JP2005059646A - 着座センサ付き座席 - Google Patents

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JP2005059646A JP2003289741A JP2003289741A JP2005059646A JP 2005059646 A JP2005059646 A JP 2005059646A JP 2003289741 A JP2003289741 A JP 2003289741A JP 2003289741 A JP2003289741 A JP 2003289741A JP 2005059646 A JP2005059646 A JP 2005059646A
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Kazunari Ebe
一成 江部
Yutaka Hirata
豊 平田
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Abstract

【課題】 着座を検知するためのセンサを設けても異物感が全くなく、しかも、製造が容易であり、かつセンサからのリード線が屈曲され、更には、パッドの底面に露出することが防止される着座センサ付き座席を提供する。
【解決手段】 パッド1の底面から凹部5Aが上方に向って設けられ、この凹部5A内にセンサ2が設けられている。凹部5Aを塞ぐようにスラブ6Aが該凹部5A内に充填されている。この凹部5Aは、パッド1の全幅にわたって延在しており、パッド1の左右両側面に臨んでいる。このセンサ2に連なるリード線2aは、凹部5Aの天井面とスラブ6Aの上面との間を引き回されて、パッド1の側面にまで引き回されている。リード線2aはパッド1の底面に露出していない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人員が座ったことを検知するシート状のセンサを備えた座席に関するものである。
アシスタント用エアバッグの誤動作防止等のために座席の上面にセンサを設けることがあるが、該センサを覆うようにスラブを貼り付けたりフレームラミネートを施す必要があり、貼り工数が多い、あるいはラミネートコストが嵩むなどの短所があった。
特開平11−34710号公報には、図3に示す通り、パッド1の底面から上方に向って凹部5が設けられると共に、該凹部5にスラブ6が挿入されており、該スラブ6の上面部分にセンサ2が設置された着座センサ付き座席が記載されている。
なお、図3(a)は着座センサ付き座席の座席の前後方向に沿う断面図、図3(b)は図3(a)のB−B線に沿う断面図、図3(c)は該座席の底面図である。
かかる着座センサ付き座席にあっては、センサがパッドの内部に配置されているため、センサによる異物感が殆ど無く、しかもセンサを覆うためのスラブ貼り付けやラミネートが不要であり、製造が容易で製造コストも廉価となる。
特開平11−34710号公報
特開平11−34710号公報の着座センサ付き座席は、凹部5がパッド1の底面(下面)の中央に設けられている。このため、センサ2に連なるリード線2aは、凹部5の内壁面とスラブ6との間を引き回されてパッド1の底面の中央付近から引き出され、さらにパッド1の底面に沿ってパッド1の後面まで引き回される。このリード線2aの後端のコネクタ端子2bが、図示しないセンサ2の制御回路に連なる別のリード線の端子に接続される。
このパッド1の底面でリード線2aが露出して遊んでいるため、座席の取り付け等の作業においてリード線2aが邪魔になっていた。また、リード線2aは、スラブ6の上部後縁や凹部5の後部角縁で屈曲される為、断線の恐れもある。
本発明は、かかる短所を改善し、製造が容易でしかもセンサ用のリード線が座席の底面に露出しないように構成することも可能な着座センサ付き座席を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)の着座センサ付き座席は、軟質なパッドと、該パッドに座った人体を検知するための感圧式のシート状センサとを有する着座センサ付き座席であって、該パッドの底面から上方に向って凹部が設けられると共に、該凹部に軟質体が挿入されており、該軟質体の上面部分に該センサが設置されている着座センサ付き座席において、該凹部は該座席の左側面から右側面にまで延設されており、該センサからのリード線が該凹部の内面と該軟質体との間を該側面にまで引き回されていることを特徴とするものである。
本発明(請求項3)の着座センサ付き座席は、軟質なパッドと、該パッドに座った人体を検知するための感圧式のシート状センサとを有する着座センサ付き座席であって、該パッドの底面から上方に向って凹部が設けられると共に、該凹部に軟質体が挿入されており、該軟質体の上面部分に該センサが設置されている着座センサ付き座席において、該凹部は該座席の後面にまで延設されており、該センサからのリード線が該凹部の内面と該軟質体との間を該後面にまで引き回されていることを特徴とするものである。
かかる本発明の着座センサ付き座席は、リード線がパッド内を通って座席の側面又は後面にまで引き回されており、座席の底面に全く又は殆ど露出することがない。このため、座席の取り付け等の作業においてリード線が邪魔になることが防止される。また、リード線が屈曲することもなく、断線の恐れもなくなる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る着座センサ付き座席を説明する図面であり、(a)図は座席の側面図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面図、(c)図は座席の底面図である。
この実施の形態にあっては、パッド1の底面に、上方に向う凹部5Aが設けられている。この凹部5Aは、パッド1の幅方向に左側面から右側面にまで延在しており、この凹部5Aはパッド1の左右両側面に臨んでいる。この凹部5Aの天井面部分の中央にセンサ2が設けられている。この凹部5Aにパッド1と同材質の軟質材料よりなるスラブ(モールドされた軟質ウレタンフォームであっても良い。)6Aが充填されている。なお、センサ2はこの凹部5Aの天井面部分に接合されていても良く、スラブ6Aの上面に接合されていても良い。
