JP2005058495A - 除染方法及び除染装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 過酸化水素ガス等の除染用ガスを凝縮させて凝縮液層を形成する際にあって、時間経過と共に除染効果が低下しない除染方法、及び除染装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 過酸化水素ガスを発生させて、チャンバー2内に投入し、投入した過酸化水素ガスをチャンバー2内で凝縮させて、チャンバー2の内壁、またはチャンバー2内にある除染対象物3の表面に凝縮液層を薄膜状に形成する。そして、温度調節装置10がチャンバー2の室温を上昇させて、一旦形成された凝縮液層を一部蒸発させる。そしてさらに、蒸発させた後、温度調節手段10が室温を下げて、過酸化水素ガスを凝縮させて凝縮液層を再形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、チャンバー等の密閉室、または密閉室内にある除染対象物を除染する方法、及び除染する装置に関する。
チャンバー等の密閉室、または密閉室内にある除染対象物を除染する方法としては、ガス発生装置により過酸化水素ガスを発生させ、この過酸化水素ガスを密閉室内に投入する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。さらに詳述すると、かかる方法は、投入した過酸化水素ガスを密閉室内で飽和させて凝縮させ、密閉室の内壁等に薄膜状に凝縮液層を形成することにより除染効果を得るものである。ここで、過酸化水素ガスを密閉室で凝縮させる具体的手段としては、密閉室の室温を下げる構成が一般的であり、所定の凝縮液層が形成された後は、過酸化水素ガスの供給を通常停止している。また、この凝縮液層の過酸化水素濃度が高いほど、除染効果が高いことも良く知られている。
特公昭61−4543号公報
ところで、除染用ガスとしての過酸化水素ガスは、貯蔵タンクに予め水溶液として貯蔵されており、この水溶液を蒸発させることにより生成される。ここで、過酸化水素は水より沸点が高いため、密閉室の室温を下げて室内で凝縮液層を形成する際にあっては、過酸化水素ガスが先に凝縮を開始して液層を形成し、遅れて水蒸気が液化する。すなわち、凝縮過程の初期段階では、高い過酸化水素濃度の凝縮液層が形成されるものの、時間が経過して水蒸気が凝縮し始めると、全体として凝縮液層の過酸化水素濃度が低下することとなる。このことは、時間が経過するにつれて除染効果が低くなってしまうことを意味する。例えば、35%の過酸化水素水を蒸発させた場合、凝縮の初期には58%の濃度の凝縮液層が形成されるが、その後濃度が35%近くまで低下することが、理論的にも確認できる。
そこで本発明は、過酸化水素ガス等の除染用ガスを凝縮させて凝縮液層を形成する際にあって、時間経過と共に除染効果が低下しない除染方法、及び除染装置を提供することを目的とする。
本発明は、水より沸点の高い除染用ガスが溶解した水溶液を蒸発させて除染用ガスを発生させ、該除染用ガスを密閉室内に投入し、投入した除染用ガスを当該密閉室内で凝縮させて、密閉室の内壁、または密閉室内にある除染対象物の表面に凝縮液層を薄膜状に形成することにより、密閉室または除染対象物を除染する除染方法において、一旦形成された凝縮液層を一部、または全部蒸発させる蒸発工程と、蒸発工程の後、再度除染用ガスを凝縮させて凝縮液層を再形成する再凝縮工程とを備えたことを特徴とする除染方法である(請求項1)。
