JP2003292195A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
より、以て適切な印刷結果を得ること。 【解決手段】 ロータリエンコーダ30は円盤状スケー
ル31とセンサ部32とから構成される。円盤状スケー
ル31は搬送駆動ローラ17aの軸端に取り付けられ、
搬送駆動ローラ17aの回動量及び回動速度を検出す
る。一方、印刷用紙は搬送駆動ローラ17aと搬送従動
ローラ17bとにニップされて搬送される為、搬送駆動
ローラ17aは、印刷用紙の搬送方向に搬送負荷を受
け、当該搬送方向に微動する。円盤状スケール31の回
転を検出するフォトインタラプタ34は、円盤状スケー
ル31の回動中心に対して、前記搬送方向と直交する方
向に設けられ、これによって搬送駆動ローラ17aの微
動がフォトインタラプタ34で検出可能となる。
Description
行う記録部と、該記録部へ被記録材を搬送する、回動駆
動される搬送ローラと、該搬送ローラの回動量を検出す
るエンコーダとを備えた記録装置に関する。
プリンタには、被記録材としての印刷用紙に印刷を行う
記録ヘッドと、該記録ヘッドの上流側に設けられ、該記
録ヘッドへ印刷用紙を一定ピッチで搬送する搬送ローラ
とを備えるものがある。また、前記搬送ローラが、回動
駆動される搬送駆動ローラと、該搬送駆動ローラに圧接
して従動回動する搬送従動ローラとから構成され、前記
搬送駆動ローラと前記搬送従動ローラとで印刷用紙をニ
ップし、そして前記搬送駆動ローラを回動駆動すること
によって印刷用紙を搬送するものがある。
ーラの回動軸は、該回動軸と、該回動軸を軸支する軸受
部との間にクリアランスがある場合には、印刷用紙の搬
送動作時に、印刷用紙から受ける搬送負荷によって、印
刷用紙の搬送方向に微動する(僅かに変位する)場合が
ある。
が微動すると、印刷用紙の頭出し位置が僅かに変動し、
これによって印刷用紙上において目的とする正しい位置
から印刷を開始することができず、意図した印刷結果を
得られないといった不具合が生じることがある。
たものであり、その課題は、搬送駆動ローラの微動状態
を検出することにより、以て適切な印刷結果を得ること
にある。
に、本願請求項1記載の記録装置は、被記録材に記録を
行う記録部と、該記録部へ被記録材を搬送する、回動駆
動される搬送ローラと、該搬送ローラの回動量を検出す
るエンコーダと、を備えた記録装置であって、前記搬送
ローラが、駆動モータによって回動駆動される駆動歯車
と、前記搬送ローラの回動軸に設けられる従動歯車とに
掛架される無端ベルトによって回動駆動される様に構成
され、前記エンコーダが、円周方向に光遮断部と光透過
部とが一定ピッチで交互に配置されてなる回転検出用パ
ターンを外周部に備えた、前記搬送ローラの回動軸に取
り付けられる円盤状スケールと、該円盤状スケールの回
転に伴う前記回転検出用パターンの状態変化を電気信号
に変換する、発光部と受光部とからなるセンサと、を備
え、前記センサが、前記円盤状スケールの回動中心に対
し、被記録材の搬送方向と略直交する方向またはその近
傍に配置されていることを特徴とする。
は、円周方向に光透過部と光遮断部とが一定ピッチで交
互に配置されてなる回転検出用パターン(放射状スリッ
ト)が付された円盤状スケールと、回転検出用パターン
の回転を検出して前記回転を電気信号に変換するセンサ
と、から構成され、前記円盤状スケールを、被回転検出
軸としての搬送ローラの回動軸に取り付けることによ
り、前記回転検出用パターンの状態変化をセンサで検出
し、該センサからの出力信号によって被記録材の搬送量
や搬送速度を求める様になっている。
センサを、前記円盤状スケールの回動中心に対し、被記
録材の搬送方向と略直交する方向またはその近傍に配置
した。従ってこれにより、被記録材の搬送動作の際に搬
送ローラの回動軸が被記録材の搬送方向に微動(僅かに
変位)すると、前記搬送ローラの回動軸に設けられた円
盤状スケールもこれに伴って微動し、これによって前記