この実施の形態にあっては、凹部5Aの下端側が窄まる形状となっており、この凹部5Aに挿入されたスラブ6Aが凹部5A内に保持され、該凹部5Aから脱落しないよう構成されている。なお、図4,5のように、本体部と嵌合する様に突起やへこみをつけたり、あるいは、図6,7のように凹部の幅を部分的に変えたりすると、スラブの横方向への位置ズレを防ぐことができる。
このセンサ2に連なるリード線2aは、凹部5Aの天井面と、この天井面に当接するスラブ6Aの上面との間を引き回されて、パッド1の一方の側面にまで達している。リード線2aの末端にコネクタ端子2bが設けられており、この端子2bがパッドの側面に露出配置されている。
この着座センサ付き座席にあっては、センサ2がパッド1の内部に配置されているため、該センサ2の上方のパッド1上面に腰をかけても、異物感は全く感じられない。また、このセンサ2を覆うためのスラブやラミネートをパッド1上面に施すことが不要であり、この着座センサ付き座席の製造が容易であると共に、製造コストも極めて低いものとなる。さらに、センサ2に連なるリード線2aがパッド1の底面に全く露出していないので、パッド1の取り付け等の際にリード線2aが邪魔になることがない。ただし、リード線2aの末端が若干パッドから延出し、少しだけリード線がパッド外部に露出していてもよい。
図2は本発明の別の実施の形態に係る着座センサ付き座席を説明する図面であり、(a)図は座席の前後方向の断面図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面図、(c)図は座席の底面図である。
この実施の形態にあっては、パッド1の底面に、上方に向う凹部5Bが設けられている。この凹部5Bは、パッド1の前後左右の中央付近から後方に向って延在しており、この凹部5Bはパッド1の後面に臨んでいる。この凹部5Bの天井面部分にセンサ2が設けられている。この凹部5Bにパッド1と同材質の軟質材料よりなるスラブ(モールドされた軟質ウレタンフォームであっても良い。)6Bが充填されている。なお、センサ2はこの凹部5Bの天井面部分に接合されていても良く、スラブ6Bの上面に接合されていても良い。
この実施の形態にあっても、図1と同様に、凹部5Bは下端側が窄まる形状となっており、この凹部5Bに挿入されたスラブ6Bが凹部5B内に保持され、該凹部5Bから脱落しないよう構成されている。なお、図8,9のように本体部と嵌合する様に突起やへこみをつけたり、あるいは図10,11のように凹部の幅を部分的に変えたりすると、スラブの前後方向への位置ズレを防ぐことができる。
このセンサ2に連なるリード線2aは、凹部5Bの天井面と、この天井面に当接するスラブ6Bの上面との間を引き回されて、パッド1の後面にまで引き回されている。リード線2aの末端にコネクタ端子2bが設けられており、このコネクタ端子2bがパッド1の後面に露出配置されている。
この着座センサ付き座席にあっても、センサ2がパッド1の内部に配置されているため、該センサ2の上方のパッド1上面に腰をかけても、異物感は全く感じられない。また、このセンサ2を覆うためのスラブやラミネートをパッド1上面に施すことが不要であり、この着座センサ付き座席の製造が容易であると共に、製造コストも極めて低いものとなる。さらに、センサ2に連なるリード線2aがパッド1の底面に全く露出していないので、パッド1の取り付け等の際にリード線2aが邪魔になることがない。ただし、リード線2aの末端が若干パッドから延出し、少しだけリード線がパッド外部に露出していてもよい。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記実施の形態に限定されない。例えば、上記実施の形態では、凹部は下端側が窄まる形状となっており、この凹部に挿入されたスラブが凹部から脱落しないように構成されているが、凹部として、入口に突起を設け、スラブの下端周縁部を該突起に係止させることによりスラブの脱落を防止するように構成されてもよい。また、凹部よりも若干大きめのスラブを用い、該スラブが凹部に弾性的に縮小した状態にて押し込まれることにより、該スラブの脱落が防止されるよう構成されてもよい。また、マジックファスナー(登録商標)などの平面ファスナを設けることにより、脱落ならびに横方向の位置ズレを規制することができる。
上記実施の形態ではパッドに設けられた凹部にパッドと同材質の軟質材料よりなるスラブを充填したが、異材質のスラブを充填してもよい。これにより、座席のクッション特性等を任意に変更することができる。
上記実施の形態では凹部付きのパッドとスラブとを別々に成形しているが、凹部を埋めた形状のパッド素体を成形し、このパッド素体から凹部に相当する部分を切り取って凹部を形成すると共に、該切り取り片をスラブとしてもよい。
上記実施の形態ではスラブは1個であるが、2個以上に分割されていてもよい。
上記実施の形態ではリード線は凹部の天井面とスラブの上面との間を引き回されているが、凹部の側面と該側面に当接するスラブの側面との間を引き回されてもよい。
実施の形態に係る着座センサ付き座席を説明する図面である。 別の実施の形態に係る着座センサ付き座席を説明する図面である。 従来例を示す断面図である。 別の実施の形態に係る着座センサ付き座席の底面図である。 別の実施の形態に係る着座センサ付き座席の底面図である。 別の実施の形態に係る着座センサ付き座席の底面図である。 別の実施の形態に係る着座センサ付き座席の底面図である。 別の実施の形態に係る着座センサ付き座席の底面図である。 別の実施の形態に係る着座センサ付き座席の底面図である。 別の実施の形態に係る着座センサ付き座席の底面図である。 別の実施の形態に係る着座センサ付き座席の底面図である。
符号の説明
1 パッド
2 センサ
2a リード線
2b 端子
5,5A,5B 凹部
6,6A,6B スラブ