ここで、本発明にかかる除染方法に用いられる除染用ガスは、水より沸点が高いため、凝縮過程の初期段階では、高い溶質濃度(全水溶液量に対する溶解した除染用ガスの重量,体積,モル数の割合)の凝縮液層が形成される。そしてその後、前述のように、この溶質濃度は低下し始めるが、本発明にあっては、一旦形成された凝縮液層を蒸発させる蒸発工程を実行することを特徴としており、かかる工程を実行することにより、溶質濃度の低下を阻止することが可能となる。これは、凝縮液層を蒸発させると、凝縮液層に含まれる水が先に気化し、これに対し除染用ガスの凝縮液が凝縮液層に残留し、全体として凝縮液層の溶質濃度が高くなることによるものである。ここで、一旦形成された凝縮液層を全部蒸発させれば、濃度低下を完全に断つことが可能となり、一部のみ蒸発させれば、高濃度の凝縮液層が一部残留することとなる。そしてさらに、本発明は、この蒸発工程実行後、凝縮液層を再形成する再凝縮工程を実行することを特徴としている。かかる構成とすることにより、改めて除染用ガスが凝縮することとなるため、再度、除染効果の高い高濃度の凝縮液層を形成することが可能となる。したがって、このように蒸発工程と再凝縮工程とを実行することにより、凝縮液層の溶質濃度が低下することを防止することできると共に、高い溶質濃度の凝縮液層を形成することができる。なお、上述の除染とは、化学T期除染、無菌、殺菌、滅菌等が含まれる。
また、かかる構成にあって、蒸発工程が、密閉室の室温を上げることにより凝縮液層を蒸発させるものであると共に、再凝縮工程が、密閉室の室温を下げることにより除染用ガスを凝縮させて、凝縮液層を再形成するものである構成が提案される(請求項2)。
かかる構成は、室内を温度調節し得る既存設備を利用できるという点で好適である。
また、蒸発工程が、密閉室の内圧を下げることにより凝縮液層を蒸発させるものであると共に、再凝縮工程が、密閉室の内圧を上げることにより除染用ガスを凝縮させて、凝縮液層を再形成するものである構成が提案される(請求項3)。
かかる構成は、室内の内圧を調節し得る既存設備を利用できるという点で好適である。
また、蒸発工程が、密閉室で飽和しない不飽和ガスを密閉室内に供給することにより凝縮液層を蒸発させるものであると共に、再凝縮工程が、不飽和ガスの供給を停止し、かつ除染用ガスを再投入して除染用ガスを凝縮させて、凝縮液層を再形成するものである構成が提案される(請求項4)。
かかる構成にあっては、密閉室の温度や内圧を変化させることなく凝縮液層を蒸発・再形成することができる。
なお、これまでに述べた構成にあって、除染用ガスが、過酸化水素ガスである構成が例示される(請求項5)。
このように過酸化水素ガスが好適に用いられる理由としては、過酸化水素ガスが、10-6から10-12に至るまでの除染のバリデーションへの対応を可能とする強力な除染能力を備え、かつ安価で入手し易いことが挙げられる。また、この過酸化水素ガスは、最終的に酸素と水とに分解されるため、環境に対して影響が少ない点も理由の一つとして挙げられる。
また、再凝縮工程を、複数回実行する構成が提案される(請求項6)。
かかる構成とすることにより、溶質濃度が高い凝縮液層を複数回形成することができ、除染効果の高い高濃度の凝縮液層を密閉室の内壁等に保持できる時間が長くなる。
また、本発明は、除染対象となる密閉室と、水より沸点の高い除染用ガスが溶解した水溶液を蒸発させて除染用ガスを発生させ、該除染用ガスを密閉室内に投入するガス発生装置と、密閉室に投入された除染用ガスを室温を下げることにより飽和させ、除染用ガスを当該密閉室内で凝縮させて、密閉室の内壁、または密閉室内にある除染対象物の表面に凝縮液層を薄膜状に形成する温度調節手段とを備えた除染装置において、温度調節手段が、一旦形成された凝縮液層を密閉室の室温を所定温度まで上げることにより一部、または全部蒸発させ、蒸発させた後、密閉室の室温を所定温度まで下げることにより再度除染用ガスを凝縮させて凝縮液層を再形成する自動制御内容を備えたことを特徴とする除染装置である(請求項7)。
このように、温度調節手段が、溶質濃度が低下していく凝縮液層を室温上昇させて蒸発させるようにすると、凝縮液層の溶質濃度低下を阻止することができる。これと共に、その後再び、室温を下げて凝縮液層を形成するようにすることにより、除染効果の高い高濃度の凝縮液層を再度形成することが可能となる。
