JP2006026011A - シート - Google Patents
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Abstract
【課題】 建設機械車両に用いて好適なシートに関し、取り外したヘッドレストの保管場所を特に設ける必要なく、また低コストでオットマンを設置できるようにする。
【解決手段】 シートクッション2と、シートバック3と、シートバック3の上端部に着脱可能に装備されたヘッドレスト4とを備えたシート1であって、シートクッション2の前端部に、シートバック3から取り外したヘッドレスト4をオットマンとして使用できる離脱ヘッドレスト装着部15を設けるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】 シートクッション2と、シートバック3と、シートバック3の上端部に着脱可能に装備されたヘッドレスト4とを備えたシート1であって、シートクッション2の前端部に、シートバック3から取り外したヘッドレスト4をオットマンとして使用できる離脱ヘッドレスト装着部15を設けるようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両、特に建設機械車両に用いて好適のシートに関するものである。
ヘッドレスト付きのシートは、自動車・列車・飛行機等の乗り物の座席として、また、リラックスチェア等の屋内用多目的チェアとして用いられている。このようなシートには、更にシートバックの傾斜角度を調整できるリクライニング機構をそなえたものや膝から先を水平近くに保持できるようにシートクッションの前方に装備したオットマン付きの物もある。このような、リクライニング機構及びオットマンをそなえた、ヘッドレスト付きのシートとして、例えば特許文献1には車両用シートが記載され、特許文献2には、多目的チェアが記載されている。
特許文献1,2に記載のように、シートクッション前部にオットマンを装備する場合、オットマンを使用しない場合には、オットマンをシートクッションの前端部分の下方等に格納できるようにすることが必要となる。
また、特許文献3には、建設機械車両用シートとして、リクライニング機構をそなえた(ただしオットマンはそなえない)シートが、記載されている。
特開平9−109747号公報
特開2003−93189号公報
特開2003−93190号公報
また、特許文献3には、建設機械車両用シートとして、リクライニング機構をそなえた(ただしオットマンはそなえない)シートが、記載されている。
ところで、建設機械車両用シートにおいては、特許文献3に記載のシートのように、オットマンまではそなえられないのが一般的である。これは、建設機械車両の場合、そのシートのサスペンション調整・シート高さ調整・シートスライド調整等多数の調整レバーがシートクッションの前端下部に位置しているので、不使用時のオットマンをシートクッションの前端下部に格納すると、調整レバーを使用し難くなってしまうためである。しかし、建設機械車両においても、オットマンを装備できれば、オペレータがよりリラックスして休息をとることができて好ましい。
また、建設機械車両の場合、運転室スペースの関係からシートバックをリクライニングさせようとすると、運転室の壁面にヘッドレストが干渉してしまうため、ヘッドレストを取り外さなくてはならない。特許文献3の場合、ヘッドレストをシートバック中に格納するようになっているが、格納式ではない着脱式ヘッドレストの場合、取り外したヘッドレストを運転室の適当な場所に保管できるように必要がある。
しかしながら、例えば建設機械車両用シートの場合、オットマンを追加設置することはその分コスト増となり、上記のスペース上の課題の他にコスト上の課題もある。また、シートバックをリクライニングさせる際にヘッドレストを取り外さなければならない場合、狭隘な運転室内に、その外したヘッドレストの保管場所をいかに確保するかが課題となる。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、取り外したヘッドレストの保管場所を特に設ける必要なく、また同時に、特別な部品を必要とせず低コストでオットマンを設置できるようにした、シートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明のシートは、シートクッションと、シートバックと、該シートバックの上端部に着脱可能に装備されたヘッドレストとを備えたシートであって、該シートクッションの前端部に、該シートバックから取り外した該ヘッドレストをオットマンとして使用できる離脱ヘッドレスト装着部が設けられていることを特徴としている。
