JP2005067000A - シート・フィルムの縦延伸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 オーブン加熱を行うもので、縦方向しわの発生を回避し、生産効率よく高品質の延伸シート・フィルムを製造すること。
【解決手段】 オーブン11の入口部12からオーブン中間部に亘ってシート・フィルムMの両側縁をクリップしてシート・フィルムMの横幅方向の動きを規制してシート・フィルムMを搬送するクリップ式搬送手段41を設け、クリップ式搬送手段41の終端とオーブン出口側のロール群31との間で、クリップ式搬送手段41によるシート・フィルムMの送り速度とオーブン出口側のロール群31によるシート・フィルムMの送り速度との差によってシート・フィルムMの縦延伸を行う。
【選択図】 図2

Description

この発明は、シート・フィルムの縦延伸装置に関し、特に、オーブン加熱を行う型式のシート・フィルム縦延伸機に関するものである。
近年、押出機によって連続成形されるシートやフィルムを縦方向(シート・フィルムの成形進行方向)に延伸する縦延伸装置として、オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとに、オーブン入口側に配置されてシート・フィルムをニップするロールによるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置されてシート・フィルムをニップするロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置の開発が進められている。
オーブン入口側のニップロールとオーブン出口側のニップロールとのスパン、すなわち延伸間隔Lとシート・フィルムの横幅Wとの比率L/Wが小さいものではオーブン加熱なしで、縦延伸を行うことができるが、延伸間隔Lとシート・フィルムの横幅Wとの比率L/Wが大きい、たとえば、(L/W)>5であると、オーブン加熱を行う必要が生じる。
比率L/Wが大きく、オーブン加熱を行うもので、オーブン入口側のニップロールとオーブン出口側のニップロールとの長い区間で、シート・フィルムの両側部の動きが全く規制されておらず、自由端であると、シート・フィルムの縦方向の延伸に伴って横幅方向に縮む現象が生じ、シート・フィルムに縦方向のしわが発生する。
特に、高い精度を要する光学用のシート・フィルムでは、少しの縦方向しわの発生も避けなくてはならず、生産効率よく高品質の光学用の延伸シート・フィルムを製造することができていない。
この発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたもので、比率L/Wが大きく、オーブン加熱を行うもので、縦方向しわの発生を回避し、生産効率よく高品質の延伸シート・フィルムを製造するシート・フィルムの縦延伸装置を提供することを目的としている。
(1)この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置は、オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとにシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、前記オーブンの入口部からオーブン中間部に亘ってシート・フィルムの両側縁をクリップしてシート・フィルムの横幅方向の動きを規制して、当該シート・フィルムを搬送するクリップ式搬送手段が設けられ、前記クリップ式搬送手段の終端とオーブン出口側に配置されたロールとの間で、前記クリップ式搬送手段によるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置された前記ロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行うことを特徴とする。
(2)この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置は、オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとに、オーブン入口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、前記オーブンの中間部の両側に、各々、シート・フィルムの進行方向に対してねじれ角を有して配置された上下一対のニップロールが設けられ、前記ニップロールは、シート・フィルムの両側縁をニップしてシート・フィルムの走行移動に伴い従動的に回転し、前記シート・フィルムを横幅方向に広げる作用を行うことを特徴とする。
(3)この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置は、オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとに、オーブン入口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、前記オーブンの中間部に太鼓形ロールが設けられ、当該太鼓形ロールは、シート・フィルムの走行移動に伴い従動的に回転し、前記シート・フィルムを横幅方向に広げる作用を行うことを特徴とする。
(4)この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置は、オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとに、オーブン入口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、前記オーブンの中間部に弾性体製のバナナロールが設けられ、当該バナナロールは、シート・フィルムの走行移動に伴い従動的に回転し、前記シート・フィルムを横幅方向に広げる作用を行うことを特徴とする。
