JP2005059501A - 記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 読取精度を維持すべくロータリスケールへの紙粉の付着を防止し、あるいは、ロータリスケールに付着した紙粉を除去する。
【解決手段】 左サイドフレーム27Lを貫通するキャリッジガイド軸29と、キャリッジガイド軸29に輪列103〜104を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータ102と、輪列103〜104に設けられたロータリスケール106と、ロータリスケール106に設けられたセンサ部107と、少なくともロータリスケール106および輪列103〜104を覆うスケールカバー100と、を備える。あるいは、ロータリスケール106近傍に配設され、ロータリスケール106に付着した異物除去を行う異物除去部を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は記録装置にかかり、特に記録装置内部に設けられたロータリエンコーダのスケールにおける記録装置内部で発生する紙粉による読取精度の低下防止技術に関する。
従来より記録装置としてキャリッジモータにより主走査方向に走査されている記録ヘッドから記録ワイヤを突出させてインクリボンのインクをプラテン上に載置されている記録用紙に転写して印字を行うドットインパクトプリンタが知られている。
このようなドットインパクトプリンタにおいては、プラテン(ひいては記録用紙表面)と記録ヘッド先端の距離(いわゆるプラテンギャップ)を最適に保つべく、自動プラテンギャップ調整機構を設けているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−316458
上記自動プラテンギャップ調整機構として、ロータリエンコーダを備えたものがあり、このロータリエンコーダには、いわゆるロータリスケールが設けられている。ロータリスケールは大判の方がより高解像度のものが得られる。
しかしながら、高解像度のロータリスケールを用いた場合には、ドットインパクトプリンタ内部で発生する紙粉がロータリスケールに付着して読取精度が低下してしまうという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、読取精度を維持すべくロータリスケールへの紙粉の付着を防止し、あるいは、ロータリスケールに付着した紙粉を除去することが可能な記録装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、読取部が形成された光学式あるいは磁気式のスケールと、前記スケールの読取部の検出対象の動作状態に起因する状態変化を検出するセンサと、を備えた記録装置は、前記スケールの読取部を異物から保護する保護部材を備えたことを特徴としている。
また、記録装置は、サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサと、少なくとも前記ロータリスケールおよび前記輪列を覆うスケールカバーと、備えたことを特徴としている。
また、記録装置は、サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサと、前記スケール近傍に配設され前記スケールに付着した異物除去を行う異物除去部と、を備えたことを特徴としている。
この場合において、前記異物除去部は、揺動するとともに、前記スケール表面に接触して前記異物除去を行うようにしてもよい。
また、前記異物除去部は、前記センサを保持するセンサホルダとして機能しているようにしてもよい。
さらにキャリッジを駆動するキャリッジモータを有し、前記異物除去部は、前記キャリッジモータの駆動状態に連動して前記異物除去を行うようにしてもよい。
さらにまた、キャリッジモータに駆動されるキャリッジを有し、前記異物除去部は、前記キャリッジの主走査方向の位置を検出し、当該検出した位置に連動して前記異物除去を行うようにしてもよい。
また、前記異物除去部は、外部からの指示に従ってあるいは所定時間間隔で前記異物除去を行うようにしてもよい。
また、サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサとを備えた記録装置の制御方法は、
前記キャリッジモータの駆動状態を検出する駆動状態検出過程と、前記キャリッジモータの駆動状態に連動して異物除去を行う異物除去過程と、を備えたことを特徴としている。
また、サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサとを備えた記録装置の制御方法は、前記キャリッジの主走査方向の位置を検出する位置検出過程と、前記検出した位置に連動して異物除去を行う異物除去過程と、を備えたことを特徴としている。
また、サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサとを備えた記録装置の制御方法は、前記スケールの清掃指示が外部からなされたか否かを判別する指示有無判別過程と、前記清掃指示がなされた場合に異物除去を行う異物除去過程と、を備えたことを特徴としている。
また、サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサとを備えた記録装置の制御方法は、所定のスケール清掃タイミングに至ったか否かを判別する清掃可否判別過程と、前記スケール清掃タイミングに至った場合に異物除去を行う異物除去過程と、を備えたことを特徴としている。
