JP2005059404A - 液体収容容器の製造方法、樹脂フィルム製造装置、及び液体収容容器 - Google Patents

液体収容容器の製造方法、樹脂フィルム製造装置、及び液体収容容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005059404A
JP2005059404A JP2003292661A JP2003292661A JP2005059404A JP 2005059404 A JP2005059404 A JP 2005059404A JP 2003292661 A JP2003292661 A JP 2003292661A JP 2003292661 A JP2003292661 A JP 2003292661A JP 2005059404 A JP2005059404 A JP 2005059404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin film
case
film
jig
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003292661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4218464B2 (ja
Inventor
和行 ▲斎▼藤
Kazuyuki Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003292661A priority Critical patent/JP4218464B2/ja
Publication of JP2005059404A publication Critical patent/JP2005059404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4218464B2 publication Critical patent/JP4218464B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】液体カートリッジにおいて、ケースの大きさを変えることなく、液体収容部を大きくし、かつ液体の溶媒や大気のシール性を確保する。
【解決手段】樹脂フィルムに、ケースの内面の凹部に沿うフィルム側成形部を成形するフィルム成形ステップと、ケースの凹部に填るように成形された治具側成形部を有する固定治具に、樹脂フィルムのフィルム側成形部を填め込み、樹脂フィルムの一面を治具側成形部に接させる填込ステップと、固定治具を、樹脂フィルムを填め込んだまま、金属層を蒸着する蒸着槽に挿入する挿入ステップと、蒸着槽の中で、樹脂フィルムの他面に金属層を蒸着する蒸着ステップと、金属層を蒸着した後の樹脂フィルムのフィルム側成形部をケースの内面の凹部に重ねつつ、フィルム側成形部の外周を、ケースの凹部の外周に溶着し、樹脂フィルムとケースの間に液密の液体収容部を形成する収容部形成ステップとを有する。
【選択図】図11

Description

本発明は、液体収容容器の製造方法、樹脂フィルム製造装置、及び液体収容容器に関する。特に本発明は、多くの液体を収容可能であり、かつ使用後の液体残存量を少なくすることができる液体収容容器の製造方法、この製造方法に用いる樹脂フィルム製造装置、及び液体収容容器に関する。
インクジェット式記録装置等の液体噴射装置は、記録ヘッド等の液体噴射ヘッドから、記録用紙等の被記録物にインク等の液体を噴射して記録を行う。液体噴射装置は、液体噴射装置の本体に脱着可能なインクカートリッジ等の液体収容容器を有する。液体収容容器は内部に収容している液体を液体噴射ヘッドに供給する。液体収容容器は、例えば樹脂ケースの内部に、樹脂ケース及びフィルムで形成された液密の空間である液体収容部を有している(例えば特許文献1参照)。液体収容容器は、内部に収容している液体の溶媒(例えば水)が蒸発したり、空気が液体に溶け込むことを防ぐ必要がある。このため、液体収容部を形成するフィルムに、溶媒や空気をシールするためにアルミニウム層などの金属層を設ける場合がある。
特開2003−145799(図1)
液体収容容器の大きさを変えずに液体の収容量を大きくするためには、樹脂ケースに占める液体収容部の割合を大きくすればよい。樹脂ケースに占める液体収容部の割合を大きくする方法の一つに、フィルムを樹脂ケースの内面形状に沿うように成形し、樹脂ケースの内部のほぼ全体を液体収容部にすることが考えられる。しかしこの場合、成形時にフィルムの金属層が薄くなったり破れたりする可能性がある。
本発明の第1の形態によると、被記録物に液体を噴射して記録を行う液体噴射装置に用いられ、ケースと可撓性を有する樹脂フィルムにより形成された液体収容部を有する液体収容容器の製造方法であって、樹脂フィルムに、ケースの内面の凹部に沿う形状を有するフィルム側成形部を成形するフィルム成形ステップと、ケースの凹部に沿うように成形された治具側成形部を有する固定治具の治具側成形部に、樹脂フィルムのフィルム側成形部を填め込む填込ステップと、固定治具を、樹脂フィルムを填め込んだまま、金属層を蒸着する蒸着槽に挿入する挿入ステップと、蒸着槽の中で、樹脂フィルムに金属層を蒸着する蒸着ステップと、ケースを準備する準備ステップと、金属層を蒸着した後の樹脂フィルムのフィルム側成形部をケースの内面の凹部に重ねつつ、フィルム側成形部の外周を、ケースの凹部の外周に溶着し、樹脂フィルムとケースの間に液密の液体収容部を形成する収容部形成ステップと、液体収容部に液体を注入する注入ステップとを備える液体収容容器の製造方法を提供する。第1の形態によれば、樹脂フィルムをケース内面の凹部に沿うように成形しているため、ケースの大きさを変えることなく、液体収容部を大きくすることができる。また樹脂フィルムを成形した後に金属層を蒸着しているため、液体の溶媒や空気は、樹脂フィルムを透過しにくくなる。