請求項2記載の本発明のシートは、請求項1記載のシートにおいて、該ヘッドレストを該離脱ヘッドレスト装着部に取り付けてオットマンとして使用する際には、該ヘッドレストの裏面を上に向けて使用することを特徴としている。
請求項3記載の本発明のシートは、請求項2記載のシートにおいて、該ヘッドレストの裏面には、足の形状に合わせた凹部が形成されていることを特徴としている。
請求項3記載の本発明のシートは、請求項2記載のシートにおいて、該ヘッドレストの裏面には、足の形状に合わせた凹部が形成されていることを特徴としている。
請求項4記載の本発明のシートは、請求項2又は3記載のシートにおいて、該ヘッドレストの裏面は、防汚性材料で構成されていることを特徴としている。
請求項5記載の本発明のシートは、請求項1〜4の何れか1項に記載のシートにおいて、該シートバックの該シートクッションへの接続部には、リクライニング機構が備えられていることを特徴としている。
請求項5記載の本発明のシートは、請求項1〜4の何れか1項に記載のシートにおいて、該シートバックの該シートクッションへの接続部には、リクライニング機構が備えられていることを特徴としている。
請求項6記載の本発明のシートは、請求項1〜5の何れか1項に記載のシートにおいて、建設機械車両の運転席に用いられていることを特徴としている。
請求項1記載の本発明のシートによれば、ヘッドレストを利用してオットマンの機能を装備するようにしているので、専用のオットマンをそなえる場合に比べて低コストでオットマン機能を享受することができるという利点がある。また、通常時(ヘッドレストをオットマンとして使用していない時)は、ヘッドレストをシートバックの上端部に取り付け、シートクッションの前端部の離脱ヘッドレスト装着部に取り付けないので、例えばシートクッションの前端部やこの近傍に何らかの操作部材や調整部材が装備されている場合にも、ヘッドレスト(オットマン)が妨げになるようなこともない。
さらに、外したヘッドレストを離脱ヘッドレスト装着部に取り付けることにより、ヘッドレストの保管場所を別に設ける必要がなく、狭い空間にも対応できるという利点がある。
請求項2記載の本発明のシートによれば、ヘッドレストの裏面をオットマンとして使用することにより、ヘッドレストの通常使用時の表面には汚れが付着しにくくなるため、足を乗せた時の汚れを気にする事無くヘッドレストをオットマンとして使用できる。また、ヘッドレストの裏面は通常は使用しないため、この裏面についてオットマンとして使用し易いように表皮材料や形状を選定することができる。
請求項2記載の本発明のシートによれば、ヘッドレストの裏面をオットマンとして使用することにより、ヘッドレストの通常使用時の表面には汚れが付着しにくくなるため、足を乗せた時の汚れを気にする事無くヘッドレストをオットマンとして使用できる。また、ヘッドレストの裏面は通常は使用しないため、この裏面についてオットマンとして使用し易いように表皮材料や形状を選定することができる。
請求項3記載の本発明のシートによれば、ヘッドレストの裏面に足の形状に合わせた凹部を形成することにより、凹部が着座者のふくらはぎ等の足のカーブにフィットしたり、2本の足を別々に保持したりして着座者はよりリラックスした体勢をとることができる。
請求項4記載の本発明のシートによれば、ヘッドレストの裏面が防汚性材料で構成されていることにより、足を乗せた時の汚れを簡単に清掃することができる。
請求項4記載の本発明のシートによれば、ヘッドレストの裏面が防汚性材料で構成されていることにより、足を乗せた時の汚れを簡単に清掃することができる。
請求項5記載の本発明のシートによれば、シートバックのシートクッションへの接続部にはリクライニング機構が備えられていることにより、着座者はよりリラックスした体勢をとることできる。
請求項6記載の本発明のシートによれば、建設機械車両の運転席に用いることにより、狭く限られた運転席スペースであっても、オットマンを設置することができ、オペレータ等の着座者は休息時によりリラックスした体勢をとることができる。また、休息場を他に確保し難い建設作業現場環境であっても、オペレータは休息場を持つことができる。