Claims (6)

  1. 軟質なパッドと、該パッドに座った人体を検知するための感圧式のシート状センサとを有する着座センサ付き座席であって、
    該パッドの底面から上方に向って凹部が設けられると共に、該凹部に軟質体が挿入されており、該軟質体の上面部分に該センサが設置されている着座センサ付き座席において、
    該凹部は該座席の左側面から右側面にまで延設されており、該センサからのリード線が該凹部の内面と該軟質体との間を該側面にまで引き回されていることを特徴とする着座センサ付き座席。
  2. 請求項1において、該リード線の先端にコネクタ端子が設けられており、該コネクタ端子が該パッドの側面に配置されていることを特徴とする着座センサ付き座席。
  3. 軟質なパッドと、該パッドに座った人体を検知するための感圧式のシート状センサとを有する着座センサ付き座席であって、
    該パッドの底面から上方に向って凹部が設けられると共に、該凹部に軟質体が挿入されており、該軟質体の上面部分に該センサが設置されている着座センサ付き座席において、
    該凹部は該座席の後面にまで延設されており、該センサからのリード線が該凹部の内面と該軟質体との間を該後面にまで引き回されていることを特徴とする着座センサ付き座席。
  4. 請求項3において、該リード線の先端にコネクタ端子が設けられており、該コネクタ端子が該パッドの後面に配置されていることを特徴とする着座センサ付き座席。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項にいおいて、前記リード線が外部に非露出となっていることを特徴とする着座センサ付き座席。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項にいおいて、前記凹部は下端が狭くなっており、これによって前記軟質体が該凹部内に保持されていることを特徴とする着座センサ付き座席。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008279897A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Bridgestone Corp 車両用シートパッド
US7533941B2 (en) 2005-08-18 2009-05-19 Bridgestone Corporation Seat pad for vehicle
JP2017001591A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 三菱自動車エンジニアリング株式会社 車両用シート
US11007901B2 (en) 2017-06-23 2021-05-18 Crouzet Automatismes Seat

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