JP2005067000A - シート・フィルムの縦延伸装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 オーブン11の入口部12からオーブン中間部に亘ってシート・フィルムMの両側縁をクリップしてシート・フィルムMの横幅方向の動きを規制してシート・フィルムMを搬送するクリップ式搬送手段41を設け、クリップ式搬送手段41の終端とオーブン出口側のロール群31との間で、クリップ式搬送手段41によるシート・フィルムMの送り速度とオーブン出口側のロール群31によるシート・フィルムMの送り速度との差によってシート・フィルムMの縦延伸を行う。
【選択図】 図2
Description
図1〜図3はこの発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態1を示している。
この速度設定により、シート・フィルムMが入口側ロール群21からクリップ式搬送手段41の終端(スプロケット52の位置)に至るまで、シート・フィルムMの予熱が行われる。その後、シート・フィルムMは、引き続き加熱されつつ、クリップ式搬送手段41によるシート・フィルムMの送り速度Fmidと出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度Foutとの速度差Fout−Fmidによってクリップ式搬送手段41の終端(スプロケット52の位置)と出口側ロール群31との間で、縦延伸される。
図4、図5はこの発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態2を示している。なお、図4、図5において、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この速度設定により、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度Finと出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度Foutとに差が生じ、この速度差Fout−Finによって入口側ロール群21と出口側ロール群31との間で、オーブン11によって加熱されながらシート・フィルムMの縦延伸が行われる。
図6はこの発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態3を示している。なお、図6においても、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この速度設定により、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度Finと出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度Foutとに差が生じ、この速度差Fout−Finによって入口側ロール群21と出口側ロール群31との間で、オーブン11によって加熱されながらシート・フィルムMの縦延伸が行われる。
図7、図8はこの発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態4を示している。なお、図7、図8においても、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この速度設定により、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度Finと出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度Foutとに差が生じ、この速度差Fout−Finによって入口側ロール群21と出口側ロール群31との間で、オーブン11によって加熱されながらシート・フィルムMの縦延伸が行われる。
12 入口部
13 出口部
14 加熱手段
21 入口側ロール群
31 出口側ロール群
41 クリップ式搬送手段
61 ニップロール対
71 太鼓形ロール
81 バナナロール
Claims (4)
- オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとにシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、
前記オーブンの入口部からオーブン中間部に亘ってシート・フィルムの両側縁をクリップしてシート・フィルムの横幅方向の動きを規制して、当該シート・フィルムを搬送するクリップ式搬送手段が設けられ、
前記クリップ式搬送手段の終端とオーブン出口側に配置されたロールとの間で、前記クリップ式搬送手段によるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置された前記ロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行うことを特徴とするシート・フィルムの縦延伸装置。 - オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとに、オーブン入口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、
前記オーブンの中間部の両側に、各々、シート・フィルムの進行方向に対してねじれ角を有して配置された上下一対のニップロールが設けられ、前記ニップロールは、シート・フィルムの両側縁をニップしてシート・フィルムの走行移動に伴い従動的に回転し、前記シート・フィルムを横幅方向に広げる作用を行うことを特徴とするシート・フィルムの縦延伸装置。 - オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとに、オーブン入口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、
前記オーブンの中間部に太鼓形ロールが設けられ、当該太鼓形ロールは、シート・フィルムの走行移動に伴い従動的に回転し、前記シート・フィルムを横幅方向に広げる作用を行うことを特徴とするシート・フィルムの縦延伸装置。 - オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとに、オーブン入口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、
前記オーブンの中間部に弾性体製のバナナロールが設けられ、当該バナナロールは、シート・フィルムの走行移動に伴い従動的に回転し、前記シート・フィルムを横幅方向に広げる作用を行うことを特徴とするシート・フィルムの縦延伸装置。
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2003
- 2003-08-22 JP JP2003299042A patent/JP2005067000A/ja active Pending
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