填込ステップにおいて、フィルム側成形部の外周を固定治具の治具側成形部の外周に密着させ、収容部形成ステップにおいて、樹脂フィルムの固定治具と接していなかった面をケースに溶着させてもよい。この場合、樹脂フィルムを確実にケースに溶着させることができる。
固定治具は、治具側成形部の外周に、更に突起を有し、成形後の樹脂フィルムは、フィルム側成形部の外周に、固定治具の突起に係合すべき孔部を有し、填込ステップにおいて、樹脂フィルムの孔部を固定治具の突起に係合させることにより、フィルム側成形部の外周を固定治具の治具側成形部の外周に密着させてもよい。この場合、樹脂フィルムの固定治具側の面は、固定治具に接するため、金属が蒸着されにくい。従って更に確実に、樹脂フィルムをケースに溶着させることができる。
フィルム成形ステップにおいて、樹脂フィルムに、フィルム側成形部を複数並べて形成し、固定治具は、治具側成形部を複数並んで有し、かつ複数並んだ治具側成形部全体の外周に複数の突起を有し、成形後の樹脂フィルムは、複数のフィルム側成形部の外周の全周に、複数の孔部を、固定治具の複数の突起に係合すべく有し、填込ステップにおいて、樹脂フィルムの複数のフィルム側成形部を複数の治具側成形部に填め込み、かつ樹脂フィルムの複数の孔部を固定治具の複数の突起に係合させることにより、樹脂フィルムにおいて、隣接するフィルム側成形部の間を固定治具に密着させてもよい。この場合、フィルム側成形部とフィルム側成形部の間の部分から、樹脂フィルムのケースに溶着する部分には金属の蒸気が回り込みにくい。従って、樹脂フィルムのケースに溶着される部分には金属がさらに蒸着されにくくなり、更に確実にケースに溶着することができる。
フィルム成形ステップにおいて、樹脂フィルムの樹脂フィルムに溶着する部分の外周に、更に余剰部を形成し、孔部は、余剰部に形成され、蒸着ステップと収容部形成ステップの間に、余剰部を樹脂フィルムから切り取る切取ステップを更に備えてもよい。この場合、樹脂フィルムにおけるケースに溶着される部分は余剰部より内側にあるため、金属は、更に樹脂フィルムにおけるケースに溶着される部分に蒸着されにくくなる。
ケースは、2つのケース形成部品を組み合わせて形成され、2つのケース形成部品は、一面に、互いに面対称な凹部をそれぞれ有しており、収容部形成ステップにおいて、樹脂フィルムを一方のケース形成部品の一面に溶着し、2つのケース形成部品を、互いが有する凹部が面対称に対向するように組み合わせても良い。このようにすると、液体収容部は、樹脂フィルムが、他方のケース形成部品が有する凹部の底面に接するまで液体を収容することができる。また樹脂フィルムが、一方のケース形成部品の凹部の底面に接するまで液体を排出することができる。従って、さらに、多くの液体を液体供給装置に供給することができる。
填込ステップにおいて、フィルム側成形部と治具側成形部との間隙の気圧を、フィルム側成形部の上部の気圧より低くすることにより、フィルム側成形部を治具側成形部に填め込んでもよい。また填込ステップにおいて、フィルム側成形部に圧空を吹き付けることにより、フィルム側成形部を治具側成形部に填め込んでもよい。これらのようにすると、可撓性を有する樹脂フィルムのフィルム側成形部を、容易に固定治具の治具側形成部に填め込むことができる。
本発明の第2の形態は、被記録物に液体を噴射して記録を行う液体噴射装置の液体収容容器に用いられ、液体収容容器のケースに溶着されてケースとの間に液体を収容する液体収容部を形成する樹脂フィルムを製造する樹脂フィルム製造装置であって、ケースの内面に形成された凹部に沿うように成形された治具側成形部を有し、ケースの凹部に沿う形状に成形された樹脂フィルムを治具側成形部に填め込んで保持する固定治具と、成形された樹脂フィルムを填め込み保持した固定治具が挿入され、成形後の樹脂フィルムの、固定治具と接していない面に金属層を蒸着する蒸着槽とを有する、樹脂フィルム製造装置を提供する。本形態によれば、第1の形態にかかる液体収容容器の製造方法に用いられる樹脂フィルムを製造することができる。
本発明の第3の形態は、被記録物に液体を噴射して記録を行う液体噴射装置に用いられる液体収容容器であって、内面に凹部を有するケースと、樹脂フィルムであって、ケースの凹部に沿うように成形されたフィルム側成形部と、フィルム側成形部が形成された後に一面に蒸着された金属層とを有し、フィルム側成形部の外周がケースの凹部の外周に溶着されてケースとの間に液密の液体収容部を形成する、可撓性を有する樹脂フィルムとを備える、液体収容容器を提供する。本形態によれば、液体収容容器において、ケースの大きさを変えずに液体収容部を大きくすることができる。また液体の溶媒が蒸発したり、空気が液体に溶解することを防ぐことができる。
