JP4132056B2 - 座椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、座部と前記座部に対して傾倒自在な背部とを備えた座椅子に関するものである。
この種の座椅子は、背部の傾斜度を好みに応じて比較的自由に変え座部に臀部を乗せて使用するものであるが、座部の座面が平面であるため、傾斜角度が45度に近づく程、初期の据わり位置から臀部が座面上を滑って足先方向にずれて、座り心地に違和感が生じてきたり、場合によっては痛みが生じたりする。
特に、長時間の使用では、幾度も座り位置調整のために姿勢を正す必要があった。
本発明は、背部の傾斜角度如何に拘わらず、或いは長時間使用しても、初期の座り位置から位置ずれが生じ難い座椅子の提供を目的とする。
請求項1の座椅子の発明は、座部と前記座部に対して傾倒自在な背部とを備えた座椅子において座面中央に座面側に向かって次第に拡大する形状の円穴を有すると共に、当該座部の垂直断面において上面側表層カバー部材の直下に円穴の内周面側から座部の外周面側にかけてその長さ方向の中央がが高く全体として弧状になるように配設された低反発クッション部材を有することを特徴とする。
本発明によれば、座部の座面に臀部が落ち込む円穴を設けてあるので、座面に対する臀部の前後左右方向(ここで前方とは足先方向をいう)の位置連れを防止することができると共に、当該座面の表層カバー部材の直下に低反発クッション部材が配設してあるので、臀部の形状に相応した形状で臀部を座部に受けることができ、これによって更に位置ずれを防止することができると共に初期の座り心地を長時間にわたって保持することができる。
本発明によれば、低反発クッション部材を円穴の内周面側から座部の外周面側にかけて配設してあるので、臀部が座面からはみ出すほどの大きさであっても、上記と同様の作用効果を発揮させることができる。
又、座部を枕として使用する際に、後頭や後首側を低反発クッション部材がその形状に相応した形状で受けるので、枕として心地よく用いることができる。
本発明によれば、円穴は座面側に向かって内径が次第に拡大する形状としてあるので、円穴の上端側の縁が無用に臀部に当らず、心地よい据わり感触を得ることができる。
本発明によれば、低反発クッション部材が円穴の内周面側から座部の外周面側にかけてその長さ方向の中央が高く全体として弧状になるように配設されているので、座面に対する垂直方向のクッション性を高めることができると共に、臀部の先後左右のずれを効果的に防止することができる。
以下、本発明を座部と前記座部に対して傾倒自在な背部とを備えた座椅子の実施形態を例にして説明する。
実施例に示す図1は座椅子の一部切欠斜視図、図2は座椅子の一部断面の拡大端面図である。
図1において、符号の1は座部、2は前記座部1に対して背部1が垂直状態から水平状態の範囲で自在に角度調整可能な傾倒自在な背部である。
図1において、この座部1には、座面11の中央に垂直上下方向に貫通する円穴3が設けられている。この円穴3は座部1の座面11に乗せられる臀部が、少なくともその臀部の中央が浅く落ち込む穴或いは有底の窪み(以下これらを総称して円穴ともいう)を設けて、座面11に対する臀部の前後左右方向(ここで前方とは足先方向をいう)の位置連れを防止させている。
図示の円穴3は、穴の内部側から座面11側に向かって内径が次第に拡大するいわゆるラッパ形状として、
円穴3の上端側の縁即ち開口縁部31が無用に臀部に当らず、心地よい据わり感触が得られるように形成している。勿論、円穴3の上端側の開口縁部(縁)31は図示の形状に限られない。
尚、図中の符号4は、座部1の座面11の表面を覆う布製或いは樹脂製の上面側表層カバー部材である。
図1及び図2に示すように、座部1の垂直断面において、上面側表層カバー部材4の直下には、通常の反発力を備えた一般的なクッション部材としてのウレタンフォームではなく、通従よりは弱い抑制された反発力を備えた低反発クッション部材5を配設、例えば低反発ウレタンフォームを敷き詰めている。
これにより、臀部の形状に相応した形状で臀部を座部1に受けることができるので、更に位置ずれを防止することができると共に初期の座り心地を長時間にわたって保持することができる。