また、サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサと、前記スケール近傍に配設され前記スケールに付着した異物除去を行う異物除去部と、を備えた記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムは、前記キャリッジモータの駆動状態を検出させ、前記キャリッジモータの駆動状態に連動させて前記異物除去部に異物除去を行わせる、ことを特徴としている。
また、サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサと、前記スケール近傍に配設され前記スケールに付着した異物除去を行う異物除去部と、を備えた記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムは、前記キャリッジの主走査方向の位置を検出させ、前記検出した位置に連動させて前記異物除去部に異物除去を行わせる、ことを特徴としている。
また、サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサと、前記スケール近傍に配設され前記スケールに付着した異物除去を行う異物除去部と、を備えた記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムは、前記スケールの清掃指示が外部からなされたか否かを判別させ、前記清掃指示がなされた場合に前記異物除去部に異物除去を行わせる、ことを特徴としている。
また、サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサと、前記スケール近傍に配設され前記スケールに付着した異物除去を行う異物除去部と、を備えた記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムは、所定のスケール清掃タイミングに至ったか否かを判別する清掃可否判別過程と、前記スケール清掃タイミングに至った場合に前記異物除去部に異物除去を行わせる、ことを特徴としている。
また、上記各制御プログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録するようにしてもよい。
本発明によれば、スケールの表面への異物の付着の防止あるいは付着した異物を除去して読取精度の維持を図れる。
次に図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[1]第1実施形態
図1は、第1実施形態の記録装置であるプリンタの側断面図である。
また、図2は、図1のプリンタの外装カバーを外した状態を示す斜視図である。
プリンタ10は、複数の記録ワイヤを選択的に打ち出す記録ヘッド20と、この記録ヘッド20が搭載されるキャリッジ30とを備え、記録ヘッド20から打ち出された記録ワイヤをシートに打ち付けることによって文字を含む画像を記録するドットインパクトプリンタである。なお、シートとしては、カットシート(葉書、複写紙を含む)、連続シート(複写紙を含む)等が用いられる。
図1に示すように、プリンタ10は、大別すると、記録ユニットを構成するプリンタ本体12と、トラクタユニット13と、シートガイド14とを備え、これらが外装カバー11で覆って構成されている。
プリンタ本体12は、記録ヘッド20やキャリッジ30等から構成される記録機構部22と、プラテン23やシート搬送ローラ24、25等から構成されるシート搬送機構部26とを備える。
プリンタ本体12は、図1および図2に示すように、左サイドフレーム27Lと右サイドフレーム27Rとの間に、シート案内フレーム28、プラテン23、キャリッジガイド軸29及びローラ軸24a、25aを略平行に架け渡して構成されている。この右サイドフレーム27Rは、さらに、シート搬送モータ32及びキャリッジ駆動モータ31を支持し、このシート搬送モータ32が、輪列機構(不図示)を介してプラテン23及びローラ軸24a、25aを回転させる。これらプラテン23及びローラ軸24a、25aが回転することによって、シートがシートガイド14及びシート案内フレーム28に沿って搬送される。
キャリッジガイド軸29は、キャリッジ30を軸方向に移動可能に支持する。キャリッジガイド軸29の左サイドフレーム27L側端部には、後述するスケールカバー100が設けられ、後述するプラテンギャップ調整機構101(図4参照)を覆って、プラテンギャップ調整機構101をプリンタ10内部で発生する紙粉あるいは埃などから保護している。
キャリッジガイド軸29に支持されたキャリッジ30は、キャリッジ駆動ベルトに固定され、このキャリッジ駆動ベルトがキャリッジ駆動モータ31によって駆動されることにより、キャリッジガイド軸29の軸方向に往復動作(往復走行)する。
記録ヘッド20は、キャリッジ30に搭載され、キャリッジ30がキャリッジガイド軸29の軸方向に往復移動することにより、図2に示すように、主走査方向(矢印X方向)に往復移動する。この記録ヘッド20は、複数の記録ワイヤを、プラテン23に向けて打ち出す構成を備えている。
プリンタ本体12には、図1に示すように、リボン巻き取り軸50が取り付けられ、このリボン巻き取り軸50は、モータ(不図示)で駆動されるリボンドライブユニット90に連結されている。そして、このリボン巻き取り軸50に対して、リボンカートリッジ(不図示)が着脱自在に装着され、このリボンカートリッジのインクリボンが、記録ヘッド20とプラテン23との間に配置される。これにより、記録ヘッド20は、キャリッジ30により主走査方向に移動する間に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、プラテン23と記録ヘッド20との間に搬送されたシートに一行分の文字等の画像を記録する。