センサが前記回転検出用パターンの状態変化を検出する
ことになる。故に、搬送ローラの回動量を検出するエン
コーダによって搬送ローラの微動状態(微動方向、微動
量)が検出可能となって、従ってこれを用いることによ
り、適切な被記録材の搬送動作を行うことが可能とな
る。
ターン(放射状スリット)の状態変化を検出可能な方向
(前記センサにおける、前記円盤状スケールの外周の接
線方向)に対して、前記円盤状スケール(前記搬送ロー
ラ)が微動する方向が略平行となり、これにより、専用
のセンサ等を別途設けることなく、既存の構成要素であ
る前記エンコーダを利用して、低コストに前記搬送ロー
ラの微動状態を検出して、適切な被記録材の搬送動作を
行うことが可能となる。
に記録を行う記録部と、該記録部へ被記録材を搬送す
る、回動駆動される搬送ローラと、該搬送ローラの回動
量を検出するエンコーダと、を備えた記録装置であっ
て、前記搬送ローラが、駆動モータによって回動駆動さ
れる駆動歯車と、前記搬送ローラの回動軸に設けられる
従動歯車とに掛架される無端ベルトによって回動駆動さ
れる様に構成され、前記エンコーダが、円周方向に光遮
断部と光透過部とが一定ピッチで交互に配置されてなる
回転検出用パターンを外周部に備えた、前記搬送ローラ
の回動軸に取り付けられる円盤状スケールと、該円盤状
スケールの回転に伴う前記回転検出用パターンの状態変
化を電気信号に変換する、発光部と受光部とからなるセ
ンサと、を備え、前記センサが、前記円盤状スケールの
回動中心に対し、被記録材搬送時に前記搬送ローラの回
動軸が微動する方向と略直交する方向またはその近傍に
配置されていることを特徴とする。
ーダにおいて回転検出用パターンの状態変化を電気信号
に変換する前記センサを、前記円盤状スケールの回動中
心に対し、被記録材搬送時に前記搬送ローラの回動軸が
微動する方向と略直交する方向またはその近傍に配置し
たので、前述した本願請求項1記載の発明と同様に、前
記センサによって回転検出用パターン(放射状スリッ
ト)の状態変化を検出可能な方向(前記センサにおけ
る、前記円盤状スケールの外周の接線方向)に対して、
前記円盤状スケール(前記搬送ローラ)が微動する方向
が略平行となり、これにより、専用のセンサ等を別途設
けることなく、既存の構成要素である前記エンコーダを
利用して、低コストに前記搬送ローラの微動状態を検出
して、適切な被記録材の搬送動作を行うことが可能とな
る。
または2において、前記駆動歯車と、前記搬送ローラの
回動軸と、前記センサとが略一直線上に配置されている
ことを特徴とする。前記搬送ローラの回動軸は、該駆動
軸に設けられた従動歯車と、回動駆動される駆動歯車と
に掛架された無端ベルトによって回動駆動されるので、
前記無端ベルトのテンションが変動すると、前記搬送ロ
ーラの回動軸がテンション方向(おおよそ、前記駆動歯
車と、前記従動歯車とを結ぶ直線方向)に微動し、これ
により、前記円盤状スケールが前記センサに対して相対
的に移動し、正確な回転検出を行うことができないとい
った不具合が生じる場合もある。
コーダにおいて回転検出用パターンの状態変化を電気信
号に変換するセンサと、前記駆動歯車と、前記被回転検
出軸とを略一直線上に配置したので、これによって前記
円盤状スケールは、前記センサに対して径方向に微動す
ることになり、従って前記円盤状スケールの微動動作が
前記センサによって検出されず、よって正確な回転検出
を行うことが可能となる。
ターン(放射状スリット)の状態変化を検出可能な方向
に対して、前記円盤状スケールが微動する方向が略直交
することとなるので、前記円盤状スケールが微動して
も、前記センサによる回転検出に影響を及ぼさない様に
することができる。
実施の形態について説明する。以下では先ず、本発明の
一実施形態に係るインクジェットプリンタ(以下「プリ
ンタ」と言う)100の概略構成について図1を参照し
つつ説明する。ここで、図1はプリンタ100の側断面
概略図である。尚、以下では、図1の左側(プリンタ1