請求項6記載の本発明のシートによれば、建設機械車両の運転席に用いることにより、狭く限られた運転席スペースであっても、オットマンを設置することができ、オペレータ等の着座者は休息時によりリラックスした体勢をとることができる。また、休息場を他に確保し難い建設作業現場環境であっても、オペレータは休息場を持つことができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4は本発明の一実施形態に係るシートを示すもので、図1はその斜視図、図2はその側面図、図3はそのヘッドレストを示す図、図4はそのヘッドレストをオットマンとして使用している状態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態にかかるシート1は、シートクッション2と、シートバック3と、シートバック3の上端部に着脱可能に装備されたヘッドレスト4とを備えて構成されている。ヘッドレスト4は、スチール・フレームによる骨組の周囲に、ウレタンパッドなどのクッション材が被覆され更に表皮がかぶせられている周知のものである(図示省略)。そして、ヘッドレスト4には左右一対のステイ10が取り付けられている。
図1〜図4は本発明の一実施形態に係るシートを示すもので、図1はその斜視図、図2はその側面図、図3はそのヘッドレストを示す図、図4はそのヘッドレストをオットマンとして使用している状態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態にかかるシート1は、シートクッション2と、シートバック3と、シートバック3の上端部に着脱可能に装備されたヘッドレスト4とを備えて構成されている。ヘッドレスト4は、スチール・フレームによる骨組の周囲に、ウレタンパッドなどのクッション材が被覆され更に表皮がかぶせられている周知のものである(図示省略)。そして、ヘッドレスト4には左右一対のステイ10が取り付けられている。
シートバック3の上端部には、図1,図3(a)に示すように、ヘッドレスト4のステイ10が嵌入される左右一対のガイド穴8を備えたヘッドレスト装着部14が設けられており、ヘッドレスト4は両ステイ10を各ガイド穴8に嵌入,固定されることでシートバック3に取り付けられる。
また、本実施形態では、シートバック3上部とヘッドレスト4とに、ヘッドレスト4の上下位置を調整する上下位置調整機構16と、ヘッドレスト4の前後方向傾斜角度を調整する角度調整機構17とがそなえられている。いずれの機構も公知のものを用いており、例えば上下位置調整機構16は、図3(a),(b)に示すようにステイ10に軸線と直交する方向に複数のノッチ9が設けられており、この一方で操作つまみ12には図示しない爪(突起)が内蔵され、この爪が突出してノッチ9内に嵌入して噛合うことにより、その位置でヘッドレスト4をシートバック3に固定するようになっている。なお、操作つまみ12の爪は、図示しないスプリングによりノッチ9内に嵌入する方向に付勢されており、操作つまみ12をスプリングに抗して移動させることで、爪がノッチ9内に嵌入しない状態に操作できるようになっている。したがって、操作つまみ12を操作し、爪をノッチ9内に嵌入しない状態にすると、ガイド穴8内でステイ10が自由に昇降でき、所望の高さ近傍で操作つまみ12を開放すれば、ノッチ9内に爪が嵌入して、その位置でヘッドレスト4がシートバック3に固定されるようになっている。
また、本実施形態では、シートバック3上部とヘッドレスト4とに、ヘッドレスト4の上下位置を調整する上下位置調整機構16と、ヘッドレスト4の前後方向傾斜角度を調整する角度調整機構17とがそなえられている。いずれの機構も公知のものを用いており、例えば上下位置調整機構16は、図3(a),(b)に示すようにステイ10に軸線と直交する方向に複数のノッチ9が設けられており、この一方で操作つまみ12には図示しない爪(突起)が内蔵され、この爪が突出してノッチ9内に嵌入して噛合うことにより、その位置でヘッドレスト4をシートバック3に固定するようになっている。なお、操作つまみ12の爪は、図示しないスプリングによりノッチ9内に嵌入する方向に付勢されており、操作つまみ12をスプリングに抗して移動させることで、爪がノッチ9内に嵌入しない状態に操作できるようになっている。したがって、操作つまみ12を操作し、爪をノッチ9内に嵌入しない状態にすると、ガイド穴8内でステイ10が自由に昇降でき、所望の高さ近傍で操作つまみ12を開放すれば、ノッチ9内に爪が嵌入して、その位置でヘッドレスト4がシートバック3に固定されるようになっている。