トラクタユニット13は、トラクタベルト13Aの回転によりシートをシート案内フレーム28に向けて搬送する。ここで、外装カバー11は、プリンタ10のフロント側に開閉可能なカバー15を備えており、このカバー15を開くことにより、シートをトラクタユニット13上にセットすることができる。
また、シートガイド14は、シートを手差し給紙する際の手差しトレイとして機能すると共に、上記トラクタユニット13により、シートがプリンタ10のフロントから給紙された場合(フロント給紙の場合)は、シートの排紙トレイとして機能する。
以上の構成の下、記録ヘッド20による記録動作は、記録ヘッド20が、キャリッジ30により主走査方向(矢印X方向)に移動される間に、記録ヘッド20からの記録ワイヤの打ち出しにより一行分の記録がなされ、この一行分の記録がなされる度に、フロント給紙の場合は、トラクタユニット13及びシート搬送機構部26が、リア給紙(手差し給紙)の場合は、プラテン23が、シートを所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
上述した記録ヘッド20、キャリッジ駆動モータ31及びシート搬送モータ32の制御は、制御基板部40(図1参照)が行う。
図3は制御基板部40の概要構成ブロック図である。
制御基板部40は、大別すると、コントローラ(制御手段)70、インターフェース(I/F)75、モータ駆動部80および記録ヘッド駆動部85を備えている。
コントローラ70は、CPU(Central Processing Unit)71、ROM(Read Only Memory)72およびRAM(Random Access Memory)73などから構成され、ROM72に記憶されたプログラムに従ってプリンタ10の動作を中枢的に制御する。このROM(記憶手段)72は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などの書き換え可能なROMが適用され、各種制御プログラム、データなどが記憶されている。また、RAM73は、CPU71が読み出したプログラムや印字データなどが一時的に格納されるメモリである。
インターフェース75は、コントローラ70の制御の下、通信ケーブル76を介して接続されたパーソナルコンピュータ(PC)等の外部機器との間で印字データなどの各種データを送受信する。
モータ駆動部80は、コントローラ70の制御の下、キャリッジ駆動モータ31及びシート搬送モータ32を駆動する。
記録ヘッド駆動部85は、コントローラ70の制御の下、記録ヘッド20を駆動することにより、記録ワイヤを選択的に突出させる。
上記構成により、制御基板部40は、通信ケーブルを介して接続されたパーソナルコンピュータ等の外部機器との間で通信を行い、外部機器から印刷データを受信し、この印刷データに基づいて記録制御を行う。
図4は第1実施形態のプラテンギャップ調整機構周辺の部分断面図である。
プラテンギャップ調整機構101は、図4に示すように、自動プラテンギャップ調整モータ102を有しており、プラテンギャップ調整モータ102の出力軸102Aに取り付けられた第1歯車103を駆動する。
第1歯車103には、伝達歯車104が噛合している。
伝達歯車104は、その回転軸がスケールカバー100に垂直に立設されており、プラテンギャップ調整モータ102の出力軸102Aの駆動力を第2歯車105に伝達する。
第2歯車105には、ロータリスケール106が取り付けられており、伝達歯車104の駆動力が伝達されることによりロータリスケール106が回転される。
さらに第2歯車には、キャリッジガイド軸29の中心軸に対して所定量偏心したキャリッジ偏心軸29Aが取り付けられており、この偏心量およびキャリッジ偏心軸29Aの回転量に応じてキャリッジガイド軸29を所定方向へ移動させてプラテンギャップを調整することとなる。
このとき第2歯車105に取り付けられたロータリスケール106の回転量は、キャリッジガイド軸29の移動量に比例することとなるので、ロータリスケール106の回転量をセンサ部107により測定し、プラテンギャップ調整量が制御されることとなる。センサ部107は、LED(Light emitting Diode)とPD(Photo Detector)とを備えた透過型の光センサとして構成されており、ロータリスケール106の図示しないスリット部を透過あるいは遮断される検出光の状態に対応する信号をコントローラ70のCPU71に出力し、CPU71は、このセンサ部107の出力信号に基づいてロータリスケール106の回転量および回転方向、ひいては、プラテンギャップ量を検出することとなる。
この状態において、左サイドフレーム27Lとスケールカバー100とは協働してプラテンギャップ調整機構101の主要部、すなわち、プラテンギャップ調整機構101のうちプラテンギャップ調整モータ102以外の構成部品を覆うことにより、紙粉がロータリスケール106に付着するのを防止することとなる。
[2]第2実施形態
図5は第2実施形態のロータリスケール周辺の要部側面図である。また、図6は第2実施形態のロータリスケール周辺の要部平面透視図である。
センサ取付部110には、LEDおよびPDが対向する位置に配置された透過型のセンサ部107が載置されている。そしてロータリスケール106が、その図示しないスリット部分がLEDとPDの間の光路中に位置するように配置されている。