00の後方側)を「上流側」(用紙搬送経路の上流側)
と言い、図1の右側(プリンタ100の前方側)を「下
流側」(用紙搬送経路の下流側)と言うこととする。
備え、該給紙装置1から印刷用紙を装置前方側へと1枚
ずつ給送する。ここで、図1に示す様に給紙装置1は、
給紙ローラ3と、ホッパ5と、分離パッド7とを備えて
いる。
れる給紙ローラ3は側面視略D形の形状をなし、ローラ
本体3aと、該ローラ本体3aの外周部に巻回されるゴ
ム材3bとから構成されている。給紙ローラ3は、その
円弧部分によって用紙Pを給送する一方、平坦部分によ
って用紙Pを通過させて、下流側の搬送ローラ17によ
る搬送動作時に搬送負荷を与えない様になっている。
傾斜姿勢に設けられ、且つ、上部に設けられた回動軸5
aを中心に図1の時計方向及び反時計方向に揺動可能に
設けられている。そして、図示しないカム機構によって
揺動駆動されることにより、下端部が給紙ローラ3に対
して圧接及び離間動作する様になっている。従って、ホ
ッパ5が給紙ローラ3に対して圧接方向に揺動すると、
ホッパ5上に堆積された用紙Pの束は給紙ローラ3に圧
接し、そして当該圧接状態で給紙ローラ3が回動するこ
とにより、堆積された用紙Pの最上位のものが下流側へ
と給送される。
紙ローラ3と対向する位置に設けられている。給紙ロー
ラ3が回動すると、給紙ローラ3の円弧部分と分離パッ
ド7とが圧接し、圧接部が形成される。給紙ローラ3の
円弧部分によって繰り出された最上位の用紙Pは、前記
圧接部を通過して下流側へと進むが、最上位の用紙Pに
つられて下流側へと進もうとする次位以降の用紙Pは、
前記圧接部により、下流側への進行が阻止され、これに
よって用紙Pの重送が防止される。
る紙案内15が略水平に設けられ、給紙ローラ3によっ
て繰り出された用紙Pの先端が該紙案内15に斜めに当
接し、滑らかに下流側に案内される。紙案内15から下
流には回動駆動される搬送駆動ローラ17aと、該搬送
駆動ローラ17aに圧接する搬送従動ローラ17bとか
らなる搬送ローラ17が設けられ、用紙Pは、当該搬送
駆動ローラ17aと搬送従動ローラ17bとにニップさ
れて、一定ピッチで下流側に搬送される。ここで、搬送
従動ローラ17bは搬送従動ローラホルダ21の下流側
に軸支されていて、当該搬送従動ローラホルダ21は、
回動軸21aを中心に図1の時計方向及び反時計方向に
回動可能に設けられ、且つ、図示しないねじりコイルば
ねによって搬送従動ローラ17bが常に搬送駆動ローラ
17aに圧接する方向(図1の時計方向)に回動付勢さ
れている。尚、搬送駆動ローラ17aは、主走査方向
(図1の紙面表裏方向)に長い軸体からなり、搬送従動
ローラ17bと搬送従動ローラホルダ21とは、共に搬
送駆動ローラ17aの軸方向に複数配設されている(図
示は省略)。
置する搬送従動ローラホルダ21近傍には、用紙Pの通
過を検出する、センサ本体部19bと検出レバー19a
とからなる紙検出器19が配設されている。検出レバー
19aは側面視略「く」の字の形状をなし、その中央付
近の回動軸19cを中心に図1の時計方向及び反時計方
向に回動可能に設けられている。検出レバー19aの上
方に位置するセンサ本体部19bは発光部(図示せず)
及び該発光部からの光を受ける受光部(図示せず)を備
え、検出レバー19aの回動軸19cから上側が、その
回動動作により、前記発光部から前記受光部に向かう光
の遮断及び通過を行う様になっている。従って、図1に
示す様に用紙Pの通過に伴って検出レバー19aが上方
に押し上げられるように回動すると、検出レバー19a
の上側がセンサ本体部19bから外れ、これによって前
記受光部が受光状態となって、用紙Pの通過を検出する
様になっている。
は、プラテン27及びインクジェット記録ヘッド25が
上下に対向する様に配設され、搬送ローラ17によって
インクジェット記録ヘッド25の下へ搬送される用紙P
は、プラテン27によって下から支持される。インクジ
ェット記録ヘッド25はインクカートリッジ24を搭載
するキャリッジ23の底部に設けられ、該キャリッジ2