ケースは、2つのケース形成部品を組み合わせて形成され、2つのケース形成部品は、一面に、互いに面対称であり互いに対向する凹部をそれぞれ有しており、樹脂フィルムは、一方のケース形成部品の一面に溶着されてもよい。このようにすると、液体収容部は、樹脂フィルムが、他方のケース形成部品が有する凹部の底面に接するまで液体を収容することができる。また樹脂フィルムが、一方のケース形成部品の凹部の底面に接するまで液体を排出することができる。従って、さらに、多くの液体を液体供給装置に供給することができる。
樹脂フィルムは、金属層が蒸着されていない他面が、ケースに溶着されてもよい。この場合、樹脂フィルムは確実にケースに溶着される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態であるインクカートリッジ10を裏面側から見た斜視図である。インクカートリッジ10は液体収容容器の一例であり、記録用紙などに記録を行うインクジェット式記録装置に装着され、このインクジェット式記録装置にインクを供給する。インクカートリッジ10は、略直方体の樹脂ケース20、並びに樹脂ケース20の長手方向の一端面に形成されているインク供給口22及び空気流入口24を有する。樹脂ケース20は、インク側ケース30及び大気側ケース40を有する。インク側ケース30及び大気側ケース40は、ケース形成部品の一例である。樹脂ケース20は、予めインクを内部に収容しており、内部のインクをインク供給口22からインクジェット式記録装置に供給する。このとき、空気流入口24から樹脂ケース20の内部に空気が流入する。
図2はインクカートリッジ10の分解斜視図である。インクカートリッジ10は、インク側ケース30及び大気側ケース40に加え、インク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60を有する。インク封止樹脂フィルム50は、本発明の樹脂フィルムの一例である。
インク側ケース30は、平面形状が略長方形の枠体34を、裏面側から蓋体32により封止して形成されており、大気側ケース40と対向する面すなわち内面に、インク収容凹部70a、バッファ凹部72aを有する。また底面側に、枠体34と蓋体32の間隙として形成されている流路部74を有する。流路部74はインク収容凹部70aとバッファ凹部72aを連通している。
インク封止樹脂フィルム50は、可撓性を有しており、インク収容凹部70aの内面に沿うように成形されている収容部凸部52、及びバッファ凹部72aの内面に沿うように成形されているバッファ凸部54を有する。収容部凸部52及びバッファ凸部54はフィルム側成形部の一例である。
インク封止樹脂フィルム50は、収容部凸部52及びバッファ凸部54をそれぞれインク収容凹部70a及びバッファ凹部72aに重ねるように配置されている。インク封止樹脂フィルム50において、収容部凸部52の外周部及びバッファ凸部54の外周部は、インク側ケース30の内面に溶着されており、それぞれ、インク収容凹部70aとの間に液密のインク収容部70を、バッファ凹部72aとの間に液密のインクバッファ室72を形成している。インクバッファ室72はインク供給口22に連通している。インク収容部70に収容されているインクは流路部74及びインクバッファ室72を介してインク供給口22からインクジェット式記録装置に供給される。
大気側ケース40は、平面形状が略長方形であり、インク側ケース30と対向する面に空気凹部80a及び検出機構収容凹部82aを有する。空気凹部80a及び検出機構収容凹部82aは、それぞれインク収容凹部70aに対向する位置及びバッファ凹部72aに対向する位置に設けられている。空気凹部80aはインク収容凹部70aと略面対称であり、空気流入口24に連通している。検出機構収容凹部82aは、インクバッファ室72におけるインクの残量を検出する検出機構を収容する。空気封止樹脂フィルム60は、可撓性を有しており、空気凹部80aの内面に沿うように成形されている空気凸部62を有する。空気封止樹脂フィルム60は、空気凸部62が空気凹部80aに重なった状態で、大気側ケース40の内面に溶着されており、空気凹部80aとの間に気密の空気室80を形成している。インク側ケース30と大気側ケース40が組み合った状態において、空気封止樹脂フィルム60の空気凸部62は、インク封止樹脂フィルム50の収容部凸部52に密着している。この状態においてインク収容部70からインクが供給されると、インク封止樹脂フィルム50の収容部凸部52は空気封止樹脂フィルム60の空気凸部62を押し下げ、空気室80に空気を流入させる。
図3(A)は、インクが充填されているインクカートリッジ10の長手方向の縦断面図である。本図においてインクカートリッジ10は、空気流入口24を通るように縦に切断されている。上記したようにインク側ケース30のインク収容凹部70a、及び大気側ケース40の空気凹部80aは互いに略面対称である。またインク封止樹脂フィルム50は可撓性を有していてインク収容凹部70aの内面に沿うように成形されており、空気封止樹脂フィルム60は可撓性を有していて空気凹部80aの内面形状に沿うように成形されている。このため、インク収容部70にインクを充填したときには、インク封止樹脂フィルム50は空気封止樹脂フィルム60を押し上げて空気凹部80aに沿う形状になる。このため、インク収容凹部70a及び空気凹部80aを合わせた空間のほぼ全てをインク収容部70として用いることができる。
図3(B)は図3(A)において破線で囲んだ領域を拡大した図である。インク封止樹脂フィルム50は、インク側ケース30に溶着する側から順に、フィルム本体91及び金属層92を有する。空気封止樹脂フィルム60は、大気側ケース40に溶着する側から順にフィルム本体91及び金属層92を有する。