このとき、センサ取付部110には、ロータリスケール106の振れを低減してセンサの読取精度を確保するとともに、ロータリスケール106に付着した紙粉を除去するための一対のホルダ押さえ部111、112が設けられている。この構成により、ロータリスケール106がいずれの方向であっても回転するたびにホルダ押さえ部111、112によりロータリスケール106のスリット部分近傍に付着した紙粉を容易に除去して、読取精度の確保が行える。
上記構成において、ホルダ押さえ部111、112は、少なくともロータリスケール106に接触する部分についてはゴムあるいはアブソーバー等の弾性および密着性が高い材料で構成するのが好ましい。その他の部分については、プラスチックなどで構成することも可能である。
[3]第3実施形態
図7は第3実施形態のプラテンギャップ調整機構周辺の要部側面図である。図7において、図4と同様の部分には同一の符号を付すものとする。また、図8は第3実施形態の動作説明図である。
キャリッジ30を駆動するためのキャリッジ駆動モータ31の出力軸31Aには、平歯車115が連結され、この平歯車115には一体にプーリ116が形成され、このプーリにベルト117が掛けられている。
このベルト117が駆動されることにより、キャリッジガイド軸29に支持されている、キャリッジ30が駆動されることとなる。
このとき、平歯車115には、中間歯車118が噛合しており、この中間歯車118には、かさ歯車119が一体に形成されている。かさ歯車119の回転軸(あるいは回動軸)119Aは左サイドフレーム27Lに垂直に設けられた支持フレーム120に垂直に回転可能(あるいは回動可能)に支持されている。
さらに、このかさ歯車119には、出力歯車(かさ歯車)121が噛合され、この出力歯車121の回動軸121Aは左サイドフレーム27Lに垂直に回動可能に支持されている。
そして、出力歯車121の裏面に設けられたゴム製のワイパ部材122は、キャリッジ30の主走査方向における往復運動に連動して、図8に示すように、ロータリスケール106の表面を円弧状に揺動してロータリスケール106の表面の紙粉を除去することとなる。
この結果、ロータリスケール106のスリット部分近傍に付着した紙粉を容易に除去して、読取精度の確保が行える。
[4]第4実施形態
[4.1]基本構成
図9は第4実施形態の基本構成のプラテンギャップ調整機構周辺の要部側面図である。図9において、図7と同様の部分には同一の符号を付すものとする。
キャリッジ30(図2参照)には、リボンマスク125が一体に設けられており、このリボンマスク125は主走査方向に最も外側に移動したときに左サイドフレーム27Lから突出するように構成されている。
そして、リボンマスク125が左サイドフレーム27Lから突出した場合には、突出検出用アーム126を有し、リボンマスク125が左サイドフレーム27Lから突出したことを検出して閉状態(オン状態)となるマイクロスイッチ(突出検出センサ)127が設けられている。
また、左サイドフレーム27Lには、ワイパモータ128がその出力軸128Aが左サイドフレーム27Lに対して垂直になるように配置されている。
そしてマイクロスイッチ127が閉状態(オン状態)となると紙粉除去に必要な所定時間だけワイパモータ128に駆動電流が供給され、ワイパモータ128の出力軸128Aの円形支持部材129に設けられたワイパ部材122が回動して、所定の待機位置に至ると停止する。このとき、ワイパモータ128の回動方向は、マイクロスイッチ127が閉状態(オン状態)になる度に反転するように駆動電流が制御されている。
次により具体的な動作を説明する。
図10は第4実施形態の処理フローチャートである。
まず、コントローラ70のCPU71は、清掃待機状態にある場合に(ステップS1)、所定の検出タイミング毎にマイクロスイッチ127から出力される信号に基づいてマイクロスイッチ127の開/閉状態(オフ/オン状態)を判別する(ステップS2)。
ここで、所定の検出タイミングとしては、通紙枚数が所定の枚数に至った時、前回の清掃時からの経過時間が所定の経過時間に至った時、電源投入検出時、ユーザによる指示時等が挙げられる。また通紙枚数や前回の清掃時からの経過時間など設定値に様々な値が選択可能なものに基づいて制御を行う場合には、ユーザが所望の値を検出タイミングとして設定するように構成することも可能である。
このマイクロスイッチ127が閉状態(オン状態)となるのは、キャリッジ30が一方のサイドフレーム、すなわち、上述の例の場合、ロータリスケール106が設けられている側の左サイドフレーム27L側に位置し、リボンマスク125が左サイドフレーム27Lから突出した場合である。
ステップS2の判別において、マイクロスイッチ127が閉状態、すなわち、マイクロスイッチ127の出力信号がオン状態である場合には、ワイパモータ128に駆動電流を供給してワイパモータ128を駆動し(ステップS3)、ワイパ部材122を回動させてロータリスケール106を清掃する(ステップS4)。
そして紙粉除去に必要な所定時間が経過すると、ワイパモータ128の駆動を停止して(ステップS5)、清掃待機状態に移行する(ステップS1)。
ステップS2の判別において、マイクロスイッチ127が開状態、すなわち、マイクロスイッチの出力信号がオフ状態である場合には、そのまま清掃待機状態を継続する(ステップS1)。
以上の説明においては、キャリッジの1回の主走査方向への往復動作で1回の紙粉除去動作を行うこととなっていたが、さらに紙粉除去動作回数を低減する必要がある場合には、例えば、キャリッジを特定領域(待機位置あるいはホーム位置)に移動させた場合にのみマイクロスイッチが閉状態(オン状態)となるようにすればよい。次にこの場合の具体的な動作を説明する。
図11は第4実施形態の他の処理フローチャートである。