この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置は、オーブンの入口部からオーブン中間部に亘ってクリップ式搬送手段により、シート・フィルムの両側縁をクリップしてシート・フィルムの横幅方向の動き規制した状態で、シート・フィルムを搬送することが行われる。これにより、シート・フィルムがオーブン内を通過し、シート・フィルムの縦方向延伸が行われる過程で、シート・フィルムが横幅方向に縮むことが防止され、シート・フィルムに縦方向のしわが発生しなくなる。
また、この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置は、ねじれ角配置のニップロール、太鼓形ロールあるいはバナナロールが、シート・フィルムの走行移動に伴い従動的に回転し、シート・フィルムを横幅方向に広げる作用を行うから、シート・フィルムかオーブン内を通過し、シート・フィルムの縦方向延伸が行われる過程で、シート・フィルムが横幅方向に縮むことが防止され、シート・フィルムに縦方向のしわが発生しなくなる。
(実施形態1)
図1〜図3はこの発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態1を示している。
縦延伸装置はオーブン11を有する。オーブン11は、図1、図2にて右端に入口部12を有し、左端に出口部13を有し、押出機によって連続成形されるシート・フィルムMがオーブン11内を入口部12から出口部13へ通過可能になっている。
オーブン11内にはシート・フィルムMの上面と下面を加熱する加熱手段14が設けられている。加熱手段14としては、電気ヒータによる熱放射式のものや、スリット、ノズルより熱風を吹き付ける熱風循環式のものがある。
オーブン11の入口側には入口側ロール群21が配置されている。入口側ロール群21は、複数個の上下対の駆動ロール22およびニップロール23と、駆動ロール22を所定速度で回転駆動する電動機24と、ニップロール23にニップ圧を与える空気圧あるいは油圧シリンダ装置25とを含む。
オーブン11の出口側には出口側ロール群31が配置されている。出口側ロール群31は、複数個の上下対の駆動ロール32およびニップロール33と、駆動ロール32を所定速度で回転駆動する電動機34と、ニップロール33にニップ圧を与える空気圧あるいは油圧シリンダ装置35とを含む。
オーブン11の入口部12からオーブン中間部に亘ってクリップ式搬送手段41が設けられている。シート・フィルムMの走行路の両側に各々配置された左右の無端チェーン42に複数個のクリップ43を所定間隔をおいて取り付けたものである。
左右の無端チェーン42は、各々オーブン入口部のスプロット51とオーブン中間部のスプロット52との間に、互いに平行に渡されている。左右の無端チェーン42の各々のスプロット51には電動機53が連結されている。電動機53はスプロット51によって無端チェーン42を所定の速度で走行駆動する。
各クリップ43毎にローラ支持体47が取り付けられている。ローラ支持体47は水平ガイドローラ48と縦ガイドローラ49を各々回転可能に支持しており、水平ガイドローラ48、縦ガイドローラ49はガイドレール50に係合している。
ガイドレール50は、スプロット51とスプロット52との間に、左側の無端チェーン42用のものと、右側の無端チェーン42用のものとして、左右両側にあって互いに平行に延在し、スプロット51とスプロット52との間における無端チェーン42の走行、換言すれば、クリップ43の移動を直線ガイドしている。
クリップ43は、ピン44によってクランプ体45より回動可能に支持されたクランプレバー46を有し、クランプレバー46とクランプ体45とでシート・フィルムMの側縁を挟み込み式にクリップし、上述の直線ガイドのもとに、シート・フィルムMの横幅方向の動き規制する。そして、クリップ43は、同時に、無端チェーン42の走行移動によって、シート・フィルムMを搬送する。
各クリップ43のクランプレバー46は、図示されていない反転ばねによってクランプ状態(位置)とアンクランプ状態(位置)の何れかをとる。オーブン入口側(スプロット51側)には、左右の無端チェーン42毎に、クランプレバー46をアンクランプ状態よりクランプ状態するクランプ用斜面カム54が固定配置されている。また、オーブン中間部(スプロット52側)には、左右の無端チェーン42毎に、クランプレバー46をクランプ状態よりアンクランプ状態するクランプ解放用斜面カム55が固定配置されている。
各クリップ43のクランプレバー46は、オーブン入口側でクランプ用斜面カム54と係合することによってアンクランプ状態よりクランプ状態になり、クランプレバー46の下端とクランプ体45の下片との間にシート・フィルムMを受け入れ、シート・フィルムMの側縁を挟み込み式にクリップする。
各クリップ43のクランプレバー46は、オーブン中間部でクランプ解放用斜面カム55と係合することによってにクランプ状態よりアンクランプ状態になり、クランプレバー46の下端とクランプ体45の下片との間に挟まれているシート・フィルムMを解放する。
これにより、シート・フィルムMは、オーブン11の入口部12よりオーブン中間部に至る間、左右両側縁をクリップ式搬送手段41によって自動的にクリップされ、横幅方向の動きを規制、特に横幅方向に縮むことを阻止される。
クリップ式搬送手段41によるシート・フィルムMの送り速度(搬送速度)は、電動機53の速度制御により、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度は電動機24の速度制御により、出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度は電動機34の速度制御により、各々個別に所定値に設定できる。
ここで、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度をFin、出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度をFout、クリップ式搬送手段41によるシート・フィルムMの送り速度をFmidとすると、この3個の送り速度は、下記の関係が成立するよう、設定される。
Fin≦Fmid<Fout
この速度設定により、シート・フィルムMが入口側ロール群21からクリップ式搬送手段41の終端(スプロケット52の位置)に至るまで、シート・フィルムMの予熱が行われる。その後、シート・フィルムMは、引き続き加熱されつつ、クリップ式搬送手段41によるシート・フィルムMの送り速度Fmidと出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度Foutとの速度差Fout−Fmidによってクリップ式搬送手段41の終端(スプロケット52の位置)と出口側ロール群31との間で、縦延伸される。
上述したように、オーブン11の入口部12からオーブン中間部に亘ってクリップ式搬送手段41のクリップ43により、シート・フィルムMの両側縁をクリップしてシート・フィルムMの横幅方向の動き規制した状態で、シート・フィルムMを搬送することが行われるから、シート・フィルムMがオーブン11内を通過し、加熱されつつ縦方向延伸を行われる過程で、シート・フィルムMが横幅方向に縮むことが防止され、シート・フィルムMに縦方向のしわが発生することが回避される。
(実施形態2)
図4、図5はこの発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態2を示している。なお、図4、図5において、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
オーブン11の中間部の両側に、各々、シート・フィルムMの進行方向に対してねじれ角(傾斜角)αを有してニップロール対61が配置されている。ニップロール対61は、上下対をなす固定側ロール62およびニップロール63と、ニップロール63にニップ圧を与える油圧シリンダ装置64とを含む。
ニップロール対61は、シート・フィルムMの側縁をニップしてシート・フィルムMの走行移動に伴い従動的に回転する。ニップロール対61は、シート・フィルムMの進行方向に対してねじれ角αを有しているから、回転することにより、シート・フィルムMを横幅方向に広げる作用を行う。
この実施形態では、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度Finと、出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度をFoutは、下記の関係が成立するよう、設定される。
Fin<Fout
この速度設定により、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度Finと出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度Foutとに差が生じ、この速度差Fout−Finによって入口側ロール群21と出口側ロール群31との間で、オーブン11によって加熱されながらシート・フィルムMの縦延伸が行われる。
これにより、シート・フィルムMがオーブン11内を通過し、加熱されつつ入口側ロール群21と出口側ロール群31の間で縦方向延伸を行われる過程で、ニップロール対61によってシート・フィルムMが横幅方向に縮むことが防止され、シート・フィルムMに縦方向のしわが発生することが回避される。
(実施形態3)
図6はこの発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態3を示している。なお、図6においても、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
オーブン11の中間部に、太鼓形ロール71が回転可能に設けられている。太鼓形ロール71は、軸線方向(シート・フィルムMの横幅方向と同じ方向)の中間部が両端部に比して太い、いわゆるクラウンロールであり、シート・フィルムMの下面に接触してシート・フィルムMの走行移動に伴い従動的に回転する。
太鼓形ロール71は、回転することにより、鼓形の外周面に接触しているシート・フィルムMを横幅方向に広げる作用を行う。
この実施形態でも、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度Finと、出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度をFoutは、実施形態2と同様に、下記の関係が成立するよう、設定される。
Fin<Fout
この速度設定により、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度Finと出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度Foutとに差が生じ、この速度差Fout−Finによって入口側ロール群21と出口側ロール群31との間で、オーブン11によって加熱されながらシート・フィルムMの縦延伸が行われる。
これにより、シート・フィルムMがオーブン11内を通過し、加熱されつつ入口側ロール群21と出口側ロール群31の間で縦方向延伸を行われる過程で、太鼓形ロール71によってシート・フィルムMが横幅方向に縮むことが防止され、シート・フィルムMに縦方向のしわが発生することが回避される。
(実施形態4)