フィルム本体91は、インク封止樹脂フィルム50又は空気封止樹脂フィルム60のベースとなる樹脂層であり、インク側ケース30又は大気側ケース40と溶着されやすい材質すなわちインク側ケース30及び大気側ケース40と同系列の材料で形成されている。例えばインク側ケース30及び大気側ケース40がポリプロピレンで形成されている場合、フィルム本体91はCPP(無延伸ポリプロピレン)で形成されている。金属層92は空気がインク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60を透過しにくくする。また金属層92はインクの溶媒(例えば水)がインク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60を透過しにくくする。金属層92は、例えばアルミニウム層やインジウム層であり、蒸着によって形成されている。金属層92は2000オングストローム以上の厚さを有するのが好ましい。なお金属層92の代わりに、少なくともインクの溶媒を透過させない材料により形成された層、例えばシリカ層を設けてもよい。
図4は、インク収容部70に収容していたインクをほぼ全て供給し終わった状態における、インクカートリッジ10の縦断面図である。本図は、図3と同じ断面を示す。図4において、インク封止樹脂フィルム50はインク側ケース30のインク収容凹部70aの内面全体に接している。このため、インク収容部70に収容されていたインクをほぼ全てインク供給口22から排出することができる。なお、空気室80に空気流入口24から十分な量の空気が流入しているため、空気封止樹脂フィルム60はインク封止樹脂フィルム50を介してインク収容凹部70aの内面全体に沿っている。
図5は、図2から図4に示したインク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60に金属層92を蒸着する蒸着槽200を、上面から見た断面図である。蒸着槽200は、略円柱状の容器201の内部に、複数の蒸着源210、並びに複数の治具ホルダー220を備える。複数の蒸着源210は容器201の中心軸を中心として、4方向にそれぞれ2つずつ並べて配置されている。蒸着源210は、容器201の中心軸を中心として同じ間隔で配置されてもよい。治具ホルダー220は、蒸着源210を中心として等間隔に例えば8個等配置されている。それぞれの治具ホルダー220は複数(例えば8個)の固定治具300を円に沿って有する。固定治具300は、例えば樹脂製であり、それぞれ複数(例えば10個)のインク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60を保持する。このため、一回の蒸着処理で多数(例えば640個)のインク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60に金属層92を形成することができる。
図6は、固定治具300の平面図である。本図に示す固定治具300は図2から図4に示したインク封止樹脂フィルム50を保持する。図7(A)は、インク封止樹脂フィルム50を保持した固定治具300の平面図である。図7(B)は、図7(A)において破線で囲まれた領域を拡大した拡大図である。図8は、図7(A)のA−A断面を示す断面図である。
図6に示すように、固定治具300は、軸310と、軸310に等間隔に設けられた複数の治具側成形部320と、軸310に複数設けられた突起330を有する。軸310は治具ホルダー220に取り付けられる。治具側成形部320は、インク封止樹脂フィルム50を成形する時に用いられる金型の成形面と略同一の形状であり、図8に示すように、収容部凸部52が填め込まれる収容部固定凹部322,及びバッファ凸部54が填め込まれるバッファ固定凹部324を有する。突起330は、インク封止樹脂フィルム50を固定するために設けられており、図6に示すように軸310の上端部及び下端部、並びに治具側成形部320の間に、例えばそれぞれ1つずつ設けられている。
図7(A)に示すようにインク封止樹脂フィルム50は、固定治具300に填め込まれる場合、一枚の帯状の樹脂フィルムシート400に複数並んで形成される。樹脂フィルムシート400の上端部及び下端部、並びにインク封止樹脂フィルム50の間には、それぞれ固定治具300の突起330に挿通される孔部58が、例えば一つずつ形成されている。このため、図8に示すようにインク封止樹脂フィルム50は、蒸着処理中において固定治具300に密着した状態で保持される。従って金属はインク封止樹脂フィルム50のインク側ケース30に溶着する部分に蒸着しにくい。
また図7(B)に示すように、樹脂フィルムシート400は、インク側ケース30に溶着される部分である、収容部凸部52の外周部及びバッファ凸部54の外周部の更に外周の全周に、余剰部56を有する。余剰部56は、固定治具300に密着している。このため、インク側ケース30に溶着される部分である、収容部凸部52の外周部及びバッファ凸部54の外周部には金属が更に蒸着されにくい。