まず、コントローラ70のCPU71は、清掃待機状態にある場合に(ステップS11)、所定の清掃タイミング到来すると(ステップS12)、キャリッジ駆動モータ31を駆動してキャリッジ30を特定領域に移動させる(ステップS13)。
これに伴いCPU71は、マイクロスイッチ127から出力される信号に基づいてマイクロスイッチ127の開/閉状態(オフ/オン状態)を判別する(ステップS14)。
ステップS14の判別において、マイクロスイッチ127が閉状態、すなわち、キャリッジ30が特定領域に至り、マイクロスイッチ127の出力信号がオン状態となった場合には、ワイパモータ128に駆動電流を供給してワイパモータ128を駆動し(ステップS15)、ワイパ部材122を回動させてロータリスケール106を清掃する(ステップS16)。
そして紙粉除去に必要な所定時間が経過すると、ワイパモータ128の駆動を停止して(ステップS17)、清掃待機状態に移行する(ステップS11)。
ステップS14の判別において、マイクロスイッチ127が開状態、すなわち、キャリッジが未だ特定領域に至らず、マイクロスイッチ127の出力信号がオフ状態である場合には、キャリッジの特定領域への移動を継続し(ステップS13)、以下同様の処理を行う。
以上の説明のように、本第4実施形態によれば、第3実施形態と同様にロータリスケール106のスリット部分近傍に付着した紙粉を容易に除去することとなる。
さらにロータリスケール106の紙粉除去処理は、第3実施形態と異なり間欠的に行われるため、ロータリスケール106がフィルム製などのように摩耗耐性が低いような材質で形成されているような場合のように、常時清掃を行うと不具合が生じる場合に適用することが可能である。
[4.2]変形構成
以上の基本構成の説明においては、ワイパ部材を駆動すべくワイパモータ128が用いられていたが、このワイパモータ128を用いずに機械的機構によっても同様の構成を実現することができる。
図12は第4実施形態の変形構成の要部側面図である。図12において、図9と同様の部分には同一の符号を付すものとする。
図13は第4実施形態の変形構成の動作説明図である。
キャリッジ30(図2参照)には、リボンマスク125が一体に設けられており、このリボンマスク125は主走査方向に最も外側に移動したときに左サイドフレーム27Lから突出するように構成されている。
そして、リボンマスク125が左サイドフレーム27Lから突出した場合には、リボンマスク125に当接して左サイドフレーム27Lから離間する方向にスライドされるスライド部材130が設けられている。
このスライド部材130は、引っ張りばねなどの左サイドフレーム27L側に付勢する付勢部材131により付勢されている。
一方、ワイパ部材122を有する回動部材132は、左サイドフレーム27Lに垂直に設けられた支持軸133に回動自在に支持されている。このとき回動部材132は、図示しないねじりばねにより所定の回動基準位置となるように付勢されている。
回動部材132が回動基準位置に位置する状態においては、スライド部材130は最も左サイドフレーム27L側に位置するようにされている。そして、スライド部材130には、回動力伝達用ひも状部材133の一端が取り付けられている。さらに回動力伝達用ひも状部材133の他端は、複数のガイドローラ134、135、136を介して回動部材132側に導かれ、回動部材132の周面に巻き付けられた状態となっている。
これらの構成の結果、リボンマスク125が主走査方向に最も外側に移動して左サイドフレーム27Lから突出されその外端がスライド部材130に当接すると、スライド部材130は付勢部材131の付勢力に抗して左サイドフレーム27Lから離間する方向にスライドされる。
スライド部材130が左サイドフレーム27Lから離間する方向にスライドされるにともなって、回動力伝達用ひも状部材133は、回動部材132に内蔵されたねじりばねの付勢力に抗して回動部材132を第1の方向(図13では時計回り方向)に回動させることとなる。
この結果、ワイパ部材122が第1の方向に回動し、ロータリスケール106のスリット部分近傍に付着した紙粉を除去することとなる。
その後、リボンマスク125が主走査方向の内側に移動して左サイドフレーム27Lから引っ込む側に移動すると、スライド部材130は付勢部材の付勢力により左サイドフレーム27Lに近接する方向にスライドされる。
スライド部材130が左サイドフレーム27Lに近接する方向にスライドされるにともなって、ねじりばねの付勢力により回動部材は第1の方向とは逆の第2の方向(図13では反時計回り方向)に回動させることとなり、回動力伝達用ひも状部材133は再び回動部材132の周面に巻き取られることとなる。
これに伴い、ワイパ部材122は第2の方向に回動し、ロータリスケール106のスリット部分近傍に付着した紙粉を除去し、待機位置P1に至ることとなる。
以上の説明のように、本第4実施形態の変形構成においても、第4実施形態の基本構成の場合と同様にロータリスケール106のスリット部分近傍に付着した紙粉を容易に除去することとなる。さらにロータリスケール106の紙粉除去処理は、第4実施家板の基本構成と同様に間欠的に行われるため、常時清掃を行うと不具合が生じる場合に適用することが可能である。
[5]第5実施形態
図14は第5実施形態の基本構成の要部側面並びに機能ブロック図である。図14において、図9と同様の部分には同一の符号を付すものとする。
左サイドフレーム27Lには、ワイパモータ128がその出力軸が左サイドフレーム27Lに対して垂直になるように配置され、このワイパモータ128には、ドライブ回路を介してコントローラ70のCPU71が接続されている。
これにより、ワイパモータ128はCPU71によりドライブ回路135を介して回動方向を含めた制御がなされる。
次にこの場合の具体的な動作を説明する。
図15は第5実施形態の処理フローチャートである。
まず、コントローラ70のCPU71は、清掃待機状態にある場合に(ステップS21)、所定のタイミングでユーザによる清掃要求の確認を行い(ステップS22)、ユーザによる清掃要求がなされているか否かを判別する(ステップS23)。
ステップS23の判別において、ユーザによる清掃要求がなされている場合には(清掃要求オン)、ワイパモータ128にドライブ回路135を介して駆動電流を供給してワイパモータ128を駆動し(ステップS24)、ワイパ部材122を回動させてロータリスケール106を清掃する(ステップS25)。
その後、紙粉除去に必要な所定時間が経過すると、清掃要求を解除して(ステップS26)、再び清掃待機状態に移行する(ステップS21)。
ステップS23の判別において、ユーザによる清掃要求がなされていない場合には(清掃要求オフ)、清掃待機状態を継続する(ステップS21)。
以上の説明においては、ユーザからの清掃要求に応じて1回の紙粉除去動作を行うこととなっていたが、自動プラテンギャップの調整時に紙粉除去動作を行うように構成することも可能である。
この場合の具体的な動作を説明する。
図16は第5実施形態の他の処理フローチャートである。
まず、コントローラ70のCPU71は、給紙動作がなされると(ステップS31)、現在の紙検出器の状態を確認し(ステップS32)、判別する(ステップS33)。
ステップS33の判別において、紙検出器がオフ状態からオン状態に移行した場合、すなわち、紙なし状態から紙有り状態に移行した場合には、ワイパモータ128にドライブ回路を介して駆動電流を供給してワイパモータ128を駆動し、ワイパ部材を回動させてロータリスケール106を清掃する(ステップS34)。
続いてCPU71は、図示しないプラテンギャップ調整モータの駆動軸に取り付けられた第1歯車140を駆動する。第1歯車140には、ロータリスケール106が取り付けられた第2歯車141が噛合しており、第2歯車141が駆動されることによりロータリスケール106が回転される。この第2歯車141には、キャリッジガイド軸29の中心軸に対して所定量偏心したキャリッジ偏心軸29Aが取り付けられており、この偏心量および偏心軸の回転量に応じてキャリッジガイド軸29を所定方向へ移動させて紙厚を測定する(ステップS35)。
すなわち、第2歯車141に取り付けられたロータリスケール106の回転量は、キャリッジガイド軸29に載置されている記録ヘッド20の移動量に比例することとなるので、記録ヘッド20がプラテンに当接するまでのロータリスケール106の回転量および記録ヘッド20がそのご記録ヘッド20に対向する位置に搬送されたシートに当接するまでのロータリスケール106の回転量をセンサ部によりそれぞれ測定し、紙厚が測定されることとなる。
次にCPU71は、得られた紙厚に基づいてプラテンギャップを設定し、対応する位置にプラテンギャップ調整モータを駆動する(ステップS36)。
そして、CPU71は、プラテンギャップ調整が終了すると、通常の印字動作に移行することとなる(ステップS37)。
一方、ステップS33の判別において、紙検出器においてオン状態が継続している場合には、印字動作継続状態であるので、通常の印字動作を継続することとなる(ステップS37)。
以上の説明においては、ユーザからの清掃要求時あるいは自動プラテンギャップの調整時に紙粉除去動作を行うように構成していたが、定期的に紙粉除去を行うように構成することも可能である。
この場合の具体的な動作を説明する。
図17は第5実施形態のさらに他の処理フローチャートである。
まず、CPU71は、清掃待機状態にあると(ステップS41)、所定清掃指示時間ごとにオン状態となる清掃指示信号がオン状態にあるか否かを判別する(ステップS42)。
ステップS42の判別において、清掃指示信号がオン状態である場合には、ワイパモータ128にドライブ回路135を介して駆動電流を供給してワイパモータ128を駆動し、ワイパ部材を回動させてロータリスケール106を清掃する(ステップS42)。
続いてCPU71は、清掃指示信号をオフ状態として、再び清掃待機状態に移行する(ステップS)。
一方、ステップS41の判別において、清掃指示信号がオフ状態である場合には、いまだ清掃を行うタイミングには至っていないので、清掃待機状態を継続する(ステップS)。
以上の説明のように、本第5実施形態によれば、CPU71の制御下で、ロータリスケール106のスリット部分近傍に付着した紙粉を容易に除去することとなる。
さらにロータリスケール106の紙粉除去処理は、ユーザの所望するあるいは任意のタイミングで行われるため、不必要に清掃がなされてロータリスケール106の寿命をよりいっそうのばしつつ、検出精度を維持することが可能となる。
[6]変形例
[6.1]第1変形例
以上の説明においては、ロータリスケールを清掃する際には、ロータリスケールは回転していないものとして扱ってきたが、回転状態であっても適用可能である。
また、ロータリスケールそのものを高速回転させ、遠心力を利用して紙粉などを除去するように構成することも可能である。具体的には、清掃処理を行う際には、ロータリスケールを駆動すべく歯車輪列を切り換えるように構成すればよい。
さらにロータリスケールを高速回転させた状態で上述のワイパ部材などを併用する構成とすることも可能である。
[6.2]第2変形例
以上の説明においては、ワイパ部材などの機械的部品により紙粉などを除去する構成としていたが、ロータリスケール近傍に送風ファンを設け、送風により紙粉などをとばして除去する構成とすることも可能である。
