JP2005095267A - クッションパッド - Google Patents

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JP2005095267A
JP2005095267A JP2003330851A JP2003330851A JP2005095267A JP 2005095267 A JP2005095267 A JP 2005095267A JP 2003330851 A JP2003330851 A JP 2003330851A JP 2003330851 A JP2003330851 A JP 2003330851A JP 2005095267 A JP2005095267 A JP 2005095267A
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Makoto Kato
良 加藤
Hideki Shiomori
英樹 塩森
Hiroshi Otoshi
洋 大年
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

【課題】表皮材側の係止具がワイヤーから外れにくく、しかも使い心地がよいクッションパッドを提供する。
【解決手段】表皮材が装着されるクッションパッドであって、表皮材側の係止具を係止させるワイヤー6を埋設し、ワイヤー6の所定数の被係止部9を各別に露出させる所定数の係止具取付け操作用穴10を形成し、ワイヤー6の一端部11側の係止具取付け操作用穴10の近傍で、かつ、その係止具取付け操作用穴10よりもワイヤー6の一端に近い側に、電気配線の接続器を収容する接続器収容凹部13を形成し、ワイヤー6の一端部11を、接続器収容凹部13を囲んで位置する円形リング状に折曲形成してある。
【選択図】 図2

Description

本発明は表皮材が装着されるクッションパッドに関する。
例えば、自動車のシートバックパッド等として用いられるクッションパッドには、表皮材側の係止具を係止させるワイヤーを埋設し(特許文献1参照)、ワイヤーの複数の被係止部を各別に露出させる複数の係止具取付け操作用穴を形成してある。そして、乗員からの圧力を検出する圧力センサーやその電気配線の収容部を設けるとともに、電気配線用のコネクタを収容する接続器収容凹部を設け、自動車の衝突時に圧力センサーからエアーバッグ制御装置に送信可能に構成してある。
一般に前記接続器収容凹部は、ワイヤーの一端部側の係止具取付け操作用穴の近傍に配置されている。これは、電気配線等がワイヤーに沿って配置収容されることが多く、上記の位置が最も収まりがよい等の理由による。
上記のクッションパッドを成形するに、複数の係止具取付け操作用穴に各別に対応する複数の第1凸部と、接続器収容凹部に対応する第2凸部とを突設した下型を準備し、この下型にワイヤーを磁石を介して保持させる。このとき、ワイヤーの一端部が第2凸部に干渉しないようにする。そして下型に発泡樹脂原液を供給するとともに、上型を被せて発泡させる。その後に、上型を開きクッションパッドを取り出す。クッションパッドに埋設されたワイヤーは下型の磁石から分離する。
上記の成形工程でワイヤーの一端部を第2凸部に干渉させないようにする手段として、ワイヤーの軸線方向でワイヤーの一端部が第2凸部側に到達しないようにその長さを設定することが考えられる。しかしながら、このようにして発泡成形したクッションパッドでは、第2凸部によって形成した接続器収容凹部の近傍に係止具取付け操作用穴が位置していることから、前記係止具取付け操作用穴を通してワイヤーの被係止部に係止させた係止具が、ワイヤーの一端側に位置変更したときにワイヤーの一端から外れやすくなる。
そこで、従来、ワイヤーの軸線方向でワイヤーの一端部が第2凸部側に到達しないようにその長さを設定するとともに、そのワイヤーの一端部をLの字状に折曲して係止具が被係止部の一端部から外れないようにしていた。
特開平8−322673号公報
しかしながら、一端部がLの字状のワイヤーが埋設されたクッションパッドでは、乗員の身体がワイヤーの一端部のコーナー部や先端から集中した力を受けて乗員が異物感を感じやすかった。
本発明の目的は、表皮材側の係止具がワイヤーから外れにくく、しかも使い心地がよいクッションパッドを提供する点にある。
本発明の特徴構成は、表皮材が装着されるクッションパッドであって、
前記表皮材側の係止具を係止させるワイヤーを埋設し、前記ワイヤーの所定数の被係止部を各別に露出させる所定数の係止具取付け操作用穴を形成し、前記ワイヤーの一端部側の係止具取付け操作用穴の近傍で、かつ、その係止具取付け操作用穴よりも前記ワイヤーの一端に近い側に、電気配線の接続器を収容する接続器収容凹部を形成し、前記ワイヤーの一端部を、前記接続器収容凹部を囲んで位置する円形リング状に折曲形成してある点にある。
この構成によれば、ワイヤーの一端部を円形リング状に形成したことで次の作用を奏することができる。つまり、成形型にワイヤーをセットしたときに、円形リング状のワイヤーの一端部が、接続器収容凹部に対応する成形型の凸部を囲んで位置し、この凸部に干渉することがない。成形後は、人の身体に円形リング状の一端部から集中した力が加わることがなく、人が異物感を感じにくくなる。そして、ワイヤーの一端部側の係止具取付け操作用穴を通してワイヤーの被係止部に係止させた表皮材側の係止具が、ワイヤーの一端側に位置変更したとしてもワイヤーの一端部から外れることがない。
本発明において、前記ワイヤーを一直線状に形成し、前記ワイヤーの他端部を、前記一端部側と同一形状の円形リング状に形成してあってもよい。
この構成によれば、ワイヤーの2個の円形リング部のうちのどちらでも接続器収容凹部側に配置することができて、成形型に対するワイヤーの配置に注意を払わなくても済む。
従って、表皮材側の係止具がワイヤーから外れにくく、しかも使い心地がよいクッションパッドを提供することができた。