図9は、固定治具300の変形例の平面図である。図10は、樹脂フィルムシート400を固定した状態における固定治具300の、図9のB−B断面に対応する断面図である。本変形例において固定治具300は、軸310と板部材350を有する。板部材350は略長方形であり、軸310の上端及び下端を除いた部分と重なる位置に配されている。板部材350は治具側成形部320を軸310に沿って複数有する。板部材350は、更に周縁部の全周に、複数の突起330を、複数の治具側成形部320の全体を囲むように有する。治具側成形部320及び突起330の構成は図6から図8に示した治具側成形部320及び突起330の構成と同じである。本変形例の固定治具300を用いる場合、樹脂フィルムシート400は突起330の位置に合わせて周縁部の全周に複数の孔部58を有する。これ以外は図6から図8に示した固定治具300を用いる場合の樹脂フィルムシート400と同様の構成である。
本変形例において樹脂フィルムシート400における板部材350側のほぼ全面は、板部材350に密着する。このためインク封止樹脂フィルム50とインク封止樹脂フィルム50の間の領域には、金属の蒸気は回り込みにくい。従って、図6から図8に示す固定治具300を用いる場合と比べて、インク側ケース30に溶着される部分である、収容部凸部52の外周部及びバッファ凸部54の外周部には金属が更に蒸着されにくい。
なお、図2から図4に示した空気封止樹脂フィルム60を保持する固定治具300は、図6から図8に示した固定治具300、又は図9に示した固定治具300からバッファ固定凹部324を除いた構成であるが、図6から図8に示した固定冶具300、または図9に示した固定冶具300を用いてもよい。
図11は、インクカートリッジ10の製造方法を示すフローチャートである。まずインク側ケース30および大気側ケース40を準備する(S10)。そして成形前の樹脂フィルムシート400を、インク側ケース30の内面に沿う形状を有する金型に押しつけ、収容部凸部52及びバッファ凸部54をそれぞれ複数一列に成形する(S20)。また他の樹脂フィルムシート400を、大気側ケース40の内面に沿う形状を有する金型に押しつけ、空気凸部62を複数一列に成形する(S20)。樹脂フィルムシート400は圧空により金型に押しつけられる。このとき樹脂フィルムシートと金型との間は、金型に形成されている貫通孔を介して排気される。
次に樹脂フィルムシート400に孔部58を形成する。そして成形後の樹脂フィルムシート400を固定治具300に固定する(S40)。詳細には、インク封止樹脂フィルム50の収容部凸部52及びバッファ凸部54を、固定治具300の収容部固定凹部322及びバッファ固定凹部324にそれぞれ填め込み、突起330を孔部58に差し込む。また空気封止樹脂フィルム60の空気凸部62を収容部固定凹部322に填め込む。例えば樹脂フィルムシート400と収容部固定凹部322及びバッファ固定凹部324の間隙の気圧を、樹脂フィルムシート400の上部の気圧より下げることにより、樹脂フィルムシート400を金型に填め込む。例えば樹脂フィルムシート400の上部に圧空を吹き付けることにより樹脂フィルムシート400を固定治具300に填め込む。また固定治具300の収容部固定凹部322およびバッファ固定凹部324の底面に貫通孔を設け、この孔から樹脂フィルムシート400と固定治具300の間を排気することにより、樹脂フィルムシート400を固定治具300に填め込んでもよい。
樹脂フィルムシート400が固定された後、固定治具300は、蒸着槽200の治具ホルダー220に固定される(S60)。固定治具300を固定した後、蒸着槽200は動作し、固定治具300が保持している樹脂フィルムシート400に金属を蒸着して金属層92を形成する(S80)。このとき、樹脂フィルムシート400の収容部凸部52、バッファ凸部54、及び空気凸部62は固定治具300に填め込まれているため、型くずれしない。また樹脂フィルムシート400は、インク封止樹脂フィルム50又は空気封止樹脂フィルム60の外周に余剰部56を有しており、かつ余剰部56が固定治具300に密着しているため、インク側ケース30に溶着される部分である、収容部凸部52の外周部、バッファ凸部54の外周部及び空気凸部62の外周部には金属が蒸着されにくい。なお、蒸着槽200は樹脂フィルムシート400に複数回金属層92を蒸着してもよい。このとき、蒸着するたびに異なる蒸着源210を用いてもよい。例えば二回蒸着する場合、一回目の蒸着処理において、金属層92を高速に蒸着させ、二回目の蒸着処理において金属層92を一回目より低速で1回目と同じ厚さほど蒸着させる。この場合、金属層92を均一に形成することができる。
蒸着終了後、固定治具300を治具ホルダー220から取り外し(S100)、樹脂フィルムシート400を固定治具300から取り外す(S120)。そして樹脂フィルムシート400からインク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60を切り出す(S140)。このとき余剰部56をインク封止樹脂フィルム50から切り離す。そしてインク封止樹脂フィルム50の収容部凸部52の外周部及びバッファ凸部54の外周部をそれぞれインク側ケース30に溶着して、インク収容部70及びインクバッファ室72を形成する。また空気封止樹脂フィルム60の空気凸部62の外周部を大気側ケース40に溶着して空気室80を形成する(S160)。このとき、樹脂フィルムシート400の固定治具300と接している側の面には金属が蒸着していないため、この面をインク側ケース30又は大気側ケース40に溶着することにより、確実にインク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60をインク側ケース30及び大気側ケース40に溶着することができる。