さらに、かかる構成にあって、温度調節手段が、凝縮液層を蒸発させた後、凝縮液層を再形成する制御内容を、複数回実行する自動制御内容を備えた構成が提案される(請求項8)。
かかる構成とすることにより、溶質濃度が高い凝縮液層が複数回形成されることとなり、除染効果の高い凝縮液層を密閉室の内壁等に時間的に長く保持できる除染装置とすることができる。
また、本発明は、除染対象となる密閉室と、水より沸点の高い除染用ガスが溶解した水溶液を蒸発させて除染用ガスを発生させ、該除染用ガスを密閉室内に投入するガス発生装置と、密閉室に投入された除染用ガスを密閉室の内圧を上げることにより飽和させ、除染用ガスを当該密閉室内で凝縮させて、密閉室の内壁、または密閉室内にある除染対象物の表面に凝縮液層を薄膜状に形成する内圧調節手段とを備えた除染装置において、内圧調節手段が、一旦形成された凝縮液層を密閉室の内圧を所定圧まで下げることにより一部、または全部蒸発させ、蒸発させた後、密閉室の内圧を所定圧まで上げることにより再度除染用ガスを凝縮させて凝縮液層を再形成する自動制御内容を備えたことを特徴とする除染装置である(請求項9)。
このように、内圧調節手段が、溶質濃度が低下していく凝縮液層を密閉室の内圧を下げて蒸発させるようにすると、凝縮液層の溶質濃度低下を阻止することができる。これと共に、その後再び、内圧を上げて凝縮液層を形成するようにすることにより、除染効果の高い高濃度の凝縮液層を再度形成することが可能となる。
さらに、かかる構成にあって、内圧調節手段が、凝縮液層を蒸発させた後、凝縮液層を再形成する制御内容を、複数回実行する自動制御内容を備えた構成が提案される(請求項10)。
かかる構成とすることにより、溶質濃度が高い凝縮液層が複数回形成されることとなり、除染効果の高い凝縮液層を密閉室の内壁等に時間的に長く保持できる除染装置とすることができる。
また、本発明は、除染対象となる密閉室と、水より沸点の高い除染用ガスが溶解した水溶液を蒸発させて除染用ガスを発生させ、該除染用ガスを密閉室内に投入するガス発生装置を備え、ガス発生装置が密閉室に除染用ガスを投入して飽和させることにより、除染用ガスを当該密閉室内で凝縮させて、密閉室の内壁、または密閉室内にある除染対象物の表面に凝縮液層を薄膜状に形成する除染装置において、密閉室で飽和しない不飽和ガスを密閉室内に供給することにより、一旦形成された凝縮液層を一部、または全部蒸発させる不飽和ガス供給手段を備えたことを特徴とする除染装置である(請求項11)。
かかる構成とすることにより、密閉室の温度や内圧を変化させることなく凝縮液層を蒸発・再形成することができる。
なお、これまでに述べた、本発明にかかる除染装置に用いる除染用ガスとしては、過酸化水素ガスが好適である(請求項12)。好適である理由は上述の通りである。
本発明は、一旦形成された凝縮液層を一部、または全部蒸発させる蒸発工程と、蒸発工程の後、再度除染用ガスを凝縮させて凝縮液層を再形成する再凝縮工程とを備えた除染方法としたため(請求項1)、凝縮液層の溶質濃度が著しく低下することを防止できる効果を奏すると共に、除染効果の高い高濃度の凝縮液層を形成し得る優れた利点もある。これにより、除染時間を短縮できる効果がある。
また、蒸発工程が、密閉室の室温を上げることにより凝縮液層を蒸発させるものであると共に、再凝縮工程が、密閉室の室温を下げることにより除染用ガスを凝縮させて、凝縮液層を再形成するものである構成とした場合には(請求項2)、室内を温度調節し得る既存設備を利用でき、コストを抑えることができる効果がある。
また、蒸発工程が、密閉室の内圧を下げることにより凝縮液層を蒸発させるものであると共に、再凝縮工程が、密閉室の内圧を上げることにより除染用ガスを凝縮させて、凝縮液層を再形成するものである構成とした場合は(請求項3)、室内の内圧を調節し得る既存設備を利用でき、コストを抑えることができる効果がある。