3は、主走査方向(図1の紙面表裏方向)に延びるキャ
リッジガイド軸14によって主走査方向にガイドされ
る。ここで、キャリッジ23は、図2に示す様にCR
(キャリッジ)モータ61によって回動駆動される駆動
プーリ62と、自由回動可能な従動プーリ(図示せず)
とに掛架された無端ベルト60の一部に固着され、これ
により、キャリッジ23は、CRモータ61の回動によ
って主走査方向に往復動する様になっている。
ッド25から下流は排紙部となっていて、回動駆動され
る排紙駆動ローラ29aと、自由回動可能な排紙従動ロ
ーラ29bとからなる排紙ローラ29が設けられてい
る。従ってインクジェット記録ヘッド25によって印刷
の行われた用紙Pは、排紙駆動ローラ29aと排紙従動
ローラ29bとによってニップされた状態で排紙駆動ロ
ーラ29aが回動することにより、矢印方向に排出され
る。
9とは、協働して以下の様な作用効果を奏している。即
ち、図1に示す様に、搬送ローラ17において搬送駆動
ローラ17aと搬送従動ローラ17bとのニップ点がや
や下流側に設定されていて、また、排紙ローラ29にお
いては、排紙駆動ローラ29aと排紙従動ローラ29b
とのニップ点がやや上流側に設定されている。従ってこ
れにより、搬送ローラ17と排紙ローラ29との間にお
いては、用紙Pは図示する様に下に凸となる様な緩やか
な湾曲状態となり、これにより、用紙Pがプラテン27
に押し付けられる様になっている。その結果、用紙Pの
プラテン27からの浮き上がりが防止され、印刷面と記
録ヘッド25との距離が一定に保たれるので、印刷品質
の低下を防止できる様になっている。
成であり、以下、図2を参照しつつ、プリンタ100の
制御部50の構成について説明する。ここで、図2は、
制御部50のブロック図である。制御部50は、プリン
タ100に印刷情報を送信するホスト・コンピュータ2
00との間でデータの送受信が可能に構成され、ホスト
・コンピュータ200とのインタフェース部(以下「I
F」と言う)51と、ASIC52,RAM53,PR
OM54,EEPROM55,CPU56,発振回路5
7,DCユニット58,紙送りモータドライバ59,C
Rモータドライバ65,ヘッドドライバ66を備えてい
る。
ラムを実行する為の演算処理やその他必要な演算処理を
行い、発信回路57は、CPU56に対して各種処理に
必要な周期的な割り込み信号を発生させる。ASIC5
2は、ホスト・コンピュータ200からIF51を介し
て送信される印刷データに基づいて印刷解像度や記録ヘ
ッド25の駆動波形等を制御するものである。RAM5
3は、ASIC52およびCPU56の作業領域や他の
データの1次格納領域として用いられ、PROM54お
よびEEPROM55には、プリンタ100を制御する
為に必要な制御プログラム(ファームウェア)および処
理に必要なデータが格納されている。
ト58の制御の下、紙送りモータ67を駆動制御して、
複数の駆動対象、即ち、前述した給紙ローラ3、搬送駆
動ローラ17a、排紙駆動ローラ29aを回動させる。
CRモータドライバ65は、DCユニット58の制御の
下、CRモータ61を駆動制御することによりキャリッ
ジ23を主走査方向に往復動させ、または停止・保持さ
せる。ヘッドドライバ66は、CPU56の制御の下、
ホスト・コンピュータ200から送信された印刷データ
に従って記録ヘッド25を駆動制御する。
搬送される用紙Pの始端および終端を検出する紙検出器
19からの検出信号と、後に詳述する、搬送駆動ローラ
17aの回動量を検出するロータリエンコーダ30から
の出力信号と、キャリッジ23の主走査方向における絶
対位置を検出するリニアエンコーダ64からの出力信号
とが与えられる。リニアエンコーダ64は、主走査方向
に長い符号板63と、該符号板63において主走査方向
に複数形成されたスリットに対して発光する発光部(図
示せず)および前記スリットを通過した光を受光する受
光部(図示せず)から構成され、前記スリットを通過す