そして、本シートの特徴として、シートクッション2の前端部にも、図4(a)に示すように、シートバック3の上端部のヘッドレスト装着部14と同様な左右一対のガイド穴8をそなえた、離脱ヘッドレスト装着部15が設けられている。ここで、シートクッション2の前端部に設けられている操作つまみ22は、図4(a)に示すように、オペレータがシートクッション2に着座した際にオペレータの足に当たって妨げにならないように、シートクッション2に埋設するとよい。
そして、ヘッドレスト4は、表面をヘッドレストとして、裏面をオットマンとして使用するようになっており、各使用面を使用形態に応じた材質,形状に設定している。つまり、その表皮の材料をそれぞれの用途に応じて選定しており、ヘッドレストとして使用する表面はシートバック3と同材料の感触,美観を重視したものとし、オットマンとして使用する裏面はビニールシート等の汚れを落としやすい防汚性材料としている。
更に、図4に示すように、オットマンとして使用されるヘッドレスト4の裏面には足の形状に合わせた凹部11を形成している。その凹部11は、例えば図4(b)のように、側面視でふくらはぎの形状に沿う緩やかなカーブ形状としてもよく、図4(c)のような断面視で、両足のふくらはぎに沿った波型のくぼみ部(凹部)11として形成してもよく、もちろんこれらを組み合わせた形状としてもよい。
なお、シートバック3とシートクッション2との間には、周知のリクライニング機構13が備えられており、シートバック3の後傾角度を調整できるようになっている。
なお、シートバック3とシートクッション2との間には、周知のリクライニング機構13が備えられており、シートバック3の後傾角度を調整できるようになっている。
本発明の一実施形態としてのシートは、このように構成されているので、以下のような作用・効果がある。
シートクッション2の前端部にも、シートバック3の上端部のヘッドレスト装着部14と同様な左右一対のガイド穴8をそなえた、離脱ヘッドレスト装着部15が設けられているので、図2(b)に示すように、シートバック3から取り外したヘッドレスト4を、離脱ヘッドレスト装着部15に装着して、ヘッドレスト4をオットマンとしても使用でき、専用のオットマンをそなえる場合に比べて低コストでオットマンの機能を享受できる。
シートクッション2の前端部にも、シートバック3の上端部のヘッドレスト装着部14と同様な左右一対のガイド穴8をそなえた、離脱ヘッドレスト装着部15が設けられているので、図2(b)に示すように、シートバック3から取り外したヘッドレスト4を、離脱ヘッドレスト装着部15に装着して、ヘッドレスト4をオットマンとしても使用でき、専用のオットマンをそなえる場合に比べて低コストでオットマンの機能を享受できる。
そして、図2(a)のようにヘッドレスト4をシートバック3に装着したまままでリクライニング機構13を後傾させると、運転室スペースの関係から運転室の壁面にヘッドレスト4が干渉してしまうため、リクライニング機構13を水平近くにまで後傾するためにはヘッドレスト4を外す必要があるが、図2(b)のようにヘッドレスト4をシートクッション2の離脱ヘッドレスト装着部15に装着することで、外したヘッドレスト4の保管場所を別に設ける必要がないようになっており、建設機械車両の運転席のような狭い運転スペースであってもオットマンを設置することができる。
また、通常時(オットマンを使用しない場合)には、オットマンはヘッドレストとしてシートバック3の上端部のヘッドレスト装着部14に取り付けられるので、オットマンがシートクッション2の前端部やこの近傍に装備された操作部材や調整部材の妨げになるようなこともない。
また、ヘッドレスト4の上下位置調整機構16や角度調整機構17によって、ヘッドレスト4の通常使用時(ヘッドレストとして使用する際)には、着座するオペレータの体形や姿勢や好み等に合うように位置や角度を調整できるほか、ヘッドレスト4をオットマンとして使用する際にもこれらの機構を用いることで、オペレータの体形や姿勢や好みに合わせて、ヘッドレスト4のシートクッション2に対する位置や角度を調整することができるので、オペレータは休息時によりリラックスすることができる。例えば、角度調整機構により、オットマン(ヘッドレスト4)の角度をシートクッション2と直線になる角度に調整して、足をまっすぐに保持するだけでなく、オットマン(ヘッドレスト4)前端の角度を上向きに調整して足を上方へ投げ出す格好をすることもでき、着座者の体形や嗜好に合わせて最適な状態にすることが可能となる。