また、蒸発工程が、密閉室で飽和しない不飽和ガスを密閉室内に供給することにより凝縮液層を蒸発させるものであると共に、再凝縮工程が、不飽和ガスの供給を停止し、かつ除染用ガスを再投入して除染用ガスを凝縮させて、凝縮液層を再形成するものである構成とした場合は(請求項4)、密閉室の温度や内圧を変化させることなく凝縮液層を蒸発・再形成することができるため、除染時間が長くなることを防止することができる。
なお、除染用ガスとして、過酸化水素ガスを用いた場合は(請求項5)、強力な除染が実現できると共に、安価に入手することが可能となる。また、環境に対して影響が少ない利点もある。
また、再凝縮工程を、複数回実行する構成とした場合は(請求項6)、溶質濃度が高く、除染効果の高い凝縮液層を複数回形成することができ、高濃度の凝縮液層が密閉室の内壁等に長時間保持されるから、時間経過と共に除染効果が低下しない優れた効果がある。また、除染時間を大幅に短縮し得る効果がある。
また、本発明は、温度調節手段が、一旦形成された凝縮液層を室温を上げることにより蒸発させ、蒸発させた後、室温を下げることにより凝縮液層を再形成する自動制御内容を備えた構成としたため(請求項7)、凝縮液層の溶質濃度の低下を阻止することができると共に、除染効果の高い高濃度の凝縮液層を再度形成し得る利点がある。また、かかる制御内容を自動制御する構成としたため、密閉室等の除染管理が簡便なものとなる。
さらに、温度調節手段が、凝縮液層を蒸発させた後、凝縮液層を再形成する制御内容を、複数回実行する自動制御内容を備えた構成とした場合は(請求項8)、溶質濃度が高く、除染効果の高い凝縮液層が複数回形成することが可能となり、高濃度の凝縮液層が長時間保持されるから、時間経過と共に除染効果が低下しない効果がある。
また、本発明は、内圧調節手段が、一旦形成された凝縮液層を室温を上げることにより蒸発させ、蒸発させた後、室温を下げることにより凝縮液層を再形成する自動制御内容を備えた構成としたため(請求項9)、凝縮液層の溶質濃度の低下を阻止することができると共に、除染効果の高い高濃度の凝縮液層を再度形成し得る利点がある。また、かかる制御内容を自動制御する構成としたため、密閉室等の除染管理が簡便なものとなる。
さらに、内圧調節手段が、凝縮液層を蒸発させた後、凝縮液層を再形成する制御内容を、複数回実行する自動制御内容を備えた構成とした場合は(請求項10)、溶質濃度が高く、除染効果の高い凝縮液層が複数回形成することが可能となり、高濃度の凝縮液層が長時間保持されるから、時間経過と共に除染効果が低下しない効果がある。
また、本発明は、密閉室で飽和しない不飽和ガスを密閉室内に供給することにより、一旦形成された凝縮液層を一部、または全部蒸発させる不飽和ガス供給手段を備えた構成としたため(請求項11)、密閉室の温度や内圧を変化させることなく凝縮液層を蒸発・再形成することができるため、除染時間が長くなることを防止することができる。
なお、これまでに述べた、本発明にかかる除染装置に用いる除染用ガスとして、過酸化水素ガスを用いた場合は(請求項12)、強力な除染が実現できると共に、安価に入手できる利点がある。また、環境に対して影響が少ない利点もある。
以下に、チャンバー2、及びチャンバー2内にある除染対象物3を除染する除染装置1について、添付図面に従って説明する。なお、本実施形態例にあっては、除染用ガスとして過酸化水素ガスを用いている。
図1に示されるように、本発明にかかる除染装置1は、密閉空間を形成するチャンバー2と、過酸化水素ガスを発生させるガス発生装置4とを備えている。そして、ガス発生装置4から過酸化水素ガスがチャンバー2に投入される。
また、チャンバー2内には、チャンバー2内の室温を検知する温度センサー9と、チャンバー2内の室温を調節する温度調節装置10とが備えられている。さらに、チャンバー2の内壁、または除染対象物3の表面に形成された後述の凝縮液層の有無を検知する凝縮センサー11も備えられている。かかる凝縮センサー11には、公知のものが用いられる。なお、温度センサー9、温度調節装置10、及び凝縮センサー11は、中央制御装置CPUに電気的に接続されている。