前記ワイヤーを一直線状に形成し、前記ワイヤーの他端部を、前記一端部側と同一形状の円形リング状に形成してあると、成形型に対するワイヤーの配置に注意を払わなくても済み、作業性を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図1,図2,図3にポリウレタンフォームから成る自動車用のシートバックパッドP(クッションパッドに相当)を示してある。このシートバックパッドPは、乗員の背部を受け止めるセンターサポート部1と、センターサポート部1の幅方向両側から少し立上がる左右一対のサイドサポート部2とから成り、裏面に粗毛布15を張付けてある。
センターサポート部1の幅方向両端側に、上下方向に沿う左右一対の第1溝3を上端近傍から下端近傍にわたって形成し、一対の第1溝3の間で、センターサポート部1の上下方向中央部と、その少し上側の部位とに、左右方向に沿う上下一対の第2溝4をそれぞれ両第1溝3と連なるように形成してある。
そして、一対の第1溝3の底部側に、表皮材側の係止具を係止させる一対の第1ワイヤー5を、第1溝3に沿う姿勢に各別に埋設し、一対の第2溝4の底部側に、表皮材側の係止具を係止させる一対の一直線状の第2ワイヤー6を、第2溝4に沿う姿勢に各別に埋設してある。第1ワイヤー5は第1溝3よりも少し短く、第2ワイヤー6は第2溝4よりも少し短い。両ワイヤー5,6の直径は2mmであり、両ワイヤー5,6はいずれも鉄製である。
第1溝3には、第1ワイヤー5の複数の第1被係止部7を各別に露出させる複数の第1係止具取付け操作用穴8を形成し、第2溝4には、第2ワイヤー6の複数の第2被係止部9を各別に露出させる複数の第2係止具取付け操作用穴10を形成してある。第1係止具取付け操作用穴8の幅は第1溝3と同一幅に設定され、第2係止具取付け操作用穴10の幅は第2溝4と同一幅に設定されている。第1係止具取付け操作用穴8と第2係止具取付け操作用穴10は細長い小判形である。
シートバックパッドPには、乗員からの圧力を検出する圧力センサーや、これに接続する電気配線が収容される。自動車の衝突時に圧力センサーからエアーバッグ制御装置に信号を送ってエアーバッグを膨らませ、乗員を保護できるようにするためである。そこで、図4,図5にも示すように、第2ワイヤー6の一端部11側の第2係止具取付け操作用穴10の近傍で、かつ、その第2係止具取付け操作用穴10よりも第2ワイヤー6の一端12に近い側に、電気配線の接続器としてのコネクタを収容する角穴状の接続器収容凹部13を形成してある。また、第2ワイヤー6の一端部11を、接続器収容凹部13を囲んで位置する円形リング状に折曲形成するとともに、第2ワイヤー6の他端部14を、一端部11と同一形状の円形リング状に折曲形成してある。
上記構造のシートバックパッドPを成形するに、第1又は第2係止具取付け操作用穴8,10に対応する複数の第1凸部と、接続器収容凹部に対応する第2凸部とを突設した下型(成形型に相当)を準備し、この下型に第1ワイヤー5や第2ワイヤー6を磁石を介して保持させる。このとき、第2ワイヤー6の一端部11は第2凸部を囲んで位置する。そして、下型に発泡樹脂原液としてのポリウレタン原液を供給するとともに、上型を被せてポリウレタン原液を発泡させる。その後に、上型を開いてシートバックパッドPを取り出す。シートバックパッドPに埋設された第1ワイヤー5と第2ワイヤー6は下型の磁石から分離する。
[別実施形態]
本発明は自動車用以外のシートバックパッドにも適用することができる。また、シートバックパッド以外のクッションパッド、一例としてシートクッションパッドにも適用することができる。
本発明は前記第2ワイヤー6の他端部を円形リング状に形成してない構造にも適用することができる。
クッションパッドの斜視図 クッションパッドの正面図 図2のA−A断面図 図2のB−B断面図 ワイヤーの正面図
符号の説明
6 ワイヤー(第2ワイヤー)
9 被係止部
10 係止具取付け操作用穴(第2係止具取付け操作用穴)
11 ワイヤーの一端部
12 ワイヤーの一端
13 接続器収容凹部
14 ワイヤーの他端部

Claims (2)

  1. 表皮材が装着されるクッションパッドであって、
    前記表皮材側の係止具を係止させるワイヤーを埋設し、前記ワイヤーの所定数の被係止部を各別に露出させる所定数の係止具取付け操作用穴を形成し、前記ワイヤーの一端部側の係止具取付け操作用穴の近傍で、かつ、その係止具取付け操作用穴よりも前記ワイヤーの一端に近い側に、電気配線の接続器を収容する接続器収容凹部を形成し、前記ワイヤーの一端部を、前記接続器収容凹部を囲んで位置する円形リング状に折曲形成してあるクッションパッド。
  2. 前記ワイヤーを一直線状に形成し、前記ワイヤーの他端部を、前記一端部側と同一形状の円形リング状に形成してある請求項1記載のクッションパッド。
JP2003330851A 2003-09-24 2003-09-24 クッションパッド Withdrawn JP2005095267A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290211A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Toyo Tire & Rubber Co Ltd クッションパッドの製造方法
JP2008194957A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Toyo Tire & Rubber Co Ltd シート用パッド及びその製造方法
JP2016007294A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 東洋ゴム工業株式会社 シートパッドの製造方法

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