そしてインク側ケース30に大気側ケース40を組み付けて樹脂ケース20を形成した後、インクをインク収容部70に注入する(S180)。
このように、樹脂フィルムシート400に空気封止樹脂フィルム60の収容部凸部52及びバッファ凸部54、又は空気封止樹脂フィルム60の空気凸部62を成形した後、蒸着槽200及び固定治具300を用いて樹脂フィルムシート400に金属を蒸着して金属層92を形成するため、金属層92を形成した後に樹脂フィルムシート400を成形する場合と比べて、インク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60に金属層を均一に形成することができる。従ってインクの溶媒や大気がインク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60を透過しにくくすることができる。
また固定治具300に突起330を設け、樹脂フィルムシート400の孔部58に差し込むようにしたため、樹脂フィルムシート400の固定治具300と接している側の面には金属層が蒸着しにくい。樹脂フィルムシート400は、空気封止樹脂フィルム60の外周に余剰部56を有しているため、さらに樹脂フィルムシート400の固定治具300と接している側の面には金属層が蒸着しにくい。従って、確実にインク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60をインク側ケース30及び大気側ケース40に溶着することができる。
なお、上記実施形態においてインク封止樹脂フィルム50及び空気封止樹脂フィルム60に金属層92を設けたが、空気封止樹脂フィルム60には金属層92を設けなくてもよい。また樹脂フィルムシート400の周縁部を折り曲げ、固定治具300の裏面に回り込むようにしてもよい。
またインクカートリッジ10が用いられるインクジェット式記録装置は、液体噴射装置の一例である。しかしながら、液体噴射装置はこれに限られない。液体噴射装置の他の例は、液晶ディスプレイのカラーフィルタを製造するカラーフィルタ製造装置である。この場合、色材を収容するカートリッジが液体収容容器の一例である。液体噴射装置のさらなる他の例は、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極を形成する電極形成装置である。この場合、電極形成装置の電極材(電導ペースト)を収容するカートリッジが液体収容容器の一例である。液体噴射装置のさらなる他の例は、バイオチップを製造するバイオチップ製造装置である。この場合、バイオチップ製造装置の生体有機物および試料を収容するカートリッジが液体収容容器の一例である。本発明の液体噴射装置は、産業用途を有するその他の液体噴射装置も含む。被記録物は、液体が噴射されることにより記録が行われる物であり、記録用紙の他に、ディスプレイの電極等の回路パターンが記録される回路基板、ラベルが印刷されるCD−ROM、DNA回路が記録されるプレパラートが含まれる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
インクカートリッジ10を裏面側から見た斜視図 インクカートリッジ10の分解斜視図 (A)は、インクが充填されているインクカートリッジ10の長手方向の縦断面図、(B)は(A)において破線で囲んだ領域を拡大した拡大図 インクを供給し終わったインクカートリッジ10の縦断面図 蒸着槽200を上面から見た断面図 固定治具300の平面図 (A)は、固定治具300を、インク封止樹脂フィルム50を保持した状態で示す平面図、(B)は(A)において破線で囲まれた領域を拡大した拡大図 図7(A)のA−A断面を示す断面図 固定治具300の変形例の平面図 樹脂フィルムシート400を固定した固定治具300の断面図 インクカートリッジ10の製造方法を示すフローチャート
符号の説明
10…インクカートリッジ、20…樹脂ケース、22…インク供給口、24…空気流入口、30…インク側ケース、32…蓋体、34…枠体、40…大気側ケース、50…インク封止樹脂フィルム、52…収容部凸部、54…バッファ凸部、56…余剰部、58…孔部、60…空気封止樹脂フィルム、62…空気凸部、70…インク収容部、70a…インク収容凹部、72…インクバッファ室、72a…バッファ凹部、74…流路部、80a…空気凹部、80…空気室、82a…検出機構収容凹部、91…フィルム本体、92…金属層、200…蒸着槽、201…容器、210…蒸着源、220…治具ホルダー、300…固定治具、310…軸、320…治具側成形部、322…収容部固定凹部、324…バッファ固定凹部、330…突起、350…板部材、400…樹脂フィルムシート

Claims (12)

  1. 被記録物に液体を噴射して記録を行う液体噴射装置に用いられ、ケースと可撓性を有する樹脂フィルムにより形成された液体収容部を有する液体収容容器の製造方法であって、
    前記樹脂フィルムに、前記ケースの内面の凹部に沿う形状を有するフィルム側成形部を成形するフィルム成形ステップと、
    前記ケースの前記凹部に沿うように成形された治具側成形部を有する固定治具の前記治具側成形部に、前記樹脂フィルムの前記フィルム側成形部を填め込む填込ステップと、
    前記固定治具を、前記樹脂フィルムを填め込んだまま、金属層を蒸着する蒸着槽に挿入する挿入ステップと、
    前記蒸着槽の中で、前記樹脂フィルムに金属層を蒸着する蒸着ステップと、
    前記ケースを準備する準備ステップと、