る光によって形成される立ち上がり信号と立ち下がり信
号とを出力し、キャリッジ23の主走査方向における絶
対位置を検出する。ロータリエンコーダ30は、後述す
る様に搬送駆動ローラ17aの回動状態を検出し、制御
部50は、ロータリエンコーダ30からの出力信号を受
信することによって、搬送駆動ローラ17aの回動量お
よび回動速度を算出し、これにより、適切な紙送り制御
を実行することができる様になっている。
て、プリンタ100の装置本体の側面に設けられる動力
伝達装置40およびロータリエンコーダ30の詳細な構
成について図3乃至図8を参照しつつ説明する。ここ
で、図3はプリンタ100の装置本体の側面図、図4は
円盤状スケール31の平面図および部分拡大図、図5は
ロータリエンコーダ30の平面図である。また、図6は
ピニオン歯車41、搬送駆動ローラ17a、フォトイン
タラプタ34の位置関係を示す説明図であり、図7およ
び図8は円盤状スケール31とフォトインタラプタ34
との位置関係を示す説明図である。
は、プリンタ100の基体を構成するサイドフレーム2
に設けられている。尚、サイドフレーム2は、プリンタ
100の装置本体の両側に立設されているが、図3に示
す動力伝達装置40は、プリンタ100の装置本体の左
側に立設されたサイドフレーム2に設けられている。
明した搬送駆動ローラ17aを軸支する。搬送駆動ロー
ラ17aの軸端には、搬送駆動ローラ歯車46が設けら
れている。搬送駆動ローラ17aから後方(プリンタ1
00の後方)下側には、図2を参照しつつ説明した紙送
りモータ67が、その回動軸67aを搬送駆動ローラ1
7aの軸方向と平行にした状態で、且つ、回動軸67a
をサイドフレーム2の外側(図3の紙面表側)に突出す
る様に、サイドフレーム2にねじ固定されている。
車41が取り付けられ、該ピニオン歯車41と搬送駆動
ローラ歯車46との間には、無端ベルト42が掛架され
ている。従ってこれにより、紙送りモータ67が回動す
ると、無端ベルト42が稼働して、これによって搬送駆
動ローラ17aが回動する様になっている。また、図1
を参照しつつ説明した排紙駆動ローラ29aの、回動軸
29cの軸端には、排紙駆動ローラ歯車45が設けられ
ている。そして、該排紙駆動ローラ歯車45と、搬送駆
動ローラ歯車46とともに2段歯車を構成する伝達歯車
43との間には伝達歯車44が設けられ、これらの歯車
が噛合した状態となっている。従って紙送りモータ67
が回動すると、搬送駆動ローラ17aが回動するととも
に排紙駆動ローラ29aが回動する様にもなっている。
下、ロータリエンコーダ30の構成について説明する。
図3および図4に示す様に、ロータリエンコーダ30
は、サイドフレーム2に取り付けられるセンサ部32
と、搬送駆動ローラ17aの軸端に取り付けられ、「被
回転検出軸」としての搬送駆動ローラ17aと共に回転
する円盤状スケール31とから大略構成されている。
部32は、基体となるセンサホルダ32aに、フォトイ
ンタラプタ34と、基板38とを備えている。基板38
には、外部への電気信号の送信用端子及び外部からの電
力供給用端子を有するコネクタ39が設けられていて、
ロータリエンコーダ30は、当該コネクタ39を介して
制御装置50(図2)と接続される。
に光を放射する発光部34aと、発光部34aの放射光
を受光する受光部34bとから構成されていて、両者の
間には、間隔34cが形成されている。そして、当該間
隔34cには、サイドフレーム2のなす平面と平行に設
けられた円盤状スケール31の外周部が挟入する様にな
っていて、発光部34aから受光部34bに放射される
光の光軸が、円盤状スケール31の外周部を垂直に貫く
様に、発光部34a、受光部34b、円盤状スケール3
1とが配設されている。
その外周部に光透過部33aと光遮断部33bとが円周
方向に一定ピッチで交互に繰り返し形成されてなる回転
検出用パターン(スリットパターン)33を有してい
る。そして、円盤状スケール31は、図4に示す様にフ
ォトインタラプタ34の発光部34aと受光部34bと