図7、図8はこの発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態4を示している。なお、図7、図8においても、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態ては、オーブン11の中間部に弾性体製のバナナロール81が回転自在に設けられている。バナナロール81は、エキスパンダロールと呼ばれるもので、正面より見て、図8に示されているように、軸線方向(シート・フィルムMの横幅方向と同じ方向)の中間部が両端部に比して高い山形に湾曲している。
バナナロール81は、シート・フィルムMの下面と接触してシート・フィルムMの走行移動に伴い従動的に回転し、軸線方向の中間部が両端部に比して高い山形の湾曲状態を維持する。
バナナロール81は、回転することにより、山形の湾曲の外周面に接触しているシート・フィルムMを横幅方向に広げる作用を行う。
この実施形態でも、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度Finと、出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度をFoutは、実施形態2、3と同様に、下記の関係が成立するよう、設定される。
Fin<Fout
この速度設定により、入口側ロール群21によるシート・フィルムMの送り速度Finと出口側ロール群31によるシート・フィルムMの送り速度Foutとに差が生じ、この速度差Fout−Finによって入口側ロール群21と出口側ロール群31との間で、オーブン11によって加熱されながらシート・フィルムMの縦延伸が行われる。
これにより、シート・フィルムMがオーブン11内を通過し、加熱されつつ入口側ロール群21と出口側ロール群31の間で縦方向延伸を行われる過程で、バナナロール81によってシート・フィルムMが横幅方向に縮むことが防止され、シート・フィルムMに縦方向のしわが発生することが回避される。
この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態1を示す側面図である。 この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態1を示す平面図である。 実施形態1によるシート・フィルムの縦延伸装置で使用されるクリップ式搬送手段の正面図である。 この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態2を示す平面図である。 実施形態2によるシート・フィルムの縦延伸装置で使用されるニップロール対の正面図である。 この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態3を示す平面図である。 この発明によるシート・フィルムの縦延伸装置の実施形態4を示す平面図である。 実施形態4によるシート・フィルムの縦延伸装置で使用されるバナナロールの正面図である。
符号の説明
11 オーブン
12 入口部
13 出口部
14 加熱手段
21 入口側ロール群
31 出口側ロール群
41 クリップ式搬送手段
61 ニップロール対
71 太鼓形ロール
81 バナナロール

Claims (4)

  1. オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとにシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、
    前記オーブンの入口部からオーブン中間部に亘ってシート・フィルムの両側縁をクリップしてシート・フィルムの横幅方向の動きを規制して、当該シート・フィルムを搬送するクリップ式搬送手段が設けられ、
    前記クリップ式搬送手段の終端とオーブン出口側に配置されたロールとの間で、前記クリップ式搬送手段によるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置された前記ロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行うことを特徴とするシート・フィルムの縦延伸装置。
  2. オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとに、オーブン入口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、
    前記オーブンの中間部の両側に、各々、シート・フィルムの進行方向に対してねじれ角を有して配置された上下一対のニップロールが設けられ、前記ニップロールは、シート・フィルムの両側縁をニップしてシート・フィルムの走行移動に伴い従動的に回転し、前記シート・フィルムを横幅方向に広げる作用を行うことを特徴とするシート・フィルムの縦延伸装置。
  3. オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとに、オーブン入口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、
    前記オーブンの中間部に太鼓形ロールが設けられ、当該太鼓形ロールは、シート・フィルムの走行移動に伴い従動的に回転し、前記シート・フィルムを横幅方向に広げる作用を行うことを特徴とするシート・フィルムの縦延伸装置。
  4. オーブンを有し、前記オーブンをシート・フィルムが通過し、前記オーブンによるシート・フィルムの加熱のもとに、オーブン入口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度とオーブン出口側に配置されたロールによるシート・フィルムの送り速度との差によってシート・フィルムの縦延伸を行う縦延伸装置において、
    前記オーブンの中間部に弾性体製のバナナロールが設けられ、当該バナナロールは、シート・フィルムの走行移動に伴い従動的に回転し、前記シート・フィルムを横幅方向に広げる作用を行うことを特徴とするシート・フィルムの縦延伸装置。
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