    金属層を蒸着した後の前記樹脂フィルムの前記フィルム側成形部を前記ケースの内面の前記凹部に重ねつつ、前記フィルム側成形部の外周を、前記ケースの前記凹部の外周に溶着し、前記樹脂フィルムと前記ケースの間に液密の前記液体収容部を形成する収容部形成ステップと、
    前記液体収容部に前記液体を注入する注入ステップと
    を備える液体収容容器の製造方法。
  2. 前記填込ステップにおいて、前記フィルム側成形部の外周を前記固定治具の前記治具側成形部の外周に密着させ、
    前記収容部形成ステップにおいて、前記樹脂フィルムの前記固定治具と接していなかった面を前記ケースに溶着させる、請求項1に記載の液体収容容器の製造方法。
  3. 前記固定治具は、前記治具側成形部の外周に、更に突起を有し、
    成形後の前記樹脂フィルムは、前記フィルム側成形部の外周に、前記固定治具の前記突起に係合すべき孔部を有し、
    前記填込ステップにおいて、前記樹脂フィルムの前記孔部を前記固定治具の前記突起に係合させることにより、前記フィルム側成形部の外周を前記固定治具の前記治具側成形部の外周に密着させる、請求項2に記載の液体収容容器の製造方法。
  4. 前記フィルム成形ステップにおいて、前記樹脂フィルムに、前記フィルム側成形部を複数並べて形成し、
    前記固定治具は、前記治具側成形部を複数並んで有し、かつ前記複数並んだ治具側成形部全体の外周に複数の前記突起を有し、
    成形後の前記樹脂フィルムは、前記複数のフィルム側成形部の外周の全周に、複数の前記孔部を、前記固定治具の前記複数の突起に係合すべく有し、
    前記填込ステップにおいて、前記樹脂フィルムの前記複数のフィルム側成形部を前記複数の治具側成形部に填め込み、かつ前記樹脂フィルムの前記複数の孔部を前記固定治具の前記複数の突起に係合させることにより、前記樹脂フィルムにおいて、隣接する前記フィルム側成形部の間を前記固定治具に密着させる、請求項3に記載の液体収容容器の製造方法。
  5. 前記フィルム成形ステップにおいて、前記樹脂フィルムの前記樹脂フィルムに溶着する部分の外周に、更に余剰部を形成し、
    前記孔部は、前記余剰部に形成され、
    前記蒸着ステップと前記収容部形成ステップの間に、前記余剰部を前記樹脂フィルムから切り取る切取ステップを更に備える、請求項1に記載の液体収容容器の製造方法。
  6. 前記ケースは、2つのケース形成部品を組み合わせて形成され、
    前記2つのケース形成部品は、一面に、互いに面対称な凹部をそれぞれ有しており、
    前記収容部形成ステップにおいて、前記樹脂フィルムを一方の前記ケース形成部品の前記一面に溶着し、前記2つのケース形成部品を、互いが有する前記凹部が面対称に対向するように組み合わせる、請求項1に記載の液体収容容器の製造方法。
  7. 前記填込ステップにおいて、前記フィルム側成形部と前記治具側成形部との間隙の気圧を、前記フィルム側成形部の上部の気圧より低くすることにより、前記フィルム側成形部を前記治具側成形部に填め込む、請求項1に記載の液体収容容器の製造方法。
  8. 前記填込ステップにおいて、前記フィルム側成形部に圧空を吹き付けることにより、前記フィルム側成形部を前記治具側成形部に填め込む、請求項1に記載の液体収容容器の製造方法。
  9. 被記録物に液体を噴射して記録を行う液体噴射装置に液体を供給する液体収容容器に用いられ、前記液体収容容器のケースに溶着されて前記ケースとの間に前記液体を収容する液体収容部を形成する樹脂フィルムを製造する樹脂フィルム製造装置であって、
    前記ケースの内面に形成された凹部に沿うように成形された治具側成形部を有し、前記ケースの前記凹部に沿う形状に成形された前記樹脂フィルムを前記治具側成形部に填め込んで保持する固定治具と、
    成形された前記樹脂フィルムを填め込み保持した前記固定治具が挿入され、成形後の前記樹脂フィルムの、前記固定治具と接していない面に金属層を蒸着する蒸着槽と
    を有する、樹脂フィルム製造装置。
  10. 被記録物に液体を噴射して記録を行う液体噴射装置に用いられる液体収容容器であって、
    内面に凹部を有するケースと、
    樹脂フィルムであって、前記ケースの凹部に沿うように成形されたフィルム側成形部と、前記フィルム側成形部が形成された後に一面に蒸着された金属層とを有し、前記フィルム側成形部の外周が前記ケースの前記凹部の外周に溶着されて前記ケースとの間に液密の液体収容部を形成する、可撓性を有する樹脂フィルムと
    を備える、液体収容容器。
  11. 前記ケースは、2つのケース形成部品を組み合わせて形成され、
    前記2つのケース形成部品は、一面に、互いに面対称であり互いに対向する凹部をそれぞれ有しており、
    前記樹脂フィルムは、一方の前記ケース形成部品の前記一面に溶着される、請求項10に記載の液体収容容器。
  12. 前記樹脂フィルムは、前記金属層が蒸着されていない他面が、前記ケースに溶着される、請求項10に記載の液体収容容器。