に接触しない様に、その外周部が間隔34cに挟入する
様に設けられている。
ダ32aには、発光部34aの下部から上部付近に伸び
る様なアーム部35と、受光部34bの上部付近におい
て該受光部34bを挟む様に配置される内側規制部36
及び37が、センサホルダ32aと一体的に形成されて
いる。アーム部35の先端部には、円盤状スケール31
の表面(図3の紙面表側面:図4の右側面)と対向する
側に、円盤状スケール31に向かって突出する様な突起
状の外側規制部35aが形成されていて、内側規制部3
6および37は、円盤状スケール31の裏面(図3の紙
面裏側面:図4の左側面)に向かって突出する様な突起
形状をなしている。
て発光部34aの発光面から円盤状スケール31側に僅
かに突出し、且つ、円盤状スケール31の表面との間に
僅かな隙間を形成し、円盤状スケール31が表側(図4
の右側)に撓まない様に規制を行っている。また、内側
規制部36および37は、同様に受光部34bの受光面
から円盤状スケール31に向かって僅かに突出し、且
つ、円盤状スケール31の裏面との間に微小な隙間を形
成し、円盤状スケール31が裏側(図4の左側)に撓ま
ない様に規制を行っている。
ール31の外周部において、回転検出用パターン33が
フォトインタラプタ34の光軸上に位置する様に、セン
サホルダ32aの取り付け位置が調整されている。従っ
て、円盤状スケール31が搬送駆動ローラ17aの回動
に伴って回転すると、回転検出用パターン33は、発光
部34aから受光部34bに向かう光の透過と遮断とを
繰り返すこととなる。すると、フォトインタラプタ34
からはONとOFFとを交互に繰り返す矩形波の信号が
制御部50(図2)に与えられ、制御部50は、この矩
形波の個数から搬送駆動ローラ17aの回動量を求める
と同時に、矩形波の繰り返し周期から搬送駆動ローラ1
7aの回動速度を求め、必要な印刷制御を行う様になっ
ている。
り、以下、図6乃至図8を参照しつつ、本実施形態に係
るロータリエンコーダ30の作用効果について詳説す
る。図6において、線Sは、ピニオン歯車41と搬送駆
動ローラ17aの中心を結ぶ線である。前述の様に、搬
送駆動ローラ17aは、該搬送駆動ローラ17aの軸端
に設けられた搬送駆動ローラ歯車46と、回動駆動され
るピニオン歯車41とに掛架された無端ベルト42が稼
働することによって回動駆動される様に構成されている
為、搬送駆動ローラ17aには、無端ベルト42のテン
ションが付与された状態となっている。
端ベルト42のテンションの変動によって搬送駆動ロー
ラ17aがテンション方向(線Sに沿う方向)に微動
(僅かに変位)する。これは、サイドフレーム2におけ
る搬送駆動ローラ17aの軸受部に、僅かにクリアラン
スが存在する為である。すると、円盤状スケール31も
フォトインタラプタ34に対して相対的に移動し、これ
によって、搬送駆動ローラ17aの回転検出に影響を及
ぼす虞がある。
線および符号32’で示す様な位置、つまり上記テンシ
ョン方向に対して直交する様な位置に配設されている
と、図5に示した回転検出用パターン33が、フォトイ
ンタラプタ34に対して検出方向(フォトインタラプタ
34における、円盤状スケール31の外周の接線方向)
に微動することとなり、搬送駆動ローラ17aの回動状
態に関わらず、搬送駆動ローラ17aの微動動作がロー
タリエンコーダ30によって検出されてしまうことにな
る。
と、フォトインタラプタ34と、円盤状スケール31と
の位置関係を模式的に表した図であり、図中、符号2a
はサイドフレーム2における搬送駆動ローラ17aの軸
受部を、符号34dは、フォトインタラプタ34におけ
る受光部34b(図4)の検出エリアを、符号Cで示す
直線は、搬送駆動ローラ17a、円盤状スケール31、
検出エリア34dの中心を通る直線を示している。ま
た、円盤状スケール31の外周に符号0〜3とともに示
したスリット形状は、図5に示した光遮断部33bを模
式的に示したものである。そして、図7(a)は、検出
エリア34d内に、符号0で示す光遮断部33bが位置
している様子を示している。
示す均衡状態から検出エリア34d(フォトインタラプ
タ34)に対して搬送駆動ローラ17aが左右方向に微
動した場合は、符号0で示す光遮断部33bが検出エリ
ア34dから外れ、搬送駆動ローラ17aの回動状態に
関わらず、一定の回動状態を検出することになる。これ
は、図6において符号32’および仮想線で示す位置に
センサ部32を配置した様な場合である。
は、図6に示す様に円盤状スケール31(搬送駆動ロー
ラ軸17a)の微動方向としての線Sの近傍にフォトイ
ンタラプタ34が位置する様に配設されているので、無
端ベルト42のテンション変動に伴って搬送駆動ローラ
17aが微動しても、図7(b)に示す様に符号0で示
す光遮断部33bは検出エリア34d内から外れず、従
ってロータリエンコーダ30は一定の回動状態を検出す
ることは無い。
回転検出用パターン33の状態変化を検出可能な方向
(検出エリア34dにおける、円盤状スケール31の外
周の接線方向:図7の左右方向)に対して、円盤状スケ
ール31が微動する方向が略直交することとなるので
(図7の上下方向)、無端ベルト42の稼働に伴って無
端ベルト42のテンションが変動しても、円盤状スケー
ル31は、回転検出が行われる方向とは無関係な方向に
微動し、以てフォトインタラプタ34による回転検出に
影響を及ぼさない様にすることが可能となっている。
1と、搬送駆動ローラ17aと、フォトインタラプタ3
4とを略一直線上(線S上)に配置しているが、無端ベ
ルト42のテンション変動による搬送駆動ローラ17a
の微動方向は、テンション分布の非対称性によって必ず
しも線Sで示す方向(ピニオン歯車41と搬送駆動ロー
ラ歯車46との中心を結ぶ直線の方向)とはならず、や
や外れる場合もある。その場合は、その様な搬送駆動ロ
ーラ17aの微動方向の延長線上又はその近傍にフォト
インタラプタ34を配置すれば、確実に上述した作用効
果を得ることが可能となる。
搬送動作時に、用紙Pから受ける搬送負荷によって、用
紙Pの搬送方向(搬送駆動ローラ17aの軸方向と直交
する方向)に微動する場合がある。即ち、図6におい
て、線Tは搬送駆動ローラ17aと搬送従動ローラ17
bとの中心を結ぶ線であり、従って搬送駆動ローラ17
aは用紙Pの搬送動作に際して用紙Pから線Tと直交す
る方向、即ち、用紙Pの搬送方向に微動する場合があ
る。そして、この様に搬送駆動ローラ17aが微動する
と、例えば用紙Pの頭出し位置が僅かに変動し、これに
よって正しい位置から印刷動作を開始することができ
ず、意図した印刷結果を得られないといった不具合が生
じる虞がある。
す様にフォトインタラプタ34を、円盤状スケール31
の回動中心に対し、用紙Pの搬送方向、即ち搬送駆動ロ
ーラ17aが微動する方向と略直交する方向である、線
Tの近傍に配置した。従って、用紙Pの搬送動作の際
に、搬送駆動ローラ17aが用紙Pの搬送方向に微動す
ると、これに伴って円盤状スケール31も用紙Pの搬送
方向に微動し、従って図8(a)から(b)への変化に
示す様に検出エリア34dから、符号0で示す光遮断部
33bが外れて、フォトインタラプタ34が円盤状スケ
ール33の状態変化を検出することになる。
向ピッチ(図5参照)は予め判明しているから、ロータ
リエンコーダ30によって、搬送駆動ローラ17aの微
動状態(微動方向、微動量)が検出可能となって、これ
を用いれば、適切な用紙Pの搬送動作を行うことが可能
となる。即ち、用紙Pの頭出し動作の際に搬送駆動ロー
ラ17aが微動しても、これを補正することができ、以
て正確な頭出し動作を行うことができる。
ンコーダを構成するセンサを、エンコーダを構成する円
盤状スケールの回動中心に対し、被記録材の搬送方向と
略直交する方向に配置したので、被記録材の搬送動作の
際に搬送ローラの回動軸が被記録材の搬送方向に微動
(僅かに変位)すると、前記搬送ローラの回動軸に設け
られた円盤状スケールもこれに伴って微動し、これによ