[6.3]第3変形例
以上の説明においては、機械的、物理的に紙粉をロータリスケールから除去する構成を採っていたが、さらに静電気を除去する静電気除去回路等の電気的に紙粉などの除去を容易にする装置を設けるようにすることも可能である。
[6.4]第4変形例
以上の説明においては、記録装置としてドットインパクトプリンタを例として説明したが、インクジェットプリンタなどについても本発明の適用が可能である。すなわち、紙粉などに加えてインクを除去するような構成とすることも可能である。
[6.5]第5変形例
以上の説明は、プラテンギャップ調整機構のロータリスケールに適用する場合について説明したが、これに限られるものではない。
例えば、紙送りローラの駆動量を検出すべく、駆動ローラの軸あるいはこの軸を駆動するための輪列部に設けたロータリスケールなどのように、読取部が形成された光学式あるいは磁気式のロータリスケールと、ロータリスケールの読取部の検出対象(上述の例の場合駆動ローラの軸あるいは輪列部)の動作状態に起因する状態変化(上述の例の場合、回転方向、回転量)を検出するセンサと、を備えた記録装置に適用することも可能である。
[6.6]第6変形例
以上の説明においては、異物除去を行うための制御プログラムがあらかじめROMに格納されている場合であったが、ハードディスクや、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のリムーバブル記録媒体や、ICカード(半導体記憶装置)等にあらかじめ制御プログラムを格納しておいて読み込んだり、インターネット、LANなどの通信ネットワークを介してダウンロードして制御プログラムを実行するように構成することも可能である。
第1実施形態の記録装置であるプリンタの側断面図である。 図1のプリンタの外装カバーを外した状態を示す斜視図である。 制御基板部の概要構成ブロック図である。 第1実施形態のプラテンギャップ調整機構周辺の部分断面図である。 第2実施形態のロータリスケール周辺の要部側面図である。 第2実施形態のロータリスケール周辺の要部平面透視図である。 第3実施形態のプラテンギャップ調整機構周辺の要部側面図である。 第3実施形態の動作説明図である。 第4実施形態の基本構成のプラテンギャップ調整機構の周辺要部側面図である。 第4実施形態の処理フローチャートである。 第4実施形態の他の処理フローチャートである。 第4実施形態の変形構成の要部側面図である。 第4実施形態の変形構成の動作説明図である。 第5実施形態の基本構成の要部側面並びに機能ブロック図である。 第5実施形態の処理フローチャートである。 第5実施形態の他の処理フローチャートである。 第5実施形態のさらに他の処理フローチャートである。
符号の説明
10…プリンタ(記録装置)、20…記録ヘッド、23…プラテン、27L…左サイドフレーム、27R…右サイドフレーム、29…キャリッジガイド軸、29A…キャリッジ偏心軸、30…キャリッジ、31…キャリッジ駆動モータ、70…コントローラ、71…CPU、100…スケールカバー(保護部材)、101…プラテンギャップ調整機構、102…自動プラテンギャップ調整モータ、106…ロータリスケール(スケール)107…センサ部、110…センサ取付部、122…ワイパ部材、125…リボンマスク、126…突出検出用アーム、127…マイクロスイッチ、128…ワイパモータ、P1…待機位置。

Claims (17)

  1. 読取部が形成された光学式あるいは磁気式のスケールと、前記スケールの読取部の検出対象の動作状態に起因する状態変化を検出するセンサと、を備えた記録装置において、
    前記スケールの読取部を異物から保護する保護部材を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、
    前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、
    前記輪列に設けられたスケールと、
    前記スケールに設けられたセンサと、
    少なくとも前記ロータリスケールおよび前記輪列を覆うスケールカバーと、
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  3. サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、
    前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、
    前記輪列に設けられたスケールと、
    前記スケールに設けられたセンサと、
    前記スケール近傍に配設され前記スケールに付着した異物除去を行う異物除去部と、
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項3記載の記録装置において、
    前記異物除去部は、揺動するとともに、前記スケール表面に接触して前記異物除去を行うことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項3記載の記録装置において、
    前記異物除去部は、前記センサを保持するセンサホルダとして機能していることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の記録装置において、
    キャリッジを駆動するキャリッジモータを有し、
    前記異物除去部は、前記キャリッジモータの駆動状態に連動して前記異物除去を行うことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の記録装置において、
