内径Doよりも0.2mm以上小さくすると良い。内径Diと内径Doとの差が0.2mm未満であると上記作用効果が不十分になる。
図1において、リム1にはリムシートに隣接する位置にハンプ1aが設けられているが、内径Di,Doはハンプ1aの外径に対して適切な寸法にすると良い。つまり、ホイール裏側Wiの弾性リング5の内径Diはホイール裏側Wiのハンプ1aの外径diに対して−1.5〜±0mmの範囲に設定し、ホイール表側Woの弾性リング5の内径Doはホイール表側Woのハンプ1aの外径doに対して−0.2〜+0.7mmの範囲に設定すると良い。ホイール裏側Wiの弾性リング5の内径Diが上記範囲を下回るとリム組み作業性が低下し、逆に上記範囲を上回るとロードノイズの低減効果が不十分になる。一方、ホイール表側Woの弾性リング5の内径Doが上記範囲を下回るとリム組み作業性が低下し、逆に上記範囲を上回るとランフラット支持体3の着座安定性が低下する。
図1に示すように、少なくともホイール裏側Wiの弾性リング5には、周方向に連続する補強コア6を埋設すると良い。この補強コア6は、金属や樹脂などの弾性リング5より剛性が高い材料から構成されている。金属としては、スチールやアルミニウムなどを使用することができる。一方、樹脂としては、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂のいずれでも良い。熱可塑性樹脂としては、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリフェニレンサルファイド、ABSなどを挙げることができ、また熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などを挙げることができる。樹脂は単独で使用しても良いが、補強繊維を配合して繊維強化樹脂として使用しても良い。
上記補強コア6は、スチールコードなどの金属コードやナイロンコードなどの有機繊維コードからなる補強コードを巻回した構成にしても良い。このように補強コードを巻回する場合、1本の補強コードを巻回しても良く、或いは、複数本の補強コードを束ねて巻回しても良い。
上記タイヤホイール組立体では、少なくともホイール裏側Wiの弾性リング5について、図3に示すように、その内径端部分5aの軸方向外側に周方向に連続する突起5bを設けるようにしても良い。このような突起5bは、リム1を押さえつけて振動の発生を抑制すると共に、ランフラット支持体3の着座安定性を向上する。突起5bのタイヤ径方向の高さHは0.4〜1.5mm、そのタイヤ軸方向の幅Wは5〜15mmとすれば良い。
また、上記タイヤホイール組立体では、少なくともホイール裏側Wiの弾性リング5について、図4に示すように、その内径端部分5aをハンプ1aと同形状に窪ませるようにしても良い。この場合、弾性リング5とリム1との接触面積が大きくなるので、リム1の振動をより効果的に低減することができる。
タイヤサイズが205/55R16 89Vの空気入りタイヤと、リムサイズが16×6 1/2JJのホイールとのタイヤホイール組立体において、厚さ1.0mmのスチール板から環状シェルを加工し、その環状シェルの両脚部に互い内径が異なる弾性リングを取り付けてランフラット用支持体を製作し、そのランフラット用支持体を空気入りタイヤの空洞部に挿入してタイヤホイール組立体(実施例)とした。この実施例において、リムにおける一対のハンプの外径を同一にし、ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径をハンプ外径より1.0mm小さくし、ホイール表側でリムに嵌合する弾性リングの内径をハンプ外径より0.5mm大きくした。
また、比較のため、一対の弾性リングの内径をハンプ外径と同一にしたランフラット用支持体を製作し、そのランフラット用支持体を用いたこと以外は、実施例と同一構造のタイヤホイール組立体(従来例)を得た。
上記2種類のタイヤホイール組立体について、下記の測定方法により、リム組み作業性及び通常走行時の車内騒音を評価し、その結果を表1に示した。
リム組み作業性:
各タイヤホイール組立体のリム組み作業に要した時間を測定した。なお、リム組み作業においては、空気入りタイヤの空洞部に挿入されたランフラット用支持体が変形しないように十分に注意した。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどリム組み作業性が優れていることを意味する。
車内騒音:
各タイヤホイール組立体を空気圧220kPaとして排気量2500ccの乗用車に装着し、車室内運転席窓側耳の位置にマイクロフォンを設置し、粗い路面を速度50km/hで走行したときの車内騒音の音圧を測定した。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が小さいほど車内騒音が小さいことを意味する。
Figure 2005067446
この表1に示すように、実施例のタイヤホイール組立体はリム組み作業性に優れ、しかも通常走行時の車内騒音が小さいものであった。
本発明の実施形態からなるタイヤホイール組立体の要部を示す子午線断面図である。 本発明のランフラット用支持体の未装着の単体を示す子午線断面図である。 本発明のランフラット用支持体の弾性リングの変形例を示す断面図である。 本発明のランフラット用支持体の弾性リングの他の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1(ホイールの)リム
2 空気入りタイヤ
3 ランフラット用支持体
4 環状シェル
4a 当接部
4b 脚部
5 弾性リング
5a 内径端部分
5b 突起
6 補強コア

Claims (7)

  1. 空気入りタイヤをホイールのリムに嵌合すると共に、前記空気入りタイヤの空洞部に、前記リムに嵌合する一対の弾性リングと、これら弾性リング間に跨がる環状シェルとからなるランフラット用支持体を挿入したタイヤホイール組立体において、前記一対の弾性リングの内径を互いに異ならせ、ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径をホイール表側でリムに嵌合する弾性リングの内径よりも小さくしたタイヤホイール組立体。
  2. ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径をホイール表側でリムに嵌合する弾性リングの内径よりも0.2mm以上小さくした請求項1に記載のタイヤホイール組立体。
  3. ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径をホイール裏側のハンプの外径に対して−1.5〜±0mmの範囲に設定し、ホイール表側でリムに嵌合する弾性リングの内径をホイール表側のハンプの外径に対して−0.2〜+0.7mmの範囲に設定した請求項1又は請求項2に記載のタイヤホイール組立体。
  4. ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングに周方向に連続する補強コアを埋設した請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤホイール組立体。
  5. ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径端部分の軸方向外側に周方向に連続する突起を設けた請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤホイール組立体。
  6. 前記突起の高さが0.4〜1.5mm、その幅が5〜15mmである請求項5に記載のタイヤホイール組立体。
  7. ホイール裏側でリムに嵌合する弾性リングの内径端部分をハンプと同形状に窪ませた請求項1〜6のいずれかに記載のタイヤホイール組立体。
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