JP2003292661A 2003-08-12 2003-08-12 液体収容容器の製造方法 Expired - Fee Related JP4218464B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003292661A JP4218464B2 (ja) 2003-08-12 2003-08-12 液体収容容器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003292661A JP4218464B2 (ja) 2003-08-12 2003-08-12 液体収容容器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005059404A true JP2005059404A (ja) 2005-03-10
JP4218464B2 JP4218464B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=34369903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003292661A Expired - Fee Related JP4218464B2 (ja) 2003-08-12 2003-08-12 液体収容容器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4218464B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101434147B (zh) * 2007-11-12 2010-09-15 研能科技股份有限公司 打印机的墨水匣承载装置
KR102215553B1 (ko) * 2019-09-27 2021-02-15 (주)연우 필름용기를 포함하는 내용기의 제조 방법
KR20210037617A (ko) * 2019-09-27 2021-04-06 (주)연우 필름용기를 포함하는 내용기의 제조 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101434147B (zh) * 2007-11-12 2010-09-15 研能科技股份有限公司 打印机的墨水匣承载装置
KR102215553B1 (ko) * 2019-09-27 2021-02-15 (주)연우 필름용기를 포함하는 내용기의 제조 방법
WO2021060690A1 (ko) * 2019-09-27 2021-04-01 주식회사 연우 필름용기를 포함하는 내용기의 제조 방법
KR20210037617A (ko) * 2019-09-27 2021-04-06 (주)연우 필름용기를 포함하는 내용기의 제조 방법
KR102479435B1 (ko) * 2019-09-27 2022-12-20 (주)연우 필름용기를 포함하는 내용기의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4218464B2 (ja) 2009-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6945642B2 (en) Liquid container
TWI602711B (zh) 槽單元、具備槽單元之液體噴射系統
US9233547B2 (en) Liquid supply unit
JP2010208038A (ja) 液体噴射装置及び液体収容容器
CN103203998A (zh) 液体容纳体以及液体消耗装置
JP4218464B2 (ja) 液体収容容器の製造方法
CN105263712B (zh) 液体容纳体
JP6264109B2 (ja) 液体収容容器
JP2005047258A (ja) 液体収容体及び液体噴射装置
JP2009018844A (ja) 液体収容容器用包装箱
US6966637B2 (en) Ink jet cartridge
JP2005059405A (ja) 液体収容容器の製造方法及び液体収容容器
JP3714372B2 (ja) インクカートリッジ
JP6287325B2 (ja) 液体供給ユニット
JP2008213192A (ja) 流体収容容器
US7659128B2 (en) Method of processing silicon wafer and method of manufacturing liquid ejecting head
JP2017189949A (ja) カートリッジ
US7258830B2 (en) Method for direct blow molding
JPH0789087A (ja) 交換型インクカートリッジ
JP2009129651A (ja) 色素増感太陽電池の製造方法
JP2005096420A (ja) 液体封止部材及び液体噴射装置
JP6332064B2 (ja) 液体供給装置、および、液体消費システム
JP6417680B2 (ja) 液体収容体、及び、電気接続体
JP2002052734A (ja) インクカートリッジ
EP2095956B1 (en) Method for manufacturing an ink cartridge

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080728

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080826

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081103

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees