JP2005061043A - 通気性外断熱外壁の下端構造 - Google Patents

通気性外断熱外壁の下端構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005061043A
JP2005061043A JP2003292081A JP2003292081A JP2005061043A JP 2005061043 A JP2005061043 A JP 2005061043A JP 2003292081 A JP2003292081 A JP 2003292081A JP 2003292081 A JP2003292081 A JP 2003292081A JP 2005061043 A JP2005061043 A JP 2005061043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
panel
piece
composite panel
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003292081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3753716B2 (ja
Inventor
Seikichi Tan
征吉 丹
Takamitsu Sakuraba
高光 櫻庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Information System Consultation
Original Assignee
Tokai Information System Consultation
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Information System Consultation filed Critical Tokai Information System Consultation
Priority to JP2003292081A priority Critical patent/JP3753716B2/ja
Publication of JP2005061043A publication Critical patent/JP2005061043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3753716B2 publication Critical patent/JP3753716B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

【課題】コンクリート建物の外壁に、密着層型の断熱複合パネルを,コンクリート躯体外面の不陸に関係なく面一に施工出来、且つ、断熱複合パネル内に、腰水切からの上昇貫流通気を保証すること。
【解決手段】コンクリート基礎1にアンカーボルト6aを固定しておき、アングル鋼材の一次ファスナー6の垂直片6Wをアンカーボルト6aで締着してコンクリート基礎に固定し、通気用の条溝aを備えたセメント板Paと断熱層Pbとの密着層型断熱複合パネルPの条溝a下端を二次ファスナー10の上方突出片12aと結合し、二次ファスナー10と一次ファスナー6に対応配置した左右方向長孔H10と前後方向長孔H6とを介して二次ファスナー10を一次ファスナー6上に前後左右位置調整して固定し、パネルPの下方に腰水切2を、前部上方と底板2D後部とを、それぞれ取付板15,16によって二次ファスナー下面及び一次ファスナー垂直片6W前面に固定し、腰水切底板2Dの空気孔H2から断熱複合パネルPの通気用条溝aへの空気流入を保証する。

【選択図】図1

Description

本発明は、外壁下端の腰水切から外壁上端の笠木まで、外気が外壁断熱複合パネル内の貫通可能な外断熱建築物の外壁下端構造に関するものであり、より詳しくは、成形セメント外装板に断熱層を一体化層着した密着層型の断熱複合パネルを腰水切と共に、コンクリート躯体に取付ける外断熱工法に関するものであり、建築の技術分野に属するものである。
密着層型の断熱複合パネルをコンクリート躯体に張着して外断熱建築物とする技術は、図8に示す従来例1、及び図9に示す従来例2がある。
従来例1は、非特許文献1及び非特許文献2に開示されたものであり、図8に示す如く、内面に条溝を備え、適所にあと施工アンカー用の孔を配設したセメント板に断熱層を一体化層着した密着層型の外断熱複合パネルの断熱層を、接着剤でコンクリート躯体に接着し、アンカーをセメント板からコンクリート躯体に打ち付けると共に、コンクリート躯体に打込んだ、あと施工アンカーボルトに締着した重量受けアングルで断熱複合パネルの外壁下端を支承するものであり、コンクリート建築物を外断熱に改修する技術である。
また、従来例2は、非特許文献3に開示されたものであり、図9に示す如く、GFPC系外装材(厚さ13mmの両面ガラス繊維混入火山礫サンドアッシュフェノール樹脂板)と、断熱材とを接着一体化した密着層型の断熱複合パネル(岩倉化学工業(株)の商品名:オーマルYB−R)を外装材とし、外装材には、あと施工アンカー用の孔を適所に配設すると共に、断熱層表面にはだんご状の接着剤を適宜間隔に配設し、だんご状接着剤でパネルの断熱層をコンクリート躯体表面に貼着し、あと施工アンカーを外装材表面からコンクリート躯体へ打ち込んで張着するものであり、複合パネル下端は、図9(C)の如く、GFPC系外装材及びシーリングで閉止するか、図9(D)に示す如く、コンクリート躯体に取付けた水切取付下地材を介してアルミ水切を取付け、断熱複合パネル下端と水切との隙間にシーリングを施すものである。
株式会社、建築技術発行、「建築技術」2001年2月号第123頁、アキレスKDパネルの項 三菱マテリアル建材(株)のカタログ「メースガイドブックvol.5」の164頁 岩倉化学工業(株)のパンフレット「オーマルYB−R」の後貼施工要領書
既存建物の改修に於いて、従来例1や従来例2の乾式被覆改修外断熱構工法は、既存建物の外壁に取付金物によってパネルを乾式に取付けるもので、既存外壁の仕上材に剥離や剥落の恐れのあるコンクリート建築物や、汚れやデザインの陳腐化したコンクリート建築物への適用に有効であり、新築の外断熱コンクリート建築物と同様に、結露が防止出来て健康的な建物に改修出来、省エネルギー、且つ耐久性のあるコンクリート建物に改修出来る。
しかし、日本建築学会編、「建築工事標準仕様書、同解説(JASS5)鉄筋コンクリート工事」1997年版では、外壁面の不陸は、タイルの圧着張りでは、3mにつき10mm以下、モルタル塗では1mにつき10mm以下、打放しコンクリートでは、3mにつき7mm以下となっているが、建築後15〜20年経過したコンクリート建築物にあっては、建築時の型枠精度等の問題から1mにつき10mm位の不陸の存在は普通である。
従来例1の改修にあっては、既存建物の外壁のコンクリート躯体表面に断熱複合パネルを面接着するため、コンクリート躯体外面に不陸(面の不平坦)があれば、断熱複合パネルの前後方向調整が不可能であるため、断熱複合パネルの外壁面もコンクリート躯体の不陸に追従して不陸となる。
従って、外壁面をなるべく面一にするために、断熱複合パネルの張着に先立ってコンクリート躯体外面の突出面を斫る面一化作業が必要であり、斫り作業は作業性が悪く、しかも、コンクリート躯体表面の面一化は困難である。
また、該断熱複合パネルは、当初該セメント板がコンクリート一体化用型枠として開発され、一体化コンクリートとの付着性向上のために条溝を付設したものであったが、該セメント板に断熱材を層着一体化して断熱複合パネル(商品名:アキレスKDパネル)とされたものであり、該条溝は、該パネルにあってはセメント板の軽量化の意義しかなく、従来例1の断熱複合パネルによる外壁は、重量受けアングルがパネル下端面を面当接で支承していることからも明らかな如く、通気性が存在しないため、断熱層とセメント板間には、密着層型外断熱複合パネル特有の界面結露の問題を有する。
また、従来例2の乾式被覆改修構工法にあっても、断熱複合パネルのコンクリート躯体表面への張着は、接着剤のだんごを点在配置してパネルを押圧接着するため、だんご状接着剤の押圧変形がコンクリート躯体表面の不陸に若干対応出来るものの、不陸調整寸法が小であるため、やはり、パネルの張着に先立って、コンクリート躯体表面の突出面を斫る作業も必要であり、斫り作業を伴う断熱複合パネルの張着の作業性が悪く、しかも外壁面の面一化張着は困難である。
そして、該断熱複合パネルは、GFPC系外装材と断熱層との密着層型パネルであるが、該パネル自体は通気層が存在せず、断熱層と外装材間には、密着層型の外断熱複合パネル特有の界面結露を生ずるものである。
本発明は、密着層型の断熱複合パネルでありながら、パネル内通気が可能な外壁となり、しかも、断熱複合パネルのコンクリート躯体表面への張着は、コンクリート躯体表面の不陸に関係なく外壁表面を面一に、且つ、作業性良く施工出来る新規な外壁下部構造を提供し、しかも、密着層型断熱複合パネルでありながら、外壁下端の腰水切から上下連設パネル内を貫通して上端の笠木への通気も可能となる外壁の下端構造を提供するものであり、上述の如き、従来例1、従来例2の問題点を一挙に解決するものである。
本発明は、例えば図1に示す如く、通気用の条溝aを備えたセメント板Paと断熱層Pbとを層着した密着層型の断熱複合パネルPと、該パネルPの下端を係止した二次ファスナー10と、該二次ファスナー10を前後左右調整自在にボルト締着した一次ファスナー6と、該パネルP下方に配置した空気孔H2を備えた腰水切2とを含み、一次ファスナー6はコンクリート基礎1の前面に固定し、二次ファスナー10に係止したパネルPの下端の断熱層Pbとコンクリート基礎1前面Scとの間を空密的に閉止し、腰水切2は、前部上方を前部取付板15を介して二次ファスナー10の前部下面に止着し、底板2D後部を後部取付板16を介して一次ファスナー6に止着し、且つ、空気孔H2からパネルP内の条溝aへの通気を保証して止着した、外壁の下端構造に関するものである。
尚、断熱層Pbとコンクリート基礎1前面Scとの間の空密的閉止は、断熱層とコンクリート基礎前面の界面隙間a´への空気流入を阻止出来れば良く、典型的にはシール処理である。
一次ファスナー6は、図4(A)の如く、水平片6F及び垂直片6Wを備えたアングル鋼材であり、垂直片6Wをコンクリート基礎1に打込んだアンカーボルト6aに接着するのが好ましい。
この場合、アンカーボルト6aをコンクリート躯体構築時に、基礎1に一体化埋設することにより、本発明構造を備えた新築建築物が得られ、また、既存建物の乾式被覆改修外断熱構工法として本発明を適用する際には、既存建物のコンクリート基礎1へボルト孔を穿孔し、あと施工アンカーボルト6aを打込めば良い。
また、断熱複合パネルPと二次ファスナー10との係合に関しては、セメント板Paの係止用条溝aが、図3(C)の如く、断面台形の上辺を開口した形態であり、二次ファスナー10が、図4(B)の如く、水平片10Fと、水平片前端の断面台形の上方突出片12を備えているのが好ましく、この場合、二次ファスナー10の上方突出片12aをパネルPの下端から条溝aに嵌合することにより、パネルPの下端の二次ファスナー10での確実、且つ容易な係止が遂行出来、水平片10FがパネルPの下端を適正に支承する。
また、図4(A)の如く、一次ファスナー水平片6Fが前後方向長孔H6を備え、図4(B)の如く、二次ファスナー水平片10Fが左右方向長孔H10を備え、前後方向長孔H6と左右方向長孔H10を介して、二次ファスナー10を前後左右調整して一次ファスナー6にボルト締着するのが好ましい。
この場合、断熱複合パネルPの下端を係止する二次ファスナー10の、一次ファスナー6の前後長孔H6によるコンクリート躯体表面に対する前後動調整により、コンクリート躯体Cwの表面に不陸があっても、コンクリート躯体表面の斫り作業を要せずとも各パネル表面を面一に配置可能となり、既存建物の外断熱への乾式被覆改修に特に有利である。
勿論、断熱複合パネルPのコンクリート躯体表面に対する前方への調整量によっては、パネル断熱層Pbとコンクリート躯体表面Sc間に、図1(A),(B)の如く、隙間a´を生ずるが、該隙間a´の下端を閉止すれば、隙間a´は密閉空気層となって空気断熱層の機能を奏するため、外断熱外壁として何ら支障ない。
また、断熱複合パネルPは、図3(B)に示す如く、内面に、少なくとも両端が、断面台形の条溝a1である上下方向の条溝a1,a2群を備えたセメント板Paの条溝a1,a2群面上に、成形発泡断熱材Pbを、条溝a1,a2をふさがない形態で積層一体化するのが好ましい。
この場合、条溝a1の断面形状は、図3(C)の如く、台形の上辺(短辺)が開口した形状とすれば、二次ファスナーの対応突出片12aとの係合止着がスムーズとなり、二次ファスナー10によるパネルPの確保に有利である。
そして、断面台形条溝a1がパネルPの両端に存在すれば、二次ファスナー10が各パネルを側端部で係止することとなり、パネルP群の左右接続時の各パネルPの面一配置が容易となる。
また、本発明にあっては、二次ファスナー10が、図4(B)の如く、左右一対の上方突出片12aを備え、二次ファスナー10を断熱複合パネルPの左右接続部d3に配置し、且つ、各上方突出片12aを接続部d3両側の各断熱複合パネルPのセメント板端部の条溝aに係止するのが好ましい。
この場合、二次ファスナー10に係止する両側の各パネル下端は、1個の二次ファスナー水平片10Fで同一レベルに、且つ、一対の上方突出片12aによって前後方向均斉に保持されるため、並列各パネル間の面一化が容易である。
また、図1(A)に示す如く、一次ファスナー水平片6F上面と断熱複合パネルの断熱層Pb下面との隙間G1には、隙間追従シート23をコンクリート基礎1に当接形態で配置するのが好ましい。
この場合、隙間追従シート23は、該隙間G1を空密的に閉止出来るものであれば良く、典型的には、断熱性、機密性、防湿性、非吸水性に優れた、幅20mm、厚さ2mmのポリエチレン製形状回復発泡体のソフトロン(積水化学(株)商品名)であり、該ソフトロンは、張着後1日経過でシートが発泡し、一次ファスナー6、断熱層Pb下端及びコンクリート基礎1前面に当接充填形態で隙間を閉止する。
従って、図1(B)の如く、パネル断熱層Pb下端とコンクリート基礎1前面間の界面隙間a´にもシール22Cを施せば、シール22Cと隙間追従シート23とによって、断熱複合パネルPの断熱層Pbとコンクリート躯体Cw間に例え界面隙間a´が生じても、該界面隙間a´は密閉空気層となり断熱性を発揮する。
また、腰水切2の取付けに関しては、図5(C)の如く、長尺でアングル形態の前部取付板15の水平片15Fを、図1(A)の如く、二次ファスナー前端下面に溶接等で固着し、図5(D)の如く、短尺でアングル形態の後部取付板16の垂直片16Wを、図1(A)の如く、一次ファスナー垂直片6Wに溶接等で固着すると共に、腰水切2の立上り板2Bを前部取付板垂直片15Wに止着し、腰水切底板2Dの後端を、長尺で水平片17F及び垂直片17Wから成るアングル形態の化粧板17の水平片17Fを狭持して、後部取付板水平片16Fに止着するのが好ましい。
この場合、長尺物の前部取付板15及び短尺物の後部取付板16は、それぞれ、各パネルPの左右接続部に配置した二次ファスナー10及び一次ファスナー6によって図1(A)の如く確保され、各ファスナーの存在しない位置では、図1(B)の如く、各取付板15,16が差し渡し状に延設されることとなるため、各取付板15,16は腰水切2を全長に亘って、適宜個所での接着、ねじ止着等で適切に保持出来る。
しかも、腰水切の空気層H2からパネル条溝aへの空気の連通も保証されているため、美観及び水切作用を備えた腰水切2が密着層型の断熱複合パネルP内の空気流を保証する外壁の下部構造を提供する。
また、化粧板17が、図5(E)の如く、アングル形態の長尺物であり、腰水切前端の水切片2Cと化粧板垂直片17W間の幅寸法Wbが腰水切の長さ方向全長に亘って等寸とするのが好ましい。
化粧板17の水平片17Fは、図1(A),(B)の如く、前部取付板15と後部取付板16との間隔は、二次ファスナー10と一次ファスナー6との前後動調整により均一ではないが、化粧板水平片17Fと腰水切底板2Dで挟着固定されるため、該幅寸法Wbを一定に確保することは、後部取付板水平片16Fと化粧板水平片17Fとの前後摺動により容易であり、該幅寸法Wbの全長に亘る等寸設定は、建物の新築、改修に関わらず美観及び高級感を呈し、意匠上の効果を奏する。
また、化粧板垂直片17Wは、図1、図2に示す如く、一次ファスナー垂直片6W下端よりも下方に延出し、且つ、基礎コンクリート1との間隔G2にはシーリング22bを充填するのが好ましい。
この場合、間隔G2は一定ではないが、バックアップ材22b´を適切に用いれば、シーリング22bが容易である。
そして、化粧板17が腰水切2の底板2Dからコンクリート基礎1に亘る領域の外観を向上させると共に、腰水切2から断熱複合パネルPの条溝、即ち通気層aへの空気流入を底板2Dの空気孔H2のみとするため、パネル内条溝aへの上昇空気流が保証される。
本発明は、コンクリート躯体外面に張設する断熱複合パネルPが二次ファスナー10に係止され、且つ、二次ファスナー10が、コンクリート基礎に固定した一次ファスナー6に対して前後左右の位置調整の下に止着出来るため、コンクリート躯体表面の不陸の有無に関わりなく、接続並設する各断熱複合パネルPの外面、即ちセメント板Pa表面、の面一で均斉な取付けが可能となる。
そして、一次ファスナー6は、コンクリート基礎1へのアンカーボルト6aによる強固な固定であれば良いため、アンカーボルト6aは、コンクリート基礎構築時の埋設でも、既存コンクリート基礎1へのあと施工での打込みでも可能であり、本発明は、新築建物にも、既存建物の乾式被覆改修外断熱構工法にも好適に適用出来る。
更に、腰水切2は、前部取付板15を介した二次ファスナー10への取付けと、後部取付板16を介した一次ファスナー6への取付けとなり、断熱複合パネルP下端の位置調整に追従した均斉な取付けが可能であると共に、前部と後部の2点支持により強固に配置出来る。
そして、パネルP下端とコンクリート基礎1前面Scとの界面隙間a´を空密的に閉止したことと、腰水切底板2Dの空気孔H2から条溝aに通気可能としたことにより、断熱複合パネルPが密着層型であるにも関わらず、断熱層Pbとセメント板Paの界面での結露が防止出来ると共に、断熱層Pbの湿潤による断熱機能低下が抑制出来、コンクリート躯体前面Scと断熱層Pbとの界面隙間a´が断熱空気層と出来、しかも、セメント板Paも条溝aでの通気により、湿度上昇に伴う劣下も抑制出来る。
〔断熱複合パネル(図3)〕
図3(A)は、パネルPの一部切欠斜視図であり、図3(B)は、(A)のB−B線断面図であり、(C)は(B)の部分拡大図である。
断熱複合パネルPは、セメント、硅酸質原料及び繊維質原料を混合して押出成形し、オートクレーブ養生した押出成形セメント板Paと、75mm厚の押出法ポリスチレンフォーム断熱材Pbとの接着一体化積層物である。
セメント板Paは、図3(B)の如く、厚さT1が25mm、幅W0が490mmで内面に深さ13mmの条溝a群を上下方向に並設したものであり、条溝a群のうち、両端及び中央の条溝a1は、一方が60°、他方が80°に傾斜した台形断面であり、他の条溝a2は短形断面である。
中央に台形条溝a1を2個配置したのは、セメント板Paを幅方向2分割して1/2幅サイズでの使用を可能にするためである。
断熱層Pbは、幅W1がセメント板幅W0(490mm)より10mm大な500mmの発泡成形断熱材であり、セメント板Paと断熱材Pbとの接着は、図3(B)の如く、断熱材Pbをセメント板Paの条溝配置面上に、条溝aをふさがないように、且つ、一方では段差d1(10mm)入り込み、他方では段差d2(20mm)突出した形態に接着剤で一体化する。
また、パネルPの上端では、断熱層Pbは、全幅に亘り一次ファスナー水平片6F載置用の切欠C1を付与し、両端のセメント板台形条溝a1対応位置では自在ナット金具8(図6)嵌入用の切欠C2を付与する。
〔一次ファスナー6(図4(A))〕
図4(A)に示す如く、一次ファスナー6は、長さL6が210mm、厚さが6mmで幅W6が65mmの等辺山形鋼であり、水平片6Fには両端6Sから40mmの位置に幅12mm、長さ30mmの前後方向長孔H6の一対を穿設し、垂直片6W中央部には、径10mmのアンカーボルト6aを位置調整可能に締着するための、径20mmのボルト挿入用の孔H60を穿設する。
〔二次ファスナー(図4(B))〕
図4(B)に示す如く、二次ファスナー10は、厚さが6mm、幅(W10)が65mm、長さL10が210mmの平鋼の水平片10Fに、両端10Sより40mm、後端10bより17mmの位置に、幅が12mm、長さが30mmの左右方向長孔H10の一対を穿設し、水平片10F前端上面には、両端10Sから40mmの位置に、セメント板台形条溝a1に嵌合させるための、鋼製の2.3mm厚で高さh12が30mm、長さL12が30mm、幅W12が12mmの上面視台形状で、前面を面板12Pで閉塞した箱形状の上方突出片12aを溶接一体化する。
この場合、上方突出片12a基端周囲に溶接による盛り上がり肉が発生しないように、上方突出片12aの底板に溶接用孔を穿孔して水平片10Fと溶接する。
〔腰水切金具(図5)〕
図5(A)は腰水切2の斜視図であり、図5(B)は腰水切2の(A)図B−B線断面図であり、図5(C)は前部取付板15の斜視図であり、図5(D)は後部取付板16の斜視図であり、図5(E)は化粧板17の斜視図である。
図5(A),(B)に示す如く、腰水切2は、長尺物(標準:4,000mm)であって、断面形状は、高さh2´が15mmの立上り板2Bと幅W2´が32mmで勾配高さ5mmの傾斜天板2Uと、高さh2が15mmの立下り板2Wと、立下り板2Wの下端に5mmの水切片2Cを残した位置から後方に、幅W2が95mmの底板2Dを備えたものであり、底板2Dには50mm間隔で前後一対の空気孔H2を穿設する。
前部の取付板15、化粧板17は、共に長尺物(標準4000mm)であり、前部取付板15は、1.6mm厚の鋼板の山形(直角)折曲材であって、水平片15Fの幅W15が15mm、垂直片15Wの高さh15が20mmである。
後部取付板16は、1.6mm厚の鋼板の山形折曲材であって、水平辺16Fの幅W16が40mmで、垂直片16Wの高さh16が20mmであり、アンカーボルト6aの各締着座金6bに干渉しないサイズの短尺物とする。
また、一次ファスナー6の垂直片6Fを隠蔽するための化粧板17は、1.5mm厚の山形状のアルミ押出成形品であり、水平片17Fの幅W17が40mmで、垂直片17Wの高さh17が30mmである。
〔断熱複合パネルPの取付け(図1、図7)〕
本発明を、乾式被覆改修外断熱構工法に適用する。
まず、既存建築物の基礎コンクリート1及びコンクリート躯体Cwに基準墨によりマーク付けし、コンクリート躯体、基礎コンクリートに径10.5mmの孔を穿孔し、径10mmのあと施工アンカーボルト6a(サンコーテクノ(株)商品名:オールアンカー、岡部建材(株)商品名:ネールアンカー等)を挿入し、あと施工アンカー6aの径中央の芯棒をハンマーで打込んで、あと施工アンカー先端がコンクリート内で開いた状態とし、アンカーボルト6a1本当り890kgfの引張荷重強度を付与する。
次いで、図1(A)の如く、一次ファスナー6の垂直片6Wのボルト挿入用孔H60(孔径:20mm)をアンカーボルト6aの突出部に嵌合し、径12mmのボルト用孔を有する座金6bを介してナット6cを強固に締着する。
この場合、一次ファスナーの孔H60は径が20mmであり、アンカーボルト径が10mmであるので、アンカーボルト6aと一次ファスナー6とを、上下左右の必要位置調整の下に強固に締着する。
パネル1枚当りの負荷重量は45kg前後であり、一次ファスナー6は、図7(A)の如く、各パネルPの接続目地d3の位置に配置するので、各パネルPの適正支持が可能となる。
次いで、固定された一次ファスナー6の水平片6F上に二次ファスナー水平片10Fを載置して両ファスナー6,10のボルト挿入用孔H6,H10を重ねて径10mmのボルト13aを座金を介して挿通し、二次ファスナー10を前後方向長孔H6、左右方向長孔H10によって位置調整して下方の座金14bを介したナット14aによって強固に締着する。
そして、図1(A)の如く、一次ファスナー水平片6F後方に、且つ、コンクリート基礎1前面Scに当接して、幅20mmで2mm厚の隙間追従シート23(積水化学工業(株)商品名:ソフトロン)を載置し、並設する両側の断熱複合パネルPの両端の断面台形条溝a1を二次ファスナー上方突出片12aに嵌合し、二次ファスナー水平片10Fで両側のパネルPの下端面を支承する。
そして、二次ファスナー10の上方突出片12aとセメント板Paとの係合にガタツキが生じた場合は、図2(A)の如く、上方突出片12aの面板12Pとセメント板Paとをねじ26で止着する。
尚、パネル断熱層Pbの下端には、ボルト13a及び座金13bを嵌入させるための凹部(図示せず)を予め形成しておく。
断熱複合パネルPの二次ファスナー10上への載置係止後、一次ファスナー6の存在しない領域で、図1(B)の如く、パネル断熱層Pb下端とコンクリート基礎1、又はコンクリート躯体の前面Scとの間に界面隙間a´が生じた場合は、バックアップ材22C´を介してシール22Cを施し、図2(B)の如く、界面隙間a´が生じないか、小さな場合は、断熱層Pb下端とコンクリート基礎前面Scとの境界部にシール23´を施し、パネル断熱層Pb下端とコンクリート基礎1前面Scの界面隙間a´への空気侵入を閉止する。
次いで、図1(A)の如く、前部取付板15の水平片15Fを二次ファスナー水平片10F前端下面に、短尺物の後部取付板16の垂直片16Wを、各一次ファスナー垂直片6W間に、各座金6bに干渉しないように当接して溶接し、腰水切立上り板2Bは前部取付板垂直片15W前面に、腰水切底板2Dの後部は化粧板17の水平片17Fを狭持した形態で後部取付板水平片16Fに、ねじSで止着する。
尚、底板2Dと水平片16Fとのねじ止着に先立って、化粧板水平片17Fを、底板2D上面に、水切片2Cと化粧板垂直片17Wとの幅寸法Wbを一定にして予め接着しておく。
また、化粧板垂直片17Wとコンクリート基礎1前面との隙間G2には、バックアップ材22b´を介してシール22bを施す。
また、腰水切2の立上り板前面に於て、パネルセメント板Pa下端と腰水切傾斜天板2Uとの間にも、バックアップ材22a´を介してシール22aを施す。
また、断熱複合パネルPの上端は、図6に示す如き、水平片7F下面に、ナット摺動用の自在ナット金具8を備えた一次ファスナー7と、水平片21の上下に突出片12a,12bを、且つ、上方突出片12aは接続目地d4形成用の支持台21a上に配置した二次ファスナー21とを用い、一次ファスナー7をアンカーボルト6aでコンクリート躯体Cwの前面Scに締着し、二次ファスナー21の下方突出片12bをパネル条溝a1の上端に係止した後、二次ファスナー21の左右長孔H21と一次ファスナー7の前後長孔H7とを介して二次ファスナー21を一次ファスナー7に位置調整して固定し、次いで、上側パネルPの下端の条溝a1を二次ファスナー21の上方突出片12aに係止すれば、上下パネル接合が達成出来る。
そして、図7に示す如く、各断熱複合パネルPは、上下方向中間で、且つ、両側端部適所をあと施工アンカー24でセメント板Paをコンクリート躯体Cwに打ち付ければ良い。
この場合、各パネルPの左右接続部d3は、図3(B)の如く、セメント板Paに対して断熱層Pbが一側ではd1(10mm)入り込み、他側ではd2(20mm)突出しているため、図7(B)の如く、両側パネルの断熱層Pb当接位置がセメント板Pa面で閉止出来、且つ、目地d3でのバックアップ材22d´を介してシーリング22dを充填することにより、目地d3→断熱層Pb→コンクリート躯体への空気の流入が完全に閉止出来、パネルPの接続部d3での断熱機能低下が抑制出来る。
〔その他〕
本発明は、断熱複合パネルPの二次ファスナー10との係止を条溝aへの上方突出片12aで実施するため、腰水切2から断熱複合パネルP内への通気は、上方突出片12aの嵌入した条溝aでは、突出片12aによって阻害されるが、突出片12a嵌入条溝a1と他方の条溝aとの境界のリブRにバイパス溝(図示せず)を横断配置すれば、パネルP全面での下方から上方への通気が可能となる。
また、上方突出片12aから前部取付板15の水平片15Fまで空気流通孔(図示せず)を上下貫通穿設しても、パネルP全面通気が得られる。
本発明は、コンクリート建築物の新築時に、アンカーボルト6aをコンクリート躯体、コンクリート基礎に、コンクリート打設と共に埋設することにより、コンクリート躯体の若干の不陸発生があっても、断熱複合パネルPは合理的、且つ容易に面一張設出来、密着層型断熱複合パネルでありながら、パネル内通気性を備えた、耐久性大な外断熱建築物が得られるが、既存コンクリート建築物に対する乾式被覆改修外断熱構工法に採用すれば、新築外断熱工法での建物同様に、結露防止による健康的な、省エネルギーで、且つ、耐久性の向上した建物に改築出来る。
従って、本発明は、既存コンクリート建築物の改修に極めて有利な実用性の高い発明である。
本発明のパネルPとコンクリート基礎1とに界面隙間を生じた場合の要部断面図であって、(A)はパネル係止部を、(B)はパネル係止部以外の部分を示す図である。 本発明のパネルPとコンクリート基礎1とに界面隙間を生じない場合の断面図であって、(A)はパネル係止部を、(B)はパネル係止部以外を示す図である。 本発明に用いる断熱複合パネルPの説明図であって、(A)は斜視図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(B)の部分拡大図である。 本発明の一次、二次各ファスナーの斜視図であって、(A)は一次ファスナーを、(B)は二次ファスナーを示す図である。 本発明の腰水切金具であって、(A)は腰水切2の斜視図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は前部取付板の斜視図、(D)は後部取付板の斜視図、(E)は化粧板の斜視図である。 本発明パネルPの上下接続部の説明図であって、(A)は一次ファスナー斜視図、(B)は二次ファスナー斜視図、(C)は上下パネル間接続部の断面図である。 本発明パネルの左右接続部の横断面図であって、(A)は外壁下端での一次ファスナー6及び二次ファスナー10とパネル接続目地との関係を、(B)はパネル目地部を、(C)は下端パネルと上方パネルとの接続部での一次ファスナー7及び二次ファスナー21と接続目地との関係を示す図である。 従来例1の説明図であって、(A)は横断面図、(B)は(A)のB部拡大図、(C)は下端縦断面図である。 従来例2の説明図であって、(A)は横断面図、(B)は(A)のB部拡大図、(C)は水切のない下端縦断面図、(D)は水切を設けた下端縦断面図である。
符号の説明
1 コンクリート基礎
2 腰水切
2B 立上り板
2C 水切片
2D 底板
2U 傾斜天板
2W 立下り板
6,7 一次ファスナー
6a アンカーボルト
6b,13b,14b 座金
6c,14a ナット
6F,7F,10F,21F 水平片
6S,7S,10S,21S 側端
6W,7W 垂直片
8 自在ナット金具
9 現場発泡断熱材
10,21 二次ファスナー
12a 上方突出片(突出片)
12b 下方突出片(突出片)
13a ボルト
15 前部取付板
15F,16F,17F 水平片
15W,16W,17W 垂直片
16 後部取付板
17 化粧板
22a,22b,22c,22d,23´ シーリング
22a´,22b´,22c´,22d´ バックアップ材
23 隙間追従シート
26,S ねじ
a,a1,a2 条溝(通気層)