これに対し、ガス発生装置4は、蒸発装置5、液体タンク6、及び送風機7を具備しており、この液体タンク6には、過酸化水素ガスが溶解した過酸化水素水が入っている。そして、この過酸化水素水が、重力下で、蒸発装置5の加熱面(図示省略)に滴下されて過酸化水素水が蒸発され、過酸化水素ガスが発生する。そして、この過酸化水素ガスが送風機7によりチャンバー2内に送り込まれる。なお、この蒸発装置5は、フラッシュ蒸発(いわゆる急速蒸発法)によりガスを発生させる構成である。
また、チャンバー2とガス発生装置4とを連通する回路Xには、循環用送風機8が配設され、これにより過酸化水素ガスが回路Xを常時循環している。
なお、温度センサー9、温度調節装置10、後述の制御内容を具備する前記中央制御装置CPUにより、本発明にかかる温度調節手段が構成される。また、チャンバー2により、本発明にかかる密閉室が構成される。
次に、かかる除染装置1を用いた除染方法について説明する。
まず、上述のように、ガス発生装置4により過酸化水素ガスを発生させ、過酸化水素ガスをチャンバー2内に投入する。そして、過酸化水素ガスをチャンバー2内で飽和状態として凝縮させて、チャンバー2の内壁、または除染対象物3の表面に凝縮液層を薄膜状に形成する。ここで、過酸化水素ガスを凝縮させるには、温度調節装置10により室温を下げて飽和状態とする。このような方法により、チャンバー2、または除染対象物3が除染される。
次に、本発明の要部について説明する。
本発明にかかる除染方法は、さらに、一旦形成された凝縮液層を一部蒸発させる蒸発工程を実行することを特徴としている。すなわち、凝縮センサー11が、凝縮液層の存在を検知し、中央制御装置CPUがこの検知信号を受信すると、所定時間経過後、温度調節装置10に室温を上昇させる信号を送信する。そして、温度調節装置10は、かかる信号に基づいて、室温を所定温度まで上げて、一旦形成された凝縮液層を一部蒸発させる。このとき、過酸化水素の沸点は150℃であって、水の沸点よりも高いため、凝縮液層の水が先に気化する。したがって、過酸化水素濃度が高い凝縮液層がチャンバー2の内壁等に残留することとなる。
さらに本発明は、この蒸発工程の後、再度過酸化水素ガスを凝縮させて、凝縮液層を再形成する再凝縮工程を実行することを特徴としている。すなわち、温度調節装置10が所定温度まで上げて蒸発工程を実行した後、中央制御装置CPUは、所定時間経過後、温度調節装置10に室温を下げる信号を送信する。そして、温度調節装置10は、かかる信号に基づいて、室温を所定温度まで下げて、凝縮液層を再形成する。これにより、高い過酸化水素濃度の凝縮液層が再形成されることとなる。なお、この再凝縮工程を複数回実行することにより、高濃度の凝縮液層が全体として長時間保持されることとなるため、除染効果が著しく向上する。また、温度調節装置10、中央制御装置CPU等により上述した温度調節を自動制御する構成とすることにより、チャンバー2や除染対象物3の除染管理が簡便なものとなる。
そして、蒸発工程と、蒸発工程の後実行する再凝縮工程とを、除染効果の高い所定時間サイクルで繰返し実行する。
なお、再凝縮工程にあって、凝縮センサー11が凝縮液層の層厚を検知し得る構成である場合は、凝縮センサー11が蒸発工程に基づいて凝縮液層の一部が蒸発したことを検知した場合に、中央制御装置CPUが、所定時間経過後、温度調節装置10に室温を下げる信号を送信し、再凝縮工程を実行する構成としても良い。
次に、他の実施形態例を説明する。
本発明にかかる、蒸発工程、及び再凝縮工程を実行する手段としては、チャンバー2の内圧を調節する構成により実現しても良い。具体的な構成としては、図2に示されるように、チャンバー2に、チャンバー2の内圧を検知できる内圧センサー12と、内圧調節装置13と、凝縮センサー11とが備えられている。
かかる構成にあっては、過酸化水素ガスをチャンバー2内に投入し、チャンバー2内が飽和したことを、チャンバー2の湿度、又は湿度変化等により確認した後、内圧を上げて(+10〜1000Pa)過酸化水素ガスを凝縮させる。その後、中央制御装置CPUが内圧調節装置13に内圧を所定圧まで下げる内容の信号を送信する。そして、かかる信号を受信した内圧調節装置13が、圧を開放して内圧を所定圧まで下げることにより一旦形成された凝縮液層を一部蒸発させる。これにより、凝縮液層の濃度低下を阻止することができる。一方、凝縮液層を一部蒸発させた後、内圧を所定圧まで上げて凝縮液層を再形成する。これにより、高濃度の凝縮液層をチャンバー2の内壁や、除染対象物3の表面により長い時間保持することが可能となる。ここで、内圧センサー12、内圧調節装置13、中央制御装置CPUにより、本発明にかかる内圧制御手段が構成される。なお、内圧調節手段が、凝縮液層を蒸発させた後、凝縮液層を再形成する制御内容を、複数回実行する自動制御内容を備えた構成としても良い。
また、蒸発工程、及び再凝縮工程を実行する手段としては、チャンバー2内で飽和しない不飽和ガスをチャンバー2内に供給する不飽和ガス供給装置を備えた構成としても良い。かかる構成にあって、凝縮液層が一旦形成されると、次に、不飽和ガスをチャンバー2内に供給する。すると、凝縮液層が一部、または全部蒸発する。これにより蒸発工程が実行されることとなる。一方、蒸発工程実行後、不飽和ガスの供給を停止し、過酸化水素ガスを再投入する。そして、過酸化水素ガスがチャンバー2内で飽和状態となると、過酸化水素ガスが凝縮を開始し、凝縮液層が再形成される。これにより再凝縮工程が実行されることとなる。
かかる構成は、過酸化水素ガスを蒸発・再形成するために、チャンバー2内の温度や内圧を変更する必要がないため、蒸発工程と再凝縮工程を繰り返すサイクルを迅速に実行することが可能となる。なお、不飽和ガス供給装置により、本発明にかかる不飽和ガス供給手段が構成される。
なお、これまでに述べた除染方法にあっては、除染が終了した場合、チャンバー2内から過酸化水素ガスを抜き取ることとなる。ここで、本実施形態例は、加圧による凝縮方式であるため、公知の減圧方式に比べ、無菌性の維持に絶対的に有為である。また、上記除染装置1は、上記した構成以外にも、様々な構成が付加されていても良い。
また、これまでに述べた構成は、凝縮液層の有無を凝縮センサー11により検知する構成であるが、凝縮液層の有無をチャンバー2に配設された湿度センサーにより検知する構成とすることもできる。
また、本発明にあっては、蒸発工程で、凝縮液層を全部蒸発させる構成としても良い。かかる構成とすることにより、凝縮液層の濃度低下を完全に阻止することが可能となる。
また、除染用ガスとしては、ホルムアルデヒド、エチレンオキサイド、過酢酸水溶液、オゾン水等の除染剤をガス化したものが例示される。
除染装置1の概略図である。 内圧調節装置13を備えた除染装置1の概略図である。
符号の説明
1 除染装置
2 チャンバー
3 除染対象物
4 ガス発生装置
9 温度センサー
10 温度調節装置
12 内圧センサー
13 内圧調節装置

Claims (12)

  1. 水より沸点の高い除染用ガスが溶解した水溶液を蒸発させて除染用ガスを発生させ、該除染用ガスを密閉室内に投入し、投入した除染用ガスを当該密閉室内で凝縮させて、密閉室の内壁、または密閉室内にある除染対象物の表面に凝縮液層を薄膜状に形成することにより、密閉室または除染対象物を除染する除染方法において、
    一旦形成された凝縮液層を一部、または全部蒸発させる蒸発工程と、
    蒸発工程の後、再度除染用ガスを凝縮させて凝縮液層を再形成する再凝縮工程とを備えたことを特徴とする除染方法。