また、ヘッドレスト4の上下位置調整機構16や角度調整機構17によって、ヘッドレスト4の通常使用時(ヘッドレストとして使用する際)には、着座するオペレータの体形や姿勢や好み等に合うように位置や角度を調整できるほか、ヘッドレスト4をオットマンとして使用する際にもこれらの機構を用いることで、オペレータの体形や姿勢や好みに合わせて、ヘッドレスト4のシートクッション2に対する位置や角度を調整することができるので、オペレータは休息時によりリラックスすることができる。例えば、角度調整機構により、オットマン(ヘッドレスト4)の角度をシートクッション2と直線になる角度に調整して、足をまっすぐに保持するだけでなく、オットマン(ヘッドレスト4)前端の角度を上向きに調整して足を上方へ投げ出す格好をすることもでき、着座者の体形や嗜好に合わせて最適な状態にすることが可能となる。
そして、ヘッドレスト4の表面はヘッドレストとして、裏面はオットマンとして区別して使用することにより、各面の表皮材料や形状をそれぞれ別に選定することが可能であり、ここでは、裏面をビニールシート等の汚れを落としやすい材料とすることによって、靴を履いたまま足を乗せたとしても泥などの汚れを気にすることなく使用できる。
更に、図4に示すように、ヘッドレスト4の裏面には足の形状に合わせた凹部11を形成しているので、オットマンの機能をより向上させることができる。つまり、図4(b)の緩やかなカーブ形状によって、ふくらはぎのカーブにフィットして脚部をよりリラックスした体勢にすることができ、また、図4(c)のような波型のくぼみによって、2本の足を別々に保持することで脚部をよりリラックスした体勢にすることができる。
更に、図4に示すように、ヘッドレスト4の裏面には足の形状に合わせた凹部11を形成しているので、オットマンの機能をより向上させることができる。つまり、図4(b)の緩やかなカーブ形状によって、ふくらはぎのカーブにフィットして脚部をよりリラックスした体勢にすることができ、また、図4(c)のような波型のくぼみによって、2本の足を別々に保持することで脚部をよりリラックスした体勢にすることができる。
このように、本シートによれば、1つのヘッドレスト4にヘッドレストとしてもオットマンとしても最適な機能をそなえているので、ヘッドレストとしてもオットマンとしても十分に活用することが可能となる。
また、シートバック3とシートクッション2との間にはリクライニング機構13が備えられたことにより、図2(b)に示すように、リクライニング機構13を水平近くに倒し、ヘッドレスト4をシートクッション2の離脱ヘッドレスト装着部15に装着してヘッドレスト4をオットマンとして使用することにより、運転手はシート1をベッドのような状態にすることで、休息時によりリラックスした体勢をとることができ、疲労を効果的に回復することが可能となる。
また、シートバック3とシートクッション2との間にはリクライニング機構13が備えられたことにより、図2(b)に示すように、リクライニング機構13を水平近くに倒し、ヘッドレスト4をシートクッション2の離脱ヘッドレスト装着部15に装着してヘッドレスト4をオットマンとして使用することにより、運転手はシート1をベッドのような状態にすることで、休息時によりリラックスした体勢をとることができ、疲労を効果的に回復することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述の実施形態例はあくまで一例であり、本発明はかかる実施形態例に限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、ヘッドレスト4の裏面の表皮は、フッ素などで表面を加工した材料を選定して防汚性,防水性を高めても良いし、また、裏面の形状は凹部を特に設けず、高密度低反発ウレタンフォームを材料に選定することで、その素材の適度な反発性と柔軟性により足の形にそって表皮が沈むことを利用して、足をよりリラックスさせうる形状をとってもよい。
例えば、ヘッドレスト4の裏面の表皮は、フッ素などで表面を加工した材料を選定して防汚性,防水性を高めても良いし、また、裏面の形状は凹部を特に設けず、高密度低反発ウレタンフォームを材料に選定することで、その素材の適度な反発性と柔軟性により足の形にそって表皮が沈むことを利用して、足をよりリラックスさせうる形状をとってもよい。