a´ 界面隙間(密閉空気層)
C1,C2 切欠
Cw コンクリート躯体
d1,d2 段差
d3,d4 接続部(接続目地、目地)
G1,G2 隙間
H2 空気孔
H6,H7,H10,H21,H60,H70 ボルト挿入用孔(ボルト孔)
P 断熱複合パネル(パネル)
Pa セメント板
Pb 断熱層(断熱板)
R(R1,R2) リブ
Sc 前面(コンクリート躯体前面)

Claims (10)

  1. 通気用の条溝(a)を備えたセメント板(Pa)と断熱層(Pb)とを層着した断熱複合パネル(P)と、該パネル(P)の下端を係止した二次ファスナー(10)と、該二次ファスナー(10)を前後左右調整自在にボルト締着した一次ファスナー(6)と、該パネル(P)下方に配置した空気孔(H2)を備えた腰水切(2)とを含み、一次ファスナー(6)はコンクリート基礎(1)の前面に固定し、該パネル(P)の下端の断熱層(Pb)とコンクリート基礎(1)前面との間を空密的に閉止し、腰水切(2)は、前部上方を前部取付板(15)を介して二次ファスナー(10)の前部下面に、底板(2D)後部を後部取付板(16)を介して一次ファスナー(6)に、且つ、空気孔(H2)から条溝(a)に通気可能に止着した、通気性外断熱外壁の下端構造。
  2. 一次ファスナー(6)は、水平片(6F)及び垂直片(6W)を備えたアングル鋼材であり、垂直片(6W)をコンクリート基礎(1)に打込んだアンカーボルト(6a)に締着した請求項1の外壁の下端構造。
  3. セメント板(Pa)の係止用条溝(a)が、断面台形の上辺を開口した形態であり、二次ファスナー(10)が、水平片(10F)と、水平片前端の断面台形の上方突出片(12a)とを備えた請求項1又は2の外壁の下端構造
  4. 一次ファスナー水平片(6F)が前後方向長孔(H6)を、二次ファスナー水平片(10F)が左右方向長孔(H10)を備え、前後方向長孔(H6)と左右方向長孔(H10)を介して、二次ファスナー(10)を前後左右調整して一次ファスナー(6)にボルト締着した、請求項1乃至3のいずれか1項の外壁の下端構造。
  5. 断熱複合パネル(P)は、内面に、少なくとも両端が、断面台形の条溝(a1)である上下方向の条溝(a1,a2)群を備えたセメント板(Pa)の条溝(a1,a2)群面上に、成形発泡断熱材(Pb)を、条溝(a1,a2)をふさがない形態で積層一体化した、請求項1乃至4のいずれか1項の外壁の下端構造。
  6. 二次ファスナー(10)が左右一対の上方突出片(12a)を備え、二次ファスナー(10)を断熱複合パネル(P)の左右接続部(d3)に配置し、且つ、各上方突出片(12a)を接続部(d3)両側の各断熱複合パネル(P)のセメント板端部条溝(a)に係止した、請求項3乃至5のいずれか1項の外壁の下端構造。
  7. 一次ファスナー水平片(6F)上面と断熱複合パネルの断熱層(Pb)下面との隙間(G1)には、隙間追従シート(23)をコンクリート基礎(1)に当接形態で配置した、請求項1乃至6のいずれか1項の外壁の下端構造。
  8. 長尺でアングル形態の前部取付板(15)の水平片(15F)を二次ファスナー前端下面に固着し、短尺でアングル形態の後部取付板(16)の垂直片(16W)を一次ファスナー垂直片(6W)に固着すると共に、腰水切(2)の立上り板(2B)を前部取付板垂直片(15W)に止着し、腰水切底板(2D)の後端を、長尺でアングル形態の化粧板(17)の水平片(17F)を狭持して、後部取付板水平片(16F)に止着した、請求項1乃至7のいずれか1項の外壁の下端構造。
  9. 化粧板(17)がアングル形態の長尺物であり、腰水切前端の水切片(2C)と化粧板垂直片(17W)間の幅寸法(Wb)が腰水切の長さ方向全長に亘って等寸である、請求項8の外壁の下端構造。
  10. 化粧板垂直片(17W)は、一次ファスナー垂直片(6W)下端よりも下方に延出し、且つ、基礎コンクリート(1)との間隔(G2)にはシーリング(22b)を充填した、請求項8又は9の通気性外壁の下端構造。
JP2003292081A 2003-08-12 2003-08-12 通気性外断熱外壁の下端構造 Expired - Lifetime JP3753716B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003292081A JP3753716B2 (ja) 2003-08-12 2003-08-12 通気性外断熱外壁の下端構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003292081A JP3753716B2 (ja) 2003-08-12 2003-08-12 通気性外断熱外壁の下端構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005061043A true JP2005061043A (ja) 2005-03-10
JP3753716B2 JP3753716B2 (ja) 2006-03-08

Family