  2. 蒸発工程が、密閉室の室温を上げることにより凝縮液層を蒸発させるものであると共に、再凝縮工程が、密閉室の室温を下げることにより除染用ガスを凝縮させて、凝縮液層を再形成するものであることを特徴とする請求項1記載の除染方法。
  3. 蒸発工程が、密閉室の内圧を下げることにより凝縮液層を蒸発させるものであると共に、再凝縮工程が、密閉室の内圧を上げることにより除染用ガスを凝縮させて、凝縮液層を再形成するものであることを特徴とする請求項1記載の除染方法。
  4. 蒸発工程が、密閉室で飽和しない不飽和ガスを密閉室内に供給することにより凝縮液層を蒸発させるものであると共に、再凝縮工程が、不飽和ガスの供給を停止し、かつ除染用ガスを再投入して除染用ガスを凝縮させて、凝縮液層を再形成するものであることを特徴とする請求項1記載の除染方法。
  5. 除染用ガスが、過酸化水素ガスであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の除染方法。
  6. 再凝縮工程を、複数回実行することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の除染方法。
  7. 除染対象となる密閉室と、
    水より沸点の高い除染用ガスが溶解した水溶液を蒸発させて除染用ガスを発生させ、該除染用ガスを密閉室内に投入するガス発生装置と、
    密閉室に投入された除染用ガスを室温を下げることにより飽和させ、除染用ガスを当該密閉室内で凝縮させて、密閉室の内壁、または密閉室内にある除染対象物の表面に凝縮液層を薄膜状に形成する温度調節手段とを備えた除染装置において、
    温度調節手段が、一旦形成された凝縮液層を密閉室の室温を所定温度まで上げることにより一部、または全部蒸発させ、蒸発させた後、密閉室の室温を所定温度まで下げることにより再度除染用ガスを凝縮させて凝縮液層を再形成する自動制御内容を備えたことを特徴とする除染装置。
  8. 温度調節手段が、凝縮液層を蒸発させた後、凝縮液層を再形成する制御内容を、複数回実行する自動制御内容を備えたことを特徴とする請求項7記載の除染装置。
  9. 除染対象となる密閉室と、
    水より沸点の高い除染用ガスが溶解した水溶液を蒸発させて除染用ガスを発生させ、該除染用ガスを密閉室内に投入するガス発生装置と、
    密閉室に投入された除染用ガスを密閉室の内圧を上げることにより飽和させ、除染用ガスを当該密閉室内で凝縮させて、密閉室の内壁、または密閉室内にある除染対象物の表面に凝縮液層を薄膜状に形成する内圧調節手段とを備えた除染装置において、
    内圧調節手段が、一旦形成された凝縮液層を密閉室の内圧を所定圧まで下げることにより一部、または全部蒸発させ、蒸発させた後、密閉室の内圧を所定圧まで上げることにより再度除染用ガスを凝縮させて凝縮液層を再形成する自動制御内容を備えたことを特徴とする除染装置。
  10. 内圧調節手段が、凝縮液層を蒸発させた後、凝縮液層を再形成する制御内容を、複数回実行する自動制御内容を備えたことを特徴とする請求項9記載の除染装置。
  11. 除染対象となる密閉室と、
    水より沸点の高い除染用ガスが溶解した水溶液を蒸発させて除染用ガスを発生させ、該除染用ガスを密閉室内に投入するガス発生装置を備え、
    ガス発生装置が密閉室に除染用ガスを投入して飽和させることにより、除染用ガスを当該密閉室内で凝縮させて、密閉室の内壁、または密閉室内にある除染対象物の表面に凝縮液層を薄膜状に形成する除染装置において、
    密閉室で飽和しない不飽和ガスを密閉室内に供給することにより、一旦形成された凝縮液層を一部、または全部蒸発させる不飽和ガス供給手段を備えたことを特徴とする除染装置。
  12. 除染用ガスが、過酸化水素ガスであることを特徴とする請求項7乃至請求項11のいずれかに記載の除染装置。
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