また、上記実施形態では、ヘッドレスト4の上下位置調整機構は手動のものを説明したが、電動式の機構であっても良く、角度調整機構についても説明は省略したが、手動式機構であっても電動式機構であっても良い。
また、本発明にかかるシートは、建設機械車両の運転室内に用いることに限られず、一般の自動車、列車、飛行機等の乗り物の座席に用いても良いし、またリラックスチェア等の屋内用多目的チェアとして用いても良いことはもちろんである。
また、本発明にかかるシートは、建設機械車両の運転室内に用いることに限られず、一般の自動車、列車、飛行機等の乗り物の座席に用いても良いし、またリラックスチェア等の屋内用多目的チェアとして用いても良いことはもちろんである。
1 シート
2 シートクッション
3 シートバック
4 ヘッドレスト
11 凹部
12,22 操作つまみ
13 リクライニング機構
15 離脱ヘッドレスト装着部
2 シートクッション
3 シートバック
4 ヘッドレスト
11 凹部
12,22 操作つまみ
13 リクライニング機構
15 離脱ヘッドレスト装着部
Claims (6)
- シートクッションと、シートバックと、該シートバックの上端部に着脱可能に装備されたヘッドレストとを備えたシートであって、
該シートクッションの前端部に、該シートバックから取り外した該ヘッドレストをオットマンとして使用できる離脱ヘッドレスト装着部が設けられていることを特徴とする、シート。 - 該ヘッドレストを該離脱ヘッドレスト装着部に取り付けてオットマンとして使用する際には、該ヘッドレストの裏面を上に向けて使用することを特徴とする、請求項1記載のシート。
- 該ヘッドレストの裏面には、足の形状に合わせた凹部が形成されていることを特徴とする、請求項2記載のシート。
- 該ヘッドレストの裏面は、防汚性材料で構成されていることを特徴とする、請求項2又は3記載のシート。
- 該シートバックの該シートクッションへの接続部には、リクライニング機構が備えられていることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載のシート。
- 建設機械車両の運転席に用いられていることを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載のシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004207721A JP2006026011A (ja) | 2004-07-14 | 2004-07-14 | シート |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2004207721A Withdrawn JP2006026011A (ja) | 2004-07-14 | 2004-07-14 | シート |
Country Status (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010082100A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Ts Tech Co Ltd | シート及びそのレッグレスト |
JP2015127157A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
US9855871B2 (en) | 2013-12-27 | 2018-01-02 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
JP2019089551A (ja) * | 2019-02-13 | 2019-06-13 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
-
2004
- 2004-07-14 JP JP2004207721A patent/JP2006026011A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
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JP2019089551A (ja) * | 2019-02-13 | 2019-06-13 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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