ID=34369545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003292081A Expired - Lifetime JP3753716B2 (ja) 2003-08-12 2003-08-12 通気性外断熱外壁の下端構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3753716B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241821A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Hikari Jo プレキャストコンクリート体にプレストレスを導入した外断熱建築物
JP2006328805A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Jsd:Kk プレキャストコンクリート体を用いる外断熱プレストレスト建物の構築方法
WO2007109846A1 (en) * 2006-03-28 2007-10-04 Upstream Investments Limited Precast wall panel
JP2009002046A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Tesuku:Kk 木造建物の外張り断熱構造
JP2009013684A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Tesuku:Kk 木造建物の外張り断熱構造

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241821A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Hikari Jo プレキャストコンクリート体にプレストレスを導入した外断熱建築物
JP2006328805A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Jsd:Kk プレキャストコンクリート体を用いる外断熱プレストレスト建物の構築方法
WO2007109846A1 (en) * 2006-03-28 2007-10-04 Upstream Investments Limited Precast wall panel
JP2009002046A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Tesuku:Kk 木造建物の外張り断熱構造
JP4480181B2 (ja) * 2007-06-21 2010-06-16 株式会社テスク 木造建物の外張り断熱構造
JP2009013684A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Tesuku:Kk 木造建物の外張り断熱構造
JP4596486B2 (ja) * 2007-07-05 2010-12-08 株式会社テスク 木造建物の外張り断熱構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3753716B2 (ja) 2006-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0387441A (ja) 外部断熱材仕上げ工法
JP4241767B2 (ja) 通気性断熱複合パネルを張設した鉄筋コンクリート外断熱建物の外壁構造
JP3753716B2 (ja) 通気性外断熱外壁の下端構造
JP3753719B2 (ja) コンクリート建築物の通気性外断熱外壁
JP4366383B2 (ja) 木造外張り断熱の外壁構造
KR101666822B1 (ko) 외단열 벽체의 창틀 시공방법 및 그 시공 구조체
CN207813442U (zh) 一种客厅推拉门的防水安装结构
JP3396716B2 (ja) 縦目地構造
JP3753717B2 (ja) 通気性外断熱外壁の上部構造
JPH10237996A (ja) 壁パネルの接合構造
JP3664699B2 (ja) 外断熱建築物に於ける外壁下部の通気構造及び使用する腰水切金具
JP3084329B2 (ja) 縦目地構造
RU51051U1 (ru) Стеновое ограждение (варианты)
JP3051812B2 (ja) 既設壁の改修構造
JP3793195B2 (ja) 通気性外壁に於ける額縁の取付構造
JP4139271B2 (ja) サッシの取付方法
JP3223939B2 (ja) 縦目地構造
JP2002146803A (ja) 外断熱基礎構造及びその施工方法
JP3004401B2 (ja) 硬質壁材の取付構造
JP3051814B2 (ja) 既設壁の改修構造
JPH04501746A (ja) 構造パネル、構造パネル間の接合部、及び構造パネルの使用方法及び製造方法
JPH0842006A (ja) 通気性外壁パネル及びそのパネル下部の防水構造
JP3223940B2 (ja) 縦目地構造
JPS6310034Y2 (ja)
JP3051813B2 (ja) 既設壁の改修構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3753716

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term