又、低反発クッション部材5は、座部1の垂直断面において円穴3の内周面側、例えば、図示されていない臀部が触れる円穴3の上端側の開口縁部(縁)31側から座部1の外周面側12にかけて配設するとよい。
これにより、臀部が座面11からはみ出すほどの大きさであっても、座部1の外周面側12において、臀部の形状に相応した形状で臀部を座部1に受けることができるので、位置ずれを防止きるし、初期の座り心地を比較的長時間にわたって保持することもできる。
又、座部1を枕として使用する際に、後頭や後首側を低反発クッション部材5がその形状に相応した形状で
座部1の外周面側12が受けるので、枕として心地よく用いることができる。
更に、この例に示す低反発クッション部材5は、座部1の垂直断面において円穴3の内周面側(31)から座部1の外周面側12にかけて、その長さ方向の中央が高く全体として弧状となるように配設してある。
これにより、座部1の座面11に対する垂直方向のクッション性を高めることができるだけでなく、臀部の先後左右方向のずれを更に効果的に防止することができる。
図1及び図2において、符号の6は中層クッション部材であり、座部1の垂直断面において、低反発クッション部材5の直下に配設される部材であって、座部1の形態を保つ基本部分をなす。
従って、低反発クッション部材5は、この中層クッション部材6の上面側を覆うように配設される部材であるから当該中層クッション部材6の断面形状を所望の形に成形しておけば、低反発クッション部材5は適当な厚みを均等にもつシート状部材であっても良い。
例えば、図示の如く、中層クッション部材6の断面形状を楕円形にしておけば、その中層クッション部材6の外表面を上下に2分割した領域の上面側に均等の厚さのシート状低反発クッション部材5を重ねて接着するだけで、低反発クッション部材5を円穴3の上端側の開口縁部(縁)31側から座部1の外周面側12にかけて配設することができるし、座部1の垂直断面において円穴3の内周面側(31)から座部1の外周面側12にかけて、その長さ方向の中央が高く全体として弧状となるように配設することもできる。
尚、上記の中層クッション部材6としては、低反発クッション部材5や後述の一般的なウレタンフォームより硬質のクッション部材として、例えば、使用済みのウレタンフォームをチップ上にして固めたいわゆるチップフォームを用いている。
図1及び図2において、符号の7は座部1の骨格を成すフレームパイプであり、このフレームパイプ7は、円穴3を巡るように中層クッション部材5中に還状に配設されている。一般にこのフレームパイプ7は金属製のものを用いるため、垂直断面において、中層クッション部材5の下部側に配設する方が、臀部にフレームパイプ7の存在を感じさせない点で好ましい。
尚、符号8は座部1の副骨格を成すテープであり、還状のフレームパイプ7の一部間に緊張させた状態にて張り設けている。
更に、図1及び図2において、符号9は座部1の底面側即ちこの例では、中層クッション部材5の外表面を上下に2分割した領域の下面側に配設された下層側クッション部材であり、この下層側クッション部材9としてはこの例では、通常の反発力を備えた一般的なクッション部材としてのウレタンフォームを用いている。
こうして、上記中層クッション部材5は上半分の上面側が低反発クッション部材5で、下半分の下面側が一般的なクッション部材としてのウレタンフォームで覆われている。
本発明は、背部の傾斜度を好みに応じて比較的自由に変え座部に臀部を乗せて使用する座椅子において効果的に利用できる。
座椅子の一部切欠斜視図である。 座椅子の一部断面の拡大端面図である。
符号の説明
1 座部
2 背部
3 円穴
4 上面側表層カバー部材
5 低反発クッション部材
11 座面
12 外周面側(座部)
31 開口縁部(円穴の縁)


Claims (1)

  1. 座部と前記座部に対して傾倒自在な背部とを備えた座椅子において、前記座部は座面中央に座面側に向かって次第に拡大する形状の円穴を有すると共に、当該座部の垂直断面において上面側表層カバー部材の直下に円穴の内周面側から座部の外周面側にかけてその長さ方向の中央が高く全体として弧状になるように配設された低反発クッション部材を有することを特徴とする座椅子。

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