    キャリッジモータに駆動されるキャリッジを有し、
    前記異物除去部は、前記キャリッジの主走査方向の位置を検出し、当該検出した位置に連動して前記異物除去を行うことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項3または請求項4記載の記録装置において、
    前記異物除去部は、外部からの指示に従ってあるいは所定時間間隔で前記異物除去を行うことを特徴とする記録装置。
  9. サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサとを備えた記録装置の制御方法において、
    前記キャリッジモータの駆動状態を検出する駆動状態検出過程と、
    前記キャリッジモータの駆動状態に連動して異物除去を行う異物除去過程と、
    を備えたことを特徴とする記録装置の制御方法。
  10. サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサとを備えた記録装置の制御方法において、
    前記キャリッジの主走査方向の位置を検出する位置検出過程と、
    前記検出した位置に連動して異物除去を行う異物除去過程と、
    を備えたことを特徴とする記録装置の制御方法。
  11. サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサとを備えた記録装置の制御方法において、
    前記スケールの清掃指示が外部からなされたか否かを判別する指示有無判別過程と、
    前記清掃指示がなされた場合に異物除去を行う異物除去過程と、
    を備えたことを特徴とする記録装置の制御方法。
  12. サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサとを備えた記録装置の制御方法において、
    所定のスケール清掃タイミングに至ったか否かを判別する清掃可否判別過程と、
    前記スケール清掃タイミングに至った場合に異物除去を行う異物除去過程と、
    を備えたことを特徴とする記録装置の制御方法。
  13. サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサと、前記スケール近傍に配設され前記スケールに付着した異物除去を行う異物除去部と、を備えた記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    前記キャリッジモータの駆動状態を検出させ、
    前記キャリッジモータの駆動状態に連動させて前記異物除去部に異物除去を行わせる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  14. サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサと、前記スケール近傍に配設され前記スケールに付着した異物除去を行う異物除去部と、を備えた記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    前記キャリッジの主走査方向の位置を検出させ、
    前記検出した位置に連動させて前記異物除去部に異物除去を行わせる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  15. サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサと、前記スケール近傍に配設され前記スケールに付着した異物除去を行う異物除去部と、を備えた記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    前記スケールの清掃指示が外部からなされたか否かを判別させ、
    前記清掃指示がなされた場合に前記異物除去部に異物除去を行わせる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  16. サイドフレームを貫通するキャリッジガイド軸と、前記キャリッジガイド軸に支持されたキャリッジと、前記キャリッジを駆動するキャリッジモータと、前記キャリッジガイド軸に輪列を介して連結された自動プラテンギャップ調整モータと、前記輪列に設けられたスケールと、前記スケールに設けられたセンサと、前記スケール近傍に配設され前記スケールに付着した異物除去を行う異物除去部と、を備えた記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    所定のスケール清掃タイミングに至ったか否かを判別する清掃可否判別過程と、
    前記スケール清掃タイミングに至った場合に前記異物除去部に異物除去を行わせる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
  17. 請求項13ないし請求項16のいずれかに記載の制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。

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JP2010069765A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Noritsu Koki Co Ltd インクジェットプリンタ

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