って前記センサが前記回転検出用パターンの状態変化を
検出することになる。故に、搬送ローラの回動量を検出
するエンコーダによって搬送ローラの微動状態(微動方
向、微動量)が検出可能となって、従ってこれを用いる
ことにより、適切な被記録材の搬送動作を行うことが可
能となる。
概略図である。
部のブロック図である。
本体の側面図である。
る。
ラプタの配置関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 被記録材に記録を行う記録部と、 該記録部へ被記録材を搬送する、回動駆動される搬送ロ
ーラと、 該搬送ローラの回動量を検出するエンコーダと、を備え
た記録装置であって、 前記搬送ローラが、駆動モータによって回動駆動される
駆動歯車と、前記搬送ローラの回動軸に設けられる従動
歯車とに掛架される無端ベルトによって回動駆動される
様に構成され、 前記エンコーダが、円周方向に光遮断部と光透過部とが
一定ピッチで交互に配置されてなる回転検出用パターン
を外周部に備えた、前記搬送ローラの回動軸に取り付け
られる円盤状スケールと、 該円盤状スケールの回転に伴う前記回転検出用パターン
の状態変化を電気信号に変換する、発光部と受光部とか
らなるセンサと、を備え、 前記センサが、前記円盤状スケールの回動中心に対し、
被記録材の搬送方向と略直交する方向またはその近傍に
配置されている、ことを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 被記録材に記録を行う記録部と、 該記録部へ被記録材を搬送する、回動駆動される搬送ロ
ーラと、 該搬送ローラの回動量を検出するエンコーダと、を備え
た記録装置であって、 前記搬送ローラが、駆動モータによって回動駆動される
駆動歯車と、前記搬送ローラの回動軸に設けられる従動
歯車とに掛架される無端ベルトによって回動駆動される
様に構成され、 前記エンコーダが、円周方向に光遮断部と光透過部とが
一定ピッチで交互に配置されてなる回転検出用パターン
を外周部に備えた、前記搬送ローラの回動軸に取り付け
られる円盤状スケールと、 該円盤状スケールの回転に伴う前記回転検出用パターン
の状態変化を電気信号に変換する、発光部と受光部とか
らなるセンサと、を備え、 前記センサが、前記円盤状スケールの回動中心に対し、
被記録材搬送時に前記搬送ローラの回動軸が微動する方
向と略直交する方向またはその近傍に配置されている、
ことを特徴とする記録装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記駆動歯
車と、前記搬送ローラの回動軸と、前記センサとが略一
直線上に配置されている、ことを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098743A JP3951775B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 記録装置 |
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JP2002098743A JP3951775B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003292195A true JP2003292195A (ja) | 2003-10-15 |
JP3951775B2 JP3951775B2 (ja) | 2007-08-01 |
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JP (1) | JP3951775B2 (ja) |
-
2002
- 2002-04-01 JP JP2002098743A patent/JP3951775B2/ja not_active Expired - Fee Related
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